闇堕ち女帝マリア・痴女皇帝建国譚

おんな刑務官哀史・チンボテ編・２

そう、若返って美貌を得るよりも、私にとってはもっともっと重要に思えたのが「男の考えが筒抜け」ということだったのです。

そして…男の考えを見透かせるが故に、痴女皇国ではなまじの口説き文句はもちろん、女たらしの部類はほぼ、皆無に近いとも聞かされたのです。

（女を振り向かせ保護する気分にさせるためには、当人の本質が重要なのです…）

そして更に重要なのが「社会の重要役職地位者は痴女種女性が占めている」と聞かされたこと。

（ただし、男性を完全にお尻に敷けない事情と制約が存在します。従って、暴力と痴女種能力で男を完全な家畜にしてしまうことは禁じ手ですよ…）

これは、この痴女皇国世界でほぼ、最底辺に近い仕打ちを男に強いているチンボテであっても守られている聖典戒律です…聖母教会版の聖書めいた書物にもはっきりと明記されておりますね。

（「聖母は世の男に対し、聖父と似て理知をたたえた姿であることを願った。そして東方聖母を信ずる国においては聖父の姿を尊いとみなし、教会に入りて聖母に仕えることを志す男は女と似た姿になる」この記述と関連するのですが…）

（一方、聖父と二代目聖母の行為をねたみ、聖父のうわべだけを真似た者の悪事が明るみに出たせいで、聖父以外の美しくあろうとして女に取り入った男どもは、全てその卑しい心を見透かされて女まがいに変えられたのです。これが罰姦ばちかんの懲罰偽女種の由来です）

（同様に、暴力とちんぽで女を従えようとした男も罰を受けて懲罰偽女種の姿とされたとありますね…）

（ええ、罰姦ではクリスおじさま以外の偽女種は基本、おじさまのぱちもん…偽物やまがいものとされ、何らかの懲罰を受けた結果として偽女種にされ、まがいもの扱いされることになりました。が、しかし…）

（偽女種の中にも人の心を取り戻せた者や、故あって偽女種の身分に堕ちた者など理由はさまざまですが、虐待の扱いはよくないとされた保護すべき存在が観測され、その一部は密かなる指導偽女種の地位を得て尼僧の寵愛の対象ともなったと…）

（特に東方聖母教会からの転籍者は向こうの指導偽女種の地位を得ていることも少なくありません。更には南洋慈母寺の姦官かんかん、これも実質は指導偽女種そのものです）

（「姦淫は罰すべきであるが、罰すべき行為をする者たちの中にも姦淫ばかりの日々を疑い、人としての何かしらの修行に目を向ける者あり。これらは偽女種の地獄から救い出し、聖父の道を歩む可能性があるものとして遇せよ」罰姦聖典にもあるこの項目が偽女種の扱いの規範、でしたね…）

で、実際にこの聖典を基準にして男性を収監雇用しているいる顕著な例が灸場きゅうばのハバナであるとして、私は痴女皇国への赴任後にハバナを見学させられたのです。

そう、ハバナではもともとの罪状や更生度合いはもちろん、人間としての本質を見抜かれた上で居住や労働環境を大きく区分されるのです。

優秀で世帯を持てそうな者は世帯向けの街区に住まいを与えられ、子作りすらも許されます。

そして見事に子供…特に男児を為せば、一般の人間か、または痴女皇国が敢えて罪人枠で生活の面倒を見ることになる事情罪人として扱われ、生活上の制約が大幅に減らされます。

更には、子育てや生活のための手厚い支援が与えられるのです。

（全盛期のリビア並に豪勢な支援だというのは本当ですね…）

（小作農が基本ですから農地こそ与えられませんが、代わりに農夫の指導監督職または希望する職種への職業訓練、ひいてはその間の一家の衣食住の保証もなされますから…）

で、そのハバナを見せられた理由ですが、このチンボテを鉱山町、そして鉄鋼の街にせよという指示とセットだったのです。

要は労働を強制することになるから、男性労働者を労働に駆り立てるための運営者となるための諸々を学んで欲しい。

ハバナを見せたのはその一環でもある。

（まゆみさんは日本人同等の扱いとした上で、痴女宮本宮の一般女官研修も最短の1週間で切り上げるコースに入ってもらったのです…チンボテをお任せするための能力涵養に特化した扱いだったのです…）

（聖院にはきっちり1週間行かされましたけどね…）

（あれは聖院の厳しい上下関係や規律を知ってもらうためなのです…我慢してくださいと念押ししたのはそのためです…）

ええ、向こうの寮監、痴女宮女官寮以上に厳しかったです。

たまたま私が厳しい人物に当たったと思いたいくらいに。

でまぁ、その後に超・詰め込み教育で聖母教会職員…司祭級尼僧の資格試験に合格するための特訓を受けたり、警務騎士としての訓練課程に放り込まれた上で、痴女皇国への着任からきっかり1ヶ月のスパルタかつ即席栽培にもほどがある緊急幹部候補育成課程を終了した私、淫化いんか帝国に赴任したのですよ。

で、チンボテの町開き自体は割と迅速に終わりました。

痴女皇国国土局のエマニエル建設部長と、日本の鉄鋼メーカーの方など連邦側のスタッフの打合せと実際の建築施工、1ヶ月程度で終了していたそうです。

で、当初はクレーゼ様やイオキベ様、そして本宮などからお越しになったという応援者の方々によって、街の運営が定められました。

その時は私も街開きのスタッフとして既に赴任しておりまして、現場でETF（En el trabajo de formación）…OおんざJじょぶTとれーにんぐを受けつつも行政官としての実務を覚えて行った最中。

私は、イオキベ様…そしてクレーゼ様との精気授受のためもあって昇格措置を受けることとなったのです。

Mayumi Rahua Nouchi. マユミ・ラウア Ten thousand Suction (Limited hundred thousand) 一万卒（限定十万卒）Slut Visual. 痴女外観 Red Rosy knights. 赤薔薇騎士団 Peru branch, South-America Americas Regional Headquarters, Imperial of Temptress. 痴女皇国米大陸統括本部南米行政支局 qurimanta caballerokuna 黄金騎士団 Jefe de Zona Administrativa Especial Acerías de Chimbote, Imperial of Temptress. チンボテ製鉄所行政特別区支部長

むろん、お二人のちんぽを受け入れるためだけではありません。

このチンボテの統治に必要な資格能力を与えるためだとの説明も、きっちりと受けております。

（昇格しておきませんと、あたくしと下手にいたせば死んでおしまいになりますから…）

冗談抜きで、聖院金衣との性交、体温問題が解決したとしても危険極まりないものだそうです。

（ほら、ベラちゃん…マリアヴェッラもその制限がかかっていて、十万卒以上の上級女官があいてをすることが推奨されておりますでしょ…あれと同じようなものでしてよ…）

で、私も日系人ですからよくわかるのですが、イオキベ様は純粋な日本人。

そして、元来はあまり男受けしなそうなお姿なのです。

有り体に申し上げますと、その身長と足の長さや身体の引き締まり具合が一致しておられなかったのです。

ですが、驚異的なのは痴女皇国の身体更新・改良技術。

この技術が全力で発揮されている真っ最中なのが他ならぬアフリカに該当する暗黒大陸で、黒人種については「肌を黒ではなくする」事が全力で進められております。

で、我がペルー共和国や、その隣のブラジル連邦共和国とは違う点。

スペインによるインディオ絶滅や、黒人奴隷の入植、痴女皇国世界では起きていないのです。

つまり、元来ならばその地に住んでいた者がそのまま統治を委託されておるような状態。

そして、欧米人と比較して身体コンプレックスに悩むことがないようにと、身体…プロポーションが次第に欧米人、それもモデルや女優のごとき男受けする外観に変えられつつあるのです。

で、私も単に若返るのみならず、その恩恵を受けたと実感できる状態だったのです、その時既に。

しかし、それ…好色な男どもに好色な目で見られて当然な姿に変更されるのは、職務上からも必要とされると教えられました。

痴女種は聖院女官種と違って身体からの放熱で悩むことはありませんが、その卓越した身体能力を発揮すると「普通の服は一瞬でゴミ同然」となってしまいます。

そう…いざという時に痴女種の運動能力に適合した制服の着用を要求されるのです、必然的に。

で、痴女皇国の首都である痴女島の痴女宮本宮、赤道至近の場所です。

痴女種であっても、普段はあえて人間の体に近い生理反応や生理現象となるように身体反応を調整されておりますので、暑い寒いがわかるのです。

ものすごく高温多湿な場所なのですよ、痴女宮と門前町…。

ですので、皆が露出の高い服装を着た上で、頻繁に水浴びや水風呂に行きたがるのです。

（あたしたちの制服が水着同然だったり、肌触りが水着素材だったりするのもこのためなのです…）

助平需要に応えるためとは申せ、おめこをする際に穴が開いてまで「脱がなくても良い」ようになっているのも、私たちの制服が痴女種としての活動を維持する補助機能すら持っているのを聞かされては、この制服か、もしくは制服に類似した機能の私服を自費購入して着用するしか、選択肢はないのですよ…。

そして、女たちが全裸同然、いえいえ全裸よりも猥褻卑猥な姿でそこらを闊歩するわ執務しているわの痴女宮です。

恥、という感情はブラジル人でなくとも、そのうち消え去ります。

流石に実際にはやりませんが、今の私であればサン・ファン・デ・ルリガルチョに夜、１人で行っても襲ってくる全員をしばき倒してドレインしてくることも可能だと思いますよ。

あ、この場所は淫化帝国の離魔市にある場所といささかに違いますけど、全体の状況はおおむね同じ…いえ、痴女種が統治していない無法地帯であって、より治安は悪いでしょう。

夜に女が一人で行こうものなら、生きて帰れぬどころか行方不明必須のような悪地です。

そんな場所に行って帰って来れそうなほどの自信に満ち満ちた状態に強化されたのです。

（まゆみさんには実際に、いうなればこのチンボテの女王さまとして君臨していただかねばなりませんからねぇ…）

（偽女種を統治するためにも、限定とはいえど十万卒の昇格申請を通してもらったんですよ…ベラちゃんにはだいぶ、無理を言いましたけど…）

そう、マリアヴェッラ陛下のご学友として、どこぞ高校からどこぞ大学に分体を進学させておられる立場であるイオキベ様、直属の上司が以前の聖院女帝経験者でもあることで痴女皇国内の権力者にも顔が利くお立場。

そのお立場の方の性欲処理の場としても、チンボテを整備して欲しいというクレーゼ様からの密かな希望、叶えて差し上げるにやぶさかではありません。

そして、チンボテを淫欲都市にするのが当地を統治する有効手段であろうと悟った私としても、こうした通商局からの助言や指導は受け入れてしかるべきだったのです。

（有能なおかたをぺるー政府がおよこしになって、ほんとうにたすかりますわ…）

（いえいえ、厄介払いされただけですよ…）

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で、話をヌエボ・チンボテとサマンコ村の保養所建設の時点に戻しましょう。

現在、チンボテ地区に収監された偽女種たち。

懲罰偽女種や指導偽女種といった、痴女皇国の分類で言えば全員が懲罰偽女種扱いの建前です。

しかし、私の従者たるチンボテ52-6919号のような「本当は指導偽女種」も存在するのですが…。

で、チンボテ独自か、または離魔悪所でも採用されている独自の偽女種分類。

まずは労働偽女種。

男に混じって働かされる偽女種で、厳しい懲罰を受けた者がこの地位に落とされますので、罪環等級色は黒。

すなわち、最底辺です。

ただし、少年たちと揉めても困りますので、基本は少年と分けて労働や起居を行います。

そして、労監偽女種ろうかんおかまの存在があります。

この労監偽女種から二人卒以上となって、普通の少年では勝てなくなります。

ただし、労監偽女種は少年たちから精気を搾り取るために労働偽女種を指揮するだけでなく、自らも口と尻穴を使って、少年たちのちんぽを咥え込み精液を搾り取らなくてはなりません。

労働偽女種ばかりに任せていると、自らが労働偽女種の地位に逆戻りさせられるか、離魔悪所送りとなるのです。

ええ、離魔の悪所におる偽女種、このチンボテから配転されて送り込まれる理由、だいたいこれです。

チンボテで労監偽女種をやった際に過失やサボタージュをやらかしたあげく、離魔行きを申し渡される事がほとんどなのです。

そして労監偽女種の間に、勉学や職業訓練を受けて自己研鑽に励んだ者や、連邦世界である程度の知能職技術職に就いていた者たちが少年化されたり偽女種化された場合、労監偽女種の更に上の地位を与えられるのです。

それが、主計偽女種しゅけいおかま。

これはマリアヴェッラ陛下いわく。

（日本の刑務所で言う掃夫そうふ、元来は文字の通りに掃除夫の役目を負った者なのですが、ここでは獄吏…刑務官を補助する上級犯罪者同様に、チンボテの街の統治に必要な庶務雑務を担当する立場になるのです）

では、52-6919号のような知能偽女種ちのうおかまとはいったい。

これは、東方聖母教会で言う輔祭ほさい…聖母教会の副責任者に当たる地位までの昇格も可能な存在と見なされた偽女種の職務称号となります。

つまり、チンボテ支部なら、支部行政局のデスクワーク…特に会計出納業務すら任せられる部類の職務分類資格を得たものたちなのです。

ここまで出世すると、罪環等級色は金色か銀色となりまして、痴女皇国本国罪人寮の上級罪人とさほど遜色のない地位待遇が与えられます。

では、どんな待遇か。

私相手はもちろんのこと、イオキベ様の尻…すなわちおめこにちんぽを突き立てるのみならず、クレーゼ様のちんぽを咥えて射精を受ける栄誉に浴する事ができるのです。

「え？それって単なる性欲処理奴隷じゃないの？」と思った方。

私の話を思い返してください。

クレーゼ様は聖院金衣経験者であり、通商局長の今でも金衣同等の権力と能力を有する立場の方です。

その、クレーゼ様と迂闊に性交するのは、たとえ百人卒の位を与えられた上に、実質的には千人卒痴女種を偽女種状態に変えた指導偽女種である52-6919号であっても、過剰な下賜精気の奔流を受けてしまうことになるのです。

つまり、クレーゼ様と下級の痴女種が性交する事自体、そもそもは死の危険が伴う話なのです。

それを許されているということは、クレーゼ様が手加減するか、はたまた白金衣なる金衣専用特殊制服の能力で、52-6919号の限界を一時的に引き上げるか、どちらかの処置を実際に必要とするのです。

お分かりでしょうか…そして、イオキベ様やクレーゼ様のような本宮の幹部をお相手出来るということは、罪環の残り刑期判定審査にも有利に働くのですよ…。

銀色や金色罪環装着者や、同等の処置を受けて聖環が罪環モードで動いている者は、現在の残り刑期を気にしなくてはならないようになるのです。

で、この52-6919号、実は刑期満了者ですが、事情罪人の申請を自ら出して、敢えて私の家畜である立場を継続することを選んでくれたありがたい存在なのです。

その際に、懲罰偽女種に見える制限を取り払われておりますので、女官から見れば聖環表示で指導偽女種を示す…更には私の侍従秘書役であり、交代制となりますが牝豚扱いの黄色制服を着用した罪人女官を常時、与えられている立場ですらあるのです。

ええ、偽女種でも出世すればこうなれるよという見本の一人でもあるのですよ、この子…。

そしてルントゥ副支部長に付く偽女種のチンボテ52-7911号と２人１組で動く事も多いのです。

で、ルントゥ副支部長、ケチュア語で卵という意味をお持ちの女性です。

つまり、淫化の太陽処女「だった」人です。

ええ、現在は月乙女であり、かつ…チンボテとヌエボ・チンボテの苗床を合同管理する責任者でもありまして、IFFステータスはそちらの役職の方が重視された内容となっておりますね。

Runtu ルントゥ Ten thousand Suction (Limited hundred thousand) 一万卒（限定十万卒）Slut Visual. 痴女外観 Red Rosy knights. 赤薔薇騎士団 Peru branch, South-America Americas Regional Headquarters, Imperial of Temptress. 痴女皇国米大陸統括本部南米行政支局 qullqimanta caballerokuna 白銀騎士団 Chimbote Wawakuna qhawana wasimanta kamachiq, Imperial of Temptress. チンボテ苗床施設管理部長

そう…女性罪人を管理する必要もあって、このチンボテでも苗床の運用が始められておるのです。

理由は、マンコラや離魔とはまた違った傾向の人を産み出す場所となる可能性を持たせたいのもさりながら、このチンボテの勤務経験者は一定の知育水準や倫理水準をクリアしていない場合は、他の苗床…特にマンコラの苗床で処理しない方が良いであろうとされたためです。

（そりゃ、そうですわよね…あたくしでも罪人出身の女官はマイレーネに依頼して徹底的にしごき上げさせておりましたのに、今の淫化の状況を考えたら離魔はもちろん、マンコラのおんなのこたちといっしょにするなんてとてもとても）