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聖女様は助平がお好き?・7
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衝撃的な結果に驚く、あたしマリアヴェッラ。
なるほど…女性や痴女種の発想力や想像力が、男性に比べてかなり低下するのは理解できました。
しかし、その数値差の割に、あたしが男性にはさほど劣ってるとは思えないというのが個人的な感想です。
これは何故なのでしょうか。
(んなもん簡単だよ。そもそもあたしらはMIDIボディ化する前から通常人類の数倍から数千倍の脳処理能力を持っているだろ。ぶっちゃけステータスランクの○○人卒の数字だけ、人類の脳よりも高度で高速な演算処理をこなせるんだわ。しかも記憶容量も桁違い。だから学校の試験や模試なら楽勝だろ?)
ふむふむなるほど。
(痴女種になれば思考や演算力自体は桁違いに跳ね上がるし、オリジナリティを追求する思考も、通常の人類を相手にする限りはそうそう劣らない…と言うか、そこまでやって初めて人間の男性に比べてインスピレーションピーク値がどっこいどっこいか、ほんの少しだけ勝るようになるんだわ…)
しかし、そうまで脳構造が変わるんでしょうか。生殖器やホルモン分泌系臓器はまだしも、男性と女性の身体差で一番顕著なのが筋肉出力、特に瞬発力とは習った記憶がありますけど。
(脳の内部で動いてる思考プロセスが変わる。インスピレーションというのは言ってみれば思いつきだ。そして男の場合はくだんねぇ思いつきだの、馬鹿話に深入りしやすいだろ。で、女はそれを見て男はアホだというのがよくある光景、特に飲み会だ。あとオタク談義に興じている連中も、かわいそうだが一般の女からすれば痛く見えるんだよな…)
ああ、あたしも思いました…鉄腕村のお兄さんたちとか、男衆は結構、しょうもないことで盛り上がるなぁと…。
あと、理恵パイセンと…雅美さんも傾向ありますけど、オタク傾向のある趣味の話題へのヒートアップの度合い、尋常じゃありません。
…パイセンの鉄ヲタ話、長いでしょ?
(ただ、女の合理性でそこから進まない思考のリミットを、男なら簡単にぶち破る可能性が高いってことだろ。つまらん馬鹿話が発展するってことは、裏を返せば新たな着想に興奮してんのさ。忍者メイドいいよねとか、あたしでもその発想はなかったりするよ…)
はぁ。
(例えばだな…あのダ・ヴィンチさんはヘリコプターの原型になる飛行機械を考えた事があるだろ。あの連邦世界にも図面が残ってて、航空会社の社章に採用されたこともあるやつだ)
ふむふむ。姉がイメージを送ってくれましたけど、穴という会社…でしたか。
(普通ならあんなもんで空を飛ぼうとか浮くとか考え付かないよな。実際に後年になって、あれを採用した無人機が浮上に成功したけど…当時の材料や加工技術では重いしパワーが不足するから浮力を得るのは困難だったんだわ。しかし、それでもあれを形にするほどに、ダ・ヴィンチのおじさんは考えに考えたんだ。そして…航空機の発明に関わる発見をした女性って…思いつくか?)
うーん、リーリャ・リトヴァクさんやアメリア・イアハートさんでしたか。勇敢な偉業を成し遂げたという女性飛行士の名前なら浮かぶんですけど…。
ただ、当時の女性の社会進出状況を考えると、そこまで思いつける自由な研究環境を用意してもらえた女性自体、そもそも存在しなかったかも知れませんやん。
(ま、ベラ子の反論もまんざら間違っちゃいねぇんだけどな、ただ…電気にしろ鉄道にしろ自動車にしろ、長らく設計や開発のためのアイデアは男の脳から出てくる事が多かった。これは事実として覚えておいてくれ)
ほいほい…乱暴ルギーニの人が言ってましたけど、創業した方はエアコンやトラクターの製造で名を為して憧れのフェラ ーリを買ったものの品質の酷さに呆れて、当時のイタリアでは英雄だったフェラ ーリ経営者に苦情とカイゼンを申し立てるも門前払い同然の扱いを受け大激怒したそうですね。
で、なら俺がエアコンの効いたスーパースポーツを作って、隣に乗せた美女のマスカラが流れ落ちないドライブの時を楽しんでくれるわと車を作り始めたと…。
だから我が社の車は女性を隣に乗せる事を常に考えていますし、操作系もマニキュアやネイルに優しいよう設計していますとか言っておられましたが…まぁ、オーナーとして言わせてもらいますと、運転席はもうちょい頑張って。
あと日本で乗りやすいように幅なんとかして。ほほほ。
(そして…痴女種になると、殊更に体力や反射神経は言うに及ばず、思考や通信能力が著しく向上するだろ…。これが実はカイゼンの妨げになるんだよ)
なんでまた…あ、もしかして能力…。
(罪人工場でもカイゼンについては刑務騎士よりも罪人自身の発案の方が件数としては多いよな。これは刑務騎士自身が罪人と同じ作業を経験して工程の安全性をチェックしてるから、普通は刑務騎士自身がカイゼンを提案してもおかしくはない。だろ?)
ですよねぇ…。
で、思い当たるのはあたしも実際にお試しでラインに入った事がある、聖院世界シリーズではお馴染みの施設となった感もある三河監獄国・たはら刑務工場。
あそこも、そもそも囚人が働いている工場ですけど…それでも、監獄国の工場代官や監督役に巫女種、そして痴女皇国から応援警備員として派遣された痴女種女官も少なからず在籍しています。
しかし、事故やトラブルの対応はまだしも、そのあとのカイゼンについて、推奨しているとは言えども囚人から出てくるものが圧倒的だったことを…。
(普通の人間ならインシデント扱いしちまうような事でも、お前らなら無事故で終わらせてしまうんだよ…しかも囚人や罪人より作業速度は速いと来た。だろ?)
うん、確かに作業速度や能力は痴女種が圧倒的です。
しかし…本当に人に与える技術を教える場合ですけど、マリー先生くらい男勝りな性格思考でないと、カイゼンを含めた総合的な労働者としての適性、男性の方が適合者が多いかも知れませんね。
ただ…うちの主導で運営している富岡や、はたまた豊田地区の紡績工場ではルーティンワークが多い事もあって、婦人従業員主体の方が効率が上がるとはお聞きしております。
(婦人労働者の方が強い生産職種もあるからな? あ、現実の読者の皆様の世界ではまた違う結果になってる可能性もあるから、今出た話を鵜呑みにして男女の優劣を真剣に論じないようにな…そして、この話では男女の脳の出来の差より、痴女種と男性人類の思考能力の違いについてを重視するぞ。一般的な女性であれば、身体能力は人類だし、そこから来る不便を感じることによる発明や発見に寄与する余地があるはずだからな)
はい。
「つまりマリアリーゼ。クリス・ワーズワースの延命を図りたいのであれば…現状の疑似身体でも男性形態を常用させたい。でなくば、かの人物の生物化学に関する才能を損ねることになると申したい訳ですね?」
(そう言うことです。ベラ子の野望も分からなくもないが、うちの父様の頭脳はまだまだ不要とは言い難い。むしろ…スクルドさんはお気づきでしょうけど、今後はNB恒星系内の各惑星の本格開発が進行していくことになります。それは単なる資源採集に留まらず、人工居住環境の構築を含む恒常的な人が住める可住面積を拡大していく作業になりますから…父様の脳で考えついて欲しい微小環境開発製品の需要はまだまだあると思います)
「そうですね…そしてマリアリーゼとしては、例え純正痴女種同等の寿命が確保されなくとも、クリス・ワーズワースの頭脳能力の方を重視すると…」
あたしはこれを聞いて暗澹たる気持ちになりました。
つまり、黙っていてもクリスおじさまはジーナ母様より短命なのでしょうか…。
(待て待て待て。よく聞けっ。こないだ父様の身体状況、解説したばかりだろ…もっかい、ベラ子に分かりやすく言うとだな。島○くんがここにいるとしよう)
…いや、ねーさんこそ待ちなさいよ。
本物のクリスおじさまを用意する姉がどこの世界におるんじゃっ。しかも懲罰服1号を着てるじゃないですか!
「ねぇベラちゃん。話は聞いたけど、後でマリアを怒っておいてくれるかな」
ええ、おじさま、めっちゃいかっています。おこです。激おこです。
「もちろんですおじさま。黒ブラ○ガスは必須」
(あのなぁ…とりあえず○風くんは性別は男だ。これは間違いないな)
「だね。お稲荷屋さんのあの本でも誰がCOSPLAYしようと、シ○カゼくんはシマ○ゼくんだし…」
で、素早く思考を切り替えただけではなく…あの薄い本を理解しているおじさまも恐ろしい気がしますけど、話を先に進めるためにスルーしましょう。
(で、原型の島○。これは艦船娘だから当然、性別は女性だろ?)
でね。
ねーさん。
スクルドさんに懲罰服1号って、やめません?
まだ二代目様に着せた方が。
「流石にこの服は遠慮したいですわね」
「特殊な状況でなければ着用は避けたいのは私も理解できるわね。ただ…一部の人間男性を強く刺激するのは間違いないでしょう」
(でな。スクルドさんは痴女種身体を真似ている人工身体に入ってもらっているが、性別は女性神だ。いかに痴女種が懲罰服1号を着ていると言っても、肝心のブツを格納した場合は女性身体として機能する。スクルドさん。こんな服、神様でも思いつきますかね)
「まぁ無理ね。特に昔の北欧神話に出て来るような連中は男だととことん男臭いし、女神でもこんなのはまず着想に及ばないわね」と、まんざらでもなさそうな感じで部屋の鏡を使ってご自身の姿を前から後ろから眺めているスクルドさん。
いや、実際に出るとこ出てますしくびれもあります。端的に言うと0.9乳上くらいかな…とにかく、盛ってない時のあたしより確実に胸は出ていますよ。これなら島○よりアタゴーンってんですか、ぱんぱかぱーんな艦船娘さん。あれの方がいいんじゃないですかね。
「マリアリーゼ。今度私にもそれを作成なさい。懲罰に使うものであるのは理解していますが、スクルドに負けてられるかとラケシスが言うのですよ…」何か、神様に要らぬ闘争心や競争心を植え付けた気もします。
しかし、女性というのは案外にこう言う服を好むのです。特に、自分の身体に自信がある女性は…。
ほら、ベラちゃんもこの服は別に懲罰に思いません。さすがに何もないのに那覇市内をこれで歩けと言われたら、警察を呼ばれる方向で嫌なので拒みますけど、ママの店の中であれば躊躇なく着ます。
そして、痴女皇国内であれば言うまでもなく。
懲罰で着てないのは首の罪環十字架の発光色とパターンと、十字架それ自体の色で第三者にはっきり分かりますから。
(そして、ベラ子…お前やスクルドさんが、例え生えていたとしてもそれは分類上、島○くんではないそうだ。あくまでも「生やしたふたなり島○」だ。わかるな)
ええ。間違っても○風君におめこは存在しません。存在すれば、如何に股間にご立派が屹立していようとも、それは○風です。この分類の理屈、雅美さんに解説されずとも理解は可能。
(でな、お前への制限だ。おそらく父様はこれを聞いて胸を撫で下ろすだろう。そしてお前は泣くかも知れないが…父様を長生きさせたいならば、島○くんに留めておけ。いくら化粧をして胸に詰め物を入れても、それは○風くんなんだ…わかったなぁっ)
「マリアヴェッラ。私の所感ですが。クリス・ワーズワースは女装させても衣服を剥ぐまでは下手をすれば女性に認識されかねない、あなたがたにはご褒美な逸材でしょう。ここはマリアリーゼの提案をお受けなさい」スクルドさん…言いながらおじさまの前に膝をついてあちこち撫でたり触ったりしないでくださいよ。
それはあたしのもんやっ。
(それ以前にジーナ母様の所有物だという認識をすべきだぞ…)
「あとマリアヴェッラ。クリス様が誰の所有かという以前に聖父認定を受けていて、男性性別から動かすなと言う家族会決定、よもや忘れておりませんよね…」
痛い痛い痛い!二代目様わかりました思い出しましたからお尻つねんないで!
…ったく。
一体何がしたいんじゃ、おのれらっ。
とりあえず、おじさまをファインテックの事業所に返す必要もありますから、茸島に転送で行きます。
あたしの部屋か、かーさまの部屋のクローゼットの転送ゲートを使って茸島を指定しますと、ファインテック茸島支社建物のおじさまの役員室に行く事ができますので…。
んでスクルドさんはなんでついて来るんですか!あなたNBに赴任でしょうが…。
「検査。クリス・ワーズワースの現状での身体状況を調査します」
はぁ…。
「おじさま…こんな方がNB国民の未来を決めているらしいんですけど…」
「まあ、僕達には直接手出しをしないからいいんじゃないかな…」
えらくおじさまが従順ですけど…。
「スクルドさんがさっき、僕の身体をいじり回していたのが研究調査目的だというのは理解できた。そしてマリアから聞いたけど…僕の性別を完全な痴女種に切り替えてしまうと、その知能傾向がファインテックの研究開発部門には不向きになるのも理解した」
(あと、僕は女装について、ベラちゃんが側にいないと拒否したい…それと痴女種に転換可能な身体だからと言って本当に痴女種形態を取りたくないんだけど…)
えー。
「一つ提案が出来るわよ、マリアヴェッラ。あなたがさっき覗き見していた別荘の中の行為の続き。あの際に、クリス・ワーズワースを痴女種形態にしてしまった場合の思考の変化、あなたなら読み取れるわよね。そして、感覚や意識を今のあなたとクリスにも伝達させるの。これなら危険な兆候を回避できるし、よろしくない事が起きても不幸な未来として分岐させれば済むわ」
なるほど…未来を用意する役目のスクルドさんならではの提案ですね…。
「で、私は…アグネス・ワーズワースの身体を借りるのが良さそうね。伊藤瞳に入り込むとマリアヴェッラ、あなたが楽しめなくなるわよ…」
はぁ。
「あと注意。私たちはあくまで覗くのと、身体の感覚を共有して探るだけにすべきよ。絶対に未来のあなたたちに干渉してはだめ。行為が終わったら覗き見はすぐ止めてね」
了解です。スクルドさんも、自分たちの存在のためには痴女皇国とNBの未来が必要だからこそ真剣なのでしょう。
「特にクリス・ワーズワース。あなたは必ず衝撃的な経験をするはず。だから耐えてね」
あー、あたしならやりますね、あの後…。
「じゃ、マリアヴェッラ…続きを見せてください」
へい。行きますよ。
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でまぁ、皇族用コテージ2棟を連結の上で励んでいるあたし自身の感覚が来ます。
一見すると無言でお尻を振ってるだけですが、万一の盗聴を阻止するために全員、心話で喋っています。
ですから聞き取れるならば、当人以外は耳を塞ぎたくなるような狂った会話が…。
特にアグネスおばさま。理知的な話ぶりに騙されちゃいけません。本質的に「かなり、人を区別して考える」方です。
ぶっちゃけ、WASPにも程がありますねん…おばさまの本心は…。
まー、ローズマリーさんとやり合ったり、初期のNB移民でろくでもないのがいたのは知っていますから、優秀かつNBの利益を損ねない方以外を見下すのは仕方ないかも知れません。
はっきり言っておきますよ。
あたしが男勝りで痴女種最強でなければ、アグネスおばさまが嫌い抜くタイプです、あたし。
ですが、雄よりも雄臭いと一部に言われたあたしです。
そして牡の要素も強いあたしに、おばさまの牝部分と痴女種要素が強く反応していますし…これはおばさまは気づいていませんが、今の改良身体にはあたしのちんぽを根本的に堪能したくなる生理反応を仕込んでくれているそうです。
これはクリスおじさまの、あたしへの贈り物…なるべく、そうとは気付かせずにあたしを裏切る者が出ないようにしてくれたみたいです。
それに、おばさまも若い頃、本当はもっと弾けたかった部類。
今のどビッチなお姿も、あたしの姿格好も願望を満たすには好都合なようです。
そして瞳さんも、あたしと会う時はビッチ系の豚スタイル…日焼け跡も付けさせてますね…あたしが…。
ええ、清純な美少女だった人妻をあたしの好みの豚に堕として楽しんでいるのはさっき見たばかり。
うん、あたしもその方針ですし、何年かけてでも、最終的にはあたしの可愛い家畜兼手先として飼育するつもりですけど…。
まぁ、黒薔薇入りさせる時点で自動的にあたしの家畜になってしまうのは、それとなく伝えてます。
普通なら瞳さんの性格であれば拒む可能性が高い話だと思いますよ、あたし自身。
(伊藤瞳の頭の良さが原因よ。この子ほど知能が高いなら…あなたたち痴女種の高能力を理解できるし、そりゃあ判断も揺らぐわね…)
あー、確かに。
欧州強姦作戦の際に、若返り施工したらねーさんが密かに痴女種化した件…あの時に瞳さんと接触してるし、惚れられてますからね…。
日本人ならば倫理的に禁忌となる行為の数々も、痴女種能力ならば危険ではなくなりますから。
うん…アグネスおばさまも、この段階での瞳さんも…もはやあたしの肉便器になるのを躊躇しない状態まで調教が進行しています。
性交時の絶頂から、流れるようにあたしが排泄行為に及ぶ際の瞳さんやおばさまを読んでいますと、理性が吹き飛ぶような牝の感情と快楽にどっぷり浸っていますね。
そして、ある意味でアル中に近い依存性が出ています。
(うふふふふふ、瞳さんのギャル状態なんて絶対見せられるもんじゃありませんね…)
(ああっダメっ嫌っ!あたしまでこんな卑猥な水着の跡つけないで!)
(旦那さんのところにこの状態でお返ししましょうか…うふふ)
むむむ…確かにスクルドさんが改めてあたし自身にこれを見せている理由、わかります。
有り体に申し上げて、あたし…やり過ぎ。
(痴女種の行為だから仕方ないけど、知性体としての知能を剥奪するほど強力に隷属化するのも危険は危険よね…)
(ベラちゃんならこうしたがるのはわかるけど…もしかして、堕天使の悪影響、出てない?)
(くりす様…鋭いですわね…と言ってもマリアヴェッラ、よくお聞きなさいな。貴女は堕天使を服従させる立場。その過程で彼女たちの能力や知識、そして経験を学習しています。恐らくは無意識のうちに…)
あら初代様。
(ナンム…加えて、一つあるわね、女性が独創的になれる分野)
(ああ、ありますわね)
何でしょそれ。
(貴女たちがえすえむとか言っている分野ですわ。これについては、決して男のどくだんじょうではありません…)
(確かにあるわね、フレイヤもそーゆーのが大好きだったし…ほらマリアヴェッラ、貴女達、ウプサラ神殿を調べたでしょう。あの際の生贄の儀式の話だけどね…あの女の趣味と要望が忠実に反映されていたのよね…)
(ぎゃあああああ…)
ええ、嫌な記憶が呼び覚まされます。
連邦世界のスウェーデン出身かつ、ウプサラ大学に在籍していたフリーダ・ギュストへレーネさんが語って下さった胸糞話が思い出されますね…。
https://ncode.syosetu.com/n6615gx/54/
(ふーむ…あのモロン…マリアヴェッラ…聞きたくないでしょうけど一つだけ追加。フレイヤが発狂するくらいに大喜びしやがる捧げ方があったのよ…なるべく残忍残酷に生贄を処理するのがあいつの好みでね…あの村でも生きたまま焼いたり、身体切り開いて鶏のエサにしたりとかやりたい放題だったでしょ…?)
ひぃいいいい…思い出したくありませんでした…。
ええ、ニオちゃんはもちろん、いけにえ村の連中の記憶を遡りたくありませんでしたが、調べた関係者一同が変な悲鳴を上げたり絶叫したり、あげく痴女種なのにトイレに駆け込むとか散々な状況に陥りましたからね…。
(マヤやアステカの連中も大概だって、アレーゼが言ってたでしょ? まぁ…あの手の古代神話とあんたらが分類する連中の中だとさ、エジプトはまだマシな部類。それと大日神…あまてらすも話は分かる方になってるわね)
うちの初代様、どうだったんですか。
(海に沈んだ方はアレだったけど、バビロニアはね…あれは人の方にも過失なしとは言えません。ただ…最終的にナンムはテルナリーゼとして聖院島に、大日神は比丘尼国に封じられたのは、あんた達も知るところでしょ)
ええ。大陸一つ沈むくらいでしょうから…。
(あとマリアヴェッラ。貴女の加虐趣向は明らかにナンムの影響を受けているわね。もともと高木ジーナの暴力性とルクレツィア・ボルジアの淫蕩要素を引き継いでいるから素質はあったんだけど…)
そこまで見られるのも何か嫌な気がしますが、実際に瞳さんが泣き叫んでるのに、さらに大喜びして責めてますからねぇ…この時のあたしは…。
むろん、アグネスおばさまもこの時に至るまでに幾度となく泣かせてたのは記憶を見ればわかります。
下手にデータを抜くとあたし自身が気付きそうなんで手は出していませんが、おばさまを凌辱して楽しんでる映像、あたしなら必ず自分の聖環に記録させてるはずです。
(こればかりは人類史にも幾つも例があるから仕方ないわよ…残忍な女性の犯罪、記録されてるでしょ…)
はい。あたしの趣味じゃありませんけど、本当にえげつない事していたの、フランスにも中国にもいましたよね…。
ええ、アグネスおばさまに依頼という名の指示を下して瞳さんを犯させているあたしの姿がそこに。
そして、遂にその瞬間が来ました。
聖環の強制操作で、クリスおじさまの身体を切り替えてしまう時が。
(マリアヴェッラ…クリス・ワーズワースの精神に異常が見られる場合、即座に精神同期を解除、身体に復帰処理を頼むわ。監視と記録は私がやります)
シーシー。
ええ、あたしにも明確に理解できました。
そりゃ、姉が止めもするわ。
痴女種は牝化すると頭の中も牝になります。ちんぽが生えてる場合…千人卒以上ならば男性的思考が介在してくるのはかねてから言われておりました。
しかし…おじさまのような天才タイプの脳、女性型の長時間にわたり高原状態が続いてしまう快感受信はあまりよろしくないでしょう。
そして男性思考がなまじ残っているのもまずい話でした。つまり…仕事中でも、あたしとやりたくなったり、快感を反芻したくなるのです。
言ってみれば、隙があれば女の事を考え、いい女の尻と見れば追いかける…多くの方が想像するイタリア男的な堕落の傾向が出てるんですよ。
こらあかん。
姉に聞くまでもありません。こら封印や…痴女種モード、おじさまには絶対に適用禁止が確定した瞬間でした。
そして、スクルドさんからは接続を切れという指示が。
一瞬でおじさまの部屋に戻り、自分の身体の制御を取り戻すあたし達ですが…顔を見合わせるなり。
「ダメね」
「ダメですね」
「絶対やめてね…ベラちゃん…」
ええ。学究の徒は学究の徒で置いておこう。
おじさまをおじさまのままにしておく。さもなければ痴女皇国のみならず、諸方面の未来に迷惑千万。
誰が言うでもなく、この結論に達しました。
(だいたい痴女種化ならあたしがとっくに試みてるし、更にだな、あたしとお前の不肖の母親いるだろ。あのババァがそういう要望、あたしに寄せて来ないと思うか…)
あー…考えてみれば、そもそも懲罰服にあれを採用したのはジーナ母様です。
あんなもんを着せた相手がどう反応するか理解した上で粛清用の羞恥衣装に使うような人が、おじさまの女装に考え至らない訳、ありませんよね…。
(それだけはやめてと、僕は泣いて抵抗した。で、密かな楽しみとして、第三者に目撃されないよう防諜措置を講じてくれればと妥協したんだよ…)
下着は良くても完全女装がダメとはこれいかに。
しかし、おじさまの男の誇りを損ねると被害甚大やぞと姉が結果シミュレーションを突きつけて、女官種や痴女種への転換は元より女装にすら制限を課したそうです。
破って強要したらワーズワースお祖父様にチクる、ついでにアレーゼおばさまを金衣に引き上げてけしかけるとまで脅して、姉にとって父親の尊厳を守り抜いた過去を聞かされました。
ねーさん、それ、もっと早く教えてよ…。
(あのな。父さんはベラ子が相手なら女装に応じてただろうが。つまり、お前は本気で父さんを美しく見せようと誠心誠意メイクにヘアセットに服選びに注力していただろ…本気度がおばはんとは桁違いなんだよ)
(マリア。僕が言う。ベラちゃんがあまりに真剣な上に、鏡を見て僕は仕上がりに納得した。要はベラちゃんは、縮小版のベラちゃんに僕を仕立てたかったのかと。そしてベラちゃんの努力の結果、猥褻度や見た目に対するこだわりを僕は評価した。これはもはやベラちゃんの僕に対する真剣な愛情表現だと…)
あー、それであたしと一緒に歩いてくれたのか…。
(確かにあのババァが試した時は、いわばエロコスプレ…ホモの象徴になっていたからな…父さん…ベラ子が父さんを男の娘に仕立てるのに使った金、父さんのパテック・フィリップがふた巻きは買えるぜ…)
ええ。断言します。下着から水着から服から特注またはマリアンローズのカスタムオーダーで色々作りましたから。コスメやエクステやウィッグ等々まで含めたら、確実に国土局から欧州に所属が移った監獄社の高級四駆の盗まれ一号の乗り出し全額超え、楽に使いました。
靴は流石に実寸測定で3Dデータを採寸した上でミラノやローマに連行しましたけど…ちなみにミラノでもローマでもトリノでもベネチアでも、おじさまと一緒に歩きましたよ、あたし。
……。
「なるほどなるほど。これは確かに一見の価値あり。フレイヤも馬鹿ね…生かして楽しむ愉悦がわかってないから、あんた達にしばき倒されてあんな情けない最期迎えんのよねー…」
で。
ちょっとゴスの入った王女様系なベビーメタル風味ボンデージと言えば想像、つきますか。
アグネスおばさまの趣味らしいのですが。
まぁ…をかま作戦の時のパリで、昔のおばさまの隠れた趣味…おばさまの身辺の方々に明らかになると大顰蹙を買うらしく、本当に隠れてこっそり楽しんでたらしいんですよ、こう言うファッションや関連する音楽…。
「僕の友人もそう。ロックを聞くだけで家族に囲まれて出て行くか視聴をやめるかの二択だったんだよ…」
あー、ワーズワースお祖父様も隠れて聞いてたって言ってましたね…。
やはり英国系だと、建前としてはかなりうるさいのでしょう。
マリアンヌちゃんとスザンヌちゃんがナインズ…英国の名門校のNB分校への転校を頑なに拒んだり、あたしも芸能活動の仕事が舞い込んだのを良いことに留学を拒否したのは、きっと正しい選択だったのでしょう。
それはそれとしてスクルド先生。何をなさっておいでで…。
いえ、今回はお世話になりました。全面的に信用した訳ではありませんが、少なくともいけにえ村作戦の相手の連中のような、話が出来ない蛮族ではない。むしろ取引可能な方々としてあたしは認識を改めております。
なればこそ、一言お断りを入れて頂けますと保護者として…。
(マリアヴェッラの方が年下でしょうが…もごご)
ああ、この方も助平でしたね…。
(違う違う。クリス・ワーズワースの身に万一何かがあった際の資料作りよ。マリアリーゼにも頼まれてますっ。第一、本当にアレをしたいのなら私は押し倒してるわよ…)
わかったからはよせぇ。
ええ、おじさまのおじさまを咥えてしゃぶり回すミニスカ女教師がそこに。
仕方がないので、スカートを捲り上げて…あ、マリアンローズの痴女皇国仕様か…。
とりあえず下着に自動で穴が開くのを良いことに、スクルド先生のお尻を頂きます。
「ここここここらこらこら!何やってんのよ!」ちなみに黒のガーターベルトですが、Thongサイズが極小、おまけにパールのアクセサリー…穴が空いたところの中央部に残るようになってまして、お豆を擦る仕様ですよ…しかもどうやら、マイクロバイブレータ内蔵タイプです。
で、女神様の膣を頂きます。
「この淫乱女ぁあっ!」どっちがやねん。
しかし北欧系のお尻を頂くのは聖院学院卒業生のいけにえ村三人娘以来ですかねぇ…あ、前に北欧支部に行った時にミューレンフィーネちゃんとニオちゃんに精気授受したか。フリーダさんもまだジュネスに居てるし、年明けにやってるかな。
(ねぇマリアヴェッラ…あんたに黙ってたけど、さすがにあの未来の状況、あんたらの言う懲罰もんだと思ったから、向こうのマリアリーゼをそれとなく動かしといたわよ…)
何をした。ゆえ。
言わないとラスプーチンちんに切り替えるで。
(簡単よ。クリス・ワーズワースから痴女種外観の識別信号が出てるって事で、気付いたマリアリーゼが現場へ踏み込んだの。で、その場で全員縛り上げて、伊藤瞳とクリス君は冤罪だけどアグネスさんは幇助有罪。で…あんただけどさ…)
…ぎゃああああああ。
スクルドさんが見せた光景は壮絶でした。
黒化白金衣を着た姉が、アレーゼおばさまのムチで縛り上げられたあたしの頭を、黒バリカンで丸坊主にして行くその姿が。
で、全員を拉致して一夢庵痴女島分室に連れて行き、畳の上でみんなして正座。
そして妹の蛮行はあたしにも責任があると、泣きながら自分も丸坊主になった姉がはりせんを持ってお坊さん姿で周りを回っています。
で…身じろぎしたあたしの後頭部、即座にすぱこーんとぶっ叩いています。
あの…一夢庵って禅宗でしたっけ。あと姉の僧侶姿、瀬戸内マイケル若村さんみたいなんですが。
(なお、この映像はマリアリーゼに見せました。大層気に入って、マリアヴェッラが今度でっかいやらかしをしたらまんまこれをやると)あたしに突かれてあんあん言いながら冷静に告げないでもらえますか。あと口からおじさまの精液が垂れていますよ。
(あのー、未来を変えてませんか?)
(これくらいどうにでもなります。念のためにサン=ジェルマンにもナシつけたし、マリアヴェッラにはこのくらいやっておく方がいいと言ってたわよ…あんた、あのおっさんに何か恨み買う事…したの?)
げ。覚えてやがったか…ほら、結晶生命体の製造や増殖量産に関する情報、月のルナテックスに押しかけて「話し合い」の結果で頂いたアレですよ、あれ。
(当たり前だ!僕の男性としての尊厳を破壊しやがって!今の君が近い将来、本当に丸坊主になる事を毎日祈ってるからね!)
それやったら真剣に月を襲うからね…あたしの髪の毛、ルクレツィア母様譲りで大事にしてんの、知ってるでしょうが…。
ええ。女にも男同様、尊厳を守るべき時があるのです。
ちょっと下半身完全剃毛したくらいでガタガタ言いくさりよって。しかも目撃者はあんたの第一秘書だけやろがいっ。そっちの月本社の全端末に中継送信してへんやろがっ。
(マリアヴェッラ。それは恨みに思われても仕方ないわね。あと、私の下半身の毛をむしるのはやめて欲しいのだけど。一応疑似的な痛みは伝わっているのよ?)
うるさいわいっ。
「まぁまぁベラちゃん…大人気ないことはやめとこうよ…」おじさまがあたしの後ろに回って、挿入して来ました。
これはあたしを大人しくさせるための調教棒である。
どうやら、その認識は正しかったようです。
「スクルドさん…命拾いしましたね…」
「おだまり。あーそうそう、あんたがクリス君にやられてる間に言っとくわ。マリアリーゼがさっき、NBに渡航するための偽装身分を作ってくれたし、ヘンリー・ワーズワースへの接触任務は私が請け負ってあげます。一応見といてね」
で…スクルドさんが慣れた手つきで…どこで練習した…聖環を操作して表示させたステータスデータを見たあたしとおじさま、思わず動きを止めて、まじまじとフローティング画面を見ることに…。
Eileen Yoshimura Dulles. エイリーン・ヨシムラ・ダレス Ten Million Suction. (Limit variables.) 千万卒-可変能力制限者- Slut Visual. 痴女外観 George Bush Center for Intelligence - United Galaxtica of humanity. (McLean, VA 22101 U.S.A.) ジョージ・ブッシュ記念連邦政府統合情報センター Purple Rosy knights, Imperial of Temptress. 紫薔薇騎士団
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べらこ「このブッシュ記念情報センターって何なんですか」
すくるど「知らん。マリアリーゼが用意してくれたけど、これで行けばいいって」
くりす「ベラちゃん…うん、そこ、アメリカのバージニア州のラングレーだね…ワシントンD.C.に近いよ…」
あぐねす「…ベラちゃん本当に知らないっぽいわね…NBだとイアン・フレミング機関が該当するわ。イギリス本国だとSIS…MI5やMI6の上位機関と同じ仕事の組織よ…」
マリア「要はCIAだが、連邦政府機関として吸収されていて、今は宇宙軍や宙兵隊の統合情報組織になっているんだよ」
べらこ「つまり、バッキバキのスパイ組織じゃないですか!逆に怪しまれますよ!」
マリア「あー大丈夫大丈夫。ちなみにデータ元の人は実在するんだよ。で、娘さんが聖院にいる」
べらこ「え…あ!本当だ!ヨシムラって吉村さんですよね…」
マリア「んだ。アンジェリーナちゃんの実のおかーさん」
べらこ「そんなんしてええんですか…」
マリア「むろん本人は勝手にステータスIDに流用されていることは知らん。そしてスクルドさんのNB入りの際にはエイリーンさんの外見クリソツになってもらう予定だ」
あぐねす「マリアちゃん、バレないようにしてよ…」
マリア「あー大丈夫大丈夫。この人はそもそも証人保護プログラムめいた協力者扱いでね。連邦政府内でもちょっとやそっとじゃ居所が掴めないように全く別人のIDで暮らしてるから」
べらこ「またなんでそんな人を…」
マリア「だってあたしの通学時の同学年だぞ、アンジェって…通ってた学校は違うけどな。んで片道切符OKの派遣者だったんだよ、アンジェは」
べらこ「いいんだろうか…」
マリア「当時は聖院利権が確定してなかったし、付け狙う国も結構あったんだわ。んで念のためにって事で、アンジェの両親には証人保護プログラムを適用して世間から隠したとラッツィオーニさんから後年に説明があってな」
くりす「まぁ、そこまでして身を隠さなきゃならなかった事情はわかる。沖縄作戦の時でも、どこぞ人民共和国に山内博子さんがそそのかされたり、逆に雅美さんたちが博子さんの職場の家宅捜索に協力してたしね…」
マリア「この辺のエピソードは主にこんにちわ、マリアに書かれてたりするのだぁっ」
べらこ「つまり、R15版の方もそれなりに重要な情報が書かれているから、機会があればお読み頂きたいと…」
マリア「んだ。アルトの話も、実は同じで闇堕ちマリアとこんにちわ、マリアを読んで初めて繋がるようになってたりすんのよな…もともと天の声はR15版だけで書きたかったようだが」
べらこ「あたしたちの生態上、日常からしてえろえろになりますからね…」
すくるど(ちなみに私がこっちの世界に降り立ってる件だけど、ウルドねーさんもヴェルザンディねーさんも実は自分「も」イきたがって…いえいえ、行きたがっていたのは内緒よ…)
べらこ「北欧神話の神様ってギリシャ神話より助平でなかったはずなんですが」
すくるど「私たちの話は基本、口で語り継がれてたからね。全部は伝わってないはずよ」
べらこ「つまり、まだまだ隠された悪行が」
すくるど「それ以前にもうちょっと私を敬う気はないのか、マリアヴェッラに聞きたいんだけど」
マリア「スクルドさん。ベラ子に敬われたいなら恩を着せる方が効きます」(黒バリカンそっと渡し)
すくるど「ほうほう、つまりマリアリーゼにこれを渡されたくなければ私にひれ伏せと」
べらこ「ねーさんはどっちの味方なのですか!」
マリア「父様に女装も本当は許したくねぇんだよ…」
くりす「マリアは意外に僕に懐いてるからね…」
マリア「ベラ子。あたしの立場で考えてくれ。母親二人と父様。この組み合わせで、あたしは誰のところに行けばいいと思う?」
べらこ「クリスおじさましか選択肢がないように思えます」
マリア「わかったら道玄坂の美容室行ってこい、桔梗さんの行きつけのあそこ。1ヶ月ストレートパーマで勘弁してやるっ」
べらこ「自転車で池尻大橋から道玄坂って面倒ですよ…」
マリア「うるせぇっ痴女種の脚力で何とかしろっ」
あぐねす「私がやりましょうか」(はさみかちかち)
べらこ「どんな髪型に…」
あぐねす「私ねぇ、モヒカンでギグに出たかったのよ、昔」
マリア「ブリティッシュパンクスの過激な姿を再現してくれるらしいぞ」
べらこ「…道玄坂行ってきます…」
マリア「なお、この話の続きはアルトかこんにちわ、マリアで髪型ネタに触れるらしい」
べらこ「今回ばかりは読まないでください!」
他全員「ベラちゃんの頭の運命にご期待ください!」
2022.6.16
べらこ「という訳で続きはアルトさん枠になりました」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/604155813/906597842/episode/5833607
アルト「おまかせあれ。瞳さんはおおぶねに乗った気分でいてください」
べらこ「ち、痴女皇国のアルトさんでなくて聖院のアルトさんだから大丈夫よね!」
アルト「べらこへいか。ただ…正規のけんしゅうですと、短縮めにゅーでもいっ週間は聖院行きがありますよ…(小声)」
べらこ「ぎゃああああ! な、何とかして聖院研修は外せないかしら…」
アルト「あれははずせませんよ…女官をきたえるためでもありますから、聖院研修をしていないとさぼったとかこねでにげたというはなしになります…」
べらこ「どうすれば…」
アルト「まぁ、何とかしてみましょう…」
なるほど…女性や痴女種の発想力や想像力が、男性に比べてかなり低下するのは理解できました。
しかし、その数値差の割に、あたしが男性にはさほど劣ってるとは思えないというのが個人的な感想です。
これは何故なのでしょうか。
(んなもん簡単だよ。そもそもあたしらはMIDIボディ化する前から通常人類の数倍から数千倍の脳処理能力を持っているだろ。ぶっちゃけステータスランクの○○人卒の数字だけ、人類の脳よりも高度で高速な演算処理をこなせるんだわ。しかも記憶容量も桁違い。だから学校の試験や模試なら楽勝だろ?)
ふむふむなるほど。
(痴女種になれば思考や演算力自体は桁違いに跳ね上がるし、オリジナリティを追求する思考も、通常の人類を相手にする限りはそうそう劣らない…と言うか、そこまでやって初めて人間の男性に比べてインスピレーションピーク値がどっこいどっこいか、ほんの少しだけ勝るようになるんだわ…)
しかし、そうまで脳構造が変わるんでしょうか。生殖器やホルモン分泌系臓器はまだしも、男性と女性の身体差で一番顕著なのが筋肉出力、特に瞬発力とは習った記憶がありますけど。
(脳の内部で動いてる思考プロセスが変わる。インスピレーションというのは言ってみれば思いつきだ。そして男の場合はくだんねぇ思いつきだの、馬鹿話に深入りしやすいだろ。で、女はそれを見て男はアホだというのがよくある光景、特に飲み会だ。あとオタク談義に興じている連中も、かわいそうだが一般の女からすれば痛く見えるんだよな…)
ああ、あたしも思いました…鉄腕村のお兄さんたちとか、男衆は結構、しょうもないことで盛り上がるなぁと…。
あと、理恵パイセンと…雅美さんも傾向ありますけど、オタク傾向のある趣味の話題へのヒートアップの度合い、尋常じゃありません。
…パイセンの鉄ヲタ話、長いでしょ?
(ただ、女の合理性でそこから進まない思考のリミットを、男なら簡単にぶち破る可能性が高いってことだろ。つまらん馬鹿話が発展するってことは、裏を返せば新たな着想に興奮してんのさ。忍者メイドいいよねとか、あたしでもその発想はなかったりするよ…)
はぁ。
(例えばだな…あのダ・ヴィンチさんはヘリコプターの原型になる飛行機械を考えた事があるだろ。あの連邦世界にも図面が残ってて、航空会社の社章に採用されたこともあるやつだ)
ふむふむ。姉がイメージを送ってくれましたけど、穴という会社…でしたか。
(普通ならあんなもんで空を飛ぼうとか浮くとか考え付かないよな。実際に後年になって、あれを採用した無人機が浮上に成功したけど…当時の材料や加工技術では重いしパワーが不足するから浮力を得るのは困難だったんだわ。しかし、それでもあれを形にするほどに、ダ・ヴィンチのおじさんは考えに考えたんだ。そして…航空機の発明に関わる発見をした女性って…思いつくか?)
うーん、リーリャ・リトヴァクさんやアメリア・イアハートさんでしたか。勇敢な偉業を成し遂げたという女性飛行士の名前なら浮かぶんですけど…。
ただ、当時の女性の社会進出状況を考えると、そこまで思いつける自由な研究環境を用意してもらえた女性自体、そもそも存在しなかったかも知れませんやん。
(ま、ベラ子の反論もまんざら間違っちゃいねぇんだけどな、ただ…電気にしろ鉄道にしろ自動車にしろ、長らく設計や開発のためのアイデアは男の脳から出てくる事が多かった。これは事実として覚えておいてくれ)
ほいほい…乱暴ルギーニの人が言ってましたけど、創業した方はエアコンやトラクターの製造で名を為して憧れのフェラ ーリを買ったものの品質の酷さに呆れて、当時のイタリアでは英雄だったフェラ ーリ経営者に苦情とカイゼンを申し立てるも門前払い同然の扱いを受け大激怒したそうですね。
で、なら俺がエアコンの効いたスーパースポーツを作って、隣に乗せた美女のマスカラが流れ落ちないドライブの時を楽しんでくれるわと車を作り始めたと…。
だから我が社の車は女性を隣に乗せる事を常に考えていますし、操作系もマニキュアやネイルに優しいよう設計していますとか言っておられましたが…まぁ、オーナーとして言わせてもらいますと、運転席はもうちょい頑張って。
あと日本で乗りやすいように幅なんとかして。ほほほ。
(そして…痴女種になると、殊更に体力や反射神経は言うに及ばず、思考や通信能力が著しく向上するだろ…。これが実はカイゼンの妨げになるんだよ)
なんでまた…あ、もしかして能力…。
(罪人工場でもカイゼンについては刑務騎士よりも罪人自身の発案の方が件数としては多いよな。これは刑務騎士自身が罪人と同じ作業を経験して工程の安全性をチェックしてるから、普通は刑務騎士自身がカイゼンを提案してもおかしくはない。だろ?)
ですよねぇ…。
で、思い当たるのはあたしも実際にお試しでラインに入った事がある、聖院世界シリーズではお馴染みの施設となった感もある三河監獄国・たはら刑務工場。
あそこも、そもそも囚人が働いている工場ですけど…それでも、監獄国の工場代官や監督役に巫女種、そして痴女皇国から応援警備員として派遣された痴女種女官も少なからず在籍しています。
しかし、事故やトラブルの対応はまだしも、そのあとのカイゼンについて、推奨しているとは言えども囚人から出てくるものが圧倒的だったことを…。
(普通の人間ならインシデント扱いしちまうような事でも、お前らなら無事故で終わらせてしまうんだよ…しかも囚人や罪人より作業速度は速いと来た。だろ?)
うん、確かに作業速度や能力は痴女種が圧倒的です。
しかし…本当に人に与える技術を教える場合ですけど、マリー先生くらい男勝りな性格思考でないと、カイゼンを含めた総合的な労働者としての適性、男性の方が適合者が多いかも知れませんね。
ただ…うちの主導で運営している富岡や、はたまた豊田地区の紡績工場ではルーティンワークが多い事もあって、婦人従業員主体の方が効率が上がるとはお聞きしております。
(婦人労働者の方が強い生産職種もあるからな? あ、現実の読者の皆様の世界ではまた違う結果になってる可能性もあるから、今出た話を鵜呑みにして男女の優劣を真剣に論じないようにな…そして、この話では男女の脳の出来の差より、痴女種と男性人類の思考能力の違いについてを重視するぞ。一般的な女性であれば、身体能力は人類だし、そこから来る不便を感じることによる発明や発見に寄与する余地があるはずだからな)
はい。
「つまりマリアリーゼ。クリス・ワーズワースの延命を図りたいのであれば…現状の疑似身体でも男性形態を常用させたい。でなくば、かの人物の生物化学に関する才能を損ねることになると申したい訳ですね?」
(そう言うことです。ベラ子の野望も分からなくもないが、うちの父様の頭脳はまだまだ不要とは言い難い。むしろ…スクルドさんはお気づきでしょうけど、今後はNB恒星系内の各惑星の本格開発が進行していくことになります。それは単なる資源採集に留まらず、人工居住環境の構築を含む恒常的な人が住める可住面積を拡大していく作業になりますから…父様の脳で考えついて欲しい微小環境開発製品の需要はまだまだあると思います)
「そうですね…そしてマリアリーゼとしては、例え純正痴女種同等の寿命が確保されなくとも、クリス・ワーズワースの頭脳能力の方を重視すると…」
あたしはこれを聞いて暗澹たる気持ちになりました。
つまり、黙っていてもクリスおじさまはジーナ母様より短命なのでしょうか…。
(待て待て待て。よく聞けっ。こないだ父様の身体状況、解説したばかりだろ…もっかい、ベラ子に分かりやすく言うとだな。島○くんがここにいるとしよう)
…いや、ねーさんこそ待ちなさいよ。
本物のクリスおじさまを用意する姉がどこの世界におるんじゃっ。しかも懲罰服1号を着てるじゃないですか!
「ねぇベラちゃん。話は聞いたけど、後でマリアを怒っておいてくれるかな」
ええ、おじさま、めっちゃいかっています。おこです。激おこです。
「もちろんですおじさま。黒ブラ○ガスは必須」
(あのなぁ…とりあえず○風くんは性別は男だ。これは間違いないな)
「だね。お稲荷屋さんのあの本でも誰がCOSPLAYしようと、シ○カゼくんはシマ○ゼくんだし…」
で、素早く思考を切り替えただけではなく…あの薄い本を理解しているおじさまも恐ろしい気がしますけど、話を先に進めるためにスルーしましょう。
(で、原型の島○。これは艦船娘だから当然、性別は女性だろ?)
でね。
ねーさん。
スクルドさんに懲罰服1号って、やめません?
まだ二代目様に着せた方が。
「流石にこの服は遠慮したいですわね」
「特殊な状況でなければ着用は避けたいのは私も理解できるわね。ただ…一部の人間男性を強く刺激するのは間違いないでしょう」
(でな。スクルドさんは痴女種身体を真似ている人工身体に入ってもらっているが、性別は女性神だ。いかに痴女種が懲罰服1号を着ていると言っても、肝心のブツを格納した場合は女性身体として機能する。スクルドさん。こんな服、神様でも思いつきますかね)
「まぁ無理ね。特に昔の北欧神話に出て来るような連中は男だととことん男臭いし、女神でもこんなのはまず着想に及ばないわね」と、まんざらでもなさそうな感じで部屋の鏡を使ってご自身の姿を前から後ろから眺めているスクルドさん。
いや、実際に出るとこ出てますしくびれもあります。端的に言うと0.9乳上くらいかな…とにかく、盛ってない時のあたしより確実に胸は出ていますよ。これなら島○よりアタゴーンってんですか、ぱんぱかぱーんな艦船娘さん。あれの方がいいんじゃないですかね。
「マリアリーゼ。今度私にもそれを作成なさい。懲罰に使うものであるのは理解していますが、スクルドに負けてられるかとラケシスが言うのですよ…」何か、神様に要らぬ闘争心や競争心を植え付けた気もします。
しかし、女性というのは案外にこう言う服を好むのです。特に、自分の身体に自信がある女性は…。
ほら、ベラちゃんもこの服は別に懲罰に思いません。さすがに何もないのに那覇市内をこれで歩けと言われたら、警察を呼ばれる方向で嫌なので拒みますけど、ママの店の中であれば躊躇なく着ます。
そして、痴女皇国内であれば言うまでもなく。
懲罰で着てないのは首の罪環十字架の発光色とパターンと、十字架それ自体の色で第三者にはっきり分かりますから。
(そして、ベラ子…お前やスクルドさんが、例え生えていたとしてもそれは分類上、島○くんではないそうだ。あくまでも「生やしたふたなり島○」だ。わかるな)
ええ。間違っても○風君におめこは存在しません。存在すれば、如何に股間にご立派が屹立していようとも、それは○風です。この分類の理屈、雅美さんに解説されずとも理解は可能。
(でな、お前への制限だ。おそらく父様はこれを聞いて胸を撫で下ろすだろう。そしてお前は泣くかも知れないが…父様を長生きさせたいならば、島○くんに留めておけ。いくら化粧をして胸に詰め物を入れても、それは○風くんなんだ…わかったなぁっ)
「マリアヴェッラ。私の所感ですが。クリス・ワーズワースは女装させても衣服を剥ぐまでは下手をすれば女性に認識されかねない、あなたがたにはご褒美な逸材でしょう。ここはマリアリーゼの提案をお受けなさい」スクルドさん…言いながらおじさまの前に膝をついてあちこち撫でたり触ったりしないでくださいよ。
それはあたしのもんやっ。
(それ以前にジーナ母様の所有物だという認識をすべきだぞ…)
「あとマリアヴェッラ。クリス様が誰の所有かという以前に聖父認定を受けていて、男性性別から動かすなと言う家族会決定、よもや忘れておりませんよね…」
痛い痛い痛い!二代目様わかりました思い出しましたからお尻つねんないで!
…ったく。
一体何がしたいんじゃ、おのれらっ。
とりあえず、おじさまをファインテックの事業所に返す必要もありますから、茸島に転送で行きます。
あたしの部屋か、かーさまの部屋のクローゼットの転送ゲートを使って茸島を指定しますと、ファインテック茸島支社建物のおじさまの役員室に行く事ができますので…。
んでスクルドさんはなんでついて来るんですか!あなたNBに赴任でしょうが…。
「検査。クリス・ワーズワースの現状での身体状況を調査します」
はぁ…。
「おじさま…こんな方がNB国民の未来を決めているらしいんですけど…」
「まあ、僕達には直接手出しをしないからいいんじゃないかな…」
えらくおじさまが従順ですけど…。
「スクルドさんがさっき、僕の身体をいじり回していたのが研究調査目的だというのは理解できた。そしてマリアから聞いたけど…僕の性別を完全な痴女種に切り替えてしまうと、その知能傾向がファインテックの研究開発部門には不向きになるのも理解した」
(あと、僕は女装について、ベラちゃんが側にいないと拒否したい…それと痴女種に転換可能な身体だからと言って本当に痴女種形態を取りたくないんだけど…)
えー。
「一つ提案が出来るわよ、マリアヴェッラ。あなたがさっき覗き見していた別荘の中の行為の続き。あの際に、クリス・ワーズワースを痴女種形態にしてしまった場合の思考の変化、あなたなら読み取れるわよね。そして、感覚や意識を今のあなたとクリスにも伝達させるの。これなら危険な兆候を回避できるし、よろしくない事が起きても不幸な未来として分岐させれば済むわ」
なるほど…未来を用意する役目のスクルドさんならではの提案ですね…。
「で、私は…アグネス・ワーズワースの身体を借りるのが良さそうね。伊藤瞳に入り込むとマリアヴェッラ、あなたが楽しめなくなるわよ…」
はぁ。
「あと注意。私たちはあくまで覗くのと、身体の感覚を共有して探るだけにすべきよ。絶対に未来のあなたたちに干渉してはだめ。行為が終わったら覗き見はすぐ止めてね」
了解です。スクルドさんも、自分たちの存在のためには痴女皇国とNBの未来が必要だからこそ真剣なのでしょう。
「特にクリス・ワーズワース。あなたは必ず衝撃的な経験をするはず。だから耐えてね」
あー、あたしならやりますね、あの後…。
「じゃ、マリアヴェッラ…続きを見せてください」
へい。行きますよ。
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でまぁ、皇族用コテージ2棟を連結の上で励んでいるあたし自身の感覚が来ます。
一見すると無言でお尻を振ってるだけですが、万一の盗聴を阻止するために全員、心話で喋っています。
ですから聞き取れるならば、当人以外は耳を塞ぎたくなるような狂った会話が…。
特にアグネスおばさま。理知的な話ぶりに騙されちゃいけません。本質的に「かなり、人を区別して考える」方です。
ぶっちゃけ、WASPにも程がありますねん…おばさまの本心は…。
まー、ローズマリーさんとやり合ったり、初期のNB移民でろくでもないのがいたのは知っていますから、優秀かつNBの利益を損ねない方以外を見下すのは仕方ないかも知れません。
はっきり言っておきますよ。
あたしが男勝りで痴女種最強でなければ、アグネスおばさまが嫌い抜くタイプです、あたし。
ですが、雄よりも雄臭いと一部に言われたあたしです。
そして牡の要素も強いあたしに、おばさまの牝部分と痴女種要素が強く反応していますし…これはおばさまは気づいていませんが、今の改良身体にはあたしのちんぽを根本的に堪能したくなる生理反応を仕込んでくれているそうです。
これはクリスおじさまの、あたしへの贈り物…なるべく、そうとは気付かせずにあたしを裏切る者が出ないようにしてくれたみたいです。
それに、おばさまも若い頃、本当はもっと弾けたかった部類。
今のどビッチなお姿も、あたしの姿格好も願望を満たすには好都合なようです。
そして瞳さんも、あたしと会う時はビッチ系の豚スタイル…日焼け跡も付けさせてますね…あたしが…。
ええ、清純な美少女だった人妻をあたしの好みの豚に堕として楽しんでいるのはさっき見たばかり。
うん、あたしもその方針ですし、何年かけてでも、最終的にはあたしの可愛い家畜兼手先として飼育するつもりですけど…。
まぁ、黒薔薇入りさせる時点で自動的にあたしの家畜になってしまうのは、それとなく伝えてます。
普通なら瞳さんの性格であれば拒む可能性が高い話だと思いますよ、あたし自身。
(伊藤瞳の頭の良さが原因よ。この子ほど知能が高いなら…あなたたち痴女種の高能力を理解できるし、そりゃあ判断も揺らぐわね…)
あー、確かに。
欧州強姦作戦の際に、若返り施工したらねーさんが密かに痴女種化した件…あの時に瞳さんと接触してるし、惚れられてますからね…。
日本人ならば倫理的に禁忌となる行為の数々も、痴女種能力ならば危険ではなくなりますから。
うん…アグネスおばさまも、この段階での瞳さんも…もはやあたしの肉便器になるのを躊躇しない状態まで調教が進行しています。
性交時の絶頂から、流れるようにあたしが排泄行為に及ぶ際の瞳さんやおばさまを読んでいますと、理性が吹き飛ぶような牝の感情と快楽にどっぷり浸っていますね。
そして、ある意味でアル中に近い依存性が出ています。
(うふふふふふ、瞳さんのギャル状態なんて絶対見せられるもんじゃありませんね…)
(ああっダメっ嫌っ!あたしまでこんな卑猥な水着の跡つけないで!)
(旦那さんのところにこの状態でお返ししましょうか…うふふ)
むむむ…確かにスクルドさんが改めてあたし自身にこれを見せている理由、わかります。
有り体に申し上げて、あたし…やり過ぎ。
(痴女種の行為だから仕方ないけど、知性体としての知能を剥奪するほど強力に隷属化するのも危険は危険よね…)
(ベラちゃんならこうしたがるのはわかるけど…もしかして、堕天使の悪影響、出てない?)
(くりす様…鋭いですわね…と言ってもマリアヴェッラ、よくお聞きなさいな。貴女は堕天使を服従させる立場。その過程で彼女たちの能力や知識、そして経験を学習しています。恐らくは無意識のうちに…)
あら初代様。
(ナンム…加えて、一つあるわね、女性が独創的になれる分野)
(ああ、ありますわね)
何でしょそれ。
(貴女たちがえすえむとか言っている分野ですわ。これについては、決して男のどくだんじょうではありません…)
(確かにあるわね、フレイヤもそーゆーのが大好きだったし…ほらマリアヴェッラ、貴女達、ウプサラ神殿を調べたでしょう。あの際の生贄の儀式の話だけどね…あの女の趣味と要望が忠実に反映されていたのよね…)
(ぎゃあああああ…)
ええ、嫌な記憶が呼び覚まされます。
連邦世界のスウェーデン出身かつ、ウプサラ大学に在籍していたフリーダ・ギュストへレーネさんが語って下さった胸糞話が思い出されますね…。
https://ncode.syosetu.com/n6615gx/54/
(ふーむ…あのモロン…マリアヴェッラ…聞きたくないでしょうけど一つだけ追加。フレイヤが発狂するくらいに大喜びしやがる捧げ方があったのよ…なるべく残忍残酷に生贄を処理するのがあいつの好みでね…あの村でも生きたまま焼いたり、身体切り開いて鶏のエサにしたりとかやりたい放題だったでしょ…?)
ひぃいいいい…思い出したくありませんでした…。
ええ、ニオちゃんはもちろん、いけにえ村の連中の記憶を遡りたくありませんでしたが、調べた関係者一同が変な悲鳴を上げたり絶叫したり、あげく痴女種なのにトイレに駆け込むとか散々な状況に陥りましたからね…。
(マヤやアステカの連中も大概だって、アレーゼが言ってたでしょ? まぁ…あの手の古代神話とあんたらが分類する連中の中だとさ、エジプトはまだマシな部類。それと大日神…あまてらすも話は分かる方になってるわね)
うちの初代様、どうだったんですか。
(海に沈んだ方はアレだったけど、バビロニアはね…あれは人の方にも過失なしとは言えません。ただ…最終的にナンムはテルナリーゼとして聖院島に、大日神は比丘尼国に封じられたのは、あんた達も知るところでしょ)
ええ。大陸一つ沈むくらいでしょうから…。
(あとマリアヴェッラ。貴女の加虐趣向は明らかにナンムの影響を受けているわね。もともと高木ジーナの暴力性とルクレツィア・ボルジアの淫蕩要素を引き継いでいるから素質はあったんだけど…)
そこまで見られるのも何か嫌な気がしますが、実際に瞳さんが泣き叫んでるのに、さらに大喜びして責めてますからねぇ…この時のあたしは…。
むろん、アグネスおばさまもこの時に至るまでに幾度となく泣かせてたのは記憶を見ればわかります。
下手にデータを抜くとあたし自身が気付きそうなんで手は出していませんが、おばさまを凌辱して楽しんでる映像、あたしなら必ず自分の聖環に記録させてるはずです。
(こればかりは人類史にも幾つも例があるから仕方ないわよ…残忍な女性の犯罪、記録されてるでしょ…)
はい。あたしの趣味じゃありませんけど、本当にえげつない事していたの、フランスにも中国にもいましたよね…。
ええ、アグネスおばさまに依頼という名の指示を下して瞳さんを犯させているあたしの姿がそこに。
そして、遂にその瞬間が来ました。
聖環の強制操作で、クリスおじさまの身体を切り替えてしまう時が。
(マリアヴェッラ…クリス・ワーズワースの精神に異常が見られる場合、即座に精神同期を解除、身体に復帰処理を頼むわ。監視と記録は私がやります)
シーシー。
ええ、あたしにも明確に理解できました。
そりゃ、姉が止めもするわ。
痴女種は牝化すると頭の中も牝になります。ちんぽが生えてる場合…千人卒以上ならば男性的思考が介在してくるのはかねてから言われておりました。
しかし…おじさまのような天才タイプの脳、女性型の長時間にわたり高原状態が続いてしまう快感受信はあまりよろしくないでしょう。
そして男性思考がなまじ残っているのもまずい話でした。つまり…仕事中でも、あたしとやりたくなったり、快感を反芻したくなるのです。
言ってみれば、隙があれば女の事を考え、いい女の尻と見れば追いかける…多くの方が想像するイタリア男的な堕落の傾向が出てるんですよ。
こらあかん。
姉に聞くまでもありません。こら封印や…痴女種モード、おじさまには絶対に適用禁止が確定した瞬間でした。
そして、スクルドさんからは接続を切れという指示が。
一瞬でおじさまの部屋に戻り、自分の身体の制御を取り戻すあたし達ですが…顔を見合わせるなり。
「ダメね」
「ダメですね」
「絶対やめてね…ベラちゃん…」
ええ。学究の徒は学究の徒で置いておこう。
おじさまをおじさまのままにしておく。さもなければ痴女皇国のみならず、諸方面の未来に迷惑千万。
誰が言うでもなく、この結論に達しました。
(だいたい痴女種化ならあたしがとっくに試みてるし、更にだな、あたしとお前の不肖の母親いるだろ。あのババァがそういう要望、あたしに寄せて来ないと思うか…)
あー…考えてみれば、そもそも懲罰服にあれを採用したのはジーナ母様です。
あんなもんを着せた相手がどう反応するか理解した上で粛清用の羞恥衣装に使うような人が、おじさまの女装に考え至らない訳、ありませんよね…。
(それだけはやめてと、僕は泣いて抵抗した。で、密かな楽しみとして、第三者に目撃されないよう防諜措置を講じてくれればと妥協したんだよ…)
下着は良くても完全女装がダメとはこれいかに。
しかし、おじさまの男の誇りを損ねると被害甚大やぞと姉が結果シミュレーションを突きつけて、女官種や痴女種への転換は元より女装にすら制限を課したそうです。
破って強要したらワーズワースお祖父様にチクる、ついでにアレーゼおばさまを金衣に引き上げてけしかけるとまで脅して、姉にとって父親の尊厳を守り抜いた過去を聞かされました。
ねーさん、それ、もっと早く教えてよ…。
(あのな。父さんはベラ子が相手なら女装に応じてただろうが。つまり、お前は本気で父さんを美しく見せようと誠心誠意メイクにヘアセットに服選びに注力していただろ…本気度がおばはんとは桁違いなんだよ)
(マリア。僕が言う。ベラちゃんがあまりに真剣な上に、鏡を見て僕は仕上がりに納得した。要はベラちゃんは、縮小版のベラちゃんに僕を仕立てたかったのかと。そしてベラちゃんの努力の結果、猥褻度や見た目に対するこだわりを僕は評価した。これはもはやベラちゃんの僕に対する真剣な愛情表現だと…)
あー、それであたしと一緒に歩いてくれたのか…。
(確かにあのババァが試した時は、いわばエロコスプレ…ホモの象徴になっていたからな…父さん…ベラ子が父さんを男の娘に仕立てるのに使った金、父さんのパテック・フィリップがふた巻きは買えるぜ…)
ええ。断言します。下着から水着から服から特注またはマリアンローズのカスタムオーダーで色々作りましたから。コスメやエクステやウィッグ等々まで含めたら、確実に国土局から欧州に所属が移った監獄社の高級四駆の盗まれ一号の乗り出し全額超え、楽に使いました。
靴は流石に実寸測定で3Dデータを採寸した上でミラノやローマに連行しましたけど…ちなみにミラノでもローマでもトリノでもベネチアでも、おじさまと一緒に歩きましたよ、あたし。
……。
「なるほどなるほど。これは確かに一見の価値あり。フレイヤも馬鹿ね…生かして楽しむ愉悦がわかってないから、あんた達にしばき倒されてあんな情けない最期迎えんのよねー…」
で。
ちょっとゴスの入った王女様系なベビーメタル風味ボンデージと言えば想像、つきますか。
アグネスおばさまの趣味らしいのですが。
まぁ…をかま作戦の時のパリで、昔のおばさまの隠れた趣味…おばさまの身辺の方々に明らかになると大顰蹙を買うらしく、本当に隠れてこっそり楽しんでたらしいんですよ、こう言うファッションや関連する音楽…。
「僕の友人もそう。ロックを聞くだけで家族に囲まれて出て行くか視聴をやめるかの二択だったんだよ…」
あー、ワーズワースお祖父様も隠れて聞いてたって言ってましたね…。
やはり英国系だと、建前としてはかなりうるさいのでしょう。
マリアンヌちゃんとスザンヌちゃんがナインズ…英国の名門校のNB分校への転校を頑なに拒んだり、あたしも芸能活動の仕事が舞い込んだのを良いことに留学を拒否したのは、きっと正しい選択だったのでしょう。
それはそれとしてスクルド先生。何をなさっておいでで…。
いえ、今回はお世話になりました。全面的に信用した訳ではありませんが、少なくともいけにえ村作戦の相手の連中のような、話が出来ない蛮族ではない。むしろ取引可能な方々としてあたしは認識を改めております。
なればこそ、一言お断りを入れて頂けますと保護者として…。
(マリアヴェッラの方が年下でしょうが…もごご)
ああ、この方も助平でしたね…。
(違う違う。クリス・ワーズワースの身に万一何かがあった際の資料作りよ。マリアリーゼにも頼まれてますっ。第一、本当にアレをしたいのなら私は押し倒してるわよ…)
わかったからはよせぇ。
ええ、おじさまのおじさまを咥えてしゃぶり回すミニスカ女教師がそこに。
仕方がないので、スカートを捲り上げて…あ、マリアンローズの痴女皇国仕様か…。
とりあえず下着に自動で穴が開くのを良いことに、スクルド先生のお尻を頂きます。
「ここここここらこらこら!何やってんのよ!」ちなみに黒のガーターベルトですが、Thongサイズが極小、おまけにパールのアクセサリー…穴が空いたところの中央部に残るようになってまして、お豆を擦る仕様ですよ…しかもどうやら、マイクロバイブレータ内蔵タイプです。
で、女神様の膣を頂きます。
「この淫乱女ぁあっ!」どっちがやねん。
しかし北欧系のお尻を頂くのは聖院学院卒業生のいけにえ村三人娘以来ですかねぇ…あ、前に北欧支部に行った時にミューレンフィーネちゃんとニオちゃんに精気授受したか。フリーダさんもまだジュネスに居てるし、年明けにやってるかな。
(ねぇマリアヴェッラ…あんたに黙ってたけど、さすがにあの未来の状況、あんたらの言う懲罰もんだと思ったから、向こうのマリアリーゼをそれとなく動かしといたわよ…)
何をした。ゆえ。
言わないとラスプーチンちんに切り替えるで。
(簡単よ。クリス・ワーズワースから痴女種外観の識別信号が出てるって事で、気付いたマリアリーゼが現場へ踏み込んだの。で、その場で全員縛り上げて、伊藤瞳とクリス君は冤罪だけどアグネスさんは幇助有罪。で…あんただけどさ…)
…ぎゃああああああ。
スクルドさんが見せた光景は壮絶でした。
黒化白金衣を着た姉が、アレーゼおばさまのムチで縛り上げられたあたしの頭を、黒バリカンで丸坊主にして行くその姿が。
で、全員を拉致して一夢庵痴女島分室に連れて行き、畳の上でみんなして正座。
そして妹の蛮行はあたしにも責任があると、泣きながら自分も丸坊主になった姉がはりせんを持ってお坊さん姿で周りを回っています。
で…身じろぎしたあたしの後頭部、即座にすぱこーんとぶっ叩いています。
あの…一夢庵って禅宗でしたっけ。あと姉の僧侶姿、瀬戸内マイケル若村さんみたいなんですが。
(なお、この映像はマリアリーゼに見せました。大層気に入って、マリアヴェッラが今度でっかいやらかしをしたらまんまこれをやると)あたしに突かれてあんあん言いながら冷静に告げないでもらえますか。あと口からおじさまの精液が垂れていますよ。
(あのー、未来を変えてませんか?)
(これくらいどうにでもなります。念のためにサン=ジェルマンにもナシつけたし、マリアヴェッラにはこのくらいやっておく方がいいと言ってたわよ…あんた、あのおっさんに何か恨み買う事…したの?)
げ。覚えてやがったか…ほら、結晶生命体の製造や増殖量産に関する情報、月のルナテックスに押しかけて「話し合い」の結果で頂いたアレですよ、あれ。
(当たり前だ!僕の男性としての尊厳を破壊しやがって!今の君が近い将来、本当に丸坊主になる事を毎日祈ってるからね!)
それやったら真剣に月を襲うからね…あたしの髪の毛、ルクレツィア母様譲りで大事にしてんの、知ってるでしょうが…。
ええ。女にも男同様、尊厳を守るべき時があるのです。
ちょっと下半身完全剃毛したくらいでガタガタ言いくさりよって。しかも目撃者はあんたの第一秘書だけやろがいっ。そっちの月本社の全端末に中継送信してへんやろがっ。
(マリアヴェッラ。それは恨みに思われても仕方ないわね。あと、私の下半身の毛をむしるのはやめて欲しいのだけど。一応疑似的な痛みは伝わっているのよ?)
うるさいわいっ。
「まぁまぁベラちゃん…大人気ないことはやめとこうよ…」おじさまがあたしの後ろに回って、挿入して来ました。
これはあたしを大人しくさせるための調教棒である。
どうやら、その認識は正しかったようです。
「スクルドさん…命拾いしましたね…」
「おだまり。あーそうそう、あんたがクリス君にやられてる間に言っとくわ。マリアリーゼがさっき、NBに渡航するための偽装身分を作ってくれたし、ヘンリー・ワーズワースへの接触任務は私が請け負ってあげます。一応見といてね」
で…スクルドさんが慣れた手つきで…どこで練習した…聖環を操作して表示させたステータスデータを見たあたしとおじさま、思わず動きを止めて、まじまじとフローティング画面を見ることに…。
Eileen Yoshimura Dulles. エイリーン・ヨシムラ・ダレス Ten Million Suction. (Limit variables.) 千万卒-可変能力制限者- Slut Visual. 痴女外観 George Bush Center for Intelligence - United Galaxtica of humanity. (McLean, VA 22101 U.S.A.) ジョージ・ブッシュ記念連邦政府統合情報センター Purple Rosy knights, Imperial of Temptress. 紫薔薇騎士団
-----------------------------------
べらこ「このブッシュ記念情報センターって何なんですか」
すくるど「知らん。マリアリーゼが用意してくれたけど、これで行けばいいって」
くりす「ベラちゃん…うん、そこ、アメリカのバージニア州のラングレーだね…ワシントンD.C.に近いよ…」
あぐねす「…ベラちゃん本当に知らないっぽいわね…NBだとイアン・フレミング機関が該当するわ。イギリス本国だとSIS…MI5やMI6の上位機関と同じ仕事の組織よ…」
マリア「要はCIAだが、連邦政府機関として吸収されていて、今は宇宙軍や宙兵隊の統合情報組織になっているんだよ」
べらこ「つまり、バッキバキのスパイ組織じゃないですか!逆に怪しまれますよ!」
マリア「あー大丈夫大丈夫。ちなみにデータ元の人は実在するんだよ。で、娘さんが聖院にいる」
べらこ「え…あ!本当だ!ヨシムラって吉村さんですよね…」
マリア「んだ。アンジェリーナちゃんの実のおかーさん」
べらこ「そんなんしてええんですか…」
マリア「むろん本人は勝手にステータスIDに流用されていることは知らん。そしてスクルドさんのNB入りの際にはエイリーンさんの外見クリソツになってもらう予定だ」
あぐねす「マリアちゃん、バレないようにしてよ…」
マリア「あー大丈夫大丈夫。この人はそもそも証人保護プログラムめいた協力者扱いでね。連邦政府内でもちょっとやそっとじゃ居所が掴めないように全く別人のIDで暮らしてるから」
べらこ「またなんでそんな人を…」
マリア「だってあたしの通学時の同学年だぞ、アンジェって…通ってた学校は違うけどな。んで片道切符OKの派遣者だったんだよ、アンジェは」
べらこ「いいんだろうか…」
マリア「当時は聖院利権が確定してなかったし、付け狙う国も結構あったんだわ。んで念のためにって事で、アンジェの両親には証人保護プログラムを適用して世間から隠したとラッツィオーニさんから後年に説明があってな」
くりす「まぁ、そこまでして身を隠さなきゃならなかった事情はわかる。沖縄作戦の時でも、どこぞ人民共和国に山内博子さんがそそのかされたり、逆に雅美さんたちが博子さんの職場の家宅捜索に協力してたしね…」
マリア「この辺のエピソードは主にこんにちわ、マリアに書かれてたりするのだぁっ」
べらこ「つまり、R15版の方もそれなりに重要な情報が書かれているから、機会があればお読み頂きたいと…」
マリア「んだ。アルトの話も、実は同じで闇堕ちマリアとこんにちわ、マリアを読んで初めて繋がるようになってたりすんのよな…もともと天の声はR15版だけで書きたかったようだが」
べらこ「あたしたちの生態上、日常からしてえろえろになりますからね…」
すくるど(ちなみに私がこっちの世界に降り立ってる件だけど、ウルドねーさんもヴェルザンディねーさんも実は自分「も」イきたがって…いえいえ、行きたがっていたのは内緒よ…)
べらこ「北欧神話の神様ってギリシャ神話より助平でなかったはずなんですが」
すくるど「私たちの話は基本、口で語り継がれてたからね。全部は伝わってないはずよ」
べらこ「つまり、まだまだ隠された悪行が」
すくるど「それ以前にもうちょっと私を敬う気はないのか、マリアヴェッラに聞きたいんだけど」
マリア「スクルドさん。ベラ子に敬われたいなら恩を着せる方が効きます」(黒バリカンそっと渡し)
すくるど「ほうほう、つまりマリアリーゼにこれを渡されたくなければ私にひれ伏せと」
べらこ「ねーさんはどっちの味方なのですか!」
マリア「父様に女装も本当は許したくねぇんだよ…」
くりす「マリアは意外に僕に懐いてるからね…」
マリア「ベラ子。あたしの立場で考えてくれ。母親二人と父様。この組み合わせで、あたしは誰のところに行けばいいと思う?」
べらこ「クリスおじさましか選択肢がないように思えます」
マリア「わかったら道玄坂の美容室行ってこい、桔梗さんの行きつけのあそこ。1ヶ月ストレートパーマで勘弁してやるっ」
べらこ「自転車で池尻大橋から道玄坂って面倒ですよ…」
マリア「うるせぇっ痴女種の脚力で何とかしろっ」
あぐねす「私がやりましょうか」(はさみかちかち)
べらこ「どんな髪型に…」
あぐねす「私ねぇ、モヒカンでギグに出たかったのよ、昔」
マリア「ブリティッシュパンクスの過激な姿を再現してくれるらしいぞ」
べらこ「…道玄坂行ってきます…」
マリア「なお、この話の続きはアルトかこんにちわ、マリアで髪型ネタに触れるらしい」
べらこ「今回ばかりは読まないでください!」
他全員「ベラちゃんの頭の運命にご期待ください!」
2022.6.16
べらこ「という訳で続きはアルトさん枠になりました」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/604155813/906597842/episode/5833607
アルト「おまかせあれ。瞳さんはおおぶねに乗った気分でいてください」
べらこ「ち、痴女皇国のアルトさんでなくて聖院のアルトさんだから大丈夫よね!」
アルト「べらこへいか。ただ…正規のけんしゅうですと、短縮めにゅーでもいっ週間は聖院行きがありますよ…(小声)」
べらこ「ぎゃああああ! な、何とかして聖院研修は外せないかしら…」
アルト「あれははずせませんよ…女官をきたえるためでもありますから、聖院研修をしていないとさぼったとかこねでにげたというはなしになります…」
べらこ「どうすれば…」
アルト「まぁ、何とかしてみましょう…」
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