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番外・女騎士は見た!地下墓所に潜む闇を!・1

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アルトリーネでございます。
皆様、人には申せないご趣味はありますでしょうか。
聖院はそもそものお布施が結構必要ということで、変なご趣味の方は避けられているそうですが。

…まさか、院内に、変な人は割といても、変な趣味の人がいようとは!

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さて、先ほどは恐ろしいものを見てしまったアルトリーネでございます。

実は上級騎士ともなりますと、色々なものが強化されるそうです。

知力・体力・視聴力他五感。

霊感ヤマカン第六感とかなんなんですか。知りませんよ。

クレーゼ様なんか、金色の乙女座に天を舞う宝輪な技を使われて六感剥奪されても余裕よゆーらしいんですが。

で、ちょっと話を戻しまして。

ほら、なんかジーナ様のお国に行ってちょっと洋上騎士団の船に見つかったらまずそうな話をする企てがあったじゃないですか。あれの話をしてる時に、夜の海でどうやって色々見てくるのかという話になりまして。

実は、上級以上になると、普通の人の目では見えないものが見える場合もあるそうです。

と言っても、くねくねしてる何かとか、ここの下にある先代金衣様の寝台の上で、今上の階に来てやがるクレーゼ様が、万が一にもここに降りて来たら馬のような女性の得意技の両足揃えて蹴りを入れる準備怠りないデルフィリーゼ様の幽霊が見えるわけではありません。

いや、デルフィリーゼ様に関してはクレーゼ様の枕元に立って、一度はそれを実行していただく方が今世にとって良い結果を生むと思うのですが。

で、あたくしの今の状況で何が見えるか。

確かに、漁師の家に生まれ海女と育って、それなりの深さにも潜る事で、光の少ない海底で獲物を探す必要から夜目も鍛えられたとは思います。

ですが、この薄暗いにもほどがある地下墓地の一つ上の処刑場でも、前に来た時より困らなくなっていました。

あたくしもあーくろいやるというのですか、結構おおきいおふねが来たときに、その船内の治療院で体をまさぐ…探られてる最中の話で目を調べてもらったときに、ちょっと普通の人より見える光の範囲が広いと言われました。

で、その当時にジーナ様の乗っていたどうぶるぶぇとかいうひこうきも見せてもらったのですが、あんなに大きいのに、あれの人が乗る場所って、めちゃくちゃ狭いじゃないですか。

あんなのによくジーナ様の結構おっきな体を納められるものです。

しかもひこうきから出てくる細いはしごが本当に細いから、階段のついた車を用意してくれたのですが、これを使っても狭いんですよ。

で、乗るときは絶対これ外さずに近づけよといわれて正装につけている三角形の金属か木かわからないばっじとかいうものも、椅子のある場所で落としそうになりましたよ。

この見学者用ばっじなるものをつけていないと、ひこうきが怪しい奴と判断して光線を射ってきたり、秘密を守るために爆発するらしいので余計に焦りましたよ。

で、中に乗り込んで見せてもらったのですが、夜中も飛べるとか、ろくに明かりがなくても外が見えるように機械の目で見ることもできるそうです。

わたくしが座っている場所の真下くらいに、羽がついてぶんぶん飛んでる虫の目みたいに、いくつもの小さい目が集合したようなものがついていて真横も真下も見えるので、ほとんど死角はないそうです。

ついでに真横や上や下などにも、そこからその光線とかいうものを撃てるそうです。

そして、夜にならないとすごさがわからないだろうけどと言われましたが、今ならわかります。昼のようにとまではいきませんが、かなり明るいような感じで墓所の中も見ることができました。

で、墓所自体は壁に寝台を仕舞う棚がいくつも設けられています。

その棚の奥はこわいので見たくありませんが、棚に石の重い寝台を入れるなら、かなり上の方にある棚にはどうするんだろうと思っていると、就任式で引き継ぎを終わった金衣様が、プラウファーネ様の指示に従って持ち上げて納めるのだそうです。

金衣様になると、手を触れずにかなり重いものを持ち上げて自由に空中を動かす技を使えるそうです。

この聖院巨瀑宮も、なんと初代様が基礎構造をほとんどお一人で築き上げたそうです。

ただし、この技を使うことが一般に無駄に広まるのを防ぐために、聖院関係者以外には「聞かれるまで教えない」「聞かれても詳しく教えない」ようにしているため、アルトリーネ様が詳しく知らなかったのも無理はないとプラウファーネ様もおっしゃいます。

そうです。光る水晶をあしらった照明具を手に持って、あたくしを案内して下さるのはプラウファーネ様です。

この光のおかげで、あたくしはさほど恐れを抱かずに寝台を納める棚がいくつも壁に開いていて薄暗い墓所を奥へ奥へと進むことができました。

そして、突き当たりに出くわしました。

そこにはとっても重そうな扉があります。両開きで、鉄でできているのでしょうか。真っ黒い扉です。

そして、その上には絵がかかっています。

どんな絵かと見ようとすると、プラウファーネ様が説明してくださいました。

これは先代金衣デルフィリーゼ様昇天の様を伝える絵画であり、歴代金衣はこのように死す直前まで最強たれとの家訓を伝えるために、その闘魂みなぎる死に様を記録させたものだそうです。

プラウファーネ様が壁の何かをまさぐると、この絵を照すようにしつらえられた照明水晶が絵を浮かび上がらせます。結構大きいですね。

額縁の下の文字が書かれた板も、定期的に掃除されているのでしょう、照明の光で輝いています。

書かれた文字は「これは第十九代金衣デルフィリーゼが、後継の第二〇代金衣にして実娘たるクレーゼの親不孝極まりない不忠を誅し、金衣の心意気を末代に語り継ぐ為に残させた教訓的絵画である」と、プラウファーネ様が古代聖院公用語を翻訳して読み上げてくださいました。

そして、デルフィリーゼ様の遺言「金衣は今際の際まで最強たれ」が刻まれていると。

っていうかこれ、先代の金衣様ですよね。寝台に腰掛けて真っ白になってるじゃないですか。

そしてマケボノとか負け犬とか落書きされて、ビンタの手形顔につけて寝台に転がってるのってクレーゼ様ですよね。髪型とか特徴的ですから。

で、なんですかこれ、拳でクレーゼ様を打ち倒されたんですか。

え?わたくしも参列していて実際に見てたから戦ってた内容は知っている?

ものすごく聞きたくないんですが。悪い予感しかしないんですが。

ええ、案の定でした。

ジーナ様が本編で語ってる通りやと脳裏に何か言葉が降って来ましたが、要約すると「本当はデルフィリーゼ様がお亡くなりになるときに、体の周囲の熱気や精気の巡りの制御が効かなくなるので、周囲一体どころか聖院湖すら覆い尽くすくらいの猛火が吹き荒れる。それを野放しにすると大被害を及ぼすので、次代金衣のクレーゼ様は周りに被害がないように収束して遥か上空へ花火のように吹き上げる制御を行う。その炎を上げることで、金衣の力がクレーゼ様に宿ったのを問答無用で世界に向けて誇示するのが正式な手順」なんだそうです。

で、クレーゼ様はそれをめんどくさがって「おかーさまが燃え始めるギリギリのたいみんぐであたくしが体を焼いていいっすかー」@意訳ジーナ様とかったるそうに言ったそうです。

まさにそのかったるそうな声を聞いたプラウファーネ様、無表情で冷静そうなプラウファーネ様ですら、あれはない。あれは流石にないわという怒りをみなぎらせて教えてくださいましたから。

そして「今際の際になんたる不忠不孝!もはや朕を倒すまでは金衣を名乗ること許すまじ!」と叫ぶや否や、母娘で火炎放射攻撃の応酬を始めたので、ぼうぎょしょうへきという技を使える女官が総出でなんとかして周囲に被害を出さないようにするので精一杯、ぱぱぱぱぱぱんという音がして火が収まったので冷気を送れる女官が室内の熱気を払って突入すると、そこには肖像画の通りの光景と、更に何かの能力で憎々しげに遺言が書き殴られた寝台が残されていたそうです。

寝台に刻まれた遺言も見られますかと尋ねられましたが、もうこの絵とお話だけでおなかいっぱいです。謹んで辞退させて頂きました。

というか、これ、怪獣大決戦で周りに迷惑をかけたのはともかく、発端はクレーゼ様が明らかに悪いです。横着こきすぎです。

ええ、そんな事したら、そりゃ、ここ来るなとか遺言で残されるわ。

それも、クレーゼさまの口を無理やり乗っ取ってまで「言い忘れた!これは絶対言い残す!」と強い意志で伝えたそうです。

曰く「朕の死後、奴…クレーゼが死して寝台で運び込まれる以外にここに来ることまかりならず。来たら化けて出てでも蹴り倒す。殴り倒す。奥の部屋に封印された黒金剛石を用いてでも、クレーゼめを墓所から生きて地表を拝ませぬ」と。

近従の騎士が金衣様、もう少しお手柔らかにと平伏すると、その辺適当に創作しとけ。しかしクレーゼめを何がなんでも来させるな。来たらアレーゼ…いや、マイレーネを禁断秘技の瞬間転送技を用いて緊急召喚しろとまで。

プラウファーネ様が指差す先にはプレートを下につけられた水晶が薄く青く光っています。

これがその、プラウファーネ様が使えるようにされている緊急用の召喚装置兼警報機だそうです。

これは実は偽物ですが、本物はここから二階層上がった巨瀑宮管制室内の壁に取り付けられており、作動させると、問答無用でマイレーネ様を墓所に呼びつけるそうです。

実際に、年に1回はぼうさいくんれんとして、動作を確認しているそうです。

その装置のすごさにも驚きます。

使い方次第ではものすごく世界の進歩になるはずですよね、転送。

ですが、それをDQN金衣の凶行を止めるためだけに使うって、とんでもなく色々と無駄というか、あまりにも人々とか世界にとってもったいない気がします。

しかも、マイレーネ様を呼ぶって、先代金衣様は明らかに、ここにクレーゼ様が来た場合、絶対にまともな状態で地表に戻す気なかったんですね。

ええ。さきほどの査問会をわざわざここで開催した理由もなんとなくわかりました。

あれ絶対マイレーネ様の意向が入ってると思います。

先代様に無礼を働いたクレーゼ様を死ぬまで許さんという隠れた決意すら感じます。

そして、アレーゼ様ではなくマイレーネ様をご指名なさった理由ですが、その事や他のことで積み重なったストレスで精神を崩してしまうのを、先代様は予見していたのではないかとプラウファーネ様はおっしゃられます。

で、ある日明らかに憔悴しきったアレーゼ様が、延々と続いている隠し階段「ひじょうかいだん」というそうですが、その階段を降りて来た際に管制室の警報が作動したので問答無用でプラウファーネ様はマイレーネ様を召喚しまして。

で、自身も可能な限りの防護鎧とかを身につけて墓所に急行したところ、クレーゼ様ではなくアレーゼ様がおられて、さめざめと泣きながらマイレーネ様に愚痴を語り、ここに来た目的を告げたそうです。

で、マイレーネ様とプラウファーネ様は協議し「確かにあれは、あれだけは使用まかりならぬ。然るにアレーゼ様おんみずからお心を開き、自らの悲嘆を我らにあえて全て示した苦渋、いかにこの聖院が金衣を頂点としようとも、決して無視は出来ぬ。かくなる上は過去の全代金衣にアレーゼ様の苦渋の決断の正誤を問うものなり」と宣言すると、プラウファーネ様が所定の手順をたっぷり5分はかけないと開かないはずの扉が一瞬で開いたそうなのです。

そして、黒金剛石と呼ばれるものは現在喪失しており、くろがねと黒絹と…いくつかが残っているそうです。

黒金剛石を使うとどうなるかは今ここで話すなと誰かに言われた気がしたので黙ります。

で…クレーゼ様から、プラウファーネ様より受け取れと言われた黒絹とは一体何なのか。

それを聞こうとした時に、音もなく扉が開きました。プラウファーネ様、なんかしました?

「…あー、これ、アレーゼ様が黒金剛石を手にした時と同じですねぇ。とりあえず開ける手間が省けたので入りましょう。黒絹をお渡ししないといけませんし。それに、アルトリーネ様も、ここが何なのかをお知りになりたいのでしょう?」と、あたくしの入室を促されます。

明らかにあたくしには理解できない、そして理解したくない事が起きてるわけですが、こんなこと日常茶飯事ですよと気楽にほいほい入って行かれるプラウファーネ様。

で、あたくしたち二人が入ると、唐突に扉が閉まります。

え?なんで?と訝しむあたくしに、プラウファーネ様は告げられます。

ここにあるものは、人の闇の深さを使った女官の能力強化装備であると。

で、読者様向けにはですね、いぐないともじゅーるとかちんぽぎあとかいう単語でここのものがどういう類いか理解してくださいますからとおっしゃられます。

で、そのうちの一つが黒絹という下帯で、これを締めて得られる力の欲望に打ち勝つ修行が必要な騎士が来た際に貸し出される特訓装備なのだとか。

で、あたくしのような上級騎士女官になると黒絹くらい造作なく履きこなしてしまうので、もう少しきつい精神汚染がかかるくろがねという貞操帯を装着するそうです。

貞操帯、というのがどういうものか見たくもありません。

っていうか、あたくし、出来ればここのもので修行や鍛錬したくないです。

ここまで聞いたら、その、アレーゼ様が持っていった黒金剛石なんて、一体どこにどういう風に挿れて使うかなんとなく想像つくじゃないですか!

そういう修行の意図はわかりますが、できればもう少し装備装着の仕方を考えて作るべきだった気がします、作った人が生きてるなら。

で、ここの扉が閉まる理由。本当なら勝手に持ち出したら危ないものだからだそうです。

そして、誰かの承認を得たとの示しを見せる為に、ここでまぐわいをすると扉が開くそうです。つまり、二人ひと組で入るべき場所であり、開放条件が一定以上の温度検知なのだとか。

…で、それを忘れていたクレーゼ様が、気楽に「取ってきて」とプラウファーネ様に頼んだのは良いとして、部下の上級女官が定時で上がったそうなんです。

そこへ臨時の査問審議会が開かれるとの事なので依頼者のクレーゼ様が絶対に来るように連絡して、ここの扉の開放操作の件を相談したところ「アルトリーネを貸すから」という話になったそうです。

…ここ出たら、改めてジーナ様に相談します。クレーゼ様については、ほうれんそうを徹底しましょうと。

というか、あたくしの承諾を待たずにプラウファーネ様、張型を装着しようとなさらないで下さいまし。

これ、新型試作品なんで従来の標準張型と付け方が違うんですよとお教えします。

で、張型装着中に聞くと、プラウファーネ様は文官畑一筋で、五代目様あたりからここで働いている東方八百比丘尼国の神官出身者なのだとか。

ですので長寿なのですよと。

で、ここの面子は八百比丘尼国から派遣された女官…つまり、プラウファーネ様直属女官と、マイレーネ様の指揮下にある技術系の罪人で構成された機械・設備保守作業員で構成されているのだとか。

そして、長寿の八百比丘尼国人の風評が広まり長寿長命を不用に求めるのは好ましくないということで、専用の生活区画を用意してもらっているそうです。

そして、罪人も専門家でないと務まらない仕事なので、普通の罪人とは少し違う管理方法をとっているそうです。

なるほど、それで一般の女官の生活区画ではついぞお見かけしなかったわけですね。

ちなみに、比丘尼国の女王宮殿兼神殿には聖院女官の技術者が派遣されていて、ここと真逆の状態でお仕事をしているのだとか。

お互いの施設の心臓部を任せ合えるくらいの関係なのですね、本来は。なるほど。

では、わたくしも信頼に応える必要が…え?上からの噂は聞いている?

アルトリーネ様は牝豚調教の達人?…誰ですか!そんな噂を広めたのは!

それと、プラウファーネ様の服装や、地下に匿われているように暮らすのには、もう一つ秘密があるのだとか。

どんな秘密なのでしょうか。どきどき。

プラウファーネ様は、あたくしの手を取って、そのドレスの横の切れ目から股間を弄ってくれと無言で伝えてきます。

…ふむふむ。ちょっと痩せてますねプラウファーネ様。

え?

何ですか?これ、本物のち○ち○じゃないんですか?驚いて手を離したわたくしに、プラウファーネ様はドレスの裾をまくり、股間の状態を見てくれと申されます。

ふむ。本物ですね。ふんどしされてますけどものすごく薄くて細い絹なんではっきりわかります。

ジーナ様曰くの、ものほんというやつです。…あっちゃー…こういうひとを変態というべきなのでしょうか。適役が先程までいたのに、もう帰っただろうなー。

ええ、ジーナ様が見習い騎士の時に実家から無理難題言われて仕送りを無心され、密かに踊り子をして稼いだ話を聞いていましたから。

で、その踊り子の仕事に、追加の心づけをもらって薄布で隠された一角の中で、お手手で導くのもあったそうでして…そして、ジーナ様は何故か、こういう殿方か女性か境界線のような人とか、単に女の人の格好したいだけの方に、ものっすごくウケが良かったそうなんですよあの人。

とりあえず、どのようにすれば良いのでしょうかとプラウファーネ様にお伺いします。

はぁ。尻穴を掘れと。ジーナ様につながるかなー。

(どないしたん。え?プラウファーネさんてオ○マなん?ニュー○ーフなん?)

(はぁ、人助けと思ってちょっと指導して欲しいと。流石にアルトくんはそういう参拝者を相手した事がないと。よっしゃ。ちょっと待っとき。えーっと、エ○マグラやろ、ア○ルパールにアナ○バイブにローションに…玉付きパンツに…と。こんなんなるんやったらワセリンも持ってきた方がよかったかー、まぁええわ。マリアー!すまん緊急や!アルトくんのとこにうち飛ばして!)

で、あたくしはにっこり微笑みます。

「申し訳ございません。別世界ですけど半年で延べ数百人もプラウファーネ様に近しい方を、散々ひぃひぃ言わせてたという人物を召喚させて頂きました。ほんの少しお待ちくださいませ」


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アルトリーネ「正直、こういうお方を見るの初めてだったんで混乱したのです」
ジーナ「うちかて那覇のママの店で踊ってなかったらちょっとなぁ」
アルトリーネ「それにしてはお道具を色々お持ちのようで…ま、まさか、クリス様に?!」
ジーナ「いや、試したいねんけどな。一応ママの店、暇な時には30分くらい個室…カーテンブースに入ってられたからな。少々の変態対応行為は可能だったんよ。それに先輩のおねーちゃんから譲ってもらったり、ママに協力してもろて、その手のおもちゃをやな、個人小売店舗扱いで登録した卸業者から格安で買ってやな、隊内で売ゲホゲホゲホ時効じゃ時効!」
アルトリーネ「その…張型って…男性にですか女性にですか?」
ジーナ「男3割女7割。女の子の方に売れゲホガホゲホ!せやから時効や!」
ジーナ「あとこれ素人さんは真似せんといてな。こういう業者、既存の客の紹介前提やねん。つまり、風俗店かアダルトグッズショップの紹介がないと卸価格で売らんみたいやからな?」
アルトリーネ「よくわかりませんが、ジーナ様が悪徳エロ商人に見えます」
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