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父を訪ねて二万キロ・Da Bali alle Bahamas.3
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(しかし、将来有望との見立てをされたのがどなたかはともかく、確かにこれは…母ならもっともっと、貴女の身体を褒めちぎる事でしてよ、ティアラさん…)
ふっふっと息も荒く、私の尻を使うアンヌマリーさんですが。
この方の二人いらっしゃるお母様を含めて、とも危険極まりない人だと思います。
ええ、もう一人の父親役のジョスリーヌさん…私の父母を拉致する作戦に全力で参加された方じゃないですか。
後でその正体を知らされましたけど、見た目から全く想像つきませんよ…そんな怖いことばかりしてたなんて…。
しかも、マリーさんはマリーさんで暴力と性交…色仕掛けでのし上がって来られた印象があります。
これは、私の目下の主君で上司のイザベル陛下の記憶からの印象も大きいのですよ。
思い出して下さい。ジョスリーヌさんも色仕掛けをされる部類で、その毒牙を我が君主にも向けた過去があると。
(ううううう、言い返せませんわ…アンヌマリー、反論を!)
(そうですよアンヌマリー、あれは私も任務です…マドモアゼル・ナカイ…あなたの父母はともかく、あなたには丁重に接していたはず…)
これが思考共有の恐ろしさというものなのでしょうか。
アンヌマリーさんの保護者二名、早速反応されておられますが。
(母様方。わたくしもそうですが、思春期の部類。今、ティアラさんに納得してもらおうとしても難しいかも知れません。ここはわたくしにお任せを…ティアラさん。あなたがわたくしの獣の振る舞いに呆れていらっしゃるのはわかりますが、我々は男のごとく振る舞う事も覚えねばならないのです…勢い、性交も野獣の交尾に等しい光景となるのでしてよ…聖父様とベラ子陛下のあれを見てもお分かりでしょう?)
ええ、目の前で。
聖父様とベラ子陛下の痴態を見学する羽目になっております。
いえ、どちらかと申しますとベラ子陛下が煽る煽る煽る。
(ああっおじさまいいっ見られてるっ白痴発言聞かれてるっもっとベラ子をおかしくさせてっ)
これとか。
(子宮の入口をこじ開けておじさまの生臭い汁を注ぎ込まれたいのぉっ!孕むことしか頭にない豚のおめこに精液を注いでくださぃいいいいい!)
これとか。
仮にも痴女皇国の皇帝が、ここまで牝堕ちしても良いものなのでしょうかと言わんばかりに。
(ううううう、言いたい年頃なのです!それにティアラちゃんも知ってるでしょ…あたしがこういう事を口走るのはクリスおじさまだけなんだって…)
ああ…これが、本宮の皆様が申される、ベラ子陛下のノロケ発言とやらですか。
確かにこんなもの、聞いた女官が発情していなければ、このような歯の浮く発言の数々、耳にして呆れるどころか自分が言ってもいないのに赤面しかねませんね。
そう言えば…ルクレツィア様…陛下のお母様は逆に「言わせるのが大好き」だったようなのですが。
そして、まずい事に。
(ティアラさん…ベラ子陛下は言わせる方が元来の芸風ですよ…そして、ベラ子陛下のこういう時に、他の女官をあまり近づけない理由がお分かりでしょうか…)
ええ、当時は秘書課付け課長…いわばその時は見習いの立場だった伊藤瞳さんが申されます。
実は私、池尻大橋のマンションで少しの間だけ、この方にお世話になった事があります。
その時の私の脳と体の年齢は本当に正味の幼稚園児程度。対して瞳さんは曲がりなりにも会社員をやっておられた、いっぱしの社会人でした。
スザンヌんさんやマリアンヌさんなど、瞳さんの助言でわざわざ私の年齢に近い格好になって遊ぼうとして下さったほどです。
その瞳さんも陛下の家畜…いえいえ、部下になってしまわれたのですか…。
(いいいいいいいいいえいえいえいえいえいえ私は単なる同居人でぇっ)
(瞳さん。駆け出し千人卒にしか過ぎないわたしがなぜ瞳さんの思考が読めるのかわかりませんが、あの時は本当に短い間でしたがお世話になりました。その、お世話になった立場で申し上げたくはないのですが…)
ええ。
瞳さんも、積極的に責める側ではないだけで、受け身ではあんあん言っておられます。
しかし、相方のゼアラニーネさんが申されますには。
(シニョリーナ・ティアラ。シニョリーナ・アンヌマリーが言う通りなのです。それに貴女も、この碧海島では逸物を奮って部下の女官に給餌する立場。女官を犯して牝堕ちさせた方が捗るのはおわかりでしょう?)
確かにその通り。
これはイザベル陛下に身体で教えられた事…そして、配下の女官を練習台にして犯し辱めることもやらされたのですが、痴女種だからこそ本来は女であり、牝の本性を理解して使えとも言われました。
特に南欧支部は保養地として開発を予定されている場所を複数、領内に持つため、将来この蒼海島をイタリアにお返しすることになったとしても、勤務女官には他で働かせる場所には事欠かないとも言われております。
更には、南欧支部は売春能力に長けた女官を多数欲している上に、支部内での教育体制も整えたいとまで。
ですから、ベラ子陛下の演技過剰とすら見える淫猥な性交も、男に媚を売って吸い取るものを破滅しない程度に徹底して頂くことを教育する南欧支部の方針としては参考にすべき内容です。
ただ…私は、正直、あれしろと言われても羞恥心とかその、色々と。
(ティアラさん…わかるのですよ、あたしもあなたの処女を頂戴しましたしね…)
ええそうです、ベラ子陛下、私の初期教育担当の一人でもあらせられますから。
(しかしまぁ、わからなくはありませんわ…痴女皇国でも東洋出身の方は過激行為に慣れておられる方の方が少数。ましてや、出産直後からベラ子陛下に仕込まれているわたくしと違って人格矯正をかけられているティアラさん、焦って育てようとして道を誤らせても損失かとは存じます、陛下…)
(しかし、あたしがおじさまとおめこしてるのにあまり影響が出ないなんて…)
どうやら、ベラ子陛下は私への影響力反応が鈍いのを気にしておられるようですね。
(ベラちゃん…あとでティアラさんの細胞組織サンプルをもらおう。それと、意識状況をモニタリング。これは現在開発中の汎用細胞の製造に影響を及ぼすかも知れないから、とりあえず事例として採集させてもらおうよ…)
えーと、聖父様…つまり、クリスさんが並列思考でベラ子陛下とお話しておられることですが。
ベラ子陛下の能力として、陛下が性交しているとその周囲にいる女官に影響甚大となる場合があると聞かされました。
これは陛下が百億卒になった際の弊害だけではなく、聖環の懲罰機能の副産物でもあるようです。
そして、痴女皇国の本宮での方針策定の影響でもあると。
(言うなれば我々、いくらCoqを生やしていても所詮は女が基本なのですよ…ですから牝であることを日頃から躾けておかないと、痴女種だけで生きてはおれない身の上の女官にとって、肝心かなめの男性との性交で絞り上げるべき精気の質に関わる話でしょうに…アンヌマリー、あなたもお母様方から常日頃より教えられた立場ですわよね?)
(は、はいっイザベル様っ)
(ティアラ…わたくしの方にも通達が来ておりましたが、マリアヴェッラ陛下の性交時に、その発情と快感を周囲の女官に強制共有させる聖環機能を試験運用する件、今も実際に発動中のようですね)
これは、オリエンテ宮殿におられるイザベル陛下のお話ですが、我々と意識を共有されています。
で、この老齢院視察中にもかかわらず、発情していた陛下とクリスさんが性交に及んでいる理由。
他の施設から離れている上に、本日をもって暫くは立ち入る必要がなくなるこの閉鎖施設で事に及んで頂く事で、島内で働いている他の女官に悪影響を及ぼさないためです。
特にこの、性欲共有機能とやらを過剰に使われると、竿役たる千人卒以上も少ないこの島では色々困るのですよ…。
仕事中の女官を強制的に盛らせてしまうと、後始末はもちろん、最中の仕事を投げ出されても困るんです。
例えば宿坊での宿泊客用の食事の調理中とかですね、女官の手を停められない仕事の真っ只中で発情を強要されても困りますよね?
ですから、ここでやる事をやっておいて頂かないと困るのです。
現時点でも、私ともう二方ほどが頑張って、吸い上げと精製精気のお渡しを何とかこなせている状況ですので。
でまぁ、この蒼海島に常駐するのは私と…現在はこの方々が来られています。
Isabel Clara クララ Thousand Suction. 千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Red Rosy knights. 赤薔薇騎士団 Branch, Sanatorium of Lampedusa island. South-Europe branch, Imperial of Temptress. 南欧支部蒼海島保養所行政分局
Catalina Micaela カタリナ Thousand Suction. 千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Red Rosy knights. 赤薔薇騎士団 Branch, Sanatorium of Lampedusa island. South-Europe branch, Imperial of Temptress. 南欧支部蒼海島保養所行政分局
Fallon-Marcine (Martine Auch Bataille) ファロンマルシーネ Thousand Suction.(Limited Ten Thousand) 千人卒(限定万卒)Slut Visual. 痴女外観 Purple Rosy knights. 紫薔薇騎士団 Branch, Sanatorium of Lampedusa island. South-Europe branch, Imperial of Temptress. 南欧支部蒼海島保養所行政分局
で、このお三方のうち1人はフランス政府からの委託派遣者であり、売春事業に関する指導者であるとお伺いしております。
つまり、ファロンマルシーネさんですね。
で、残りお二方が問題でした。
(わたくしの娘二人ですわ…上のイサベルについてはdeuxième nom(ミドルネーム)のクララを出家名に…わたくしのスペイン名と似た名前でややこしいという話がございまして。で、次女のカタリナ共々スイスにて修行させておりましたのですが…)
まぁ、ファロンさんはともかく、お姫様方はフランス系で、しかも本来はハプスブルク家の縁で政略結婚の話が出ていたともお聞きしております。
そして、ゆくゆくはどこかの王家に嫁がされる運命にあった方々のようですね。
(で、姉が介入して本宮女官登用促成コース経由で欧州地区本部で女官見習いに入っておられたのですよ…)
あ、ベラ子陛下の口調に嫌そうな雰囲気が感じ取れますね。
つまり…お姫様方の蒼海島行きの人事、南欧支部の泣きつきで実現したようなのです。
そして、泣きついた理由もイザベル陛下にお聞きしています。
具体的にはイタリア傘下となったはずのサルデーニャ王国の領地について、当事者のサルデーニャ王国と、そしてこのお話ではフランスにすり寄っていたコルシカ王国とが揉めたせいで、領有権を宣言するためにも早急に行政支局員を配置なさりたかった島があります。
(サルジニアの統治くらいはイタリアで何とかして欲しいと頼んだのですが…)
(彼の地の統治、ゆくゆくはルイーザを回したいのです。イザベル陛下のご子女ふたかたと事情は似たようなものですわ…)などとデステ閣下に言われ押し切られたようですね。
(ルイーザ・ボルジア。つまり現在はフランスからイタリアに移住された叔父の嫁のシャルロットさんの娘さんなんです。で…シャルロットさんは近々痴女島の聖母教会司祭…つまり痴女皇国に対する実質的なイタリア大使を任じられる予定でして…)
それならば、奥様が行かれた方が話が早…あ、なるほど…色々な理由があってイタリアからなるべく離しておきたいと。
で、嫌々ながらにスペイン暫定領としてイザベル陛下がお引き受けしているのが、この赤く塗られた島です。
<i711360|38087>
フランス語ではサルジニア、イタリア語ではサルディーニャ島と呼ばれる、結構大きな島です。
この島の上にあるのが、後にフランス皇帝となった方が幽閉されるコルシカ島です。
この、誰が見てもフランスが真っ先に手を出しそうなコルシカとサルジニアですが、痴女皇国世界でも連邦世界同様、イタリアの影響下にあったそうですね。
そしてコルシカ王国とサルデーニャ王国がそれぞれの島を治めていましたが、痴女皇国の後押しでイタリア統一政府が誕生した際に傘下国としてイタリアに編入。
しかし、コルシカ島内ではこれに不服がある勢力多数、かつフランスに接近して独立を企てる動きもあるとか。
(コルシカ島が欲しいかどうかですが、うちはいりません。それに欲しいと申しますより、フランスが欲しければコートダジュールと引き換えにサルデーニャをうちに寄越せ。こうですわね)
なるほど。
デステ閣下としては、ニースやカンヌのような急峻な海岸沿いの崖地たるコートダジュールですとか、そしてコルシカ島より大きく産品資源や税収も見込めるサルデーニャ島をイタリアに欲しいとお考え。
ですが、今のイタリアでは大規模な軍事力を傭兵国家の丸太騎士団、ひいては痴女皇国に頼らざるを得ない状況のようです。
(これは今までにあまりお話に出て来なかったんですけど、中世イタリアの軍事力、特に陸の軍隊は傭兵を雇うことも珍しい話じゃなかったんです。少なくとも専従兵士を編成した軍団を大規模に持てるかと言いますと、バチカンはもちろんナポリ王国ですら無理だったんですよ…だから、かつての叔父も頭を下げてフランスから軍隊を借りたりしていたのです…)
ベラ子陛下も、頭痛薬を欲しがっているような現状がそこにあるようです。
(このイタリアの問題が、聖母教会の修道尼僧女官の送り込みを急いでいる理由の一つなのです。いざという時はスイスからマイレーネさんが来て下さいますし、こちらの許可なく一ミリでもイタリア領に軍隊を踏み入れたら滅ぼしに行きますよと主にフランスとドイツには恫喝を入れているのです。ですが…)
(ええ…スペインでも似たような話が出ています…国内治安を向上させ、地方領主の内乱や謀反を防ぐためにも聖母教会網が必要だと、イザベル陛下も申されておりましたから)
つまり、国防もさりながら、国内治安を固めるための警察力というのですか、そうした治安維持のための人材に女官を活用する動きは理解しております。
この蒼海島でも、まかり間違えば長きに渡って海賊が支配していたとすら伺っておりますので。
あ、そうそう。
このお話でジェノバの港湾開発が立ち遅れている理由。
ローマに近いガエータや、地中海中央部にあって鯖挟国や東欧支部諸国にも近いナポリに注力しているからだそうです。
そして、フランスに近いジェノバですから、今はあまり大規模な港湾開発をしたくはないとも。
(やり出せば早いから焦る必要ないって、ねーさんも言いますしねぇ…まぁ、今後50年以内にはそれなりの規模にはする予定です)
(そしてですね…本当ならティアラさんも、早急に昇格の上で配置転換をさせて欲しいんですよ。まぁ、そのお話は行政支局の官舎でさせて頂きましょう)
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そんな訳で、行政支局官舎の一室に移動した私達ですが、クリスさんが取り寄せてきた採血や細胞サンプル収集器具を使って、私の体からひとわたり試験用の細胞類を収集されます。
で、その器具類を届けに来たエマニエル建設部長の分体と一緒に転送されて消えるクリスさん。
え。
陛下…ご一緒にお帰りにならないのですか。
「邪険にしないで下さいよ…で、アンヌマリーちゃんとあれこれしていた内容の分析も、実は行っていたのです。ティアラちゃん…人見知りする方ですね…」
えええええ。
何故わかるのですか。
と…陛下がご覧になっていたパソコンの浮遊窓の内容を見せて頂きますと。
「これは、ティアラちゃんの相手別精気流動データです。そして、精気純度…品質と回収効率をグラフ化したものがこれになります。で、さっきアンヌマリーちゃんを相手してもらった時の回収状況がここ。正直、ドレインした際とあまり差がありませんよね…。そしてこれがイザベル陛下相手だと、かなり純度も回収効率も上がってるんですよ」
なるほど…こうして図表や数値にされると、問題点がなんとなく掴めてきます。
「そして、これがアンヌマリーちゃんの場合。割と均等に、誰を相手しても精気純度や回収量が高い水準でしょう」
な…そこには、山あり谷ありというよりはどこか数カ所だけ突出している私のグラフよりも、端がそれなりに揃っている状態のものが映されています。
ええ、陛下がおっしゃりたい事。
これをなるべく、誰の相手であっても高水準となるように精進せよ。
こうでしょうか。
それと、私は疑問に思いました。
では、さっきのクリスさんとの精気授受行為。
あれを私やアンヌマリーさんと比較すると、どうなるのでしょう。
「えー…」
陛下、嫌そうな顔をしないで下さい。見せつける自信はないのですか。
「ティアラさん。やめておいた方がよろしくてよ…陛下の本気の精気授受は量も質も桁違いだというのを見せつけられて意気消沈するばかり。今までに見た者で自信を打ち砕かれなかった女官はいないという恐ろしい結果が画面に映るだけですわ…」
そう言われると、見たくなります。
で。
確かにそれは、桁が違いました。
というか我々のグラフを棒状に表示させた場合、同じ目盛りで測れません。
確かにこれ、その周囲の女官に影響を及ぼして発情させるだけの余剰精気すら撒き散らしているのがわかります。
更には、間近で見ておりましたから、どれほど濃厚なものであったかは理解できます。
しかし…同時に、指摘事項も浮かびます。
まず、クリスさんは陛下の愛人。
どちらがどちらの愛人かはともかく、もはや陛下はクリスさんの第二夫人か。
はたまた陛下の夫がクリスさんなのか。
ここまで濃密な仲だからこそ、実現できる桁違いの精気授受品質と量ではないのか。
つまり、愛情云々よりも男性のように性欲が優先しがちな千人卒以上の逸物装備女官、まずは相手を陥落させ牝の叫びを上げさせることを教育されております。
「恋愛感情は持ちたくても持てないというのが一般の女官ですよね。では、私が陛下の領域に近づこうとする場合はどのようにすれば良いのか、そこで壁に突き当たります…」
と、正直なところを打ち明けてみましょう。
性欲の対象とするにしても、私は正直…職務以上の感情で精気授受を行えないのです。
相手をよがらせるのも、その方が腰やお尻の動きが良くて逸物を締め上げられるからです。
そして、膣なり口なりになるべく多くぶちまける方が好ましいと思っております。
これは、イザベル陛下の教示の通り。
牝は元来ならば牡に無理やりにでも支配されてしまう立場。
で、犯すことで牝の本能的な被虐の欲望を煽ると同時に、犯されている側の牝には「こいつはこうすればより大量の精液=精気を放つから処理はチョロい」と攻められどころを学ばせてより多く絞り取らさせるための学習をさせる意味もあると申されます。
(我々が女官同士、互いに牝豚扱いを行うのは単に上下関係のためだけではないのです。しかし、まだ若い貴女にはなかなか理解がついていかないところもあるかも知れません。今、貴女がいる場所ですぐに陛下はもちろん、アンヌマリー嬢に並べとけしかけるのも無理な話と存じます、マリアヴェッラ陛下)
おや…イザベル陛下、ベラ子陛下に意見を具申されておられますが。
(イザベルさん…イザベル支部長は、学習でなんとかなるとお考えですか)
(例えばティアラは、赴任前に若干ですが体型補正を受けて16~17歳前後に成長した身体となっておりますかと。しかし、これでは実際の年齢の人間の女子と比較しても性的に成熟した状態…逸物を喜んで受け入れるかはまだまだかも知れません。即ち、成長に今少しの時を必要とする話では)
(ふむ…イザベル支部長。クロニェーネ行政支局長について、早期の聖院学園福祉部・教育部騎士課程入学への人事異動を要請しましょう。似通った年齢の少女の経験を互いに共有させる方が、あたしはまだしもイザベルさんのような大人の性交への道を素直に本能でたどってくれるかも知れません…ライバル同士で切磋琢磨の方が、彼女は伸びる気がするのです…)
ふっふっと息も荒く、私の尻を使うアンヌマリーさんですが。
この方の二人いらっしゃるお母様を含めて、とも危険極まりない人だと思います。
ええ、もう一人の父親役のジョスリーヌさん…私の父母を拉致する作戦に全力で参加された方じゃないですか。
後でその正体を知らされましたけど、見た目から全く想像つきませんよ…そんな怖いことばかりしてたなんて…。
しかも、マリーさんはマリーさんで暴力と性交…色仕掛けでのし上がって来られた印象があります。
これは、私の目下の主君で上司のイザベル陛下の記憶からの印象も大きいのですよ。
思い出して下さい。ジョスリーヌさんも色仕掛けをされる部類で、その毒牙を我が君主にも向けた過去があると。
(ううううう、言い返せませんわ…アンヌマリー、反論を!)
(そうですよアンヌマリー、あれは私も任務です…マドモアゼル・ナカイ…あなたの父母はともかく、あなたには丁重に接していたはず…)
これが思考共有の恐ろしさというものなのでしょうか。
アンヌマリーさんの保護者二名、早速反応されておられますが。
(母様方。わたくしもそうですが、思春期の部類。今、ティアラさんに納得してもらおうとしても難しいかも知れません。ここはわたくしにお任せを…ティアラさん。あなたがわたくしの獣の振る舞いに呆れていらっしゃるのはわかりますが、我々は男のごとく振る舞う事も覚えねばならないのです…勢い、性交も野獣の交尾に等しい光景となるのでしてよ…聖父様とベラ子陛下のあれを見てもお分かりでしょう?)
ええ、目の前で。
聖父様とベラ子陛下の痴態を見学する羽目になっております。
いえ、どちらかと申しますとベラ子陛下が煽る煽る煽る。
(ああっおじさまいいっ見られてるっ白痴発言聞かれてるっもっとベラ子をおかしくさせてっ)
これとか。
(子宮の入口をこじ開けておじさまの生臭い汁を注ぎ込まれたいのぉっ!孕むことしか頭にない豚のおめこに精液を注いでくださぃいいいいい!)
これとか。
仮にも痴女皇国の皇帝が、ここまで牝堕ちしても良いものなのでしょうかと言わんばかりに。
(ううううう、言いたい年頃なのです!それにティアラちゃんも知ってるでしょ…あたしがこういう事を口走るのはクリスおじさまだけなんだって…)
ああ…これが、本宮の皆様が申される、ベラ子陛下のノロケ発言とやらですか。
確かにこんなもの、聞いた女官が発情していなければ、このような歯の浮く発言の数々、耳にして呆れるどころか自分が言ってもいないのに赤面しかねませんね。
そう言えば…ルクレツィア様…陛下のお母様は逆に「言わせるのが大好き」だったようなのですが。
そして、まずい事に。
(ティアラさん…ベラ子陛下は言わせる方が元来の芸風ですよ…そして、ベラ子陛下のこういう時に、他の女官をあまり近づけない理由がお分かりでしょうか…)
ええ、当時は秘書課付け課長…いわばその時は見習いの立場だった伊藤瞳さんが申されます。
実は私、池尻大橋のマンションで少しの間だけ、この方にお世話になった事があります。
その時の私の脳と体の年齢は本当に正味の幼稚園児程度。対して瞳さんは曲がりなりにも会社員をやっておられた、いっぱしの社会人でした。
スザンヌんさんやマリアンヌさんなど、瞳さんの助言でわざわざ私の年齢に近い格好になって遊ぼうとして下さったほどです。
その瞳さんも陛下の家畜…いえいえ、部下になってしまわれたのですか…。
(いいいいいいいいいえいえいえいえいえいえ私は単なる同居人でぇっ)
(瞳さん。駆け出し千人卒にしか過ぎないわたしがなぜ瞳さんの思考が読めるのかわかりませんが、あの時は本当に短い間でしたがお世話になりました。その、お世話になった立場で申し上げたくはないのですが…)
ええ。
瞳さんも、積極的に責める側ではないだけで、受け身ではあんあん言っておられます。
しかし、相方のゼアラニーネさんが申されますには。
(シニョリーナ・ティアラ。シニョリーナ・アンヌマリーが言う通りなのです。それに貴女も、この碧海島では逸物を奮って部下の女官に給餌する立場。女官を犯して牝堕ちさせた方が捗るのはおわかりでしょう?)
確かにその通り。
これはイザベル陛下に身体で教えられた事…そして、配下の女官を練習台にして犯し辱めることもやらされたのですが、痴女種だからこそ本来は女であり、牝の本性を理解して使えとも言われました。
特に南欧支部は保養地として開発を予定されている場所を複数、領内に持つため、将来この蒼海島をイタリアにお返しすることになったとしても、勤務女官には他で働かせる場所には事欠かないとも言われております。
更には、南欧支部は売春能力に長けた女官を多数欲している上に、支部内での教育体制も整えたいとまで。
ですから、ベラ子陛下の演技過剰とすら見える淫猥な性交も、男に媚を売って吸い取るものを破滅しない程度に徹底して頂くことを教育する南欧支部の方針としては参考にすべき内容です。
ただ…私は、正直、あれしろと言われても羞恥心とかその、色々と。
(ティアラさん…わかるのですよ、あたしもあなたの処女を頂戴しましたしね…)
ええそうです、ベラ子陛下、私の初期教育担当の一人でもあらせられますから。
(しかしまぁ、わからなくはありませんわ…痴女皇国でも東洋出身の方は過激行為に慣れておられる方の方が少数。ましてや、出産直後からベラ子陛下に仕込まれているわたくしと違って人格矯正をかけられているティアラさん、焦って育てようとして道を誤らせても損失かとは存じます、陛下…)
(しかし、あたしがおじさまとおめこしてるのにあまり影響が出ないなんて…)
どうやら、ベラ子陛下は私への影響力反応が鈍いのを気にしておられるようですね。
(ベラちゃん…あとでティアラさんの細胞組織サンプルをもらおう。それと、意識状況をモニタリング。これは現在開発中の汎用細胞の製造に影響を及ぼすかも知れないから、とりあえず事例として採集させてもらおうよ…)
えーと、聖父様…つまり、クリスさんが並列思考でベラ子陛下とお話しておられることですが。
ベラ子陛下の能力として、陛下が性交しているとその周囲にいる女官に影響甚大となる場合があると聞かされました。
これは陛下が百億卒になった際の弊害だけではなく、聖環の懲罰機能の副産物でもあるようです。
そして、痴女皇国の本宮での方針策定の影響でもあると。
(言うなれば我々、いくらCoqを生やしていても所詮は女が基本なのですよ…ですから牝であることを日頃から躾けておかないと、痴女種だけで生きてはおれない身の上の女官にとって、肝心かなめの男性との性交で絞り上げるべき精気の質に関わる話でしょうに…アンヌマリー、あなたもお母様方から常日頃より教えられた立場ですわよね?)
(は、はいっイザベル様っ)
(ティアラ…わたくしの方にも通達が来ておりましたが、マリアヴェッラ陛下の性交時に、その発情と快感を周囲の女官に強制共有させる聖環機能を試験運用する件、今も実際に発動中のようですね)
これは、オリエンテ宮殿におられるイザベル陛下のお話ですが、我々と意識を共有されています。
で、この老齢院視察中にもかかわらず、発情していた陛下とクリスさんが性交に及んでいる理由。
他の施設から離れている上に、本日をもって暫くは立ち入る必要がなくなるこの閉鎖施設で事に及んで頂く事で、島内で働いている他の女官に悪影響を及ぼさないためです。
特にこの、性欲共有機能とやらを過剰に使われると、竿役たる千人卒以上も少ないこの島では色々困るのですよ…。
仕事中の女官を強制的に盛らせてしまうと、後始末はもちろん、最中の仕事を投げ出されても困るんです。
例えば宿坊での宿泊客用の食事の調理中とかですね、女官の手を停められない仕事の真っ只中で発情を強要されても困りますよね?
ですから、ここでやる事をやっておいて頂かないと困るのです。
現時点でも、私ともう二方ほどが頑張って、吸い上げと精製精気のお渡しを何とかこなせている状況ですので。
でまぁ、この蒼海島に常駐するのは私と…現在はこの方々が来られています。
Isabel Clara クララ Thousand Suction. 千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Red Rosy knights. 赤薔薇騎士団 Branch, Sanatorium of Lampedusa island. South-Europe branch, Imperial of Temptress. 南欧支部蒼海島保養所行政分局
Catalina Micaela カタリナ Thousand Suction. 千人卒 Slut Visual. 痴女外観 Red Rosy knights. 赤薔薇騎士団 Branch, Sanatorium of Lampedusa island. South-Europe branch, Imperial of Temptress. 南欧支部蒼海島保養所行政分局
Fallon-Marcine (Martine Auch Bataille) ファロンマルシーネ Thousand Suction.(Limited Ten Thousand) 千人卒(限定万卒)Slut Visual. 痴女外観 Purple Rosy knights. 紫薔薇騎士団 Branch, Sanatorium of Lampedusa island. South-Europe branch, Imperial of Temptress. 南欧支部蒼海島保養所行政分局
で、このお三方のうち1人はフランス政府からの委託派遣者であり、売春事業に関する指導者であるとお伺いしております。
つまり、ファロンマルシーネさんですね。
で、残りお二方が問題でした。
(わたくしの娘二人ですわ…上のイサベルについてはdeuxième nom(ミドルネーム)のクララを出家名に…わたくしのスペイン名と似た名前でややこしいという話がございまして。で、次女のカタリナ共々スイスにて修行させておりましたのですが…)
まぁ、ファロンさんはともかく、お姫様方はフランス系で、しかも本来はハプスブルク家の縁で政略結婚の話が出ていたともお聞きしております。
そして、ゆくゆくはどこかの王家に嫁がされる運命にあった方々のようですね。
(で、姉が介入して本宮女官登用促成コース経由で欧州地区本部で女官見習いに入っておられたのですよ…)
あ、ベラ子陛下の口調に嫌そうな雰囲気が感じ取れますね。
つまり…お姫様方の蒼海島行きの人事、南欧支部の泣きつきで実現したようなのです。
そして、泣きついた理由もイザベル陛下にお聞きしています。
具体的にはイタリア傘下となったはずのサルデーニャ王国の領地について、当事者のサルデーニャ王国と、そしてこのお話ではフランスにすり寄っていたコルシカ王国とが揉めたせいで、領有権を宣言するためにも早急に行政支局員を配置なさりたかった島があります。
(サルジニアの統治くらいはイタリアで何とかして欲しいと頼んだのですが…)
(彼の地の統治、ゆくゆくはルイーザを回したいのです。イザベル陛下のご子女ふたかたと事情は似たようなものですわ…)などとデステ閣下に言われ押し切られたようですね。
(ルイーザ・ボルジア。つまり現在はフランスからイタリアに移住された叔父の嫁のシャルロットさんの娘さんなんです。で…シャルロットさんは近々痴女島の聖母教会司祭…つまり痴女皇国に対する実質的なイタリア大使を任じられる予定でして…)
それならば、奥様が行かれた方が話が早…あ、なるほど…色々な理由があってイタリアからなるべく離しておきたいと。
で、嫌々ながらにスペイン暫定領としてイザベル陛下がお引き受けしているのが、この赤く塗られた島です。
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フランス語ではサルジニア、イタリア語ではサルディーニャ島と呼ばれる、結構大きな島です。
この島の上にあるのが、後にフランス皇帝となった方が幽閉されるコルシカ島です。
この、誰が見てもフランスが真っ先に手を出しそうなコルシカとサルジニアですが、痴女皇国世界でも連邦世界同様、イタリアの影響下にあったそうですね。
そしてコルシカ王国とサルデーニャ王国がそれぞれの島を治めていましたが、痴女皇国の後押しでイタリア統一政府が誕生した際に傘下国としてイタリアに編入。
しかし、コルシカ島内ではこれに不服がある勢力多数、かつフランスに接近して独立を企てる動きもあるとか。
(コルシカ島が欲しいかどうかですが、うちはいりません。それに欲しいと申しますより、フランスが欲しければコートダジュールと引き換えにサルデーニャをうちに寄越せ。こうですわね)
なるほど。
デステ閣下としては、ニースやカンヌのような急峻な海岸沿いの崖地たるコートダジュールですとか、そしてコルシカ島より大きく産品資源や税収も見込めるサルデーニャ島をイタリアに欲しいとお考え。
ですが、今のイタリアでは大規模な軍事力を傭兵国家の丸太騎士団、ひいては痴女皇国に頼らざるを得ない状況のようです。
(これは今までにあまりお話に出て来なかったんですけど、中世イタリアの軍事力、特に陸の軍隊は傭兵を雇うことも珍しい話じゃなかったんです。少なくとも専従兵士を編成した軍団を大規模に持てるかと言いますと、バチカンはもちろんナポリ王国ですら無理だったんですよ…だから、かつての叔父も頭を下げてフランスから軍隊を借りたりしていたのです…)
ベラ子陛下も、頭痛薬を欲しがっているような現状がそこにあるようです。
(このイタリアの問題が、聖母教会の修道尼僧女官の送り込みを急いでいる理由の一つなのです。いざという時はスイスからマイレーネさんが来て下さいますし、こちらの許可なく一ミリでもイタリア領に軍隊を踏み入れたら滅ぼしに行きますよと主にフランスとドイツには恫喝を入れているのです。ですが…)
(ええ…スペインでも似たような話が出ています…国内治安を向上させ、地方領主の内乱や謀反を防ぐためにも聖母教会網が必要だと、イザベル陛下も申されておりましたから)
つまり、国防もさりながら、国内治安を固めるための警察力というのですか、そうした治安維持のための人材に女官を活用する動きは理解しております。
この蒼海島でも、まかり間違えば長きに渡って海賊が支配していたとすら伺っておりますので。
あ、そうそう。
このお話でジェノバの港湾開発が立ち遅れている理由。
ローマに近いガエータや、地中海中央部にあって鯖挟国や東欧支部諸国にも近いナポリに注力しているからだそうです。
そして、フランスに近いジェノバですから、今はあまり大規模な港湾開発をしたくはないとも。
(やり出せば早いから焦る必要ないって、ねーさんも言いますしねぇ…まぁ、今後50年以内にはそれなりの規模にはする予定です)
(そしてですね…本当ならティアラさんも、早急に昇格の上で配置転換をさせて欲しいんですよ。まぁ、そのお話は行政支局の官舎でさせて頂きましょう)
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そんな訳で、行政支局官舎の一室に移動した私達ですが、クリスさんが取り寄せてきた採血や細胞サンプル収集器具を使って、私の体からひとわたり試験用の細胞類を収集されます。
で、その器具類を届けに来たエマニエル建設部長の分体と一緒に転送されて消えるクリスさん。
え。
陛下…ご一緒にお帰りにならないのですか。
「邪険にしないで下さいよ…で、アンヌマリーちゃんとあれこれしていた内容の分析も、実は行っていたのです。ティアラちゃん…人見知りする方ですね…」
えええええ。
何故わかるのですか。
と…陛下がご覧になっていたパソコンの浮遊窓の内容を見せて頂きますと。
「これは、ティアラちゃんの相手別精気流動データです。そして、精気純度…品質と回収効率をグラフ化したものがこれになります。で、さっきアンヌマリーちゃんを相手してもらった時の回収状況がここ。正直、ドレインした際とあまり差がありませんよね…。そしてこれがイザベル陛下相手だと、かなり純度も回収効率も上がってるんですよ」
なるほど…こうして図表や数値にされると、問題点がなんとなく掴めてきます。
「そして、これがアンヌマリーちゃんの場合。割と均等に、誰を相手しても精気純度や回収量が高い水準でしょう」
な…そこには、山あり谷ありというよりはどこか数カ所だけ突出している私のグラフよりも、端がそれなりに揃っている状態のものが映されています。
ええ、陛下がおっしゃりたい事。
これをなるべく、誰の相手であっても高水準となるように精進せよ。
こうでしょうか。
それと、私は疑問に思いました。
では、さっきのクリスさんとの精気授受行為。
あれを私やアンヌマリーさんと比較すると、どうなるのでしょう。
「えー…」
陛下、嫌そうな顔をしないで下さい。見せつける自信はないのですか。
「ティアラさん。やめておいた方がよろしくてよ…陛下の本気の精気授受は量も質も桁違いだというのを見せつけられて意気消沈するばかり。今までに見た者で自信を打ち砕かれなかった女官はいないという恐ろしい結果が画面に映るだけですわ…」
そう言われると、見たくなります。
で。
確かにそれは、桁が違いました。
というか我々のグラフを棒状に表示させた場合、同じ目盛りで測れません。
確かにこれ、その周囲の女官に影響を及ぼして発情させるだけの余剰精気すら撒き散らしているのがわかります。
更には、間近で見ておりましたから、どれほど濃厚なものであったかは理解できます。
しかし…同時に、指摘事項も浮かびます。
まず、クリスさんは陛下の愛人。
どちらがどちらの愛人かはともかく、もはや陛下はクリスさんの第二夫人か。
はたまた陛下の夫がクリスさんなのか。
ここまで濃密な仲だからこそ、実現できる桁違いの精気授受品質と量ではないのか。
つまり、愛情云々よりも男性のように性欲が優先しがちな千人卒以上の逸物装備女官、まずは相手を陥落させ牝の叫びを上げさせることを教育されております。
「恋愛感情は持ちたくても持てないというのが一般の女官ですよね。では、私が陛下の領域に近づこうとする場合はどのようにすれば良いのか、そこで壁に突き当たります…」
と、正直なところを打ち明けてみましょう。
性欲の対象とするにしても、私は正直…職務以上の感情で精気授受を行えないのです。
相手をよがらせるのも、その方が腰やお尻の動きが良くて逸物を締め上げられるからです。
そして、膣なり口なりになるべく多くぶちまける方が好ましいと思っております。
これは、イザベル陛下の教示の通り。
牝は元来ならば牡に無理やりにでも支配されてしまう立場。
で、犯すことで牝の本能的な被虐の欲望を煽ると同時に、犯されている側の牝には「こいつはこうすればより大量の精液=精気を放つから処理はチョロい」と攻められどころを学ばせてより多く絞り取らさせるための学習をさせる意味もあると申されます。
(我々が女官同士、互いに牝豚扱いを行うのは単に上下関係のためだけではないのです。しかし、まだ若い貴女にはなかなか理解がついていかないところもあるかも知れません。今、貴女がいる場所ですぐに陛下はもちろん、アンヌマリー嬢に並べとけしかけるのも無理な話と存じます、マリアヴェッラ陛下)
おや…イザベル陛下、ベラ子陛下に意見を具申されておられますが。
(イザベルさん…イザベル支部長は、学習でなんとかなるとお考えですか)
(例えばティアラは、赴任前に若干ですが体型補正を受けて16~17歳前後に成長した身体となっておりますかと。しかし、これでは実際の年齢の人間の女子と比較しても性的に成熟した状態…逸物を喜んで受け入れるかはまだまだかも知れません。即ち、成長に今少しの時を必要とする話では)
(ふむ…イザベル支部長。クロニェーネ行政支局長について、早期の聖院学園福祉部・教育部騎士課程入学への人事異動を要請しましょう。似通った年齢の少女の経験を互いに共有させる方が、あたしはまだしもイザベルさんのような大人の性交への道を素直に本能でたどってくれるかも知れません…ライバル同士で切磋琢磨の方が、彼女は伸びる気がするのです…)
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