闇堕ち女帝マリア・痴女皇帝建国譚

すずめのおやど

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フライデーの生涯と奇しくも驚くべき冒険・3

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うむむ。

確かにリュネ世界の魔族と呼ばれる存在、淫化におっただけに私も存じております。

そして明日輝あすてか魔屋まやにも、苗床管理担当として数名が赴任頂いていますよ。

しかし、初代様が言われるのは、幹部魔族と呼ばれる知的な存在ではありません。

むしろ、幹部魔族に使役される兵士めいた個体と、その群れを指すのでしょう。

あれは指示されるがままに動く部類なの、私も何度も見ておりますし。

(おばちゃんはわがままですからねぇ…本当は人間を奴隷とかいけにえにするのが一番だって思ってるんですよ)

(だからナンムやアマテラスの好き勝手にさせとけないのよ…それどころか、なんでこの私があんたらに関わる必要があるのかと小一時間…あ、フランシスカ・グアダルーペ…今回はあんた、その男の子を離さないようにね)

あら。

この心話、運命の女神…誕生した生き物の未来を決めるとお役目だという、スクルド様ではないですか。

(ちょっと予定変更があるっていうからさ…ほれほれ、あの6919号っての、あの子の件よ)

ああ…お疲れ様です、としか申し上げようが。

そもそもスクルド様、私たちの直接の担当ではないにも関わらず、時々面倒を見に来ざるを得ないような状況の模様。

そして、実体はここにないとしても、私を見ているということは、ここでこれから、スクルド様の興味を惹くような何かが起きるようです。

(元来はあんたたちはともかく、人間に直接関わったら駄目なんだけどね…ただ、フランシスカ・グアダルーペに関わる者の運命、ちょっと細かい修正処理が必要になる可能性が生じるのよ)

はぁ。

まぁともかく、専門家がそう申されるのだからと、私は素直に納得します。

それに、私や6919号の未来を良いように修正して頂いた件もありますし。

で、いよいよと迫る夕方の拝礼の儀式。

その際には、元来ならばダニヤ様とラービア様が主体となって選ばれた女子学生を円形池の周囲の回転部で犯すのだそうですけど…。

今回、なんと特別に6919号がダニヤ様とラービア様に種付けする他、ベラ子陛下が優秀な女子学生を犯すのが見世物となるとか。

え、え…私もですか?

そう、なんとビエルネを男にする一部始終を見せろと言われました。

うーむ。

それも、折角だからと例の赤白緑のルチャ衣装を着て、ですと。

まぁともかく。

なんとベラ子陛下、聖人様をお呼びです。

ええんでしょうか。

(全然良くないっ!)

(ふほほほほ、どうもオマーンの預言派教会に赴任するのが決まっておる飛び級生らしいのです。ならばおじさまに犯されてハクをつけてもらうのですぅっ)

(マリアヴェッラ…あんた、よほど散髪されたいようね…クリス・ワーズワースの負担になる行為はやめいと言ったでしょうがぁっ)

(でもスクルドさん…これ、初代様承認の上でやってるんですよ)

(ナンムぅううううううううううう)

(っていうかスクルド、このよげん派とかいう聖母教会の一派、いわばれんぽう世界のいっしん一神しゅうきょうのかわりでしてよ。ですから聖父様に、よげんにしめされた土地におもむきし、うんめいのこどもたちのためにってことで、わざわざとをつけていただくのですわよ…)

ま、まぁ…ここの運営のダニヤ様とラービア様が頷いているのならば。

それに、聖人様の方も嫌々ながら、栄誉を授けることの重要性は理解しておられる模様。

(オマーンはペルシャ湾の入り口ですからね…あたしはイエメン派遣の子を担当します…)

なるほど、これまたスエズ運河に繋がる紅海の入り口です。

その戦略的価値を鑑みると、重要性は大と言えるでしょう。

しかし、ただでもデリカードな聖人様を、この場でその気にさせられるのでしょうか。

(フランシスカさん…この夕礼の際に当たって、時ならぬ雨が降るそうです)

えええええ。

そんな急に。

だいいち、この滅姦めっか、ちょうど砂漠のどまんなかですよ。

いくら周囲を緑化しておるとは言えど。

それに淫化のように日干しレンガとか、雨に弱い建材を使っていたり、あるいは雨の多い地方のように除湿や雨漏りに気を遣った建物構造でないとたいへんな事になる気が。

いえ、連邦世界のドバイとか、いまだあそこに街ができてから全くなかったような未曾有の豪雨で洪水になったりしてましたからね。

私も一応はメディオスメディア畑の出身、報道に関わっておっただけに、一応は世界の出来事、知らざるを得ませんでしたし…。

(ふほほほほ、だからこそ離魔のような霧雨を発生させているそうですよ…それにですね、牝狩淫めすかりん)はどこの国の錯棒昇天さぼてんから取っておるのですかぁっ)

と、どうもその雨に混ぜて皆に吸わせているらしいエロカロイド物質の名前を聞いた瞬間、思わず私は狼狽したのです。

あ、あかん。

あれはダメです!

あれこそ痴女種か偽女種以外には使いたくない代物、少なくとも痴女皇国世界のティオティワカンあたりでないと運用するには危険極まりない催淫薬物じゃないですか…。

いや、連邦世界のメキシコシティでも使ってますけどね、薄めてますからね。

ええ、メヒコ特産の幻覚カクタスサボテンを改良したしろもの、その作用効果はいまさら申し上げるまでもないでしょう。

そしてどうやら、6919号は既にそれ、使われているようなのですよ…。

阿片あへあへん疲労淫へろへろいんでも良いのでは…)

(わたくしどもに連続して種をつけてもらう必要がございますので…)

(ほほほほほ、種馬向けにはあれが一番…)

そう、牝狩淫めすかりんの効果、特にちんぽに効くのです。

その効果たるや、元来は普通の人間であれば「あ、この人に手を出すのは危ない」という雰囲気がみなぎっているダニヤ様やラービア様を躊躇なく犯そうと思うくらいに、女を求めてしまうことになるのですよ。

ちなみに…痴女種が吸引しても、効きます…。

千人卒以上の完全体痴女種なら、効果抜群。

で。

この夕礼、18時を告げる6回の鐘の音と共に始まるのですが、直前に…コンセルトやムジカ…さながらコンサートですとかライブ会場で使われる霧混じりの冷気を送り込む扇風機が動いたかのような、霧雨が滅姦めっかの街を包みます。

で、ダニヤ様の宣言。

「皆の者、この度は特別にこの滅姦めっかに来臨を賜った罰姦ばちかんの二代目聖母様と、何より聖人様によりて砂漠半島南部に旅立つ優秀な学生に祝福が授けられることとなりました。更には、女裂振珍めきしこ帝国の皇帝陛下より、その淫力を見込まれて我らに謹呈された指導偽女種を賜ることとなったのです。さぁ、皆も祝福を得るためにく始めやれ!」

次の瞬間。

貴賓席におられるであろうシェヘラザード様とセリム帝が始めたであろうと思しき気配、この聖殿の内外…いえ、滅姦めっか全域に伝播します。

そして、誰彼かまわず…ではなく、事前に配置されていた女子学生や男子・偽女種学生が参拝者と始めるのです。

あれを。

あれを。

おめこを。

(フランシスカさん、そう何度も繰り返さなくても…)

(単に聖人様が気の毒なだけです)

(最近、フランシスカさんも冷たくなって来ましたね…)

(いえいえいえいえ。単に聖人様を気遣っておるだけですっ)

で、私はどうすれば良いのか。

(ビエルネと絡んで下さいまし…)

(この子には学びが必要。それも、女たらしとしての…)

ああ、なるほど。

ダニヤ様とラービア様に言われて、閃きました。

知識や経験共有を使って、6919号のみならず他の男性…特に聖人様のものを流し込めと。

それならば納得できます。

しかし、この子の最初が私でええものか。

しかも、暴発しそうな感じなのです。

ですので、強制的に偽女種化してしまいます。

そして、小型の方にした私のちんぽを、ビエルネの尻穴に差し込みまして…。

ここで、ちょっとだけご注意を。

偽女種の尻穴は調教済みのような状態なのです。

しかも腸液というのですか、一種の分泌液を発します。

ですので、開発されていない男に入れるよりは容易なのです。

とは言えど、元来は校門同様、遊んではいけない穴。

慎重に慎重に。

それとですね、これ、私が気持ちよくなろうと思ってやって…はいますけど、むしろビエルネのためなのです。

この子には言い聞かせておりますよ、ええ。

(これは、私のみならず、私を通じて得た男たちの経験や知識をビエルネ、あなたに流し込むために必要な儀式なのです…なるべく早く終わらせますし、その後は存分に私へ突っ込んでいいですからね…)

ええ、ビエルネにはせめて、女たちにちやほやされる男になって貰おう。

私はそう、考えておりました。

しかし、ビエルネはそこまでの強さ…そしてモテ具合を求めてはいなかったのです。

彼が言うにはですね。

(おねえさん…ふらんしすか様にすかれるおとこになるだけでじゅうぶんと思うのです…)

ちょっと待って! それ、あかん!

その考えではあかんのや!

ビエルネ、あんたが他の女にモテまくってくれんと、私としては困るんや!

ええ、思わずジーナ閣下の口調で言ってしまったほど、私は狼狽したのです。

しかし、牝狩淫めすかりんが効いていてもこれなのか。

もっとこう、あっちで尻振ってる6919号のように女と見れば穴に挿すような考えにはならないものでしょうか。

(しゃあないわね…ネメシス…ちょっと何とかならない?)

(何よスクルド…ん? ちょっと待て。おいフランシスカ・グアダルーペ。このパラスぎりしゃごでケヴィきんようびふらいでーなぐりこむひじゃなくてビエルネってのか。この少年、かつて住んでいた集落じゃさ、母親ともども非常に妬まれてなかったか…)

はぁ。

(ではちょっと、この子のいた村の過去を見てみましょう。ラケシス・アトロポス・クロト…ちょい協力希望ー。みるだけー)

(まためんどうなことを…)

(マリアリーゼかインマヌエルにたのむほうが…)

(スクルド、おまえはノルニルなんだからウルドとヴェルザンディにやってもらえ…)

(Du är ansvarig för den här pojken…この子の管轄はあんたらやろがいっ。むしろ私は無償奉仕させられているに等しいのよっ)

まぁともかく。

ええと、スクルド様が見せろ見せろって言った理由、わかりました。

このビエルネの母親、探検に来たフランス人逝麺いけめんのちんぽに負けたのです。

うむ、世界一の平均珍長を誇るらしいフランス人フランセース、なかなかやりますね。

じゃなくて。

(マダム・フランシスカ…悲しいこと言わないで…)

プレジだいとうりょうドンかっか…確かに私の逸物も大きいんだけどな…ちょっとその評価、パスタ女の股間の凶器込みで再評価してもらえないか…)

ええ、フランス出身のイザベル陛下と、フランス人のセニョーラ・ジョスリーヌに泣かれました。

しかし、事実は事実。

ダリア統括騎士団長の出生時と違い、今度はエチオピア系の若い美人がフランセースにいてこまされたのです。

(うちの母親はKZ中のKZでしたから、まだそのビエルネくんいうんですか、その子の母親はまともでっせ…それにその探検家っちゅうフランス人、まさか自分がやった相手が一発妊娠とは思わずに村、離れてますやん…)

そう、このやりとりが意識共有で流れているらしいダリア統括が申される通り、まさか子供がとは思わなかったのか、とにかく探検家一行が村を離れて1ヶ月以上のちに、ビエルネの母親の妊娠が発覚したのです。

で、生まれたビエルネ。

純粋な村人たちとは外見が明らかに違うことから、誰が父親か白状させられたようです。

そして、村の婚姻の掟を破ったことで罰する話になりかけたものの、人手不足ということもあってとりあえず母子ともども生かしておこうとなった模様。

しかし、そこから始まる迫害の数々。

そしてなまじ、ビエルネが美形に生まれたことが災いしました。

子供達も、ビエルネを爪弾きにしていたのです。

ええ、村には居場所がないとまで思えるような事態へ発展しかけていたようです。

ところが、天罰に思えるほどに、猛威を振るった疫病の流行。

恐らくは新種のマラリアか、はたまた赤痢か天然痘か。

高熱を発してバッタバタと倒れて行く人々の中には、ビエルネとその一家を迫害していた連中どころか、ビエルネの母親や祖父母も含まれていたのです。

残ったのは、抵抗力のある若い男と子供、数名のみ。

これが、ラリベラ聖母教会から急行した暗黒大陸本部の騎士団が見た、最初の光景だったそうです。

これ以上の感染を防ぐためにも、死亡者の遺骸全てを含めて村を焼き払わざるを得なかったほどの惨状。

(あたくしもしょうじき、やりたくなかったのですが…しょうどくせざるを得ませんでした…)

(死骸は穴掘って入れた上で私たちが焼いてでしたけど、さすがにみんな気分悪くなってましたよ…)

(あれ、いっそ兵隊魔族を行かせて焼いた方が良かったと思うが、埋葬してやる必要があると言われてはな…確かに魔族だとそうした配慮抜きに焼き払ってしまうしな…エマネもレヴェンネもドミネラも死にそうな顔で帰ってきたのを見たら、私が行ってた方が良かったかも知れん…)

ええ、淫化のエマネ様を筆頭にリュネの騎士経験者、そして他ならぬアルト閣下が呼ばれていました。

そして、遺骸を火葬にした上で、改めてその湖岸の村を高温放熱で無に帰したそうです…。

そして保護された数名のうち、まだ小さかったビエルネ他は即成栽培に供されて成長させられ、ラリベラ聖母教会の預かりとなったようですが、そこからの経緯はご説明したとおり。

で、改めて当時の状況…特に村人、それも女たちの意識を掘り起こされたものから判断する限りの私の感想ですが。

天罰。

それ以外に言葉が浮かびませんでした。

この疫病大流行がなかったら、村の有力者たちは食人族との取引に際して、ビエルネ母子を差し出そうとまで考えていたようなのですから。

(異人の子種で孕んだ子を村に入れるとは何事かという話になったようね…)

で、村が穢れるということになったそうですが、実際には伝染病で村の方が穢れてしまったのですから、皮肉なもの。

(もしかすると探検隊が持ち込んだものかも知れませんけど、それにしては潜伏期間が長すぎますしね…)

天然痘ならば、患者の分泌物や使用品、ことによると1年から数年は発症能力を持つそうですけどね…。

まぁ、ともかくそれまでにビエルネと母親への嫌がらせは陰湿そのもの。

なまじ祖父母がそれなりに有力者だったことが災いして、陰でねちねちと色々ないじめを受けていたようです。

しかし、そのいじめていた女どもの心境ですが。

魔屋や明日輝を知る私としては異国人を恐れる気持ち、まぁ、わからなくもありません。

実際に連邦世界では白人が持ち込んだ伝染病で大変なことになった事例もありますし。

しかし、私の思いはどうあれ、村人たちはほぼ、死に絶えてしまったのですから。

今更どうのこうの言うても…ただ、女たちの思いはビエルネに影響を及ぼしました。

(おんなのひとというのはこんなにも、いじわるく陰険なのでしょうか)

(そうですね…女というのは白黒はっきりさせたがる性質があります。そしてそれは、公平正大であろうとするのではなく、自分に有利な取り決めになるように声を大きくするからなのですよ…)

いいですか、ビエルネ。

私だって女ですから、その辺はわからなくもありません。

しかし、純情朴訥ぼくとつなあなたにしてみれば、女…特に、大人の女が汚らわしく思えるかも知れません。

ですが、女というのは見た目も含めて、男を惑わせ自分の有利なようにするためには手段を選ばないのです。

その行動原理の基本は、より優れたオスの子種を得るためなのです。

しかし、そんな女の思考は男からすれば異質。

痴女種化したために、その辺を客観的に見れる私にすれば男の思考にも一理あり。

で、メヒコの男尊女卑主義…そして、迫害や弾圧との闘争の歴史を知る私は、ビエルネにどう、教えるべきか。

決まってます。

ビエルネの、女への復讐心の炎に油を注ぐのです。

懲罰偽女種化の聖水を注がれたのも知ってますし、何より6919号に対してあれこれ仕込んだことで、私には男の怒りを盛り上げ正義感を煽る方法、経験することができたのです。

ですから、ビエルネに対しても慣れたものですし、ネメシス様が加勢して頂いたことで、ビエルネはいじめに合っていたのみならず、泣き腫らす母親を見て不思議に思っていた日々の記憶を戻しています。

で、自分と母親に向けられた憎悪や迫害を改めて知ったビエルネに対して、私は提案します。

(そんなあなたには女を断罪し、懲罰を与える力を授けましょう。どんなに美しく強そうな女でも、あなたの下す懲罰に泣き叫び、ひれ伏すような力を)

ふふふ。

実はあの、ラスプーチンやジョン・ホームズを上回る「天然モノ」の持ち主が存在するのです。

その、ランボーンとかいうアメリカンポルノ男優の逸物、実に16インチ近い…。

(ヤードポンド法は滅ぼそうよ…40cmとか41cmって説があるらしいよ)

と、マリアリーゼ陛下より、ヤパンの皆様向けの単位を解説頂きました。

むろん、人工的に巨根にした男性やシーメールも昨今は多いのですが、あまり大きいと痴女皇国の下着にも収まらないというのと、やはり天然系の見た目が欲しいのです。

人工珍々と天然物は違うのですっ。

つまり、このビエルネが混血エチオピアン、それも父親がフランス人であることに目をつけた私はですね、ラスプーチンやジョン・ホームズ同様かそれ以上の巨根をビエルネに与え、心卑しい女たちへの懲罰の道具として使ってもらうことを思い立ったのです。

(ふふふふふ、こんなものを突っ込まれてはいくら痴女種でも普通ではおれぬはず…)

(たださ、制限はかけさせてもらうよ…フランシスカさんの許可がないと使えないようにするから。まぁ、ビエルネくんが成人になっても、その血筋からするとだね…うん、元々の珍々でも20cm超えてるから充分すぎるくらいに大きいのは承知しておいてね…)

で、この珍々を装備可能なように、懲罰偽女種化されているビエルネを更に黒薔薇能力と駄洒落菌で改造するのです。

ですので、私がビエルネの尻穴を犯しているのは単に自分が犯したいからではなくて、彼のためにと考えた身体改造を施すためなのですっ。

わかりますね、そこで内心羨ましげに見てるベラ子陛下。

それにですね、陛下には聖人様がおるではないですかぁっ。

嫉妬の目で見られても、私は緊張するのですよ。

ええ、射精を急かしたり焦らせるなという、女官の心得を説く理由がよくわかりました。

真剣に、あれはやってはならぬ行為なのです。

で、ビエルネの方も、それなりに尻を動かしてはくれました。

性交の心得は伝わった。

私はそう信じたいのです。

では、お待ちかねのお楽しみ。

このためにわざわざ、掘りたくもない尻を掘ったのです。

(うそつきの鼻は伸びるのですよ)

(あれはイタリアだけの怪奇現象ではないのですか、陛下)

第一、私の体は木製ではありませんよ。

それに陛下、聖人様の面倒を見て差し上げないと。

ともかく、ビエルネの身体に許可を出します。

偽女種状態では10代後半にまで育ち、それなりに見栄えのする姿になったビエルネですが、くだんの乱暴な乱棒を装備させてみますと…。

むう、この迫力。
https://x.com/725578cc/status/1794790879082979446

どうですかビエルネ、これを使えばあなたの美しく優しい母親をいじめたような心根の醜い女たちを泣き喚かせることも簡単なのですよ。

試しに私の逸物…最大の大きさにしたものと比べさせても、さらに巨大な自分の持ち物に驚くビエルネ。

ぐふふふふふ、あなたならきっとこの価値に気付くはずですよ…今のところはこのフランシスカの指示する相手に限りますが、これを使えば仮に私とて、無事では済まないでしょう…。

(これを使えるのは私が許した時と、今のような偽女種…女まがいの体になった時だけですよ…男のままだとこんなもの、貧血を起こしかねませんからね…)

本当は少年の状態のままで使わせた…何を言わせるのですかぁっ。

いえ、それは後々の楽しみにとっておくことにしましょう。

とりあえず、ビエルネにはこの乱暴な乱棒を駆使する技術を体で覚えてもらわなくてはならないのです、ええ、私の身体を実験台にしてでも。

つまり、このビエルネこそが6919号の代役ということで、私が授かった新しい宝なのです。

で、私がビエルネに気を取られている間に。

なんと、6919号はダニヤザード様のみならず、ラービア様にまで種をつけてしまった様子。

(ふふふ、速攻で搾り取ってやったのですよ…)

(それはもう、夢見心地というものでしょう…ええ、何せこの男は我ら二人を孕ませた代償、その身がただでは済まないはずなのです…ですからいまわのひととき、我らを犯させるくらいの慈悲は見せませんと…そう、この6919号、そろそろ老化が始まるはず。その前にこやつを何としても苗床に漬けてしまいませんとね…)
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