闇堕ち女帝マリア・痴女皇帝建国譚

すずめのおやど

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父を訪ねて二万キロ・Da Bali alle Bahamas.12

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「あっあっOMEKO!OMEKO!」

「ひぎぃいいいい!」

えーとですね。

いきなり、申し訳ありません。

ですが、白豚を孕ませるのも職務のうち。

申し遅れました。

この間から、やたらとひどい目に遭っているばかりという認識の中井ティアラですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、何故に私はこんな場所でカルロータとカルメンシータに種を付けねばならないのか。

もう、ええやん。

私はやりたないんや。

これが正直なところです。

関西弁やら猛虎弁やらと申す言語で愚痴が出るほどに、私は使命感を失っていたのです。

それに、この場所と申しましたが、ここはアゾレス諸島はアングラ・ド・エロイズモなる町の外れの空き地。

聖母教会を置く予定地としてキープしてる場所みたいです。

(実は、聖母教会自体は町中にあるにはある。ただな、人口が増えてさ…理由は、フルーツ栽培要員なんだ)

ほう。

(葡萄やパイナップルが採れる。そして…このアゾレス諸島の島は、火山島由来の上に各島の面積も比較的大きめで、湖も存在するんだ。これ、ティアラちゃんなら重要性がわかるだろ…)

そうですね、水に困らないのならば、人が増えるのもわかります。

で、この島々はカナリア諸島やマデイラ諸島同様に貿易や漁業の拠点として船が立ち寄るのも人が増えている原因らしいのですが、その拠点になった理由が…。

(その昔…連邦世界だと大航海時代の初頭期の人物なんだけど、ポルトガルにエンリケ航海王子という人がいてな。この王子は航海しなかったけど、アフリカ沿岸に船団を派遣したり、自国内に航海学校を開設したりしてるんだよ。で、エンリケ王子の派遣したアフリカ探検艦隊がアゾレスやマデイラを発見してんのさ)

なるほど…じゃ、イザベル陛下が中米支部に向かわせる子にエンリケの名前をつけたのは…。

(そりゃもちろん、米大陸地区本部の産品の積み出し貿易や漁業に林業で栄えるバハマに行かせるからだろ。あそこの支部の所属女官は騎士経験に加えて、船に乗れるのが必須みたいなとこがあるからな。航海王として大西洋航路の諸々を取り仕切るくらいの王様になって欲しい願いを込めてつけたって聞いてるよ)

むー、そのような野望を託して送り込む子の遺伝子、私が提供して良かったのでしょうかねぇ…。

(いや、それ言うならフェリペ君なんかもっとダメだろ。イザベルさんの死んだ旦那さんの名前だぞ…つまり、次期スペイン国王として指名済みなんだよ…)

(つまり、あの子たちはイザベルさんによるティアラちゃん南欧支部囲い込みお手つきテロの結果…)

(あのなぁベラ子…イザベルさんの人種融和政策の話を聞いてるだろ…なるべく混血児を増やしてアフリカや南米に進出しやすくするっての…その象徴に敢えて自分の後継を人身御供にしたんだから悪く言ってやんなよ…)

(あたしは欲しいものは欲しいんです…)

ベラ子陛下のこのわがまま。

許すべきでしょうか。

いえ。

そう思っていましたが、奥様がベラ子陛下を優しく優しく、それはもう優しく説き伏せて下さいまして。

ただ、その優しさ溢れる語らいについて、私は詳細を語れません。

ええ。言葉を交わしているだけなのにベラ子陛下、涙目でした。

さながら、親戚のおばさんにお説教を入れられるわがまま娘とでも申し上げるべきなのでしょうか。

「まぁ、べらこへいかもひとみさんをかこっているせきにんをまず、とるべきですね」

ええ。アルト閣下…アルトさんに合意します。

しかし、ベラ子陛下も結構、執着しますね。

私なぞ、単にカルロータとカルメンシータをよがり泣かせながらケツを振らせるのが気分が良いだけでして、彼女たちに執着する気はないのです。

むしろね、あんたたちが周りにいると、他の後輩たちが私に声をかけにくくなってたでしょうが。

まんこのお誘いならまだしも、真剣な相談事とかだとどうすんのよ。

(し、しかし、これで先輩が痴女宮か茸島はかはともかく、本宮勤務に戻るなどと聞きました日には…)

(そうですよ先輩。私共を捨てて本宮に行かれるのですか!)

(捨ててない捨ててない! それよりもあんたたちが頑張って出世して痴女島に招かれるようになんなさいよっ)

全くもう。

しかし、何でまたこの子たちを南米視察にまで連れて行かねばならないのでしょうか。

更には、こいつらを孕ませるなどと。

(ティアラちゃんが本気になれない理由がわかった。奥様の存在だ…あたしも擬態の時は日本人の遺伝子で身体を構成してるから体感できるんだけどな、端的に言うと、奥様はもはや八百万神種族眷属同等だ。つまり、神々しさが周囲の日本人に伝播して、本能的に不敬行為を自粛してしまうんだよ…)

(なるほど、皇后様だけに神々しいと…)

(ベラ子陛下は駄洒落不敬の刑で、ここの名産というパイナップルを下のお口で味わう刑罰を提案したく。しかし、それならば陛下から遠ざかればこいつらの望んでいる行為が可能になりますよね。であれば、ナッソーに着いてからでも…)

(ティアラ…なぜ今、カルロータとカルメンシータに男児を産ませるか。それは、エンリケに付き従う者を揃えたいからです。言うなれば、貴女に対してのカルロータとカルメンシータのような取り合わせを希望しておるのです…)

ええ、イザベル陛下から事情説明とお叱りが入りました。

更には、セレスティーネとエロディアーネに種を付けている真っ最中であるとも。

(ほれ、王子の侍従を産める事を光栄に思うのです!おおっAchme!いく

(あぎゃああああ!¡Clímax!クリーマックス

ええ、セレスティーネのチンポから噴き出る白い汁をエロディアーネが口と顔で受けています。

更には、射精を終えた陛下が、セレスティーネの口にした上で更にしゃぶらせてエロディアーネに突っ込むための硬さを取り戻している様、カディス大聖堂の庭でしょうか…波の音も聞こえてきますが…で行っている事を聖環経由で中継して来られました。

要は、このようにやれと。

(カルロータにカルメンシータ。もはやティアラは我が皇配。そのティアラに戯れに犯されて子を孕むとは申せ、慰み者にされる栄誉に浴しなさい)

(はいっ¡Honra a Su Majestad la Reina!)

よ、要は…発情した私がカルロータとカルメンシータをお手つきして腹ボテにしちゃったものは仕方ないねということで、臨席していたマリアリーゼ陛下が出産と即成栽培を担当。

そして、私生児扱いとしてナッソー聖母教会附属の初等学校で学ばせ、エンリケの側仕えとして育てさせるという図式のようです。

なれば、陛下の申される通り、二匹の白豚に栄誉を与える必要を感じます。

(公務だと張り切るんですね、ティアラちゃん…)

(おめーも人の事言えた義理かよ…ティアラちゃん、アルトが欺瞞処理してくれてるから遠慮はいらん。奥様は機内であたしたちと話でもしとくから頑張れ。時間はあまり気にすんな、今から2時間は滞在しとけるから)

ありがとうございます。

この配慮には感謝し切れぬ話。

そして、エンリケを育てて頂けるというナッソー、スペインを遠く離れた地です。

確かに兄弟の類が側にいないと寂しくなる事もあるかも知れません。

それに、男には男の友情とか団結とやらが存在するので、下手に姉や妹がいても困る話でしょう。

という訳で、まずはカルロータからひどい目に遭わせます。

と言っても、私に犯されている姿を孕みまんこの証拠として関係者に送りつけるよう、カルメンシータに撮影させてるだけです。

何故ならばカルロータもカルメンシータも、かなりの貴族のお嬢さんです。

そのお嬢さんが、女王陛下お手つきの皇配騎士に種付けマンコを決められて子を孕む。

その貴族家は断絶こそしませんが、今から生まれて来る子はエンリケの家来としてナッソーに住むのですから…。

更には王の外戚扱いとなるそうですけど、いわば王家の騎士の子を産む栄誉を得るということは、カルロータもカルメンシータも、実家がこれ以上の縁談を貰うためには外国の貴族や王家に縁談の口を求めるしかなくなります。

ええ、アランサバル家…この子達の実家の貴族家にとっては、ある意味では位打ちなのですよ…。

つまり、私が孕ませ強姦を決めるのは、この子たちに二重三重の責めを与える話となります。

なるほど、そりゃ、この子たちが私に擦り寄る訳ですよ…。

ええ、今回の米大陸視察の件はこの子たちを私の侍従として使いこなせという、イザベル陛下からの課題でもあるようです…。

で。

皆様へのお話については、冒頭の凌辱される叫び声に繋がるようです。

ただまぁ、救いは…この子たちは私のチンポの硬さと技を好んでいるようです。

どの程度好まれているのか。

(もう入れられる方ではティアラ様の魔羅以外考えられません…入れる方では責め苦を与えながら犯す楽しみがあるのですが…)

ええと、こいつら、私の類似品ですね、性癖。

ただ、類友るいともなる表記で一括りにしないで頂きたい。そんな思いもあります。

私はあくまでも仕事や使命といった事に突き動かされてマンコしてるんです。

そこらで密かに出歯亀というんですか、覗き行為をしているであろう皇帝陛下のように骨髄や脳細胞の一片に至るまで好色一代女たる因子が込み込みのお方ほどではないのです。

そう、仕事にかこつけて日本人を狙って手込めにしまくってる皇帝陛下のような、ある意味で人種差別者ではないのです…。

(確かに、よく考えてみりゃたのきちに瞳さんに…あと、手込めにはしてないけどゆっきーとあずさんとおキヌちゃんにりええに、早苗さんや美咲さんもだな…うん、ティアラちゃんに指摘されて思ったけどさ、確実にベラ子の日本人狙い傾向ってあるよな…)

ぬううううう。

アナ様の有色人種嫌いも大概ですけど、ベラ子陛下の傾向も大概じゃないですか…。

マリアリーゼ陛下、これは今すぐ解決する必要は薄いとは思いますが、全ての女官に平等に接すべき皇帝陛下の傾向としてはあまりよろしくないかも知れない、敢えて私はこのように意見したいと思います。

それとですね。

痴女皇国自体は北方帝国攻略を控えてるのに、まさかベラ子陛下。

私が拝命している米大陸視察の全行程に皇帝陛下が同行とか無茶、考えておられませんよね。

確か頂いた予定では、アレーゼ米大陸地区本部長が主要行程で同行とありますけど。

(安心しろ。比丘尼国と南独支部それぞれの鉄道開通儀式はサボらせねぇ。だからあたしが首根っこ引っ掴んでスケアクロウに乗せてんだ…それに、アレーゼおばさまが目を光らせてる南米でいらんことは出来ねぇから心配すんな)

かしこまりました。

マリアリーゼ陛下のご手配感謝申し上げます。

では、謹んで…。

で。

スケアクロウの常備品にもされているという、孕み椅子なるビーチチェアをお借りする事ができました。

これ、汎用精子卵子を使用した聖母教会向け少年少女大量のために作られたそうでして、東欧支部との共同開発となる代物ですが、現在は中米支部ハバナの造船工場の木工施設と、そして三河監獄国でパーツを製造してもらっているので普及が遅れているようです…。

(材質が絶林檎とリグナムバイタなんだ…毒抜きや削り出しとか穴開け加工に金属用の旋盤レベルの強力な工作機械がいるほど硬いのよ…おまけに絶林檎だから毒林檎同様にひずみ取りプラス毒抜き乾燥は必要だしな。その代わりに樹脂浸透補強加工もしてあるし、アルミの椅子以上に頑丈で水にも強い、おまけに錆びないからな…)

確かに、木材というのは切ってすぐ使えるものではないそうですね…。

そして、この木材強化加工技術のおかげで、鉄で作った船と同等以上の頑丈な船体を実現できているようです。

(ちなみにフジツボや貝類の付着を防ぐし、フナクイムシが取りついても食い荒らせないどころか樹脂に仕込んだ駄洒落菌変種のせいで「どくいりきけん たべたらしぬで」状態になるらしい…)

なんという事を。

しかし、海事部の方のお話では、木造船が劣化する大きな原因になるそうですから仕方ないのでしょう、フナクイムシやフジツボの被害…。

(ちなみにこの半生体樹脂皮膜、通常の船舶用防虫塗装に代わって連邦世界やNBでも採用を始めていてな…ファインテック・マリン&エアロスペースのシノギとして期待されている)

はぁ。

ともかく、マリアリーゼ陛下がお金儲けやお金稼ぎに割と熱心だと言うのは伺っておりますので、何かの機会にそうした話を真剣に聞く必要も出て来ることでしょう。

とりあえず今はこの牝豚姉妹を犯して孕ませることが優先課題。

で、イザベル陛下からのご指導ですが。

(ふふふ、逸物の出し入れは必ず撮るのですよ…卑しい身分の黄猿牝が天塩に掛けて育て上げた娘の穴に子種汁をぶち撒ける様をお前たちの親に送りつけますからね…)

ひぃいいいい。

な、何と言う事をするのですか陛下…恨みを買ってしまうじゃないですか…。

(元々買っております。最初のアナの乱の時に、カルロータたちの父親、アナの支持者だったのですよ? むろん、アナとアントニオを後で引きずり下ろして自分の息のかかった王位継承者にすげ替えるつもりであったのです。ティアラにも申しておりましてよ…この子たちはともかく、親は謀反者であるが敢えて許したふりをして泳がせておるだけだと…)

ええ、つまり…カルロータとカルメンシータは正味の人質として陛下の侍従となるべく、差し出されております。

(更には、その黄猿が本宮の皇帝親衛隊騎士で、しかも我が子を孕み孕ませた皇配。文句を言おうにもより身分の高き者に手つきにされて子を授かるのです。これはヴィレーナやアルバレイツ家同様、アランザバル家には過ぎたる栄誉となるでしょう。おほほほほ)

で、この子たちはその鬱憤を部下にぶつけるんですよ…。

ですが、同格の場合は喧嘩になりかねません。

そこで、南欧支部では一応、サルスエラ宮殿の婦人騎士団司令部で妊娠出産を管理していると。

ただ、本宮の厚生労働局から送られて来る懐妊ノルマの数字に従って孕ませていくともお聞きしました。

(南欧支部は中米から南米にかけての聖母教会要員を生産してもらうからな…ゆくゆくは現地調達で混血化していくけど、最初は欧州から人を送る必要があるから)

(何かこう、連邦世界の奴隷船と逆のような気も…)

(いや、南米開発期には出稼ぎや移民もけっこうあったんだよ。童話やアニメにもなった「母をたずねて三千里」も、その背景には当時の貧しいイタリアから富裕なアルゼンチンチンに出稼ぎに行く事情が存在したんだ。でなきゃはるばる南米にまで行かないだろ? )

なるほど、そうお聞きしますと、これから鉱物資源はあまり望めないとしても、密林地帯からの樹木や、大平原を開拓した結果の畜産物に農作物の生産と出荷は育てさえすれば続けて行ける事業。

うまくすれば実業家として、ワンチャンとやらがありえますね。

あ、この不肖中井ティアラ、人生の実時間はともかく、教育の大半は痴女皇国世界の人々から受けております。

従って、いまさらですけど、通常の日本人少女が話している話題や言葉遣いに疎いのはご承知おきくださいね。

ですが、オメコ呼称は。

あれだけは何故か避けたいのです。

ですので、pollaチンポとかCoñoマンコとか言わせてます。

それにこの子たち、南欧支部着任当初の私に何をして何を言いやがったか、よっく覚えております。

をやったから、イザベル陛下が私に調教を指示なさったのですよ。

それはもう、文字通りの肉便器調教です。

言わば、身から出たサビ。

この子たちは今、私に仕えることで一定の身分を保証された代わりに、南欧支部…ひいては痴女皇国女官にして騎士という一種の官僚制度に組み込まれ位打ちをされている立場なのです。

今、撮影されている内容も、女官が上に逆らえばこうだよという教材の素材にもされるそうです。

(それとですね、ティアラ…commencer par l'esclavage, まず家畜から始まるのが痴女皇国の元来の女官教育でしょう…自らが奴隷の立場を経験する事で、出世した暁の奴隷調教がはかどろうというものです。この子たちは貴女と違い、仮に本宮での登用を望むならば本宮で役立つ人材である事を証明しなくばなりません。例えば…この後に南米で力を証明することが出来れば…そうですね、仮に私や貴女がいじめの為に彼女たちの足を引っ張り失敗させようとしても、必ずや才能才覚を目に留める方がおられるはず)

(ま、イザベルさんの言う通りだよ。それに、ティアラちゃんのお付きを指示されてる時点で、カルロータもカルメンシータも他の子からのやっかみを受ける立場になっちまうんだ。なんであの子が出世するの…ってね)

あ、それはありますね。

特に婦人騎士団は貴族の子女が多数派なので、アナ様に同調する騎士も結構のです。

(ただ、これはティアラちゃんが日本人だから南欧支部独自の反論が出来るだろ。つまり、日本人に仕えてその屈辱に耐えていますよって話が出来るじゃん。おまけに元来の貴族社会なら、黄色人種の子供を後継として産んでしまうだけでも致命傷だ。いらん噂を立てられて足引っ張られてお家ともども没落はまず、間違いねぇな)

(で、ティアラの子を産ませるのが彼女たちへのご褒美でしてよ。ただ…痴女皇国に仕える立場なので、彼女たちの給金や服装などは痴女皇国からの支給となります。これが、旧来の貴族であればティアラが召し抱える事になりますからねぇ…)

(そういうお家同士の見栄張りの行き過ぎの為にもさ、スペインでもドイツでも一種の官僚制度を普及させてんだよ。でなきゃうちの制服なんか、本当ならとんでもない値段になるんだぞ…)

(ええ…お伺いした事があります…ものによっては、ちゃんと縫製させたならば日本円で4桁万円の製造原価になるとも…)

そうなのです、従者や侍従の服装などでお家の格式や経済規模を推測されてあらぬ噂が立つのも、この時代の欧州貴族社会あるあるですよね。

そして、私の子を産むということは、単に私のであるだけでなく、南欧支部長たるイザベル陛下の縁者扱いとなります。

即ち、見栄や面子を張る必要性のある行事や式典に出席する場合、その場に対応した制服やアクセサリーの貸与又は支給を受けられます。

更には、式典の際はおろか、通常時でも重要部署に優先配置または応援派遣される立場になります。

つまり…その地位に応じた能力を示す必要こそありますけど、出世しやすい立場になったのですよ、この子たち。

で、既に聖隷少女団への研修派遣も検討中。

この聖隷少女団、ゆくゆくは未成年女官で騎士職重点配置志望者…オリューレ行政局長が言ってた話を思い出して欲しいのですが、やはり騎士能力もある程度は重視されますから、出世を狙うなら騎士勤務を率先して志望すべきなのです…には一定期間の従事義務を課す方向なので、先手を打っておこうと。

そうしておけば、南欧支部所轄内で聖隷少女団の分団を組織する際の指導職や管理職にも任じることが出来ますし、うまくすればマヨルカのパルマ修道院などと同様に、教育業務を受託することもあり得るのです。

(というより、聖隷少女団の研修施設として運用することも含めてパルマ大聖堂とカスティーロ大聖堂は建設していますよ…。だからティアラも、イザベル支部長の承認は必要だけど、現地で使えそうな子はピックアップして可能ならスカウトしてね…)

と、聖隷少女団を統括するリンジー事務局長から指摘と指導が入りました。

ええ、この子達も、自分が孕む子と、孕ませようとしている私との重要性を改めて認識したようです。

本来ならば後ろでカメラを構えているはずのカルメンシータにさえ、淫猥制服の紐が隠せない尻穴の皺まで見せるのを嫌がる部類の子です。

(私も自分が撮られる事を思えば嫌です。更には先輩には申し訳ないのですが、劣等人種とされる黄色い猿に凌辱されて子を孕まされる姿の一部始終を親にまで送りつけられる屈辱の仕打ち。しかし…姉様、考えてみれば私たちも後輩や部下を指導する身の上。同じように彼女たちを犯し汚し、家畜調教真っ最中の性獣の立場であることを身体に教えねばなりません。この屈辱を頭の中に刻み込むのです…)

あ。

カルメンシータ、結構いいこと言っておりますが、その左手は自分のチンポをシコシコとシコっていますよっ。

更には、変形正常位で、件の孕み椅子に寝かされたカルロータの尻穴に指を突っ込みながら、私のケツ穴に舌をねじ込んでれろれろと舐め回す有様。

(おほほほほ、性交の際には無防備になるとは良く言われた話、正にその通りですわ…ああ先輩、早くこのbola de oro…金玉の中身を姉に注いで差し上げて下さいませ…お姉様が孕み家畜となる瞬間、しかと撮らせて頂きますわっ)

なんと躊躇のない妹なのでしょうか。

しかし、これまた当時の名家あるある。

長女以外、いわば予備。

イザベル陛下もそうですけど…死亡された旦那様の立場では当時のイザベル王妃殿下、三番目にご結婚なされたお妃様だったりするんです…生きて離婚ならまだしも、出産時に母子ともども死亡されることも決して珍しくはなかった時代です。

更には、子供を産んでも成人するのは、生まれたうちの半分とも言われておりました。

ですから、を作っておく必要があるのです…。

まぁとりあえず、そこまでされては私とて辛抱なりません。

それに、これは妊娠させるための孕ませまんこ。

今、嬉々として撮影に興じるカルメンシータ…次はあんたの番でもあるのよ…。

「お、おのれ…この腐れ妹…」

ええ。

私の射精後に何が起きたか。

まず、私が彼女たち曰くの薄汚く穢らわしい黄猿の孕み汁を望み通りに出してあげると同時に、カルロータは「痴女種状態」で絶頂。

つまり、まんぐり返し状態で私に突っ込まれていたカルロータ、自分で自分にセルフ顔射です。

更には、己の液体排泄を己で受ける事に。

一方では、射精後のチンポ清掃を兼ねてカルメンシータの口を便器に使う私の姿があるわけですが。

確実に親が見たら泣く姿でしょう。三人とも。

ですが、痴女皇国並びにその傘下国としては…女官の正しい姿だそうです。

この淫乱凶暴な生物を男にそのまま当てがったり性欲みなぎる状態でぶつければ、たやすく男の尊厳は崩れ去ります。

ええ、マリアリーゼ陛下に説明を頂かずとも、私ですらわかります。

ベラ子陛下のお話でこそ、アンヌマリーだけいい子扱いにされてますけどね、ベテハリの面倒見、私もやってましたからね。

あの子なりの誇りや人の尊厳を崩壊させないように、我々は注意深く取り扱っていたんですよ…?

ですから、痴女種同士で犯させ合うのは極めて重要なのです。

そう、教わりました…ベラ子陛下に。

ええもちろん、教えた当人こそ、まさに男にそのままぶつけてはいけない危険物。

を普通の男に相手させて良い訳がありません。

(あんなもん扱い云々はともかく、人類の男に相手させる事の危険については合意しておこう)

(ですわね…マリアヴェッラ陛下は真剣に一般男性に無条件にお相手させてはならない方でしょう…)

(ひどすぎるじゃないですか!あたしイタリア夜の爛れ会でも自粛してたんですよ!)

(あれが通常の打ち合わせ会合になった経緯わかってるか…みんな年齢を経て枯れただけじゃないんだ…)

まぁ、理由はわかります。

痴女種の恐ろしいところは女の持続力でチンポを使える事、これに尽きます。

従って、どこかでストップをかけないと延々とマンコできてしまうのです。

他ならぬ痴女種として人格教育を受けた私ですら、自粛という言葉の重みを痛感するほど。

まぁともかく、次はカルメンシータの番。

私はこいつ相手の時、必ずやらせて貰うことがあります。

その長く豊かな髪の毛を引っ掴んで、バックで犯すこと。

さながら、乗馬でもしているような気分です。

もっとそのデカケツを振れや、この牝豚。

こいつの尻を犯している時は、このような征服的な感想すら出てきます。

そして、妹に屈辱的な扱いを受けたカルロータには、妹の口で奉仕させるくらいはやらせてあげましょう。

あ、ちゃんと撮るもの撮らないと、イザベル陛下にも田中内務局長にも叱られますからね。

ひどい話かも知れませんが、そりゃあこの子たちだって、そんな事しなくて良いなら有難い話でしょう。

(無理ですわね)

(腐れ妹の行状はともかく、南欧支部の女官だけでも、身体に言い聞かせる教育を続けておかないと奴らは増長します。先輩もよくお分かりでしょうに…)

ええ、この子たち自身が、下についた者からの突き上げを防ぐ必要がある立場。

(ですから、親はもちろん、大人達にもこの新たな現実を突きつける必要があるのには合意致しますわ。痴女種は強力過ぎるので、その気がなくとも人の男を滅ぼしかねない。従って、娘達の破廉恥な行為は秩序を維持するためにも極めて重要な行為なのですと…)

(ですがこの腐れ妹には言い聞かせる必要がございますかと…)

(カルロータ。あんたらだけでやり合うなら後にしなさい。やることやらないと、私ではなくてアルト閣下にしばいてもらうわよっ)

(ひ、ひぃいいいいい!)

(おおおおお許しをぉおおおお)

わかっとるやろな、あんたら。

聖院学院茸島校舎で少女騎士団の編成と教育体制、スタートした時にアルトさんが来て暴…いえ、教育指導しましたからね。

あれであの人の怖さ、わかったでしょう。

とまぁ、偉い人はこのように使うのです。

むろん、アルト閣下は我々の南米視察を性交、いえ成功させないと単に叱られるだけではありません。

痴女宮所属の方のアルト閣下は、今回の新年度昇格者の枠から外れています。

そのステータスランクは十億卒のまま。

これにしても、我々下っ端同然の立場からすると雲上人の位なのですが、問題は聖院から出向されている方のアルト閣下が百億卒昇格を果たしている件にあります。

更にはダリアリーゼ統括騎士団長と、同じ十億卒に並ばれてしまう始末。

これはプライドをへし折られかねない話でしょう。

そうですよ。

つまり…私は今、事実上のアルト閣下に対する指揮権を有したも同然の立場。

何も私が手を下さずとも。

更には、アルト閣下ならば私の能力、一時的ではありますけど、万卒から更に上に押し上げる事も可能だと伺っております。

即ち、私は南米視察の間は痴女皇国最強級の力を得たも同じ。

ですが…これ、裏を返せば「南米の視察は未開拓地域も含めて、それだけの対策をしておく必要がある」話でもあるのです。

でなくば、いくら皆様がお目をかけて下さると言っても、アルト閣下のお力そのものを私に与えるのは素人に戦略破壊兵器を使わせるようなもの。

(言ってみれば、今回の南米でアルトさんを付けるのは、アルトさん級の強力な痴女種能力をティアラちゃんがどう使うかを試験されるようなものなのです…ですからお目つけ役に皇帝自らですね)

(ベラ子陛下。それ…同行の口実になっておりません。万一のアルトさんの抑止にはアレーゼ閣下が指定されていますし、そもそも現時点でアルト閣下はエコタイプ白金衣着用。その気になれば時間限定で百億卒能力も出せるとお伺いしておりますし、私を億卒級として動かす事も可能でしょう。そんなものを抑止するにはベラ子陛下でもしんどい話になるかと存じますが)

そして、ベラ子陛下が涙目になって言い返そうとなさるのをマリアリーゼ陛下が止めている絵図が。

(で、恐れながらご提案をば…それよりはむしろ、ベラ子陛下が南米の開発状況を視察したい。素直にこう申された方がよほど周囲の承認を得られる話ではないでしょうかぁっ)

ええ。

気の毒になりましたので、敢えてベラ子てぃあらの陛下あなねらいに塩をお贈りしておきます。

(うん。分体出させて他の業務に穴開けないってんならあたしもその提案、ベラ子が前向きに検討していいと思う。ただなぁ…南米は今、本当に未開拓というか…おばさまがようやく原住民も懐柔して、農地や牧畜、そして紙の生産や木材の伐採もやっと軌道に乗り始めたばかりなんだ…だからまだ未踏破か、アレーゼおばさまでないと行くのも大変な場所が結構あるんだよ)

その…ギアナ高地とか言うのですか。

地面から岩の台地が生えているかのような場所ですとか、はたまた効果淫なる植物を活用して山岳地帯に巨石文明を築いている淫化帝国とやらの視覚情報、マリアリーゼ陛下から送られてきました。

あるいは、海ですかここと言いたくなりそうな大きな川の姿とか、歩くのも大変そうな密林が果てしなく続く大地や、砂漠に塩湖。

驚くべき事に、アレーゼ様はここを従者ミカエル様と愛馬のサ○ノマツカゼのみを従えて視察するのみならず、現地住民と交渉や折伏調伏を重ね、南米大陸の開発の糸口を切り開いて行かれたそうです。

二人と一頭だけで、ですよ。

どれだけお強いんですか。

(今回の南米視察は正に、道を作ったり河川航路のための浚渫や川の拡幅などを行なっても自然環境に影響が出ないかなどなどを調べるためでもあり、南米の自然資源を加工供給される優先指定支部の南欧支部の経営にも影響を与える話でもある。ベラ子はそこを理解してから行くかどうか決めろよ…で、ティアラちゃん)

は、はいっ。

(君と侍従二人は千人卒以上の完全体痴女種だ。なぜ君たちを行かせるのか。それは、現地住民に聖母教会を受け入れやすくするための駄洒落菌の感染作業もやってもらおうと思っているからなんだ。いや、アレーゼおばさまの場合、女官種から神様の眷属に進化してるし、その気になれば完全体痴女種の身体も選べるんだけど、本人から強い拒否の意向を受け取っていてだな…ああそうだ…おばさまの代わりに、向こうの人たちとおめこして駄洒落菌を撒いてくるのも君たちの視察業務のうちなんだよ…)

------------

マリア「で、この話がアルトを行かせる南米編につながるわけだ」

ベラ子「あたしも百億卒なのですが…」

マリア「ベラ子。ベテハリ君夫婦、誰がノヴゴロドに連れて行くんだよ…ベテハリ君の茸島別荘での用人勤務を認めたのは、ノヴゴロド行きの辞令発行、アニサちゃんの出産を待ってからにするためだったろうが…」

アルト「べらこへいかご自身できめたことでしたね…ベテハリの北方帝国ふにん…」

ベラ子「取り消すわけにはいかないのでしょうか…」

マリア「美男公に話してるだろうが…それに、ベテハリ夫婦が行かないと、あっち方面の最新型の駄洒落菌変種感染作業を代わりに誰にやらせるのよ…北方帝国も鉄道開通の件で焦ってて、サンクトペテルブルクへの聖母教会建設を認める方向で調整に入ってるらしいしよ…」

ティアラ「つまり、北方帝国攻略のためにはアルト閣下かベラ子陛下、どちらかがおそロシア行きになってしまうのですね(そりゃ仕方ないっすね。ひひひ)」

ベラ子「ティアラちゃんを諦めた訳ではないので悪しからず…それにティアラちゃん、忘れてませんか。米大陸視察後は痴女宮というか茸島分校戻りなんですよ…?」

ティアラ「あんぎゃあああああ…で、このお話はアルトさんサイドに続くそうですので、そちらでの続きをお待ちください…」
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ビキニに恋した男

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サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

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大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

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ブログに掲載した短編です。

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