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将軍様への隠密指令:新人幹部候補を育てろ!・2

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「ふむふむ。教程課程たんしゅくですか」

「これも実は問題になっているんですよ、今になって…ほら、鬼作戦当時や反社作戦の際に短縮コースで入れた女官がいるでしょう。あの人達と、正規の研修コースを受けた女官との差がですね…」

で、引き続いてマリアヴェッラ陛下…ベラ子陛下のお部屋で鳩首協議中の陛下とアルトさん、そして私、伊藤瞳。

で、私を介抱してくれた女官の方が実は女官長のアフロディーネさんという方だそうです。本日はあたしが陛下のお部屋にいるというので、部屋付き女官の監督指導もあって来て頂いているみたいですね。

かなり偉い人らしいのですが、この方と女官管理室長のリリアーネさんの仕事の区別がつかないんですけど…。

(リリアーネは本宮1階の女官管理室で女官にその日の作業を割り振るのが大方の業務です。で、私は主に仕事の仕方や生活指導が主体ですね。あと、痴女宮本宮以外での売春…つまり聖院方式ではない男性向け接客指導の一部を担当していますよ)と、ご本人からテレパシーが来ました。

でまぁ、どんな研修スケジュールなのか、ついでにお聞きしてみましょう。

「ふむふむ。と言っても、今は聖母教会勤務コースや幹部養成コースもありますからね…」

「とりあえず今の標準的な3ヶ月コースが瞳さんには理解しやすいでしょう。これは一般区分の新人女官を百人卒までの主戦力に育て…千人卒への昇格も視野に入れた女官にするためには、最低限必要とされる教程です」

と、アフロディーネさんの話に沿って、ベラ子陛下がソファ前のテーブルに置いた茶筒型ラップトップパソコンから画面を出して下さいます。

痴女皇国女官 1人卒研修教程(3ヶ月)

・痴女宮女官研修:1ヶ月(本宮登院実習)
・痴女宮騎士研修:1ヶ月(刑務・警務)
・聖院実務研修:1ヶ月(女官・騎士実習)

「最初の1ヶ月で女官寮での集団生活や本宮登院…つまり売春に対する基礎的なお仕事を覚えてもらいます。これには、本勤務前に行われる聖母教会教書に準拠した聖母教精神教育1時間を含むようになりました」

つまり、この教育で売春をする必要性や集団生活でのルールを守る必要性を説く事を余儀なくされたそうです。

この時間に話される説話を真面目に聞いていないと、最初は邦貨換算で月二万円から始まるお小遣いの支給を停止されるどころか、最悪の場合は素行不良者として身体強制操作や記憶剥奪・再構成という刑罰を受ける事になると聞かされます。

「我々女官の生命維持は売春…もっとはっきり言いますと、人間の男性から頂く精気あってのものだねです。この基本的な理屈が分からぬ者は痴女皇国または聖院には不要なのですが、それをきつく言い過ぎますとじゃあやめる、となりますからね。ですから一度女官寮に入ったら、その瞬間から還俗または死亡までは女官には基本的に命令拒否を許していません。そしてまずは人の権利を奪いますよという話から始めるのです…罪人女官と呼ばれる、最初から素行不良がわかっている女性については特に入念に精神教育を行いますね」

で、アフロディーネさんの説明に嫌な顔をして頷き合うアルトさんとベラ子陛下。

「このあたりがはんしゃ反社作戦や欧州さくせんで確保した女官こうほのせいできびしくなったんですよねぇ」

「あの時はいろいろひどかったですから…」

あー、わかります。私も、石灘というAV会社経営者の方の社員さんや所属女優さんなどを面接して「これは痴女皇国に送るしかない」として書類処理した人、一人や二人じゃありませんでしたから…。

そしてアフロディーネさんの話は続きます。

「で、この3ヶ月研修終了から更に専門分野…矯正部という工場での指導監督役や教育女官・福祉女官といった聖院学院での勤務専門役ですとか、聖母教会修道士研修といった専門分野への教程を勧めたり、あるいは自ら希望して進む者もおります。その理由は、この3ヶ月研修だけで女官勤務を重ねると、本人の肉体が出産限界を迎える前か、約5~6年かのどちらか早い方の期限に達した女官は現在は強制的に還俗される事になると説明しているからです」

ふむふむ。これも何となく察しがつきます。

女官の子は女官。つまり、女官種や痴女種という特殊人類の状態で妊娠すると、生まれてくる子供は女官か痴女種となるとは聞いていました。

これでは、痴女種の食料たる精気を供給してくれる男性、どんどんと世の中から数を減らす事になってしまいます。

この為に通常の人類として世間に戻す必要があるのでしょう。そして、女官のままでいたければ高度な専門分野に精通するか幹部として取り立てられるような勤務実績を重ねろ、となるのでしょう。

(その認識で大丈夫です。あと…南北アメリカやオーストラリア・アフリカといった支部勤務を承認すれば百人卒未満でも継続勤務してもらえる場合がありますけどね)

な、なるほど…いかにも僻地そうな地名を聞いて、そこに赴任した際の苦労が思わず想像されてしまいます。

私の父親の伊藤知広、正にそうした僻地のロケを専門…という程でもありませんが慣れている部類だったのです。ロケのために数ヶ月間家を空けている事も決して珍しくはありませんでしたし、武勇伝を聞かされていましたから、現地がどういう状況なのかある程度理解している地域も…。

(最近では聖母教会の司祭や助祭に志願すれば百人卒未満でも強制還俗を免れる場合がありますよ…ただ、ローマ教皇庁の認定した司祭教程校に進学するか、はたまた指定修道院で一定期間を修道士として勤め上げなくてはなりません。そしてこれが…)

アフロディーネさんの表情が全てを物語っています。

キリスト教の厳格な修道院なら禁欲を極めている場所があるのは知っています。入ったが最後、およそ生涯に亘り生きている女性を目にすることすら不可能な場所があるのも存じております。

ですが、ここは痴女皇国世界。

恐らくはその修道院、私が知っているそんな世界とは真逆の事をしているのでしょう。

(バーデン=バーデン修道院が今はその最たるものですよ。あそこ、娯楽館が併設されているんです…)

娯楽館という名称がこれまた何とも。

秘宝館の同類、いやもっと直接的な事をしているんでしょうね…娯楽ですからね…。

「ちなみに八百比丘尼国送りにされた場合はもっと厳しいかも知れません。あそこの現場には黒火山芋侍国…島津家さつまから監督代官が配置されている事が多いと聞いています」

「女性の場合は薩摩はましでは…」思わず口をついて出る言葉。確かにあそこは男尊女卑ですが、一方では貴重な女性を浪費しない風習があったはず…。

「マシじゃないんです。力仕事をさせないだけです…薩摩に神社開いて売春やる話をしたら大喧嘩になったって、向こうの担当者おかみさまが。要は女装少年を愛でる風習と同じで、侍が女の尻に惑わされてどうするかと言う彼らの主張と、うちの神社に女を買いに来るくらいの女遊びは認めてやれやという朝廷側の主張が真っ向対立しまして…」

「ど、どうなったのでしょうか…」いつになく真剣なベラ子陛下の顔から、こちらの世界でも火山灰に悩まされていそうなあの県に該当する場所、かなり緊縛した事態が起きた事がわかりました。

「ぶち切れたおかみ様…京都の元伊勢大神宮と伊勢の神宮の所有者かつ責任者がですね、芋しかまともに取れん土地でもわしのもんや。お前らには貸し付けとるだけやのに何を吐かしてけつかると怒り狂いまして、霧島と桜島と諏訪之瀬島の火山に点火。更に阿蘇山と雲仙普賢岳からも噴煙を噴き上げさせたので九州各国がおかみ様の怒りを恐れて薩摩との国境線に軍を進めるわ、当時の聖院金衣まで呼びつけられまして芋侍国全員からドレイン…遠隔精気吸引をかける羽目に」

つまり、鹿児島を滅ぼす直前まで事態が緊迫したと…。

「で、島津家の方々と話し合いに及び、薩摩に関しては定期的に霧島大神宮から強制ドレインをかける事で精気を強制的に徴用する。肥後と日向には中洲泡風呂国と提携した風呂を開かせるから、せめてそこくらいでは遊ばせてやれやとなりました…」

女遊びを認めるか否かで国が滅びる騒動に発展するのも大人気ない気はしました。

しかし、精気の価値を知る身体になった今、これは深刻なら食料戦争であるから、一見すると間抜けな理由で戦争を始めたようでも当事者、特に朝廷と称され精気を求める側には真剣に男を遊ばせるか抜き取らせろと迫るだけの事情があったと理解できます。

それと女遊びを容認しない漢臭い風潮、私のいた世界ならいざ知らず…この痴女皇国世界では逆に、どうにかして女遊びをさせようとしている施政側からは改善対象になるようです。

「だから姉が宇賀神さんや慶次郎さんを囲い込んで保護しようとしてるんですよ…ああいう男臭い人は逆に我々の側からすると保護対象なんです…確かに精気を吸い取る側からすると困る部類ですけど、一方で男性の倫理観の指標にはなると」なるほど。

宇賀神さんのような、男の美学に従って生きているような人物を重要視して下さる方が国を治めておられるのを知って、内心安堵する私です。

(更には、人としてあそこまで強いと神様が気に入る場合があるのです。あたし達としても、精気の質が…そうですね、あたしから受けた場合と、実習女官から受けた場合くらい違いますよ…)

あ、これ分かります。

安物のお酒と…宇賀神さんに連れられて大人気分を味わわせてくれた故・大久保林清先生行きつけのバーで飲ませて頂いたウィスキーやアイリッシュエールくらい違いました。

あの時は恐竜が出てくる小説をアニメ化した際にお世話になった作画監督の方が描かれたという、首長竜や映画の登場人物を背景に例の泥棒よろしく当時の新車価格47万円の軽自動車に窮屈そうに収まった先生の絵を前に、寂しそうにしていた宇賀神さんと平家さんご夫婦が印象的でしたね…。

…ですから男女の仲として連れて行かれた訳じゃなくて、大久保林先生の命日…1月27日には必ず関係者がそのバーに向かう集いに呼ばれただけなんですよ!

うちの両親はもちろん、車椅子のおばあさんを連れて現れた田所のおじさんや、介護用車両を提供した海老原さんまでが泣きながら大久保林先生がお好きだったというお酒で乾杯するような集まりに男女の仲云々を期待しないで下さい!

あ、この集まりは高木企画のまりあ社長…マリアリーゼ陛下主催です。

今年は誰それが行方不明になったとかいう報道データの画面ショット画像を供えておられましたが、自宅の火災でお亡くなりになった先生の死因について色々思うところがあったようですね…社長というか、陛下。

確かにこれほど義理堅い方なら、男っぽい人もついてくるでしょう。うちの父も仕事を回して頂くなどお世話になっているようですし。

(だからベラ子にはあまり無茶すんなって釘刺してるし、スクルドさんにベラ子を折檻するためのバリカンも預けてるんだよ…瞳さんもあまり無茶言われるようならあたしに言ってくれていいよ…宇賀神さんと知広さんには瞳さんを頼むって念押しされてるからさ…)

どうやら、こっそりマリアリーゼ陛下がテレパシーではなく機密通信で連絡して来られるくらいには、私の安否について不可視の圧力が関係者にかけられているようです。

私…そんな重要人物なんでしょうか…。

(瞳さんには本来なら人間の女性として生涯を終えて欲しかったんだけどなぁ…ま、聖院の方とは言え、アルトリーゼを付けているのがあたしの誠意と思ってくれ。あたし以外にあいつを倒してあなたをどうこう出来る奴はアレーゼおばさまとマイレーネさんと…ま、両手の指で数える程度しかいないし、全員ことごとくあなたの影の護衛か支援者支持者だ。それは保証しておくよ)

つまり、あたしの研修期間中のエスコート役、痴女皇国ではほぼ最強の護衛を付けて頂いたみたいですね…。

ただ、そうなるとベラ子陛下とこそこそイチャイチャが出来ない懸念も。

(それが困るからアルトつけたんだよ!…まぁいい、どうしてもってんならアルトに相談しな。一言だけ言っておくと…聖院アルトは話のわかる奴だ。そして…痴女皇国と聖院の幹部の性癖傾向を知り抜いていて、その人事データもあいつに渡してるか、あいつの聖環の権限で見れるからな。あいつがOKを出した奴だけにしてくれ…頼んだよ…)

そんな訳で翌日、痴女宮本宮地下講堂に集められた新人たち、都合三十人くらいですかね。

その中に混ざって正面で入寮の挨拶をするのはベルナルディーゼ厚生労働局長。

実はこの痴女宮がまだ聖院本宮と称されていた時代の二代目聖院金衣…つまり痴女皇国で言えば皇帝の位をご経験された方であり、日本で例えると内閣総理大臣経験者が厚生労働大臣に改めて任じられたようなものでしょう。

「今は聖院は痴女皇国となり、かつての聖院本宮は痴女宮と改称の上、当時の八倍から十倍の規模の人口を数えるまでになりました。そして、現在の痴女皇国を統治する二代目皇帝マリアヴェッラ。彼女を支えて痴女皇国を盛り立てる人材となるよう、本日女官寮に入寮される方が努力頂く事、我々女官全てが強く期待しております」

聖母教会の上位尼僧修道服に身を包まれた局長がベラ子陛下を紹介すると、ベラ子陛下は立ち上がり私たちに向けて軽く会釈。そして心話で。

(皆様の中には不本意な入寮や私たちの課した厳しい規則規律に反発される方もいらっしゃるかも知れません。しかし、私もかつて聖院、そして痴女宮での教程課程を経た上で皇帝位を任じられた身、最初の立場は皆様と同じです。皆様にも、与えられた期間の間に、女性として人も羨む諸々を身につけて世に花と咲く事を強く強く期待申し上げます)

有無を言わさぬ威圧感で皆に告げます。

寝ている人なんて…いません。

演壇の両袖から見張る女官と、会場の後ろに配置された黒薔薇という騎士団の騎士さん…私の顔馴染みの方でカリエンフィーネという方が、会場内にいる他の騎士の方を指揮する立場で目を光らせていますから…。

(まー、これくらいやってビビらせておかないと舐めた態度を取るのが昨今増えてますからねー。マリーがいてくれたらマリー一人で抑えられるんですけど、あれの悪い癖で、女官長としてどういう指導に及んでるかの懲罰記録動画ダイジェストを見せるからなぁ、あいつは…)

(カリエンフィーネ…マリーは新人教育に良くないから呼ぶのやめとこうって話になったじゃない…ところでアルトさん…何をしれっと新人に混ざっとるのですか…いくら新人用の女官服姿でも、全く新人に見えてませんよ!)

(あ、あたくしはただの新人女官オルレーニャじゃ…)

(そんな貫禄たっぷりに座ってる新人女官なんか、今日び早々いませんって…あと、アルトさんの下級時代の出家名、まだ覚えてる人は意外といてます。バレバレですよ)

(セレーニェディーネ。あたくしのその旧名を知るあなたもたいがいなおばちゃんですよ…いだいっ!)

(だいたい新人で既に帯剣してる女官がどこにいてるんですか!後でベラ子陛下に預けときますから、そのリトルクロウはこっちで預かります!腰から外してこっそり後ろに突き出して下さい!)

えーと何ですか。

つまり、この新人女官入寮式自体、普段からやっている内容よりも色々グレードアップされた状況なのでしょうか。

「さて新人の皆さん。本日から皆さんのお仕事を教える教官は人により変わりますが、教官たちを統括する立場の私、アフロディーネと…」

「皆さんの寮生活や出退勤の点検、そして健康状態を管理する女官管理室を指揮するリリアーネより注意事項があります。これから皆さんのお名前をお呼びします。そして何人かに分かれて引率者が女官寮にお連れしますが私語は厳禁です。たった今から皆さんは私たちの管理対象となり、その生活は全て女官寮もしくは研修場所の管理者に把握されるとお考え下さい」

「ただし、それは皆さんだけに限った話ではありません。痴女皇国に所属する女官は騎士職を含め、誰かに二十四時間監視される立場となります…理由は、普通の男性はおろか極めて強い人物でも、対象が人である限り、私たち女官の敵ではなくなるからです」

「しかし、その強い力を何の制限もなく行使する事は世のため人のためになりません。よって、皇帝たるマリアヴェッラ陛下を含めた痴女皇国女官の全員には痴女皇国の前身となった聖院の規範、そして我々女官が信仰対象とする聖母の教えに従って、その強大な能力を制御・時には制限をしています」

「その制限の中には皆さんお一人に至るまでの監視も含まれます。そして、皆さんは既にお気付きかと思いますが…私たち女官は女官になった時点で病気知らずとなります。つまり…体調不良というものからは無縁となります。おわかりですね?」

(ですから病気による欠勤は私たちにはありえないのです。提供する食事も皆さんへの薬となるものを含んでいますから、残さず食べて頂きますよ…)

(ちなみにおしょくじの時間も決まっていますが、しゅっせすればおいしいごうか料理が…いたいいたいいたいっ)

思わず漏れる失笑…え? 壇上にもアルトさんが…。

(失礼。そこの新人…オルレーニャ、あなたは居残りです。それから伊藤瞳さん、すみませんが同室の同期生という事でオルレーニャさんに同伴願います…ご迷惑をおかけします…)

壇上から情けなさそうな顔でベラ子陛下が連絡を入れて来られました。

そして…要人席に座っている二代目様…ベルナルディーゼ厚生労働局長が般若の顔をしておられます。

で。

他の新人さんが退出した後で怒られるアルトさん。

もう一人のアルトさんとは髪の毛の色が少し違いますね…。

「で、何故痴女皇国のアルトさんがここに…逃げ出して来たんですか?」正座中のアルトさんの前に、腰に手を当てて立つベラ子陛下。

ええ、私から見ても怒っておられます。

(いや、懲罰。白マリ…聖院マリアリーゼが瞳さんの研修の話を聞きつけてさ、だったら一緒に最初からやり直しさせればって提案をだな…アルト…おめー…聖院で何をした…)

「そうですよあたくし。さっきうちのよめと話をしましたが、かなり怒ってましたよ…最初はナディアに白金衣着せてって言ってましたからね?」聖院アルトさんが呆れたように言います。

「とりあえずあたくし同士のよしみで、あのナディアにしばかせるのだけはと頼み込んで避けておきました。痴女宮あたくし、あなたに恩を感じる心がのこっているのなら…いまから瞳さんについて、必ずや彼女の新人研修をせいこうさせるのです。むろん、あなたが優秀なせいせきをおさめてあたりまえ。できなければ、失敗の数だけなんねんと計算した年数、聖院にしまながしですよ…」
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