101 / 396
戦慄!大人の湯治場!--大痴女温泉ものがたり-- 後編
しおりを挟む
「しかし、単なるお礼にしちゃ切羽詰まってた顔だったでしょ。で、ベラちゃん頼むわね」と、解説なさる雅美さん。
「じゃ、あとはよろしくねー」と、あたしと2人を残して引き上げる雅美さん。
…ジョスリンは…うん、マリーちゃんが引きずっていきました。
さて、あたくしマリアヴェッラ。
3人だけになると早速奉仕を受けております。
マットの上で。
どないなってるんですか、この人たち。
聖院からのベテランのブリュントレーネさん。
あなたはまだ、色々と技術をご存知なのはわかります。
ですがフローレシェーネさん。
あなたまで、なんでそのマットプレイの技、知ってんですか。
(雅美さんにこうしろと)
(で、ブリュントレーネさんの知識を参考に)
はいはいはいはい。
さて、あたしの服。さすがに白金衣のままはまずいので、ゴールドマイクロビキニにしてますよ。
マットだと白金衣の装飾とか引っかかりますし、お二人が痛い思いをしますからね。
そして二人とも励む励む。
ええ。普通はマットプレイって…女性が男性のお客様に対して行うものでは。
そうです。あたしに入れられてる状態なんですよ。
はいはい。とりあえずフローレシェーネさん、あたしが上になります。
ブリュントレーネさん、あたしのアナルに。
サンドイッチはどうもあまり気が乗らないのですが、この場合致し方ありません。
でまぁ、何で二人だけ残ってここであたしにちんぽ突っ込んでるのか。
これ、雅美さんが言ってる通り、一種の請願なのです。
(それはそうですよ。私も4月からはストラスブール勤務ですから…)と申されるブリュントレーネさん。
ええそうです、組織改変があるんです。
ちょっとこの組織改変については色々とありますから4月1日を境に一斉に、というわけでもないのですが、ブリュントレーネさんと関係者を例にとって異動内容を説明しましょう。
まず厚労局の局長こそオリューレさんが続投しますけど、女官長にアフロディーネちゃんが就任します。
そしてブリュントレーネさんは故郷に近いストラスブールに帰る…わけでもないんですよ。
ストラスブール、実はこの時代はロレーヌ公国が治めています。つまりマリーちゃんの実家の縄張りです。
そしてブルゴーニュ公国の血筋を引くブリュントレーネさんのご家系が治めていたお国はもう存在しません。
フランスとの戦争やお家断絶の件などなどで消滅しちゃったのです。
その最後の君主のマリー・ド・ブルゴーニュ女公の娘さん…歴史には出て来ませんけど、二人目の娘さんらしいんです、ブリュントレーネさん。
で、ご本人はお家騒動から逃がされるように当時の聖院スイス支部に預けられて出家、その後聖院本宮へ送られて今に至るという流れだそうです。
(つまりおばちゃ…痛い痛い痛いっ!)
(へーか。バラして良い事と悪い事がございます…)
では、なぜ欧州に戻ることになったのか。
はい、強姦作戦から繋がる欧州大陸安定化作戦の一環です。
はっきり申しますとフランスの支部、姉の計画ではパリに置いて属国化を図りたいそうです。
そしてこの作戦は長期化が予想されています。
なにせフランスをそっくり治める上に、ある程度の近代化を進めなくてはならないのです。
ですので痴女皇国に在籍するフランス組は欧州各支部に戻し、経済的人事的な攻略に従事します。
むろん、姉が痴女皇国を建国した当時のように戦争を仕掛ける訳にはいきませんからね。
そしてマリーちゃんの処遇も、ストラスブール支部で終わる訳ではないのです。
具体的にはロレーヌ公国をロレーヌ支部にします。そこの支部長がマリーちゃん。
ですからマリー先生の生活拠点、痴女宮から故郷ナンシーに近いストラスブールに移ります。
で、ジョスリンとの子供のアンヌマリーちゃんは当面、痴女宮に寝起きして聖院学院の女官教育過程を経て幹部業務を経験することになりますが、最終的に…何十年か後にはフランスに戻ることになるだろう、と。
(いや、マリーさんの下が嫌とかじゃないのですよ? 聖院本宮を含めて長年馴染んできた痴女宮を離れるのが色々と感慨深い訳でして…)
そしてフローレシェーネさん。この方は引き続き、出来たばかりの南独支部兼・バーデン=バーデン大公国を治める立場の続投です。
…ただし、補佐役が着任しますよ。
誰あろう、メーテヒルデさん。
こちらはドイツ出身が買われての着任です。
そして南独支部も、最終的にはドイツ支部にするための長期的戦略の対象です。
ですから、この二人は痴女皇国の対・欧州戦略の新たな橋頭堡に赴任することになるのです。
そして業務量や重要度も、それなりになります。
それとですね、支部の人員。
ほら、ハンガリーの時に教会に配属する女官の問題があるって言いましたでしょう。
あ、ドイツでのバーデン=バーデン大公国建国のあれこれも含んでご理解頂く方がよいと天の声が申していますので、もしお読みでない方がいらっしゃいましたら↓のこんにちわ、マリアでのお話を一読頂くとよいそうです。
https://ncode.syosetu.com/n6615gx/76/
で、支部の人員。単純に現地採用してそのまま勤務させられない事情があるのです。
聖母教会ということは、聖母記念銀行…つまり財務のお仕事の研修も入るのですよ。
ここらあたりの手順を簡略化するために、欧州については業務研修センターを作るかとかいう話も出ています。具体的には聖母教会教皇庁のあるローマか、デステおばさまが行政府を置いてるミラノ。
(マドリードかバルセロナでお願いしますぅうううう)イザベルさんも勢力を拡大したい派、ですか…。
(だって聖母記念銀行の支店を作って頂いておりますよね。研修させるということはその支店規模を拡大頂けるということ。即ち銀行としての融資事業も発生いたしませんか?)
あー…債務返済の一環かい…。
まぁともかく、欧州採用者はスイスの地区本部で初期教育課程を済ませたいのですが、実はスイス支部はあまり大っぴらに女官事業…つまり売春業務をやってないのにお気づきでしょうか。
この売春事業が痴女宮本宮ほどに大規模でないから、今まで採用していた女官はわざわざ本宮に送っていたとも言えるのですよね。
(聖院女官の頃は支部研修だけで何とかならなくもなかったのですが、今は歴然たる売春、それも特殊技能を教え込まれて色事の達人めいた状態で本配属が基本ですものねぇ…)
(そうそう。ですのであたくしも聖院本宮勤務実績があったからこそ、痴女宮研修が免除されたようなものでしたし)
(フローレシェーネさんについては再教育の話、本当は出てたんですよ。ただ、今のドイツの事情がそれを許さないというのもありますからねぇ)
などと、見た目では女3人がくんずほぐれつ、それもちんぽを生やした状態で性交に励んでいますが…頭の中では全員が深刻そうに今後の欧州事情と、それぞれに任された業務量の増加に頭を悩ませているのですよ。
(ベラちゃーん。勅使河原ですけどー。ちょっとお風呂から上がれる? ごめん、組合の方から助けてって話が回って来たんだけど、2~3軒、団体さんを吸いに来てくれない?)
えええええ。
なんですか。
おキヌちゃんがわざわざ、あたしたちを呼び出す理由。
そうです。
この温泉にもあれがあるのです。
あれ。
いわゆる、桃色のやらしいサービスがある旅館がっ。
そして、若様のおうちや珠絹亭…、つまりおキヌちゃんちでは表立っては大っぴらにできないですね、えっちぃなサービスを一手に引き受けるヨゴレ役なのですよ、この温泉の旅館組合の。
そして普段はこのテンプレス・セキュリティ伊○保温泉保養所の勤務女性が非常時の対応要員のはずなのですけどね。
(っとねー、前橋と高崎のデリヘルのお店も最近はけっこう忙しいみたいなのよ。ほらほら監獄社の系列会社にも、NB絡みのお車の増産話が回ってきてて結構景気がいいみたいなのよねぇ。電車作る事業も再開したっていうし)と、一部の旅館がこっそり認めている出張風俗サービスのお店も多忙で、暇な女の子をピンクなコンパニオンとして貸し出そうにも難しいのを言外に匂わせた事情説明をしてきます。
(お願いベラちゃん!あたしも今から着替えてこっそり応援に入るから、今日来てるうちのメンツ貸して!)
なんということなのでしょう。
若様が聞いたら呆れそうな気もします。
ええ、痴女皇国は仮にも国を自称しています。
そしてあたしに至っては密かに江戸城だった場所にすら招かれる立場。
そんなのがよりによってピンクコンパニオンをしていた。
あたしが良くても、後でバレたらまずいのでは。
更にネット番組とかアニメ…ビューティーツインズのお仕事もあるのに、イメージダウンに繋がる事をしていたら怒られそうな気がします。
いえ、あたしの裏動画はあらかた回収または消去されていますけど、それでもあたしがそーゆー事をしていたというのは人々の記憶に残っているのです。
(ねーさん、どうしましょ。組合長さんと旅館のご主人たちも困ってるみたいですけど)
(ああ、確かにうちらもテコ入れして独身男性とか男性主体の団体の入れ込み営業を推進したからな…ただ、これを悪い前例にしてうちらの幹部を○香保に常駐させるのかって話になってもまずいから、作戦を練ろう。…そうだ、温泉地に限らないけどさ、地方の飲み屋…クラブやキャバレーにストリップやショーパブやフリーダンサーの女の子を呼んで踊らせる件があるだろ。あれで行こう。ママの店でもママがいた時代にはそれをやってたんだよ)
ああなるほど、あたしたちはママの店、または痴女皇国世界でのクラブジュネスの所属ダンサーでもあります。
…この過程を経ているのも、痴女皇国の幹部の昇格基準の一環になっちゃってるんですよねぇ…今は、1週間はクラブジュネスの踊り子さんとしてダンスと売春を体験させられるんですよ…それか、沖縄かニューヨークのママの店を経験してくることが条件になっています。
(なるほど。我々でダンスチームを編成すると。そして乱入を装って吸い取るわけですね)と、納得したジョスリンが心話をよこしてきます。
(おキヌちゃん、それでいいかな。で、あたしたちはそれっぽい格好で行くから、どことどこの旅館に行けばいいか教えてね)
(あ、それあたしが連れて行く。んでね、確実に踊れるのがベラちゃんとマリーさんと雅美さんとジョスリンよね。だから踊れる人がリーダーで3人×4班みたいな感じで班編成組めるかな。それで一曲踊る間に残りの人がお客さんを骨抜きにしていけば、その旅館の本来のコンパニオンさんや仲居さんの負担はかなり減ると思うのよ)
(雅美です。了解したわ。じゃ、全員10分後にロビー集合!)
…で、姉と同様に、こういう修羅場鉄火場に強いマサミ=サンの仕切りで班を組むことになりました。
・ベラ子チーム→ブリュントレーネ・フローレシェーネ
・雅美チーム→アタランデ・ディートリンデ
・ジョスリンチーム→アフロディーネ・ペルセポネーゼ
・マリーちゃんチーム→アンヌマリー・おキヌちゃん
ふむふむ。なるべく現代日本の建築物に慣れているか、慣れた人が面子に入るようにしたと。
で、全員、臨時に黒薔薇仕様の光学迷彩つなぎ服に瞬間強制更衣させられます。
むろん、この服は瞬間的に別の姿に変えることもできますよ。
「勅使河原さん、申し訳ない…絹江さん、○○屋と○○園と○○亭と○○○苑ですけど、私もお願いした手前、○○亭と○○○苑にはお連れします。○○屋と○○園には吉田さんの車で」と、旅館組合の理事さんの一人というおじさんが汗を拭き拭き頭を下げておられます。
で、あたしのチームとマリーちゃんの組は送迎用のマイクロバス仕様ダンケ号に乗せられて旅館へ。
あ、この保養所、階段で有名な伊香保の温泉街中心部から少し離れているところを敢えて選んでいますよ。
理由は…うん、一般の宿泊客の方に我々の出入り、あまり見られたくないので。
で、まず1軒目を担当するマリーちゃんたちを理事さんが旅館の仲居さんにご紹介して、早速にも乱入してもらう段取りをしています。
(行ってきますわよ)
(あまり暴れすぎないように…)まぁ、マリーちゃんについてるのは娘さんとおキヌちゃんですし、乳上同様に連邦世界にもそれなりに順応しているマリーちゃんです。
聖院第二公用語もほぼ使いこなし、日本で困るのは地吹雪県とさつまくらいですかねぇと言ってましたから。
で、我々は春先の追い出し歓送迎会なのでしょうか。会社員の団体様が何組か入っておられるという旅館に連れて来られます。
「一般の旅館なのですが、ご家族様とは棟を分けていたりしますので…」とかお話を伺いながら、広間へ。
ポールがないのが辛いんですけど、まぁ何とかやってみましょう。とりあえずこの手の踊り芸やカラオケの際の盛り上げミラーボールやスポットライトもあるお部屋です。
あたしの聖環の音楽ライブラリから適当な曲を選び、カラオケセットをオーディオモードにして短距離無線…皆様の世界だと青い歯ってあるでしょ、あれですあれ。
あんな感じでカラオケ装置のオーディオシステムをスピーカーに使うと思ってください。
で、何であたしがこれできるのかと言いますと、クラブジュネスの2階の個室、あそこで何かする場合はカラオケセットに聖環を接続してミュージックプレーヤーとして使うのですよ。
でまぁ、あたしがストリップをしながらですね、その間にコンパニオンさんに紛れてブリュントレーネさんとフローレシェーネさんにお客さんの間を回ってもらうのですよ。
なにせストリップやりますよって言ってますから、照明は落とされますしスポットライトが頼り。
しかもこの時代、東欧系やロシア・ウクライナ系の踊り子さん、意外に多いんですよ…日本。
ほら、ジーナかーさまの御母堂の故・アレサンドラおばあさま。
あの方も元々はそういう芸能的な労働で働いてるところで高木義夫おじいさまと知り合われたと聞いておりますし。
まぁ、高木家の話はともかく、ガイジンのコンパニオンさんや踊り子さんが混ざっていてもあまり不思議には思われないでしょう。
あれ?ドイツ系とかフランス系?って外人に慣れた人は思うかも知れませんが、二人とも聖院第二公用語はペラペラです。
(射精させないギリッギリでドライオーガズムなドレインをお願いしますよ…)と注釈は必要ですけどね。
なにせここは日本です。それも連邦世界の現代日本。
いまだ売春は違法も違法。痴女宮やクラブジュネスのノリでやっちゃうとダメですからね。
(あ、ありますよ…こっそりとゲホゲホゲホっ!)
おキヌちゃん。それ苦情が来るから公式には暴露禁止でしょっ。
まぁ、あたしたちならいい思いをした「夢」にしちゃえますけどね…。
そんな訳で、その旅館に入ってたその手の団体様数組に「いい思い」をして頂き、我々も精気をそこそこに頂戴して帰路につきます。
帰りは石畳石段の旅館街をお散歩しながら戻りますよ、と言ってますし、光学迷彩をかけながら歩いて帰りましょう。
(こんな歴史あるお宿でもお色気に頼らないとならないのですか…)と、フローレシェーネさんが歩きながらうんうん唸っています。平日なので仕方ないとは思いますが、あまり人が歩いていません。
時刻は…うん、夜9時くらいです。二次会に該当する行為をちゃっちゃと終わらせたせいもありますが、この時間帯ですら東京はおろか、グンマーの主要都市と同じかそれ未満の静けさですね。
(バーデン=バーデンもカジノとそういうサービスでお客を集めているのが現代のドイツだそうです。今は全く違いますけど、読者様の時代であれば、ロシア人の怪しい富豪たちが我が物顔で歩き回っていたとか)と、現地事情を知るブリュントレーネさんも注釈を。
(温泉地や観光地というのを切り盛りするのは難しいのですねぇ…)
(我々が保養所をここに安価で設置させて頂けた上、源泉からお湯を掛け流しで引くように改築されましたのもですね、建前はともかく、実際には密かにこの需要に対応させて頂けるのを若様のご一族他、旅館街の皆様からも期待されているからです。あたしたちも男性のお客様の精気を頂ける話ですし、女官の利用はスケジュールを組んで行なっているのは、実はこうした緊急事態対応要員を派遣している意味合いもあるのですよ)
これ、担当は実はねーさんなんですよ、元来は。
ただ、実際には比丘尼国絡みの話で忙しいので、痴女宮にいる幹部で若様のお知り合いの誰かに「今日女官何名必要」と話が来れば、手空きの女官でなるべくジュネス経験者を回せるようにしていたりします。
そして、精気を貰ったのならあたしに回す必要が生じます。
えーと、うちの保養所、屋上と、一部客室に露天風呂が存在します。
今回はスイートに該当する客室、あたしに回ってきてまして、ベランダに露天風呂があるんですよ。
でまぁ、精気貢納を受けたんですけどね。二人から順番に。
そして二人に渡す分を用意して、と。
えっとね、この露天風呂。
外から覗けないように仕切り、ありますからね。
ですから本来、開放感はあまりないのです。
ただ…これも姉がいらんこと、しました。
実はこの仕切り、電磁光学的に一種のすりガラスのように機能する複層合わせ樹脂パネルだそうです。
外観は障子窓っぽく。
で、聖環操作でのみ透明度が変化します。
…あほかあああああ。
盗撮されたらどうすんですか。
(盗撮の意識を向けたらおめーらなら気付くだろうがよ…それと付喪神機能が入ってる。盗み撮りをしようとしたら誤作動どころじゃねぇ、以降はそのメディアウォッチだろうが板電話だろうが、女性を被写体にできなくなるからな)
はいはい。
つまり透明度を上げろと。
で、部屋の照明を暗めにします。
うん、これならベランダで何かやってんの、目撃されづらくなるでしょう。
と言いますのもですね。
ブリュントレーネさんは割とドS傾向があります。
そして、フローレシェーネさんもどちらかというと攻め系です。
しかし、喧嘩をされても困る。ですのであまり派手に暴れると目撃されるように、仕切りの透明度を上げておけ。姉はそうしろと言うのです。
という訳で、じゃんけん代わりの聖環ランダマイザーアプリ…うん、女官だと思考、読めるじゃないですか。
ですからじゃんけんで決められないのですよ。
で、その代わりにぐーちょきぱーを出すアプレットが入ってます。
それを使って、最初はフローレシェーネさんが攻め役になりました。
なにせ二人とも隣接領地の幹部、または責任者。
今後とも色々な意味で仲良くしてもらわないと困ります。
幸いにも、全く面識がない訳じゃないんですよ、お二人。
聖院女官時代は同室でこそなかったものの、顔を合わせてはいたそうです。
(まさかフロレンシアのちんぽを受け入れるとは思わなかったわねぇ…)
(ブリュントレーネ先輩とは何度か騎士勤務の時に秘書役をさせて頂きましたっけ)
はい、この二人、先輩後輩で言いますとブリュントレーネさんが年齢も聖院勤務経験も、う…。
(ですから陛下、年齢とか経歴の話はぁっ)
(しかしフローレシェーネ、あなた肉食のせいか知らないけど、濃厚で臭いわね…ううっきついわっ)
うん、わかります。フローレシェーネさんの「擬似じゃない本気の精液」、清楚な北欧系混じりの見た目と全く違う凶悪な代物なのです。
それをブリュントレーネさんの顔に出されています。
(今日は私と先輩については無礼講とお伺いしましたので。何でしたら洗わせて頂きましょうか、お顔)
言うなり、ちんぽを向けて例のあれを始めるフローレシェーネさん。
うん、この方は割と情け容赦がないです。実のお姉さんたちにもそうでしたから。
(まだ手首を突っ込まないだけましです。あと浣腸を注入してから何か事に及ばないだけでも、私の手加減を先輩にお感じ頂ければ)
(げふっ…よっぽどご実家で嫌な思いをしたのね…まぁわかるけど…ただ、次のお返しはちょっと覚悟なさいよ、この芋女)
言うなりブリュントレーネさん、顔を洗ってからバックでフローレシェーネさんを犯し始めます。
(貴女のより大きいと思うのだけど。何ならこれで孕んでみる? 私も一応はハプスブルグからすると遠縁よ?)
(遠慮します!断りもなくフランスの豚の血など入れては何を言われるか!)
(うるさいわね北の田舎娘の分際で。ほら、陛下のちんぽ咥えて差し上げなさい。私たちの虐待劇を見てお盛んよ?)
えーと、頼んだ覚えは。
(その割には黒洗濯ばさみが我々の乳首を挟んでいたり、先ほどまでは盛っていた罰として肉豆やちんぽを挟まれ鞭打たれた懲罰を受けておりましたのですが。まぁ、私ども女官は全て陛下の家畜、豚ですから仕方ないのですがぁっ)
お返し、したいの?
(百倍返し以上で返されるのがわかっていて逆らう愚か者は我が祖父のシャルルくらいに留めたいものです。あの突進好きではありませんから、私は)
さっき突進してたよね、あたしに。
(ええと、それは私も陛下の穴具合が最高でしたのでついつい豚のように尻を振りまして…ああっおやめください!まだ出したくないのに出る出る出る出る出るっAchmeAchmeAchme!)
ええ、ちょっと腹が立ったので、右足太もも側のホルスターに入れてる黄金ちんぽ鞭の柄を、犯しているブリュントレーネさんの膣に突っ込んだだけです。
そしてあられもない姿で射精して、風呂の中に溺れかけている二人の顔面めがけて制裁の液体をかけてあげますね。
(正直に言ってね、ブリュントレーネさん。あなたがストラスブールに行きたくない理由、何かな)ええ、膣に突っ込んだままのムチの柄でぐりぐりしてあげます。
そしてちんぽのお掃除、ちゃんとしてね。
あたしに逆らう女、嫌いじゃないけど度を越さないでね。
(陛下、もし本気でお怒りでしたら、私が代わりに制裁を受けますけど…)と、おずおずと申し出るフローレシェーネさん。
ああ、仲間思いなのですね。
大丈夫ですよ、これ半分遊びですから。
それと、ブリュントレーネさんはプライド、かなり高いです。マリーちゃんと違って隠してますけど。
(でね、フローレシェーネさん…なんで内心、ストラスブール赴任が嫌か、本人の口から聞きたくない?)
と、浴槽から引っ張り出したブリュントレーネさんを寝かせてから、ちょうど顔の上にフローレシェーネさんのお尻が来るようにして、と。
で、あたしがそこにちんぽを突っ込みます。
(ほら、先輩を差し置いて後輩がベラちゃんちんぽ突っ込まれてますよ? それもラスプーチンちんよ? いいのですか?)
(ううっそんな…ああっ嫌っフロレンシアやめて、貴女でなくて陛下に出したいのっ!陛下と遠縁になって豚の交尾ができないのが嫌なの! 陛下の家畜の一匹のままでいたいの!)
ええ、いわゆる69の姿勢で、フローレシェーネさんはあたしに突っ込まれながら、先輩ちんぽを咥えてます。
うん、そんなに回数は多くないのですが、本宮女官の幹部は大体こんな感じなのですよ…今や。
実はあたし、長期間ではないのですけど、分体を時々は出せるようになったんです。
…で、ちょっと濃い内容のお相手をさせていたりするのですよ、離宮後宮などで。
しかし、それにしても色々と困った事が起きているとお思いになられないでしょうか。
実はこのマリアヴェッラ、兼ねてから申しております通り、変態プレイとか妙な忠誠の誓わせ方、正直なところあまり好きではないのですよ。
ですが、通常の恋愛感情めいたものを持たないといってよい痴女種。
その痴女種を従えるためには必要な場合があるから、それは仕方がないと姉も言うのです。
ええ。気づいておられましたでしょうか。
この一連のお話で、嫌いはまだしも、恋だ愛だ好きだ云々の単語が出て来ないことに。
そもそも痴女種、特に千人卒以上になってしまえば男性を相手にする必要はなくなります。
お相手をさせて頂く場合、それは大抵、政治的な意図が絡むとか、あるいは女官としてのお仕事。
女官にハマらないハマらせないためにも、この掟は厳守されています。
例えば、姉が今、慶次郎さんのご一行に随行していますよね。
あれとか若様とのお付き合い。
あの過程で、姉は本当に性的な交渉を持っていません。
言うなれば純愛。
姉にこれを指摘すると火がついたように怒り出して否定を始めますから言いませんけどね。
ゆっきーのお父さん…宇賀神さんにしても、本当に痴女皇国と自分に必要だからこそ、献身してるんです。
姉の行動や思考はあたしに筒抜けですから、これは断言しておきますよ。
…逆に、あたしの思考や行動も筒抜けではあるんですけどね。
ですので、ブリュントレーネさんやフローレシェーネさんの奉仕行動。
これ、実は普通の百合百合してる女の子とか、そこを越えて一般的な恋愛感情を抱けるような女性が好きとか愛してるとか言ってる行為の変形版、女官版でもあるんですよ。
言葉で示す代わりに行動や行為で示しているのです。
もっとも、そこは女官種や痴女種は基本的に女性。嘘をつける生物です。
ですので実利で動いてます。
あたしが本気でアヘって気持ちいい方が、純度の高い下賜精気を下ろしてくれるから。
言うなれば、ご馳走欲しさに奉仕してるんです。
ただ、精気純度は真剣に女官活動に直結します。
おいしいまずいの感覚だけでなく、痴女種女官としての本来の生態機能を発揮するエネルギー量が不足することになりますから。
みなさんに分かりやすく申しますと、カ○リーメイトばかりの食生活と、調理された普通のお食事の差です。
ですから女官は必然的に上司、特に皇帝に対し従順にならざるを得ない生き物である。こう、姉からは説明されています。
ジョスリンが反抗的だったりするのも、あれ…要するに幼い男の子や、時に女の子が構ってもらおうとして相手に意地悪したりするのと類似行為なのです。
本気であたしがあんたいらんとか言い出すと、絶対に揉めるの、わかってますし。
(仕方がありませんねぇ先輩。陛下、申し訳ないのですが、やはり先輩に栄誉をお譲りさせて頂くわけに参りませんでしょうか…)
おっけーばべーね。
問題ありません。
その代わりフロレンシア、貴女もあたしの豚としての流儀、ちゃんと覚えてね。
ほら、先輩に突っ込んでるあたしのお尻、ちゃんと舐めてね。
舌も突っ込んで。
もうお分かりでしょう、何をさせているか。
どうせやるなら享楽的になって頂こう。
それと、あたしと致せるのは最低でも万卒から十万卒という制限がありましたよね。
あれに加えて後宮研修終了が基本的な条件です。
でないとあたしからの還元精気を消化処理しきれず、最悪の場合死に至ります。
その後宮での黒薔薇紫薔薇の研修の際に、必然的にやらされますから、アナル舐め。
(しかし、これ…陛下の膣穴が丸見えの場合、どうすべきなのでしょうか。失礼しまして)
ずぶっ、と入る感触が。
あの…その体勢で入れられたら、あたしがお尻動かしづらいんだけど…。
ついついフローレシェーネさんを出家前のフロレンシアという名前で呼んでしましいますけど、俗名は豚として扱う時の呼び方にしましょう。
ブリュンヒルデさんはちょっと言いにくいなー。
出家名でいいよね。
いいよね。
いいよね。
(その脅迫めいた言い方で強要されますと圧迫を…ひいいっ!陛下の豚の立場を忘れていました!蔑まれ罵られるのが家畜の証でございます!)
うん。請願処に行くとかしないようにね。
逆にそういう「遊び」で済ませてる信頼関係あっての、ものだねですからね。
それにブリュントレーネさんは3月いっぱいは女官長。
ですから部下への示しがつきませんよ。
ある程度は女官同士、または自分自身での自浄能力がないと、いちいち請願処というのも大人気ない話ではありますからね。
で、行為を終えた後でおっぱい吸わせておきます。
(くれぐれも人の上に立つ立場、しかも女官精神を訴える立場であれば、最終的には母性が必要となります。いいですね。あたしたち痴女種は女官種の発展形です。つまり、どこかでみんなが精神的につながっているんですから、みんながどこかで一つ、これを忘れずに、それぞれの任地で精勤をお願いしますよ…)
うん、あたしも言うようになりましたねぇ。
ちょっと前まではかーさまに甘えてる立場でしたから。
そうです、この成長っぷり… 。
あたしの精神的成長、自分でも理解してるからだと思っています。
…恐らく、ジーナ母様…5年未満みたいなんですけど、やはりNB行き、要望されてて避けて通れないみたいなんですよ。
スザンヌちゃんはともかく、恐らくはマリアンヌちゃん、高校はNBで通うんじゃないでしょうか…。
--------------------------------------------------------------------
アンヌ「いや。行きたくない。行くならベラちゃんも一緒に行って」
ベラ子「あたしは皇帝の仕事があるでしょうに…」
アンヌ「分体出せないの?」
ベラ子「ねーさんやエマちゃんほど長期間かつ高度な事はまだ無理なのよ…」
アンヌ「でもさぁ、あと3年後でしょう。その時もあたしがアニメ関係の仕事とか、高木企画でしてたらどうすんのかしら」
マリア「行きたくないなら売れろ。あの高木企画の仕事もナインズ分校に行きたくない口実にもなるからやらせてるんだぞ?」
アンヌ「あい…」
ざんぬ「あたくしはどうなるのですか」
マリア「スザンヌは前に運命選定神の御三方に言われた通りだろ。最低でも池尻大橋からあそこ高校か若様高校のどちらかに通ってもらう」
ざんぬ「やったですわー」
マリア「ただし条件がある。大学は雅美さんやたのきちの後輩になることだ。意味はわかるな」
ざんぬ「遊べないということではないですか!」
マリア「だから学業成績も、お祖父様を説き伏せる材料になるんだってばよ…」
ざんぬ「そんなぁあああ」
マリア「だいたいお前らな、本当はダメなんだけど痴女種能力を使えば、どこぞ大学への入学試験自体は楽勝で受かるはずなんだぞ?」
アンヌ「だからプレップにも行かせようとしてんのよねぇ、試験自体は受かるからって」
ベラ子「かーさまのNB行き、ご夫婦だけでというわけには行かないのでしょうか」
マリア「ぶっちゃけアグネスさんに頑張ってもらえれば、マリアンヌとスザンヌは免除できなくもない。それとベラ子、本当はお前にもNBか英国留学の話自体は出ているのを忘れないで欲しい」
ベラ子「せっかく欧州近代化事業が始まったばかりなのに…」
マリア「ま、ベラ子の場合、皇帝稼業があるしな。今回の欧州作戦でも、あたしがあまり出しゃばらなかったのはその辺もあるんだわ」
ベラ子(慶次郎さんとイチャコラしたいためでもあるんですよ…分かりますよね読者のみなさんも)
マリア「変な副音声を入れるな。まぁともかく、この後は闇堕ちマリア枠ではほったらかしだったけど、たのきちの差し戻し話をまず解決する方向で書くようだ」
ベラ子「それと欧州鉄道敷設、R15の方で書くようですね」
マリア「とりあえず色々な方面で話が動いていますので、天の声のお尻を蹴るためにも評価・ブクマ・いいねをお願いしたいそうです」
全員「ではまた、お会いしましょう」
「じゃ、あとはよろしくねー」と、あたしと2人を残して引き上げる雅美さん。
…ジョスリンは…うん、マリーちゃんが引きずっていきました。
さて、あたくしマリアヴェッラ。
3人だけになると早速奉仕を受けております。
マットの上で。
どないなってるんですか、この人たち。
聖院からのベテランのブリュントレーネさん。
あなたはまだ、色々と技術をご存知なのはわかります。
ですがフローレシェーネさん。
あなたまで、なんでそのマットプレイの技、知ってんですか。
(雅美さんにこうしろと)
(で、ブリュントレーネさんの知識を参考に)
はいはいはいはい。
さて、あたしの服。さすがに白金衣のままはまずいので、ゴールドマイクロビキニにしてますよ。
マットだと白金衣の装飾とか引っかかりますし、お二人が痛い思いをしますからね。
そして二人とも励む励む。
ええ。普通はマットプレイって…女性が男性のお客様に対して行うものでは。
そうです。あたしに入れられてる状態なんですよ。
はいはい。とりあえずフローレシェーネさん、あたしが上になります。
ブリュントレーネさん、あたしのアナルに。
サンドイッチはどうもあまり気が乗らないのですが、この場合致し方ありません。
でまぁ、何で二人だけ残ってここであたしにちんぽ突っ込んでるのか。
これ、雅美さんが言ってる通り、一種の請願なのです。
(それはそうですよ。私も4月からはストラスブール勤務ですから…)と申されるブリュントレーネさん。
ええそうです、組織改変があるんです。
ちょっとこの組織改変については色々とありますから4月1日を境に一斉に、というわけでもないのですが、ブリュントレーネさんと関係者を例にとって異動内容を説明しましょう。
まず厚労局の局長こそオリューレさんが続投しますけど、女官長にアフロディーネちゃんが就任します。
そしてブリュントレーネさんは故郷に近いストラスブールに帰る…わけでもないんですよ。
ストラスブール、実はこの時代はロレーヌ公国が治めています。つまりマリーちゃんの実家の縄張りです。
そしてブルゴーニュ公国の血筋を引くブリュントレーネさんのご家系が治めていたお国はもう存在しません。
フランスとの戦争やお家断絶の件などなどで消滅しちゃったのです。
その最後の君主のマリー・ド・ブルゴーニュ女公の娘さん…歴史には出て来ませんけど、二人目の娘さんらしいんです、ブリュントレーネさん。
で、ご本人はお家騒動から逃がされるように当時の聖院スイス支部に預けられて出家、その後聖院本宮へ送られて今に至るという流れだそうです。
(つまりおばちゃ…痛い痛い痛いっ!)
(へーか。バラして良い事と悪い事がございます…)
では、なぜ欧州に戻ることになったのか。
はい、強姦作戦から繋がる欧州大陸安定化作戦の一環です。
はっきり申しますとフランスの支部、姉の計画ではパリに置いて属国化を図りたいそうです。
そしてこの作戦は長期化が予想されています。
なにせフランスをそっくり治める上に、ある程度の近代化を進めなくてはならないのです。
ですので痴女皇国に在籍するフランス組は欧州各支部に戻し、経済的人事的な攻略に従事します。
むろん、姉が痴女皇国を建国した当時のように戦争を仕掛ける訳にはいきませんからね。
そしてマリーちゃんの処遇も、ストラスブール支部で終わる訳ではないのです。
具体的にはロレーヌ公国をロレーヌ支部にします。そこの支部長がマリーちゃん。
ですからマリー先生の生活拠点、痴女宮から故郷ナンシーに近いストラスブールに移ります。
で、ジョスリンとの子供のアンヌマリーちゃんは当面、痴女宮に寝起きして聖院学院の女官教育過程を経て幹部業務を経験することになりますが、最終的に…何十年か後にはフランスに戻ることになるだろう、と。
(いや、マリーさんの下が嫌とかじゃないのですよ? 聖院本宮を含めて長年馴染んできた痴女宮を離れるのが色々と感慨深い訳でして…)
そしてフローレシェーネさん。この方は引き続き、出来たばかりの南独支部兼・バーデン=バーデン大公国を治める立場の続投です。
…ただし、補佐役が着任しますよ。
誰あろう、メーテヒルデさん。
こちらはドイツ出身が買われての着任です。
そして南独支部も、最終的にはドイツ支部にするための長期的戦略の対象です。
ですから、この二人は痴女皇国の対・欧州戦略の新たな橋頭堡に赴任することになるのです。
そして業務量や重要度も、それなりになります。
それとですね、支部の人員。
ほら、ハンガリーの時に教会に配属する女官の問題があるって言いましたでしょう。
あ、ドイツでのバーデン=バーデン大公国建国のあれこれも含んでご理解頂く方がよいと天の声が申していますので、もしお読みでない方がいらっしゃいましたら↓のこんにちわ、マリアでのお話を一読頂くとよいそうです。
https://ncode.syosetu.com/n6615gx/76/
で、支部の人員。単純に現地採用してそのまま勤務させられない事情があるのです。
聖母教会ということは、聖母記念銀行…つまり財務のお仕事の研修も入るのですよ。
ここらあたりの手順を簡略化するために、欧州については業務研修センターを作るかとかいう話も出ています。具体的には聖母教会教皇庁のあるローマか、デステおばさまが行政府を置いてるミラノ。
(マドリードかバルセロナでお願いしますぅうううう)イザベルさんも勢力を拡大したい派、ですか…。
(だって聖母記念銀行の支店を作って頂いておりますよね。研修させるということはその支店規模を拡大頂けるということ。即ち銀行としての融資事業も発生いたしませんか?)
あー…債務返済の一環かい…。
まぁともかく、欧州採用者はスイスの地区本部で初期教育課程を済ませたいのですが、実はスイス支部はあまり大っぴらに女官事業…つまり売春業務をやってないのにお気づきでしょうか。
この売春事業が痴女宮本宮ほどに大規模でないから、今まで採用していた女官はわざわざ本宮に送っていたとも言えるのですよね。
(聖院女官の頃は支部研修だけで何とかならなくもなかったのですが、今は歴然たる売春、それも特殊技能を教え込まれて色事の達人めいた状態で本配属が基本ですものねぇ…)
(そうそう。ですのであたくしも聖院本宮勤務実績があったからこそ、痴女宮研修が免除されたようなものでしたし)
(フローレシェーネさんについては再教育の話、本当は出てたんですよ。ただ、今のドイツの事情がそれを許さないというのもありますからねぇ)
などと、見た目では女3人がくんずほぐれつ、それもちんぽを生やした状態で性交に励んでいますが…頭の中では全員が深刻そうに今後の欧州事情と、それぞれに任された業務量の増加に頭を悩ませているのですよ。
(ベラちゃーん。勅使河原ですけどー。ちょっとお風呂から上がれる? ごめん、組合の方から助けてって話が回って来たんだけど、2~3軒、団体さんを吸いに来てくれない?)
えええええ。
なんですか。
おキヌちゃんがわざわざ、あたしたちを呼び出す理由。
そうです。
この温泉にもあれがあるのです。
あれ。
いわゆる、桃色のやらしいサービスがある旅館がっ。
そして、若様のおうちや珠絹亭…、つまりおキヌちゃんちでは表立っては大っぴらにできないですね、えっちぃなサービスを一手に引き受けるヨゴレ役なのですよ、この温泉の旅館組合の。
そして普段はこのテンプレス・セキュリティ伊○保温泉保養所の勤務女性が非常時の対応要員のはずなのですけどね。
(っとねー、前橋と高崎のデリヘルのお店も最近はけっこう忙しいみたいなのよ。ほらほら監獄社の系列会社にも、NB絡みのお車の増産話が回ってきてて結構景気がいいみたいなのよねぇ。電車作る事業も再開したっていうし)と、一部の旅館がこっそり認めている出張風俗サービスのお店も多忙で、暇な女の子をピンクなコンパニオンとして貸し出そうにも難しいのを言外に匂わせた事情説明をしてきます。
(お願いベラちゃん!あたしも今から着替えてこっそり応援に入るから、今日来てるうちのメンツ貸して!)
なんということなのでしょう。
若様が聞いたら呆れそうな気もします。
ええ、痴女皇国は仮にも国を自称しています。
そしてあたしに至っては密かに江戸城だった場所にすら招かれる立場。
そんなのがよりによってピンクコンパニオンをしていた。
あたしが良くても、後でバレたらまずいのでは。
更にネット番組とかアニメ…ビューティーツインズのお仕事もあるのに、イメージダウンに繋がる事をしていたら怒られそうな気がします。
いえ、あたしの裏動画はあらかた回収または消去されていますけど、それでもあたしがそーゆー事をしていたというのは人々の記憶に残っているのです。
(ねーさん、どうしましょ。組合長さんと旅館のご主人たちも困ってるみたいですけど)
(ああ、確かにうちらもテコ入れして独身男性とか男性主体の団体の入れ込み営業を推進したからな…ただ、これを悪い前例にしてうちらの幹部を○香保に常駐させるのかって話になってもまずいから、作戦を練ろう。…そうだ、温泉地に限らないけどさ、地方の飲み屋…クラブやキャバレーにストリップやショーパブやフリーダンサーの女の子を呼んで踊らせる件があるだろ。あれで行こう。ママの店でもママがいた時代にはそれをやってたんだよ)
ああなるほど、あたしたちはママの店、または痴女皇国世界でのクラブジュネスの所属ダンサーでもあります。
…この過程を経ているのも、痴女皇国の幹部の昇格基準の一環になっちゃってるんですよねぇ…今は、1週間はクラブジュネスの踊り子さんとしてダンスと売春を体験させられるんですよ…それか、沖縄かニューヨークのママの店を経験してくることが条件になっています。
(なるほど。我々でダンスチームを編成すると。そして乱入を装って吸い取るわけですね)と、納得したジョスリンが心話をよこしてきます。
(おキヌちゃん、それでいいかな。で、あたしたちはそれっぽい格好で行くから、どことどこの旅館に行けばいいか教えてね)
(あ、それあたしが連れて行く。んでね、確実に踊れるのがベラちゃんとマリーさんと雅美さんとジョスリンよね。だから踊れる人がリーダーで3人×4班みたいな感じで班編成組めるかな。それで一曲踊る間に残りの人がお客さんを骨抜きにしていけば、その旅館の本来のコンパニオンさんや仲居さんの負担はかなり減ると思うのよ)
(雅美です。了解したわ。じゃ、全員10分後にロビー集合!)
…で、姉と同様に、こういう修羅場鉄火場に強いマサミ=サンの仕切りで班を組むことになりました。
・ベラ子チーム→ブリュントレーネ・フローレシェーネ
・雅美チーム→アタランデ・ディートリンデ
・ジョスリンチーム→アフロディーネ・ペルセポネーゼ
・マリーちゃんチーム→アンヌマリー・おキヌちゃん
ふむふむ。なるべく現代日本の建築物に慣れているか、慣れた人が面子に入るようにしたと。
で、全員、臨時に黒薔薇仕様の光学迷彩つなぎ服に瞬間強制更衣させられます。
むろん、この服は瞬間的に別の姿に変えることもできますよ。
「勅使河原さん、申し訳ない…絹江さん、○○屋と○○園と○○亭と○○○苑ですけど、私もお願いした手前、○○亭と○○○苑にはお連れします。○○屋と○○園には吉田さんの車で」と、旅館組合の理事さんの一人というおじさんが汗を拭き拭き頭を下げておられます。
で、あたしのチームとマリーちゃんの組は送迎用のマイクロバス仕様ダンケ号に乗せられて旅館へ。
あ、この保養所、階段で有名な伊香保の温泉街中心部から少し離れているところを敢えて選んでいますよ。
理由は…うん、一般の宿泊客の方に我々の出入り、あまり見られたくないので。
で、まず1軒目を担当するマリーちゃんたちを理事さんが旅館の仲居さんにご紹介して、早速にも乱入してもらう段取りをしています。
(行ってきますわよ)
(あまり暴れすぎないように…)まぁ、マリーちゃんについてるのは娘さんとおキヌちゃんですし、乳上同様に連邦世界にもそれなりに順応しているマリーちゃんです。
聖院第二公用語もほぼ使いこなし、日本で困るのは地吹雪県とさつまくらいですかねぇと言ってましたから。
で、我々は春先の追い出し歓送迎会なのでしょうか。会社員の団体様が何組か入っておられるという旅館に連れて来られます。
「一般の旅館なのですが、ご家族様とは棟を分けていたりしますので…」とかお話を伺いながら、広間へ。
ポールがないのが辛いんですけど、まぁ何とかやってみましょう。とりあえずこの手の踊り芸やカラオケの際の盛り上げミラーボールやスポットライトもあるお部屋です。
あたしの聖環の音楽ライブラリから適当な曲を選び、カラオケセットをオーディオモードにして短距離無線…皆様の世界だと青い歯ってあるでしょ、あれですあれ。
あんな感じでカラオケ装置のオーディオシステムをスピーカーに使うと思ってください。
で、何であたしがこれできるのかと言いますと、クラブジュネスの2階の個室、あそこで何かする場合はカラオケセットに聖環を接続してミュージックプレーヤーとして使うのですよ。
でまぁ、あたしがストリップをしながらですね、その間にコンパニオンさんに紛れてブリュントレーネさんとフローレシェーネさんにお客さんの間を回ってもらうのですよ。
なにせストリップやりますよって言ってますから、照明は落とされますしスポットライトが頼り。
しかもこの時代、東欧系やロシア・ウクライナ系の踊り子さん、意外に多いんですよ…日本。
ほら、ジーナかーさまの御母堂の故・アレサンドラおばあさま。
あの方も元々はそういう芸能的な労働で働いてるところで高木義夫おじいさまと知り合われたと聞いておりますし。
まぁ、高木家の話はともかく、ガイジンのコンパニオンさんや踊り子さんが混ざっていてもあまり不思議には思われないでしょう。
あれ?ドイツ系とかフランス系?って外人に慣れた人は思うかも知れませんが、二人とも聖院第二公用語はペラペラです。
(射精させないギリッギリでドライオーガズムなドレインをお願いしますよ…)と注釈は必要ですけどね。
なにせここは日本です。それも連邦世界の現代日本。
いまだ売春は違法も違法。痴女宮やクラブジュネスのノリでやっちゃうとダメですからね。
(あ、ありますよ…こっそりとゲホゲホゲホっ!)
おキヌちゃん。それ苦情が来るから公式には暴露禁止でしょっ。
まぁ、あたしたちならいい思いをした「夢」にしちゃえますけどね…。
そんな訳で、その旅館に入ってたその手の団体様数組に「いい思い」をして頂き、我々も精気をそこそこに頂戴して帰路につきます。
帰りは石畳石段の旅館街をお散歩しながら戻りますよ、と言ってますし、光学迷彩をかけながら歩いて帰りましょう。
(こんな歴史あるお宿でもお色気に頼らないとならないのですか…)と、フローレシェーネさんが歩きながらうんうん唸っています。平日なので仕方ないとは思いますが、あまり人が歩いていません。
時刻は…うん、夜9時くらいです。二次会に該当する行為をちゃっちゃと終わらせたせいもありますが、この時間帯ですら東京はおろか、グンマーの主要都市と同じかそれ未満の静けさですね。
(バーデン=バーデンもカジノとそういうサービスでお客を集めているのが現代のドイツだそうです。今は全く違いますけど、読者様の時代であれば、ロシア人の怪しい富豪たちが我が物顔で歩き回っていたとか)と、現地事情を知るブリュントレーネさんも注釈を。
(温泉地や観光地というのを切り盛りするのは難しいのですねぇ…)
(我々が保養所をここに安価で設置させて頂けた上、源泉からお湯を掛け流しで引くように改築されましたのもですね、建前はともかく、実際には密かにこの需要に対応させて頂けるのを若様のご一族他、旅館街の皆様からも期待されているからです。あたしたちも男性のお客様の精気を頂ける話ですし、女官の利用はスケジュールを組んで行なっているのは、実はこうした緊急事態対応要員を派遣している意味合いもあるのですよ)
これ、担当は実はねーさんなんですよ、元来は。
ただ、実際には比丘尼国絡みの話で忙しいので、痴女宮にいる幹部で若様のお知り合いの誰かに「今日女官何名必要」と話が来れば、手空きの女官でなるべくジュネス経験者を回せるようにしていたりします。
そして、精気を貰ったのならあたしに回す必要が生じます。
えーと、うちの保養所、屋上と、一部客室に露天風呂が存在します。
今回はスイートに該当する客室、あたしに回ってきてまして、ベランダに露天風呂があるんですよ。
でまぁ、精気貢納を受けたんですけどね。二人から順番に。
そして二人に渡す分を用意して、と。
えっとね、この露天風呂。
外から覗けないように仕切り、ありますからね。
ですから本来、開放感はあまりないのです。
ただ…これも姉がいらんこと、しました。
実はこの仕切り、電磁光学的に一種のすりガラスのように機能する複層合わせ樹脂パネルだそうです。
外観は障子窓っぽく。
で、聖環操作でのみ透明度が変化します。
…あほかあああああ。
盗撮されたらどうすんですか。
(盗撮の意識を向けたらおめーらなら気付くだろうがよ…それと付喪神機能が入ってる。盗み撮りをしようとしたら誤作動どころじゃねぇ、以降はそのメディアウォッチだろうが板電話だろうが、女性を被写体にできなくなるからな)
はいはい。
つまり透明度を上げろと。
で、部屋の照明を暗めにします。
うん、これならベランダで何かやってんの、目撃されづらくなるでしょう。
と言いますのもですね。
ブリュントレーネさんは割とドS傾向があります。
そして、フローレシェーネさんもどちらかというと攻め系です。
しかし、喧嘩をされても困る。ですのであまり派手に暴れると目撃されるように、仕切りの透明度を上げておけ。姉はそうしろと言うのです。
という訳で、じゃんけん代わりの聖環ランダマイザーアプリ…うん、女官だと思考、読めるじゃないですか。
ですからじゃんけんで決められないのですよ。
で、その代わりにぐーちょきぱーを出すアプレットが入ってます。
それを使って、最初はフローレシェーネさんが攻め役になりました。
なにせ二人とも隣接領地の幹部、または責任者。
今後とも色々な意味で仲良くしてもらわないと困ります。
幸いにも、全く面識がない訳じゃないんですよ、お二人。
聖院女官時代は同室でこそなかったものの、顔を合わせてはいたそうです。
(まさかフロレンシアのちんぽを受け入れるとは思わなかったわねぇ…)
(ブリュントレーネ先輩とは何度か騎士勤務の時に秘書役をさせて頂きましたっけ)
はい、この二人、先輩後輩で言いますとブリュントレーネさんが年齢も聖院勤務経験も、う…。
(ですから陛下、年齢とか経歴の話はぁっ)
(しかしフローレシェーネ、あなた肉食のせいか知らないけど、濃厚で臭いわね…ううっきついわっ)
うん、わかります。フローレシェーネさんの「擬似じゃない本気の精液」、清楚な北欧系混じりの見た目と全く違う凶悪な代物なのです。
それをブリュントレーネさんの顔に出されています。
(今日は私と先輩については無礼講とお伺いしましたので。何でしたら洗わせて頂きましょうか、お顔)
言うなり、ちんぽを向けて例のあれを始めるフローレシェーネさん。
うん、この方は割と情け容赦がないです。実のお姉さんたちにもそうでしたから。
(まだ手首を突っ込まないだけましです。あと浣腸を注入してから何か事に及ばないだけでも、私の手加減を先輩にお感じ頂ければ)
(げふっ…よっぽどご実家で嫌な思いをしたのね…まぁわかるけど…ただ、次のお返しはちょっと覚悟なさいよ、この芋女)
言うなりブリュントレーネさん、顔を洗ってからバックでフローレシェーネさんを犯し始めます。
(貴女のより大きいと思うのだけど。何ならこれで孕んでみる? 私も一応はハプスブルグからすると遠縁よ?)
(遠慮します!断りもなくフランスの豚の血など入れては何を言われるか!)
(うるさいわね北の田舎娘の分際で。ほら、陛下のちんぽ咥えて差し上げなさい。私たちの虐待劇を見てお盛んよ?)
えーと、頼んだ覚えは。
(その割には黒洗濯ばさみが我々の乳首を挟んでいたり、先ほどまでは盛っていた罰として肉豆やちんぽを挟まれ鞭打たれた懲罰を受けておりましたのですが。まぁ、私ども女官は全て陛下の家畜、豚ですから仕方ないのですがぁっ)
お返し、したいの?
(百倍返し以上で返されるのがわかっていて逆らう愚か者は我が祖父のシャルルくらいに留めたいものです。あの突進好きではありませんから、私は)
さっき突進してたよね、あたしに。
(ええと、それは私も陛下の穴具合が最高でしたのでついつい豚のように尻を振りまして…ああっおやめください!まだ出したくないのに出る出る出る出る出るっAchmeAchmeAchme!)
ええ、ちょっと腹が立ったので、右足太もも側のホルスターに入れてる黄金ちんぽ鞭の柄を、犯しているブリュントレーネさんの膣に突っ込んだだけです。
そしてあられもない姿で射精して、風呂の中に溺れかけている二人の顔面めがけて制裁の液体をかけてあげますね。
(正直に言ってね、ブリュントレーネさん。あなたがストラスブールに行きたくない理由、何かな)ええ、膣に突っ込んだままのムチの柄でぐりぐりしてあげます。
そしてちんぽのお掃除、ちゃんとしてね。
あたしに逆らう女、嫌いじゃないけど度を越さないでね。
(陛下、もし本気でお怒りでしたら、私が代わりに制裁を受けますけど…)と、おずおずと申し出るフローレシェーネさん。
ああ、仲間思いなのですね。
大丈夫ですよ、これ半分遊びですから。
それと、ブリュントレーネさんはプライド、かなり高いです。マリーちゃんと違って隠してますけど。
(でね、フローレシェーネさん…なんで内心、ストラスブール赴任が嫌か、本人の口から聞きたくない?)
と、浴槽から引っ張り出したブリュントレーネさんを寝かせてから、ちょうど顔の上にフローレシェーネさんのお尻が来るようにして、と。
で、あたしがそこにちんぽを突っ込みます。
(ほら、先輩を差し置いて後輩がベラちゃんちんぽ突っ込まれてますよ? それもラスプーチンちんよ? いいのですか?)
(ううっそんな…ああっ嫌っフロレンシアやめて、貴女でなくて陛下に出したいのっ!陛下と遠縁になって豚の交尾ができないのが嫌なの! 陛下の家畜の一匹のままでいたいの!)
ええ、いわゆる69の姿勢で、フローレシェーネさんはあたしに突っ込まれながら、先輩ちんぽを咥えてます。
うん、そんなに回数は多くないのですが、本宮女官の幹部は大体こんな感じなのですよ…今や。
実はあたし、長期間ではないのですけど、分体を時々は出せるようになったんです。
…で、ちょっと濃い内容のお相手をさせていたりするのですよ、離宮後宮などで。
しかし、それにしても色々と困った事が起きているとお思いになられないでしょうか。
実はこのマリアヴェッラ、兼ねてから申しております通り、変態プレイとか妙な忠誠の誓わせ方、正直なところあまり好きではないのですよ。
ですが、通常の恋愛感情めいたものを持たないといってよい痴女種。
その痴女種を従えるためには必要な場合があるから、それは仕方がないと姉も言うのです。
ええ。気づいておられましたでしょうか。
この一連のお話で、嫌いはまだしも、恋だ愛だ好きだ云々の単語が出て来ないことに。
そもそも痴女種、特に千人卒以上になってしまえば男性を相手にする必要はなくなります。
お相手をさせて頂く場合、それは大抵、政治的な意図が絡むとか、あるいは女官としてのお仕事。
女官にハマらないハマらせないためにも、この掟は厳守されています。
例えば、姉が今、慶次郎さんのご一行に随行していますよね。
あれとか若様とのお付き合い。
あの過程で、姉は本当に性的な交渉を持っていません。
言うなれば純愛。
姉にこれを指摘すると火がついたように怒り出して否定を始めますから言いませんけどね。
ゆっきーのお父さん…宇賀神さんにしても、本当に痴女皇国と自分に必要だからこそ、献身してるんです。
姉の行動や思考はあたしに筒抜けですから、これは断言しておきますよ。
…逆に、あたしの思考や行動も筒抜けではあるんですけどね。
ですので、ブリュントレーネさんやフローレシェーネさんの奉仕行動。
これ、実は普通の百合百合してる女の子とか、そこを越えて一般的な恋愛感情を抱けるような女性が好きとか愛してるとか言ってる行為の変形版、女官版でもあるんですよ。
言葉で示す代わりに行動や行為で示しているのです。
もっとも、そこは女官種や痴女種は基本的に女性。嘘をつける生物です。
ですので実利で動いてます。
あたしが本気でアヘって気持ちいい方が、純度の高い下賜精気を下ろしてくれるから。
言うなれば、ご馳走欲しさに奉仕してるんです。
ただ、精気純度は真剣に女官活動に直結します。
おいしいまずいの感覚だけでなく、痴女種女官としての本来の生態機能を発揮するエネルギー量が不足することになりますから。
みなさんに分かりやすく申しますと、カ○リーメイトばかりの食生活と、調理された普通のお食事の差です。
ですから女官は必然的に上司、特に皇帝に対し従順にならざるを得ない生き物である。こう、姉からは説明されています。
ジョスリンが反抗的だったりするのも、あれ…要するに幼い男の子や、時に女の子が構ってもらおうとして相手に意地悪したりするのと類似行為なのです。
本気であたしがあんたいらんとか言い出すと、絶対に揉めるの、わかってますし。
(仕方がありませんねぇ先輩。陛下、申し訳ないのですが、やはり先輩に栄誉をお譲りさせて頂くわけに参りませんでしょうか…)
おっけーばべーね。
問題ありません。
その代わりフロレンシア、貴女もあたしの豚としての流儀、ちゃんと覚えてね。
ほら、先輩に突っ込んでるあたしのお尻、ちゃんと舐めてね。
舌も突っ込んで。
もうお分かりでしょう、何をさせているか。
どうせやるなら享楽的になって頂こう。
それと、あたしと致せるのは最低でも万卒から十万卒という制限がありましたよね。
あれに加えて後宮研修終了が基本的な条件です。
でないとあたしからの還元精気を消化処理しきれず、最悪の場合死に至ります。
その後宮での黒薔薇紫薔薇の研修の際に、必然的にやらされますから、アナル舐め。
(しかし、これ…陛下の膣穴が丸見えの場合、どうすべきなのでしょうか。失礼しまして)
ずぶっ、と入る感触が。
あの…その体勢で入れられたら、あたしがお尻動かしづらいんだけど…。
ついついフローレシェーネさんを出家前のフロレンシアという名前で呼んでしましいますけど、俗名は豚として扱う時の呼び方にしましょう。
ブリュンヒルデさんはちょっと言いにくいなー。
出家名でいいよね。
いいよね。
いいよね。
(その脅迫めいた言い方で強要されますと圧迫を…ひいいっ!陛下の豚の立場を忘れていました!蔑まれ罵られるのが家畜の証でございます!)
うん。請願処に行くとかしないようにね。
逆にそういう「遊び」で済ませてる信頼関係あっての、ものだねですからね。
それにブリュントレーネさんは3月いっぱいは女官長。
ですから部下への示しがつきませんよ。
ある程度は女官同士、または自分自身での自浄能力がないと、いちいち請願処というのも大人気ない話ではありますからね。
で、行為を終えた後でおっぱい吸わせておきます。
(くれぐれも人の上に立つ立場、しかも女官精神を訴える立場であれば、最終的には母性が必要となります。いいですね。あたしたち痴女種は女官種の発展形です。つまり、どこかでみんなが精神的につながっているんですから、みんながどこかで一つ、これを忘れずに、それぞれの任地で精勤をお願いしますよ…)
うん、あたしも言うようになりましたねぇ。
ちょっと前まではかーさまに甘えてる立場でしたから。
そうです、この成長っぷり… 。
あたしの精神的成長、自分でも理解してるからだと思っています。
…恐らく、ジーナ母様…5年未満みたいなんですけど、やはりNB行き、要望されてて避けて通れないみたいなんですよ。
スザンヌちゃんはともかく、恐らくはマリアンヌちゃん、高校はNBで通うんじゃないでしょうか…。
--------------------------------------------------------------------
アンヌ「いや。行きたくない。行くならベラちゃんも一緒に行って」
ベラ子「あたしは皇帝の仕事があるでしょうに…」
アンヌ「分体出せないの?」
ベラ子「ねーさんやエマちゃんほど長期間かつ高度な事はまだ無理なのよ…」
アンヌ「でもさぁ、あと3年後でしょう。その時もあたしがアニメ関係の仕事とか、高木企画でしてたらどうすんのかしら」
マリア「行きたくないなら売れろ。あの高木企画の仕事もナインズ分校に行きたくない口実にもなるからやらせてるんだぞ?」
アンヌ「あい…」
ざんぬ「あたくしはどうなるのですか」
マリア「スザンヌは前に運命選定神の御三方に言われた通りだろ。最低でも池尻大橋からあそこ高校か若様高校のどちらかに通ってもらう」
ざんぬ「やったですわー」
マリア「ただし条件がある。大学は雅美さんやたのきちの後輩になることだ。意味はわかるな」
ざんぬ「遊べないということではないですか!」
マリア「だから学業成績も、お祖父様を説き伏せる材料になるんだってばよ…」
ざんぬ「そんなぁあああ」
マリア「だいたいお前らな、本当はダメなんだけど痴女種能力を使えば、どこぞ大学への入学試験自体は楽勝で受かるはずなんだぞ?」
アンヌ「だからプレップにも行かせようとしてんのよねぇ、試験自体は受かるからって」
ベラ子「かーさまのNB行き、ご夫婦だけでというわけには行かないのでしょうか」
マリア「ぶっちゃけアグネスさんに頑張ってもらえれば、マリアンヌとスザンヌは免除できなくもない。それとベラ子、本当はお前にもNBか英国留学の話自体は出ているのを忘れないで欲しい」
ベラ子「せっかく欧州近代化事業が始まったばかりなのに…」
マリア「ま、ベラ子の場合、皇帝稼業があるしな。今回の欧州作戦でも、あたしがあまり出しゃばらなかったのはその辺もあるんだわ」
ベラ子(慶次郎さんとイチャコラしたいためでもあるんですよ…分かりますよね読者のみなさんも)
マリア「変な副音声を入れるな。まぁともかく、この後は闇堕ちマリア枠ではほったらかしだったけど、たのきちの差し戻し話をまず解決する方向で書くようだ」
ベラ子「それと欧州鉄道敷設、R15の方で書くようですね」
マリア「とりあえず色々な方面で話が動いていますので、天の声のお尻を蹴るためにも評価・ブクマ・いいねをお願いしたいそうです」
全員「ではまた、お会いしましょう」
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。




ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる