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いけない雅美先生・淫化の変態雄娘治療編・6
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「あんぎゃあああああああ!」
「ひぃいいいいいいいいい!」
突然、パチャカマック神殿の近くで響く絶叫。
何事なのでしょうか、一体全体。
わたくしコイリュルが、痴女皇国南米行政支局・離魔支部こと淫化帝国のパチャカマック神殿最上階にある支部長室で何事、と立ち上がるほどの大声でしたから…。
----
で、暫くすると、髪の毛が未だ濡れたままの人物が2名、離魔支部長室にお越しになります。
…一人は淫化黄金騎士団の制服、もう一人はオレンジ色の独特な騎士団制服の痴女種騎士女官。
いえ…一人は、耳の形でえろふと言われる、リュネ族神官とわかります。
そして、顔をよく見るまでもなく、ついこの間までの私の上長だった方です。
「あの…エマネ様、一体全体何をどうなさったのですか…」
「って言うかさ…コイリュル…ベラ子陛下や聖母様からお聞きしたんだけど、クシーはどうなったのよ…」
ええ、今にも私の胸元か肩を掴んで揺すぶる寸前。
「まーまーえーちゃん、とりあえずちょっと落ち着こ、な」
で、橙色の騎士団服の方、こちらの方も存じ上げております。
最近は南洋支部付け行政顧問だの、球根詐欺支部監督顧問だのと、肩書きを色々持たされて困っているとかおっしゃる、痴女皇国離魔支部租界担当部長のマルハレータ殿下です。
しかし、その騎士団服姿、私は拝見しておりませんでしたけど。
「ああこれな、南洋王国橙騎士団服。球根詐欺本国の橙騎士団とはちょっと意匠が違うんですわ…で、エマネ陛下…えーちゃんが飛んで来た理由ですけどな」
「いやその…クシーが変な性癖に目覚めたと聞いてね…で、当のクシーは今、どこなのよ」
「プクヤーナ神殿の剣技実技授業ですよ…講師の当番で出向いております」
「了解了解。いやね、こっちに来た話が2つあって、1つは私の母親いてるでしょ、メマーラ。あれ、最終的には炸砕岩満神殿戻しの裁定受けたんだけどね、ジャムジュナ妃の件はこっちに伝わってるかな…」
で、ばってりーの蒸気をすーはーと吸引しておるエマネ様ですが。
「そりゃ、マルちゃん抱えて不倫垢から離魔まで最速で飛んで来たんだから、息切れも起こすわよ…」
ちなみに不倫垢から離魔、エマネ様だと1時間くらいで到着するそうです。
で、何故に濡れているのか。
エマネ様。
「ええとね、私やイリヤ叔母さまが最速で飛ぶと、翼からそれなりに魔毒が出ます。そして、マルちゃんも汚染されます。んで、例の苗床直行天窓を開けてもらって、とりあえず私とマルちゃんはそこに飛び込んで浸かりました」
ええ、パチャカマック神殿の地下の苗床の間。ここに直接出入りできる穴というか煙突のようなもの、神殿の一角に開いております。
ただし、普段は過剰な魔毒流出を防ぐために蓋で覆われている上、飛べる神官でないと、普通はあそこから入れません。
「で、全速力で飛んで来た翼持ちの神官は、とりあえず苗床に漬かって魔毒抜いてから神殿来い、話はそれからやという穴ですからな…」
拭き布で髪の毛をごしごしやりながら、エマネ様の抜いた剣からぼぼぼぼぼ、と出ている炎で体を乾かしておられるマルハレータ殿下ですけど。
その剣…火を出しても魔毒、溜まるのではないでしょうか。
「まぁまぁコイちゃん、とりあえずね、クシーを変な趣味に目覚めさせざるを得なくなった理由、マサミさんたちに聞いたけど…」
「一言で申し上げましょか。目覚めたんですわ、クシー王子は…」
何に目覚められたのでしょうか。
「ええ、偽女種の道に…」と、私の方をチラチラ見ながら申されるマルハレータ様。
(いや、責めてるわけちゃいますねん。特にワイの部下でレオノールっちゅう、少年を怪しい道に引き込む達人を知ってるだけに…)
(マルハレータ殿下…あれはセニョーラ・オリューレの手口を参考に)
(マルハレータとレオノール。あれはベラ子陛下直伝。決して私が不埒な振る舞いの鼻祖であるかのごとく喧伝しないように)
(これこれ皆さん、まとめて泣かせますよ。あたしがおじさまやベテハリ君に女装を試みていたのはジーナかーさまや雅美さんからの痴識を受けてのもの)
(あんなぁベラ子…うちの時、クリスは嫌がってたんやぞ…わかっとんのか…)
(ベラちゃんも自分がやらせたいからクリスくんやベテハリ君に要求してたんでしょうが…)
しかし、マサミ様の痴識によれば、比丘尼国でも男児は成人まで女装させるとかありました。
もっとはっきり申し上げます。
タワンティン・スーユ…即ち4つのまとまりという意味の淫化語で我々淫化人が申します淫化帝国、未成年は大人になる儀式を経ないと男扱いしてもらえなかったのです、昔は。
(ただ、今は積極的に大人になってもらう方向で行ってますからなぁ、あの、何やいう成人の儀式も、今や積極的に男を大人として育てるためにやるとなったようで)
ああ、、成人儀式ですね。
「あれはねぇ、ワイの第二の故郷と言うべきか…南洋王国の各地でも似たようなこと、やっとったんですわ。例えば、茸島のポトンギギいうて犬歯を削ったり、ファフォンボいうて、ベラ子陛下より高い…アレーゼ様やマイレーネ様のムキムキ状態くらいの高さの石を飛び越えるとかね」
「今は慈母寺での成人認定方式に統一したんだっけ」
「で、そのエジャクラシの儀式の淫化版が、太陽乙女の認定式になっとるはずやで」
そ、そうなのですよ。
今までは何人もの屈強な大人の戦士と戦って立っているとか、女の私からしても結構な無茶を言われているんだなぁと思っておったのが、今度は逆に女を鳴かせ孕ませれば男として認めるとか、随分と方針が変わったものです。
例えば私共の着ていた衣服。
今では、俗民を意味するとして俗地でのみ見られるようになりつつあります。
かつては着込まないと暮らすどころか生きてすらおられぬ山々の中でも、裸同然に尻を剥き出しておれるようになったのです。
そればかりか、女や男をことさらに誇示する風潮が広まっております。
淫化伝統の貴人衣料や俗人の布こそ識別のために纏う場合がありますが、基本は痴女皇国から支給された七色の虹の色の服とも下着ともつかぬものの上に身につけます。
「しかし、淫化人ではないクシーが変な趣味に目覚めても、あんま影響ないんちゃうん、えーちゃん」
「いやいや、これがリュネなら国王直々の譴責ものよ、本当ならね…ただし」
(剣聖級のクシー王子ならば多少の変態趣味や性癖、見逃されるか、むしろ戦士たちの指揮を上げるとして時の王が認めたかも知れないわね…だってリュネの歴代剣聖、ほとんど女のはずだもの)
ああ、なるほど…必ずしも力強い男が軍勢の頂きにあるわけではないのですね。
そう言えば、エマネ様も筋肉こそついてますけど、明らかにおなごの身体です。間違いなく。
(ただ、ファロの使い方は男以上もごもごもががががが)
「それもクシーの矯正理由になってるのよ…」
そう、このコイリュル…エマネ様とはあまり助平な行為をしない方がいいという診断も出されてしもうたのです…。
それとですね。
そもそもエマネ様が不倫垢に行かれておる理由。
不倫垢支部の立て直しどころか、下手をするとクシーではなく、淫化の方のクシ皇子を従者として、公式の不倫垢支部長に任ぜられる可能性すらあるそうです。
「なんせ乳母湖の水産資源やら水上運送で栄えたもう一つの街…不能が管轄に入るからね、あそこ…」
https://x.com/725578cc/status/1737741962135167009?s=20
この、港町の不能から堀尻悪の鉱山の町であり、チンボテ同様に男児をおなご日照りにしておめこに飢えさせている政策を取っている乱破巣、ここまでの道も欲しいには欲しいと申されるエマネ様とマルハレータ様。
この辺り一体から取れる作物やら魚やら石、そして活きが良く乱破巣での仕事とおめこ日照りに耐えた男児を活用するためにも、少なくともクスコから不倫垢、そして不能までの道のりを整備なさりたいようですね。
「ただな、淫化…つまり南米行政支局全体の開発状況を考えると、えーちゃんをいつまでも不倫垢に縛っとくのもどうかという話もあってですな…」
と、渋い顔で言われるマルハレータ様。
要は、エマネ様を痴里に送り込んで支部整備をしたいという挿入器具の意向があるようです。
そして、これは私を離魔支部長として一本立ちさせたい、アスタロッテ南米行政支局・副局長の意向でもあると。
アスタロッテ様は月乙女…リュネ出身の方々が言われる魔族の出身ですが、その見識と統治のお力が買われて、淫化皇帝チャスカ様を助けて今の淫化を実質的に仕切る立場にまでなっておられます。
(ちなみに私の副局長止まり、イリヤも原因なんだ。あいつがもうちょっと色々と出来れば苦労はないんだけどな…)
(確かに、イリヤ様の立場だと支局長以外の地位は与えづらいものがありますが、かと言ってご本人様にそれをさせると色々と…)
(淫化黄金騎士団長で手を打たせた。ぱそこんを触らせるのが奴には効くから、逆らったら試してくれ…)
はぁ。
るっせぇロッテ殴るぞてめぇだの、苗床に漬けるぞだの言い合っておられる雰囲気もしましたが、まぁ、クスコのあれこれは私が直接介入できるものでもございません。
しかし、エマネ様があっち行きこっち行きされますと、私としても困るものが。
「私としても困るのです。淫化尼僧尊の統治担当者がいないからと、尻出国からの出向がなかなか解けぬ件で海綿菓子支部からも話を聞いて来いと言われておるのですが」
「しかも元々の淫化の後見支部であったからと、はるばる淫化の地に派遣されましたが…エロアーネ殿と出家名が被っておる件でも我ら双方、困っておりまして…」
Eloáne (Betina Constança) エロアーネ Thousand Suction (Limited Ten thousand)千人卒(限定万卒) Slut Visual 痴女外観 Red Rosy knights, Imperial of Temptress. 赤薔薇騎士団 Iquitos branch, South-America Americas Regional Headquarters, Imperial of Temptress. 痴女皇国南米行政支局・絶頂都市支部長 Roupas que mostram sua bunda os cavaleiros, Sucursal em Portugal. 尻出騎士団
Elodia de Álvarez エロディアーネ Thousand Suction (Limited Ten thousand)千人卒(限定万卒) Slut Visual. 痴女外観 Red Rosy knights, Imperial of Temptress. 赤薔薇騎士団 South-Euro Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国南欧支部 Caballeros femeninos de españa. スペイン王立婦人騎士団
(とどめに両方とも、所属支部の仲を反映して微妙に微妙に微妙に仲が悪いんよな…)
(そもそもポルトガルとスペインって国、隣同士なのに仲がよくないらしいわよね…)
「ええと、お二方。淫化…というより南米行政支局に対する不満であれば、それこそ挿入器具市で申して頂きませんと…」
と、ムジヒに告げる私ですが。
「いやその、それが…中米行政支局・離魔租界支部長が今のところの淫化の窓口だって言われまして」
「オリューレ顧問がいらした時はクスコで話が通ったようですけど、今は南洋にお帰りになられましたからね、顧問…」
(誰や、ワイを淫化の窓口にしたんは…)
(マルハちゃん。明日輝や魔屋、即ちメキシコなどを中米行政支局扱い支部にしようかという話すら出ている昨今、淫化の人材が育つまでは他支部の支援は必須なのです…)
(ワイがさまよってるのをベラ子陛下も見たいのですか…ですからワイは球根詐欺人であってオランダ人とはちゃうんですけどっ)
(同じようなものですっマルハちゃんもオランダ語ネイティブスピーカーでしょっ)
そうそう、お名前こそ似ているエロアーネ様とエロディアーネ様ですが、着ているものは全く違います。
エロアーネ様が緑と黄色、エロディアーネ様が赤と黄色の装いなのです。
で、お二人が離魔にお越しになっている理由。
元来の痴女皇国統治区域からお越しの女官の方、当たり前ですが淫化の魔毒に対応しておられません。
(百万卒以上は行動制限がなくなるんですけどな…)
で、時々は淫化人、またはリュネ世界の方の精毒を入れる必要があるそうです。
流石に山の彼方の絶頂都市や、痴里支部が設けられた聖痴悪誤には翼なしの人の配属は困るのですけど、そうも言っておれぬ事情があります。
まず、絶頂都市。
ここは淫化の領土ですが、その街まではまともな道が通じておりません。
挿入器具市、またはこの離魔から暗死山脈を越える街道を進み、尼僧尊川の上流で船に乗って川下りする必要があるのです。
そして聖痴悪誤。
有り体に申しまして、痴里の沿岸の港…楽園絶頂などの港から、船に乗って北上するのが一番手早いのです、飛べぬ者ですと…。
こんな状況ですから、この二支部については転送門なるものが設けられました。
しかし、なぜにその門、挿入器具市の炸砕岩満神殿に繋いで頂けないのか。
(両方とも俗界支部だからだよ…神界支部の不倫垢はまだこちらに繋いでも良いと思うのだが…)
そう、魔毒汚染が厳しい神界…暗死の山々に所在する支部とは扱いが変わるのだそうです。
そして、このお二方が離魔に来ておられるのは単なる苦情申し立てだけではなく、魔毒対策もあってのお話。
この方々への魔毒対策、どういう訳か私もする必要があるようなのです。
という訳で、役割分担としては、エマネ様がエロディアーネ様、私がエロアーネ様に突っ込むことになります。
ええ、ファロを、です。
(正直、クシーからは言われてるのよ…コイリョルは男役の方がいいのではと…)
(エマネ様、それも痴女宮本宮から仰せつかったお役目なのです…)
(まぁ、私が来たからにはその辺の話し合いもあるんだけどね…)
で、私がエロアーネ様を担当してチンポを突っ込んでいる理由。
エロアーネ様が支援のために派遣されている絶頂都市、かなり昔から淫化との交易が存在したそうです。
そして、移住先を探してリュネの方々が尼僧尊川を下って行ったこともあるとも。
で、今の尼僧尊川流域、一時的に遥か欧州の地から海綿菓子国の王様が移り住んで尻出帝国を名乗り、海綿菓子国の関係地域になっているのは私も聞かされました。
そして、効果淫貿易のためにも尻出帝国…海綿菓子支部は私共淫化と協力体制を組む必要があったのです。
で、かろうじて淫化ではありますけど俗界扱いの絶頂都市支部の立ち上げ支援に派遣されているのがこのエロアーネ様という訳です。
(少年に犯されておけば良いとは伺っておりますが、そのための毒素避けを時々貰う必要があるとかで…ああっコイリュル様の土人のファロがぁっ)
ちなみに、海綿菓子国でもチンポはこう申されるそうですね。
それとエマネ様がエロディアーネ様の方を担当の理由。
放っておけば、淫化の地…痴里や離魔は南欧支部即ちスペイン王国が征服していたそうです。
しかし、痴女皇国が介入して征服を諦めさせ、淫化帝国を維持させたとは伺っております。
ですが、スペイン王国の財政問題があり、淫化沿岸で掘って取れる石の類は南欧支部に渡して欲しいとも言われております。
で、南欧支部の求める石の類を積み出す港の管理、痴里支部が扱っております。
そこで、南欧支部から派遣されてきたエロディアーネ様が、痴里支部のお手伝いをなさっている寸法。
ですので、海綿菓子や尻出国と縁の深い目下の私がエロアーネ様、そして南欧支部のエロディアーネ様をエマネ様が犯して精毒を授けるのが妥当であろうとなったのです。
そして、エロディアーネ様はエマネ様の逸物に屈しておられます…。
(まぁ、ベラ子陛下譲りのこのチンポが役立つこと役立つこと…)
(しかし、ポルトガルの方やスペインの方にワイが精液出すのもアレなんですけどな)
ええ、マルハレータ様の逸物の面倒、お二人に見て頂いたのです。
我々は後ろから突いておりましたので。
そして部屋付きの女官に、お二人の逸物の絶頂汁を処理させております。
(うう、暗黒大陸支部の方々といい、土人の逸物は強烈すぎます…)
(エロアーネ、私なんてエマネ様のあれよ…マリアヴェッラ陛下の通常ちんぽと同じ程度らしいのだけど…)
ええ、感じておるのか泣いておるのか、よく分からぬ感想ですね…。
-------------
で、支部のお二人が転送ゲートでそれぞれの支部にお帰りになった後。
プクヤーナ神殿から戻って来たクシーを交えて、改めて話し合いを始める私たち。
「正直なところ、メマーラ母様をサクサイワマン戻しにしてしまったからには、クシーを私が面倒見る方がいいんじゃないかと思うんだけど…それに、さっき言い忘れたんだけど、クシーもいるから言っとくわ。ロッテさん経由で魔王から連絡を貰ったんだけど、ジャムジュナ王妃、再生できるらしいのよ」
え…確か、クシーを産んだ王妃様ですよね、その方…。
(アスタロッテだ。ジャムジュナ妃を疎ましく思うマーモル妃の一派、祖国に送還される裁定が下ったジャムジュナ妃の隊列を私賊に襲わせたようだ…西方領土に入ってからな…)
(なんちゅう卑劣なことを…ロッテさん、それ、本当ですか…)
(ま、気を利かせた魔族もいたということだ…私が直接指示した訳ではないのだがな)
どうやら、私賊もろともお妃様を拉致して苗床に漬けたようなのです。
そして、溶かされた賊はともかく、お妃様は保存されたと…。
「で、やろうと思えばジャムジュナ妃、淫化に来て頂けるのよ。場合によっちゃ、クシーとジャムジュナ妃の子供をリュネ王室の正統な後継にもできるし…で、元々淫化帝国成立前の淫化の王子だったクシ皇子は太陽処女候補でもあったコイリュルの従者になってもらうという筋書きも書けなくはないのよ…」
「うむ…その母様の子である余が母様を孕ませるのもどうかとは思うが、まともな子が出来るのであれば確かにそうなるが…エマネ、問題は余やそなたの事もあるが、余としてはせっかく我が伴侶として尽くしに尽くしてくれたコイリュル。そなたがコイリュルの今後をどう考えるのかも気になっておるのだ…」
「まぁ、クシー様の配慮も分からんではありまへんな。せっかく婚姻お披露目までしとんねやし…」
「そーなのよねマルちゃんにクシー。で、私としては、まずはクシーの希望を聞きたいのよ…果たしてジャムジュナ妃を復活させて、淫化にお呼びしてもいいものかって」
「ひぃいいいいいいいいい!」
突然、パチャカマック神殿の近くで響く絶叫。
何事なのでしょうか、一体全体。
わたくしコイリュルが、痴女皇国南米行政支局・離魔支部こと淫化帝国のパチャカマック神殿最上階にある支部長室で何事、と立ち上がるほどの大声でしたから…。
----
で、暫くすると、髪の毛が未だ濡れたままの人物が2名、離魔支部長室にお越しになります。
…一人は淫化黄金騎士団の制服、もう一人はオレンジ色の独特な騎士団制服の痴女種騎士女官。
いえ…一人は、耳の形でえろふと言われる、リュネ族神官とわかります。
そして、顔をよく見るまでもなく、ついこの間までの私の上長だった方です。
「あの…エマネ様、一体全体何をどうなさったのですか…」
「って言うかさ…コイリュル…ベラ子陛下や聖母様からお聞きしたんだけど、クシーはどうなったのよ…」
ええ、今にも私の胸元か肩を掴んで揺すぶる寸前。
「まーまーえーちゃん、とりあえずちょっと落ち着こ、な」
で、橙色の騎士団服の方、こちらの方も存じ上げております。
最近は南洋支部付け行政顧問だの、球根詐欺支部監督顧問だのと、肩書きを色々持たされて困っているとかおっしゃる、痴女皇国離魔支部租界担当部長のマルハレータ殿下です。
しかし、その騎士団服姿、私は拝見しておりませんでしたけど。
「ああこれな、南洋王国橙騎士団服。球根詐欺本国の橙騎士団とはちょっと意匠が違うんですわ…で、エマネ陛下…えーちゃんが飛んで来た理由ですけどな」
「いやその…クシーが変な性癖に目覚めたと聞いてね…で、当のクシーは今、どこなのよ」
「プクヤーナ神殿の剣技実技授業ですよ…講師の当番で出向いております」
「了解了解。いやね、こっちに来た話が2つあって、1つは私の母親いてるでしょ、メマーラ。あれ、最終的には炸砕岩満神殿戻しの裁定受けたんだけどね、ジャムジュナ妃の件はこっちに伝わってるかな…」
で、ばってりーの蒸気をすーはーと吸引しておるエマネ様ですが。
「そりゃ、マルちゃん抱えて不倫垢から離魔まで最速で飛んで来たんだから、息切れも起こすわよ…」
ちなみに不倫垢から離魔、エマネ様だと1時間くらいで到着するそうです。
で、何故に濡れているのか。
エマネ様。
「ええとね、私やイリヤ叔母さまが最速で飛ぶと、翼からそれなりに魔毒が出ます。そして、マルちゃんも汚染されます。んで、例の苗床直行天窓を開けてもらって、とりあえず私とマルちゃんはそこに飛び込んで浸かりました」
ええ、パチャカマック神殿の地下の苗床の間。ここに直接出入りできる穴というか煙突のようなもの、神殿の一角に開いております。
ただし、普段は過剰な魔毒流出を防ぐために蓋で覆われている上、飛べる神官でないと、普通はあそこから入れません。
「で、全速力で飛んで来た翼持ちの神官は、とりあえず苗床に漬かって魔毒抜いてから神殿来い、話はそれからやという穴ですからな…」
拭き布で髪の毛をごしごしやりながら、エマネ様の抜いた剣からぼぼぼぼぼ、と出ている炎で体を乾かしておられるマルハレータ殿下ですけど。
その剣…火を出しても魔毒、溜まるのではないでしょうか。
「まぁまぁコイちゃん、とりあえずね、クシーを変な趣味に目覚めさせざるを得なくなった理由、マサミさんたちに聞いたけど…」
「一言で申し上げましょか。目覚めたんですわ、クシー王子は…」
何に目覚められたのでしょうか。
「ええ、偽女種の道に…」と、私の方をチラチラ見ながら申されるマルハレータ様。
(いや、責めてるわけちゃいますねん。特にワイの部下でレオノールっちゅう、少年を怪しい道に引き込む達人を知ってるだけに…)
(マルハレータ殿下…あれはセニョーラ・オリューレの手口を参考に)
(マルハレータとレオノール。あれはベラ子陛下直伝。決して私が不埒な振る舞いの鼻祖であるかのごとく喧伝しないように)
(これこれ皆さん、まとめて泣かせますよ。あたしがおじさまやベテハリ君に女装を試みていたのはジーナかーさまや雅美さんからの痴識を受けてのもの)
(あんなぁベラ子…うちの時、クリスは嫌がってたんやぞ…わかっとんのか…)
(ベラちゃんも自分がやらせたいからクリスくんやベテハリ君に要求してたんでしょうが…)
しかし、マサミ様の痴識によれば、比丘尼国でも男児は成人まで女装させるとかありました。
もっとはっきり申し上げます。
タワンティン・スーユ…即ち4つのまとまりという意味の淫化語で我々淫化人が申します淫化帝国、未成年は大人になる儀式を経ないと男扱いしてもらえなかったのです、昔は。
(ただ、今は積極的に大人になってもらう方向で行ってますからなぁ、あの、何やいう成人の儀式も、今や積極的に男を大人として育てるためにやるとなったようで)
ああ、、成人儀式ですね。
「あれはねぇ、ワイの第二の故郷と言うべきか…南洋王国の各地でも似たようなこと、やっとったんですわ。例えば、茸島のポトンギギいうて犬歯を削ったり、ファフォンボいうて、ベラ子陛下より高い…アレーゼ様やマイレーネ様のムキムキ状態くらいの高さの石を飛び越えるとかね」
「今は慈母寺での成人認定方式に統一したんだっけ」
「で、そのエジャクラシの儀式の淫化版が、太陽乙女の認定式になっとるはずやで」
そ、そうなのですよ。
今までは何人もの屈強な大人の戦士と戦って立っているとか、女の私からしても結構な無茶を言われているんだなぁと思っておったのが、今度は逆に女を鳴かせ孕ませれば男として認めるとか、随分と方針が変わったものです。
例えば私共の着ていた衣服。
今では、俗民を意味するとして俗地でのみ見られるようになりつつあります。
かつては着込まないと暮らすどころか生きてすらおられぬ山々の中でも、裸同然に尻を剥き出しておれるようになったのです。
そればかりか、女や男をことさらに誇示する風潮が広まっております。
淫化伝統の貴人衣料や俗人の布こそ識別のために纏う場合がありますが、基本は痴女皇国から支給された七色の虹の色の服とも下着ともつかぬものの上に身につけます。
「しかし、淫化人ではないクシーが変な趣味に目覚めても、あんま影響ないんちゃうん、えーちゃん」
「いやいや、これがリュネなら国王直々の譴責ものよ、本当ならね…ただし」
(剣聖級のクシー王子ならば多少の変態趣味や性癖、見逃されるか、むしろ戦士たちの指揮を上げるとして時の王が認めたかも知れないわね…だってリュネの歴代剣聖、ほとんど女のはずだもの)
ああ、なるほど…必ずしも力強い男が軍勢の頂きにあるわけではないのですね。
そう言えば、エマネ様も筋肉こそついてますけど、明らかにおなごの身体です。間違いなく。
(ただ、ファロの使い方は男以上もごもごもががががが)
「それもクシーの矯正理由になってるのよ…」
そう、このコイリュル…エマネ様とはあまり助平な行為をしない方がいいという診断も出されてしもうたのです…。
それとですね。
そもそもエマネ様が不倫垢に行かれておる理由。
不倫垢支部の立て直しどころか、下手をするとクシーではなく、淫化の方のクシ皇子を従者として、公式の不倫垢支部長に任ぜられる可能性すらあるそうです。
「なんせ乳母湖の水産資源やら水上運送で栄えたもう一つの街…不能が管轄に入るからね、あそこ…」
https://x.com/725578cc/status/1737741962135167009?s=20
この、港町の不能から堀尻悪の鉱山の町であり、チンボテ同様に男児をおなご日照りにしておめこに飢えさせている政策を取っている乱破巣、ここまでの道も欲しいには欲しいと申されるエマネ様とマルハレータ様。
この辺り一体から取れる作物やら魚やら石、そして活きが良く乱破巣での仕事とおめこ日照りに耐えた男児を活用するためにも、少なくともクスコから不倫垢、そして不能までの道のりを整備なさりたいようですね。
「ただな、淫化…つまり南米行政支局全体の開発状況を考えると、えーちゃんをいつまでも不倫垢に縛っとくのもどうかという話もあってですな…」
と、渋い顔で言われるマルハレータ様。
要は、エマネ様を痴里に送り込んで支部整備をしたいという挿入器具の意向があるようです。
そして、これは私を離魔支部長として一本立ちさせたい、アスタロッテ南米行政支局・副局長の意向でもあると。
アスタロッテ様は月乙女…リュネ出身の方々が言われる魔族の出身ですが、その見識と統治のお力が買われて、淫化皇帝チャスカ様を助けて今の淫化を実質的に仕切る立場にまでなっておられます。
(ちなみに私の副局長止まり、イリヤも原因なんだ。あいつがもうちょっと色々と出来れば苦労はないんだけどな…)
(確かに、イリヤ様の立場だと支局長以外の地位は与えづらいものがありますが、かと言ってご本人様にそれをさせると色々と…)
(淫化黄金騎士団長で手を打たせた。ぱそこんを触らせるのが奴には効くから、逆らったら試してくれ…)
はぁ。
るっせぇロッテ殴るぞてめぇだの、苗床に漬けるぞだの言い合っておられる雰囲気もしましたが、まぁ、クスコのあれこれは私が直接介入できるものでもございません。
しかし、エマネ様があっち行きこっち行きされますと、私としても困るものが。
「私としても困るのです。淫化尼僧尊の統治担当者がいないからと、尻出国からの出向がなかなか解けぬ件で海綿菓子支部からも話を聞いて来いと言われておるのですが」
「しかも元々の淫化の後見支部であったからと、はるばる淫化の地に派遣されましたが…エロアーネ殿と出家名が被っておる件でも我ら双方、困っておりまして…」
Eloáne (Betina Constança) エロアーネ Thousand Suction (Limited Ten thousand)千人卒(限定万卒) Slut Visual 痴女外観 Red Rosy knights, Imperial of Temptress. 赤薔薇騎士団 Iquitos branch, South-America Americas Regional Headquarters, Imperial of Temptress. 痴女皇国南米行政支局・絶頂都市支部長 Roupas que mostram sua bunda os cavaleiros, Sucursal em Portugal. 尻出騎士団
Elodia de Álvarez エロディアーネ Thousand Suction (Limited Ten thousand)千人卒(限定万卒) Slut Visual. 痴女外観 Red Rosy knights, Imperial of Temptress. 赤薔薇騎士団 South-Euro Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国南欧支部 Caballeros femeninos de españa. スペイン王立婦人騎士団
(とどめに両方とも、所属支部の仲を反映して微妙に微妙に微妙に仲が悪いんよな…)
(そもそもポルトガルとスペインって国、隣同士なのに仲がよくないらしいわよね…)
「ええと、お二方。淫化…というより南米行政支局に対する不満であれば、それこそ挿入器具市で申して頂きませんと…」
と、ムジヒに告げる私ですが。
「いやその、それが…中米行政支局・離魔租界支部長が今のところの淫化の窓口だって言われまして」
「オリューレ顧問がいらした時はクスコで話が通ったようですけど、今は南洋にお帰りになられましたからね、顧問…」
(誰や、ワイを淫化の窓口にしたんは…)
(マルハちゃん。明日輝や魔屋、即ちメキシコなどを中米行政支局扱い支部にしようかという話すら出ている昨今、淫化の人材が育つまでは他支部の支援は必須なのです…)
(ワイがさまよってるのをベラ子陛下も見たいのですか…ですからワイは球根詐欺人であってオランダ人とはちゃうんですけどっ)
(同じようなものですっマルハちゃんもオランダ語ネイティブスピーカーでしょっ)
そうそう、お名前こそ似ているエロアーネ様とエロディアーネ様ですが、着ているものは全く違います。
エロアーネ様が緑と黄色、エロディアーネ様が赤と黄色の装いなのです。
で、お二人が離魔にお越しになっている理由。
元来の痴女皇国統治区域からお越しの女官の方、当たり前ですが淫化の魔毒に対応しておられません。
(百万卒以上は行動制限がなくなるんですけどな…)
で、時々は淫化人、またはリュネ世界の方の精毒を入れる必要があるそうです。
流石に山の彼方の絶頂都市や、痴里支部が設けられた聖痴悪誤には翼なしの人の配属は困るのですけど、そうも言っておれぬ事情があります。
まず、絶頂都市。
ここは淫化の領土ですが、その街まではまともな道が通じておりません。
挿入器具市、またはこの離魔から暗死山脈を越える街道を進み、尼僧尊川の上流で船に乗って川下りする必要があるのです。
そして聖痴悪誤。
有り体に申しまして、痴里の沿岸の港…楽園絶頂などの港から、船に乗って北上するのが一番手早いのです、飛べぬ者ですと…。
こんな状況ですから、この二支部については転送門なるものが設けられました。
しかし、なぜにその門、挿入器具市の炸砕岩満神殿に繋いで頂けないのか。
(両方とも俗界支部だからだよ…神界支部の不倫垢はまだこちらに繋いでも良いと思うのだが…)
そう、魔毒汚染が厳しい神界…暗死の山々に所在する支部とは扱いが変わるのだそうです。
そして、このお二方が離魔に来ておられるのは単なる苦情申し立てだけではなく、魔毒対策もあってのお話。
この方々への魔毒対策、どういう訳か私もする必要があるようなのです。
という訳で、役割分担としては、エマネ様がエロディアーネ様、私がエロアーネ様に突っ込むことになります。
ええ、ファロを、です。
(正直、クシーからは言われてるのよ…コイリョルは男役の方がいいのではと…)
(エマネ様、それも痴女宮本宮から仰せつかったお役目なのです…)
(まぁ、私が来たからにはその辺の話し合いもあるんだけどね…)
で、私がエロアーネ様を担当してチンポを突っ込んでいる理由。
エロアーネ様が支援のために派遣されている絶頂都市、かなり昔から淫化との交易が存在したそうです。
そして、移住先を探してリュネの方々が尼僧尊川を下って行ったこともあるとも。
で、今の尼僧尊川流域、一時的に遥か欧州の地から海綿菓子国の王様が移り住んで尻出帝国を名乗り、海綿菓子国の関係地域になっているのは私も聞かされました。
そして、効果淫貿易のためにも尻出帝国…海綿菓子支部は私共淫化と協力体制を組む必要があったのです。
で、かろうじて淫化ではありますけど俗界扱いの絶頂都市支部の立ち上げ支援に派遣されているのがこのエロアーネ様という訳です。
(少年に犯されておけば良いとは伺っておりますが、そのための毒素避けを時々貰う必要があるとかで…ああっコイリュル様の土人のファロがぁっ)
ちなみに、海綿菓子国でもチンポはこう申されるそうですね。
それとエマネ様がエロディアーネ様の方を担当の理由。
放っておけば、淫化の地…痴里や離魔は南欧支部即ちスペイン王国が征服していたそうです。
しかし、痴女皇国が介入して征服を諦めさせ、淫化帝国を維持させたとは伺っております。
ですが、スペイン王国の財政問題があり、淫化沿岸で掘って取れる石の類は南欧支部に渡して欲しいとも言われております。
で、南欧支部の求める石の類を積み出す港の管理、痴里支部が扱っております。
そこで、南欧支部から派遣されてきたエロディアーネ様が、痴里支部のお手伝いをなさっている寸法。
ですので、海綿菓子や尻出国と縁の深い目下の私がエロアーネ様、そして南欧支部のエロディアーネ様をエマネ様が犯して精毒を授けるのが妥当であろうとなったのです。
そして、エロディアーネ様はエマネ様の逸物に屈しておられます…。
(まぁ、ベラ子陛下譲りのこのチンポが役立つこと役立つこと…)
(しかし、ポルトガルの方やスペインの方にワイが精液出すのもアレなんですけどな)
ええ、マルハレータ様の逸物の面倒、お二人に見て頂いたのです。
我々は後ろから突いておりましたので。
そして部屋付きの女官に、お二人の逸物の絶頂汁を処理させております。
(うう、暗黒大陸支部の方々といい、土人の逸物は強烈すぎます…)
(エロアーネ、私なんてエマネ様のあれよ…マリアヴェッラ陛下の通常ちんぽと同じ程度らしいのだけど…)
ええ、感じておるのか泣いておるのか、よく分からぬ感想ですね…。
-------------
で、支部のお二人が転送ゲートでそれぞれの支部にお帰りになった後。
プクヤーナ神殿から戻って来たクシーを交えて、改めて話し合いを始める私たち。
「正直なところ、メマーラ母様をサクサイワマン戻しにしてしまったからには、クシーを私が面倒見る方がいいんじゃないかと思うんだけど…それに、さっき言い忘れたんだけど、クシーもいるから言っとくわ。ロッテさん経由で魔王から連絡を貰ったんだけど、ジャムジュナ王妃、再生できるらしいのよ」
え…確か、クシーを産んだ王妃様ですよね、その方…。
(アスタロッテだ。ジャムジュナ妃を疎ましく思うマーモル妃の一派、祖国に送還される裁定が下ったジャムジュナ妃の隊列を私賊に襲わせたようだ…西方領土に入ってからな…)
(なんちゅう卑劣なことを…ロッテさん、それ、本当ですか…)
(ま、気を利かせた魔族もいたということだ…私が直接指示した訳ではないのだがな)
どうやら、私賊もろともお妃様を拉致して苗床に漬けたようなのです。
そして、溶かされた賊はともかく、お妃様は保存されたと…。
「で、やろうと思えばジャムジュナ妃、淫化に来て頂けるのよ。場合によっちゃ、クシーとジャムジュナ妃の子供をリュネ王室の正統な後継にもできるし…で、元々淫化帝国成立前の淫化の王子だったクシ皇子は太陽処女候補でもあったコイリュルの従者になってもらうという筋書きも書けなくはないのよ…」
「うむ…その母様の子である余が母様を孕ませるのもどうかとは思うが、まともな子が出来るのであれば確かにそうなるが…エマネ、問題は余やそなたの事もあるが、余としてはせっかく我が伴侶として尽くしに尽くしてくれたコイリュル。そなたがコイリュルの今後をどう考えるのかも気になっておるのだ…」
「まぁ、クシー様の配慮も分からんではありまへんな。せっかく婚姻お披露目までしとんねやし…」
「そーなのよねマルちゃんにクシー。で、私としては、まずはクシーの希望を聞きたいのよ…果たしてジャムジュナ妃を復活させて、淫化にお呼びしてもいいものかって」
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