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フライデーの生涯と奇しくも驚くべき冒険・4
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そう…この6919号の倦怠めいた精気授受成績に関する治療の有効策として考えられたのは、苗床での身体再構成なのです。
しかし、通常の身体をレフレスカールセする要領でやってしまっては、6919号の現状の複製体または更新された身体に過ぎません。
そして、ダニヤ様にもラービア様にも、魔毒対策として少年が充てがわれる必要があるのです…。
で、考えられたのが。
(我らを身重にさせ、己の子をひり出させるのが望みなのでしょうから、その望みを叶えてやったあとは)
(我らの子となるが良いのですわ)
そう…苗床に溶けた6919号の身体を使って、ダニヤザード様とラービア様の子供を即成栽培させるための基本情報にしてしまう。
この、ちょっと聞いただけだと、とんでもない案に聞こえる作戦。
しかし、苗床を使うと本当にこれが出来てしまうのだそうです。
更には、6919号のクズの思考を伝承させることも。
いわば、ダニヤ様とラービア様に都合の良い男児を授かることが可能となるわけです。
では、6919号が処置された後で、ビエルネを苗床に漬けてしまえば。
(それはやめておいた方がいいわよ、フランシスカ・グアダルーペ…この少年は思考汚染させずに、あなたが必要な事柄を教えなさい…)
ええ、スクルド様に怒られました。
ともかく、ビエルネに6919号同様の変態性を期待するのはあまりよろしくはないようです。
それに、その6919号。
苦しみ始めてますよ…。
(我らはこれより6919号を連れて苗床に向かい、出産措置に入ります。ベルハヌ…聖人様とベラ子陛下、そしてフランシスカ様の案内をお願いしますよ…)
(ベルハヌは暗黒大陸の出身者です。そうは見えぬと思いますが…)
で、そのベルハヌと呼ばれた典院司祭の方が…あまりアフリカっぽくない肌の色の尼僧が私たちを連れて行こうとする先とは。
ダンケ号に乗せられ、向かったのは人工の湖。
その湖岸も、希望する巡礼者向けの青姦公園にされておるそうです…。
で、椰子と絶林檎の林のところどころに建つ、小屋。
いわゆる、コテージというものです。
しかし、そのうちの幾つかからは灯りと…そして嬌声や汁音が漏れています。
(このザムザム湖簡易保養所、千人卒以上の女官が利用する施設であります…少年を宛てがわれた幹部候補たちが、その仲を深めるのにも使うております…そして、泊まりの巡礼客と学生女官にはこのあずまやの中や、周りで起きていることどもを覗かせるのです…)
ええ、ここのカバーナ、窓がないか、あっても開け放しが基本のようです。
そして出入り口も扉がなく、すだれがかかっているだけの上、壁があってないような…椰子の葉らしきで葺いた屋根が載っただけのような構造。
(ここの壁は何枚かの板が組み合わさっておりますが、滑らせて畳めるのです。そして壁が閉じておれば未使用ということになっております)
つまり、開け放して利用するのが決まりであり、ある程度近寄れば、中で何が起きているかを克明に見ることができるのです…壁を開ければ自動で照明がつくとも教わりましたし。
ええ。
偽女種化した少年に咥えさせて頭を抑えておる尼僧もおれば、騎士服で股を開き、少年に突っ込まれておる者も。
そして、心話をいちいち繋ぐまでもありません。
皆、声にしていないだけで淫語卑猥語の応酬の嵐です。
いえ…叫ぶ者もおりますね…。
(巡礼者と楽しんでおる者です。敬虔な聖母信者の子種を貰い受けるか、はたまた指導偽女種や奉仕偽女種の汁で孕むのは尊いことであると、世俗の者に教え込むためです)
そう…婦人の巡礼者もいるのです。
しかも、相手は奉仕偽女種や指導偽女種です。
筋骨隆々の大男以上に強烈凶悪なおめこ、何度でもできるのです。
(特に籠絡の必要性がある女ども…その町や村の有力者の妻であるとか、はたまた娘を聖母教会に通わせるための仕込みなのですよ…)
これ、明日輝や魔屋でもやってます。
もっとも、やりすぎると過日の、あのナターリアの一件のように、とんでもないことになりますが…。
https://novel18.syosetu.com/n0112gz/288/
しかし、これまたビエルネには刺激が強い見世物。
そして、貴賤を問わずに俗人の男や女を相手している学生たちの本音。
(ふふふ、この妻もこれでちんぽの虜…)
(これで若返らせて故郷に帰してやりゃ、元の村で種馬になってくれるわね…ふふふ)
そう、この滅姦に来ると、男も女も若返らせるのが基本だそうです。
むろん、その際の病気や疾患は全て治療して帰すことになります。
そしてその治療行為には、姦淫がつきもの。
言うなれば痴女宮本宮が聖院を名乗っていた時代と同じこと、この滅姦でもやっております。
ただ、本宮では若返らせるのはなしか、やっても成人状態。
この滅姦では、未成年に変えてしまうのですよ…。
(人生をやり直す思いに囚われてしまうことも想定の上なのです…)
しかし、上になり下になり後ろから突いたり突かれたり、はたまた組み敷いたり組み敷かれたり。
そこかしこで繰り広げられるこの、下心剥き出しとも言える姦淫。
(この私に仕えるならもっと色々させてあげるわよ…)
(人に見られても平然とおめこできるのが尼僧なのです…これはその練習ですよ…ああっ出すっ僕の汁で孕んでっおなか大きくしてっ)
ええ、聞くに耐えぬ淫猥な会話や叫び。
(ビエルネ…女とはかくも浅ましい生き物です…しかし、その浅ましさに逸物をそそり立たせて欲望の限りを尽くすのもまた、男という生き物…あの6919号のように女にまともに相手されなかったような者や、聖人様のように逆に付け狙われた者の不幸を防ぐためにも、聖母教会に勤める者、このように人の欲を満たす努力を日々怠らないための鍛錬でもあるのですよ…)
(ほほほ、フランシスカ様の申される通りにございます…)
で、ベルハヌ司祭。
なんと、一軒のカバーナに乱入すると、性交していた女生徒と偽女種化した男子の間に割って入ります。
しかし、典院司祭の制服を見ても、驚くどころか性交を続ける男女生徒。
「ほほほ、頑張っておる様子…女も男も見込みがありそうですね…」
ええ、尼僧服の前の割れ目からちんぽを出すと、なんと偽女種に咥えさせるではありませんか。
更には、大きく勃起したその黒いもの、今度は女生徒に突っ込みます。
とどめに、偽女種の口に放つと、そのまま小便に繋がる…痴女皇国女官のいつもの流れを…。
(ほほほほほ、こうして司祭以上が学生たちの性交で興奮したと教えてやるのです…これは一種の褒美であり激励…)
なんて、とんでもない激励でしょうか。
しかし、考えてみれば私もティオティワカンで月神殿や太陽神殿の神官学生に同じようなこと、やってましたしやらせていた身分。
(女に生まれたならば、どうせならば犯される価値のある女となるべきなのです…)
むちゃくちゃや。
しかし、これまた実は真理ではあるでしょう。
故国メヒコのカルテルの下っ端の若い男たちは、上役がいい女を連れていることに憧れたり嫉妬するのが日常。
そして、時折下る指令で、自分たちに反逆する相手の中に若い女でもいようものなら、そりゃもう。
ただ、私は首領のお手つき確定でしたから手は出されませんでしたが、それでも逆らったらこうなるでという見せしめの見学…弁護士の女や、女子大を卒業したばかりの警察幹部を犯す場面を見せられましたけどね…。
話を痴女皇国に戻しますと、農業荘園でも、教会の偽女種は女を犯すに等しいことやってますし、尼僧は尼僧で男どもを食い散らかすのですし。
日曜の安息日礼拝なんて、そりゃもう、司祭が祭壇でお気に入りの男とおめこするの、礼拝堂の信徒席に座って見るのを事実上、強要されるのですから。
(そして信徒席でもおめこさせるのが一般的な光景ですよ…)
で。
当のベラ子陛下、聖人様を伴ってどっかに消えておられますよね。
(ビエレッタの出来を確かめるためですぅっ)
いやそれ、困るのですが。
と申しますのも、さっきのスクルド様のお叱り。
6919号の情報を迂闊に使えないのならば、事前の策として聖人様の何かしらをビエルネの教育に使えないかなー、なんて思ってたりしたのですよ。
(ミス・フランシスカ…彼は非常に純情朴訥な性質でしょう…牝狩淫ですら、まともに効果を発揮していない稀有な事例として情報を取らせてもらっていますけどね…)
この、聖人様からの密かな心話に驚くわ呆れるわ。
あのですね、牝狩淫ってメヒコの警察部隊に投入している痴女種や偽女種の警官に分泌させてますけど、一種の制圧鎮静剤に使えるくらいに凶悪な幻覚性催淫物質ですよね…。
(ミス・フランシスカもメキシコ担当ということで分泌可能になっているはずです)
で、この牝狩淫。
一言で申し上げますと、見た女と性交可能なように錯覚してしまう効能をもたらします。
そして、メヒコの特殊警官や大統領官邸の親衛警備隊員の痴女種あるいは偽女種、牝狩淫を汗と一緒に分泌するようにされているのです。
ただ、濃度的には痴女種には効果が薄い程度に調整されていますよ。
では、この牝狩淫をどう使っているか。
仮に暴漢を捕縛するとしましょう。
今のメヒコの痴女種警官、ルチャを基本とした体術を仕込まれています。
そして、対象に接近してものの数秒、押さえ込むか組み合うか打ち合うか、要は体から出た汗の蒸発した大気を吸わせればよいのです。
どんなに冷静で強い格闘家や武術家でも、痴女種はおろか偽女種には勝てません。
ですが、ただ捕まえるだけでは駄目なのです。
捕縛するにしても、我々に都合の良い状態で捕まってもらうのが、一番。
そのためには警官が出動した際の罪状に加えて、強姦未遂で捕縛されてもらうのです。
そう…この牝狩淫成分が体に入ると、人間…特に男は性獣と化して正常な判断力を失い、性的衝動に支配されてしまうのです。
ですから、私の隣にいるビエルネ、影響を受けないはずがないのですけど…。
(ベラちゃん、この子は確かエチオピアの出身だったよね…マリア、聞こえてる?)
(あー父さん、その子についちゃ確かにスクルドさんが推すはずだわ。恐らくダリアと同じでカシオペーアかアンドロメーダの因子遺伝者の可能性がある。ま、牝狩淫が効かない時点で何かを疑った方がいいよな…)
えええええ。
しかし、それでは困るのですよね…。
(ええとね、そんな弱り顔のフランシスカさんにちょっと手助けしとこうか…いいかい、ビエルネくん…君が住んでた村ってさ、頑固で嫉妬深い女連中が仕切ってた場所だって聞いたし調べたけどさ、そんな人に優しくないことをするやつは許せるかな)
(ゆるせません。じっさいにぼくとかあさまはいじめられる毎日でした)
(で、君のいた村の人たちはあらかた、変な病気で死んでしまったし、生き残った連中でも君をいじめていた連中はこっちで調べて、それなりの代償を払ってもらってる最中なんだ。だけど、世間は広くてさ…君やお母さんをいじめた女たちと、同じような考え方をする悪いやつもまだまだ世の中にはいるんだよね)
(つまり、きれいな女のひとややさしいひとをねたむようなやつですか)
(そそ、そういうやつが大きな顔をして太陽の下を歩いてるのってさ、何かこう…世の中、間違ってると思わない?)
(でも、そんなわるものをたいじできるのですか。よのなかには人がいっぱいいますし…)
(あたしたちなら出来る。いや…君もそのお手伝いをして欲しいんだ。もっとはっきり言うと、フランシスカさんは生まれ故郷でそういう、よくない人々を捕まえて罰する連中を指揮する立場だから、君がフランシスカさんを助けるだけで、そんな心のねじくれた連中をぎゃふんと言わせることになるのさ)
ええ、マリアリーゼ陛下の得意技という、人を丸め込む論調が炸裂している瞬間です。
しかし、今回という今回、この技にすがるしかありません。
(それにさぁ…君がその、住んでいた村の人はもちろん、フランシスカさんやそこの滅姦の人ともちょっと違う見た目でしょ…その見た目で避けてるやつもいなかったかな…)
ええ、黒人系の混血児であるビエルネを嫌う人種差別主義者がいてもおかしくはないでしょう。
私もある時、ポルノ動画を見る男たちの傾向で、白人やアジア人より黒人、とりわけ女に対する需要が圧倒的に少ないのを知って愕然としたことがあるのです。
(これがまだ黒人男優だと需要があるんだけどね…)
そう、これも一種の人種差別ではないでしょうか。
(確かに社会的地位が低いように見られる黒人、とりわけ難民系を竿役に使うような傾向があるからね…でまぁ、ビエルネくんにあたしが提案したいのはさ、そういう差別っていう感情なんだけど、そんな女たちより下等に見えるような存在の君がさ、心根の汚い連中を泣かせて欲しいってお願いなんだよ…)
で、ビエルネに与えられた巨根。
これが、そのための武器であるとマリアリーゼ陛下は申されるのです。
(ああ、君にもわかるだろ…いくら偽女種化した時でないと使えないとは言ってもさ、そんな巨大なもん、普通なら君の体にくっついてくるわけがないじゃない…だけど、もっと体格がよくてがっしりした連中でもそうそう持ってないようなでかちんをさ、例えばそこのフランシスカさんに使ってみることを考えてごらんよ…親切で優しいフランシスカさんへの恩返しにもなるんじゃないかな…)
(で、でも、こんなおおきなのをつかえば…)
と、遠隔操作なのでしょうか、その、乱棒なる巨大な物体を股間に備えた偽女種の姿にされたビエルネ、もじもじしております。
(だーいじょうぶ大丈夫。ほれほれ、そこでなんかやってるベラ子のラスプーチンちん見たらわかるでしょ…)
(こらああああああ、覗かせないでくださいよぉおおおおおおお今いいとこなんですからぁああああああ)
(で、不肖の妹の乱行ざんまいはともかくとしてだな、ビエルネくん…何ならフランシスカさんのを見せてもらいなよ。この人も必要があって、君の股間にぶらさがってるものと似たしろものを持たされてるんだからさ…うん、フランシスカさんは、それをどう使えば女たちに効き目があるかを知ってるよ。君にいろいろ教えてくれると思うから、本当にフランシスカさんを大事に思ってくれるなら、ひとつその大きなものを使ってあげてみなよ…)
しかし、通常の身体をレフレスカールセする要領でやってしまっては、6919号の現状の複製体または更新された身体に過ぎません。
そして、ダニヤ様にもラービア様にも、魔毒対策として少年が充てがわれる必要があるのです…。
で、考えられたのが。
(我らを身重にさせ、己の子をひり出させるのが望みなのでしょうから、その望みを叶えてやったあとは)
(我らの子となるが良いのですわ)
そう…苗床に溶けた6919号の身体を使って、ダニヤザード様とラービア様の子供を即成栽培させるための基本情報にしてしまう。
この、ちょっと聞いただけだと、とんでもない案に聞こえる作戦。
しかし、苗床を使うと本当にこれが出来てしまうのだそうです。
更には、6919号のクズの思考を伝承させることも。
いわば、ダニヤ様とラービア様に都合の良い男児を授かることが可能となるわけです。
では、6919号が処置された後で、ビエルネを苗床に漬けてしまえば。
(それはやめておいた方がいいわよ、フランシスカ・グアダルーペ…この少年は思考汚染させずに、あなたが必要な事柄を教えなさい…)
ええ、スクルド様に怒られました。
ともかく、ビエルネに6919号同様の変態性を期待するのはあまりよろしくはないようです。
それに、その6919号。
苦しみ始めてますよ…。
(我らはこれより6919号を連れて苗床に向かい、出産措置に入ります。ベルハヌ…聖人様とベラ子陛下、そしてフランシスカ様の案内をお願いしますよ…)
(ベルハヌは暗黒大陸の出身者です。そうは見えぬと思いますが…)
で、そのベルハヌと呼ばれた典院司祭の方が…あまりアフリカっぽくない肌の色の尼僧が私たちを連れて行こうとする先とは。
ダンケ号に乗せられ、向かったのは人工の湖。
その湖岸も、希望する巡礼者向けの青姦公園にされておるそうです…。
で、椰子と絶林檎の林のところどころに建つ、小屋。
いわゆる、コテージというものです。
しかし、そのうちの幾つかからは灯りと…そして嬌声や汁音が漏れています。
(このザムザム湖簡易保養所、千人卒以上の女官が利用する施設であります…少年を宛てがわれた幹部候補たちが、その仲を深めるのにも使うております…そして、泊まりの巡礼客と学生女官にはこのあずまやの中や、周りで起きていることどもを覗かせるのです…)
ええ、ここのカバーナ、窓がないか、あっても開け放しが基本のようです。
そして出入り口も扉がなく、すだれがかかっているだけの上、壁があってないような…椰子の葉らしきで葺いた屋根が載っただけのような構造。
(ここの壁は何枚かの板が組み合わさっておりますが、滑らせて畳めるのです。そして壁が閉じておれば未使用ということになっております)
つまり、開け放して利用するのが決まりであり、ある程度近寄れば、中で何が起きているかを克明に見ることができるのです…壁を開ければ自動で照明がつくとも教わりましたし。
ええ。
偽女種化した少年に咥えさせて頭を抑えておる尼僧もおれば、騎士服で股を開き、少年に突っ込まれておる者も。
そして、心話をいちいち繋ぐまでもありません。
皆、声にしていないだけで淫語卑猥語の応酬の嵐です。
いえ…叫ぶ者もおりますね…。
(巡礼者と楽しんでおる者です。敬虔な聖母信者の子種を貰い受けるか、はたまた指導偽女種や奉仕偽女種の汁で孕むのは尊いことであると、世俗の者に教え込むためです)
そう…婦人の巡礼者もいるのです。
しかも、相手は奉仕偽女種や指導偽女種です。
筋骨隆々の大男以上に強烈凶悪なおめこ、何度でもできるのです。
(特に籠絡の必要性がある女ども…その町や村の有力者の妻であるとか、はたまた娘を聖母教会に通わせるための仕込みなのですよ…)
これ、明日輝や魔屋でもやってます。
もっとも、やりすぎると過日の、あのナターリアの一件のように、とんでもないことになりますが…。
https://novel18.syosetu.com/n0112gz/288/
しかし、これまたビエルネには刺激が強い見世物。
そして、貴賤を問わずに俗人の男や女を相手している学生たちの本音。
(ふふふ、この妻もこれでちんぽの虜…)
(これで若返らせて故郷に帰してやりゃ、元の村で種馬になってくれるわね…ふふふ)
そう、この滅姦に来ると、男も女も若返らせるのが基本だそうです。
むろん、その際の病気や疾患は全て治療して帰すことになります。
そしてその治療行為には、姦淫がつきもの。
言うなれば痴女宮本宮が聖院を名乗っていた時代と同じこと、この滅姦でもやっております。
ただ、本宮では若返らせるのはなしか、やっても成人状態。
この滅姦では、未成年に変えてしまうのですよ…。
(人生をやり直す思いに囚われてしまうことも想定の上なのです…)
しかし、上になり下になり後ろから突いたり突かれたり、はたまた組み敷いたり組み敷かれたり。
そこかしこで繰り広げられるこの、下心剥き出しとも言える姦淫。
(この私に仕えるならもっと色々させてあげるわよ…)
(人に見られても平然とおめこできるのが尼僧なのです…これはその練習ですよ…ああっ出すっ僕の汁で孕んでっおなか大きくしてっ)
ええ、聞くに耐えぬ淫猥な会話や叫び。
(ビエルネ…女とはかくも浅ましい生き物です…しかし、その浅ましさに逸物をそそり立たせて欲望の限りを尽くすのもまた、男という生き物…あの6919号のように女にまともに相手されなかったような者や、聖人様のように逆に付け狙われた者の不幸を防ぐためにも、聖母教会に勤める者、このように人の欲を満たす努力を日々怠らないための鍛錬でもあるのですよ…)
(ほほほ、フランシスカ様の申される通りにございます…)
で、ベルハヌ司祭。
なんと、一軒のカバーナに乱入すると、性交していた女生徒と偽女種化した男子の間に割って入ります。
しかし、典院司祭の制服を見ても、驚くどころか性交を続ける男女生徒。
「ほほほ、頑張っておる様子…女も男も見込みがありそうですね…」
ええ、尼僧服の前の割れ目からちんぽを出すと、なんと偽女種に咥えさせるではありませんか。
更には、大きく勃起したその黒いもの、今度は女生徒に突っ込みます。
とどめに、偽女種の口に放つと、そのまま小便に繋がる…痴女皇国女官のいつもの流れを…。
(ほほほほほ、こうして司祭以上が学生たちの性交で興奮したと教えてやるのです…これは一種の褒美であり激励…)
なんて、とんでもない激励でしょうか。
しかし、考えてみれば私もティオティワカンで月神殿や太陽神殿の神官学生に同じようなこと、やってましたしやらせていた身分。
(女に生まれたならば、どうせならば犯される価値のある女となるべきなのです…)
むちゃくちゃや。
しかし、これまた実は真理ではあるでしょう。
故国メヒコのカルテルの下っ端の若い男たちは、上役がいい女を連れていることに憧れたり嫉妬するのが日常。
そして、時折下る指令で、自分たちに反逆する相手の中に若い女でもいようものなら、そりゃもう。
ただ、私は首領のお手つき確定でしたから手は出されませんでしたが、それでも逆らったらこうなるでという見せしめの見学…弁護士の女や、女子大を卒業したばかりの警察幹部を犯す場面を見せられましたけどね…。
話を痴女皇国に戻しますと、農業荘園でも、教会の偽女種は女を犯すに等しいことやってますし、尼僧は尼僧で男どもを食い散らかすのですし。
日曜の安息日礼拝なんて、そりゃもう、司祭が祭壇でお気に入りの男とおめこするの、礼拝堂の信徒席に座って見るのを事実上、強要されるのですから。
(そして信徒席でもおめこさせるのが一般的な光景ですよ…)
で。
当のベラ子陛下、聖人様を伴ってどっかに消えておられますよね。
(ビエレッタの出来を確かめるためですぅっ)
いやそれ、困るのですが。
と申しますのも、さっきのスクルド様のお叱り。
6919号の情報を迂闊に使えないのならば、事前の策として聖人様の何かしらをビエルネの教育に使えないかなー、なんて思ってたりしたのですよ。
(ミス・フランシスカ…彼は非常に純情朴訥な性質でしょう…牝狩淫ですら、まともに効果を発揮していない稀有な事例として情報を取らせてもらっていますけどね…)
この、聖人様からの密かな心話に驚くわ呆れるわ。
あのですね、牝狩淫ってメヒコの警察部隊に投入している痴女種や偽女種の警官に分泌させてますけど、一種の制圧鎮静剤に使えるくらいに凶悪な幻覚性催淫物質ですよね…。
(ミス・フランシスカもメキシコ担当ということで分泌可能になっているはずです)
で、この牝狩淫。
一言で申し上げますと、見た女と性交可能なように錯覚してしまう効能をもたらします。
そして、メヒコの特殊警官や大統領官邸の親衛警備隊員の痴女種あるいは偽女種、牝狩淫を汗と一緒に分泌するようにされているのです。
ただ、濃度的には痴女種には効果が薄い程度に調整されていますよ。
では、この牝狩淫をどう使っているか。
仮に暴漢を捕縛するとしましょう。
今のメヒコの痴女種警官、ルチャを基本とした体術を仕込まれています。
そして、対象に接近してものの数秒、押さえ込むか組み合うか打ち合うか、要は体から出た汗の蒸発した大気を吸わせればよいのです。
どんなに冷静で強い格闘家や武術家でも、痴女種はおろか偽女種には勝てません。
ですが、ただ捕まえるだけでは駄目なのです。
捕縛するにしても、我々に都合の良い状態で捕まってもらうのが、一番。
そのためには警官が出動した際の罪状に加えて、強姦未遂で捕縛されてもらうのです。
そう…この牝狩淫成分が体に入ると、人間…特に男は性獣と化して正常な判断力を失い、性的衝動に支配されてしまうのです。
ですから、私の隣にいるビエルネ、影響を受けないはずがないのですけど…。
(ベラちゃん、この子は確かエチオピアの出身だったよね…マリア、聞こえてる?)
(あー父さん、その子についちゃ確かにスクルドさんが推すはずだわ。恐らくダリアと同じでカシオペーアかアンドロメーダの因子遺伝者の可能性がある。ま、牝狩淫が効かない時点で何かを疑った方がいいよな…)
えええええ。
しかし、それでは困るのですよね…。
(ええとね、そんな弱り顔のフランシスカさんにちょっと手助けしとこうか…いいかい、ビエルネくん…君が住んでた村ってさ、頑固で嫉妬深い女連中が仕切ってた場所だって聞いたし調べたけどさ、そんな人に優しくないことをするやつは許せるかな)
(ゆるせません。じっさいにぼくとかあさまはいじめられる毎日でした)
(で、君のいた村の人たちはあらかた、変な病気で死んでしまったし、生き残った連中でも君をいじめていた連中はこっちで調べて、それなりの代償を払ってもらってる最中なんだ。だけど、世間は広くてさ…君やお母さんをいじめた女たちと、同じような考え方をする悪いやつもまだまだ世の中にはいるんだよね)
(つまり、きれいな女のひとややさしいひとをねたむようなやつですか)
(そそ、そういうやつが大きな顔をして太陽の下を歩いてるのってさ、何かこう…世の中、間違ってると思わない?)
(でも、そんなわるものをたいじできるのですか。よのなかには人がいっぱいいますし…)
(あたしたちなら出来る。いや…君もそのお手伝いをして欲しいんだ。もっとはっきり言うと、フランシスカさんは生まれ故郷でそういう、よくない人々を捕まえて罰する連中を指揮する立場だから、君がフランシスカさんを助けるだけで、そんな心のねじくれた連中をぎゃふんと言わせることになるのさ)
ええ、マリアリーゼ陛下の得意技という、人を丸め込む論調が炸裂している瞬間です。
しかし、今回という今回、この技にすがるしかありません。
(それにさぁ…君がその、住んでいた村の人はもちろん、フランシスカさんやそこの滅姦の人ともちょっと違う見た目でしょ…その見た目で避けてるやつもいなかったかな…)
ええ、黒人系の混血児であるビエルネを嫌う人種差別主義者がいてもおかしくはないでしょう。
私もある時、ポルノ動画を見る男たちの傾向で、白人やアジア人より黒人、とりわけ女に対する需要が圧倒的に少ないのを知って愕然としたことがあるのです。
(これがまだ黒人男優だと需要があるんだけどね…)
そう、これも一種の人種差別ではないでしょうか。
(確かに社会的地位が低いように見られる黒人、とりわけ難民系を竿役に使うような傾向があるからね…でまぁ、ビエルネくんにあたしが提案したいのはさ、そういう差別っていう感情なんだけど、そんな女たちより下等に見えるような存在の君がさ、心根の汚い連中を泣かせて欲しいってお願いなんだよ…)
で、ビエルネに与えられた巨根。
これが、そのための武器であるとマリアリーゼ陛下は申されるのです。
(ああ、君にもわかるだろ…いくら偽女種化した時でないと使えないとは言ってもさ、そんな巨大なもん、普通なら君の体にくっついてくるわけがないじゃない…だけど、もっと体格がよくてがっしりした連中でもそうそう持ってないようなでかちんをさ、例えばそこのフランシスカさんに使ってみることを考えてごらんよ…親切で優しいフランシスカさんへの恩返しにもなるんじゃないかな…)
(で、でも、こんなおおきなのをつかえば…)
と、遠隔操作なのでしょうか、その、乱棒なる巨大な物体を股間に備えた偽女種の姿にされたビエルネ、もじもじしております。
(だーいじょうぶ大丈夫。ほれほれ、そこでなんかやってるベラ子のラスプーチンちん見たらわかるでしょ…)
(こらああああああ、覗かせないでくださいよぉおおおおおおお今いいとこなんですからぁああああああ)
(で、不肖の妹の乱行ざんまいはともかくとしてだな、ビエルネくん…何ならフランシスカさんのを見せてもらいなよ。この人も必要があって、君の股間にぶらさがってるものと似たしろものを持たされてるんだからさ…うん、フランシスカさんは、それをどう使えば女たちに効き目があるかを知ってるよ。君にいろいろ教えてくれると思うから、本当にフランシスカさんを大事に思ってくれるなら、ひとつその大きなものを使ってあげてみなよ…)
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ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
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翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
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