上 下
341 / 383

欧州傀儡雑技団ものがたり -Le cirque de marionnettes- 6

しおりを挟む
「ふむ…確かに、見ておってもこれは壮観ですね」

(そうでございましょう…フラメンシア殿下のお気に召す様をご用意すべく、我らイスパニアくのいち候補、隙を見ては好きものらしき貴婦人にコナをかけておった甲斐がございまするというもの…)

ええ、私の目の前では、3人の河原女がど派手な下着姿で、これまたマゾ用らしきド派手な穴あき下着姿の(見た目は)若い貴婦人を組み敷いて犯しておる光景が展開されております。

Sasha サシア Thousand Suction.千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Puraple  Rosy knights. 紫薔薇騎士団  South-Euro Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国南欧支部 compañía de baile de damas reales スペイン王立婦人舞踏団

Drina ドリナ Thousand Suction.千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Puraple  Rosy knights. 紫薔薇騎士団  South-Euro Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国南欧支部 compañía de baile de damas reales スペイン王立婦人舞踏団

Florica フロリカ Thousand Suction.千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Puraple  Rosy knights. 紫薔薇騎士団  South-Euro Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国南欧支部 compañía de baile de damas reales スペイン王立婦人舞踏団

で、少し前のお話では、サシアがまだ十人卒だったのを覚えておいででしょうか。

そして、直近で出たフロリカのIFFすてーたす、千人卒にして紫薔薇騎士団所属であったのを。

で…売春成績が優秀な河原女たちですけどね。

こうして、順次、紫薔薇騎士団に組み入れていってるんですよ。

そう…王立婦人舞踏団設立を企てた、もう一つの目的のために。

で、今朝の王賓庭園の奥の小島でのお話ですけど、フロリカに熱を上げておったフェルナンド、おったでしょう。

あれ、最終的には何と、アウグスティーナ閣下にお相手してもろたんですよ。ふふふ。

で、閣下はある程度の体型瞬間補正能力をもらってますから、それを使えばフロリカどころか、あの黒人美女ワイゼラだの、ルネ夫人やイプルディア嬢並の美尻に変貌できるんですよ。

ですが、まぁ当然っちゅうべきか、三こすり半。

そして、その直前に白いワニの群れや大蛇を見て腰を抜かしていたのを、ものの見事にフロリカやドリナに目撃されていた件が悪い方向に走ったのです。

ただ、閣下の勧めで「君、確かコンプルテンセ大学に在籍してたな…どうだ、私が推薦状を書いてやるから、王立軍学校士官科に転学してみないか。闘牛騎士になれば少しはフロリカの見た目も変わるだろうし…第一、君も知ってるだろ…闘牛騎士は必ず、試合の際には闘牛出場資格者の婦人騎士と組むのだぞ…」

などという勧誘を受けたのです。

そして、昼間っから姦淫しとる連中の鑑賞もそこそこに、私たちは職場なりに帰ったのですが、理由は…。

まず、あの浮き小島の中で、なぜ踊り子たちを派遣して姦淫させとるのか、そして、例えばフェルナンドならフェルナンドがいくら口説いても、愛人はまだしも婚姻相手にはなれない理由、河原族の頭であるアマヤ司教から教えられたのです、フェルナンドに。

「しかし、私どもも金儲けのために金を集めるに非ず。そのこころは、欧州他に散っておる河原者じぷしーの子らを育て、河原芸を継承する者を作るためなのです…」

つまり、河原女とおめこしまくりたかったら河原になれ。

さもなくば映画「タンゴ・アルヘンティーナ」を観て参考にせぇや。

こうなるのです。

このうち、意外にハードルが高いのが、聖母教会入り。

みんな簡単にポンポン助祭になってるように思うでしょ。

助祭ってね、読み書き計算ぱそこん必須なんですよっ。

特に聖母記念銀行とか、聖母記念信書電信郵配公社…聖母記念郵便逓信公社になるそうです…のお仕事が発生する聖母教会だと、もう大変です。

銀行と、郵便局の仕事が来るのです。

更には、聖母教会=村役場や町役場の代わりでもありますから、住民の戸籍だの教育だの納税代行だのなんだかんだ、つまり、事務方の仕事が入るからこそ、罰姦でもとうとう指導偽女種化を嫌々ながらに認めたのです。

(東方聖母教会では、罰姦よりもっと早くに教会業務が飽和しかけた分、指導偽女種の導入が早かったんですよね…)

(乳上がショタ好きの上に助平だからです。で、乳上の体力についていくために自分の弟を同格の痴女種化するとか、実の息子の指導偽女種化するような行為に全く躊躇がなかったのです)

(べらこ陛下。クリス様を男外観限定の実質指導偽女種化しとんのはなんですかあれ)

(あれはおじさまが自分の身体で人体実験やってるのもあるのです。それより乳上。フラメンシアちゃんから頼まれてる件、あたしからもよろしくお願いしますよ…)

(全く、無茶を言う…といいたいところですが、こちとら東欧での天幕河原の頭もあたまを抱えておる話です。そちらの舞踊河原の頭…アマヤにも連絡が行っておるかと思いますが、上手くいったらこっちにお返しを頼みますよ…フラメンシア殿下…)

ええ、お返しをせんかったらわかっとるやろな、というアルテローゼ殿下の恫喝です。

しかし、殿下がそれを要望するほどのこと、確かにこっちに対してやって下さったたのは事実なんですよねぇ…。

で、サシア・ドリナ・そしてフロリカが何をしているのか。

そして、私はなぜに、夜のカンポ・デル・モーロ庭園に呼び出されておるのか。

あの後、王賓庭園から王宮に戻る私の聖環に、密かにフロリカの聖環から送られた映像と、そして帰る際に抜け目なく、黒人の少年や偽女種を買っている婦人たちのうち、見込みのありそうな連中の聖環に、何かを送りつけていた行動の答えがこれ、これなのです。

マンサナレス川河川敷公園の治安維持に、紫薔薇騎士団扱いの河原女が潜り込んでいる話をしておりましたでしょう。

実は、先ほど申し上げた通り、成績優秀で有望そうな連中を拾い上げては、紫薔薇扱いの密偵として活動させるべく、訓練を積んでおるのです。

これが、河原女たちをそう簡単には他人の嫁にできないもう一つの…そして裏の理由でもあるのです。

ぶっちゃけ、この子達を紫薔薇として鍛える経費までを考えたら、そこらの金持ちの娘にした程度じゃ経費回収すら難しいというか、勿体なさすぎるのです。

事実、この女たちが今やってるようなことをさせるためには、人の嫁…それも民間人の嫁の立場では困るのです。

では、何をしておったのか…そして、何をしておるのか。

例えば、フロリカならフロリカが、河原の西で旦那に買われて王賓庭園に行ったとしましょう。

そこには、男の富豪ばかりでなく、女の富豪もおります。

で、白いワニがおる理由でもあるのですが、実はワニを飼ってるかんぽの湖ですとか、その南岸の辺りは「女のお大尽」が主に黒んぼの少年や偽女種と楽しむ地帯なのです。

もちろん、王賓庭園の中なのは申し上げるまでもありません。

しかし、貴婦人の多くは南門から偽女種や少年を連れて出入りしますから、男のお大尽たちと顔を合わせることはもちろん、東側正門から入って行くことが多い私たちとも本当ならば縁が薄いのです。

ですが、海外から来た婦人客や、更に大胆な婦人なら話は別。

そこで、そういうエロ婦人の籠絡のために、河原女にはれずびあんの性癖傾向が出ていた女たちだけでなく、王賓庭園の遊び方に疎い女たち向けにエロ動画やエロ画像をエア投げ込みどろっぷさせておったのです。

もう、お分かりでしょう。

脈のあった夫人たちは、夜の逢引きを河原女たちにおねだりしたのです。

そして、河原女たちが送っていたものは、自分たちが男とやるだけでなく。男や偽女種の尻をったり、後輩の河原女を犯す内容の画像や動画でした…。

そして、禁断の色恋を望まれるならば…というような、意味深な文句と共に、身元詮索不要の仮面をつけてカンポ・デル・モーロ庭園にお越しになられたしというメッセージが添えられていたのです。

で、ノコノコと現れた…いえ、謎の誘い文に心惹かれた貴婦人たちは、カンポ・デル・モーロならば王宮至近の庭園であり、その出入りには騎士団誰何があることや、耳聡い者ならば騎士団の絡んだ精気授受の場であることに安心して足を運んだのです。

つまり、逢引きの場所にカンポ・デル・モーロを指定してきた時点で、政府か王宮関係者なのは自動的に確定するのです。

ええ、確かに騎士団関係者であり、王宮にも縁がありますよ、彼女ら。

ただ、痴女皇国のエスピオナージスパイ組織である紫薔薇騎士団員だ…って注釈はつきましたけどね。

そして、珈琲淫やら効果淫の入った飲み物を振る舞われ、更には河原女のの前に我を失っているのが今、私の目の前で起きていることの真相なのです。

で、カンポ・デル・モーロでおめこしてる理由、もう一つあります。

ここでやってると、民間人は覗けるようで微妙に覗けないのです。

そして、アルムデナ大聖堂にも、オリエンテ宮殿にも近い上に、何よりこのマドリード、そしてスペイン王国初の苗床の本体である血の池地底湖、このカンポ・デル・モーロの下なのです。

で、朝方依頼を受けていた、河原の男児の許認可の暁にはということで、河原女たちはせっせと貴族や富豪の夫人を犯しては孕み子種を苗床に送り込んでいたのですよ。

それと、ですねぇ。

この子達、私も白んぼの部類ですけどね、純粋な白んぼ…つまり、皆様が白人って呼んでる人種に対して、何の恨みもわだかまりもないのでしょうか。

はい、サシア。

「恨みがないわけがないですよ…こいつらの亭主とおめこしてるのも、河原者のためだと思って割り切ってる節がありますから…」

はい、ドリナ。

「いやいや、あたしに聞かないでくださいよ。そりゃ、アウグスティーナ様やフェリペ殿下ですとかね、あるいは闘牛騎士団の出来のいいのならまだいいんですよ。あるいは過激団のマルセル様が咥え込んだっていうアルフォンソ様みてぇのが引けたらねぇって思いますよ、けどねぇ…」

そして、フロリカ。

「フェリペ様にホの字になったのはもう一つ、理由があるのですよ…私の母、白んぼに犯されたんです。で、出来たのが私なんですわ…そりゃ、そんな生まれを聞かされたら、私が白んぼに対してどんな思いかは読心なさらずともお分かりのはず…」

ええ、この女たちは三人三様の情念こそありますけど、基本的に白人全般に対して、決してよい感情を持ってはいないのです。

では、そんな感情を持っている女がちんぽを生やして、かつ、貴婦人たちにどんな態度を取っているか。

(ふふふ…こんだけ激しくやりゃ、もはやこのご夫人様は亭主じゃ絶対に満足できないはず…出家するか別れるか、とにかく遅かれ早かれ、聖母教会に泣きつくしかないと思いますよ…)

(ふふふふふ、ここでやってんのは流石にえろほんに出来ねぇそうなんですけどね、あたしが逸物ぶち込んでるだけじゃなくて、張型出し入れしながらあたしの小便飲んでたの、亭主に見せてやりたいですよ…ああったまんねぇっ)

(しかし…あのフェルナンドの母親は母親で、黒んぼを買ってたなんて…あたしを口説きに通ってた醜態を見せつけて、闘牛騎士として鍛える話をしてやったら逆に感謝されましたよ…あのフェルナンドの母親はもはや私らの思うがままの操り人形になると言っても過言じゃありませんね。息子や亭主の女遊びの浪費を気にしてもいましたし、下手をすると亭主を追い落として自分が家長になってもいいから手助けして欲しいってまで泣いてますよ…)

そう、河原女たちは、貴婦人を籠絡していたのです…それも、単なる籠絡ではないのが、彼女たちのセリフからお分かり頂けますかと。

(ええ、よくやってくれたわね…あんたたち…特にフロリカ、あんたは白んぼに対して特段の恨みがあったはず…その全てを叶えられるかはともかく、あたしについてくればそれなりのいい思い、させてあげるって手形切ったのは間違い無いでしょ…)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

変身シートマスク

廣瀬純一
ファンタジー
変身するシートマスクで女性に変身する男の話

女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』

コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ” (全20話)の続編。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211 男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は? そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。 格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。

未来への転送

廣瀬純一
SF
未来に転送された男女の体が入れ替わる話

落ち込んでいたら綺麗なお姉さんにナンパされてお持ち帰りされた話

水無瀬雨音
恋愛
実家の花屋で働く璃子。落ち込んでいたら綺麗なお姉さんに花束をプレゼントされ……? 恋の始まりの話。

身体交換

廣瀬純一
SF
男と女の身体を交換する話

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...