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小作は木を切る・尼僧尊(あまぞん)林業ものがたり・5.4

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皆様まいど。

わたくし罰姦ばちかん聖母教会の司祭リリアス、まだこの名前ではなく東方聖母教会の輔祭ほさい50-369号であった時のお話が続いております。

さて、前回は現状こその小教会という風情のアル=キラン聖母教会、今後は大きく発展していく予定であることが明らかとなりました。

で、その発展を見越しての荘園労働者候補…不妊治療を名目に送られて来た中年夫婦を若返らせた洗礼儀式の続きをお話しさせて頂きましょう。

では、どうぞ…。

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「司祭様…せっかくの申し出ではございますが、わたいは亭主の逸物ちんぽを求めようと思いまする…あんた、あんたはどうすんだいっ」

「し、しかしだな、司祭様も輔祭ほさい様も見ての通りのお姿だろ…据え膳食わぬはなんとかって言うじゃねぇか…」

「あたいも同じようなもんだろっ」と、我々の間に割って入り、股を開く奥様。

…つ、強い…。

旦那様にお聞きしたいのですがね、元々こんな方なんですか、奥様。

黙って頷く、旦那様。

ええ、その顔に浮かぶ悲しみの色。

そして、この地…アル=キランまでわざわざ来た理由も、それなりでした。

はい。担当の方…コンスタンチノープル方面のえらい人から、その理由を伺ってみましょう。

(正直、小作化推進政策の犠牲者というべきか…)

(自作農で未婚者や独身はもちろん子供いない既婚者でも重税を課すよう、鯖挟さばさんど国に圧力かけて決めさせたからね…)

(だって聖母教会に農作業代行してもらった方が収穫上がるし…)

(あ、中東支部と東欧支部、行政支局化の準備が進んでおりますよ。詳細をお話し出来るのはもう少し先になると思いますが、私シェヘラザードか乳上のどちらかがこの辺の事をお伝えする役目を頂く事になるでしょう…)

(ですから私アルテローゼの担当地域はもちろん、イラクやクウェートの辺りもかなり様相が変わるかも知れません。今しばらくお待ちを…)

どうやらコンスタンチノープルに、東欧支部蝶様がお越しであったようですね。

まぁともかく、課税です。

現状では鯖挟国も、その徴税を聖母教会に委託しております。

そして所帯者や子作りを支援する政策を打ち出しておる関係で、独身や子なしの所帯には厳しめの世情となっておるのですよ…。

(淫化でもコイリュル妃が画一的な人作り子作りの危険を懸念しておったようですが、事情は我らとて類似。決してアトスで産み出される子ばかりが子にあらずとしておく方が良いとされたのです)

(この辺りは中東と東欧で少しばかり事情は変わるのですがね、まぁ、東欧でも世帯を持たせるようには図っておるのですよ…)

ふむふむ。

そしてアルテローゼ様とミルチャ様、シェヘラザード様とメフメト様はものすごく真面目にお話をなさっておられますので、このお話でありがちなではない事を断言しろと言われました。

(それはこの後)

(しぇへらざーどさまぁああああああああ…)

まぁともかく、この夫婦者がはるばるとこの地にまでやって来た理由ですよ、理由。

で、彼ら…特に奥様の言い分、こうです。

どのみち子がいないと税金取られるのであれば、どうせ小作人になるなら子供を授かれるように聖母教会にお願いしてみようじゃないか。

それに噂じゃ、働かせるためでもあるんだろうけど、若返らせてくれるらしいよ。

そして、昔は聖院で要・お布施ですがその手のことをやっていたのを知っておられた奥様が、旦那様を引っ張って近くの聖母教会に相談したところ、小作人や労働者を募集している教会があって大歓迎、絶対に見捨てない食いっぱぐれはないと身請けを引き受けてくれたそうです。

つまり、そこ経由でクウェートの基幹教会からの紹介者として来たのです。

(ただ、向こうもそれなりに多忙なので、ここまで送るダンケ号を出せるのが早くて今日の午後だったようなのですよね…)

でね、奥様が旦那様を「真っ先に尼さんたちに行くな、先にオメコするならあたしだろ」って引き止めてる理由。

何も、尼さんとするなって言ってるんじゃないんです。

(普通の女が相手なら殴り飛ばします…ですが、聖院の方は普通じゃない、寄進の代わりに奇跡が起こせるってのを知っておりますからねぇ…そちら様も、わっちらにご利益を授ける何かがあるからお申し出になってるんでしょうし…ただ、この場はどう見ても、わっちにちんぽこを入れさせる方が良いように思うのですよ…わかるかいっこの色ボケ亭主っ)

なかなかに鋭い奥様ですね。

要は、このご夫婦を若返らせてたり、股を開いても元が取れる何かしらの事情、聖母教会こっちにあると推測しておられるのです。

そして、一見して私たちが誘っているようで、実は旦那様に対して、奥様に行け行けそっちにしろと誘導していたのもお察しでした。

ええ、私も司祭様も、わっざわざチンポ出してたんですよ。

ええか旦那さん、わしらはチンポもあるわけやん。

確かにその下のオメコ、濡れてぱっくり開いとるで。

せやけどな、わしか司祭様に行ったら後で一生後悔する上にやな、オメコした後にこのチンポでえらい目に遭わされても知らんで。

これを暗に言外で匂わせるために、我々は敢えて、チンポを勃起させて若返った亭主を誘ったのです。

(そりゃ気付きますよ…尼様方、この極道もんが色香に迷わんように、敢えて逸物を出して頂いておったのでしょ?)

うぉ、さすが奥様。

そうです。

この、若返ったのみならず、オメコ用に新しくされたご夫婦の体の試運転相手を旦那に選ばせる行為、実はとても厳しい試練だったのです。

そう…旦那が司祭様か私を最初の相手に選べば、その後で色香に迷ったとみなされて偽女種化まっしぐら。

そして奥様は女官として今後の保養所勤務に備え、研修に入る話になるところだったのです。

で、そうなった場合、最初はともかく、後で絶対に離婚の話にも繋がったでしょう。

いわんや最初にこの教会に来た目的である子作りのための若返りのはずが、そんな体たらくでは子作りなど、絶対に叶わなかったはずなのです。

無論、我々が奥様に種付けするなど容易な事です。

それも、産む機械とやらにすることすら簡単な話。

更に旦那に至っては、種馬状態の偽女種にすれば、1日に10人は余裕で種付け、可能。

ですが、それをやると産まれるのは汎用精子や卵子を用いた、いわば私のような標準女官とか標準尼僧とか言われる、特徴の薄い身体なのです。

そして、その手の妊娠で産まれた標準型児童…東方聖母教会管内であれば、アトスか人民文化科学宮殿送りになり、親から引き離されて育つのです。

そう…先ほども申しました、世帯持ち優遇政策。

このあおりで聖母教会に来てるのに、先に嫁さんに行ってもらう方が我々教会側もありがたいのです。

ただ、この旦那様が選択をしくじっても、我々としては荘園の人員充足や精気授受成績は大きく下がる事はないし、とりあえず人が二人増えた分の何がしかを得る事は出来るのです。

これが、私が言っておった「最悪どう転んでも教会は損しない」理由です。

しかし、目先の精気授受量ではなく、後に繋がる人への投資として考えるならば、この夫婦には夫婦としてここに住んでもらって子作りに励ませる方が良いのです。

精気収入については、教会荘園ならば安息日の礼拝でなんとでもなります。

そして、奥様にもを持ちかけるからにはと、我ら尼僧と旦那様が関係を持つのを容認させることも可能でしょう。

いえ、カランバカでは実際にそれをさせておりますし、その実態運営についても研修過程で関わりました。

ですから、司祭様のみならず、この私もノリノリで「旦那さんはさっさと嫁はんとオメコせぇや」という態度を口に出さずとも全身から発しておったのです。

そんな訳で、半ば自分の意志決定の権利を奪われたような旦那様…本来の試練になってないような気もしますが、とりあえずは奥様にお任せして、堂役輔祭どうえきほさい尼僧に命じて夫婦を宿舎に戻させます。

まぁ、奥様も若返っただけではなく尼僧類似の助平な体型になった上に、助修士用尼僧服…あるばいと服とも申すあれを着用されていますからね。

じきに、宿舎の一室からが聞こえて来ることでしょう。

で、私のみならず司祭様の懸念、お分かりでしょうか。

量産型だけではまずい。

この認識が痴女皇国の女官の共通懸念となりつつあったのです。

そして、千人卒以上の幹部のみならず、聖母教会他の現場で俗人たちと触れ合う機会の多い者ほど、この懸念を強く持っておったのです。

ところで、量産型って何なんですか。

と思ったところ、とんでもないお方から唐突にお答えが返ってきます。

ええ、マリアリーゼ陛下直々の心話です。

(端的に言うとダンケ号。あれ作ってる工場、希望するなら岐阜の生産委託先かNB三河監獄社の工場を見学させてあげるけど、本当にお菓子工場とか大きいパン屋どころじゃない速度でポンポンと車が完成して行くんだよな…)

えええええ。

確かにあの箱型荷車、今や聖母教会あるところに絶対に最低1台はあれか、またはぱちもん号とかいう似たものがありますし、メテオラにもカランバカにも数台いましたけどね…。

ちなみについでなのでマリアリーゼ陛下、ちょっとご質問が。

(はいはい。何かな)

この教会にもダンケ号が1台ありますけど、まさか私が運転とか。

(千人卒以上は基礎運転試験合格必須なんだよな…うん、時間があればそこの教会の主きょ…いや、さんに練習させてもらっといて)

ええ、下っ端も下っ端の私が雲上人にこうしてお聞きするのも何なのですが、痴女皇国ではこうして雲上人と会話する機会、まれによくあるそうです。

そして、こう言う場合は大概、私なら私が今おるアル=キラン教会、痴女皇国本国が何らかの重要事業や業務で看視している証拠なので慎重に仕事をしろ、とメテオラでお聞きした記憶が。

(ああ、保養所の件もそうなんだけど…それとさ、さっきあなたたちが言ってた世帯持ちと子作り推進の件だな…うん、そういう事にしといて…)

何か、他にありそうですね。

(アリ…さん、この子鋭いな)

(へーか。へーかにも369号の資料、アルテローゼ様から経由でお送りしましたでしょ…それはいいのですが、東方聖母教会の初代聖母様像については…やはり、ベラ子陛下の疑獄なのですか…)
https://x.com/725578cc/status/1761653147519598746?s=20

(証拠不十分って事にしといてくれ。あと、あいつの昼飯は当分フランス料理固定だ。本当は黒バリカンか、さもなきゃスクルドさんのはさみで散髪したいんだけどな…)

(シェヘラザード支部長、アルテローゼ支部長ともに早急な電動化を推進頂ければ不問にしたいと)

(だよねぇ、あの二人ならベラ子しばくより恩を売るよね…あと、おばはん…ジーナ母さんも二人がそう言うなら仕方ないって言ってるし、まぁ1週間以内にはそっちの教会にも聖水洗礼装置のユニット更新工事担当者が行くと思うからさ、よろしく頼むよ)

どうやら、先ほどの洗礼式で使用した、聖母像背後の洗礼用聖水噴射装置。

元来はこの教会においても、あんな間抜けな手押しポンプ方式の装置ではなく、もっときちんとした装置が聖母像の背面に接続されるようなのですよ。

(あの聖母像のちんぽ部分は単なる聖水の通路と放水口でしかないから、背面の接続コネクタと洗礼装置をサクッと取り替えたら済むよ。電気配線はその教会…うん、来てるから試運転含めても10分以内には作業が終わってると思うし、それまでに新規の洗礼の予定は入ってないよね?)

ですね。今のところあの儀式の予定はなかったはずです。

(どうしても挙行する場合は悪いけど、従来の方法でやってあげてよ。あとさ、さっき司さ…にしばかれてた指導偽女種ちゃん、いたろ。あの子、見せしめ懲罰にかけていいよ。余った女体化聖水があれば、リリ…369号ちゃんの昇進ネタにできるだろ)

(ははぁっ。陛下のお心のままにっ)

えええええ。

突如、下されるとんでもない懲罰指示。

(だってこれからそこ、保養所化するんだしさ、女官もいるじゃん。ただ、その子をカランバカに戻すか、そのままアル=キラン勤務とするかはに任せるよ。適切な判断を頼む)

(りょりょりょ了解いたしましたぁっ)

で、切れる心話接続の後。

マリアリーゼ陛下の気さくなお言葉とは裏腹に司祭様、めっちゃ緊張してましたしね…。

(369号…私は実のところ、純然たる中東支部出身の人間ではない。これは知っておりますね)

(ええ、アトスのご出身であると)

(ふふふふふ…実は私、名前を隠しておったのですよ…私が汗をかいておったのは、マリアリーゼ陛下がその辺をポロッと漏らしかけておいでだったからなのです…)

え…では、もしかして真のご身分はもっとお高いとか。

(正解です。輔祭ほさい…いえ司祭、ここに)

で、偽女種を縛り上げていた輔祭様…いえ、司祭服の上に、司祭の証たる勃起チンポを見せながら現れたのは、司祭様と瓜二つのお方です。

(はっ、主教様…実はですね、私がここの真の司祭だったのですよ。で、こちらの、見た目は私と瓜二つに化けておられたのです)

でえええええ。

そんな事が出来るのでしょうか。

「ほれ。私の姿に見覚えはありませんか?」

と、次の瞬間。

のわぁあああああああ。

ええ、ある意味で見知ったお顔とお姿が。

Ariadiene (Juana Naydenov ) アリアディーネ Hundred thousand Suction(Limited Million )十万卒(限定百万卒) Slut Visual 痴女外観 Purple Rosy knights, Imperial of Temptress. 紫薔薇騎士団 Middle East Branch. 痴女皇国中東支部 Our Lady of Athos Kilisesi Başkanı, President of Our Lady of Athos Church. アトス聖母教会修道院長

そしてですねぇ。

目の前に忽然と現れる、かつての上司…というより、所属教会の長。

ええ、私からすればマリアリーゼ陛下ほどではないにしても、十分に雲上人も雲上人の部類なのです。

Eszterene (Eszter Dinastia) エステラーネ THundred thousand Suction(Limited Million )十万卒(限定百万卒) Slut Visual 痴女外観 Purple Rosy knights, Imperial of Temptress. 紫薔薇騎士団 East Euro Branch. 痴女皇国東欧支部 Our Lady of Meteora'nın Başkanı, President of Our Lady of Meteora Church. メテオラ聖母教会修道院長

「久しぶりですね369号。直接には話す事はほとんどありませんでしたが、あなたがこのアル=キランに配転される件、我ら二人関わっておったのです」

そうです、このお二方は私の生誕と尼僧としての修行の場の長。

直接にお話などとてもとてもなのですが、かと言ってそのお姿を知らぬ訳がないのです、私としては。

「で、私たちは中東支部、そして東欧支部の行政支局化に伴う事前準備のために紫薔薇騎士団に臨時編入されていたのですよ。紫薔薇の場合、簡単な変装能力を与えられますのでね…」

ふむふむ。

そして、私たちが気づかぬ間に、正規の司祭や輔祭と入れ替わっておられたと。

(それと、これは余談ですが我々はそれぞれ、コンスタンチノープルとブカレストに実質的に配転を受けた状態なのです。公式のステータス情報に反映されるのはもう少し後なのですけどね…これは本来の身分を隠して活動するためでもあります)

つまり、お二方とも実際にアトスやメテオラの長より更にご出世なさった状態のようです。

ただし、今この時点でそれを明らかにするのはまずいのでしょう。

まぁ、雲の上のお話なので、私はその辺を突っ込まないでおきます。

しかしですねぇ。

突っ込みたいと言いますか、突っ込めって言われた件がございます。

それも、ついさっき。

そして、それを私に命じたも同然の方、誰あろうマリアリーゼ陛下です。

「もちろん、挙行します」

「善は急げ。司祭、東方聖母教会主祭2名の名に於いて、ここな輔祭50-369号の幹部候補司祭昇格を発議しますがよろしいか」

「お二方のお心のままに…」

「というわけで369号。あなたは今より、正規の司祭について司祭登用教育を受ける立場となります。ですので、正規司祭登用に必要な資格試験自体は追って受験頂く事になりますが…」

「とりあえずは司祭の力量に相応しいか。そこの偽女種を使って試しますよ」
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