闇堕ち女帝マリア・痴女皇帝建国譚

すずめのおやど

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フライデーの生涯と奇しくも驚くべき冒険・10.7

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この、エマネ様が申しておられる勇者という存在。

リュネ族では、特定の女剣士に付き従い、その魔毒を抜くための解毒剤の効果を発揮する液体を提供する者を指します。

なぜ勇者かと申しますと、リュネ最強の剣士である剣聖と行動を共にするからです。

そして剣聖の戦闘不能や行動不能を防止するために、いついかなる時でもちんぽと精液を提供することを求められるのです…例え、火炎や火球が飛び交うリュネ世界の戦場であっても。

勇者を頂点とする少年従軍兵、その行動は文字通り、命がけだったのです。

その緊縛、いえ緊迫した戦場でもちんぽを勃起させて女戦士を犯すか、戦士に咥えられて口の中に射精することを要求されるのですから。

しかし、リュネの勇者って確か、リュネ人の血が入ってない方が良かったのでは。

「そうですねぇ、まぁ、今の苗床技術ならば、可能なら…という状態です。それと私の後継問題も一応は解決しておきたいのです…」

で、エマネ様の本音と、構想。

「聞けば、このサン・ベルナルディーノ教会と、あちらのグアダルーペ教会。双方の担当司教を大司教に昇格させて欲しいという審議要請も来ておるとか…」

(本音を言えば、ビエルネ君自身を私の専属勇者として、淫化に連れて帰りたいのです。しかし、それはフランシスカさんにとってはあまりに横暴に映る話でしょうし、そちらの神様の預言とやらにも背く話…)

そう、エマネ様の地位と私の関係で言えば、今でこそほぼ同格とは言え、かつての上司です。

ビエルネも強い短髪お姉さん、といった印象のエマネ様に満更でもない様子。

ただ、私と別れてエマネ様の側に行くのを同意するかと言えば、ビエルネ次第。

(ぼくはまだ、そこまでかんがえるほどおとなになりきっていない気がするのです。きけんがせまっているならばいやおうなく、フランシスカ義母さまについていくか、エマネさまのけらいになるかをえらばなくてはならないともおもうのですが)

と、ビエルネも冷静な判断をしてみせております。

で、思いついたのは「ビエルネにここで私たち二人を孕ませる」事です。

しかし、ビエルネはかねて申しております通り、性欲はあるのですが、そこらの野獣のような男たちや、そんな獣の思考のまま偽女種に変わった者たちほど、発情した猿や豚のごとくちんぽを振るう人畜生ひとちくしょうではありません。

ましてや、変態でもないのです。

ただ、そんなビエルネを奮い立たせて興奮させる事象が存在します。

それは、自分と母親をいじめていたような陰湿な性根の女たちや、人を人とも思わぬ倨傲を極めたかのような女が泣き叫び、命乞いをするような場面です。

ええ。

そして、私以上にそういう事が大好きな人物が今、側にいます。

むろん、エマネ様。

(ビエルネ君…私もあなたの復讐の思いに加担しましょう…それに、心汚い女は我がリュネはもちろん、淫化にも中南米の両方にも不要なのです…あなたの育ての親でもあるフランシスカさんも、きっと同意してくれるでしょう…)

で、実のところはサン・ベルナルディーノ教会もグアダルーペ教会も、担当する教会管長の司教はどちらも淫欲にまみれた根性の悪い女たちです。

(あ、あんまりな評価…)

(確かに私のところも、女どもはスラムの女同様、それまで男を蔑むか、金づるにしか考えてないような者を優先して頂いておりましたし、その手の女を犯させるのは格好の見せ物ですし、飼い犬として飼い慣らしておる偽女種たちのせんずりの種にしておりましたけど…)

ええ、この二人の文句。

特に、サン・ベルナルディーノ教会司教。

あんたや、あんた。

彼女自身が逆に懲罰されそうな屑女なのです、思考が。

むろん、グアダルーペ教会の司教も、普段はそうとは見えませんが、新・聖堂の中に入れば残忍な姦淫の仕打ちを平気で僧兵役の騎士尼僧兼、専属の派遣警備役の国家憲兵や警官に命じるばかりか、自身がスラムの女を汚す毎日。

なぜか。

カルテルの運営に関わっていた女を拾い上げて使っているからです。

ただ、時々は闇ルチャの闘士にもなっている軍人や警官の痴女種たちを使って、彼女たちに祝福を与える名目で辱めたり犯させていますよ。

(フランシスカ枢機卿こそ悪党の中の悪党、首領ヘフェすら操縦していた大悪党では…)

(そうですよ…首領ヘフェの女になってから、わたい達を顎で使い尻に敷き…いえいえいえっ失言でしたっ)

(やかましい。それまでに散々屈辱を舐めさせられたのを忘れぬように。あと、許しを乞い懲罰を自発的に受けに参じるなら、今すぐサン・ベルナルディーノ教会の前においでなさいっ)

(ひいいいいいい!参ります参ります!)

(ててててて転送申請をお願いいたしますぅっ)

で。

こいつらがバラしやがった件、私のカルテル時代の所業だけではありません。

実はエマネ様もそうなのですが、このフランシスカも罰姦聖母教会枢機卿の立場なのです。

つまり、今のメヒコの聖母教会組織においては、私またはエマネ様が最上位階級の尼僧となるのです。

そして、総統官邸を兼ねた国民宮殿のすぐ横のメトロポリタン修道院にもがおりますけどね。

彼女の公室が「大司教室」だったのを思い出して頂きたいのです。
https://novel18.syosetu.com/n0112gz/306/

で、彼女には今、呼びつけた司教達と同様に、大司教代行を任じております。

つまり、その地位よりも重責を与えた立場。

大司教への昇格を餌に、私が呼びつけた時には喜んで犯されざるを得ない立場なのです。

なぜならば、司教も元・カルテル関係者で政府職員だった女から選んでいるからです。

そして、大司教への昇格を承認して欲しくば、総統府への奉仕を欠かすなと。

(うわーフランシスカさんわっるーめっちゃわるー)

(ベラ子陛下。ですから田中局長とネメシス様が出した復讐と怨念を最大限に絞り取る鬼畜な運営案ですからね…)

(特に反対もしないフランシスカさんも、たいがいなドSサディコだと思いますっ)

(まぁまぁ陛下、そりゃあフランシスカさんも犯罪組織に引っ張り込まれて苦難を極めたんですから…これくらいはやり返していいんじゃないですか。それに、この女たちどころか、メキシコって国が犯罪組織に汚染されてたわけですから、性格はともかくそれなりの容姿の女が悪人の側に何人もいたんでしょ? それなら悪人どもを束ねていた悪知恵を私たちのために使うことで忠誠を誓わせるのも当地の方法だと思いますよ…)

(ううううう、エマネちゃん正論です…)

そう…カルテルにはやはり金も人もいた訳ですし、何より金とコカインを握っています。

この2つをうまく使うだけでも、かなりの地位の女を思いのままに出来るのですし、実際に麻薬中毒にすることで引っ張り込まれた実例も知ってましたからね…。

で、ここでも「女の敵は女」という法則が発動するのです。

力と銃とちんぽを持った男にかしずくことで、自分のリヴァルライバルを蹴落としたり足を引っ張ったり、はたまた自分の身代わりに男達に差し出したりするわけですよ…。

で、私をモノにしようとした首領はその辺も残忍な狡知に長けておりまして、まさに女狐とでも言うべき根性の悪いのを何匹か、飼ってたのです…。

で、私が痴女皇国に拾われてから後、そうしたカルテルの中の女で使えそうな奴は、単に捕まえて私の復讐欲を満たすだけでなく、後に奴隷として存分に使役してやろうと考えていたのです。

それとですね…有能そうな元・警官や軍人ですが、カルテルに寝返えるか、自分達でカルテルを組織したのが、それこそ何人もおりました。

こいつらについては、女体化雨の被害を蒙ってない者でも、元の性別を問わずに痴女種化しています。

で、こいつらが今、比較的下級の警官として使役されているのです。

むろん、反抗や反逆を考えれば情け容赦なく国家憲兵の検挙対象となって、懲罰偽女種に変えられてしまう立場。

あろうことか、警察の犬、それも警察犬ではなく文字通り国家のイヌにされてしまうだけでも、こいつらには屈辱的でしょう。

しかも、私に逆らったとしても、無理に捕縛や懲罰を強行しなくても、謀反を実行してしまえば、こちらが助けない限りは迅速かつ勝手に、自分で死んでしまうのです。

ええ、元・首領を国民宮殿の中庭…あの天馬広場に引き出し、かつての部下たちが見守る中で「私に逆らえばどうなるか」身をもって見世物になってもらったのです。

それ以降、流石に謀反の意志や思考を直接的具体的に考える者は激減しましたね、ええ。

で、少し前にも申しました、この手の元・悪党でいかにも悪徳警官になりそうな輩は、スラムとその周辺地区に重点的に配置させております。

そして、女を売り物にしていた者で痴女皇国に拉致された連中、現在ではヴァンセンヌ娯楽館の地下を経由してこのメヒコに送られ、豚服を与えてスラムに放り込んでおります。

スラムの中に女がいる理由、これもあるのです。

むろん、地震や国家崩壊によってメヒコのみならず、パナマまでの中米各地から難を逃れて来た者達もおりますが、これらはなるべくメヒコ各地の都市で人口を補ったり、保護の下で祖国復興要員となるべく再起を図らせる方針で行っております。

つまり、今のメヒコのスラムの住民。

文字通りに刑務所送りになるような連中が主力なのです。

で、痴女皇国の奴隷制服である豚服。

元来は犯されても文句を言えない立場を示す服だそうです。

スラムの連中や、罪人女官や一部懲罰偽女種には元来、この豚服着用を強制されるべき女と偽女種が結構おります。

しかし、田中様と私、そして元・犯罪者側で服従と忠誠を誓った有能な有志が打ち出した救済策にすがることで、この問答無用の奴隷の立場ではなくなるぞとしたのです。

それは、どのような救済なのか。

マリアンローズ社の助平衣装、貧民救済福利として買いやすくしてやったのです。

特に、スラムに送られて来て間がない者達には、厚生扶助として補助金まで出しております。

で、この政策を嬉々として進めておるのが、今、ここに来た司教二人…あ、呼んでませんけど自発的にメトロポリタンの司教も来ましたね。

この女達も、大喜びでこの救済策…いえ、救済に名を借りた新たなる羞恥と屈辱を与える政策を直接に推進する立場ですよ。

特にグアダルーペ聖堂・修道院長の司教っ。

(ちなみにこの司教たちを名前で呼んでない理由ですが)

(罪人なんですよね…万卒の司教資格者でも…)

(チンボテと同じですよ、番号で呼ばれる立場なのです…)

そう、この女たちは6919号同様、名前を封じられております。

そして、その犯罪懲罰として、特にきっつい仕事の聖母教会の責任者をやらされているのです。

しかし、そのエストレスストレス、自分の自由になるスラム居住の罪人女や、類似品でソチミルコまたはティノチティトランや、管理する聖母教会の補助労働者として働いている奉仕員罪人女を呼びつけて犯し辱めることで解消しているのも知っていますからね…。

ええ、助平服を与えられることすなわち、売春従事者となります。

スラムの中で誰彼なしに犯されるのが嫌なら、女も偽女種も「手に入る服を着る」必要があるのです。

つまり、問答無用で強姦された挙句、相手を罪に問うことも出来ない泣き寝入りの身分が嫌であるならば、その卑猥な服や水着下着に相応しい生業…股を開くかちんぽ乞食をして食い扶持を稼げということです。

それが嫌ならソチミルコの農場に行くか、聖母教会の炊き出しや配給品出荷管理などの労役に従事しろ、となるのです…。

(清掃員に妙に派手で体型のいい女や偽女種が目立ったのも、理由それですか…)

(そっちはまだ見込みがある連中なんですよ。真面目に労働していたら、公益奉仕者ってことで強制能力向上教育の対象となって一般労働者枠に上げて貰いやすくなりますから)

そう、売春婦の服装をもらっても、サボタヘサボタージュを目論んで売春にすら行かない場合があるのですよ。

で、そういうのは逐一、グアダルーペ聖母教会の管制室で把握されています。

しかし、思い出して頂きたいのです。

このメヒコでは、引きこもっていると炊き出しにすら預かれないことを。

更には、ちんぽを上下の口で咥え込んで痴女種と偽女種あるいは男の精液を貰わないとならない体質にされているということを。

で、救命行為の名の下に、屑警官や偽女種の補助警務員が来て犯されるのが本来なのですがね…。

(そういう不心得者を大司教室に連行して、司教と侍従偽女種の慰み者にしたり、教会職の尼僧や痴女種の性奴隷にして飼っているのは不問にしておきます…)

ええ、祖国やかつての立場からも、股を開くことを心底嫌がるか躊躇していた女たちの中には、結構な上玉が混ざっておるのです。

その上玉を、自分の小姓のごとき司教付の偽女種に与えて姦淫凌辱の練習台にするのみならず、精液便器としても使ってやがるのですよ…ええ、万卒の司教級ですから、豚身分の女を延命するために精液を与える口実は通ります、通りますけどね…。

で、こうした女は慰み者にされ何度も孕まされては苗床に漬けに来られた挙句、更生を誓わないならば偽女種に変えられてソチミルコで魚の餌とか、あるいは苗床で本格的に溶かされる末路となるのです…。

そりゃあ、私の住居、すなわち総統官邸たる国民宮殿の目と鼻の先のメトロポリタンはまだしもですね。

貧民救済や、真面目な農夫の生活支援と農園管理を主要業務にしている残りの二つの教会長の司教。

この、役職や地位を得たり就いたらそれに相応しい規模の犯罪に手を染める犯罪者気質、なんとかなりませんか。

そう、彼女たちは管轄する貧民から金を巻き上げ賄賂を蓄えることも出来なくはありませんが、それをやり続けていると今度は自分達が懲罰偽女種に堕とされてしまいます。

そこで、性交が必須であることに目をつけて、スラムや農夫住宅の中でも上玉を教会に呼びつけ性欲処理の奉仕役を実質的に強要しておるのです。

(ううううう、精気授受成績を上げるために努力しておるだけなのに…)

(努力は理解していますけど、日本の極道ヒストリエタス・漫画ゴクドウのように妙な理屈を振りかざすのはやめなさい…アルマ・フマナ・ゴクドウ…極道兵器人間は痴女皇国には不要なのです…あれより更に無茶な方が痴女皇国将軍の地位におられるのを忘れぬように…)

(あたくしのわるくちがどこかでいわれたきがするのです!)

ええ、あんな無茶な人はお一人だけで、充分。

ですが、悪いことに、聖母教会では篤志目的で活動する非・戦闘系の奉仕部隊である聖隷騎士団を組織しています。

この、聖隷騎士団の運用規律を悪用すれば、働かないか働きが悪い女を奉仕努力教育対象として徴用してしまえるのです…。

むろん、これは偽女種相手でも可能。

ええ。

あんたら全員、個別の好みの違いはあっても、小姓、美少年で統一してたよな。

エマネ様にこいつらの小姓役の助修士とかの顔、見せて差し上げますと。

(有罪ですね…勇者候補になかなか巡り会えない私への嫌味っすか…上玉ばっかり集めてるの、がぞうでもわかりますよ…)

(ひいいいいいい!)

(申し訳ありません!職権濫用して楽しんでおりました!)

(選りすぐりの農夫を差し出しますのでなにとぞひらにご勘弁を!)

はい、私がことさらに強要するまでもありません。

三人とも、私たちの足元にひざまずくと、ちんぽへの奉仕を始めようとします。

「グアダルーペ寺院司教は私へ。私の姓を冠する聖堂を管轄しながら私欲を優先したことを咎める代償です…エマネ様は、グアダルーペと結託して私利で農夫や住宅の管理をやっておったサン・ベルナルディーノの司教を…メトロポリタンの司教は、ビエルネの無聊ぶりょうを慰めなさい」

で、私の指示に従って担当するちんぽを涙目で咥える司教、三人。

ただ、メトロポリタンの司教はこの三人の中ではそんなに悪事ざんまいでもないのです。

というか、他の2つの聖母教会に比べて、あまりそういう悪徳行為を日常的かつ大規模に行えないのです、その管区の性質上…。

その代わりに、ティノチティトラン行政区のみならず、西岸都市の聖母教会も所轄させていますので、そっちの管理で余録を引き出せてはおるはずです。

で、この3人の司教。

本当なら大司教に引き上げることを前から検討していたのですが、いかんせん犯罪者上がり。

メヒコ特有の事情が無ければ、問答無用で罪人扱いしていた連中です。

で、なぜ涙目で我々に奉仕しているのか。

メヒコは元々、同性性交に厳しい国でした。

特に、ほもと女装。

聖母グアダルーペ信仰の背景も、カトリックの宗教政策は勿論、それ以前のアステカ時代やプレ・アステカ文明が男尊女卑の傾向にあったからなのです。

ええ、そうです。

こいつらは元、男なのです…。
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