闇堕ち女帝マリア・痴女皇帝建国譚

柑橘島の甘い恋 -oranje eiland- 10.5

「もちろんです、サリム。男児は痴女皇国の資源たから。その宝を産み落とした者は厚遇されるのが決まりなのです…」

配偶者であり生徒でもあるサリムに向かって言い切る私、レオノール。

ただし、一般人男子として育てる場合と慈母寺や聖母教会に預ける場合では母親の扱いが異なりますが、それにしても、その後の生活を保障されるのは間違いありません。

（ただし無労という訳には行きませんよ…連邦世界のように無理からに何人も子を産んで保障を受けようとする事は痴女皇国世界では不労禁止の原則に抵触します…）

すなわち、何らかの形で地位を得られるように聖母教会なり慈母寺が働きかけるか、あるいは再出家して本宮勤務などを勧めて下さる事が多いのです。

ですから、それなりの労働能力を持っている必要がありますし、なければ無理からにでも与えられてしまいます。

または、教育機会を積極的に与えて頂けるのです。

（これは物議をかもすと思うが、いわゆるナマポという人種がいる。で、そのナマポの身体的特徴なんだけどさ、生活保護を受給しているにも関わらず母も娘も肥満しているような事例がネットで話題になることがあるんだよな…あれ、痴女皇国では存在できないから。少なくともうちの支部が支配した地域からは労働に支障を来すほどの肥満者、消えるからね…）

そう…身体あるいは精神に障害があった場合であろうとも働けるような健康体にしてしまう、例の掟です。

そして、もっと恐ろしい事例を私は南洋王国で知っています。

これは南洋王国だと慈母寺が担当するのですが、慈母寺の進出に反抗的だった村や町では、老人でも若・返・ら・さ・れ・た・のです…。

そして女官種相当身体ですから３～４０年で自己発火死亡しますが、それまでにもう一度人生を「やり直させてくれる」のではなく「やり直させられる」のです…。

そう、病気や怪我による障害でも「治してもらえる」だけではなく「治されてしまう」事例が結構あるのですよ…。

とりあえず、私としても男児出産を強く期待しておきましょう。

「ハイラ、今のあなたの学業成績や体力など、総合的に見た場合…痴女宮にある聖院学院本校初等科卒業直前の水準ではあります」

これは事実です。

特にこのキュラソーでは、１００人を受け入れてせいぜい千人卒…つまり司祭候補が１０人も出れば上等という初等科短縮教程を実行しています。

ただ…前にも申し上げました通り、司祭となるためには覚えるべきこと、助祭より更に増やされます。
https://novel18.syosetu.com/n0112gz/223/

そして、司祭資格認定試験が存在します。

即ち、キュラソーにおける司祭候補とは「助祭止まりの割り切った短縮教育課程で教育を終わらせるのではなく、そこから司祭を目指すための専門課程に入れる見込みがある人物」となるのです…。

これが、ウィレムスタットの東側と西側で女生徒寮を分けている理由でもあります。

言うなれば東側街区住まいの女生徒は、聖母教会で勤めさせてもせいぜいが助祭止まりか寿命短期型制限付き千人卒ちんぽもちで初等課程を終える者がほとんどなのです…。

一方で西側寮に移った女生徒は原則、司祭候補としての教育課程にある者で、かつ成績良好で男子や偽女種の監督を任せる事が出来る人物なのです。

で、珍珍電車の中でオメコしているエロ本を見ていた時のハイラの発言でお分かりのように、一般生徒…そして西側寮が満員の時や、敢えて東側寮に住んで一般女生徒の監視監督役を命じられている司祭候補生、または一般女官、必要に応じて東側街区から珍珍電車を使って通学または通勤します。

ですが、あの珍珍電車は実際のところ、東側区間ではちんぽを装備しない百人卒未満の一般女学生の利用がほとんどなのです…。

ええ、ハイラはこのキュラソーにおいては模範かどうかはともかく、普通の学生ですが、これが司祭候補をひたすら目指す教育課程の聖院学院茸島本校の基準で見るならば、もはや落ちこぼれの部類なのです…。

「しかし、そこから先は一般成人女官となるか、はたまた還俗して普通の女性としての人生を歩んでもらうかの二択を示される事でしょう。あなたにも言いたいことはあると思いますが、現時点で痴女皇国文教局が偽女種の活用を聖母教会に指示している時点で、偽女種との性交は避けて通れない話になるのです…」

この私の話は、ハイラの本音を読んでいるせいもあります。

要は偽女種だと性欲が強い上に、相手が痴女種女官であれば自動的に性的満足を与えられるよう体力持久力が身体調整され、そう簡単に主導権を握れなくなるのです。

しかも偽女種が同格なら、痴女種同士と同様に腹のうちは見透かされます。

偽女種の外観や特徴がハイラの好みに合わないのもありますが、本質的に偽女種が女…特に通常人類には敵であり脅威だと認識しているのです、本能で。

（まぁ、それはそうですよ…懲罰偽女種は過剰な性欲処理を求める身体の代償に早死にするようにされた特殊女官種ですし、指導偽女種は性別を部分固定された男性型痴女種なんですから…）

ですから、百人卒未満はもとより千人卒の小規模聖母教会司祭や慈母寺住職の性欲処理はもちろん、管内の女性とオメコして精気を収集するために設定された指導偽女種、まだ千人卒になってはいないハイラの相手ではないのです。

（だからこそ、リンクの偽女種チンポに負けて良い雰囲気になるのを我々は期待していたのに…）

ええ、私の下した処置に、その辺の思いがあることは否定しません。

そして、偽女種化しないとおとなしい草食動物であり、女としては、誠意を失わないならば扱いやすいであろうリンクの気持ちを結果的に裏切ったハイラに対して、内心は腹を立てている人物、私以外に最低２人が存在します…。

（正直、ハイラは懲罰偽女種化しても良いのでは）

（ベルティーネ、それはやり過ぎになるとレオノールが言うてるやないか…いや、ワイもコイバナを期待してたんやで…）

（マルハ…今回はあんたの落胆に同意するわよ…あんだけレオノールさんとベルティーネさんが色々とお膳立てしてさ、あれはないわよ…しかもリンク君くらいなら偽女種化しても全然普通よ？）

はい…元来は私以上に生徒を庇う立場のシニョーラ・ナカイですらお怒りです。

下手をすると、メロウ級高速艇にご自身が同乗してハイラの確保にお越しになりかねない勢い。

（もう乗ってます。一応、今、船内で告発状を作ってますけど、偽女種忌避の為の謀略容疑で懲罰偽女種化する申請もリンジー学部長に送る予定です。何よりベラ子陛下が私に行ってくれって…これはリンク君に対してのケア指示ですから、さすがに私も前向きに動きますよ…）

あらぁ…。

（まぁまぁシニョーラ、ここでハイラがおとなしくサリムの子種を受け入れてくれるならば丁重にグァンタナモの出産プラントに送る事にしてくださいな…それに、私、ちょっと面白い事を思い付きましたから…ええ、お越し頂けてからのお楽しみで…ふふふ）

（なぁるほど…レオノールさんも隅に置けませんね…確かに成績底上げに協力しているリンク君にしてみれば、失望と落胆になりかねません。彼の溜飲を下げるためにもレオノールさんのその処置、合意しましょう）

で、途中の臨時転送が入ることもあり、あと30分もすればオトロバンダ修道院前に着いてしまうとか。

「ハイラ。今回の事例は類例がないこともあり、聖母教会を支援する篤志少女部隊の聖隷騎士団も経緯を知りたがっています。今、高速艇で白薔薇三銃士のお一人であるシニョーラ・ティアラ・ナカイがこちらに向かっておられますので、それまでにあなたの結論をお出しなさいな」

で、サリムとリンクの疲労回復のために遠隔で精気を供給していると、やがてリフ砦の外で甲高い音が響き渡り、そして止まります。

ええ、水陸両用車やスケアクロウを港に下ろす為の斜路から、メロウ級高速艇が陸に上がって来たのでしょう。

（シニョーラ・ナカイとジャンヌ団長がお越しならば私の部屋に通して下さい）

なんと、今回はジャンヌ団長自らメロウ級を操船してお越しになったのです…。

で、警備騎士に案内されて司教公室に入って来られる、お二方。

（あれ、３人の気配が…）

（護衛役かどなたかでしょう。まぁとりあえずお出迎えを）

「ようこそ、ジャンヌ団長、シニョーラ・ナカイ…」

「セニョーラ・レオノール…夜分申し訳ない。私は大ごとにする気はなかったのですが、セニョリータ・ナカイによればそれなりに厳しい事案らしいようですね…」

「いえいえ。言うなればこのキュラソー自体が聖院学院神学部の管轄地。私の方こそお二方にお越し頂くような話となってしまって申し訳ない限りです」

Jeanne de Clisson ジャンヌ・ド・ベルヴィル( Jeanne de Belleville, "princesse vengeance" )　Thousand Suction. (Limited ten thousand.) 千人卒（限定万卒） Slut Visual. 痴女外観 Blue Ocean knights. 紺碧騎士団 Central American Pirate Republic Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国中米支部 Republic of Pirate Knights Commander. 海賊騎士団長

Tiara Nakai. 中井ティアラ Ten thousand Suction.（Limited Million）一万卒（限定百万卒） Slut Visual. 痴女外観 The Three white rosy Musketeers, Holy Order knights, Imperial of Temptress. 聖隷騎士団 Faculty of Theology, Caribbean region, Holy temple Academy, Imperial of Temptress. 痴女皇国聖院学院神学部カリブ地域担当官

belladonne ベラドーネ ( Belladonna Atropa )　Thousand Suction. 千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Holy Order knights, Imperial of Temptress. 聖隷騎士団 Central American Pirate Republic Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国中米支部 Republic of Pirate Knights. 海賊騎士団

Leonor (Amália Rebordão) レオノール Ten Thousand Suction (Limited Hundred Thousand) 一万卒（限定十万卒） Slut Visual 痴女外観 Nederlands Orange rosy kinghts. Imperial of Temptress. 橙騎士団球根詐欺分団 Non lesgeven, Bisschop van Curaçao, Nederlands filiaal, Imperial of Temptress.キュラソー教育司教・カリブ球根詐欺所轄地域聖母教会司教

Rink リンク Single Suction（Limited Hundred Suction）一人卒（限定百人卒） Pure male Visual.(variable tranny gender changer ) 男性外観（偽女種可変）Holy Order knights, Imperial of Temptress. 聖隷騎士団 Stuent. Caribbean Curacao Faculty of Theology branch school, Holy temple Academy, Imperial of Temptress. 痴女皇国聖院学院神学部キュラソー分校生

Hirra ハイラ Single Suction（Limited Hundred Suction）一人卒（限定百人卒） Pure female Visual. 女性外観 Holy Order knights, Imperial of Temptress. 聖隷騎士団 Stuent. Caribbean Curacao Faculty of Theology branch school, Holy temple Academy, Imperial of Temptress. 痴女皇国聖院学院神学部キュラソー分校生

Innocenti イノセンテ Single Suction（Limited Hundred Suction）一人卒（限定百人卒） Pure male Visual.(variable tranny gender changer ) 男性外観（偽女種可変）Holy Order knights, Imperial of Temptress. 聖隷騎士団 Stuent. Caribbean Curacao Faculty of Theology branch school, Holy temple Academy, Imperial of Temptress. 痴女皇国聖院学院神学部キュラソー分校生

Salem サリム Single Suction（Limited Hundred Suction）一人卒（限定百人卒） Pure male Visual.(variable tranny gender changer ) 男性外観（偽女種可変）Nederlands Orange rosy kinghts. Imperial of Temptress. 橙騎士団球根詐欺分団 Central American Pirate Republic Branch, Imperial of Temptress. 痴女皇国中米支部 Afdelingshoofd Studentenvervoer, Nederlands vestigingsmanagement Curaçaose kerk dienaar. 球根詐欺支部管理島教育教会・学生輸送部主任

で、せっかくなので私は少し無理を言って、今季の男子生徒で逆に精気授受成績の高・か・っ・た・子を呼んでおきました。

この、イノセンテ…イタリア語ではイノチェンティという少年、元はトリノ出身でアルゼンチンチンへのイタリア人出稼ぎ夫婦が、現地で作った子供だったそうです。

しかし１０年ほど前にスペイン王国の支配が一旦弱体化した際に現地住民との騒乱に巻き込まれて荘園主が死亡するわ一家離散の憂き目に遭うわと散々な事になったそうです。

で、アレーゼ様がルクレツィア・現在は痴女皇国外交局長様を伴っての外遊時にイタリア語で喋っているのを聞きつけたイノセンテ少年がルクレツィア様に話しかけた事で境遇が発覚。

父母は死亡していたものの、まだ幼いイノセンテ少年は当時の痴女宮修学宮扱いとなって保護され、聖院学院…そして神学部創設に伴って移籍し、現在はこのキュラソーの男子寮の監督生の１人の立場を得ています。

つまり…聖院学院本校から派遣された優秀な学生であり、茸島の流儀をアルバ島派遣の男子生徒や偽女種生徒に指導する立場でもあるのです…。

ですから、我々尼僧の慰労役でもありまして…一般的な精気授受成績判定や、売春を免除されているのですよ、この子…。

で、イノセンテ君を呼んだ理由はきちんとあります。

元々色男の系統のイタリア人にもってきて、偽女種化可能な指導偽女種状態。

そのイノセンテが自信満々に偽女種用下着の前を膨らませている姿、まずはリンクとハイラに見せるのです。

ええ、セニョリータ・ナカイの口利きで茸島から呼ばれたこのイノセンテ、本宮女官を相手しているだけあって女性慣れしているのです。

「で、ハイラとか言ったわね…あなた、レオノール司教から出された選択肢のお返事は考えつけましたか？」

「まぁまぁ、ジャンヌ団長…長旅お疲れ様でした…とりあえず慰労の意味もございますので」

「そ、そうですか…まぁ私とて、無理からにハイラを罪人扱いするのも気の引ける話…」と、私が慰・労・にと充てがったイノセンテと、この公室内で事に及び始めます。

ええ、イノセンテにしてみれば茸島でやって来た事です。

この子にとっては朝立ちの一発を鎮めてもらうような気軽な行為。

ですが、流石に茸島やアルバの実態を知らぬハイラには驚きの行為だったようです…。

（え…普通に偽女種とオメコしてますけど…）

（だから言ったのです。そもそも偽女種は旺盛な痴女種女官や尼僧の性欲に対応するための改良身体とチンポを与えられておるのです…ベルティーネ、貴方も見本を見せてあげなさい）

ええ、偽女種状態のリンクをけしかけてベルティーネに挿入させます。

で、ここでハイラをサリムが犯す流れに持っていきます。

それも、偽女種状態で…。

「いやぁ！いくらサリムさんでも嫌ぁああああ！」

ええ、しゃあないなぁという顔で皆、見ております。

よほど懲罰偽女種になりたいのか、という目です。

しかし、ここで効果を発揮したのがセニョリータ・ナカイの地位。

彼女は…黒薔薇騎士資格をお持ちです。

即ち、強姦御免の方…ええ、犯そうが孕ませようが慰み者にしようが、相手が死なないなら許される方です。

「やりたかないんだけど仕方ないわよねっ。ほらっあたしと偽女種とどう違うってのよ言ってみっおらぁっ」

ええそうです。セニョリータも大概、切れかかっておられたのです。

で…リンクとサリム、密かに交代。

ベルティーネにチンポを突っ込んでいるのはサリムという状態にします。

そうなると、リンクの身体が空きますね。

そこへ持って来て、ハイラはあえなくセニョリータの逸物で撃沈寸前状態。

（今よリンク君…これは人助けと思ってやってあげるのよ…なんかあっても絶対にあなたが悪者にはならないし、何よりこのふざけた女に聖母が下す天罰の代行をすると考えなさいっ）

（はいっティアラさんっ）

ええ。瞬間的にリンクとセニョリータ、交代。

しかもハイラの身体をセニョリータが抑えている以上、ハイラは引き続き、強姦御免の対象なのです…。

（こうして考えるとベラ子陛下に無理やり押し付けられた黒薔薇資格も使いようってところですね、レオノールさん…）

（ふふふふふ、これならハイラは無理からに犯されたと抗弁しても受理されませんからね…しかもセニョリータの許可の下で男児を孕む訳ですから、少なくともグァンタナモで即、懲罰偽女種化は防げますし…）

（我々全員、失点や過失に問われずに済むと…お考えになりましたわね、セニョーラ…ふふふ、それに私はこのイタリアーノの精と身体を頂戴できると…ほほほほほ、流石はセニョーラ・レオノール…プランセス…プリンセサ・マルハレータがこのキュラソーの長に据えられるだけはございますわっあっ孕むっ孕むっ）

で、ジャンヌ団長は実のところ、本国フランスに亡夫とのお子様がいらっしゃいますが、海賊となってフランスを出奔している立場です。

そこで、後継話も出ていたのですが、問題はなまじ海賊の掟が徹底していたせいで男臭い男ばかりの海賊共和国の国家体質にありました。

そう…女については奥手の男が多かったという、例の一件が尾を引いていたのです。

そこで、なるべくならば金衣は賎民の精で孕むべしという掟の準用で、生まれ育ちは不幸だけれどもジャンヌ団長を孕ませるに値する男の子がいたら紹介を、と言われておったのですよ。

そしてですねっ。

（ふふふ、ベルティーネ…いい機会だから貴女も孕んでおしまいなさい！）

そうです。この…私のお目付として派遣されていたこの女ですが、有能かどうかと言われますと…無能ではありませんし仕事は出来ると思うのですが、少なくともハイラのような女を見逃していた件については、後々キュラソー在籍の聖母教会尼僧全てが責任を問われる事になってしまうでしょう。

（それにこの妊娠は、そうした後々の面倒から貴女を逃すためのものでもあるのです…あとで糾弾を受けるのがお嫌ならば、せっかく私のサリムを貸したのですから、ここで一つ、見事孕んでおしまいなさい！）

そう、セニョリータ・ナカイの聖環機能を使ってベルティーネの身体の自由を奪ってから、サリムに犯させています。

で、ハイラに無事、種付けを終えたリンクですけどね。

この素直なリンクについての、今後の去就を鑑みますとですね。

「では、セニョリータ・ナカイ…このリンクをよろしくお願い致します…」

ええ、リンクはハイラの悪しき兆候を察して善導を試みた功労や、その成績行状を加味されて指導偽女種…それも修道助祭として聖院学院神学部本校、即ち茸島の職員扱いとしてナッソーに配転となるのです…。

（そういう事にされたのですね、レオノールさん…）

（元々このキュラソーに来た少年少女は売春要員。教育については早期に終えておく措置が奏功しました…ほとんどの生徒が、いつ卒業しても良いか、少しの補習で卒業可能な状態ですから…）

（なるほど。ただ、実際にはティアラの配偶者名目で当面は灸場、それもハバナ住まいになると思うけど…）

（ジャンヌ団長。私にあそこの中心の聖母教会に住めと）

（子作りが捗っていいと思うんだけど）

（あの狂った同棲街の中で生活…せめてカバーニャの中にしてもらえませんか）

ええ…言いたくありませんが、ジョクジャ宮殿東側と大差ないオネショタ街だとお聞きしているあそこですね…。あの朝から昼から庭先だの公園だのでせっせと青姦していたりする恐ろしい場所なのですね…。
https://novel18.syosetu.com/n0112gz/186/

（何もそこまで詳細を語らなくても…）

ま、リンクの早期卒業扱いと昇格については、このレオノールもそれなりの手を打たせて頂きました。

それと、ベルティーネ。

オランデーサオランダおんなのこと、マルハレータ殿下がいらっしゃいますからあまり悪し様には言いたくないのですが、この女は本来なら、球根詐欺本国の橙騎士団員アルベルティーナなのです。

Albertina ベルティーネ Thousand Suction 千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Nederlands Orange rosy kinghts. Imperial of Temptress. 橙騎士団球根詐欺分団

そして、さっき偽女種化したサリムに種付けされたということは、男児出産の可能性が高くなります。

（というよりは～黒薔薇能力だと出生児の性別もある程度いじれるんですよね…汎用卵子を使用した相手だと…）

（ふふふふふ、男児出産であればハイラ同様、還俗云々や男児出産者故の生活扶助対象。即ち、職務より育児を優先しても良しとなるのです…）

ええ、高速艇到着時にベルティーネが「あれ？もうお一人…」と気配を察しておりましたでしょう。

この人物の存在理由、ご説明しましょう。

で。

この後、ベルティーネは男児出産のためにグァンタナモへ一時異動する事になります。

そしてその後で、大量の学生売春従事者を管理する業務がつきまとうこのキュラソーから離れて母国に帰還するか、はたまた同じカリブでも球根詐欺国のラウシュミ総督が統治するセント・マールテン勤務となるか。

少なくとも、出産した愛児が成長するまではキュラソー勤務からは外れる事になるのです。

（キュラソー勤務は激務ということで早期交代のシフトが組まれていましたが、奇遇と言いますか…地域への慣熟のための事前赴任者を受け入れているのですよねぇ、ハバナとグァンタナモ…）

（そうねティアラ…この制度があるからこそ、もしもの欠員がカリブのどこかで発生してもすぐに代替を回せるようにとされたのよね…）

ちなみにこの制度を提案したの、マルハレータ殿下です。

で、これには球根詐欺支部と南欧支部の力学関係も絡んでおりまして、南欧支部本国、つまりスペインのサルスエラ宮殿で生・産・された騎士を中米経由で南米各地に送り込むための前線基地として灸場か廃地を活用できないかというお話の中で日の目を見た制度だそうですよ。

即ち、配属女官に欠員が生じたり、あるいは急な派遣や配置を必要とした場合の予備人員をあらかじめ確保しておくための場所を設けておこうとなったのです。

で、海賊共和国でもある中米地域の気風や、現地の気候地理風土に慣れておいてもらおうとした訳です。

そして、今回まさにベルティーネの懐妊の可能性という事態を受けて、グァンタナモ勤務の尼僧資格者女官を代替に回して頂ける事となりまして…それが、ベルティーネが気配を察していたベラドーネという女官だったのです。

このベラドンナ嬢…ベラドーネはスパンセフラウすぺいんおんなです。

ま、ハイラの見落としの件といい、ち・ょ・う・ど・い・い・頃・合・い・ではあったと思うのですよ。

で、ダンケ号が１台、リフ砦に帰って来たのですが、このダンケ号は後部の座席を畳める荷物輸送兼用仕様です。

その荷物が何であるかは、言わずもがな。

赴任前提の勤務の女官や学生であれば、両手で抱えられる程度ですしね、私物。

でまぁ、赴任者または還俗予定者となるベルティーネとハイラを修道院の私の部屋から連れ出して、メロウ級高速艇に乗せる前に、ちょっとだけ。

ベルティーネ…アルベルティーナの後任となるベラドーナとの引き継ぎは迅速に行わなくてはなりません。

しかし、サリムが既に孕ませています。

では、どうするか。

婦人騎士団の制服のベラドーナが逸物チンポを取り出し、ベルティーネに咥えさせます。

ベルティーネ本人は嫌がっていますが、孕んだのでは仕方ありません。

それに、汎用精子または卵子の場合、普通の人間の性交よりもはるかに早く懐妊しますし、何より既に男児というのが判明していますから、今更産みませんは通用しない話なのです。

（メフラウみたいに母体も父親も生命の危険があるほどの要職者やったら話は別やけどな…受精卵は凍結保存してくれるけど、まぁベルティーネくらいでは産め、ゆう話になるわな…）

（それよりマルハレータ殿下、代替要員にスパンセスペインじんが来ておりますが）

（そもそもキュラソー聖院学院神学部初等分校は南欧支部との共同事業や。スペイン人の方がレオノールへの目は厳しなるぞ…大丈夫か）

（お任せを）

（まぁ、しんどなったらラウシュミに連絡してくれ。対応要員を回すようにする）

（御意）

でまぁ、マルハレータ殿下と打ち合わせをしている間にも、ベラドーナは尻を振って気を遣っている様子です。

「コンブレいく！コンブレだす！」

ええ、ベルティーネの顔を汚す白い汁。

しかし、それで終わる訳ではありませんでした…。

それとですね、せっかく、屋外に来ているのですから。

その、ベルティーネへの引き継ぎ…性交時の思考共有を利用した高速記憶移動ですが、外から見ていると単にベルティーネにシャクハチを強制したベラドーナが目的を達しただけではなく、ベルティーネの口に放尿している様を見て興奮したジャンヌ団長、今度はイノセンテの尻を掘っています。

（これを海賊どもは嫌がるのですよね…まぁ、彼らの男の尊厳を奪う事になりますので自重はしているんですけど…）

（女官に楽しみを与える場所の開発も主君からは打診されておりましたのでね…ええ、アルバやボネールはまさに、茸島を知る女官のための慰労の地でもあるのです…）

（ラウシュミにもさしとるけど、女官のための保養地…ひいては将来のリゾート地開発の先駆けでもあるからな…このABC島とBES諸島の売春島化…）

そう、これが海賊共和国の体質に大きく手を入れる事なく、精気授受成績を上げようとした主君の秘策の一つ。

この功績で、主君は海賊共和国で賓客として扱われるまでになったのです…。

（本当に倍以上にしやがったんですよね…砂糖の生産量も、精気授受成績も…）

（ワイは約束を守る女や…せやからティアラはありがたく目の前の少年を食うが良いのや…ふははははは！）

で、流石のセニョリータ・ナカイも堪え切れなくなったのか、リンクの口・を・使・っ・て・い・ま・す・。

（マルハに見せたくないんですよね…私のこれ…）

（ふははははは、橙騎士団の女凌辱された上にキュラソーの女官、これで全員スパンセフラウ系になるのも了承したったんじゃ！諦めてエロ本のネタにされてしまえっこのうっかりティアラめっ）

（マルハ…あんたマジこれ本にしたらぶっ○すわよ…）

（んなもん内務局にゆえ。ワイが本にするかせぇへんか決めてへんのは前にも言うたやろが…ただ、普通のエロ本にされる確率が上がる方法はあるぞ。そのリンク君と普通のオメコをするのや…さすれば恋愛系純愛系のエロ本ジャンルとして編集される確率は上がるんちゃうか？要は偽女種や思うてチンポ咥えさすから乱交凌辱ハードコアドゥーロジャンルにされるんやで…）

（いやそのマルハに見られるのが恥ずかしいのよっ）

（お前がついつい発情してうっかりとリンクに尺八頼んで抜こうとするからこないなるんじゃっ。諦めてオメコとチンポで愛でも何でもええから語っとけっ）

ええ、流石はエロ本自販機の女王と言われた我が主君。

（レオノール…最低の尊称やぞそれ…ワイのエロ本など自販機設置の初期のものだけやないか…）

（その初期の作品のインパクトが強すぎるのです…）

（そう言いながらあんたは何をさせておるんや…）

いえいえ、私は単に、これから男児を抱えて暮らすか、はたまた子供を聖母教会…聖院学院に預けて一人で暮らすのかはわかりませんが、とにかく還俗の道を進む事は間違いないハイラの口を使って激励しているだけですよ。

せめて、精気くらいは渡して疲労を取って身体をアクトアリザーリフレッシュしてあげよう。

私の行為はあくまでも善意から来ているのですよ、殿下。

それに、やはりサリムは私の尻に出したいようなので…。

で、私を後ろから突いているサリムの絶頂をたっぷりと受けた後で、サリムの精が垂れている私のオメコをハイラの顔に押し付けてやります。

これも、あくまでも精気授受。

そして、私は辛抱し切れずに、今までの勤務に対する感謝の意をベルティーネの顔に出してあげます。

ええ、大量に。

（黒薔薇入団儀式効果が出ないように規制していますよ…）

と、セニョリータ・ナカイからも内心では思うようにやっていいというお許しも出ていますし。

そう、集団凌辱暴行だと黒薔薇騎士団員入団試練と類似の扱いを受けるので、妙な昇格がかかる可能性があるのです。

ベルティーネは確かにそれなりの副官でしたが、ここで昇格を助けるほどの感謝の心が私にはなかっただ・け・の話なのです。

（ふふふ、流石はムヘルミターデはんぶん・エスパニョーラすぺいん…）

そうですね…イザベル陛下などの南欧支部の方々、結構冷酷残忍なところがあるのは伺っておりますし。

それとですね。

南欧支部に勤務すると、その気風は伝染するのでしょうか。

リンクに尻を犯されて絶頂したセニョリータ・ナカイ。

そのチンポの先から出る白い液を遠慮なくハイラの顔にぶっかけています。

そればかりか、その口にチンポの先をねじ込んで、放尿。

とどめには、復讐…ではなくあくまでも激励のためだとは思いますが、そのハイラの顔と口を狙えとばかりに、リンクにも小便をさせているのです。

で、ジャンヌ団長とイノセンテも興奮したのか、白い汁と黄金水を順番に新人たるベラドーナの顔と体に注ぐ有様。

しかし、これはこのキュラソーを離任する二人への激励と違い、将来的には純粋な評価となって帰ってくるはずなのです。

この、ジャンヌ団長とイノセンテが興奮して絶頂した精気流動と性交状況はベラドーナへの加点として純粋に記録されます。

先ほど、セニョリータ・ナカイが規制していると申されたでしょう。

あれが…その、性交、特に変態性交や凌辱や乱交を性癖データベースなるものはまだしも、性交成績記録として計上されないように規制しているという意味なのです…。

この黒薔薇権限または教育担当女官権限以上の要職者でなければ実現できない行為、これをすると今このオトロバンダ修道院の司教室…そして前庭で起きた惨劇性交はベルティーネにも、そしてハイラにも加点配点されなくなるのです…。

（これ、ベラ子陛下にお聞きしたんですけど、懲罰に使うのが主用途らしいんですよ…というより、黒薔薇騎士が行う可愛がり…堤防や滝壺を一般女官にやりすぎると、妙に昇格点になってしまうのが問題視されたので装備されたそうです。ま、このお二人は実質的に懲罰対象のようなものですし、ちょうど良いのではないですかねぇ…）

と、早速にもリンクにそのチンポを咥えさせているセニョリータですが、その後で今度はリンクのチンポをちゃんと咥えていますね。

聖環で確認したところ、周囲も含めた凄惨な狂乱性交にも関わらず、二人の性交時の相性はかなりのものでしたし、今後はアンヌマリー嬢と罪人１７号氏のような関係に育てば良いと思うのです。

でまぁ、このリフ砦にも置かれている黄色い機械でハイラとベルティーネを洗った後で、二人を積・み・込・ん・だ・メロウ級高速艇が軽く浮き上がり、その短い翼を振って明け方の海に向かうのを見送りました後で。

私は、残ったサリム…そして新しい副官となるであろうベラドーナを見ます。

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（良いですかベラドーナ…先任のような見落としや、尼僧としては不適格な性癖傾向の生徒を炙り出して早期に処置するためにも、貴官が優秀な修道教育尼僧としての力量を発揮する事を期待しておりますよ…）

ええ。

その場で、自ら姦淫台に跨って尻を向けたベラドーナに対して、サリムにチンポを突っ込まさせております。

（ふふふふふ、朝の航海に支障がない程度にこの新人女官の尻を堪能するのですよ…キュラソーの職員尼僧は全てサリム、あなたの穴であるようにこのレオノールが計らいます…海の男の証を存分にこの女の尻に教えて差し上げるのですよ…）

（ああっ有り難き幸せっ！ああっあれほど凌辱の限りを尽くしなすったサリム殿とレオノール様のポーリャちんぽがまたしても硬く太くぅうっ！）

（ほほほほほ、この千人卒以上女官の肉欲に耐えるためにも偽女種化は強く推奨されておりますのに…あのハイラと来た日には…）

（あああっ、あのような落ちこぼれはこのキュラソーには不要！不要に存じますっ！あああっ良いっ良いっ！）

（確かにベラドーナ、貴女の申す通り、優秀な女官こそが男と手を携えて次の世代を作るべき…しかし、成績を記録するなれば、そこに優劣が必ず生じるものなのです…可能な限りは拾える者を拾い、使える者を使うべきなのです…そのためにも生徒、分けても女官の素行や性交成績不良者には目を光らせ、その人品才覚性格を評価すべきなのですよ…）

ええ。引き継ぎに加えて教育者の視点を持たせるべきだと思ったから、ベラドーナを犯しているのです。

それに、当のベラドーナ自身がなかなかに積極性を持った人材なのは、こちらがどうこうする前に自ら尻を向けた事でお分かりでしょう。

旺盛な肉欲と、その発散については将来に希望が持てる人材だと思います。

あとは…少年少女、特に少年をどこまで公平正大に可愛がってくれるか。

そうですね…このお話をお読み頂いた方であれば、このキュラソーが単なる落ちこぼれ女子校ではないと思われたのではないでしょうか。

ええ、心優しき少年たちによる、女子の拾い上げと成績向上、そして更生を期待した施設なのですよ。

この事実をお教えしてから、今一度、ここに至るまでの経緯、思い出して頂ければそれぞれの人物の思いや動きがまた、違った角度から見えてくるかも知れません。

（ぼーいすかうとっちゅうんか。連邦世界では聖隷少女団に該当するがーるすかうとと対を為す少年奉仕団があるようやなぁ）

この、主君の発言。

これも、覚えておいて頂ければ、今後のキュラソーがどう発展していくのか、また違った見方でご覧頂けるかも知れませんね。

（ぐふううううう！このベラドーナ、マルハレータ様とレオノール様が必ずや聖母教会における教職の要となるお助けが出来ますよう誠心誠意お仕え致しますううっ！）

ええ、今度はベラドーナが私に突っ込んでおりますよ。

そして、そのベラドーナの顔に尻を向け、私の口でチンポをしゃぶらせるサリム。

そして、ベラドーナとサリムの絶頂の後で、今度は私、偽女種化したサリムの口に射精した後で、サリムと二人してベラドーナの口に放尿しております。

（こうして忠誠を確認せざるを得ないのも、かのハイラ、そしてベルティーネの所業故…迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いしましてよ…）

で、普通のシャワーが備わっておるのです、このリフ砦。

そしてスメネプよりは規模の大きい水練用プールも。

ふふふ…オリューレ局長ほど大手を振って出来るわけではありませんが、私はこのリフ砦、サリムのために改築してやろうとも思っておるのです。

仮にサリムが私に飽きたとしても、それはそれ。

まずはサリムを男…できれば、海の男にしてからでしょう。

その為には…慎み深い教師の顔で勤め続ける必要がありますからね…。

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まるは「ここだけの話を聞く。レオノール、あんたサリムに捨てられたらどうするねん」

れおの「そんときはそん時ですっ」

まるは「まぁ確かに、キュラソーおったら仮にサリムと別れても他の少年、すぐ捕まるわな…」

れおの「しかし殿下、単にそこら辺の少年とサリムを比べてもやはり微妙に違いが」

まるは「これもおもろい話でな、岡目八目おかめはちもくという、比丘尼国か中原龍皇国かどっちかの言葉がある。イゴという白黒のチップを使うゲームの用語から来てるんやけどな」

れおの「そ、それはどういう意味で…」

まるは「第三者のワイが冷静な目で見れば、サリムもリンクもイノセント…イノセンテもワイにはあまり差を感じないのや。確かに３人の見た目はかなり違うで」

れおの「サリムは連邦世界で申しますとマドゥラ族系インドネシア人になります。そしてイノセンテは本編でも話が出ていましたがイタリア系です。で、リンクですが…イングレスめしまずじんなんですよね」

まるは「しかし、ワイらが本気になればサリムを欧米系の外観にしたり、逆にイノセンテやリンクを暗黒大陸系にすることもあまり困難な仕事ちゃうねん。ただ、精気バカ食いするし、何より男の場合は自分のイデンティテイトを損ねる可能性があるから、それこそ迂闊うかつにやってやれんだけでな」

てあら「それとレオノールさんについて、せっかくリンク君という上玉を紹介してくれたから悪くは言いたくないのだけどさぁ…マルハ」

まるは「なんや新婚イチャラブティアラの分際で。自慢に来たんか（泣き顔）」

てあら「あんたこそレオノールさんに男を紹介してもらうべきよというのはともかく、本編読んでたらわかると思うけどさぁ、レオノールさんご本人にも敢えて言いますよ。教育者としての発言で隠してますけど、結構、辛辣しんらつですよね）

れおの（ぬぬうっ）

てあら「例えばベラドーナさんに対してですよ、『女官の素行や性交成績不良者には目を光らせ、その人品才覚性格を評価すべき』って言っておられるでしょ。これって要は不良品学生は絶対どっかでボロ出すからなるべく早急に不良品なら不良品で手が打てるように徹底監視しろって意味ですよね」

まるは「これこれうっかりティアラめ、ワイの可愛い部下に何を言うてけつかんねん」

てあら「なんじゃいかんづめっ」

まるは「久々に缶詰言われたな…まぁええ。これがティアラ、茸島の本校、それも神学部で修練科ならまだ話はわかるんや…あそこの男子課程、今やと修練科しかないようになってもうたんやんな」

てあら「以前は助修科もあったけど、今は助修士止まりはカランバカやメテオラ、そして今後はこのキュラソーにも送られる予定ね…」

まるは「つまり、茸島の神学部本校。聖院学院本校初等部同様、基本は聞き分けのええ優秀児の集団や。そんな連中を犯罪者であるがごとく徹底監視する必要はあるんやろか」

れおの「これはセニョリータ・ナカイに代わってわたくしが。神学部修練士課程に進むほどの男子であればそれなりに優秀な少年。何より性格的に犯罪行為を忌避する人物を選んでいるはずです。しかし、このキュラソーの場合、はっきり申しますが独房レベルの寮居室から生活は始まるのです」

まるは「そして初等助修生…つまり一般男子生徒は本宮罪人寮の黒色または鉄色罪人もかくや、即ち刑務所の独居房に近い生活を強いられるのや…」

れおの「そして、１ヶ月から２ヶ月で今度は先輩や同期との４人部屋に入ります。ここで協調性を試されるのですが、合格が出ますと…」

まるは「今度こそほんまの意味での個室が与えられる。まぁもっとも船乗ってアルバやボネール行ったり、男船に乗って女の労働者がおる珈琲淫農場や快感王農場巡りがあるからあんまし部屋には帰れんけどな…それと、刑務騎士が四六時中見張ってないように見えてるだけで実際の監視レベルは初期収容寮…つまりさっき言うた独房寮と変わらんし、せんずりこいたら動画撮られるかエロ本のネタにされるぞとは言うておる。ふはは」

てあら「なんというプライバシーのなさ…」

まるは「わしら女官かて同じようなもんやないけっ」

れおの「むしろ、ちんぽを剥き出して射精の瞬間がよく見えるように指導しております。そして可能なら、どうしても我慢できないのであれば刑務騎士を呼べ、とも」

てあら「まぁその辺は本宮の罪人寮とあまり変わらないわね。せんずり禁止以外は」

れおの「このせんずりについては、実は内務局広報部に性欲処理相談室が存在します。文教局でも警務局でもなく、内務、それも広報部に繋がる理由はですねぇっ」

まるは「広報にせんずりの許可を求めるためイコール、これからせんずりこくけど動画に記録してください言うことやねん…。これで広報のOKが出て、見応えのある射精が撮れて女官の間やエヌビーとか連邦世界のエロチューブだのスケベハブだのっちゅう動画配信で再生数稼げたら、せんずり動画を撮らせた男に報償金が出るんや…」

てあら「宇賀神さん…本当ですか…」

ゆきこ「あたしに聞くなっ（本当は広報に許可取るのって、テレホンセックスならぬ心話エロトークをして、純粋な男性形態の少年や偽女種少年のせんずりを捗らせて大量射精を動画に記録させるためでもあるのよ…だから対応した女官は女官で、シコってる姿を男子生徒の聖環なり部屋のモニタに送りつけてることもあるのよ…ちなみに内務ってダブルオフィス…本宮と離宮双方に事務所あるけど、そのリモートすけべ補助女官はなんと後宮の余った部屋を使っています。つまり、手の空いてる黒薔薇騎士や紫薔薇騎士がエロ会話をしたり、果ては男子生徒にせんずりを見せていたりするのです…）」

てあら「まさか、宇賀神さんもせんずりを男子生徒に見せているとか…」

ゆきこ「伊藤課長とかゼアラさんとかも駆り出されている時があるの…更には部屋にいる皇族だってね…（涙目でうなずく）」

てあら「ベラ子陛下。この狂った状況の承認を出したのは」

べらこ「なんでもかんでもあたしや思わんといてくださいっ」

まるは「まぁまぁ。で、男子生徒でもこんな状態やんか。これ確か本宮福祉部寮はもちろん、茸島の生徒寮でもここまでえげつないことしてへんのちゃうかな。陛下、どないですその辺？」

べらこ「んー、まず本宮と茸島の聖院学院寮はせんずり禁止です。それに、福祉女官はもちろん、女生徒とも頻繁におめこしますからせんずりする余裕なんてありませんよ、相部屋基本だし」

ゆきこ「加えて罪人寮もせんずり禁止。更にはそれで溜まった場合は本宮行けってなるのが基本だから…そして罪人寮の各階、当たり前だけど警備騎士が数名詰めています。そして本来は入寮して間がなくて報償金額も低い新人罪人だと、発情したけどお金がない場合は騎士がドレインするのが基本ですよね」

べらこ「ですが、ティアラちゃんも確か騎士研修を受けて知っているはずですよ。実際には寮の警備騎士や、休憩時または仕事が終わった後で刑務騎士が尺八してくれたり…」

てあら「素行のいい新人罪人には室内に警務騎士が押し入っての逆レイプが待っているんですよね…」

まるは「まぁ要するに、本宮または茸島の男子において、せんずりというのは女官に許可された上で行う一種の見せ物であり贅沢行為なんや…お読みの皆さんにはにわかに信じられん話やろけど…」

てあら「しかし、これが本宮を離れたこのキュラソーのように、対応可能な監督女官の数が少ないとか、あるいは本宮の聖院学院寮でやってたように、わざと男女でオナニー見せ合いとかですね、シコっても止められたりあまりうるさく言われないところも存在するのです…たださぁ、推奨事項なのはまだしも、報償金まで出すってのは南洋とキュラソーくらいじゃない？」

まるは「南洋とキュラソーは基本、無貨幣生活に近いからな…で、小遣い稼ぎの手段の一つがせんずり。ただしキュラソー来て間がない時に限るわな。教育や実習が進むと、否応なく客を取る…特に男はアルバかボネール島に行くか、売春船に乗って島巡りになってまうからな…」

てあら「あーそうか、キュラソーで男は基本、島外にしか売春する場所がないのよね、ほもか偽女種向けか、はたまた女の人にお金もらってちんぽ突っ込むのって」

べらこ「まぁ、キュラソーが一見すると教育島のようで、実はかなり狂った状況であるのは把握はしてますよ。ただし、それはあくまでも中米の珈琲淫や効果淫、そして何より快感王の農園運営のためであって、私利私欲で少年を選別して飼うためのショタの狩場として運営しろとは申しておりませんよっ」

てあら（本当は売りショタ育成センターでもあるのです。でなきゃレオノールさん置きませんよ…ただ、ショタは授業もそこそこにキュラソー島外の売春場へ行かされるから島内で目立ってないだけなんです。本編にも話が出ましたけど、アルバ島とボネール島に行けば痴女宮ショタ愛好家友の会大喜びの光景が展開してます）

れおの「ふふふふふ。それはまだ素人の視点なのです…いいですかセニョリータ、いえシニョーラ・ナカイ…」

てあら「な、何があると…」

れおの「そもそも↑の方で露骨に話が出たじゃないですか。独房寮の少年たちの指導管理ですとか、更には少年指導教育補助員として指導偽女種が在籍してるとか」

まるは「ティアラ、よう考えるんや…島の常住人口ちゃうけど、売春要員を１万人は常時、在籍させとるキュラソーやぞ…聖母教会も修道院も、そこに勤めて女の子や男子生徒を管理する尼僧や女官もそれなりの数になるやないけ…その尼や女官、チンポなしでええんか…」

てあら（ああなるほど…教師や講師や騎士に女官の万個相手、いるわよね…）

ゆきこ「しかし本当に怖い島よね…いや、本宮の売春システムを初めて知った時の驚愕もたいがいだったけどさ…」

まるは「という訳で、このキュラソーは中南米開発の進捗によってはこういう特殊売春基地島でなくなるかもわからんけど、当面はこの体制が続くはずやねん…」

れおの「私はサリムとの愛の国を築きたいだけなのです」

てあら「それだけで痴女島すら上回りかねない売春島を作ったのはレオノさん一人の働きだけではないと思うのです…」

べらこ「犯人を疑っている顔ですね」

てあら「別に陛下が犯人という訳では…はっ！」

まるは「ベラ子陛下の悪い病気。隣の島の芝生は青い。あとは夫婦で接待頑張れ…」

てあら「待てぇマルハ助けてぇええええええ」

れおの「という訳でセニョリータ改めセニョーラ・ナカイの無事をお祈り下さいませ…キュラソー編は一区切りですが、お話はまだまだ続くそうです…」