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聖院の性院な日常、その5
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アルトリーネでございます。
聖院にお越しになる方は平等に扱うべきとは考えております。
ただし、いくら私どもが無給奉仕の立場とは申しましても、ごはん代他、聖院運営の経費はかかるもの。
相応のご負担を頂く必要がある場合、お布施はきっちり頂きますわよ。
…あたくしを呼びますと、高くつきましてよ?
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さぁてみなさま。
最近上機嫌なアルトリーネでございます。
なぜに上機嫌か。
そりゃもう、クリス様です。
ジーナ様の旦那様にしておん年一九歳をお数えになられたんでしたっけ。
クレーゼ様の施しで、見た目は初めてお見かけした時とほぼ変わらずで、永遠の一七歳というご風情ですが。
この間から、なんかにゅーぶりてんのあたらしいおふねでこっちにこられるという話を聞いてましたので、女官連中はもう仕事手付かず気もそぞろ、ジーナ様に言わせると、お前らじゃにたれけいあいどるの追っかけか何かか、ちょっと気ぃ引き締めろこの牝豚どもとお怒りでしたが…クリス様ですよ。
ジーナ様、その青いおめめは玻璃細工か何かですか?
貴女様の夫が、わたくしどもからすればどれほど羨望のまなこで見られているかお分かり頂けませんか?
本編では殿方がお読みになる関係上ですとか、みなさまのしっとのほのおとかもげろこーるとやらを一身に浴びるのを避けるために描写を抑えてるらしいんですけど、ジーナ様のみならず、わたくしども女官衆ですらクリス様に関しては、ある意味クレーゼ様の更に上の扱いです。
あの、本当にこのお方、クリス様のクリス様を股間にお生やしなんですかとお尋ねしたいくらいに可憐なお姿です。
いえ、確かに生やしておられますね。
もう女性用と言ってもよい極小の下着姿から、それだけが凛々しいクリス様がこんにちわしていて恥ずかしそうに隠しながらお歩きのところを密かに窺うだけで、ちん○ぽに関してはあのクソ豚領主息子のせいでトラウマ炸裂なあたくし。更に、下級女官勤め時代のあれやこれやで、正直ち○んぽいらんわ状態の現在のわたくしでも、あのクリス様を見るだけでお○めこダダ濡れです。
物欲しさによだれだらだらな口状態です。
上級騎士神官正装でそれだとものすごく威厳を損ねますので、慌てて厠へ駆け込むついでに、張型突っ込んでせん○りしてしまいそうです。そういう時にアレーゼ様とかダリアリーゼとか、手頃な牝豚がいればもう、即犯しです。
犯してよしの権限は最大限活用させて頂きます。ざれいぷうーまんです。わたくしの被害に遭われた方、衷心よりお詫び申し上げます。口には出しませんが。
で、どこの誰ですか。
わたくしのせん○りしたい欲望を、こみけでせんりひんかったさるみたいだと評される方は。
我が愛刀、リトルクロウの柄の餌食にしますよ。
こっちの方の柄は、日本の単位でいうさんじゅっせんちくらいの長さがありますからね。みなさまのあなるをほろぼすくらいは造作もございません。
…そうそう、わたくしども女官の禁則事項の一つに、皆が持ってる両頭張型、これで自らを慰めた奴はそれなりの厳罰に処されます。
これでせん◯りすると、本来なら上位職者に献上すべき精気を無駄撃ちすることになるんですよ。なんぼ女体の身とは違う快楽があるからといって、殿方風の自慰に使ったら確実に速攻でバレてとんでもない晒し刑に処されますのよ…。
で、クリス様のクリス様がお元気な理由はですね。うちの女官連中です。
もうあの発情した雌猿どもと罵りますわ。
ええ、このアルトリーネ自らのアルトリーネのうずきを敢えて知らんぷりしてですね、役職者の立場で申し上げますけどね。行動が姑息かつ露骨すぎるんですよ。
これこれ、クリス様がお元気になるように遠隔で精気送るんじゃありませんわよ。
さらにわざと熱気放出して、否が応にも元来の殿方の道着姿同様の下帯いっちょう、ふんどし姿になるよう仕向けてるって何をしておるのですか。
奥様たるジーナ様も内心お怒りです。いや、露骨に怒ってます。態度でわかります。
あの方とも大概な付き合いですし、クリス様がご多忙な際の伽の相手を仰せつかっておりますので、割とつーかーななか、というやつです。以心伝心の仲ですね。
で、クリス様は、マリア様のお父様にして実質的にクレーゼ様の旦那様の立ち位置でもあらせられます。
そう、この聖院では現在、三人しかいない男人禁制の場への立ち入りを菅野直様並びにゴルディーニ様とともに認められている方でもあります。
で、この御三方は職務上、下院にはほぼ、おいでにはなりません。これがまた頭痛のタネなんですよ。
下院はその性質上、下級女官だけで日々の運営が可能なようになっております。
つまり、下級女官は主に下院が働き場です。
しかるに上院。あたくしの主たるおつとめの場所でもある訳ですが、こちらの運営は上級が中心です。
下級女官でも、上級女官の出す熱気を防ぐ技を体得した、言うなればべてらん以外は上がると危険なんですよ。男人禁制の理由の一つでもあるんですけど、熱気を防げない方には真剣に危ない場所です。
ゴルディーニ様はせいたいかいぞう、と言うのですか。完全な生身ではなくカラクリに置き換えた部分もあるお体だそうなのですが、それでも上級女官が必ず護衛に付き添います。ま、大抵はマリア様が遠隔結界を張ってお守りされておられますが。
菅野様に至っては絶対に護衛必須ですが、菅野様にお惚れのアレーゼ様が侍っておられる事が多いですね。ですから早くつがって下さいましあれーぜさま。
で、クレーゼ様の気を頂き、若返りされたクリス様とジーナ様は、実のところ体のつくりがわたくしどもに近い状態です。
ひゃくぱーせんとではありませんが、ジーナ様いわくの「上級女官互換」なので、上院でも単独でお歩き頂けます。もう本当に顔パスです。
そして、クレーゼ様が先代の遺言で立ち入れない墓所を含めますとですね、目下は「聖院内で行動制限がない」唯一のお方です。
ただし謙虚でお聡いクリス様です。褥所には絶対に行こうとなさいません。
あたくしたち女官控室、つまり個室のところにも来られません。来て頂きたいのですが。
ま、今回は「上級女官のねつかんりしすてむ」とやらの試作品が持ち込まれているそうでして、これの試験要員に何とあたくしが指名されております。
「アルトくーん。前からクリスのち○んぽ突っ込まれてみたい言うてたやん。今度熱管理システム組み込んだ衣装の試作品使うからさー、実験台になってくれへんか。あと、君とお付きのクレーニャちゃん言うたっけ、彼女とあれこれしてる時の感情起伏や体温と周辺気温の差分データ取りたいから、そっちの実験台も頼みたいねん。あー、変な事せーへんよ。やってる最中の温度見るための機械で常時監視するだけやし、君とクレーニャちゃんの頭の働きを見るためのカチューシャ…髪留めみたいな飾りつけるだけやから」と、持ち込んだぱそこんとかいうからくりをいじり回しながらおっしゃいます。
しかし、このお言葉だけで意味がわかるわたくしの胸はどきどきです。その、たいおんとやらをはかるからくりで今のわたくしを見たら絶対に熱くなってると思います。胸のときめきなんて感じたの、どれほどぶりでしょう。
そういえばゴルディーニ様です。かつてはジーナ様の教師であらせられたそうです。
かなりお年を召されておられますが、ものすごく体をお鍛えなのです。更に、かつては美男子で慣らされたであろうお顔。本当に、ゴルディーニ様がお若い頃に知り合いとうございました。ただ、この方の奥様はかなりお厳しいそうで、わざと殿方の部分が使えないように抑制するおくすりを飲まれてるそうです。うわきというものがばれたらこわいのだとか。
それと、ジーナ様の行動については、アレーゼ様との確執の絡みで、アレーゼ様の居室や執務区画には自ら戒められていますね。あの方はクレーゼ様同様、ちゃらんぽらんで思いつき大好きで行き当たりばったりでクレーゼ様と同じに見る心なき者も結構いるようなんですが、そう言う方には、あたくし申し上げたいです。
お前の目は節穴か、と。
特にクレーゼ様も昨今は精神の成長著しくですね、最近のお二人はそれなりに計画を練リーの企みーのですよ。それにジーナ様は長年、騎士団で地位を得ておられた経験上、かつてのクレーゼ様よりははるかに計画的に考えて動かれるお方ですよ。
で、話を戻してクリス様です。頭の中を拝見しておりますと、論理的とか合理的とかいう単語しか思い浮かびません。過去のお母様との経緯で、下半身の方には少し性癖をお持ちのようですが、ジーナ様が付き添っておられますので問題はないでしょう。あのお二人は本当に蜜月というか相思相愛と申しますか、正直羨ましいです。
確かにクリス様は性欲をお持ちです。お持ちなんですが、この方は生理現象と割り切っておられると公言されています。しかし、ジーナ様の寵愛も頂いているわたくしのことはお聞きになっておられるようで、わたくしの懸想も「アルトリーネさん、僕もジーナさんがいますからあまり色々お約束はできませんけど」と、あたくしの手を握って申されます。
あ、あたくしは身長とかいじれますけど、ジーナ様とクリス様の中間くらいですかね。ひゃくななじゅうせんちですか、そのくらいにしております。
で、あたくしのしろがね色の髪の毛と、細い腰回りとおちち、そして自分で言うのもなんですが、ジーナ様やアレーゼ様クレーゼ様には負けますけど、それなりの形のお尻にご興味を抱いておられるようで何よりです。
クリス様ならお手つき、ありです。
…内緒ですよ。本当に内緒ですよ。
ジーナ様がご多忙で、マリア様を介してあたくしに頼まれた事があったんです。ちょっとぬいたって、と。それだけ信頼して頂いてよいのでしょうかと。
で、本当ならあたくしの個室にお招きするのですが、他の女官連中に見つかると死ぬほどまずい事になります。そこで、こないだからのアレーゼ様捕縛用に作って頂いた特別厠がございまして。褥所の至近の場所に。
で、そこにクリス様をご案内致しまして。ええ、下級女官時代に何度もしております。口。
心話で語りかけ(豚の奉仕で恐縮にございますが)と久々の奴隷気分です。
そして、実は実験もあって、ちょっと妻から依頼されておりましてと申されます。
何やらさつえいきとかいうからくりを用意されまして、クレーニャに扱い方を教えています。要はこれでまぐわいを撮れ、その際に出る熱気の熱さと吹き出し方を記録するからという事らしいです。
どうもジーナ様達のおふねにわたくしどもが乗ると、例の熱気問題があって、現在ではマリア様を含めて数時間に一度、溜め込んだ熱気を排出しないとならない問題を解決する糸口を探っておられる様子なのです。そして、マリア様のご留学の可否に絡むかなり真剣なお話なのだとか。
ですので、クリス様も真剣です。なるほど、学問の力でわたくしどもをそちらの世界に連れてきても問題ないようになさりたい訳ですか。衣装も熱気対策用の試験品だと。
かしこまりました。このアルトリーネ、マリア様の騎士でもございます。
更に、温度状況では、アルトリーネさんさえよろしければせいこう…まぐわい?え?クリス様と?
…ええ、望むところです。記録機というので一部始終を撮られるのが興醒めですが、そもそもクレーゼ様やアレーゼ様が近くにいたりするのである意味覗かれてはいますね。え?見せないようにもできる?
ああなるほど、まじぇすてぃっく・きゃんせらーというものですか。これで結界を作って中をのぞけないようにすると。
で、結界内のわたくし達は上級女官の力を奪われていない状態でまぐわうのですね。合点承知でございます。
あとご要望はございましょうや。受け身がよろしいとか。
とりあえずにんしんさせるような感じで、と申されます。なるべく体温が上がるよう、興奮する必要があるのだとか。
なんでも、下級女官の体温ですら、常人の子種がギリギリ死んでしまう温度なのでなまなかだしとやらでも孕まないのだと。それでわたくしどもは体温とやらを測られていたのですね。
逆に、子種を頂く時にますいやかしじょうたいになるのが理解出来ました。あれは子種を卵に生きて到着させる為に体を冷やす必要があるからだったのですね。
なんかこう、今からすることは男と女の情緒に満ちるべきなのに、学者の目であたくしを見られると少し興醒め…え?その反応は予想しておられたと。流石はお聡いクリス様です。
で、あたくしの手を取り、心に語りかけて来られます。アルトリーネさんは自ら盛り上がると妻から聞いておりますと。ものすごい卑猥な言葉を洪水のようにお叫びになると。心話で構いませんので、一つそれをお願いしますと。
そして典礼服を脱ごうとするわたくしをお止めになります。加えて、これまた試作品という張型をあたくしの股間に入れてくれと。ふむ。柔らかいですね。熱で溶けませんかしら。
…え?なんですのこれ?中で勝手に動いてます!は?半生体ろぼっと?ジーナ様いわく女官慰撫用の試作品で通称「いんちゅうくん1号」?硬さも動きもある程度、そのりもこんで操作可能?
ちょっとお借りしますねりもこん。なんかおもしろそうです。
なるほど、この画面とやらを直接触るといろいろ決められると。
で、何もしなくても、入れられた相手の穴に合わせて、勝手に卵の場所の手前に当たるところまでの大きさになると。
!!!!!!!(ちょちょちょちょちょクリス様これ凄いです!こんなの初めてです!これ下さい!クレーニャに奉仕させるときに使えます!凄すぎますぅううううううう)ええ。ちんこだけがアルトリーネの中でぐいんぐいん出し入れされてる感触です。しかも時折動き方が早くなったり遅くなったりや、膨らんだり細くなったりと、ものすごく芸の細かい動きをしています。
すごい。かがくぎじゅつすごい。アルトリーネ、今、猛烈に感動しています。
(おおクリス様素晴らしいです。このアルトリーネの感動をお伝えさせて下さいまし!)ええ。こんなすごいものですごい事されて、仮にも上級女官騎士が自分だけアヘってたら騎士の恥です。
で、クリス様のクリス様をいきなり咥えて差し上げます。もうアルトリーネ秘中の秘術でもありませんが、ジーナ様の指導を受けて修正していますが、並みの豚どもなら1分かからずに汚い汁をこのわたくしの口の中にぶち撒けやがった下級女官時代に駆使した技の連続披露です。
(おお、このアルトリーネ、今正に家畜として至高の喜びにございます!このまま頂くもよし、ただいま暴れております蟲めが入り込んだ穴をお使い下さいましても大丈夫でございます!)ええ、本当はハメて頂きたいのですよ。この千載一遇の好機、逃してなるものですか。
その時です。厠の戸が開きました。
誰よ。鍵かけてなかったのは。
そして、顔を覗かせた奴。そいつを見た瞬間に、あたくしは一瞬で固まりました。
そう、あたくしの純潔を散らした豚息子です。成人していい歳になっていますが、見間違えません。
もっとも体型は当時より、かなり、更にふとましくなっています。正直、地位や金なくば女は振り向かないでしょう。今、あたくしが精魂込めて奉仕に耽る対象の天使様の真逆、魑魅魍魎です。当時と一番違うのは、醜い欲に憑かれた醜悪な表情です。
褥所にいるのは、恐らく上客として上がれたのでしょう。と言うことは領主を継いだか。
チャチャっと心を読ませて頂きます。
ほう。領主になったか。嫁はおらんのか。
ふむふむ。あの辺で出る燃える水の商いで金はあると。
で、ここに来たのは嫁探しとな。アホかい。ここの褥所に上がる女官、金で転ばんぞ。
あたくしの怒りが噴き上がりかけ、リトルクロウの錆にしてやろうかと物騒な考えに及んだ刹那です。
マリア様経由で、ジーナ様から緊急指示が来ました。
(アルトくん。今、そっちに乱入しかけたデブおるやろ。そいつ、聖院支部周辺狙いのテロ…破壊活動の支援者みたいなんやわ。大立ち回りなしに静かに身柄拘束できるか?)
(ジーナ様、お任せ下さいまし。…ただ、クリス様にもご協力を頂きますがよろしいでしょうか?)
(かまへん。騒がれへんかったらどんな手を使うてもええ。ただ、五体満足プラス廃人にはせんといてな。そいつに聞きたい事、山のようにあるからな?)
(クリスです。了解しました。アルトリーネさん、僕にさせたいことがあれば指示願います)
おおおおおおおなんか騎士の血が騒ぐ展開!
あたくし、ゆっくり立ち上がります。
「…褥所のお客様でございますね。ただいまは別のお方の奉仕をさせて頂いておりますが、およろしければお混ざりになられますか?」ふふふふふふ。この好色牡豚が乗らぬはずはないと思いました。
「…お、お、おう。見れば二人とも女騎士の様子。我が伽の最中ではあるが、余に添いし女官も呼び立てて構わぬか?」
「ええ、もちろん。是非。その女官のお名前を伺ってよろしければ、わたくしが呼びつけますわよ?」
「ほう。そなた一体…?」
「聖院上級女官騎士にして、目下はこちらのお忍びの貴公子様の伽役をおおせつかっておりますアルトリーネと申します。わたくし付きの女官騎士のクレーリャ共々よろしくお見知り置きを」
「…な、なんと、世に聖院騎士最強とその名を聞くアルトリーネが伽をと?余にも春をひさいで頂けるのか?」
「ええ。仰せとあらば。上長のお許しも頂いておりますわ」
「そ、そうか。とりあえず、余についた女官は…ダリアリーネと申しておったか、騎士ではあるな」
「承知。少々不躾なところではございますがご容赦を。呼び立てまする」
(じーなさまー。お聞きですかー。この豚についてる女官ですが、ダリアリーネで間違いございませんか?)
(ちょいまち。…それで合うてるぞ)
(あー、あの黒豚かぁ…ジーナ様、申し訳ないんですが、褥所付き女官か、マリア様の名前でアルトリーネのところに来いって指示出して頂けます?)
(なんや訳ありかいな。かめへんで。なんか言い聞かせる事あるか?)
(とりあえず、その客は後で捕縛する対象だから、あたくし達の邪魔はするな。それと、アルトリーネには絶対服従せよと厳命下さい。守らねば切り捨てると)
ふっふー、黒豚も網にかかったかー。
ええ、ちょっと面白くさせて頂きますわよ。ジーナ様仕込みのどえすわざ、クリス様には申し訳ございませんが、振るいたい相手が二人来ましたから。
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アルトリーネ「ちなみにクリス様を甘く見てはいけませんよ。ジーナ様が床では従順な子猫のごとく」
ジーナ「あとなぁ、彼、げほごほげほな理由で人数やなしに経験数はあるからな。出すの遅いで」
アルトリーネ「ふむふむ」
ジーナ「それとアルトくん。わかってると思うけど、クリスに奴隷調教すんなよ。したらマジ締めるからな。今持ってきてる試運転が必要な奴の後ろに詰め込んで、あたしの技能維持飛行の項目全部に付き合わすからな」
アルトリーネ「それは大丈夫ですわ。やるなら豚と黒豚ですわよ」
ジーナ「…一応、クリスには、アルトくんはそういう奴や言うてるけど、ドン引きさしたら今後に影響あるからな?クリスに嫌われん為にも手加減はせぇよ?」
アルトリーネ「なんですのその、くりてぃかるみっしょんとかみっしょん・いんぽっしぶる」
ジーナ「きみの場合、ミッション・チンポッシャブルやろ」
アルトリーネ「…ええ、否定できませんわ(赤面)」
聖院にお越しになる方は平等に扱うべきとは考えております。
ただし、いくら私どもが無給奉仕の立場とは申しましても、ごはん代他、聖院運営の経費はかかるもの。
相応のご負担を頂く必要がある場合、お布施はきっちり頂きますわよ。
…あたくしを呼びますと、高くつきましてよ?
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さぁてみなさま。
最近上機嫌なアルトリーネでございます。
なぜに上機嫌か。
そりゃもう、クリス様です。
ジーナ様の旦那様にしておん年一九歳をお数えになられたんでしたっけ。
クレーゼ様の施しで、見た目は初めてお見かけした時とほぼ変わらずで、永遠の一七歳というご風情ですが。
この間から、なんかにゅーぶりてんのあたらしいおふねでこっちにこられるという話を聞いてましたので、女官連中はもう仕事手付かず気もそぞろ、ジーナ様に言わせると、お前らじゃにたれけいあいどるの追っかけか何かか、ちょっと気ぃ引き締めろこの牝豚どもとお怒りでしたが…クリス様ですよ。
ジーナ様、その青いおめめは玻璃細工か何かですか?
貴女様の夫が、わたくしどもからすればどれほど羨望のまなこで見られているかお分かり頂けませんか?
本編では殿方がお読みになる関係上ですとか、みなさまのしっとのほのおとかもげろこーるとやらを一身に浴びるのを避けるために描写を抑えてるらしいんですけど、ジーナ様のみならず、わたくしども女官衆ですらクリス様に関しては、ある意味クレーゼ様の更に上の扱いです。
あの、本当にこのお方、クリス様のクリス様を股間にお生やしなんですかとお尋ねしたいくらいに可憐なお姿です。
いえ、確かに生やしておられますね。
もう女性用と言ってもよい極小の下着姿から、それだけが凛々しいクリス様がこんにちわしていて恥ずかしそうに隠しながらお歩きのところを密かに窺うだけで、ちん○ぽに関してはあのクソ豚領主息子のせいでトラウマ炸裂なあたくし。更に、下級女官勤め時代のあれやこれやで、正直ち○んぽいらんわ状態の現在のわたくしでも、あのクリス様を見るだけでお○めこダダ濡れです。
物欲しさによだれだらだらな口状態です。
上級騎士神官正装でそれだとものすごく威厳を損ねますので、慌てて厠へ駆け込むついでに、張型突っ込んでせん○りしてしまいそうです。そういう時にアレーゼ様とかダリアリーゼとか、手頃な牝豚がいればもう、即犯しです。
犯してよしの権限は最大限活用させて頂きます。ざれいぷうーまんです。わたくしの被害に遭われた方、衷心よりお詫び申し上げます。口には出しませんが。
で、どこの誰ですか。
わたくしのせん○りしたい欲望を、こみけでせんりひんかったさるみたいだと評される方は。
我が愛刀、リトルクロウの柄の餌食にしますよ。
こっちの方の柄は、日本の単位でいうさんじゅっせんちくらいの長さがありますからね。みなさまのあなるをほろぼすくらいは造作もございません。
…そうそう、わたくしども女官の禁則事項の一つに、皆が持ってる両頭張型、これで自らを慰めた奴はそれなりの厳罰に処されます。
これでせん◯りすると、本来なら上位職者に献上すべき精気を無駄撃ちすることになるんですよ。なんぼ女体の身とは違う快楽があるからといって、殿方風の自慰に使ったら確実に速攻でバレてとんでもない晒し刑に処されますのよ…。
で、クリス様のクリス様がお元気な理由はですね。うちの女官連中です。
もうあの発情した雌猿どもと罵りますわ。
ええ、このアルトリーネ自らのアルトリーネのうずきを敢えて知らんぷりしてですね、役職者の立場で申し上げますけどね。行動が姑息かつ露骨すぎるんですよ。
これこれ、クリス様がお元気になるように遠隔で精気送るんじゃありませんわよ。
さらにわざと熱気放出して、否が応にも元来の殿方の道着姿同様の下帯いっちょう、ふんどし姿になるよう仕向けてるって何をしておるのですか。
奥様たるジーナ様も内心お怒りです。いや、露骨に怒ってます。態度でわかります。
あの方とも大概な付き合いですし、クリス様がご多忙な際の伽の相手を仰せつかっておりますので、割とつーかーななか、というやつです。以心伝心の仲ですね。
で、クリス様は、マリア様のお父様にして実質的にクレーゼ様の旦那様の立ち位置でもあらせられます。
そう、この聖院では現在、三人しかいない男人禁制の場への立ち入りを菅野直様並びにゴルディーニ様とともに認められている方でもあります。
で、この御三方は職務上、下院にはほぼ、おいでにはなりません。これがまた頭痛のタネなんですよ。
下院はその性質上、下級女官だけで日々の運営が可能なようになっております。
つまり、下級女官は主に下院が働き場です。
しかるに上院。あたくしの主たるおつとめの場所でもある訳ですが、こちらの運営は上級が中心です。
下級女官でも、上級女官の出す熱気を防ぐ技を体得した、言うなればべてらん以外は上がると危険なんですよ。男人禁制の理由の一つでもあるんですけど、熱気を防げない方には真剣に危ない場所です。
ゴルディーニ様はせいたいかいぞう、と言うのですか。完全な生身ではなくカラクリに置き換えた部分もあるお体だそうなのですが、それでも上級女官が必ず護衛に付き添います。ま、大抵はマリア様が遠隔結界を張ってお守りされておられますが。
菅野様に至っては絶対に護衛必須ですが、菅野様にお惚れのアレーゼ様が侍っておられる事が多いですね。ですから早くつがって下さいましあれーぜさま。
で、クレーゼ様の気を頂き、若返りされたクリス様とジーナ様は、実のところ体のつくりがわたくしどもに近い状態です。
ひゃくぱーせんとではありませんが、ジーナ様いわくの「上級女官互換」なので、上院でも単独でお歩き頂けます。もう本当に顔パスです。
そして、クレーゼ様が先代の遺言で立ち入れない墓所を含めますとですね、目下は「聖院内で行動制限がない」唯一のお方です。
ただし謙虚でお聡いクリス様です。褥所には絶対に行こうとなさいません。
あたくしたち女官控室、つまり個室のところにも来られません。来て頂きたいのですが。
ま、今回は「上級女官のねつかんりしすてむ」とやらの試作品が持ち込まれているそうでして、これの試験要員に何とあたくしが指名されております。
「アルトくーん。前からクリスのち○んぽ突っ込まれてみたい言うてたやん。今度熱管理システム組み込んだ衣装の試作品使うからさー、実験台になってくれへんか。あと、君とお付きのクレーニャちゃん言うたっけ、彼女とあれこれしてる時の感情起伏や体温と周辺気温の差分データ取りたいから、そっちの実験台も頼みたいねん。あー、変な事せーへんよ。やってる最中の温度見るための機械で常時監視するだけやし、君とクレーニャちゃんの頭の働きを見るためのカチューシャ…髪留めみたいな飾りつけるだけやから」と、持ち込んだぱそこんとかいうからくりをいじり回しながらおっしゃいます。
しかし、このお言葉だけで意味がわかるわたくしの胸はどきどきです。その、たいおんとやらをはかるからくりで今のわたくしを見たら絶対に熱くなってると思います。胸のときめきなんて感じたの、どれほどぶりでしょう。
そういえばゴルディーニ様です。かつてはジーナ様の教師であらせられたそうです。
かなりお年を召されておられますが、ものすごく体をお鍛えなのです。更に、かつては美男子で慣らされたであろうお顔。本当に、ゴルディーニ様がお若い頃に知り合いとうございました。ただ、この方の奥様はかなりお厳しいそうで、わざと殿方の部分が使えないように抑制するおくすりを飲まれてるそうです。うわきというものがばれたらこわいのだとか。
それと、ジーナ様の行動については、アレーゼ様との確執の絡みで、アレーゼ様の居室や執務区画には自ら戒められていますね。あの方はクレーゼ様同様、ちゃらんぽらんで思いつき大好きで行き当たりばったりでクレーゼ様と同じに見る心なき者も結構いるようなんですが、そう言う方には、あたくし申し上げたいです。
お前の目は節穴か、と。
特にクレーゼ様も昨今は精神の成長著しくですね、最近のお二人はそれなりに計画を練リーの企みーのですよ。それにジーナ様は長年、騎士団で地位を得ておられた経験上、かつてのクレーゼ様よりははるかに計画的に考えて動かれるお方ですよ。
で、話を戻してクリス様です。頭の中を拝見しておりますと、論理的とか合理的とかいう単語しか思い浮かびません。過去のお母様との経緯で、下半身の方には少し性癖をお持ちのようですが、ジーナ様が付き添っておられますので問題はないでしょう。あのお二人は本当に蜜月というか相思相愛と申しますか、正直羨ましいです。
確かにクリス様は性欲をお持ちです。お持ちなんですが、この方は生理現象と割り切っておられると公言されています。しかし、ジーナ様の寵愛も頂いているわたくしのことはお聞きになっておられるようで、わたくしの懸想も「アルトリーネさん、僕もジーナさんがいますからあまり色々お約束はできませんけど」と、あたくしの手を握って申されます。
あ、あたくしは身長とかいじれますけど、ジーナ様とクリス様の中間くらいですかね。ひゃくななじゅうせんちですか、そのくらいにしております。
で、あたくしのしろがね色の髪の毛と、細い腰回りとおちち、そして自分で言うのもなんですが、ジーナ様やアレーゼ様クレーゼ様には負けますけど、それなりの形のお尻にご興味を抱いておられるようで何よりです。
クリス様ならお手つき、ありです。
…内緒ですよ。本当に内緒ですよ。
ジーナ様がご多忙で、マリア様を介してあたくしに頼まれた事があったんです。ちょっとぬいたって、と。それだけ信頼して頂いてよいのでしょうかと。
で、本当ならあたくしの個室にお招きするのですが、他の女官連中に見つかると死ぬほどまずい事になります。そこで、こないだからのアレーゼ様捕縛用に作って頂いた特別厠がございまして。褥所の至近の場所に。
で、そこにクリス様をご案内致しまして。ええ、下級女官時代に何度もしております。口。
心話で語りかけ(豚の奉仕で恐縮にございますが)と久々の奴隷気分です。
そして、実は実験もあって、ちょっと妻から依頼されておりましてと申されます。
何やらさつえいきとかいうからくりを用意されまして、クレーニャに扱い方を教えています。要はこれでまぐわいを撮れ、その際に出る熱気の熱さと吹き出し方を記録するからという事らしいです。
どうもジーナ様達のおふねにわたくしどもが乗ると、例の熱気問題があって、現在ではマリア様を含めて数時間に一度、溜め込んだ熱気を排出しないとならない問題を解決する糸口を探っておられる様子なのです。そして、マリア様のご留学の可否に絡むかなり真剣なお話なのだとか。
ですので、クリス様も真剣です。なるほど、学問の力でわたくしどもをそちらの世界に連れてきても問題ないようになさりたい訳ですか。衣装も熱気対策用の試験品だと。
かしこまりました。このアルトリーネ、マリア様の騎士でもございます。
更に、温度状況では、アルトリーネさんさえよろしければせいこう…まぐわい?え?クリス様と?
…ええ、望むところです。記録機というので一部始終を撮られるのが興醒めですが、そもそもクレーゼ様やアレーゼ様が近くにいたりするのである意味覗かれてはいますね。え?見せないようにもできる?
ああなるほど、まじぇすてぃっく・きゃんせらーというものですか。これで結界を作って中をのぞけないようにすると。
で、結界内のわたくし達は上級女官の力を奪われていない状態でまぐわうのですね。合点承知でございます。
あとご要望はございましょうや。受け身がよろしいとか。
とりあえずにんしんさせるような感じで、と申されます。なるべく体温が上がるよう、興奮する必要があるのだとか。
なんでも、下級女官の体温ですら、常人の子種がギリギリ死んでしまう温度なのでなまなかだしとやらでも孕まないのだと。それでわたくしどもは体温とやらを測られていたのですね。
逆に、子種を頂く時にますいやかしじょうたいになるのが理解出来ました。あれは子種を卵に生きて到着させる為に体を冷やす必要があるからだったのですね。
なんかこう、今からすることは男と女の情緒に満ちるべきなのに、学者の目であたくしを見られると少し興醒め…え?その反応は予想しておられたと。流石はお聡いクリス様です。
で、あたくしの手を取り、心に語りかけて来られます。アルトリーネさんは自ら盛り上がると妻から聞いておりますと。ものすごい卑猥な言葉を洪水のようにお叫びになると。心話で構いませんので、一つそれをお願いしますと。
そして典礼服を脱ごうとするわたくしをお止めになります。加えて、これまた試作品という張型をあたくしの股間に入れてくれと。ふむ。柔らかいですね。熱で溶けませんかしら。
…え?なんですのこれ?中で勝手に動いてます!は?半生体ろぼっと?ジーナ様いわく女官慰撫用の試作品で通称「いんちゅうくん1号」?硬さも動きもある程度、そのりもこんで操作可能?
ちょっとお借りしますねりもこん。なんかおもしろそうです。
なるほど、この画面とやらを直接触るといろいろ決められると。
で、何もしなくても、入れられた相手の穴に合わせて、勝手に卵の場所の手前に当たるところまでの大きさになると。
!!!!!!!(ちょちょちょちょちょクリス様これ凄いです!こんなの初めてです!これ下さい!クレーニャに奉仕させるときに使えます!凄すぎますぅううううううう)ええ。ちんこだけがアルトリーネの中でぐいんぐいん出し入れされてる感触です。しかも時折動き方が早くなったり遅くなったりや、膨らんだり細くなったりと、ものすごく芸の細かい動きをしています。
すごい。かがくぎじゅつすごい。アルトリーネ、今、猛烈に感動しています。
(おおクリス様素晴らしいです。このアルトリーネの感動をお伝えさせて下さいまし!)ええ。こんなすごいものですごい事されて、仮にも上級女官騎士が自分だけアヘってたら騎士の恥です。
で、クリス様のクリス様をいきなり咥えて差し上げます。もうアルトリーネ秘中の秘術でもありませんが、ジーナ様の指導を受けて修正していますが、並みの豚どもなら1分かからずに汚い汁をこのわたくしの口の中にぶち撒けやがった下級女官時代に駆使した技の連続披露です。
(おお、このアルトリーネ、今正に家畜として至高の喜びにございます!このまま頂くもよし、ただいま暴れております蟲めが入り込んだ穴をお使い下さいましても大丈夫でございます!)ええ、本当はハメて頂きたいのですよ。この千載一遇の好機、逃してなるものですか。
その時です。厠の戸が開きました。
誰よ。鍵かけてなかったのは。
そして、顔を覗かせた奴。そいつを見た瞬間に、あたくしは一瞬で固まりました。
そう、あたくしの純潔を散らした豚息子です。成人していい歳になっていますが、見間違えません。
もっとも体型は当時より、かなり、更にふとましくなっています。正直、地位や金なくば女は振り向かないでしょう。今、あたくしが精魂込めて奉仕に耽る対象の天使様の真逆、魑魅魍魎です。当時と一番違うのは、醜い欲に憑かれた醜悪な表情です。
褥所にいるのは、恐らく上客として上がれたのでしょう。と言うことは領主を継いだか。
チャチャっと心を読ませて頂きます。
ほう。領主になったか。嫁はおらんのか。
ふむふむ。あの辺で出る燃える水の商いで金はあると。
で、ここに来たのは嫁探しとな。アホかい。ここの褥所に上がる女官、金で転ばんぞ。
あたくしの怒りが噴き上がりかけ、リトルクロウの錆にしてやろうかと物騒な考えに及んだ刹那です。
マリア様経由で、ジーナ様から緊急指示が来ました。
(アルトくん。今、そっちに乱入しかけたデブおるやろ。そいつ、聖院支部周辺狙いのテロ…破壊活動の支援者みたいなんやわ。大立ち回りなしに静かに身柄拘束できるか?)
(ジーナ様、お任せ下さいまし。…ただ、クリス様にもご協力を頂きますがよろしいでしょうか?)
(かまへん。騒がれへんかったらどんな手を使うてもええ。ただ、五体満足プラス廃人にはせんといてな。そいつに聞きたい事、山のようにあるからな?)
(クリスです。了解しました。アルトリーネさん、僕にさせたいことがあれば指示願います)
おおおおおおおなんか騎士の血が騒ぐ展開!
あたくし、ゆっくり立ち上がります。
「…褥所のお客様でございますね。ただいまは別のお方の奉仕をさせて頂いておりますが、およろしければお混ざりになられますか?」ふふふふふふ。この好色牡豚が乗らぬはずはないと思いました。
「…お、お、おう。見れば二人とも女騎士の様子。我が伽の最中ではあるが、余に添いし女官も呼び立てて構わぬか?」
「ええ、もちろん。是非。その女官のお名前を伺ってよろしければ、わたくしが呼びつけますわよ?」
「ほう。そなた一体…?」
「聖院上級女官騎士にして、目下はこちらのお忍びの貴公子様の伽役をおおせつかっておりますアルトリーネと申します。わたくし付きの女官騎士のクレーリャ共々よろしくお見知り置きを」
「…な、なんと、世に聖院騎士最強とその名を聞くアルトリーネが伽をと?余にも春をひさいで頂けるのか?」
「ええ。仰せとあらば。上長のお許しも頂いておりますわ」
「そ、そうか。とりあえず、余についた女官は…ダリアリーネと申しておったか、騎士ではあるな」
「承知。少々不躾なところではございますがご容赦を。呼び立てまする」
(じーなさまー。お聞きですかー。この豚についてる女官ですが、ダリアリーネで間違いございませんか?)
(ちょいまち。…それで合うてるぞ)
(あー、あの黒豚かぁ…ジーナ様、申し訳ないんですが、褥所付き女官か、マリア様の名前でアルトリーネのところに来いって指示出して頂けます?)
(なんや訳ありかいな。かめへんで。なんか言い聞かせる事あるか?)
(とりあえず、その客は後で捕縛する対象だから、あたくし達の邪魔はするな。それと、アルトリーネには絶対服従せよと厳命下さい。守らねば切り捨てると)
ふっふー、黒豚も網にかかったかー。
ええ、ちょっと面白くさせて頂きますわよ。ジーナ様仕込みのどえすわざ、クリス様には申し訳ございませんが、振るいたい相手が二人来ましたから。
-------------------------------------
アルトリーネ「ちなみにクリス様を甘く見てはいけませんよ。ジーナ様が床では従順な子猫のごとく」
ジーナ「あとなぁ、彼、げほごほげほな理由で人数やなしに経験数はあるからな。出すの遅いで」
アルトリーネ「ふむふむ」
ジーナ「それとアルトくん。わかってると思うけど、クリスに奴隷調教すんなよ。したらマジ締めるからな。今持ってきてる試運転が必要な奴の後ろに詰め込んで、あたしの技能維持飛行の項目全部に付き合わすからな」
アルトリーネ「それは大丈夫ですわ。やるなら豚と黒豚ですわよ」
ジーナ「…一応、クリスには、アルトくんはそういう奴や言うてるけど、ドン引きさしたら今後に影響あるからな?クリスに嫌われん為にも手加減はせぇよ?」
アルトリーネ「なんですのその、くりてぃかるみっしょんとかみっしょん・いんぽっしぶる」
ジーナ「きみの場合、ミッション・チンポッシャブルやろ」
アルトリーネ「…ええ、否定できませんわ(赤面)」
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