119 / 352
将軍様への隠密指令:新人幹部候補を育てろ!・1
しおりを挟む
皆さん、こんにちわ。
ヒトミ・パスカルと申します。
あ…旧姓で名乗った方が皆様には分かりやすいと。
はい。
では、改めまして…伊藤瞳と申します。
Hitomi Itoh (Hitomi Pascal) 伊藤瞳 Million Suction.(Limited Ten million Suction)百万卒(限定千万卒) Slut Visual 痴女外観 Black Rosy knights, Imperial of Temptress. 黒薔薇騎士団 Empress family-Secretarial Division manager, Interior Bureau, Imperial of Temptress. 内務局皇帝室秘書課長
で、私がなぜ痴女皇国のお世話になったのか。
そして、上のステータス表示のような…とんでもない要職を授かり、更には痴女皇国二代目皇帝マリアヴェッラ・ボルジア・ワーズワース陛下の愛妾の地位を授かる事になったのかを語れと言われました。
で、この痴女皇国なる特殊国家とのお付き合いが始まったのはそんなに昔ではありません。
実は私には、ある事件を契機に父親と私の命を救ってくれた恩人がおります。
その恩人は後に、とちぎメディアサービスという、かつては栃木県の地上波TV局…昨今は多角的な事業を展開しており、全国ネットで放送できない過激な内容のローカル番組で名を馳せ、ネット放送のチャンネルでも人気を博していると言う会社の役員に就任されました。
なんでも藤原氏本筋に繋がるご家系という地元の大変な名士や…皇居の絡むとんでもない事件解決の謝礼兼、一種の隠棲職としてお世話されたそうなのですが、その男性から「動物衛生看護師の仕事がないんなら、しばらくうちで働いてみるか」と打診を受けたのが契機で、県庁所在地から一駅離れた新幹線停車駅のある町に代用社宅を用意頂き、佐倉市内から移り住むことに。
(華厳の滝が私有地にあるって初めて知りましたよ…)
(まぁ、あそこのおうちはグンマーとトチギーの各三分の一くらい持ってるそうだから…日本で一・二を争う影のお金持ちという噂も…)と、心話という一種のテレパシーで私と話しているのは、その恩人の娘さんの宇賀神雪子さん。
Yukiko Ugajin 宇賀神雪子 Ten thousand Suction. 一万卒 Slut Visual. 痴女外観 Public relations department Assistant director, Interior Bureau, Imperial of Temptress. 痴女皇国内務局広報副部長
恩人が別れた奥様とよりを戻した際の娘さんらしいのですが、今このお話をしている時点で日本の高校三年生相当には到底思えない、大人びた考えの持ち主です。
そして、実は私の所属する事務所の机の隣の席の持ち主です。
で、私もそうなのですが、分体という特殊な技術を使うことで、私たちが生まれ育った汎銀河人類族連邦という…名前負け感が極めて強い統合政府を介して各国が相変わらず統治する地球の日本国内またはフランスでカモフラージュ生活を送っていると見せかけて、実際には痴女皇国で生活する事ができるようにされました。
で、私はこの恩人の娘さんの雪子さん…ゆっきーという愛称で呼ばれる事も多いこの女の子と…肉体関係を持っています。不定期ですが…。
それどころか、この内務局や、果ては皇帝室秘書課という部署で管理している痴女皇国の皇族の方とは多少のお付き合いが…ああ、全くない方もいらっしゃいますよ。
で、雪子さんは広報副部長というお仕事に就かれていますが、上司の内務局長兼広報部長の田中雅美さんの補助役で、月間痴女宮という広報誌…社内誌めいた内容のものを編集するのが主な業務だそうです。
「しかし、瞳さんも大変よねぇ…せっかくあのF1レーサーの人と結婚が決まったってのにさ…」ええ、雪子さんとは昔からの顔馴染みなので、彼女も私もお互いの境遇をよく知る立場なのです。
で、私の方の分体を出されている理由。
なんでも、数年に亘って秘書課…つまり皇帝陛下を始めとする皇族居室に常駐する女官、ひいては皇族そのものの日常生活管理を切り盛りしてきたマリアヴェッラ陛下のお母さまたる高木ジーナさん。この方、来年はNBに行かれて数年は帰って来なくなるという事が確定しています。
理由は、来年のNB下院選挙に合わせて下院議員に立候補されるためだそうです。
で、マリアヴェッラ陛下曰く。
「皇族自体はお目付役が他に何人もいますから、基本的にどこかで行動を監視される立場です。しかし、日常生活を支援する女官の配置や、来国する貴賓客の接待など、この離宮内と痴女宮本宮22階から上での諸事を取り仕切る仕事をする担当者が不在となってしまうのですよ…」と悩める顔で打ち明けられます。
「本当はこの手の内部処理に適した人材がいるんですよ…いるんですけどね…寝てるんです」
何とまぁ。
「ほらほらダリアさんっていたでしょ、反社作戦の時に来てたフランスとエチオピアの混血の人。あの人の延命措置の為に懐妊から分娩直前までは仮死状態にしておく話になってまして…」
聞けば、ジニアさんという娘さんをご出産されるのが確定しているそうです。
https://ncode.syosetu.com/n6615gx/73/
で、この方々が懐妊すると、時間の進行をいじって出産や誕生した子供の成長を「早めたように見せかける」事もできるそうですが…今回は母体の安全の為に通常の人類同様、約10ヶ月かけて分娩に至る処置を取るそうです。
で、話をお聞きしていますとマリアヴェッラ陛下もこうした促成成長で急速に成人化した過去をお持ちであり、出産に伴って母体の高木ジーナさんの寿命が急速に縮まり、私の分体のような擬似身体を使用して蘇生する羽目になった件と同様の事態を懸念して、こうした仮死状態に置かれているようですね。
更には一定以上の生体エネルギー吸引能力を持つ高能力者が種族内で増え過ぎた場合、強制的な仮死状態に入る場合すらあると聞かされます。
そんな訳で皇帝室なる部署を仕切る立場への就任を依頼されます。
ただ…厚生労働局という、日本の厚労省に近いお仕事の部局の長を務める方が当面は皇帝室の管理を兼務してくださるそうですので、私の仕事は秘書課長のみでよい、それも初期研修が終わってからで構わないと…。
普通なら断るところです。
しかし、秘書課長は職務上、マリアヴェッラ陛下と肉体関係を結ぶ必要があるとも聞かされました。
ぐ、ぐぐぐ…。
陛下と肉体関係が合法的に結べる。しかも居室は一ヶ月の研修期間後は陛下と同じ部屋というではないですか。
これは痴女種という、痴女皇国世界特有の特殊な人類種別に進化するに当たり施工を担当して頂いた過程で陛下の男性器と女性器双方を知る私にとって、断るにはあまりに惜しい餌です。
有り体に申し上げますと、陛下と一度肉体関係を結んだが最後、その虜になると聞いていたのは間違いありませんでしたよっ。
そして痴女皇国に存在する規定の関係で結婚は難しいとお聞きしましたが、実質的な結婚同然の生活となるのは私にも理解できます。
何故ならば陛下のお相手を勤めるには痴女種としての能力階級をかなり上位まで引き上げなくてはならない、その過程で自動的に後宮という皇族愛妾専用居住棟に入居可能な騎士資格階級を与えて頂けるそうです。
で、その資格を取得した上で同じ部屋に住んで欲しい…皇帝専属愛妾としての待遇を与えたいと申されました。
で、実はジャン=リュック・パスカルという私の元来の結婚相手を探してくれたのはマリアヴェッラ陛下です。
愛車の運転教習の教官役だったそうなのですが、普通はF1チャンピオンを簡単に教官には出来ませんよ?
で、マリアヴェッラ陛下の件の愛車は乱暴ルギーニの四駆…それもただのオーナーではありません。
その運転免許取得のための教習から、最高時速300キロ以上を出せる超高性能車に慣れるための訓練走行の数々までをイタリアの政府と自動車会社が用立てたそうです。
実際に教習中の画像を見せて頂きましたが、マセラティのセダンはまだしもフェラ ーリって教習に使う車なのでしょうか…。
つまり、母娘でイタリアの名誉国民扱いされているマリアヴェッラ陛下が乱暴ルギーニを愛車にしているのは、まさにイタリア官民挙げての支援があるということでしょう。私でも今はマセラティやフェラ ーリがフィアットという巨大企業の一部門であり、言うなら同じ会社だというのを知っています。
更には乱暴な会社もこの時代、完全なドイツ資本傘下ではなくなりイタリア資本も流入していると聞いては…ええ、分体の婚約者のジャン=リュックもフランスの国民的英雄であり大富豪ですが、流石に宇宙空間航行も可能な航空母艦まで持ってはいません。
それどころか日本と同じ面積の島と、バリ島そのものと言っていい愛媛県同等の面積の小さくない島を国として統治はしてませんよ、さすがに富豪といえど…。
で、こうした資産比べ以前にマリアヴェッラ陛下は魅力的です。
私が百合になど転ぶ訳がないと思いましたが、NBの首相夫人アグネス氏曰く「ベラちゃんは完璧なシーメールで男役専門と思えばいいのよ。女役もできるけど」と…。
あ、顔立ちはシャラポ◯に近いと噂のジーナさんよりは女性的ですよ。ルクレツィア外務局長寄りかな。つまりウクライナからロシアにかけてっぽいがラテン系に見えなくもない鼻筋の…。
ええ、白人が珍しくない池尻大橋から青山にかけてでも人目を引く部類です。身長ありますしね。
ですので…なまじの男性は太刀打ちできないでしょう。おまけに私が気があるのは見透かされていますし、あちらも破格の待遇で私を迎えてくれようとしているのはよく分かりますから。
「で、パスカル氏との結婚話についてはそのまま進めて頂きます。このために分体をご用意したのですよ…」
(本当ならもう少し箔付けしてから話を進めたかったのですがね。例のドラマ主演は分体さんにやってもらいましょう)
あー、あれですね…私がとちぎメディアから出向している立場で勤務中の高木企画という芸能プロダクション。
あそこの所属でドラマに主演させてもらえるそうです。
ですので結婚は来年…先方がF1のドライバーズチャンピオンなりを取った段階で祝賀的に行いたいとも打診されています。
(ジャンさんの離婚話も順調に進めてますからね…)
ただ、これはテンプレス・セキュリティ英国本社の顧問という国際弁護士さんに依頼している事もあって、かなり強気で交渉している模様。
まぁ年内には調停に持ち込めるし、持ち込めなければ…とニヤリと笑う陛下。
この方がフランスやイタリア、更にはイスラエルの特殊部隊に「ほぼ聞き入れてもらえるお願い」が可能な立場であり、それ以前に自前の特殊諜報工作部隊…それも極めて強力な兵士ばかりなのをお持ちで、およそ地球上に侵入不可能な場所は存在しないというのを反社作戦の際に知っている私としては頷くしかありません。
なにせダリアさん他の作戦時の戦闘服姿、生で何度も見る立場でしたから。
しかも池尻大橋で同居していたマリアンヌちゃんやスザンヌちゃんが大人の姿になれば、ダリアさんと似たような事が出来るのも知っていますからねぇ…。
で、身体を二つにするのは私の実家や宇賀神さんたちには内緒という事で、痴女宮にお使いに来たついでにこっそり施工して、雪子さんと一緒に池尻大橋に戻しています。
(分体の経験したことはリアルに伝わるようにもできますが、とりあえず睡眠時にシンクロさせます。今回は痴女皇国関係者化しているのを内密にしたいので、意識と記憶の相互シンクロはなし、身体も男性未経験状態に戻しています)
あ、私の処女はマリアヴェッラ陛下に奪われています。ただし即座に膜損傷部の自己修復がかかる身体になっていましたから痛みや出血はほぼ、ありませんでしたけど。
しかし、マリアヴェッラ陛下は割と悪党だとは思いますよ。私も結婚生活が破綻したら面倒を見てとは冗談半分に言いましたけど、まさか本当に愛人として囲い込もうとするとは…。
しかも本当ならば女優として何作か撮った後で電撃引退の上で有名人と結婚させて箔をつけてから、セレブ人妻となった私を美味しく頂く予定だったらしいです。
(あたしとしてはもっとじっくりと時間をかけて熟成させたかったのですけどねぇ…)いやそのあのその。言いながら私の身体を好き放題触られるのは。
ええ。本当ならSM調教の限りを尽くしたいそうです。これも反社作戦の際に私達を狙った一味の中の女性複数を捕獲した後にどんな扱いをしたか知っていますし、フランス特殊部隊出身の痴女種の方が、その手の行為を大いに好まれるというのも。
(まぁ、変態牝豚が一種の褒め言葉になるところですからねぇ。あたしの統治の必要上、限られた要職の方以外の痴女皇国女官は基本的にあたしのちんぽ、拒めませんから)
恐ろしい事をサラッと言われましたが、確かに女官と呼ばれる職種…痴女皇国の国民にして官僚職になりますと、精気授受と彼女たちが言う生体エネルギーのやり取りが必須の生活をせざるを得ません。
特に、後宮を拠点とする皇帝直属の特殊部隊所属騎士兼愛奴の皆様は、精気を受け取る…食事をもらえる相手が限られてしまうそうですから。
(瞳さんもそうなって頂く予定です。浮気や職務上の精気授受は構いませんけど、裏切りは許しませんよ…ふふふふふ)ですから私のちんぽをそのようにされますと…あっ我慢が!
しかし、漏らす心配は杞憂でした。
陛下自ら私のそれを口に…いいんですか。
(よくありません。正直苦手です…あ、でも瞳さんのはやはり純度が高くていいですねぇ。なかなかのお点前で)
この純度云々、実は精液そのものの味ではないのを私が理解しています。
実は初回施工時、車の中で私が陛下のちんぽを咥える事で痴女種化するという事に及んでいます。
その際に陛下の放出される液体を口で受けているんですけど…問題はその際に「私も気持ち良くなる」という、その時は信じ難い経験をしています。
この理由が何か、陛下が聖環から出した画面で説明してくださいましたけど、不可視の生体エネルギーが陛下から私に注入された副作用で必ず発生するそうです、快感。
そして画面上のエネルギーフロー図で確認出来ましたが、放出者の精神状態や欲求度合い、更にはステータスランク…痴女種としての階級によってこの快感の度合いは大きく変わるとも。
(で、問題はあたしからの放出なんです。これの量の制限をかけておかないと…)
そう、この時点で私はまだ初期研修中のため、千人卒制限とかいう入出力制限を受けていました。
この数字は平均的な人間男性の生体エネルギー、一度に何人から致死量まで吸い上げられるかを示しているそうですが…同時に「供給可能な量」でもあります。
マリアヴェッラ陛下の場合、この供給量に制限を入れておかないと、低ランクの相手の精神や神経を破壊するそうです。
はい、皇帝居室の隅に、場違いな存在感で設置されている石造りの原始的な水洗便器…一種の浴槽めいた使い方も出来るそうですが、そこに座らされて水を貯められます。
で、陛下の長く太く硬い凶悪なもの…ぴーたーのーすとかいう男優のちんぽをまんま真似て装備したと聞きましたが、そこから放出される液量も凶悪極まりない代物です。
これのどこが手加減なのかと言いかけた瞬間、あたしの女官服が強烈に反応を始めまして…。
気付けばソファに寝かされ、部屋付き女官の方と陛下に介抱されていました。
「やはり…陛下、以前より精気放出量が多くなってると思いますよ。もっとリミッターきつくするか、瞳さんを万卒以上に上げるか…どのみち黒薔薇の試練、受けて頂くんですよね」
「ただ、えこひいきに見られるのを防ぐためにも最低一ヶ月の基礎研修だけは何とかして受けて頂きたいんですよね、瞳さんには」…で、無言でマリアヴェッラ陛下のおっぱいを吸わされています。
これも女官が吸うと精神安定や沈静化他、さまざまな効能があるとかで…さっき与えられた死ぬかと思うほどの強烈極まりない性感がゆっくり引いて行きます。
年齢的には私の方が年上なのですが、母親に介抱されているようで…。うち、離婚して父に育てられてるしなぁ…。
「おやおや、またべらこ陛下がまざこんをせいさんしていますね…」と、そこへ人の気配が。
「ちちちちち違いますっ。アルトさんもあたしのおっぱいを吸ったらこんなんじゃないですか!」あー、乱入して来られたこの方は見覚えあります。
反社作戦の時に来ていたアルトさん…確か将軍とか言われてましたね。
あたしの横に来て陛下の乳を試し吸いする方、どう見てもそうは見えませんけど…ただ、ステータスを見れば十億卒。
一度に百億人を倒せるマリアヴェッラ陛下には及ばなくても、地球上のだいたいの国やNBを壊滅させるには充分すぎる吸引量でしょう。
しかも、年末にある事が起きてガス欠になられた事例を鑑みて「精気貢納・供給ピラミッドのてっぺんの一つ」にされてしまった模様。
ですので十億人を吸えば満腹ではなく、次の瞬間にまた十億人から吸えると…。インドやどこぞ人民共和国はこれで壊滅、確定ですね。
(あと、女官が吸った精気をそのまま使えない件ですが…アルトさん)
(はいへいか。女官が聖院や痴女皇国をうらぎったりすきかってに生きられないように、しょくばにしばりつけるためのものです。女官が吸い上げた精気は言わば原油状態。そして一部皇族ががそりんやとうゆに当たるような状態に精製した精気をもらわないと、女官はいずれたおれて死にます)
(ただ…一部の女官…あたしの母でジーナは精気を必要とはしませんし、もう一人の母たるルクレツィア・ボルジア外事局長のように長期に亘り痴女宮を離れる事がある女官は、自力で精気を精製できます。何を隠そう、瞳さんもその機能をお渡ししてますけど…けど…)
はい。何をして精製するか、口ごもる陛下の難しそうな顔で私は全てを悟りました。
確かにこれはあまり人に見せたくない姿でしょう。
(問題は他人の行為を見て、これを始めるのが女官にもいたんですよ…いえ、瞳さんがしたいならベラちゃん秘密ライブラリの再生権を与えますし、あたしも付き合ってせんず…アルトさん痛い!)
(べらこ陛下。今はへんなしゅみをおしえる時ではありません。そういうこういは晴れておへややべっそうにひとみさんと出歩けるようになってからですねこうでああして)
(そ、そうですねアルトさん、ぐひひひひひ)
(おたのしみはとっておくものですよ、ぐひひひひひ)
何か悪人の顔をしている2名はともかくですね、今いるアルトさん、痴女皇国世界で生まれ育ったアルトさんではなく、聖院…痴女皇国が前身としていた聖娼神殿がそのまま、痴女皇国を作らずに時間が進んでいる世界から来ている方だそうですね。
(最近は痴女皇国のあたくしがたるんでるというお話になりまして、聖院で鍛え直す話になりました。で、痴女皇国が今は大変であろうから代わりに行ってお助けして来いと聖院のマリア様…マリアリーゼ金衣女聖に申し付けられまして、交代で痴女皇国将軍と警務局長を務めさせて頂いております)
聞けばこのアルトさん、マリアヴェッラ陛下の腹違いのお姉さんで先代皇帝のマリアリーゼ上皇陛下の「旦那さん役」だそうですね。
つまり皇族で偉い方には間違いないのでしょう。そもそもこの離宮の皇帝私室に入れるだけでも難しいのでは。
「ふむふむ。たしかにこの、ばぶばぶおぎゃあと言いたくなるおちち、それはまぎれもなくべらこ陛下のおちち」
「あたしの乳からは銃もミサイルも出ませんよ…それよりアルトさん、ちょっとお願いがありまして…」
「なるほど、なんとかして六月中に黒薔薇儀式まで持ち込んで、公妾というのですか、こうにん愛人にしたいと」
「それより秘書課長、できれば皇帝室をお任せしたいんですよ…あ、瞳さん。あたしの名前は日本の方に言いづらいみたいなので、公的な場所以外ではベラ子で通じるようになっています。そして…なるべく、6月中にはベラちゃんと呼んでも誰も咎めない地位に上がって欲しいのです…」と、あたしの手を取って見つめてくる陛下。
6月中と期限を区切る理由は理解しています。実は私の分体、この6月には密かにフランスに行ってある事をしてくる予定。
その衣装の為の採寸も終わっています。言わば来年、お互いに抜き差しならなくするための儀式をするのですよ…。
で、この私の方もベラ子陛下の思いは良く理解出来ます。陛下も私も、基本的にはやはり女子。
「問題は今日が6月9日として…速成研修でも三週間、現在は聖院学院研修が入りますから四週間の女官寮入寮時の基礎研修のスケジュールを組んでいますよね…アルトさんがついて、ある程度短縮する事はできませんか」
-------------------------
べらこ「ちなみにこのお話は闇堕ちマリアのこちらから続いていますよ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/604155813/114622046/episode/5829296
ひとみ「あたしは専用家畜ですか…」
べらこ「動物は愛護しますよ」
ひとみ「哀号って言ってそうです、未来の私…」
すくるど「んー。まぁこれならマリアヴェッラにも伊藤瞳にも悪くない未来になりそうよ。私が微に入り細にわたり指導する訳にはいかないけどね」
アルト「このえらそうなおねえさんは何者ですか」
べらこ(アルトさん…偉いだけじゃなくて、マリアねーさんのお友達みたいなのよ…喧嘩売っちゃだめよ…)
アルト(よめのしりあいならおとなしくしておきます。ところでべらこへいか、すくるど様とはお尻あいに?)
すくるど「そーいや、アルトリーゼの事はあたし良く知らなかったわよね。んー、未来構成の変動因子自体は強いかな…」
アルト「なにやらあやしいめで見られております…」
べらこ(ベッドなら返り討ちにしていいわよ…)
ヒトミ・パスカルと申します。
あ…旧姓で名乗った方が皆様には分かりやすいと。
はい。
では、改めまして…伊藤瞳と申します。
Hitomi Itoh (Hitomi Pascal) 伊藤瞳 Million Suction.(Limited Ten million Suction)百万卒(限定千万卒) Slut Visual 痴女外観 Black Rosy knights, Imperial of Temptress. 黒薔薇騎士団 Empress family-Secretarial Division manager, Interior Bureau, Imperial of Temptress. 内務局皇帝室秘書課長
で、私がなぜ痴女皇国のお世話になったのか。
そして、上のステータス表示のような…とんでもない要職を授かり、更には痴女皇国二代目皇帝マリアヴェッラ・ボルジア・ワーズワース陛下の愛妾の地位を授かる事になったのかを語れと言われました。
で、この痴女皇国なる特殊国家とのお付き合いが始まったのはそんなに昔ではありません。
実は私には、ある事件を契機に父親と私の命を救ってくれた恩人がおります。
その恩人は後に、とちぎメディアサービスという、かつては栃木県の地上波TV局…昨今は多角的な事業を展開しており、全国ネットで放送できない過激な内容のローカル番組で名を馳せ、ネット放送のチャンネルでも人気を博していると言う会社の役員に就任されました。
なんでも藤原氏本筋に繋がるご家系という地元の大変な名士や…皇居の絡むとんでもない事件解決の謝礼兼、一種の隠棲職としてお世話されたそうなのですが、その男性から「動物衛生看護師の仕事がないんなら、しばらくうちで働いてみるか」と打診を受けたのが契機で、県庁所在地から一駅離れた新幹線停車駅のある町に代用社宅を用意頂き、佐倉市内から移り住むことに。
(華厳の滝が私有地にあるって初めて知りましたよ…)
(まぁ、あそこのおうちはグンマーとトチギーの各三分の一くらい持ってるそうだから…日本で一・二を争う影のお金持ちという噂も…)と、心話という一種のテレパシーで私と話しているのは、その恩人の娘さんの宇賀神雪子さん。
Yukiko Ugajin 宇賀神雪子 Ten thousand Suction. 一万卒 Slut Visual. 痴女外観 Public relations department Assistant director, Interior Bureau, Imperial of Temptress. 痴女皇国内務局広報副部長
恩人が別れた奥様とよりを戻した際の娘さんらしいのですが、今このお話をしている時点で日本の高校三年生相当には到底思えない、大人びた考えの持ち主です。
そして、実は私の所属する事務所の机の隣の席の持ち主です。
で、私もそうなのですが、分体という特殊な技術を使うことで、私たちが生まれ育った汎銀河人類族連邦という…名前負け感が極めて強い統合政府を介して各国が相変わらず統治する地球の日本国内またはフランスでカモフラージュ生活を送っていると見せかけて、実際には痴女皇国で生活する事ができるようにされました。
で、私はこの恩人の娘さんの雪子さん…ゆっきーという愛称で呼ばれる事も多いこの女の子と…肉体関係を持っています。不定期ですが…。
それどころか、この内務局や、果ては皇帝室秘書課という部署で管理している痴女皇国の皇族の方とは多少のお付き合いが…ああ、全くない方もいらっしゃいますよ。
で、雪子さんは広報副部長というお仕事に就かれていますが、上司の内務局長兼広報部長の田中雅美さんの補助役で、月間痴女宮という広報誌…社内誌めいた内容のものを編集するのが主な業務だそうです。
「しかし、瞳さんも大変よねぇ…せっかくあのF1レーサーの人と結婚が決まったってのにさ…」ええ、雪子さんとは昔からの顔馴染みなので、彼女も私もお互いの境遇をよく知る立場なのです。
で、私の方の分体を出されている理由。
なんでも、数年に亘って秘書課…つまり皇帝陛下を始めとする皇族居室に常駐する女官、ひいては皇族そのものの日常生活管理を切り盛りしてきたマリアヴェッラ陛下のお母さまたる高木ジーナさん。この方、来年はNBに行かれて数年は帰って来なくなるという事が確定しています。
理由は、来年のNB下院選挙に合わせて下院議員に立候補されるためだそうです。
で、マリアヴェッラ陛下曰く。
「皇族自体はお目付役が他に何人もいますから、基本的にどこかで行動を監視される立場です。しかし、日常生活を支援する女官の配置や、来国する貴賓客の接待など、この離宮内と痴女宮本宮22階から上での諸事を取り仕切る仕事をする担当者が不在となってしまうのですよ…」と悩める顔で打ち明けられます。
「本当はこの手の内部処理に適した人材がいるんですよ…いるんですけどね…寝てるんです」
何とまぁ。
「ほらほらダリアさんっていたでしょ、反社作戦の時に来てたフランスとエチオピアの混血の人。あの人の延命措置の為に懐妊から分娩直前までは仮死状態にしておく話になってまして…」
聞けば、ジニアさんという娘さんをご出産されるのが確定しているそうです。
https://ncode.syosetu.com/n6615gx/73/
で、この方々が懐妊すると、時間の進行をいじって出産や誕生した子供の成長を「早めたように見せかける」事もできるそうですが…今回は母体の安全の為に通常の人類同様、約10ヶ月かけて分娩に至る処置を取るそうです。
で、話をお聞きしていますとマリアヴェッラ陛下もこうした促成成長で急速に成人化した過去をお持ちであり、出産に伴って母体の高木ジーナさんの寿命が急速に縮まり、私の分体のような擬似身体を使用して蘇生する羽目になった件と同様の事態を懸念して、こうした仮死状態に置かれているようですね。
更には一定以上の生体エネルギー吸引能力を持つ高能力者が種族内で増え過ぎた場合、強制的な仮死状態に入る場合すらあると聞かされます。
そんな訳で皇帝室なる部署を仕切る立場への就任を依頼されます。
ただ…厚生労働局という、日本の厚労省に近いお仕事の部局の長を務める方が当面は皇帝室の管理を兼務してくださるそうですので、私の仕事は秘書課長のみでよい、それも初期研修が終わってからで構わないと…。
普通なら断るところです。
しかし、秘書課長は職務上、マリアヴェッラ陛下と肉体関係を結ぶ必要があるとも聞かされました。
ぐ、ぐぐぐ…。
陛下と肉体関係が合法的に結べる。しかも居室は一ヶ月の研修期間後は陛下と同じ部屋というではないですか。
これは痴女種という、痴女皇国世界特有の特殊な人類種別に進化するに当たり施工を担当して頂いた過程で陛下の男性器と女性器双方を知る私にとって、断るにはあまりに惜しい餌です。
有り体に申し上げますと、陛下と一度肉体関係を結んだが最後、その虜になると聞いていたのは間違いありませんでしたよっ。
そして痴女皇国に存在する規定の関係で結婚は難しいとお聞きしましたが、実質的な結婚同然の生活となるのは私にも理解できます。
何故ならば陛下のお相手を勤めるには痴女種としての能力階級をかなり上位まで引き上げなくてはならない、その過程で自動的に後宮という皇族愛妾専用居住棟に入居可能な騎士資格階級を与えて頂けるそうです。
で、その資格を取得した上で同じ部屋に住んで欲しい…皇帝専属愛妾としての待遇を与えたいと申されました。
で、実はジャン=リュック・パスカルという私の元来の結婚相手を探してくれたのはマリアヴェッラ陛下です。
愛車の運転教習の教官役だったそうなのですが、普通はF1チャンピオンを簡単に教官には出来ませんよ?
で、マリアヴェッラ陛下の件の愛車は乱暴ルギーニの四駆…それもただのオーナーではありません。
その運転免許取得のための教習から、最高時速300キロ以上を出せる超高性能車に慣れるための訓練走行の数々までをイタリアの政府と自動車会社が用立てたそうです。
実際に教習中の画像を見せて頂きましたが、マセラティのセダンはまだしもフェラ ーリって教習に使う車なのでしょうか…。
つまり、母娘でイタリアの名誉国民扱いされているマリアヴェッラ陛下が乱暴ルギーニを愛車にしているのは、まさにイタリア官民挙げての支援があるということでしょう。私でも今はマセラティやフェラ ーリがフィアットという巨大企業の一部門であり、言うなら同じ会社だというのを知っています。
更には乱暴な会社もこの時代、完全なドイツ資本傘下ではなくなりイタリア資本も流入していると聞いては…ええ、分体の婚約者のジャン=リュックもフランスの国民的英雄であり大富豪ですが、流石に宇宙空間航行も可能な航空母艦まで持ってはいません。
それどころか日本と同じ面積の島と、バリ島そのものと言っていい愛媛県同等の面積の小さくない島を国として統治はしてませんよ、さすがに富豪といえど…。
で、こうした資産比べ以前にマリアヴェッラ陛下は魅力的です。
私が百合になど転ぶ訳がないと思いましたが、NBの首相夫人アグネス氏曰く「ベラちゃんは完璧なシーメールで男役専門と思えばいいのよ。女役もできるけど」と…。
あ、顔立ちはシャラポ◯に近いと噂のジーナさんよりは女性的ですよ。ルクレツィア外務局長寄りかな。つまりウクライナからロシアにかけてっぽいがラテン系に見えなくもない鼻筋の…。
ええ、白人が珍しくない池尻大橋から青山にかけてでも人目を引く部類です。身長ありますしね。
ですので…なまじの男性は太刀打ちできないでしょう。おまけに私が気があるのは見透かされていますし、あちらも破格の待遇で私を迎えてくれようとしているのはよく分かりますから。
「で、パスカル氏との結婚話についてはそのまま進めて頂きます。このために分体をご用意したのですよ…」
(本当ならもう少し箔付けしてから話を進めたかったのですがね。例のドラマ主演は分体さんにやってもらいましょう)
あー、あれですね…私がとちぎメディアから出向している立場で勤務中の高木企画という芸能プロダクション。
あそこの所属でドラマに主演させてもらえるそうです。
ですので結婚は来年…先方がF1のドライバーズチャンピオンなりを取った段階で祝賀的に行いたいとも打診されています。
(ジャンさんの離婚話も順調に進めてますからね…)
ただ、これはテンプレス・セキュリティ英国本社の顧問という国際弁護士さんに依頼している事もあって、かなり強気で交渉している模様。
まぁ年内には調停に持ち込めるし、持ち込めなければ…とニヤリと笑う陛下。
この方がフランスやイタリア、更にはイスラエルの特殊部隊に「ほぼ聞き入れてもらえるお願い」が可能な立場であり、それ以前に自前の特殊諜報工作部隊…それも極めて強力な兵士ばかりなのをお持ちで、およそ地球上に侵入不可能な場所は存在しないというのを反社作戦の際に知っている私としては頷くしかありません。
なにせダリアさん他の作戦時の戦闘服姿、生で何度も見る立場でしたから。
しかも池尻大橋で同居していたマリアンヌちゃんやスザンヌちゃんが大人の姿になれば、ダリアさんと似たような事が出来るのも知っていますからねぇ…。
で、身体を二つにするのは私の実家や宇賀神さんたちには内緒という事で、痴女宮にお使いに来たついでにこっそり施工して、雪子さんと一緒に池尻大橋に戻しています。
(分体の経験したことはリアルに伝わるようにもできますが、とりあえず睡眠時にシンクロさせます。今回は痴女皇国関係者化しているのを内密にしたいので、意識と記憶の相互シンクロはなし、身体も男性未経験状態に戻しています)
あ、私の処女はマリアヴェッラ陛下に奪われています。ただし即座に膜損傷部の自己修復がかかる身体になっていましたから痛みや出血はほぼ、ありませんでしたけど。
しかし、マリアヴェッラ陛下は割と悪党だとは思いますよ。私も結婚生活が破綻したら面倒を見てとは冗談半分に言いましたけど、まさか本当に愛人として囲い込もうとするとは…。
しかも本当ならば女優として何作か撮った後で電撃引退の上で有名人と結婚させて箔をつけてから、セレブ人妻となった私を美味しく頂く予定だったらしいです。
(あたしとしてはもっとじっくりと時間をかけて熟成させたかったのですけどねぇ…)いやそのあのその。言いながら私の身体を好き放題触られるのは。
ええ。本当ならSM調教の限りを尽くしたいそうです。これも反社作戦の際に私達を狙った一味の中の女性複数を捕獲した後にどんな扱いをしたか知っていますし、フランス特殊部隊出身の痴女種の方が、その手の行為を大いに好まれるというのも。
(まぁ、変態牝豚が一種の褒め言葉になるところですからねぇ。あたしの統治の必要上、限られた要職の方以外の痴女皇国女官は基本的にあたしのちんぽ、拒めませんから)
恐ろしい事をサラッと言われましたが、確かに女官と呼ばれる職種…痴女皇国の国民にして官僚職になりますと、精気授受と彼女たちが言う生体エネルギーのやり取りが必須の生活をせざるを得ません。
特に、後宮を拠点とする皇帝直属の特殊部隊所属騎士兼愛奴の皆様は、精気を受け取る…食事をもらえる相手が限られてしまうそうですから。
(瞳さんもそうなって頂く予定です。浮気や職務上の精気授受は構いませんけど、裏切りは許しませんよ…ふふふふふ)ですから私のちんぽをそのようにされますと…あっ我慢が!
しかし、漏らす心配は杞憂でした。
陛下自ら私のそれを口に…いいんですか。
(よくありません。正直苦手です…あ、でも瞳さんのはやはり純度が高くていいですねぇ。なかなかのお点前で)
この純度云々、実は精液そのものの味ではないのを私が理解しています。
実は初回施工時、車の中で私が陛下のちんぽを咥える事で痴女種化するという事に及んでいます。
その際に陛下の放出される液体を口で受けているんですけど…問題はその際に「私も気持ち良くなる」という、その時は信じ難い経験をしています。
この理由が何か、陛下が聖環から出した画面で説明してくださいましたけど、不可視の生体エネルギーが陛下から私に注入された副作用で必ず発生するそうです、快感。
そして画面上のエネルギーフロー図で確認出来ましたが、放出者の精神状態や欲求度合い、更にはステータスランク…痴女種としての階級によってこの快感の度合いは大きく変わるとも。
(で、問題はあたしからの放出なんです。これの量の制限をかけておかないと…)
そう、この時点で私はまだ初期研修中のため、千人卒制限とかいう入出力制限を受けていました。
この数字は平均的な人間男性の生体エネルギー、一度に何人から致死量まで吸い上げられるかを示しているそうですが…同時に「供給可能な量」でもあります。
マリアヴェッラ陛下の場合、この供給量に制限を入れておかないと、低ランクの相手の精神や神経を破壊するそうです。
はい、皇帝居室の隅に、場違いな存在感で設置されている石造りの原始的な水洗便器…一種の浴槽めいた使い方も出来るそうですが、そこに座らされて水を貯められます。
で、陛下の長く太く硬い凶悪なもの…ぴーたーのーすとかいう男優のちんぽをまんま真似て装備したと聞きましたが、そこから放出される液量も凶悪極まりない代物です。
これのどこが手加減なのかと言いかけた瞬間、あたしの女官服が強烈に反応を始めまして…。
気付けばソファに寝かされ、部屋付き女官の方と陛下に介抱されていました。
「やはり…陛下、以前より精気放出量が多くなってると思いますよ。もっとリミッターきつくするか、瞳さんを万卒以上に上げるか…どのみち黒薔薇の試練、受けて頂くんですよね」
「ただ、えこひいきに見られるのを防ぐためにも最低一ヶ月の基礎研修だけは何とかして受けて頂きたいんですよね、瞳さんには」…で、無言でマリアヴェッラ陛下のおっぱいを吸わされています。
これも女官が吸うと精神安定や沈静化他、さまざまな効能があるとかで…さっき与えられた死ぬかと思うほどの強烈極まりない性感がゆっくり引いて行きます。
年齢的には私の方が年上なのですが、母親に介抱されているようで…。うち、離婚して父に育てられてるしなぁ…。
「おやおや、またべらこ陛下がまざこんをせいさんしていますね…」と、そこへ人の気配が。
「ちちちちち違いますっ。アルトさんもあたしのおっぱいを吸ったらこんなんじゃないですか!」あー、乱入して来られたこの方は見覚えあります。
反社作戦の時に来ていたアルトさん…確か将軍とか言われてましたね。
あたしの横に来て陛下の乳を試し吸いする方、どう見てもそうは見えませんけど…ただ、ステータスを見れば十億卒。
一度に百億人を倒せるマリアヴェッラ陛下には及ばなくても、地球上のだいたいの国やNBを壊滅させるには充分すぎる吸引量でしょう。
しかも、年末にある事が起きてガス欠になられた事例を鑑みて「精気貢納・供給ピラミッドのてっぺんの一つ」にされてしまった模様。
ですので十億人を吸えば満腹ではなく、次の瞬間にまた十億人から吸えると…。インドやどこぞ人民共和国はこれで壊滅、確定ですね。
(あと、女官が吸った精気をそのまま使えない件ですが…アルトさん)
(はいへいか。女官が聖院や痴女皇国をうらぎったりすきかってに生きられないように、しょくばにしばりつけるためのものです。女官が吸い上げた精気は言わば原油状態。そして一部皇族ががそりんやとうゆに当たるような状態に精製した精気をもらわないと、女官はいずれたおれて死にます)
(ただ…一部の女官…あたしの母でジーナは精気を必要とはしませんし、もう一人の母たるルクレツィア・ボルジア外事局長のように長期に亘り痴女宮を離れる事がある女官は、自力で精気を精製できます。何を隠そう、瞳さんもその機能をお渡ししてますけど…けど…)
はい。何をして精製するか、口ごもる陛下の難しそうな顔で私は全てを悟りました。
確かにこれはあまり人に見せたくない姿でしょう。
(問題は他人の行為を見て、これを始めるのが女官にもいたんですよ…いえ、瞳さんがしたいならベラちゃん秘密ライブラリの再生権を与えますし、あたしも付き合ってせんず…アルトさん痛い!)
(べらこ陛下。今はへんなしゅみをおしえる時ではありません。そういうこういは晴れておへややべっそうにひとみさんと出歩けるようになってからですねこうでああして)
(そ、そうですねアルトさん、ぐひひひひひ)
(おたのしみはとっておくものですよ、ぐひひひひひ)
何か悪人の顔をしている2名はともかくですね、今いるアルトさん、痴女皇国世界で生まれ育ったアルトさんではなく、聖院…痴女皇国が前身としていた聖娼神殿がそのまま、痴女皇国を作らずに時間が進んでいる世界から来ている方だそうですね。
(最近は痴女皇国のあたくしがたるんでるというお話になりまして、聖院で鍛え直す話になりました。で、痴女皇国が今は大変であろうから代わりに行ってお助けして来いと聖院のマリア様…マリアリーゼ金衣女聖に申し付けられまして、交代で痴女皇国将軍と警務局長を務めさせて頂いております)
聞けばこのアルトさん、マリアヴェッラ陛下の腹違いのお姉さんで先代皇帝のマリアリーゼ上皇陛下の「旦那さん役」だそうですね。
つまり皇族で偉い方には間違いないのでしょう。そもそもこの離宮の皇帝私室に入れるだけでも難しいのでは。
「ふむふむ。たしかにこの、ばぶばぶおぎゃあと言いたくなるおちち、それはまぎれもなくべらこ陛下のおちち」
「あたしの乳からは銃もミサイルも出ませんよ…それよりアルトさん、ちょっとお願いがありまして…」
「なるほど、なんとかして六月中に黒薔薇儀式まで持ち込んで、公妾というのですか、こうにん愛人にしたいと」
「それより秘書課長、できれば皇帝室をお任せしたいんですよ…あ、瞳さん。あたしの名前は日本の方に言いづらいみたいなので、公的な場所以外ではベラ子で通じるようになっています。そして…なるべく、6月中にはベラちゃんと呼んでも誰も咎めない地位に上がって欲しいのです…」と、あたしの手を取って見つめてくる陛下。
6月中と期限を区切る理由は理解しています。実は私の分体、この6月には密かにフランスに行ってある事をしてくる予定。
その衣装の為の採寸も終わっています。言わば来年、お互いに抜き差しならなくするための儀式をするのですよ…。
で、この私の方もベラ子陛下の思いは良く理解出来ます。陛下も私も、基本的にはやはり女子。
「問題は今日が6月9日として…速成研修でも三週間、現在は聖院学院研修が入りますから四週間の女官寮入寮時の基礎研修のスケジュールを組んでいますよね…アルトさんがついて、ある程度短縮する事はできませんか」
-------------------------
べらこ「ちなみにこのお話は闇堕ちマリアのこちらから続いていますよ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/604155813/114622046/episode/5829296
ひとみ「あたしは専用家畜ですか…」
べらこ「動物は愛護しますよ」
ひとみ「哀号って言ってそうです、未来の私…」
すくるど「んー。まぁこれならマリアヴェッラにも伊藤瞳にも悪くない未来になりそうよ。私が微に入り細にわたり指導する訳にはいかないけどね」
アルト「このえらそうなおねえさんは何者ですか」
べらこ(アルトさん…偉いだけじゃなくて、マリアねーさんのお友達みたいなのよ…喧嘩売っちゃだめよ…)
アルト(よめのしりあいならおとなしくしておきます。ところでべらこへいか、すくるど様とはお尻あいに?)
すくるど「そーいや、アルトリーゼの事はあたし良く知らなかったわよね。んー、未来構成の変動因子自体は強いかな…」
アルト「なにやらあやしいめで見られております…」
べらこ(ベッドなら返り討ちにしていいわよ…)
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
エッチな下着屋さんで、〇〇を苛められちゃう女の子のお話
まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)
『色気がない』と浮気された女の子が、見返したくて大人っぽい下着を買いに来たら、売っているのはエッチな下着で。店員さんにいっぱい気持ち良くされちゃうお話です。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)
幻田恋人
恋愛
夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。
でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。
親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。
童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。
許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…
僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる