アルトリーネさんのいけない修行の日々

すずめのおやど

文字の大きさ
上 下
98 / 398

ザ・レイプウーマン 炸裂!ヨコ8ムゲンダイ・4

しおりを挟む
いやその。

いきなり昇格処理とか言われましても、心の準備が。

それよりわたくしマリアヴェッラで良いのでせうか。

うち痴女皇国のアルトさんのほーがいいんじゃないでしょうか。

「黒マリから聞いてない? うちもそうだけどさ、アルトじゃ昇格作用が薄いみたいなのよ…ベラちゃんが施工する方が固いはずなのお願いっ」

うーむ。

ではよろしくと聖院姉が部屋を去ります。

どうやら逃げられないようです。

しかも万卒昇格ということはですね、幹部昇格者ではないですか。

そもそもフローレシェーネさんはなぜ万卒化したいのか。

言うまでもなく、聖院も痴女皇国同様に、千人卒から真正痴女種化します。

そして適性について。

騎士志望なのか、はたまた文官女官向きなのか。

本人が昇格希望なのか。

それとも推薦人事なのか。

更には聖院姉。わざわざあたしに丸投げしてきたからには素直に昇格措置がかからなかった可能性すら考えられます。

とりあえず、そうしたあたしの疑問をぶつけてみました。

「実は聖院でも管理職の人手不足が顕在化しつつあるようです。私は詳細全てを教えられていない可能性がありますが、知識共有の範囲で知る限りでは、万卒昇格詮議にかかる呼び出しを受けた同僚がそれなりに存在すると」

「で、あたしに昇格処置される前に、どなたかに処理をなされた事は?」これ大事です。

「いえ。昨年に千人卒化して頂きましてからは特段の話もなく…聖院の方ですが騎士研修も受けさせて頂きましたし、百人卒未満の時ですが痴女宮での研修も所定通り終了しております」

ほんまかなー?

つまり千人卒に昇格して1年で万卒に、と。

ベラちゃんの嗅覚でなくともわかります。かなりの急進人事である、と。

そして聖院姉がわざわざあたしに昇格を依頼してきた理由たるや、痴女皇国側での経験や知識の移行をして欲しいからでしょう。先程もはっきりとそれ、言われましたし。

で、思考取得。

はぁ…神聖ローマ帝国領内貴族の娘さんで厄介払い組。

これは間違いなさそうです。

聖院も痴女皇国同様に、かの帝国とはあまり仲が良くはありません。

ですが、完全に敵対して血で血を洗う関係には至っておりません…実際問題、仮に神聖ローマ帝国が聖院に宣戦布告したとしても、その数秒後に降伏するか王族全員を殺害はしませんが倒していることは間違い無いでしょう。

なにせ、スイス支部のあの恐ろしい人は聖院でも欧州地区本部長ですし。

で、人事的に出家の申し出があれば普通に受け入れています。

「なるほど、三女なので嫁ぎ先を少しでも良いお家にしたいと考えるご実家が聖院に修行へ行けと申されたのですね。ではなぜ還俗なさらなかったのでしょうか」

「聖院の暮らしは確かに規律的ですし、令嬢の肩書きが通用しないとは理解しております。しかし進んだ設備や制度も魅力的でしたし、仮に実家に戻って結婚となりましても、果たして本当に私の望む人生であったのかという疑問を抱きまして…で、欧州地区本部長様の仲介で改めて実家の父母と話をさせて頂き、引き続き出家女官としての勤務を承認されました。…父母としても、下手な嫁ぎ先に行かせるより、聖院との関係を維持させておいた方がもっと有益であると考えたのです」

あー。メーテヒルデさんに近い立場なんですね。

もっともメーテヒルデさんは一旦は還俗して実家に里帰りされましたけど。

「ただ、千人卒になりましてからはより多忙になりました。昨今は痴女皇国の先例を参考に聖院も発展政策を取っているとは存じておりまして、女官増員と業務量増大のいたちごっこであるとも理解しております」

なるほど。そして昇格の話が来た訳ですね。

ふーむ。これは単純にこのマリアヴェッラが昇格処理を行って良いものやら。

とりあえずパワーダウンしてこちらが十万卒程度の状態になって昇格をかけてみましょう。

すみませんがちょっと聖院制服に穴を…。

え。

(聖院のねーさん。緊急対応願います。あたしの聖環処理にフローレシェーネさんの制服が反応しません。聖環は聖院モードですよー)

(えー…ベラちゃんでもダメなの?)

(って事はやっぱり、他の人がやって昇格かからなかったんですね?)

(そーなのよー、黙ってるつもりはなかったんだけどさー…)

(まぁともかく、痴女皇国制服に着替えてもらうと言うのはどうでしょう。ねーさんの方で痴女皇国制服への着せ替え処理は可能ですか?)

(はいはい、やってみましょう。とりあえずどれだ、青薔薇辺りの制服で試すわよっ)

で、制服チェンジ。

よーしうむうむよーし。

「…改めて着てみるとすごいものがありますね…私は陛下ほどには体型に恵まれていないとは思いますが、それでも女としての自信がついたような気分と羞恥心とが葛藤しています」

ほほほ。すぐ慣れるすぐ慣れるわよっ。

なにせこの制服、痴女皇国側でもあたしを含めてみんな、嫌や嫌やという反応でした。

しかし、罪人連中が目のやり場に困るというほどの過激露出仕様。

体型補正さえ入っていれば、どこのどすけべエロパブさくらがわ状態です。

むしろ女を誇示し参拝客はもちろんのこと、色街旅館や淋の森の客ですら圧倒しかねないエロ効果。

それでなくても人間男性を圧倒する痴女種です。女官側の態度次第では強力な武器になるという話が広まり、少なくとも接客を経験した女官はこれのほーがやりやすい色々はかどるという意見を寄せてくれているのです。

そして痴女皇国仕様ということは、確実に皇帝たるあたくしマリアヴェッラの聖環処理で服が反応するはずです。

いくでっ。


…なんでやっ…。

いや、穴は空いたし、やる事きっちりやりましたよ。

ちゃんとアヘらせましたからね。ダブピーはさせませんでしたけど。

(聖院ねーさん、あたしでもあきまへん。もちろん、ねーさんも施工を試行されましたよね?)

(もちろん試したわよ…非接触だけどね。で、結論が人格改造しかないってなっちゃって…)

(あたしの経験からも言えますけど、これ…性急な昇格処理がハネられる理由にしか思えませんよ…)

で、昇格処理中の意識交換の過程で理解できましたが、この子はどちらかと申しますと文官系です。

おしとやかな深窓の令嬢タイプ。

そーです。聞き分けの良い吉村美咲さんのようなお方。

そして昨今の聖院、現状では痴女皇国ほど騎士業務従事者を多数要求されてはいませんが、単なる事務女官以上の何がしかを要求される事態になっているとも。

そして、来たる将来に向けて聖院側の女官向け月報誌「月々聖院」でも尚武の傾向を煽る内容の記事が出たり、聖院修学宮でもトレーニングスクールの開講を通知する話を掲載されたりしております。

それに根本的なお話を。

痴女皇国の女官勤務、女官服と騎士服の比率が現状では4.5:5.5くらいですかね。つまり女官シフト勤務者より騎士シフト勤務者の方が若干多め。

これが聖院ですと工業化が端緒についた上に、痴女皇国側で絶賛推進中の鉄道建設事業…まだこちらでは計画段階なんですよ…。

ですので罪人や労働者管理や支部派遣者の増員より、まずは聖院内での女官数を増員する方向だそうです。

その上で総合職教育を受けさせられる体制作りをしたいとも。

(つまり何ですか、そっちの家族会からは焦り過ぎを指摘されてるようなものだと…)

(そこまで厳しく言われてないけどさ。ただ、うちの側の話では文官系統治で何とかする方が良いのではって意見を貰ってるわね)

(ねーさんとしては痴女皇国の路線に近い方向性を希望してるんですよね)

(うちは荒事慣れしてるのはいるけど、そっちの黒や紫みたいな露骨な戦闘系騎士団を組織するほどじゃないからねぇ)

(痴女皇国ねーさん参加希望。あたしだけでは対処できかねますっ)

(何だよ何だよ…あー、ダメだったのか…聖院の家族会に聞いてみるしかねーのか…)

ねーさん、まさかそれが面倒だからってあたしに…。

(待て待て。とりあえず話を要約するとだ…ベラ子の言う通りだな。いくら何でも痴女皇国ほど切羽詰まってないのに万卒量産は性急に過ぎないか、と。これさぁ、白マリも言われてるからな?)

(でも人が必要なのは事実なのよ…今のうち、千人卒以上の在籍数が千人ちょい越えくらいよ…女官寮の千人卒以上区画が半分空いてるレベルよっ)聖院姉がむくれているのが伝わって来ますが。

(そんかわり百人卒未満が増えてるやろと言われてっだろ。んで妥協案も聞いたろ?)

(うん…でねベラちゃん…痴女皇国側で千人卒が必要な事情はこちらも理解しているから、痴女皇国への出向者や派遣者を増やすならよいだろう。昇格処理も痴女皇国側でやってもらえですって…)

(それ…丸投げって言いません? ただでもマリーの件があったりしたから長期派遣とかは普段やらない方向で行くって決めたところじゃ…)

で、あたしが怒ってるのが伝わったのでしょう。

(まーまー待て待て。こっちも例の強姦作戦の協力人材が必要なのは事実なんだ。だから昇格処理をして欲しい聖院女官のうち、聖院側で処理したけどダメだった。しかし聖院幹部として昇格させて欲しい人材だからって要請を受けた場合は痴女宮に来てもらうってのはどうだい。うちの連中を欧州派遣する穴埋め勤務を痴女宮でしてもらえるなら新規の業務習得は最小限で済むだろ)

なるほど。

今、聖院本宮に在籍している女官なら痴女宮勤務は基本的に研修を受けています。何より業務内容はなるべく同一となるよう調整を図っています。

そして重要事項。

女官または警務騎士としての勤務となります。聖院女官または騎士として異質な業務となるのは色街とジュネスと地下鉄に関わるものと、あと工場街の関係くらいかな。

つまり聖院女官の千人卒を万卒昇格させる前後の勤務が無理なく行える仕事をして頂く事になります…よね…。

(フローレシェーネさんの受け入れはそのテストケースだ。聖院側での出向準備が出来しだい痴女宮に受け入れて青薔薇編入から始めようか)

------

「あらあらフローレシェーネだったの…」

え。

オリューレさんの知り合い?

「えーとですね陛下。この子は痴女皇国世界だと還俗して帰国しております。確か痴女皇国開闢時に帰国希望したかと…ちとお待ちを。…聖院の私いわくですけど、女官業務は申し分ないのですが騎士の資質については少し配慮は必要である、と」

あー、聖院の人事講評にも上がっていましたね。

(フローレシェーネー。あなた…運動音痴とまでは申しませんけど、それなりに配慮がかかっていましたわよね…何でまた痴女皇国送りにされてしまうような事になりましたの…)

(あーマリー女官長ー。そうなのですよ、聖院本宮で財務ですとか工場刑務の管理者が必要になって来ておりまして…昇格には騎士経験がないとダメみたいな話になっております…)

(陛下…この子はなるべく騎士業務は避けた方がよいです。有り体に申しまして、騎士をさせるとメル子一歩手前。必ず二人組以上で行動必須ですよ…)

(あたくしからも。一般女官業務は完璧に近いのですが、争いごとが苦手だとかで、ついつい引いてしまわれるのですよ…)

問題児やないですか。

あー、それであたしの知識や記憶…。

そーです。このマリアヴェッラ、聖院の警備騎士経験、それなりにあります。

そしてそして、昨今の痴女宮事情を考えますと…騎士業務について赤点レベルという出来ない子なのも困りものではあります。

となれば。

警務が苦手なら警務畑の騎士の知識と経験を移すまでぇっ。

ぐふふふふ。

はいアルトさんの出番ですよっ。

「ダリアのほうがよいとおもうのですが」

「聖院の女官経験ではアルトさんに譲るでしょうから。ほれほれ」

「ああっべらこへいかがあたくしをおばはんあつかいするっ…」

やかましい。

はよ犯れっ。

「あのですね陛下…もし可能でしたら」と、あたしの身体をつついてぼそぼそ小声で申されるフローレシェーネさん。

その後の心話内容が驚愕でした。


いわく、痴女宮の中で見た光景が忘れられない。

可能ならああいうのやってみたい。

(女性の変態だったのか…)

(っていうかフローレシェーネ。あなたの覗き癖、こっちのあの子でもあったから人事考課データにばっちり残っているわよ…)

(あたくしもそれ見た記憶が。そして千人卒化して禁断の一人助平に及ぶ傾向がと…)

(ええええええ!何でそんなものが載ってるんですか!)

(えーとね、ここだけの話だけど、性癖管理情報…痴女皇国では取ってるんですよ…まぁそれはともかく願望はわかりました。何とかしましょう)

(え…陛下…よろしいのですか?)

(うちの場合は聖院と違い、ある程度の変態性癖は容認または黙認しています)

(大体、皇帝陛下にしてからが露出狂ですので)

うっさいこのカエル女っ。

-----------

という訳でフローレシェーネさんの性癖の解説かたがた、聖院学院寮中等部へ。

「あぁっ…あっあっあっ」

えーとですね。何をしているかご説明しましょう。

まず、空き部屋にフローレシェーネさんを入れます。

そしてお尻だけを突き出すように拘束可能な板状の拘束台を用意します。

雅美さーん、何でこんなもん、木工細工で作らせてんですか…。

(ああそれ昔の痴女宮で豚制度があった際の強姦台のレプリカ)

昔の絶句するような爛れた実態はともかくとして、聖なる穴グローリーホールの代わりにバックから挿入させるための台だとはわかります。

そして、雅美さんの指示で集まった男児が片端からフローレシェーネさんのお尻を使っています。

で、空き部屋の扉は開けてあってですね、その先の廊下で。

黒薔薇騎士団長へんたいめすぶたが福祉部長を犯しています。

そして他ならぬ皇帝あたしは何をしとるのか。

フローレシェーネさんの口に横笛吹かせてます。

そうですねん。

フローレシェーネさん、覗き趣味という高尚なご趣味をお持ちでして。

何でもご実家では父母や姉の交尾を偶然に覗いてしまわれたのが性癖を歪める契機になってしまわれたと。

そして覗きながらの自慰行為に興奮するのみならず、下男の自慰ですとか「性行為に耽る他者」が狂った行為に耽っているほどに激しくサカるようになってしまわれたと。

えーと、どっちかっちゅうと昔の山内博子さんの出歯亀趣味に近いですね。

少し難易度は高いんですけど、痴女皇国で扱う変態の番付としては小結か関脇レベルですかね。

ですので雅美さんと福祉部長にお話をさせて頂きまして、昔の修学宮関係者にして初代・ショタ精気管理担当者の雅美さんの鶴の一声で覗き趣味の変態を懲罰する名目で男児を集めて犯させています。

むろん、フローレシェーネさんはちんぽを収納させていますが仮にも千人卒。

まだ若々しいというか、あと3~4年は未成年な中等部男児たちでは挿入から1~2分持てば良いところです。

しかし、男児を20人とか果てはワンフロア分集めるとどうなるでしょうか。

中出しさせた精液をいんちゅうパンツが清掃する30秒を加えると、一般的な男性が挿入したくらいの時間は余裕で稼げてしまいます。更にはいんちゅう仕様の女官服、アナルバイブめいた活動をしております上に、いつの間にか生えたフローレシェーネさんのちんぽをイカさせず殺さずで責めなぶっております。

更には射精こそまだやっていませんけど、このマリアヴェッラの還元精気を微妙に充填してほれほれもっと欲しいか状態にしておあずけさせています。

男児たちは福祉部長が好色なのを知っていますが、それでも間近で黒薔薇騎士団長へんたいかえるおんな自慢のカエル民族仕様ちんぽを突っ込まれて泣き叫ぶ姿を見るのは、未成年には強烈すぎる刺激です…結合部が見えるように後背位でやってやがるし…。

(陛下が小官を変態扱いするのが微妙に腹立たしいのですが。このような背徳的な状況で妖精のような少女めいた女官にその凶器を舐めさせ、あまつさえ顔を汚そうとする暴挙…あの…陛下、もしかしてロリヤ趣味に目覚めておられませんか…小官も結構、童顔系なんですけど…)

(そーいやジョスリンも割と童顔よね。小生意気だけど)えーと、変態カエル女、若い頃のミリアム・ルーセルという女優さんに似てるって話が以前出ましたよね。

そう、欧州の高校生に該当する年齢の生意気そうな顔の。

ですのでロリヤ趣味に目覚めるというよりは、マセガキをしばく方向の興奮を覚えているのですけど。

(ちなみに陛下いわく、フローレシェーネさんの顔立ちはモデルのフリーダ・グスタフソンの目つきをもう少し悪くなくしたような印象であると説明せよと申されました。読者の皆様、何でこのシャラポワ顔に現在はお貴族様風のドリルヘア女が、手も拘束されているフローレシェーネさんにちんぽを咥えさせようとしているかをお察し下さいますと)

(気が変わりました。痴女皇国の流儀を教育する対象を少しばかり変更します)

言うなり、フローレシェーネさんの口からちんぽを引き抜き、口の減らない腐れアマの口に突っ込んでやります。

おっと危ない危ない。

この射精分はフローレシェーネさんに渡さなくてはなりません。

(ちっ…昇格用の精気が入手できたのに…)ええ、この腐れFigaアマ marcioの考えが読めましたでしょうか。

この抜け目のない女はこうしてあたしの精液と精気を搾り取り、更なる昇格を狙っているのです。

(お分かりでしょうかフローレシェーネさん。研修で教えませんでしたが、痴女皇国の上層部で生き延びるには色々と大変なのです。皇帝たる者、このような不肖の部下もうまく使って国益をもたらさねばならない辛さがありまして)

(とりあえず陛下の労苦を心配する以上の考えは持たないようにしておきます。あっ出てる!出てる!)

ええ。頑張ってお口で受けておられます。

ぼたぼたと溢れ出る白濁液。

(苦手ならこぼして構わないのに…)

(いえいえ、上級痴女種の細胞は薬効があると知っておりますので、お気になさらずに…)

と同時に、男児に中出しされて絶頂しています。

Floreesiene. フローレシェーネ Thousand Suction. (Limited Ten Thousand.) 千人卒(限定万人卒) Slut Visual. 痴女外観 Priestess, Holy Temple. 聖院女官

いよっしゃあぁああああ。

よしよし、限定でもいいからとにかく万卒への足掛かりができればよいのです。

とりあえずは男児のみんな、協力ありがとう。

心話で参加者全員をねぎらっておきます。

ついでにまだ出していない子は腐れアマを拘束してお尻に突っ込ませるか、福祉部長に協力を頂きましょう。

(えええええ!陛下のちんぽを突っ込んで頂ける流れでは?)

(お黙りっ。子供たちにも奉仕しておきなさいっ)

…えっとですね。「子供たちを責めないで子供が嫌いという歌」と言う歌謡曲があったそうですけど、このカエル女は年下が苦手です。

あたしとの仲、何となく微妙なのもその辺の思考傾向があるのもわかってます。

ですから少年たちに犯されるだけでも充分に罰になるんです。

(ほんとに勿体ないわよねぇ…この高尚な趣味を理解しないなんて…ハッピーエンド系のおねショタ物は見事に避けて通るからね、ジョスリン…)

えっと、ショタ趣味かまきりまさみおねえさんの感想はともかく、ジョスリンの薄い本方面の傾向、ショタが虐待またはいじめられ逆レイプされるものなら普通に読んでるそうです。ほんまにある意味首尾一貫、してますね…。

(だってテクニークも変態性もないシンプルな性交をなぜ好むのですか…それに私は少年を調教飼育するよりは、高慢な男女を地に這わせ犯し奴隷にする方が以下略なのですが)

という困ったカエル女の思惑はともかく、これで聖院姉の要望を叶えるとっかかりは出来ました。


さてこの件がありました数日後。

痴女島工場区画の更に東。

海に向かって伸びる、簡易舗装の長い直線コンクリート舗装路。

中央に引かれた白線や、南北両端に描かれた18とか36という数字を見るまでもありません。

滑走路です。

これ実はスケアクロウの離水着水の手間を省くと申しますか、はっきり「あたし対策」と言われた屈辱的な建築物です。

しかし、これが出来た事で、テンプレス2世にスケアクロウを積んでいたスペースが空きまして、貨物類を搭載する運用に余裕が生じました。

更にはバンシーやドゥブルヴェ、ジーナ母様の私物のモーターグライダーもこの滑走路中央部から西側に設けられた格納庫建物に納められる事に。

で、時刻は午前2時。まだ夜中ですやん…。

ですが今回の目的地までの所要時間と時差を考えますと、向こうに午前0時頃に到着するようフライトプランを計画しておく必要があるのです。

(現地付近の空き地は青薔薇が確保してるそうよ。まぁ夜中だし変な音がしてもこの時代、化け物が出たとかみんな恐れてくれると思うしね)と雅美さんが心話をよこしてくれます。

そして格納庫前のエプロンで発進準備を整えているのは…。

「ベラ子。今回はコンフォーマルタンクを装備してFL990以上の高度を飛ぶラムジェットモード飛行や。冷却や高度処理を含めると都合3時間以内の飛行を予定してるからな」と、パイロットスーツに着替えてドゥブルヴェの点検を行う母様が。

そしてドゥブルヴェの後席…アルトさんが載せられています。

乗るではなく、載る。

聞けば結構前にこのドゥブルヴェの同型機に乗った事があり、狭さに閉口したそうです。

…うーん、戦闘機って、こんなもんのはずだけどなー。

とりあえず酸素マスクとヘルメットを装着してゲストスーツを着せられたアルトさん、ドゥブルヴェの後席で窮屈そうにしています。

(ううううう、なんであたくしがー)

(ダリアさんが身重だからですっ。アルトさんも黒薔薇相当の動きができるんですから我慢してお付き合いお願いしますっ)

で、あたしは…とうとう届きました。痴女皇国ピンクとホワイトのパイロットスーツ。

これに着替えていまして、ゲストスーツに着替えたお客をバンシーの後部座席に着席させています。

そしてハーネスがわりのストラップアームを下ろして、と。

「これを下ろすと、次はバーデン辺境伯領内のご実家近辺まで拘束が解けません。あと、喉の渇きやおトイレはなるべく我慢してくださいね。どうしてもダメな時は講習で教えたように飲料のチューブをヘルメットに差し込んで飲むのと、服のトイレ機能を使ってください。いいですね、フローレシェーネさん」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ビキニに恋した男

廣瀬純一
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー

黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた! あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。 さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。 この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。 さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

こども病院の日常

moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。 18歳以下の子供が通う病院、 診療科はたくさんあります。 内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc… ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。 恋愛要素などは一切ありません。 密着病院24時!的な感じです。 人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。 ※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。 歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

謎の隕石

廣瀬純一
SF
隕石が発した光で男女の体が入れ替わる話

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

処理中です...