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女戦士大地に立つ・6.0

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「しかし、人間に有用でない生き物や、はたまた害獣であるからとして、みだりに絶滅させてしまうと良くない事も起きるのです」

雅美さんの話は続きます。

「これは海洋国家でもあるポルトガルを率いるジョアン陛下であればよく存知だと思うのですが、ポルトガルの地から地中海を通り運河を抜けて海の向こうに淫土いんど…天竺を望むか、さもなくば暗黒大陸の遥か南、希望峰を回りまして同じく天竺…または南洋王国の方角を目指しますと、竪琴真紀子びるまきこ国ですとか蛇寺虎魔王はりまお国や海獅子嘔吐まーらいおん国、編笠民兵べとこん国の沿岸を経て、中原龍皇国に達しますね」

毎度毎度ですが、国の名前が色々とひどい件については敢えて触れずにおきましょう。

「そうですな…我が国もスペイン傘下ではございますが、中原龍皇国や比丘尼国への貿易船を出しておりますな」

「で、この私が元々いた世界での中国で起きた事なのですが、文明文化の発展が進んだ後に革命が起こり、皇帝や時の政府を排斥しようとする勢力が現れました。この勢力は最終的に中原龍皇国を支配し、人民の人民による人民のための…全員が平等である社会を目指した政治体制…共産主義と称する政治制度に支配される国を建国して、その精神的指導者が実質的な王の位についたのですが」

「何やら、上手く行きそうで行かぬおそれを感じさせる話ですが、その指導者はそちら様のように、余や世俗の者からしてみれば全知全能の如き人物であるのですかな」

ええ、ジョアン4世陛下、人をみだりに疑うのも良くないという育ちの良さから申されないだけで、その頭部の肌色面積が大きめの人物を見て「こいつがそういう器か」をものすごく心の底から疑っておいでです。

「それを今からご説明致しましょう。その指導者は国民生活を改善するためには国民自らが自分たちの暮らしを改善することが肝要であると考えておりました。そして、四害駆除運動なる国民全参加の行事を思いつきます。そこで指定された四種類の、人に害をもたらすとされた動物を皆が一丸となって駆除すべきであると国民を鼓舞したのです」

「して、その動物とは」

ジョアン4世陛下の質問に対して、雅美さんはその対象となる生き物の画像を出していきます。

「ネズミ・シラミ・ハエ・スズメです。まずネズミは…貴国でも害が出てかと存じますが、下水や物陰、ひいては建物の中に潜んで食物を食い荒らします。そして疫病を撒き散らす性質があるので、スペイン経由で貴国にも上下水道経路の整備や住宅改良にゴミの処理手段などを改めて提案させて頂きましょう。そして同じく、シラミやハエも人体や食物…特にハエは人の排泄物や汚物も餌とする性質があり、それら汚物に止まった身体で清潔な食物や食器類にも着地しますので、疫病を媒介します」

「なるほど…しかし、スズメというのですか、この小さく可愛らしい鳥は確かに麦も食うておったかと思いまするが、他の三匹に比べれば人には何ほどの害を与える気、致さぬのですが」

「ええ、その鳥は確かに、中原龍皇国でも麦や米を食べるとされていました。しかし、この鳥は雑食性で、草の種だけでなく虫も食べていたのです。その鳥を絶滅する寸前まで駆除した報いは、すぐにその中国なる国を襲ったのです」

「よもやまさか、虫を食らう鳥を狩り尽くすとすれば」

「はい。麦なら麦に悪さをする虫は、天敵の雀が田畑から消え失せたがために大繁殖したのです。特に中原龍皇国には古来から、大きな群れをなして砂漠すら飛び越えるバッタ…このような虫が西から襲って大被害をもたらす事が珍しくありませんでした。こうした虫を食べる鳥を追い払ったツケは大飢饉を引き起こし、1500万人から…統計情報によっては4000万人を餓死させたとも言われています」

で、雅美さんが表示させた動画…群れをなして空を覆い、草地や林や、そして広大な畑を襲ってみるみるうちに葉や花や実を食い尽くしてゆくサバクトビバッタの害を示す動画に、皆が恐怖します。

ですが、真の恐怖はこれからよとばかりに続けて表示される、痩せ衰え泣き叫ぶ子供たちや、子供を抱える痩せこけたお母さんなどの悲惨な映像に加えて、死んだ人の数を示すアニメーションがもたらす更なる恐怖には、もはや全員が戦慄して黙り込むしかありませんでした。

(あんな虫が群れをなして襲ってきたら…)

(叩き落とそうが、たいまつの火で焼こうが多勢に無勢…)

(なんて恐ろしい事をしたんだ…自分たちが食べる以上の鳥を無理に殺すから罰が当たったんだ…)

(食べるだけ以上の恵みを取っちゃいかんというのは本当だったのか…)

(まぁ、私たちがいればあのような虫の群れが攻めて来ても大丈夫なんですけどね)

(バラージドレイン一発で群れ全滅。ついでに群生化して有毒状態になってるバッタでも、死骸を集めて燐化装置に叩き込めば、はい高純度肥料いっちょあがりってね)

そうなんですよねぇ、あたしたち痴女種なら、バッタやイナゴの群れ何するものぞなのです。

そして食べられるイナゴならば、比丘尼国の信州林檎未成年交遊禁止国に送って食材に加工して頂くもよし、現地で焼いて食べてしまうもよしで。しかもドレインで処理すれば、イナゴのお腹の中の寄生虫までもが死んでしまいますので…。

ですが、昆虫食の話題はまだしも、普通の人々にはあんな虫は軍隊のような行動を見せるアリよりも更に危険極まりない厄介ものでしょう。

ましてや、曲がりなりにも一つの国を率いており、数字の見方や想像力についても人並み外れているであろうジョアン4世陛下であれば、なおさらにその虫の害の恐ろしさは身をもって理解できたご様子。

「は…はぁ?四千万でございますと?」

この数字には、さしものジョアン4世陛下も大いに驚かれていますが、無理もないでしょう。

「その指導者とやらは暗君にも程がございまするかと…あと、四千万という数字、余にも見当がつきかねますが、この者たちにも“どれくらいの数の人が死んだか”想像がつくようにして頂けますと恐ろしさが分かりましょうぞ」と、後ろの原住民の皆様を振り向いて申されます。

なるほど…文明の程度によっては「数を数える方法を知らないか、知っていても桁の大きい数字を扱ったり計算ができない」のをジョアン4世陛下はご存知なのですね…。

「そうですね、この時代の欧州を比較対象にするのがジョアン4世陛下にはお分かりになりやすいかと存じますが、こちらの皆さんのためにも、この南米大陸を例にしてお教えしましょうか。現在、この南米大陸には北から南まで全て含めますと1千万の人が住むのが推計されています」

と、今度は南米の地図を出してくる雅美さん。

「で、私たちも今、ここにおりますが」と、マナウスの場所にビームポインタを当てられます。

「つまり、その鳥、米や麦を食べるからと言って狩り尽くした結果、田畑では食べ物が取れなくなって、この南米大陸4つ分の人が死に絶え、消え失せたのです。女戦士の皆様でも、これならばお分かりでしょうか。この広大な陸から人が食べるものがなくなり、人は全て飢えて死ぬことを想像してください。陸の獣で人が食べられるものはいなくなっただけではありません。川は川で食べられる魚が住まず、森の実や芋を探しても見当たらないことになったも同じなのです」

この雅美さんの説明で、改めて皆は事の重大さを認識し直しています。

取り尽くせば今度は、人が飢えて死ぬという事実に。

(あのあれーぜ様が申しておられた通りだ…無益に生き物を殺せば罰があるのだ…)

(聖なる戦士様のおいいつけは守っておいてよかった…)

どうも、おばさまが以前お越しになられた際に、人としての基本的な常識めいたものを教え授けておられたようですね。

原住民の皆様の意識がそれなりに高いのは、あたしたちが教えを説くにも都合のよい話です。

そして、直接に食べられる生き物でなくとも、結果的に人が食べるものを残すのに役立っている場合があるというお話をしているのですから、この場合は意識の高さやモラルが存在する方が、雅美さんのお話をよく理解してもらえるでしょう。

「しかし、その指導者とやら、そこまでの失態をしでかしておってはさぞや民に憎まれたのでしょうな。さしずめ広場で首を刎ねられるか火炙り程度の刑で済めば御の字なのでは」

で、今度こそ驚愕の話が出ます。

「とりあえず、最終的にはその中原龍皇国の隣の…北方帝国おそろしあも私たちの側の歴史では学生と国民によって帝政が打倒されて人民の国とやらに変わったのですが、その赤い国旗が象徴で人民はつちかまを振るって農業に邁進しろとか言ってる国から雀を大量に輸入して、虫の害をこれ以上進行させないようにするしかありませんでした」

これも馬鹿らしい話ではあるでしょう。わざわざ駆除したはずのスズメを、よそから輸入したのですから。

(しかも当時の中華人民共和国はまだ、ソ連とものっすごく仲が悪くなった時期じゃなかったのが不幸中の幸いだったからねぇ…あの国、言っちゃなんだけどインドでしょ、ベトナムでしょ、それに日本もそうだけど、基本的に国境が隣接してる国とは戦争するかそれに近いくらいに揉めるか侵略して属国にしてるかの選択肢しかないくらいに喧嘩を売る傾向あるのよね)

まぁ、まだ仲がそんなに悪くなかったからこそ、スズメを売ってもらえたのでしょう。

その数、なんと25万羽…ただ、広い中国ですから、このスズメたちを更に繁殖させないと行き渡りませんから、殺してしまったスズメたちの数と生息域が元に戻るまでには、それこそ何年も何年もかかったのです。

で、数百万羽とも数千万羽とも言われる、殺されたスズメたち…何せ中国はその時、共産党が支配していましたので、人民は殺したスズメを成果として示せと党に指示されていて、死骸を並べてこれだけ殺しましたと自慢し合うようなことまでやっておりましたので、ある程度は犠牲になったスズメの数も推定できたようなのですよ。

そして、こんな馬鹿げた話で殺されたスズメの冥福を祈らずにはいられません。

ですが、そんな素人考えで当時でも億を超えていた中国の人民を無益なスズメ狩りに駆り立てた肌色面積の多いおじさんですけど、殺されたスズメたちの祟りにでもあったのでしょうか。

「ただ…その、肌色が多い顔のこのおじさんは、狡猾な邪智に満ちていまして、自分の配下の権力者同士を争わせたり疑心暗鬼に陥らせた挙句、悪いのはこいつらだと罪をでっち上げた部下に責任を押し付けて処刑したのです。更には、その幹部…一種の貴族たちに従う者をことごとく処刑して、自分の罪と責任を追求しようとする者を逆に粛清してしまったのです」

「は…はぁ? そのような事が…」

「陛下。仮にも王君や主君たる方々にこの話をお教えしますと、まず確実に今の陛下のような反応が返るのを私たちは何度も経験しております。人民はすべからく平等であり、王や貴族の圧政を打倒して楽な暮らしをしようという運動が後々にはこの世界でも起きるかも知れません。しかし、それを起こされた場合の悲劇もまた、私たちのよく知るところなのです」

あんたら、こんな頭のおかしい独裁者に居座られたいか。こんな奴に支配されたくないんだったら、絶対に口のうまい奴を簡単に信用しちゃダメよ、もしそれができないなら本当にあんたたちのためになる事をしてくれる人を選ぶだけの知恵はつけないとダメなのよ…雅美さんは心話を併用して、説いて聞かせています。

そして、アルトさんもアレーゼおばさまも、それを止めはしません。

ましてや、王君としての教育を受けているジョアン陛下も…仮に雅美さんが間違った事を教えてしまえば、この方は例え相手があたしやアレーゼおばさまでも一言物申す性格でしょう。

そのジョアン陛下のお考えは。

「なるほど…ああも聖母教会をあちこちに建て、子供らに読み書きを習わせている理由、今察する事が出来ました。この頭の禿げた男、その詭弁で農民…例えば、この後ろで控えております者どものような、純真な農夫たちに妙な知恵を吹き込んで騙し、自らの味方にしたとお見受け致しますが。まぁ、重税を止めさせるだの、あるいは王室や貴族はかくのごとく無駄遣いをしているのを許せるかなどなど」

眼光鋭く、雅美さんに問いかける陛下。

「お察しの通りです。共産主義や社会主義という政治経済まつりごとについての学問、理想は素晴らしいのですが、その理想を広めた学生たちは、自分たちが王や皇帝に成り代わって権力と国を掌握するためにその学問を悪用したのです」

「それが、イスパニアからも言われておりまするが…書物購入の補助費を頂戴したり、リスボンの大学に教師を招く費用を補助する事ども、学問を学生どもや従来の賢者だけのものにしない試みであるとも思えまする。聖母教会が村の子に読み書き算術を教えるのを正直、農夫を賢くしてどうするのかと思っておりましたが…阿呆ほど騙されやすいと思えば納得が行きまする…後ろの方々もよく聞かれよ」

で、聴衆というべきなのでしょうか。

臨時に設けた集会の場所とでもいうべき広場に集まった、原住民の男女の皆様を向かれて申されるジョアン4世陛下。

そのお身体は女のそれなれど、相応に威厳を湛えた表情で、皆がその口から出る次の言葉を待ちます。

咎める者は…おりません。

「貴君ら、よく聞いて欲しい。そなたらは森を焼いて芋を植えたりしておると聞いたが、それを続ければ普通は森はどんどんと無くなってゆくのだ。そして平地になってから再び森となるまで、人の一生に倍する時を要するのが元来の世の習いなのである。お分かりか…魚を獲り芋を採り、あるいは粒のごとき実をつける椰子の恵みだけに頼っていては、いずれ森は枯れ果てて不毛の大地と川のみが残りもしよう」

実際には、そうなるまでには数百年を要すると思いますが、実のところはこのジョアン4世陛下の発言、突っ込みどころだらけではあるのですよ。

ただ…連邦世界でのアマゾンは、ボルネオ島同様に紙資源などで必要とされる木材を乱伐したり、あるいは農地や工場用地などなどを確保するために切り開いた結果として、それなりに環境破壊の猛威にさらされています。

ですから、奇遇にも…具体的に荒れ果てるまでの道のりをちゃんと想像なさっているわけではないのですけど、陛下は「人がこの森を切り開くだけの技術や手段を手にした際に、歯止めを効かせる何かがないと絶対にこうなる」とある程度は予見なさっているのです。

(この時代の人にしちゃ、よく先を考えてる部類よね…)

(これならばインディオの皆様とうまく協調してくださりそうな予感…)

(なにやら、をかまになって逆にせんそうよりも和平を考えるようになったきもしますね、おうさま…)

(後は、原住民たちが欧州の白人と接触しても伝染病を移されないかくらいか)

で、痴女皇国世界では、密林にはびこり伝染病を伝える蚊に対する対策が取られています。

いえ、どなたかが取ってくれていたと言うべきでしょうか。

はっきり言えば、この原住民の皆様、アレーゼおばさまが南米を初めて訪ねた時にはすでに、ある程度の免疫性を持っていたようなのです。

(私もマラリアや赤痢などの存在は知っていたのでな…真っ先に感染について調べたが…恐らくは淫化人が鍵だろう。雅美さん、あなたたちが言うワクチンや治療薬そのものを淫化が持っているかは不明だが、少なくともスペインと淫化が接触した時点で、連邦世界同様の伝染病の爆発的蔓延は発生していない。これは断言できるな)

(アレーゼ様も、やはり淫化が南米のキー国家とお考えですか…)

(うむ。私も前回の訪問時には全てを見せて貰ってはいないしな…正直、パタゴニアの麦畑や牧場を切り開く方が優先すべき課題だったんだ)

あー、これ、うちの叔父…つまり聖母教会の設立と普及に関わる話でもあるんですよね…。

聖母教会は当初、救貧院としてスタートを切っています。

で、炊き出しに必要な麦やら陸稲やらお肉に乳製品といったものの生産場所をアルゼンチンチンに求めたのです。

痴女皇国でも真っ先に開拓に着手し、罪人を送り込んでいたのですよね…。

(だってバーデン=バーデン迎撃作戦や強姦作戦の時に既に、穀物や畜肉の輸出体制が整ってたわけだしねぇ…)

(逆に言うと、あの作戦他のためにも急ピッチで開墾開拓を推し進める必要、あったんですよねぇ…)

これはまぁ、裏話ということで。

--------------

「では、族長様…というべきでしょうか、女戦士の頭の方は私たちに同行して、その赤土高原とやらを視察なさるということで」

そう、ポルトガル向けに簡易保険で使えるお宿を建設するため…かんぽの平野を見る必要が。

…いたたたたたた!

「ベラちゃん。あたしらはアークロイヤルで痴女宮に送ってもらうけど、本当はあんたも連れて帰りたいのよ? 一応はティアラちゃんは修行のために南米を回るんだし、いい加減ティアラちゃん離れしてあげなさいよ…まぁ、ポルトガルの国難問題があるから、尻出国の間は同行してあげていいと思うけどさ…」

ええ、黒洗濯ばさみであたしのお尻をつねった雅美さんが、後ろに。

(田中局長、私の心の代弁をありがとうございます。ただ…出来れば陛下のちんぽをそれで挟んでおいて頂きたかったのですが)

なんてことを言うのティアラちゃん。

このちんぽ、痴女皇国の全女官の精気授受を管理するための装備と言ってもいい物件なのですよっ。

(その割にはあっちこっちで私利私欲と性欲のために使用しまくっている気がしますがぁっ)

さて、それはそれとして、アークロイヤルをいつまでもあたしたちの為に拘束しておくわけにも行きません。

ですが、このマナウスからかんぽの高原平野まででも1,700キロから2,000キロの距離がありますので、せめてその間だけでも移動のアシ兼基地をティアラちゃん一行に提供してあげたいのも事実です。

おばさまとサト○マツカゼだけであれば3時間以内には着いてしまうそうですけど、さすがに地上で音速に近いスピードをティアラちゃんたちに出させるわけにはいきません。

ましてや、エンリケ君たちやジョアン4世陛下と女戦士の族長に当たる人、ただの人間または人間同然です。

これが痴女種だけならば、なんとかなるのですが…。

どないしたもんか。

(しゃあないわねっ。ベラちゃん、そこスケアクロウ、降りられるわよね…アークロイヤルの艦載輸送機が着陸できてるんだし、いざとなればアマゾン川に着水して砂浜に乗り上げたらいいわよね! しほ子はベラちゃんたちがいる上空の座標算出。アンジェはしほ子から座標もらってスティックスドライブ先入力。…ベラちゃん、5分だけ待っときなさい!)
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