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夏の仮装肝試し祭り!・3
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しかし聖院側の歴史の調査と言っても、聖院側も痴女皇国開闢となる年代までの歴史、痴女皇国と基本的には同じはずです。
それに、幽霊話には実のところ腑に落ちない件、あたしの中ではあるんですよ。
で、初代様にお聞きしましたが…初代様がしばいたのを最後として、歴代金衣が痴女島でお化けを退治していたという話はないそうです。
即ち、聖院統治の間の聖院島=痴女島では、幽霊として化けて出るほど現世に未練ありありでお亡くなりになった方はいらっしゃらない。
これは聖院による間接統治がそれなりに成功していたと見るべきでしょう。
(わたくしどもが介入しなければ、複数の村や部族が縄張りを巡り争うだけではありません。むやみに森を拓き獣と争い、むだに血を流すれきしがきざまれたのはまちがいありませんわ)
あ、初代様は連邦世界のポソ宗教紛争の顛末、ご存じですよ…。
とりあえず今、目の前で繰り広げられているお楽しみはお楽しみとして、考える事は多いのですけどね。
(またマリアヴェッラらしくもない。二人を犯すべきではないのですか?)
しょだいさまー。
ですからあたしが白金衣を着ている理由をお察し下さいよ…あたしがついつい迂闊な昇格や性癖洗脳をしてしまうのを防ぐために着用しているのであって、もともとの白金衣の用途からすると普段着にパーティードレスを常用しているようなものなんですよ?
姉が通常制服と変わらない精気消費を実現したエコタイプを作ってくれたからいいようなものの…。
特にアンヌマリーちゃん、聖女資格者として欧州における重要人物となる事を期待されていますし、この子の育成には慎重を要するとあたしも強く認識しています。
(お気遣いありがとうございます。ただ、個人的にはやはり陛下のちんぽを頂きたいのですが)
まさかあなた、そのために意図的に懲罰行為を…。
アンヌマリーちゃん、ちょっと首の十字架見せてっ。
「赤点滅ですね…これは贖罪の必要があるという事でしょうか…」
「です。あたしがゼアラニーネさんに合わせてパワーダウンをかけたつもりでしたが…瞳さんによろしくない事をした場合、懲罰になるようですね…ゼアラニーネさんの十字架は光っていませんから懲罰対象ではないと判断されたようですけど」
で、さっき瞳さんがみんなを庇おうとした際にあたしが真っ先に見ていたのも十字架。
この十字架が罪環の贖罪状況を表示する機能だけを取り出したようなもので、その中心の発光体と十字架自体の色で、装着者の懲罰状況を周囲に伝える機能があるのは既に語られていたかと思います。
まぁ、アンヌマリーちゃんの十字架は銀色ですから赤点滅と…そして本人とあたしの聖環で何がダメなのかを表示させる機能を使って見た限りでは、軽く叱られる程度の話だと思います。
ただ…万卒で制限がかかっていないアンヌマリーちゃんが何かすれば、普通のアドレセンテが悪戯をした程度では収まりませんよね。
同様の問題を抱えている高木マリアンヌ&スザンヌちゃん自身も自分の能力制御に悩む時があると言っていたんですが…。
(マリアンヌはまだ、あたくしが力を貸し与えなくては痴女種として行動できない立場ですからまだいいんですがね…あと、実年齢の割に危ないのはベラちゃんも同じですわよっ)
どうもスザンヌちゃんは未だに子供扱いされるのが嫌みたいです。だから、あたしみたいに寄ってたかって強化されて速攻で大人扱いされるのも考え物だと言ってるでしょ? どうしても大人扱いされたいなら母様かマリアねーさんに頼みなさいよ…。
(リーゼ姉からは「おめーとマリアンヌは通常教程で中学卒業まではダメだっ」って…ベラちゃんも人手不足に悩むならあたくしたちの活用をですね…)
はいはい。だけど下手したら飛び級があるイギリス本国かNBに行く話をされるわよ? あなたたちは純正の高木家またはワーズワース家の子供だし、あたしみたいにボルジア、引いてはイタリアとの絡みがある訳ではないのを承知してるわよね?
(それを言われますと辛いものがありますわ…)スザンヌちゃんとマリアンヌちゃんは、結婚相手や将来をある程度決められているも同然なので、余計に反発したい気持ちはわかります。
ただ…姉やあたしの立場に引き上げるには時期尚早。無理からに進めたが最後、絶対に英国式エリート養成コースに放り込まれる話になるんですよ、この子達…。
とりあえず池尻大橋で普通に暮らしてくれれば良いのでは。それよりあたしは目の前のアンヌマリーちゃんをなんとかしたいのっ。
でまぁ、本人が反省してるならいいのではと万卒に戻す処置を…あら…ダメとばかりに十字架の発光体が激しく点滅します。
つまり、反省が認められるまでパワーダウンするよ、という事ですね。
(うう、こんなにも反省しているのにっ)まぁ…姉がよく言っている欧米人あるあるな私は悪くない絶対謝らない思考でないのは、あたしも理解していますから何とかしてあげたい所です。
(ふむ。これはアンヌマリーを責めなぶるべき。ひとさまを辱めて犯そうとしたのですから、まずは自らが犯される立場を実感せよとなっておりますわね…)残酷な初代様のテーゼが流れておりますが。
怪物退治に失敗してスケキヨ・ドンのように両足を地面から突き出した状態にして痴女宮正門前に晒せばよいのでしょうか。
あのお盆の風習もないのに、夏の真ん中というタイトルのいけにえ村を舞台にしたホラー映画のシーンが思い起こされて気が乗らないのですが。
(そうは言っても何かをしないとこれ、懲罰が解除されませんわよ…前の罪環であればわたくしとアレーゼ辺りが頷けば外せたのですがねぇ)
(雅美さんあたりに聞いてみましょうか)
(あたしを始終変態性交ばかりしてる変態みたいに言わないでよっ…うーん、これは提案だけど、アンヌマリーちゃんをいじめたりするより、ベラちゃんの人間関係を大切にする方向で教育する方がいい気がすんのよね。初代様、その辺いかがでしょう)
(なるほど。瞳さんの今後について道を誤ってしまえば、痴女皇国のみならず残存神種族にも損失の可能性大。なれば瞳さんとマリアヴェッラを取り巻く人間についてアンヌマリーちゃんに学ばせるだけでも効果、ありそうですわね)
(それとね、軽々しくSMに走らないように逆に禁欲方向で行くのはどうかしら。精気授受もリモートドレインで。つまり自力修道尼状態をしてもらうのよ)
(えええええ!そ、その方が厳しいと思うのですけど…)アンヌマリーちゃん、げーっという顔です。
確かにそれは、大多数の女官にとって非常に厳しい罰になる話でもありますけど…。
(スクルドよ。マリアヴェッラ。貴女は聖母の立場。インマヌエルが貴女から生まれたのはちゃんと理由があります。だから貴女が女官たちの聖母たるにふさわしい行動を示してあげなさい。それで多分大丈夫だけど、どうしようもない場合はマリアリーゼを頼る事。ま、私はマリアヴェッラだけで何とか出来ると思うわよ)
ふーむ。
確かにスクルド先生は真剣に痴女皇国が運営されていないと困るからと、わざわざ管轄違いの痴女皇国世界の地球に派遣されている立場です。
そしてアグネスおばさまとクリスおじさまを中心に、NBの未来に影響甚大な人物との接触について、あたしや他の人々に指導や規制抑制を入れて干渉しています。
ただ…姉も初代様もそれを止めていません。そしてこちらの地球の元来の運命決定担当者の神様方も、スクルド先生を制止するどころか協調協力の姿勢。
(まーだ疑ってんのかしらっ。いいこと? 本当は私もあんたらも同族だった可能性すらあんのよ? マリアヴェッラが失敗するとあたしの首だけじゃ済まない話なのよ…ナンムもそれ知ってるから私を止めない訳よ。本来なら縄張り違いの私がここにいるだけで、ナンムは排除に走る立場でもあるの)
(マリアヴェッラ。スクルドの派遣は運命選定種の合意の下に行われています。そして我々と利害は一致しておりますわよ)
(でなきゃ、あんな気色悪い吸血妖怪を捕まえて来る手伝いなんかしないって…いや、あれ見た瞬間、真剣に足が回れ右しかけたのよ…本当ならあんなのの一つや二つ、どうにでもなるんだけどさ…)
ああ、母様がナの字を嫌がるようなものですね。
(それに…アンヌマリーの生誕から今に至るを見ていたでしょ? なおさら対処は出来るはずよ。そして…アンヌマリー。ものは試しでマリアヴェッラに何をしてあげられるか、自分で考えてみなさい。ただし、焦ってはだめ。まずは自身の日常生活をこなした上で考えるのよ?)
スクルド先生の教えに頷くアンヌマリーちゃん。
はっはーん。
あたしにはピンと来ました。
これ、多分…例の魔除け祭りの際にアンヌマリーちゃんに何か重要な役目を与えるか、自分で思いつけば制限解除に繋がるのではないでしょうか。
(カンニング禁止。アンヌマリーが思い至るようになさい。それとマリアヴェッラ、今のあなたにやらせるのは嫌なんだけど、ゼアラニーネの黒薔薇昇格準備工事は進めておく方がいいかもね。これは通常通りの…まぁ、貴女の好みの方法でもいいと思うけど)と、ひそひそとあたしにだけ言って来られるんですが。
(ま、ヒントは与えてもいいわ。あの黒い刀をしばらく持っておいてもらうとかね)
ふむふむ。
でまぁ、アンヌマリーちゃんはその刀の練習をという事で、地下墓所にて聖院アルトさんと鈴鹿御前さんから特訓を受ける話になりました。
おかみ様も付き添ってくださるそうですから、これで本日夕刻以降の茸島探察には間に合いそうです。
(あるとやったらすじはええと、アレーゼがいうてたからな。大江のれんちゅうの刀、たいがい使いこなしよるアレーゼのみたてやから、べらこはしんぱいせんでええ。わしもみといたるから)
助かります、ありがとうございます…。
(まりやに礼いうとけよ。おまえらにあんまりいうてへんやろけど、あいつはかわりに大江でわしらのしごと、ちょこちょこてっとうてくれてるからな)
で、ねーさんからは密かに言った事にしろ、あたしは緊急事態に供えて比丘尼国に協力する立場でもあるから向こうの朝廷に詳しくなっておく必要があるだけで、分体処理してるから痴女皇国の業務に穴は空けていないと。
いえいえ、やはり互いに礼儀は必要でしょ。特に、いくらおかみ様が初代様のお姉様だからと言って、痴女皇国と比丘尼国全体では話はまた別。
何かあれば我々も比丘尼国に協力する体制、常日頃から考えていませんとね。
実際に今回、鈴鹿御前さんやおかみ様がお越し頂いてますが、助かっているのは事実。
それだけに余計にですね、その…ゼアラニーネさんへの準備工事に気が向かないのですよっ。
(仕方ありませんわねっ、我が教師たる陛下の困惑、聞き捨てなりませんわっ。下で出勤の支度をしておりましたからちょうど良いでしょう。ペルセポネーゼと一緒に顔を出させて頂きますっ)
あ、そうか…田中家は最低でも朝ご飯、一緒に食べるので3人揃ってるんですね。
「はいはい。全く困った陛下で…研修の時と違いまして全力で犯して頂いても大丈夫ですよ?」と、2階からすぐ上に上がって来たアフロディーネちゃん、ゼアラさんにペルセポネーゼちゃんを充てがうと、あたしのぴーたーのーすを味わい始めます。
(ペルセポネーゼは大きい方も大丈夫なんですよねぇ)
(ただ…私でも普段は今の方にして頂いているわよ…むしろ陛下は普通の方で充分ですよっ)
みんなラスプーチンちん、辛いって言いますよね…。
「確かに陛下のお相手、神種族すら泣き叫ぶと聞いてはおりましたけどねぇ…逆に私も遠慮なく出来るの、陛下か雅美母様かアルトさんか…お相手の機会はありませんけど初代聖母様辺りですかねぇ」
「私は闇属性汚染に注意さえすれば相手を選ばないようで」
そうそう、アフロディーネちゃん、最近は普段ショートカットですよ。金髪でアルトさんとは身長差体格差がありますから見分けはつきますが。
ただ…本気を出すと初代様の青髪状態よろしく、金髪ロングヘアで身長が一気に伸びます。一言で言うなれば、大人状態。
「正直言ってエロスの方が痴女皇国向きとは思うのですけど、まぁ…陛下の味を知ったが最後籠絡されますね」
「陛下と致した後は負けた気分になるって奴よ、アフロディーテ」ちなみにペルセポネーゼちゃんは黒髪ショート。ただ…こちらも神種族状態に変わる際には髪の毛が癖気かつロングに変わります。
そして衣装。
女神官とかいった感じの、ふんだんにレースを使った白と金基調の服装に変わります。
ただ…痴女皇国ですからお尻丸出し、更には既に乳首も陰毛も隠さない、いわゆるオープンバストでオープンクロッチという状態です。
そしてビキニアーマーめいた姿ですが紐なペルセポネーゼちゃん、早速ゼアラニーネさんにカモンして、まずは挿入される役を。
(私からすると部下の立場になってしまうのですよね…身体の年齢で接するべきか、まぁとりあえず瘴気を与えないようにして…おぉ、これはなかなか)
で、アフロディーネさん。
何故に貴女は尻穴まで丸見えの四つん這い状態でベッドに上がってんですか。
まずはあたしに精気貢上では。
という訳でお誘いを無碍に撥ねつけて、敢えて完全女性状態で正常位になって受け入れます。
「ひどいですわよ陛下…せっかく誘っておりますのに…悔しいから牝声を上げて泣き叫んで下さいませ!あー、やはり人を犯すのもいいものですわっ」
言いながらめちゃくちゃ腰、動いてないかな。最初から飛ばす人がありますかっ。
「ああっだめっ人は犯して吸い取るものなのにっ人風情に絞られるっだめっアクメー!クリマ!」
「何よアフロディーテ…陛下と言えど人に負けるなど面汚しも極まれ…あっだめっ母様何をなさいますか!アクメ!アクメ!」
(ほほほほほこの不肖の娘ども…ゼアラニーネの身体はわたくしが拝借しましたわよ)
あのー初代様。ご自分の娘さんたちでしょうがっ。
(ついこの間まできんしんそーかん大好きだったマリアヴェッラにだけは言われたくありませんわねっ。それよりマリアヴェッラ、さっさとアフロディーネ…いえアフロディーテを空けてお上げなさい。ゼアラニーネにアフロディーテを蹂躙させるのですよ)
はぁ。どすけべおばちゃん、何やってんですか。
仕方がないのでゼアラニーネさんに代わります…。え? ベッドでなくてベランダで?
はぁ…とりあえずペルセポネーゼちゃんもニヤニヤしてますから、3人でピクピクして倒れているアフロディーネちゃんをベランダに運んで…。
「ひいっぎゃあっ母様やめて!人ごときに屈辱的な姿勢で犯されるなど!」えーと、初代様が乗っ取ったゼアラさん、デッキチェアに寝かされたアフロディーネちゃんをゴリゴリ強姦してるんですけど。
「それを申すならアフロディーテのごときが何たる傲岸不遜、マリアヴェッラを泣かして勝ち誇るまではその人風情相手にきちんとおめこして鍛えねば、田中家の跡継ぎとしてすら認められませんわよ!」
何かこう、非常に嫌な家督相続という気がしましたけど、黙っておきます。
(おだまりベラちゃんっ。初代様よ…アフロディーネとペルセポネーゼを田中姓にしたの…)
(雅美さんの顔を立てておりますのに!あたくしなんか田中照子ですてーたす登録されておりましてよ!)
本当です。
初代様は固有の身体を渡された場合のステータスですが、それでも本当に田中照子で登録されています。
わひゃひゃひゃひゃ。
Tellnaliese Tanaka. (Nammu) 田中照子 Primitive ocean Goddess, in Sumer. 原初海洋母神 Slut Visual.痴女外観 Purple Rosy knights, Imperial of Temptress. 紫薔薇騎士団 Secretary Advisor, Imperial family, Interior Bureau. 内務局皇帝室顧問
Persephonē Tanaka. (Ereshkigal) 田中ペルセポネーゼ Hundred thousand Suction.(Limited Ten million Suction)十万卒 Black Rosy knights, Imperial of Temptress. 黒薔薇騎士団
Aphrodītē Tanaka. (Ishtar) 田中アフロディーネ Hundred thousand Suction.(Limited Ten million Suction)十万卒 Pink Rosy knights, Imperial of Temptress. 桃薔薇騎士団 Priestess. 女官長
ただ…娘さんたちの田中アフロディーネとか田中ペルセポネーゼとか、ギリシア神話の神々が聞いたら笑うどころか怒るんじゃないでしょうか。
(マリアヴェッラ…そこ、高木マリアヴェッラの貴女が馬鹿笑いするところですか…あたくしが我慢してるからと娘も我慢させておりますのに。それにアフロディーネ、ゼアラニーネはなかなかおとこまえでしてよ?)
あ、ゼアラニーネさんの見た目ですがね、腹筋…割れてます。
その体型、ボディビルダーに近いです。筋肉お化けではありませんが、一目見て鍛えてるとわかる部類。
なんでもナバーラでもアラゴンでも馬に乗るために鍛えていて、眼帯公女たるアナさん真っ青の剣術使いでもあるとか。
一言でいうと、おとなしめのアレーゼおばさま。
スペイン系の濃い顔と眉毛、宝塚とは異なる路線の男性キャラという印象ですよ。
更に痴女皇国あるあるな日焼け跡もついて、お好きな方にはこたえられない逸品。色街旅館なら2時間一万五千南洋ルピーでどないだ…痛いっ!
はりせんが勝手に動いたんですけど、誰ですか、あたしをぶん殴るなんて不敬な。
(マリアヴェッラ…だから私は最近、筋肉を見せつけないようにしてるんだが…築城基地に行ったら柔道に誘われて困るんだよ…)
(菅野だ。ベラちゃん、合格祝いありがとう。お返しに今度かぼすジュース送るからみんなで飲んでくれ。あと…干し椎茸はおばはんの飯に炊き込んで食わせてくれ。頼んだぜ)
(ひっとみっだよー。またベラちゃんったら、なおしちゃんにはもったいない高いナビタイマー送ってくれてありがちー。直ちゃん毎日つけてるよ。あとアレーゼさんが基地の武闘派に尊敬されているのは本当だよ。あたしら相手に加減してさえ敵わないのはともかく、体捌きが神だって司令も言ってたから)
と、菅野ご夫妻からどういう状況か連絡を頂くハメに。で、菅野さんが指定した椎茸ご飯の件ですがね。
ジーナ母様、水で戻したり煮た際の見た目や食感がナの字を思い出して嫌なのが理由だそうですけど、椎茸をものすごく嫌がるんですよ。つまり母様相手の嫌がらせの代行です。
まぁ、椎茸は痴女皇国世界の比丘尼国に持っていけばかなり貴重品らしいので、作ろうとしたらバレた事にして、おまつさん辺りに江戸城に持って行ってもらって将軍様に献上して頂きましょう。
ちなみに菅野さんに贈呈した計算尺付き航空関係者ご用達腕時計、おばさまが用立てられてあたしが合格祝いにまとめてお渡しした菅野さんの幹部候補教程で目黒基地に赴任中のお小遣いの倍額です、ざっとのお値段。
赴任中は女遊びを自粛…ご自身の俸給で工面できる程度のお酒に留めるか、池尻大橋に来て阿波内侍さんや宇賀神桔梗さんと飲んでいたみたいなんですけどね。
(だから菅野さんから吸い取ってたのよ、スザンヌが。ベラちゃんにあたしとスザンヌ、精気渡してたうちの半分くらいは菅野さんの分、残りは海老原さんちの社員さんとかからだからね)
(高木企画の所属の方で、あたくし達と仲の良いモデルさんとか、海老原さんの伝手のセクシー女優さんやお風呂にお勤めの方とか銀座の方がたまに遊びに来て頂きまして。で、下手な酒場並みにいいお酒、置いておりますでしょ…)
あー、ジュネスに卸す分とか池尻大橋の高木企画の社宅経由してるものが多いんですよね。これも海老原さんの顔で、銀座に出入りしている酒飯業者さんが届けて下さるものを姉かあたしがジュネスに持って行く流れです。
で、飲み助の阿波内侍さんと宇賀神ご夫妻の分もそこに含まれていまして…。
(さすがにベランダの窓を開けては時期を選ぶけどさ、ご夫婦で来られて水割り飲んでんの、ベラちゃんも知ってるよね)
うん、流石にあの部屋はみんなに羨ましがられるよね。
さて、ゼアラニーネさんに話を戻しましょう。傍目で見れば、日焼けした人が女騎士ならぬ女神官をくっ、殺せとやっているような状況。
(ペルセポネーゼちゃん見て見て…ゼアラさんの黒光りするちんぽが…)
ええ、二人して結合部を眺めて品評会、真っ最中。
(ふふふふふ、我が娘ながらこの高貴な白い肌と桃色の裂け目を蹂躙するのは興奮しますわねっ)
実の娘相手に何やってんのという突っ込みはさておき、元々のゼアラニーネさんの身体の出来に加えて中の人が初代様では、さしものギリシャ神種族でもかなり強い部類のアフロディーテさんでも太刀打ち困難な模様。
(ペルセポネーゼの中のエレシュキガル同様、アフロディーネのイシュタル属性は今は封じておりますよ。あれを解放すると流石に、億卒を余裕で超えてしまいますのでね)
(しかし…これは確かにアフロディーテざまぁという姿に加えて興奮の極み。へーかへーか、聖環で撮影していいですかっ)
うはうはと興奮しながら聖環を向けるペルセポネーゼちゃんですがね、エレシュキガルやペルセポネをしていた時代に妹さんと喧嘩してたのでしょうか。
(あんた、あたくしと精気授受してる立場でしょ!今更何撮ってんのよ!)
(ほほほほほ、もしギリシャ系の生き残りがいたら見せてネタにするためよっ。あのアフロディーテが人間のちんぽに負けましたーって)
(うるさいっ腐れ淫乱っ。あんたこそ陛下に負けて便器にされてる姿を第三者に見せるわよ!)
(残念っしたーほほほほほ、黒薔薇なら陛下に犯されるのって名誉なんですー。あれに耐えてこその団長よっ)
えーと。この姉妹と初代様、更には雅美さんまで加えた関係…想像するだに頭が痛いと思いますけど、一言で申し上げて離宮内の田中家の全員、肉体関係があります。
側から見れば親子丼姉妹丼めいていますが、実際にはもっと背徳的というか奔放な状況です。
(私は確かに気持ち良いのですが、これ一種の懲罰ですか…身体の自由、全く利かないんですけど…)
ごめんゼアラニーネさん。文句はエロおばちゃんに言って。
(仕方ありませんわね…はいマリアヴェッラ、ちょっと拝借…)こらこらこらこらぁっ。
更にペルセポネーゼちゃんにラスプーチンちんを突っ込む初代様。
(ねー陛下、私が聖院の基礎研修中なの知ってて、何てもの流すんですか…しほ子さんには事情を説明しましたけど、なぜかこちらに流れてますよ、陛下の視界と身体の感覚…)
初代様。
いらん事すんなっ。
(あらあら、瞳さんから依頼された話でしてよ。マリアヴェッラの行状報告)
瞳さん…何てものを頼むのよ…しかも初代様に頼んだら絶対いらん事するのが分かってるじゃないですか…。
帰って来たらお折檻よっ。
(やった…じゃない、酷い言いがかりですよ陛下!私とあなたには隠し事なしよとか言いながら!いいんです!今晩は寮のお部屋で一人寂しくっ)
これ、あたしの絡み動画で自家発電して寝るって脅しなんですよ…。
だけどあたしは夕方から茸島なんですって…。
しかも痴女島から片道500キロは離れている上に、面積が愛媛県くらいはある茸島です。
さすがに痴女島から単純往復はまだしも偵察となると、昨晩の双発プロペラ機では航続距離が怪しいとなりまして…通常の偵察ではなくお化け探しなら偵察装備をこまめに操作する必要もないだろうと、あえなくバンシーをあたしの操縦で飛ばすのが決まりました…。
(ベラちゃん。聖院のジーナやけど。そっちの虎柄悪くない号あるやろ。あれ貸してくれたらうちの後ろにもう1人乗せられるやろ)
ふむふむ。
鈴鹿御前さんもさすがに超音速戦闘機のバンシーやババヤガーについていくのは大変だと思いますので、どちらかの後席に乗って頂くのが可能になりますね。幽霊さんを疑っている訳ではありませんけど、どうも人外を検知する能力では鈴鹿さんやおかみ様の方が上みたいです。ただ、化けて出ていた当時の土地勘とかがあるようですから、現れやすい土地を重点的に回っても良いかも知れません。
何せ…茸島では日照の関係か、はたまた河口の平野部で田畑が作りやすく水の便も良いせいか、南側のデンパサールに該当する地域にかなりの人が住む町が出来てるんですよ。
まぁ、バンシーとババヤガーで飛んで行くなら、3時間以内に帰って来れますね…。
いいですか瞳さん。今晩0時か1時くらいには聖院に行きますからね。
それまでオナニー禁止ですよ。
行動は監視しますからね。
(陛下!陛下はアフロディーネさんのお顔を汚して私には我慢しろと?)
ええそうです。実は顔射を決めさせて頂きました。
目下、涙目でちんぽお掃除中。
(陛下…出しすぎですよぅ…)
(だってアフロディーネちゃん、この後女官管理室で精気配布でしょ?)
しかもゼアラさんとペルセポネーゼちゃんまで追い討ちでかけてるし…。
あまりに可哀想なのでシャワーブースに連れて行って顔を洗ってあげます。
(とりあえず先に出勤してるからねー)と、哀れにもペルセポネーゼさんに先に行かれるアフロディーネちゃん…。神種族モードも解除されてしまってますよ。
そしてゼアラニーネさんも、内務局のオフィスに呼ばれたからと退出。
残されたのはあたしと、アフロディーネさん。
(ゼアラさんもペルセポネーゼも気を利かせてくれたのですよ…)と、シャワーブースであたしのラスプーチンちんを咥えるアフロディーネちゃん。
そうそう。ショートヘアの方が、なんか悪い事をしてるようで更に興奮しますね。
(陛下はロリコン疑惑というよりも、生意気な年下を犯す方が好み…っと)
失礼な。
他の相手も好きですって。
腹が立ったので、せっかく洗ってあげた顔ですけど、そのお口に液体を放出します。
(ぶっ!げほっ!げへぇっ!)
(教子には厳しい躾かも知れませんが、あたしは飲まれるよりも口から溢れさせる姿を見るのが興奮するのです。どうせならこれも覚えておいてね)と無慈悲に宣言して顔と口を盛大に汚しておきます。
ですが、半生体素材の恐ろしさ、普通なら黄色に染まるはずの衣装、瞬く間に白い輝きを取り戻します。
そればかりではありません。
胸と股間の穴開き股割れ部分が閉じて、淫蟲機能が高速で動き始めてこぼれた液体で濡れた股間を清掃処理し始めています。
つまり、強制的愛撫。
(へいかぁ…普通の方でお願いしますぅ…)
(人ごときの牝豚ちんぽですけど、そんな汚らわしい下賤のちんぽでも欲しいのですか?)と意地悪く聞いてみましょう。もちろん、イマラチオ状態で強制的に口を性器として使用してあげます。
はよ答えへんかったらこのまま、また出すでっ。
(ああっ意地悪をっ…ですから早く教え子を牝豚に落として下さい!陛下のちんぽと腐れ淫乱変態性交して牝豚に堕ちますからっ!)
(いけない子ですねぇ、性技の教師をしてあげたというのに、あたしのちんぽに負けるなんて)
(ですから色街研修のためにも鍛え直して下さいよ…)と、なかなかに絡め技なおねだりをしてくるアフロディーネちゃんに免じて、割と広いシャワーブースの中でそのままバックから入れてしまいます。
(何が入ったのかちゃんと瞳さんにも教えてあげてね)
そう、色街旅館では本宮と違って、男性を盛らせて根こそぎ抜き取るためにも普通の性交はさせていません。
接客の際には淫語を叫ぶ事もさせています。
あざといですが、ちんぽに負けたふりをさせてます。
そしてその指導は元来、アフロディーネちゃんの役目。
ですから、ショートカットヘア状態でちんぽ役をして教えてるはずなんですよ。
(その時はイシュタル状態に少しだけ戻ってますけどねぇ…あれになるとちんぽに狂うので…)
突っ込む時でも?
(意地悪を言わないで下さい…女官相手ですよ、ちゃんと鳴かせてます…)
うん、研修の竿役が女官に逆に溺れたから困るからね。
それにアフロディーネちゃん、基本は気位の高い子なので、元来はあたしのちんぽに負けるのすらものすごく屈辱に思ってるんですよ。
しかし、神種族状態でも遠慮なく突っ込み突っ込まれが出来るのは痴女宮でも限られるの、さっきも言った通りです。
そして、生意気そうな顔を涙目にしながらあたしにバックから突っ込まれてるのを脳裏に視覚で送り込まれて、思わず漏らしかけている人が聖院に一人いるのは内緒で。
(またきつい光景を…セクハラですよっ)
(ふんっオナニーできない環境に悔し涙を流しなさいっ)
嘘です。
登院して割り当て個室に入ったら出来なくもないのを知ってますから。
例の便器に向かって出せば良いだけです。
瞳さんには緊急自家発電での精気生成、許されてますし。
(陛下の性格が割と意地悪というか、根性○色なところがよくわかりますね…ううっ)
(どうしました、勃起して苦しいのなら…今はもう個室の中ですよね?呼び出しはまだかかっていませんよね?個室構造は痴女宮本宮と同じはずですから出来るのでは? 自慰…)
(あっ駄目っ人間の女が浅ましい自慰をしてる姿まで見せられてるっ)
(何ならアフロディーネちゃんも本宮の廊下で露出行為をしてみましょうか? それとも淋の森はどうですか?)
ええ、もちろん、アフロディーネちゃんは淋の森での売春業務の指導役でもあります。
それも、実際にあそこで青姦を決める際にリピーターを生むように性技の限りを尽くす役。
(瞳さん、聖院女官服も自己清掃機能がありますよ。痴女皇国の制服と同じで、聖環操作で勝手に愛撫もしてくれます…)
まぁ、瞳さんも可哀想なので淫蟲機能を使って気分良くなってもらいましょう。
(あっあっいくいくいくだめっ陛下の頭と繋がないでいっちゃういくいくいくっ)
(陛下駄目です!やめて!アクメ!アクメ!)
ええ。これも感覚共有の応用です。
あたしが出す時の性感状態、共有させました。
ぐふふふふ。
あられもない姿で寝台に仰向けになってビクビクと痙攣する瞳さん。その股間の激しい食い込みハイレグの膨らみの上の方には染みが出来ていますよ。まぁ、1分かからずに掃除されてしまうと思いますけど。
そして、女官服で巧みに覆われているちんぽから液を放つアフロディーネちゃん。
もちろん、あたしマリアヴェッラはアフロディーネちゃんの中に全力放出です。
ええ、快楽をきちんと与えるのは清々しいものがあります。
特に大事にしている子や、大事にしている教え子相手には。
(ベラ子陛下がものすごく意地悪します…)
(瞳さん、早く昇格してください…昇格の暁には、二人で仇を取りましょうね…)
ふんっ、ちょこざいな。
いつでもかかっていらっしゃい。
(まぁでも、やはり陛下の味は格別ですわね。これで出勤出来るというものです。ではでは)と、ささっとあたしのちんぽを掃除して行ってしまうアフロディーネちゃんですが。
…ちょっと待ってアフロディーネちゃん!部屋付きの女官は…。
(私たちが始めた時点で待機女官は帰りました。で、交代するはずの正規の当番は今、朝食中ですっ。あと30分くらいで到着しますから、それまで部屋の汚れや惨状は放置でっ)
えええええ。自分で掃除は一応は出来ますけどねぇっ。
しかしこれ、女官の怠慢ではないでしょうか…。
(ベルナルディーゼです。母とアフロディーネから聞きましたが、これはマリアヴェッラが自分の都合で正規の女官配置を蹴ったがために起きた話でもありますっ。部屋付き女官も勤務当番で決まっているのですから、正規の女官到着を待つか…自分で掃除なさいっ)
えええええ。
しかし、二代目様は厚労局長、つまり女官管理の頂点。
おまけに初代様の娘さん。
つまり、あたしのわがままが簡単に通る相手じゃないんですよ…。
諦めてとりあえずベッドからシーツを剥がして、洗濯衣類を入れるカートを隠しているあたしの部屋の中にある女官待機室に入って、モップや高圧洗浄機やらを出して…。
あのですねぇ。
こんな事自分でするのが皇帝でしょうか。いくら自分でもあれこれ出来るのが筋と言われましても、物には程度や限度があると思うんです。
(自業自得ですね…陛下…自室で過ごせなくなるほど暴れた性行為をするからです…私も今、平謝りでこっちの女官詰所に事情を話して換えのシーツ貰ってるところですからね…)
瞳さんから結構ムッとした感じの心話も来ました。
…でも、瞳さんだってアンアン言ってお楽しみだったじゃないですか!
(それとこれとは話が別ですよ…後先考えてやりましょうよお互い…)
ええ、泣きながら異なる時間軸の似た場所で掃除をしている女、二人。
この復讐は絶対に成し遂げなくてはなりません。
アフロディーネちゃん、首を洗って待っているがいいわ。
たとえ身勝手な八つ当たりで逆恨みと言われてもいいの。
ベランダで高圧洗浄機を使うような事してからお掃除、させたげるからね。
人は復讐を誓うとみなぎるのを神様にも理解してもらいましょう。
覚えとけよっ。
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あふろ「逆恨みです。あと名前」
べらこ「せめて代わりの女官を呼んで下さいよ…」
あふろ「だってあたしたちの出勤時間に食い込むくらい激しいことするから…」
ぺるせ「これアフロディーネも同罪よ。ベラ子陛下のちんぽ欲しがるからよ」
あふろ「あれは麻薬のように効くのよ!ペルセポネーゼもわかるでしょ!」
ぺるせ「だから私はさっさと切り上げたのです。ちなみにゼアラさんを呼び出したのは雅美母様ですよ」
まさみ「これも本当に必要だから呼んだのよ。彼女は名目的には痴女宮警備本部長だから、離宮と後宮配置の女官の騎士資格者の勤怠管理を頼んでるのよね。女官業務の場合がほとんどなので勤怠は厚労の管轄だけど、シフトのチェックをお願いしてるわけよ」
べらこ「ううううう」
まさみ「それにマリアちゃんが怒るわよ…あの子は皇族といえども日常生活での諸々は一応自分でやれるようにしておけって言ってるでしょ。部屋付き女官の指導も仕事のうちだからって」
べらこ「あい。かーさまも一時期、だらけてて指導入ってましたしね…」
まさみ「という訳でこの後は茸島に行く話になるようね」
べらこ「気が重いですぅ」
ひとみ「皇帝執務ですからがんばりましょう」
べらこ「あぃ…(サボると瞳さん、相手してくれないから…)」
まさみ「やはり猫を飼い慣らすが如く」
ひとみ「お任せ下さい。あとベラちゃんが無理やり自慰行為させた落とし前はいつか必ず」
べらこ「ひいいいい」
それに、幽霊話には実のところ腑に落ちない件、あたしの中ではあるんですよ。
で、初代様にお聞きしましたが…初代様がしばいたのを最後として、歴代金衣が痴女島でお化けを退治していたという話はないそうです。
即ち、聖院統治の間の聖院島=痴女島では、幽霊として化けて出るほど現世に未練ありありでお亡くなりになった方はいらっしゃらない。
これは聖院による間接統治がそれなりに成功していたと見るべきでしょう。
(わたくしどもが介入しなければ、複数の村や部族が縄張りを巡り争うだけではありません。むやみに森を拓き獣と争い、むだに血を流すれきしがきざまれたのはまちがいありませんわ)
あ、初代様は連邦世界のポソ宗教紛争の顛末、ご存じですよ…。
とりあえず今、目の前で繰り広げられているお楽しみはお楽しみとして、考える事は多いのですけどね。
(またマリアヴェッラらしくもない。二人を犯すべきではないのですか?)
しょだいさまー。
ですからあたしが白金衣を着ている理由をお察し下さいよ…あたしがついつい迂闊な昇格や性癖洗脳をしてしまうのを防ぐために着用しているのであって、もともとの白金衣の用途からすると普段着にパーティードレスを常用しているようなものなんですよ?
姉が通常制服と変わらない精気消費を実現したエコタイプを作ってくれたからいいようなものの…。
特にアンヌマリーちゃん、聖女資格者として欧州における重要人物となる事を期待されていますし、この子の育成には慎重を要するとあたしも強く認識しています。
(お気遣いありがとうございます。ただ、個人的にはやはり陛下のちんぽを頂きたいのですが)
まさかあなた、そのために意図的に懲罰行為を…。
アンヌマリーちゃん、ちょっと首の十字架見せてっ。
「赤点滅ですね…これは贖罪の必要があるという事でしょうか…」
「です。あたしがゼアラニーネさんに合わせてパワーダウンをかけたつもりでしたが…瞳さんによろしくない事をした場合、懲罰になるようですね…ゼアラニーネさんの十字架は光っていませんから懲罰対象ではないと判断されたようですけど」
で、さっき瞳さんがみんなを庇おうとした際にあたしが真っ先に見ていたのも十字架。
この十字架が罪環の贖罪状況を表示する機能だけを取り出したようなもので、その中心の発光体と十字架自体の色で、装着者の懲罰状況を周囲に伝える機能があるのは既に語られていたかと思います。
まぁ、アンヌマリーちゃんの十字架は銀色ですから赤点滅と…そして本人とあたしの聖環で何がダメなのかを表示させる機能を使って見た限りでは、軽く叱られる程度の話だと思います。
ただ…万卒で制限がかかっていないアンヌマリーちゃんが何かすれば、普通のアドレセンテが悪戯をした程度では収まりませんよね。
同様の問題を抱えている高木マリアンヌ&スザンヌちゃん自身も自分の能力制御に悩む時があると言っていたんですが…。
(マリアンヌはまだ、あたくしが力を貸し与えなくては痴女種として行動できない立場ですからまだいいんですがね…あと、実年齢の割に危ないのはベラちゃんも同じですわよっ)
どうもスザンヌちゃんは未だに子供扱いされるのが嫌みたいです。だから、あたしみたいに寄ってたかって強化されて速攻で大人扱いされるのも考え物だと言ってるでしょ? どうしても大人扱いされたいなら母様かマリアねーさんに頼みなさいよ…。
(リーゼ姉からは「おめーとマリアンヌは通常教程で中学卒業まではダメだっ」って…ベラちゃんも人手不足に悩むならあたくしたちの活用をですね…)
はいはい。だけど下手したら飛び級があるイギリス本国かNBに行く話をされるわよ? あなたたちは純正の高木家またはワーズワース家の子供だし、あたしみたいにボルジア、引いてはイタリアとの絡みがある訳ではないのを承知してるわよね?
(それを言われますと辛いものがありますわ…)スザンヌちゃんとマリアンヌちゃんは、結婚相手や将来をある程度決められているも同然なので、余計に反発したい気持ちはわかります。
ただ…姉やあたしの立場に引き上げるには時期尚早。無理からに進めたが最後、絶対に英国式エリート養成コースに放り込まれる話になるんですよ、この子達…。
とりあえず池尻大橋で普通に暮らしてくれれば良いのでは。それよりあたしは目の前のアンヌマリーちゃんをなんとかしたいのっ。
でまぁ、本人が反省してるならいいのではと万卒に戻す処置を…あら…ダメとばかりに十字架の発光体が激しく点滅します。
つまり、反省が認められるまでパワーダウンするよ、という事ですね。
(うう、こんなにも反省しているのにっ)まぁ…姉がよく言っている欧米人あるあるな私は悪くない絶対謝らない思考でないのは、あたしも理解していますから何とかしてあげたい所です。
(ふむ。これはアンヌマリーを責めなぶるべき。ひとさまを辱めて犯そうとしたのですから、まずは自らが犯される立場を実感せよとなっておりますわね…)残酷な初代様のテーゼが流れておりますが。
怪物退治に失敗してスケキヨ・ドンのように両足を地面から突き出した状態にして痴女宮正門前に晒せばよいのでしょうか。
あのお盆の風習もないのに、夏の真ん中というタイトルのいけにえ村を舞台にしたホラー映画のシーンが思い起こされて気が乗らないのですが。
(そうは言っても何かをしないとこれ、懲罰が解除されませんわよ…前の罪環であればわたくしとアレーゼ辺りが頷けば外せたのですがねぇ)
(雅美さんあたりに聞いてみましょうか)
(あたしを始終変態性交ばかりしてる変態みたいに言わないでよっ…うーん、これは提案だけど、アンヌマリーちゃんをいじめたりするより、ベラちゃんの人間関係を大切にする方向で教育する方がいい気がすんのよね。初代様、その辺いかがでしょう)
(なるほど。瞳さんの今後について道を誤ってしまえば、痴女皇国のみならず残存神種族にも損失の可能性大。なれば瞳さんとマリアヴェッラを取り巻く人間についてアンヌマリーちゃんに学ばせるだけでも効果、ありそうですわね)
(それとね、軽々しくSMに走らないように逆に禁欲方向で行くのはどうかしら。精気授受もリモートドレインで。つまり自力修道尼状態をしてもらうのよ)
(えええええ!そ、その方が厳しいと思うのですけど…)アンヌマリーちゃん、げーっという顔です。
確かにそれは、大多数の女官にとって非常に厳しい罰になる話でもありますけど…。
(スクルドよ。マリアヴェッラ。貴女は聖母の立場。インマヌエルが貴女から生まれたのはちゃんと理由があります。だから貴女が女官たちの聖母たるにふさわしい行動を示してあげなさい。それで多分大丈夫だけど、どうしようもない場合はマリアリーゼを頼る事。ま、私はマリアヴェッラだけで何とか出来ると思うわよ)
ふーむ。
確かにスクルド先生は真剣に痴女皇国が運営されていないと困るからと、わざわざ管轄違いの痴女皇国世界の地球に派遣されている立場です。
そしてアグネスおばさまとクリスおじさまを中心に、NBの未来に影響甚大な人物との接触について、あたしや他の人々に指導や規制抑制を入れて干渉しています。
ただ…姉も初代様もそれを止めていません。そしてこちらの地球の元来の運命決定担当者の神様方も、スクルド先生を制止するどころか協調協力の姿勢。
(まーだ疑ってんのかしらっ。いいこと? 本当は私もあんたらも同族だった可能性すらあんのよ? マリアヴェッラが失敗するとあたしの首だけじゃ済まない話なのよ…ナンムもそれ知ってるから私を止めない訳よ。本来なら縄張り違いの私がここにいるだけで、ナンムは排除に走る立場でもあるの)
(マリアヴェッラ。スクルドの派遣は運命選定種の合意の下に行われています。そして我々と利害は一致しておりますわよ)
(でなきゃ、あんな気色悪い吸血妖怪を捕まえて来る手伝いなんかしないって…いや、あれ見た瞬間、真剣に足が回れ右しかけたのよ…本当ならあんなのの一つや二つ、どうにでもなるんだけどさ…)
ああ、母様がナの字を嫌がるようなものですね。
(それに…アンヌマリーの生誕から今に至るを見ていたでしょ? なおさら対処は出来るはずよ。そして…アンヌマリー。ものは試しでマリアヴェッラに何をしてあげられるか、自分で考えてみなさい。ただし、焦ってはだめ。まずは自身の日常生活をこなした上で考えるのよ?)
スクルド先生の教えに頷くアンヌマリーちゃん。
はっはーん。
あたしにはピンと来ました。
これ、多分…例の魔除け祭りの際にアンヌマリーちゃんに何か重要な役目を与えるか、自分で思いつけば制限解除に繋がるのではないでしょうか。
(カンニング禁止。アンヌマリーが思い至るようになさい。それとマリアヴェッラ、今のあなたにやらせるのは嫌なんだけど、ゼアラニーネの黒薔薇昇格準備工事は進めておく方がいいかもね。これは通常通りの…まぁ、貴女の好みの方法でもいいと思うけど)と、ひそひそとあたしにだけ言って来られるんですが。
(ま、ヒントは与えてもいいわ。あの黒い刀をしばらく持っておいてもらうとかね)
ふむふむ。
でまぁ、アンヌマリーちゃんはその刀の練習をという事で、地下墓所にて聖院アルトさんと鈴鹿御前さんから特訓を受ける話になりました。
おかみ様も付き添ってくださるそうですから、これで本日夕刻以降の茸島探察には間に合いそうです。
(あるとやったらすじはええと、アレーゼがいうてたからな。大江のれんちゅうの刀、たいがい使いこなしよるアレーゼのみたてやから、べらこはしんぱいせんでええ。わしもみといたるから)
助かります、ありがとうございます…。
(まりやに礼いうとけよ。おまえらにあんまりいうてへんやろけど、あいつはかわりに大江でわしらのしごと、ちょこちょこてっとうてくれてるからな)
で、ねーさんからは密かに言った事にしろ、あたしは緊急事態に供えて比丘尼国に協力する立場でもあるから向こうの朝廷に詳しくなっておく必要があるだけで、分体処理してるから痴女皇国の業務に穴は空けていないと。
いえいえ、やはり互いに礼儀は必要でしょ。特に、いくらおかみ様が初代様のお姉様だからと言って、痴女皇国と比丘尼国全体では話はまた別。
何かあれば我々も比丘尼国に協力する体制、常日頃から考えていませんとね。
実際に今回、鈴鹿御前さんやおかみ様がお越し頂いてますが、助かっているのは事実。
それだけに余計にですね、その…ゼアラニーネさんへの準備工事に気が向かないのですよっ。
(仕方ありませんわねっ、我が教師たる陛下の困惑、聞き捨てなりませんわっ。下で出勤の支度をしておりましたからちょうど良いでしょう。ペルセポネーゼと一緒に顔を出させて頂きますっ)
あ、そうか…田中家は最低でも朝ご飯、一緒に食べるので3人揃ってるんですね。
「はいはい。全く困った陛下で…研修の時と違いまして全力で犯して頂いても大丈夫ですよ?」と、2階からすぐ上に上がって来たアフロディーネちゃん、ゼアラさんにペルセポネーゼちゃんを充てがうと、あたしのぴーたーのーすを味わい始めます。
(ペルセポネーゼは大きい方も大丈夫なんですよねぇ)
(ただ…私でも普段は今の方にして頂いているわよ…むしろ陛下は普通の方で充分ですよっ)
みんなラスプーチンちん、辛いって言いますよね…。
「確かに陛下のお相手、神種族すら泣き叫ぶと聞いてはおりましたけどねぇ…逆に私も遠慮なく出来るの、陛下か雅美母様かアルトさんか…お相手の機会はありませんけど初代聖母様辺りですかねぇ」
「私は闇属性汚染に注意さえすれば相手を選ばないようで」
そうそう、アフロディーネちゃん、最近は普段ショートカットですよ。金髪でアルトさんとは身長差体格差がありますから見分けはつきますが。
ただ…本気を出すと初代様の青髪状態よろしく、金髪ロングヘアで身長が一気に伸びます。一言で言うなれば、大人状態。
「正直言ってエロスの方が痴女皇国向きとは思うのですけど、まぁ…陛下の味を知ったが最後籠絡されますね」
「陛下と致した後は負けた気分になるって奴よ、アフロディーテ」ちなみにペルセポネーゼちゃんは黒髪ショート。ただ…こちらも神種族状態に変わる際には髪の毛が癖気かつロングに変わります。
そして衣装。
女神官とかいった感じの、ふんだんにレースを使った白と金基調の服装に変わります。
ただ…痴女皇国ですからお尻丸出し、更には既に乳首も陰毛も隠さない、いわゆるオープンバストでオープンクロッチという状態です。
そしてビキニアーマーめいた姿ですが紐なペルセポネーゼちゃん、早速ゼアラニーネさんにカモンして、まずは挿入される役を。
(私からすると部下の立場になってしまうのですよね…身体の年齢で接するべきか、まぁとりあえず瘴気を与えないようにして…おぉ、これはなかなか)
で、アフロディーネさん。
何故に貴女は尻穴まで丸見えの四つん這い状態でベッドに上がってんですか。
まずはあたしに精気貢上では。
という訳でお誘いを無碍に撥ねつけて、敢えて完全女性状態で正常位になって受け入れます。
「ひどいですわよ陛下…せっかく誘っておりますのに…悔しいから牝声を上げて泣き叫んで下さいませ!あー、やはり人を犯すのもいいものですわっ」
言いながらめちゃくちゃ腰、動いてないかな。最初から飛ばす人がありますかっ。
「ああっだめっ人は犯して吸い取るものなのにっ人風情に絞られるっだめっアクメー!クリマ!」
「何よアフロディーテ…陛下と言えど人に負けるなど面汚しも極まれ…あっだめっ母様何をなさいますか!アクメ!アクメ!」
(ほほほほほこの不肖の娘ども…ゼアラニーネの身体はわたくしが拝借しましたわよ)
あのー初代様。ご自分の娘さんたちでしょうがっ。
(ついこの間まできんしんそーかん大好きだったマリアヴェッラにだけは言われたくありませんわねっ。それよりマリアヴェッラ、さっさとアフロディーネ…いえアフロディーテを空けてお上げなさい。ゼアラニーネにアフロディーテを蹂躙させるのですよ)
はぁ。どすけべおばちゃん、何やってんですか。
仕方がないのでゼアラニーネさんに代わります…。え? ベッドでなくてベランダで?
はぁ…とりあえずペルセポネーゼちゃんもニヤニヤしてますから、3人でピクピクして倒れているアフロディーネちゃんをベランダに運んで…。
「ひいっぎゃあっ母様やめて!人ごときに屈辱的な姿勢で犯されるなど!」えーと、初代様が乗っ取ったゼアラさん、デッキチェアに寝かされたアフロディーネちゃんをゴリゴリ強姦してるんですけど。
「それを申すならアフロディーテのごときが何たる傲岸不遜、マリアヴェッラを泣かして勝ち誇るまではその人風情相手にきちんとおめこして鍛えねば、田中家の跡継ぎとしてすら認められませんわよ!」
何かこう、非常に嫌な家督相続という気がしましたけど、黙っておきます。
(おだまりベラちゃんっ。初代様よ…アフロディーネとペルセポネーゼを田中姓にしたの…)
(雅美さんの顔を立てておりますのに!あたくしなんか田中照子ですてーたす登録されておりましてよ!)
本当です。
初代様は固有の身体を渡された場合のステータスですが、それでも本当に田中照子で登録されています。
わひゃひゃひゃひゃ。
Tellnaliese Tanaka. (Nammu) 田中照子 Primitive ocean Goddess, in Sumer. 原初海洋母神 Slut Visual.痴女外観 Purple Rosy knights, Imperial of Temptress. 紫薔薇騎士団 Secretary Advisor, Imperial family, Interior Bureau. 内務局皇帝室顧問
Persephonē Tanaka. (Ereshkigal) 田中ペルセポネーゼ Hundred thousand Suction.(Limited Ten million Suction)十万卒 Black Rosy knights, Imperial of Temptress. 黒薔薇騎士団
Aphrodītē Tanaka. (Ishtar) 田中アフロディーネ Hundred thousand Suction.(Limited Ten million Suction)十万卒 Pink Rosy knights, Imperial of Temptress. 桃薔薇騎士団 Priestess. 女官長
ただ…娘さんたちの田中アフロディーネとか田中ペルセポネーゼとか、ギリシア神話の神々が聞いたら笑うどころか怒るんじゃないでしょうか。
(マリアヴェッラ…そこ、高木マリアヴェッラの貴女が馬鹿笑いするところですか…あたくしが我慢してるからと娘も我慢させておりますのに。それにアフロディーネ、ゼアラニーネはなかなかおとこまえでしてよ?)
あ、ゼアラニーネさんの見た目ですがね、腹筋…割れてます。
その体型、ボディビルダーに近いです。筋肉お化けではありませんが、一目見て鍛えてるとわかる部類。
なんでもナバーラでもアラゴンでも馬に乗るために鍛えていて、眼帯公女たるアナさん真っ青の剣術使いでもあるとか。
一言でいうと、おとなしめのアレーゼおばさま。
スペイン系の濃い顔と眉毛、宝塚とは異なる路線の男性キャラという印象ですよ。
更に痴女皇国あるあるな日焼け跡もついて、お好きな方にはこたえられない逸品。色街旅館なら2時間一万五千南洋ルピーでどないだ…痛いっ!
はりせんが勝手に動いたんですけど、誰ですか、あたしをぶん殴るなんて不敬な。
(マリアヴェッラ…だから私は最近、筋肉を見せつけないようにしてるんだが…築城基地に行ったら柔道に誘われて困るんだよ…)
(菅野だ。ベラちゃん、合格祝いありがとう。お返しに今度かぼすジュース送るからみんなで飲んでくれ。あと…干し椎茸はおばはんの飯に炊き込んで食わせてくれ。頼んだぜ)
(ひっとみっだよー。またベラちゃんったら、なおしちゃんにはもったいない高いナビタイマー送ってくれてありがちー。直ちゃん毎日つけてるよ。あとアレーゼさんが基地の武闘派に尊敬されているのは本当だよ。あたしら相手に加減してさえ敵わないのはともかく、体捌きが神だって司令も言ってたから)
と、菅野ご夫妻からどういう状況か連絡を頂くハメに。で、菅野さんが指定した椎茸ご飯の件ですがね。
ジーナ母様、水で戻したり煮た際の見た目や食感がナの字を思い出して嫌なのが理由だそうですけど、椎茸をものすごく嫌がるんですよ。つまり母様相手の嫌がらせの代行です。
まぁ、椎茸は痴女皇国世界の比丘尼国に持っていけばかなり貴重品らしいので、作ろうとしたらバレた事にして、おまつさん辺りに江戸城に持って行ってもらって将軍様に献上して頂きましょう。
ちなみに菅野さんに贈呈した計算尺付き航空関係者ご用達腕時計、おばさまが用立てられてあたしが合格祝いにまとめてお渡しした菅野さんの幹部候補教程で目黒基地に赴任中のお小遣いの倍額です、ざっとのお値段。
赴任中は女遊びを自粛…ご自身の俸給で工面できる程度のお酒に留めるか、池尻大橋に来て阿波内侍さんや宇賀神桔梗さんと飲んでいたみたいなんですけどね。
(だから菅野さんから吸い取ってたのよ、スザンヌが。ベラちゃんにあたしとスザンヌ、精気渡してたうちの半分くらいは菅野さんの分、残りは海老原さんちの社員さんとかからだからね)
(高木企画の所属の方で、あたくし達と仲の良いモデルさんとか、海老原さんの伝手のセクシー女優さんやお風呂にお勤めの方とか銀座の方がたまに遊びに来て頂きまして。で、下手な酒場並みにいいお酒、置いておりますでしょ…)
あー、ジュネスに卸す分とか池尻大橋の高木企画の社宅経由してるものが多いんですよね。これも海老原さんの顔で、銀座に出入りしている酒飯業者さんが届けて下さるものを姉かあたしがジュネスに持って行く流れです。
で、飲み助の阿波内侍さんと宇賀神ご夫妻の分もそこに含まれていまして…。
(さすがにベランダの窓を開けては時期を選ぶけどさ、ご夫婦で来られて水割り飲んでんの、ベラちゃんも知ってるよね)
うん、流石にあの部屋はみんなに羨ましがられるよね。
さて、ゼアラニーネさんに話を戻しましょう。傍目で見れば、日焼けした人が女騎士ならぬ女神官をくっ、殺せとやっているような状況。
(ペルセポネーゼちゃん見て見て…ゼアラさんの黒光りするちんぽが…)
ええ、二人して結合部を眺めて品評会、真っ最中。
(ふふふふふ、我が娘ながらこの高貴な白い肌と桃色の裂け目を蹂躙するのは興奮しますわねっ)
実の娘相手に何やってんのという突っ込みはさておき、元々のゼアラニーネさんの身体の出来に加えて中の人が初代様では、さしものギリシャ神種族でもかなり強い部類のアフロディーテさんでも太刀打ち困難な模様。
(ペルセポネーゼの中のエレシュキガル同様、アフロディーネのイシュタル属性は今は封じておりますよ。あれを解放すると流石に、億卒を余裕で超えてしまいますのでね)
(しかし…これは確かにアフロディーテざまぁという姿に加えて興奮の極み。へーかへーか、聖環で撮影していいですかっ)
うはうはと興奮しながら聖環を向けるペルセポネーゼちゃんですがね、エレシュキガルやペルセポネをしていた時代に妹さんと喧嘩してたのでしょうか。
(あんた、あたくしと精気授受してる立場でしょ!今更何撮ってんのよ!)
(ほほほほほ、もしギリシャ系の生き残りがいたら見せてネタにするためよっ。あのアフロディーテが人間のちんぽに負けましたーって)
(うるさいっ腐れ淫乱っ。あんたこそ陛下に負けて便器にされてる姿を第三者に見せるわよ!)
(残念っしたーほほほほほ、黒薔薇なら陛下に犯されるのって名誉なんですー。あれに耐えてこその団長よっ)
えーと。この姉妹と初代様、更には雅美さんまで加えた関係…想像するだに頭が痛いと思いますけど、一言で申し上げて離宮内の田中家の全員、肉体関係があります。
側から見れば親子丼姉妹丼めいていますが、実際にはもっと背徳的というか奔放な状況です。
(私は確かに気持ち良いのですが、これ一種の懲罰ですか…身体の自由、全く利かないんですけど…)
ごめんゼアラニーネさん。文句はエロおばちゃんに言って。
(仕方ありませんわね…はいマリアヴェッラ、ちょっと拝借…)こらこらこらこらぁっ。
更にペルセポネーゼちゃんにラスプーチンちんを突っ込む初代様。
(ねー陛下、私が聖院の基礎研修中なの知ってて、何てもの流すんですか…しほ子さんには事情を説明しましたけど、なぜかこちらに流れてますよ、陛下の視界と身体の感覚…)
初代様。
いらん事すんなっ。
(あらあら、瞳さんから依頼された話でしてよ。マリアヴェッラの行状報告)
瞳さん…何てものを頼むのよ…しかも初代様に頼んだら絶対いらん事するのが分かってるじゃないですか…。
帰って来たらお折檻よっ。
(やった…じゃない、酷い言いがかりですよ陛下!私とあなたには隠し事なしよとか言いながら!いいんです!今晩は寮のお部屋で一人寂しくっ)
これ、あたしの絡み動画で自家発電して寝るって脅しなんですよ…。
だけどあたしは夕方から茸島なんですって…。
しかも痴女島から片道500キロは離れている上に、面積が愛媛県くらいはある茸島です。
さすがに痴女島から単純往復はまだしも偵察となると、昨晩の双発プロペラ機では航続距離が怪しいとなりまして…通常の偵察ではなくお化け探しなら偵察装備をこまめに操作する必要もないだろうと、あえなくバンシーをあたしの操縦で飛ばすのが決まりました…。
(ベラちゃん。聖院のジーナやけど。そっちの虎柄悪くない号あるやろ。あれ貸してくれたらうちの後ろにもう1人乗せられるやろ)
ふむふむ。
鈴鹿御前さんもさすがに超音速戦闘機のバンシーやババヤガーについていくのは大変だと思いますので、どちらかの後席に乗って頂くのが可能になりますね。幽霊さんを疑っている訳ではありませんけど、どうも人外を検知する能力では鈴鹿さんやおかみ様の方が上みたいです。ただ、化けて出ていた当時の土地勘とかがあるようですから、現れやすい土地を重点的に回っても良いかも知れません。
何せ…茸島では日照の関係か、はたまた河口の平野部で田畑が作りやすく水の便も良いせいか、南側のデンパサールに該当する地域にかなりの人が住む町が出来てるんですよ。
まぁ、バンシーとババヤガーで飛んで行くなら、3時間以内に帰って来れますね…。
いいですか瞳さん。今晩0時か1時くらいには聖院に行きますからね。
それまでオナニー禁止ですよ。
行動は監視しますからね。
(陛下!陛下はアフロディーネさんのお顔を汚して私には我慢しろと?)
ええそうです。実は顔射を決めさせて頂きました。
目下、涙目でちんぽお掃除中。
(陛下…出しすぎですよぅ…)
(だってアフロディーネちゃん、この後女官管理室で精気配布でしょ?)
しかもゼアラさんとペルセポネーゼちゃんまで追い討ちでかけてるし…。
あまりに可哀想なのでシャワーブースに連れて行って顔を洗ってあげます。
(とりあえず先に出勤してるからねー)と、哀れにもペルセポネーゼさんに先に行かれるアフロディーネちゃん…。神種族モードも解除されてしまってますよ。
そしてゼアラニーネさんも、内務局のオフィスに呼ばれたからと退出。
残されたのはあたしと、アフロディーネさん。
(ゼアラさんもペルセポネーゼも気を利かせてくれたのですよ…)と、シャワーブースであたしのラスプーチンちんを咥えるアフロディーネちゃん。
そうそう。ショートヘアの方が、なんか悪い事をしてるようで更に興奮しますね。
(陛下はロリコン疑惑というよりも、生意気な年下を犯す方が好み…っと)
失礼な。
他の相手も好きですって。
腹が立ったので、せっかく洗ってあげた顔ですけど、そのお口に液体を放出します。
(ぶっ!げほっ!げへぇっ!)
(教子には厳しい躾かも知れませんが、あたしは飲まれるよりも口から溢れさせる姿を見るのが興奮するのです。どうせならこれも覚えておいてね)と無慈悲に宣言して顔と口を盛大に汚しておきます。
ですが、半生体素材の恐ろしさ、普通なら黄色に染まるはずの衣装、瞬く間に白い輝きを取り戻します。
そればかりではありません。
胸と股間の穴開き股割れ部分が閉じて、淫蟲機能が高速で動き始めてこぼれた液体で濡れた股間を清掃処理し始めています。
つまり、強制的愛撫。
(へいかぁ…普通の方でお願いしますぅ…)
(人ごときの牝豚ちんぽですけど、そんな汚らわしい下賤のちんぽでも欲しいのですか?)と意地悪く聞いてみましょう。もちろん、イマラチオ状態で強制的に口を性器として使用してあげます。
はよ答えへんかったらこのまま、また出すでっ。
(ああっ意地悪をっ…ですから早く教え子を牝豚に落として下さい!陛下のちんぽと腐れ淫乱変態性交して牝豚に堕ちますからっ!)
(いけない子ですねぇ、性技の教師をしてあげたというのに、あたしのちんぽに負けるなんて)
(ですから色街研修のためにも鍛え直して下さいよ…)と、なかなかに絡め技なおねだりをしてくるアフロディーネちゃんに免じて、割と広いシャワーブースの中でそのままバックから入れてしまいます。
(何が入ったのかちゃんと瞳さんにも教えてあげてね)
そう、色街旅館では本宮と違って、男性を盛らせて根こそぎ抜き取るためにも普通の性交はさせていません。
接客の際には淫語を叫ぶ事もさせています。
あざといですが、ちんぽに負けたふりをさせてます。
そしてその指導は元来、アフロディーネちゃんの役目。
ですから、ショートカットヘア状態でちんぽ役をして教えてるはずなんですよ。
(その時はイシュタル状態に少しだけ戻ってますけどねぇ…あれになるとちんぽに狂うので…)
突っ込む時でも?
(意地悪を言わないで下さい…女官相手ですよ、ちゃんと鳴かせてます…)
うん、研修の竿役が女官に逆に溺れたから困るからね。
それにアフロディーネちゃん、基本は気位の高い子なので、元来はあたしのちんぽに負けるのすらものすごく屈辱に思ってるんですよ。
しかし、神種族状態でも遠慮なく突っ込み突っ込まれが出来るのは痴女宮でも限られるの、さっきも言った通りです。
そして、生意気そうな顔を涙目にしながらあたしにバックから突っ込まれてるのを脳裏に視覚で送り込まれて、思わず漏らしかけている人が聖院に一人いるのは内緒で。
(またきつい光景を…セクハラですよっ)
(ふんっオナニーできない環境に悔し涙を流しなさいっ)
嘘です。
登院して割り当て個室に入ったら出来なくもないのを知ってますから。
例の便器に向かって出せば良いだけです。
瞳さんには緊急自家発電での精気生成、許されてますし。
(陛下の性格が割と意地悪というか、根性○色なところがよくわかりますね…ううっ)
(どうしました、勃起して苦しいのなら…今はもう個室の中ですよね?呼び出しはまだかかっていませんよね?個室構造は痴女宮本宮と同じはずですから出来るのでは? 自慰…)
(あっ駄目っ人間の女が浅ましい自慰をしてる姿まで見せられてるっ)
(何ならアフロディーネちゃんも本宮の廊下で露出行為をしてみましょうか? それとも淋の森はどうですか?)
ええ、もちろん、アフロディーネちゃんは淋の森での売春業務の指導役でもあります。
それも、実際にあそこで青姦を決める際にリピーターを生むように性技の限りを尽くす役。
(瞳さん、聖院女官服も自己清掃機能がありますよ。痴女皇国の制服と同じで、聖環操作で勝手に愛撫もしてくれます…)
まぁ、瞳さんも可哀想なので淫蟲機能を使って気分良くなってもらいましょう。
(あっあっいくいくいくだめっ陛下の頭と繋がないでいっちゃういくいくいくっ)
(陛下駄目です!やめて!アクメ!アクメ!)
ええ。これも感覚共有の応用です。
あたしが出す時の性感状態、共有させました。
ぐふふふふ。
あられもない姿で寝台に仰向けになってビクビクと痙攣する瞳さん。その股間の激しい食い込みハイレグの膨らみの上の方には染みが出来ていますよ。まぁ、1分かからずに掃除されてしまうと思いますけど。
そして、女官服で巧みに覆われているちんぽから液を放つアフロディーネちゃん。
もちろん、あたしマリアヴェッラはアフロディーネちゃんの中に全力放出です。
ええ、快楽をきちんと与えるのは清々しいものがあります。
特に大事にしている子や、大事にしている教え子相手には。
(ベラ子陛下がものすごく意地悪します…)
(瞳さん、早く昇格してください…昇格の暁には、二人で仇を取りましょうね…)
ふんっ、ちょこざいな。
いつでもかかっていらっしゃい。
(まぁでも、やはり陛下の味は格別ですわね。これで出勤出来るというものです。ではでは)と、ささっとあたしのちんぽを掃除して行ってしまうアフロディーネちゃんですが。
…ちょっと待ってアフロディーネちゃん!部屋付きの女官は…。
(私たちが始めた時点で待機女官は帰りました。で、交代するはずの正規の当番は今、朝食中ですっ。あと30分くらいで到着しますから、それまで部屋の汚れや惨状は放置でっ)
えええええ。自分で掃除は一応は出来ますけどねぇっ。
しかしこれ、女官の怠慢ではないでしょうか…。
(ベルナルディーゼです。母とアフロディーネから聞きましたが、これはマリアヴェッラが自分の都合で正規の女官配置を蹴ったがために起きた話でもありますっ。部屋付き女官も勤務当番で決まっているのですから、正規の女官到着を待つか…自分で掃除なさいっ)
えええええ。
しかし、二代目様は厚労局長、つまり女官管理の頂点。
おまけに初代様の娘さん。
つまり、あたしのわがままが簡単に通る相手じゃないんですよ…。
諦めてとりあえずベッドからシーツを剥がして、洗濯衣類を入れるカートを隠しているあたしの部屋の中にある女官待機室に入って、モップや高圧洗浄機やらを出して…。
あのですねぇ。
こんな事自分でするのが皇帝でしょうか。いくら自分でもあれこれ出来るのが筋と言われましても、物には程度や限度があると思うんです。
(自業自得ですね…陛下…自室で過ごせなくなるほど暴れた性行為をするからです…私も今、平謝りでこっちの女官詰所に事情を話して換えのシーツ貰ってるところですからね…)
瞳さんから結構ムッとした感じの心話も来ました。
…でも、瞳さんだってアンアン言ってお楽しみだったじゃないですか!
(それとこれとは話が別ですよ…後先考えてやりましょうよお互い…)
ええ、泣きながら異なる時間軸の似た場所で掃除をしている女、二人。
この復讐は絶対に成し遂げなくてはなりません。
アフロディーネちゃん、首を洗って待っているがいいわ。
たとえ身勝手な八つ当たりで逆恨みと言われてもいいの。
ベランダで高圧洗浄機を使うような事してからお掃除、させたげるからね。
人は復讐を誓うとみなぎるのを神様にも理解してもらいましょう。
覚えとけよっ。
---------------------------------
あふろ「逆恨みです。あと名前」
べらこ「せめて代わりの女官を呼んで下さいよ…」
あふろ「だってあたしたちの出勤時間に食い込むくらい激しいことするから…」
ぺるせ「これアフロディーネも同罪よ。ベラ子陛下のちんぽ欲しがるからよ」
あふろ「あれは麻薬のように効くのよ!ペルセポネーゼもわかるでしょ!」
ぺるせ「だから私はさっさと切り上げたのです。ちなみにゼアラさんを呼び出したのは雅美母様ですよ」
まさみ「これも本当に必要だから呼んだのよ。彼女は名目的には痴女宮警備本部長だから、離宮と後宮配置の女官の騎士資格者の勤怠管理を頼んでるのよね。女官業務の場合がほとんどなので勤怠は厚労の管轄だけど、シフトのチェックをお願いしてるわけよ」
べらこ「ううううう」
まさみ「それにマリアちゃんが怒るわよ…あの子は皇族といえども日常生活での諸々は一応自分でやれるようにしておけって言ってるでしょ。部屋付き女官の指導も仕事のうちだからって」
べらこ「あい。かーさまも一時期、だらけてて指導入ってましたしね…」
まさみ「という訳でこの後は茸島に行く話になるようね」
べらこ「気が重いですぅ」
ひとみ「皇帝執務ですからがんばりましょう」
べらこ「あぃ…(サボると瞳さん、相手してくれないから…)」
まさみ「やはり猫を飼い慣らすが如く」
ひとみ「お任せ下さい。あとベラちゃんが無理やり自慰行為させた落とし前はいつか必ず」
べらこ「ひいいいい」
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