闇堕ち女帝マリア・痴女皇帝建国譚

すずめのおやど

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欧州傀儡雑技団ものがたり -Le cirque de marionnettes- 11.07

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「ふふふ…証拠は上がっとりますのやで…母様…」

「あああああ…ママンがこんなことをしてたなんて…」

テレーズ王女殿下とソフィー王女殿下に詰め寄られているのは、他ならぬアントワネット王妃殿下。

そう、愛の神殿付近に移設された謎のほら穴、その名も「愛の洞窟」。

ここで起きていた出来事、痴女皇国における犯罪捜査の要領で過去に遡って調べられたところ、それはもう出るわ出るわ、漏らせばまずい諸々が。

何がまずいのかと申しますとですね。

フェルセン伯爵なる、北欧は自由恋愛王国出身の貴族で軍人。

この人物と、アントワネット妃殿下との逢引きの実態をですね、具体的な映像として過去に遡って記録されたものがですね、存在するわけですよ。

ええ、痴女皇国で悪いことをすると、これをされるそうです。

つまり、過去に遡って証拠を掴んで来られるのです。

ですので、そういう捜査がなされた時点で、犯人に一切の言い訳をさせないそうです…。

しかし、しかし…。

「ここでアントワネット妃のプリンいえ不倫を追求しても、プランセス・テレーズが抱える問題の解決にはならないのでは」

冷静に申される人物が、一人。

ええと、ジョスリーヌ団長、それはどういうことでしょうか。

「なに、プランセス・フラメンシアが申される通り。性交や姦淫を行わない限り、痴女皇国女官としては文字通りに生命が維持されないのです。そればかりか、本気の性交でないと、やはり同様に痴女種女官としての生命維持に必要なエネルギー…不可視の栄養成分を貰うことが出来ないのです」

やっぱり、そこに行き着くのですか。

「ある程度の地位に上がれば性交回数を減らして貰えます。が…そこに至るまでには、やはりオメコヅケとか言われる状態を経由しなくてはなりません…例えレーヌ・アントワネットに痴女種化を認めて頂けたところで、最終的にはプランセス・テレーズとプランセス・ソフィーには成人身体…そして百人卒以上に昇格するか、臨時で認められた百人卒未満女官には問答無用でCoqが装備されてしまうのです…」

つまり、ジョスリーヌ団長からしてもやはり、テレーズ王女は穢らわしいと思っている性交を回避できないようなのです。

では、ソフィー殿下。

「そもそもあたくしはそういうものをみても、なにかがんばっているようにしか思えないのです。これがもうすこしおとなになれば、またちがった考えになるとおもうのですが」

と、おめこを単なる運動のようにお考え。

(お分かりでしょ…そもそも根本的に、これを使う気にならん人間が痴女種になっても辛いだけなのよ…)

と、私は敢えて自分の逸物を見せておきます。

と、その逸物をおもむろに咥える人が。

ええええええ、マドモアゼル・ヴェロニク…何でまた。

(テレーズ殿下。痴女種女官となった場合、一定以下の階級までは定期的に上官の精液摂取を必要とします。これは、反乱や暴走防止の措置なのです…特に旧・南欧支部では以前のアナ騎士団長の謀反未遂を受けて、殊更に厳しくなっていたはず…)

つまり、発情しているのではなく、本当に真剣にこれをやらないと痴女種女官としては生きていけませんという事を体で示しておいで。

更には、ジョスリーヌ団長までもが私のちんぽを咥えてみせます。

(小官も痴女皇国での階級以前にフランスの軍人ですのでね。殿下は上官…そして主君に該当するのですよ…)

それにしても団長はお上手ですね…と思いましたが、マドモアゼル・ヴェロニクにまずは与えて欲しいと申されます、精液。

そして、団長はマドモアゼルの尻に、挿入。

その自然かつ「これが当然」という態度と動きに圧倒される、ブルボン朝の王妃殿下と王女姉妹。

(共和国が当初、痴女皇国を経由してフラメンシア殿下の母君と接触し、これを支援したのはイザベル陛下がヴァロワ朝の直径子孫であったのもさりながら、痴女皇国幹部として地位を保っておられたからです。即ち、今、小官がしておるような行為に躊躇がなかったからなのです…)

(確かにイザベル陛下、単なるお飾りではないと伺っておりますが…)

(ええ、小官と懇意なのも、痴女皇国幹部としてのお突き合いがありましたため…)

つまり、団長とうちの母親、それなりに突っ込み突っ込まれの関係があったのは存じております。

しかし本当にマダ…マドモアゼル・ジョスリーヌは躊躇のない人物だと言うのがよくわかります。

(小官への配慮、感謝申し上げます…ううっアクメっ)

ええ、最終的に正常位で突いたせいで、マドモアゼル・ヴェロニクの逸物から放たれた精はご自身の顔を直撃なさいます。

で。

私もマドモアゼルの口に出す羽目に。

(ううううう…これが辛いからですよ、リヴィエラに代わってくれって言ってんのは…)

(犯せる女を手配しておきましょう。それで溜飲を下げて頂ければ)

と、恐ろしいことをさらっと申されるのも、ジョスリーヌ団長ならでは。

(シモーヌ・エドワルダがヴァンセンヌ娯楽館の当番幹部に入っておりますが)

ええと、あの変態女のシモーヌですね。

実はシモーヌ、フランス王国でのお尋ね者の立場、全くもって解除されておりません。

しかし、実際にはイスパニア王立歌劇団の一員として、こうしてパリにも来ております。

あんな屑女でも、一応はそれなりの経歴があるので無理に罰する必要もないと言うのが我が母イザベルの見解でもありますし…。

(または、マダム・ルネをお借りしても…あの尻と締まり具合はなかなかですよ)

ぶ。

そう…団長、歌劇団の主要幹部もいつの間にやら、犯しておいで。

(ふふふ、仕事は早いのが首が繋がる秘訣というもの…)

それ、アントワネット妃にはものすごい皮肉ですよ。

ええ、妃殿下は連邦世界での自分の最後をご存じです。

しかも、フランスの人物ですからね…団長。

(ま、共和国の者としてはフランス王国の利益と主権を代表する方とお付き合いさせて頂くまでなのです。ですからプランセス・テレーズにはオメコを知らねば痴女皇国幹部の道は絶対に開けないと、敢えて申し上げておきましょう…それが苦手であれば、現状の金看板の地位に甘んじて頂くのが安全なのです…)

と、精液に濡れ光る逸物を、いつの間にか現れた別の部下らしい方に舐めさせながら申される団長。

(ふう…プランセス・フラメンシアならお分かりでしょう…黒薔薇騎士団は絶対服従なのです…)

ええ、例によってその方の口を、便器としてお使いになる団長。

その、女とは思えぬ傲慢傲岸にして冷静冷酷極まりない行為に、私以外の周囲が絶句します。

何せ団長、眉ひとつ動かさずに今までの姦淫行為をお済ませなのです。

卑しい心根の男が見せるような卑猥な顔つきや、加虐性の高い女が見せるような残忍な笑いなど、感情の籠った表情は全くお見せになりません。

さながら、姦淫機械のように事を済ませられるのです。

連邦世界の軍人、それも特殊にも程があるという経歴を知っている私には今更ですが、テレーズ殿下やアントワネット妃には、それはそれは衝撃的だったようです。

この女は、本当に女なのか。

いや、人なのか。

(プランセス・フラメンシアはご存じでしょう。小官が感情を出すのはマダム・カルメンや比丘尼国のマダム・オマツに無理難題言われた時と、あのドグサレパスタ女めに無理難題言われた時)

(確かにジョスリンは、うちの母親を苦手にしてますね…あとマリアヴェッラ陛下相手では仕方ありませんね。共和国、いえフランス人女性とあの方は基本的に致命的に相性がよろしくありません)

(シニョリーナ・ヴェロニク…いくらなんでもぉおおおおおおおおおおおおおおおお)

(これこれパスタ女さん。盗み聞きは淑女にあるまじき行為ですよ)

(それ以前に痴女種幹部かつ特殊部隊のカエル女ならば、日常的に盗み聞きしとるようなもんでしょうがっ)

(それはいいのですがベラ子陛下。プランセス・テレーズにはある所をお見せしたい所存。痴女種化の希望、それを見て決めて頂いても良いのでは)

(むーん…カエル女はいらんこと考えてませんよね…ねーさん、ジョスリンの申請、どうします?)

(っとなぁ…不能プーノ離魔りま租界の聖母教会経由でならおk。一応、挿入器具くすこ市にも教会はあるけど、あそこそもそも魔毒汚染地帯じゃん…んで、挿入器具ならパリとは時差マイナス6時間から7時間か…ちょうどいいか)

何が、ちょうどいいのでしょうか。

(プランセス・フラメンシアは未訪問でしたね。後見支部の幹部としても、一度は訪れておくべきかと)

(あ、離魔と不能なら不能にしてくださあいっ!不能の方が近いんですっ)

この、誰かの心話が聞こえた次の瞬間。

我々は夕方に差し掛かろうとしている空の下の、聖母教会らしき建物の前に立っていました。

「ようこそ、チュクイト聖母教会…そして淫化帝国チュクイト神殿へ」

一人の女性…明らかに聖母教会尼僧服ではない、金色基調の露出度の高い布を纏った人物と、同じく金色の助平褌を履いた少年…ニホンジンらしい人物が立っています。

「私は淫化帝国上皇チャスカ・マンコ。これなるは私の専属侍従ハルキ…淫化帝国行政顧問イリヤ・インティと侍従フユキとの間の子なのです…」

で、この場に転送で飛ばされて来た事を理解した私とジョスリーヌ団長はともかく、アントワネット妃と二人の王女殿下はまたしても何も知らない王妃様と王女様状態なのです。

で、ここが痴女皇国の南米行政局管内の乳母ちちかか湖のほとりに位置する不能ぷーのの町の外れにあるチュクイトなる村…そして、いにしえの淫化時代の神殿施設を利用した聖母教会兼用施設であることを、くだんの淫化人らしき上皇陛下から教わります。

で、ここには聖母像があります。

しかし、通常の聖母教会施設と大きく異なっておるのです。

ちなみに、私もここはもちろん、淫化帝国はほぼ未体験。

ただ、痴女種能力の知識や経験共有によって、ここがどんなところかを瞬時に知ることができましたが…。

このチュクイト神殿、一言で申し上げると「ちんぽ神殿」なのですっ。
https://x.com/725578cc/status/1824793051317039180

しかし、なぜに王妃殿下と王女様方をこんな…申し上げてはなんですが、辺鄙な村に。

しかもここ、吹きさらしで屋根がないんですよ…いえ、聖母教会の建物は横にありますけど、肝心の聖母像、この古代淫化の神殿のど真ん中らしい石垣の中にどん、と鎮座しています。

「この不能の地は淫化の常で、雨が少ないのです…ただ、見ての通りに目の前に乳母湖がありますので水には困りませんが…」

「まぁ、これから行く場所では痴女種化…女官化が必須ですからね。チャスカ陛下には申し訳ないが、場所をお借りするということで」

と、なんと罰姦聖母教会・大司教位の制服に更衣なさるジョスリーヌ団長ですが…ちょっと待った。

億卒の団長なら、私同様…いえ、私以上に枢機卿位を拝命しとるべきでは。

「誰の差金で枢機卿ではなく大司教なのか、殿下であればお察し頂けるかと…」

ええ、苦々しく申される団長の表情で、どなたが団長の枢機卿任命を拒まれておるのかを察することができました。

そして、王妃様たちには、その拒否しているであろう人物の像の前に並ぶ石のちんぽの上に座ることを指示されます。

(フラメンシア殿下…後ろの聖水タンクの水の色を確認願います…未補充の場合はB女で)
https://novel18.syosetu.com/n0112gz/265/

ええ、何をやるかはもう、自明の理。

「さて王妃殿下、そして王女様方…これまたオタメシの一環なのですが、痴女種になればオメコ三昧かつ、頭が性欲に支配された淫蕩な生活しか待ち受けていないのかとお思いではないかと存じます。特にプランセス・テレーズ」

「は、はぁ…」

流石にジョスリーヌ団長に迂闊な答えはまずい。

テレーズ王女殿下も、その辺は空気を読んだようです。

「その答え、私がご案内できる場所の一つにあるのではないかと思いましてね。ただ…そこ、例え駆け出しの一人卒女官であったとしても、痴女種化しておかないと訪問が叶わないのですよ…ですので、今より暫定ではありますが、洗礼儀式を行わせて頂きます。何、苦痛などはありませんしすぐに終わります。ただ…少々、濡れて頂きますが…」
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