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痴女宮人事事情・昔のお嬢様奮闘編
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えっと、女官管理室長のオリューレです。
あのぉ…理恵さん、天の声とか申される方いらっしゃいますよね。私達の話を記述しておられる方。
殴っていいですか。
そりゃ確かに私は聖院でも古株の部類ですよ。
正直なところ女官種時代は特例寿命延長措置、受けさせられていた部類でしたし。
ですがこれはあんまりにもあんまりではないでしょうか。
「ええ、あたしも似た思いがあります。ジーナさんほどではないにせよ、日本発のセクシー女優でハイレグキャンギャル系の体型補正を入れて頂いたのはよしとしてもですね、あわや昔のギャルとか書かれかけたひには泣きそうになりましたよ」上司の室見理恵さんも憤慨しています。
この人は上司であったりなかったり色々あるのですが、女官長時代の孤軍奮闘に等しい涙ぐましい努力を知っておりますので、私の上に就く点に関しまして異論はありません。
で。
「しかし何かこう、私の姿で昔のお嬢様呼ばわりはものすごく屈辱なのですが。まだメル子をおばはん呼ばわりするならまだしもですねぇっ」
「ひどいわオリューレさん…」メルトリューレが泣いていますが、メル子、あんたは前科1犯や2犯では効かない身でしょ?
「昔のお嬢様呼ばわりは私、ブリュントレーネもですわよっ。ええ加減にせぇっ」と、なぜか国土局内で怒り狂う女官管理職3名+室見さん。
で、何で元来は厚労局扱いの3名がここにいるのか。
実は田中雅美さんが抜けるの美男公が抜けるのした厚労局、海賊女王が仕切ることになりました。
しかしながら統治能力こそそれなりですが、事務能力に欠ける話が出まして、海賊女王の人事については、国土局海事部の所轄に戻す話が出ております。
そして、そうなりますと厚労局長を誰にするのよという話が浮上します。
まずは適格者は前任者のマリーから役務を引き継いで、それなりの間、女官長を勤めていた室見さんに注目が行きます。しかし彼女は目下、急ピッチで進む痴女皇国世界の地球全体の開発を監督する国土局の局長ポジション。実際にも今、ここから抜くわけには行かないのが私にもよくわかります。
ではメル子を罪人寮に行かせるか。
これまた、メル子をよく知る人…特に、ダメル子だというのを知る人には他を巻き込む自殺行為にしか思えないでしょう。…これでも、大概の騎士業務や女官業務経験者なんですよ?
「そんな訳で厚労部長をオリューレさんにしたいと思いますっ」
えええええ。あたしは副官ポジション中間管理職ポジションがいいと言ってるのにっ。
「だーめ。この人事はまりり…マリアリーゼ上皇陛下でしょ、ベラちゃんにもジーナさんにも諮りまして承諾稟議を得ております。はいっ」と室見さんがご自身の聖環から書類を見せて来られます。
で、ここでわたくしオリューレとメル子の現在のステータスを閲覧頂きましょう。ついでに理恵さんとブリュントレーネさんのも。
Aurieune(Aurieule) オリューネ Million Suction(Limited Ten million)百万卒(限定一千万卒) Slut Visual.痴女外観 Blue Rosy knights, Imperial of Temptress. 青薔薇騎士団 Ministry of Labor, Priestess Management office leader. 痴女皇国厚労局女官管理室長
Meltrieune (Melco) メルトリューネ Million Suction(Limited Ten million)百万卒(限定一千万卒) Slut Visual.痴女外観 Blue Rosy knights, Imperial of Temptress. 青薔薇騎士団 Ministry of Labor, Priestess Management office sub-leader. 痴女皇国厚労局女官管理室副長
Rie Muromi. 室見理恵 Million Suction(Limited Ten million)百万卒(限定一千万卒) Slut Visual.痴女外観 Priestess, Pink Rosy knights, Imperial of Temptress. 桃薔薇騎士団 Land Development Bureau Manager. 国土局長(High Priestess. 女官長兼任)
Brüntliene (Brunhilda Austrasia)ブリュントレーネ Hundred thousand Suction 十万卒 Slut Visual 痴女外観 White Rossy Kinght, Imperial of Temptress. 白薔薇騎士団
つまり、ブリュントレーネさんを除いた三人全員、数値の上では大体同じランク扱いなのです。
ブリュントレーネさんは一般女官扱いで白薔薇所属…豚制度の豚から黒豚を経て昇格された方ですね。
名目上は一般女官扱いなので元来の所属しか出ていません。我が職場の出す配置循環交代人事によって、定期的にお仕事が変わっていく立場の方です。
…ただ、十万卒なのでそうとは明確に書かれてませんけど皇室階優先配置推奨者、女官の中ではかなり上の立場ですよ。
更に申しますと痴女皇国と聖院では女官長を意味する英語の言葉が変わってまして、聖院でHigh Priestessとなりますとあちらのマリア様…金衣女聖に該当するのですよ。
こちらは皇帝が頂点に来る皇国という事で、女官長の職務ですね、元来は聖娼神殿たる聖院の神事を執り行う女官を束ねる立場を示していますが、聖院の女官長は単に女官達の長を示すPriestess leaderとなります。
そして、内務局が初代様の再引退…一時的か永久的かはわかりません。マリア様はじめ意外にも復帰を望まれる方が結構いらっしゃいますので…をされたせいもあって一旦は実質閉鎖、皇帝室長のジーナ様が内務局長を暫定兼務する形で回しておられます。
そして私やメル子が所属する女官管理室、ここも色々と組織改編や変遷の波に晒されてきた部署ですが、現在は増加した女官の数を鑑みて厚生労働局扱いの部署になっています。…ええ、痴女皇国、正直なところマリア様がやるって決めたらですね、早い時は数分で制度や所属や組織が変わりますので、今後も我々はさまよえる部署であるかも知れません。迷惑な話ですが。
ですが、どこに所属しようが仕事は基本的に変わりません。
ここ数十年の大規模な組織変化といえば、お金の出し入れをする監督部署たる出納処、あそこや納税処といった現金絡みの組織が財務部や財務局扱いとして分離してしまったくらいです。
それと、豚制度を敷いていた際に名目的な牝豚の管理がこっちに来てたのと、あとはマイレーネ様が欧州に行かれたくらいですかねぇ。
「しかし、誰かがやらなくてはなりません。あたしも国土局長としての業務あるからそっちを抜けらんないし…という訳でオリューレさん。今日の精気授受ですっ」あがぁっ。
言うなり理恵さんにレイプされます。
いえ、マリー辺りよりは遥かに淑女的ですが逆らえません。
なぜならば、先ほどの理恵さんのステータスに出ていた女官長業務兼務表示。
これを持った女官の聖環管理機能が起動して、理恵さんに逆らうと後で大変な目に遭わされますので。
まぁ、重ねて言いますが理恵さんはマリーとかマリーとかマリー辺りに比べたらまだマシもマシ、このレイプ業務、つまりおめこについても優しくはしてくれますから。
それにこの強姦、手を拘束されるのと私たちの制服の上司認識機能を最大活用していますから、少なくとも痛いだの苦しいだのはありません。更には弱毒化インポタケ成分と効果淫なる性欲増進麻薬成分の分泌によって快感促進効果を与えるように改良されています。
「これも正直、たのきちとあたしの思いつきから出てるからあまり誇りたくないんだけど…」と理恵さんは申されます。
「ま、まぁ…確かに快感度合いで精気授受効率や受け渡し量が変化するのは経験則で知っている女官が多かったんで納得はしております…それに例の精気移動量表示機能ですか…あれで具体的な数値として見せられては納得するしかないでしょう…ねぇメル子!」
「あああん!いやあああああ!」ええ、痴女皇国時代でもミスが多かったメル子、溜まりかねて女官室や女官管理室付けのみんなで集団強姦していたの、覚えておられますか。
でまぁ、これ自体は当時の精気供給事情を改善するための作業の一環として黙認されてまして、実際にこのプレイで興奮した女官の精気流動が体感でも上がってるのをみんな知ってました。ですのでこの時代を知る女官連中、豚出身のブリュントレーネさんもそうですが…SM行為や変態行為にも慣れてる人が多いのですよねぇ…。
で、犯られ辱められているメル子もこれで精気が得られる量が増えるのを理解してまして、ここだけの話ですがメル子の絡む精気授受、天の声に言わせるとぷらいべーとびざーるとかまぐまとかいう単語で検索すると出てくる、そちらの世界で言うドイツ系の変態ビデオのまだ軽い方くらいの事が日常的になっています。
あと、マゾに目覚めたメル子ですが、私の見ていないところでは責め役もやっているようですので請願処に直訴されない程度にはしておきなさいと、時に口で時に身体に言い聞かせてはいます。
何せ変態プレイの類、興奮するととんでもない事までしてしまうの、私が堤防の儀式だの墓所の神事だのに参加して身を以て知ってますからねぇ…。
で、精気授受能力では同格のはずのメル子が何故私の言うことを聞くのか。そして何故私が理恵さんに対してなすがままどころかちんぽを受け入れて性交に励んでいるのか。
これ、立場や役職だけではないのですよ。
以前ベラ子陛下がちんぽで決着をつけると言った話を思い出してください。
実は、いけにえ作戦の際のバイキング系ノルマン民族の悪しき風習…恥辱汚辱凌辱的行為への報復は権利であり義務だという事で復讐が合法化されているのが判明しまして。
そしてそちら方面からの捕虜という訳ではありませんが、人員を引き受けて女官や罪人化して痴女宮に住んでもらうのにあたりまして、この風習が問題になりました。復讐の連鎖が悪影響を生み出して、末代まで恨み呪い報復を誓うと。
そんな風習を痴女皇国に来てまで実践して貰うと、罪人はもちろん女官業務にも支障を来たします。
ですので思想改造を図る…前に、昨今の痴女皇国は無許可での思想統一思想改造洗脳は元より、自己啓発に名を借りた会合や、果ては我々女官管理室でやっていたメル子への集団リンチまがいのレイプも今では禁則事項または要指導事項です。
これは日本など連邦世界からお越しになる方々の社会的常識を倫理思想基準としているそうですけど、そのせいでマゾ役があまり回ってこなくなったメル子が悶々としたりしているのはともかくですね、人間が人間に言う事を聞かせ指導管理するための三手段…恐怖と快楽と営利だそうですけど、恐怖だけに訴えずに快楽に訴えるようにして指導を楽にしようという方法が編み出されました。
そして実際に定期的な洗濯や被服更新お着替えの際に密かに服装に追加装備されたのがこのインポタケ成分分泌機能です。更には駄洒落菌という人に寒い冗談を言いたくなる症状を発症させる細菌の苗床として改良されたインポタケ個体が開発されまして…。
どういう風に痴女種に作用しますかと申しますと、肉体的にちんぽに負けます。
天の声いわく、これで読者の皆様には分かってもらえるから多くを語るな、と。
あのねぇ。
これだけではあまりに説明不足と思いますので、もう少し語っておきましょう。
はい理恵さん。
「性感向上効果があります。インポタケ自体の効能は他の人も語ってますし、いけにえ村作戦で使った駄洒落菌弾丸の試作弾であたしも大変な目に遭いましたからよおーく知っています。一言で言いますとジーナさんのちんぽに負けるのです」
「なるほど…それで私も理恵さんの改良型ちんぽに負けてしまうのですね…あひぃっいいっいいっもっとちんぽぉおおおお」
「で、今オリューレさんが淫語を口走りましたが、この改良型駄洒落菌に感染すると、駄洒落の代わりに淫語を叫びたくなるのです。そして格上の相手との性交が特に印象に刻まれます。まぁ…オリューレさんの方が聖院勤続年数含めてあたしより更に長年いらっしゃるので、何も細菌や真菌成分に頼らなくても上役のちんぽやおめこが印象に残るとは思うんですけど…あんっいいっもっと締めてこの淫乱女中!」
「ひぎいいいどすけべ牝豚女中いきますいきます気をやりますぅううう!」
とまぁ、お分かりでしょうか。一種の服従装置として我々の制服が機能するようにされました。
そしてその服従装置を制御する機能、いつの間にか聖環に装備されたと…。
「はぁはぁ、それ回覧に回ってましたよ。ちゃんと読んどいてくださいよ…あ、お掃除はもっと優しく」と、私の中にぶち撒けた理恵さんが引き抜いたちんぽを口に突っ込んで来ます。これも正直苦手と言えば苦手なのですが、実はこの際にも精気移動が起きます。具体的には男性役の側から精製精気…つまり、私たちの食事となるものが流れ込んで来るのです。
そして淫語を発する、あるいは聞いた側の琴線に触れても精気授受が起きると。
そしてですねぇ、さっきまでブリュントレーネさんがメル子の口を使っていましたし、私も今されているのですが、ごぼごぼ。
聖院時代から存在する石造りの特殊水洗トイレ、覚えておいででしょうか。一種の浴槽やシャワーとしても機能するあれです。
これ、実は改築された痴女宮でも要所要所に設置されています。
実はこの水洗トイレ、古めかしい構造な上に、女官種から痴女種となった我々女官にはお尻が少し冷たくなるので連邦社会のウォッシュレットの方がありがたいのですが、ある行為の場として使うには欠かせないのですよ。
ええ。人間便器です。
これも聖環による精気授受移動分析で判明しました。
生理的嫌悪感をもたらす行為なので無理強いはされていませんが、騎士や福祉女官・文教女官はもとより財務…クレーゼ様がおられますからね…にまで密かに効能が広まっています。
まぁ、我々痴女種は純粋な人間ほど排泄物臭気だの有害汚染物質を排出しませんから、出てくる場所があれなだけで水のようなものなのですけど、それにしても人によっては嫌悪感を抱かれるでしょう。
で、ここで活躍するのが我々の着用する制服や下着です。
この文字通りの人間便器行為をすると、排泄している側の聖環指令によって便器側…つまり今は私の側の青薔薇騎士団制服、青色基調で女給風味の装飾類が入っていますがお尻むき出し、食い込みや乳部の露出はとんでもない代物なんですけど、それの要所要所に仕込まれたいんちゅうくんという素材で出来た特殊機能部分が反応します。
具体的には乳首や陰核、膣内に黄門、果ては尿道に半生体素材とかいうイソギンチャクの触手めいたものが侵入してインポタケ成分を微量ですが分泌していきます。更に膣や後門に入ってくるものはちんぽの形をとる事すらあります。
そう、便器役を強制的に愛撫してくるのですよ…。
「確かに基本的なアイデア…案はたのきちとあたしが出しました。しかし、これを実際の機能として設計して制服に実装したのが誰かは言うまでもないでしょう。オリューレさん。文句がある場合あたしに直接言ってください。請願処にまとめて出します。と言うか内部改善要望請願としてあたしがきっちり処理しますからお願いします。あたしもこの機能、過剰動作すぎるだろって悩んでるんですから!」
「そうですよねぇ…確かにこの機能、凄いといえば凄いんですけど、凄すぎて疲れ知らずのはずのあたしたちでもちょっと厳しいかも知れません」と、身支度を整えて普通のシャワー室から出てきた白薔薇姿のブリュントレーネさんと、青薔薇冥土服のメル子さんが申します。
「特にこの機能、マゾモードと言う説明が回ってましたけど、女性本来の側で行為をする時に強烈に効いてくるんですよ…女官によっては病みつきになるので、女官としてのお布施代償業務の際に参拝客を相手する行為がおざなりにならないか、それが一番気になりますね」
「まりりの説明だと、参詣客の再度再々度の参詣を促すために女官の性技向上も図りたいからこの仕様にしたって言ってるけど、実際に女官同士の精気授受ばかりに気を回しそうよね。うん、この点についても指摘事項として関係部署に報告レポートを上げておきましょう」と、先ほどまでとは打って変わってきりきりお仕事する顔になった理恵さん。
学生時代に聖院にお越しになり、その後は痴女宮に来てダリアさんの伴侶…更には女官長に就任されてからの歩みを私もよく存じていますが、本人は今でこそ色々仕事も増えたがまぁ楽と言えば楽でしたよ就任当時と謙遜されます。
しかし、マリーの後を継いだ事から、就任当初に行った女官掌握作業、並大抵の女官には出来なかったでしょう。
就任から2ヶ月かからずに在籍女官全員の穴を知り、全ての千人卒以上のちんぽを受け入れたのです。
精気授受の作業の必要性を自ら知るためでもあり、部下として自分に与えられた人を知っておく必要があるからと敢行されたこの行為の過程でそれまでの待遇やら不満やら将来への不安やらを逐一把握した彼女は、いくら痴女種…それも千人卒以上なら睡眠や休息を極端に減らせると言っても、働くにも程がある動きで様々な改善を行いまして。
今の女官寮や参詣客との行為に使う女官個室の清掃管理や食事提供ですとか業務報奨金の支給制度に至るまで、実のところ彼女の手が入らなかったところはないでしょう。それも学友だったマリア様の後押しで。
これに逆らえるものは痴女宮、いや痴女皇国にも限られた上に、そもそもの改善内容が我々女官にとって最終的には改良改善になるとあっては受け入れない方がむしろ悪者、何かやましい事をしていると思われても不思議ではありませんでした。
理恵さんの言葉を借りると連邦世界の日本流の労務管理や職場制度を痴女皇国向けにアレンジして組み込んで行っただけだと申されますが、それにしてもこの世界では新鮮にして斬新なものも多かったです。
今、我々が左腕または右腕に装着している聖環、これも旧型から新型に変わりましたが、この中に組み込まれた機能について更新や追加をされている点についても理恵さんの意見が相当を占めているそうです。
そして当時のこの私オリューレやメル子に対しても、マリア様はもとよりマイレーネ様からも理恵さんへの業務協力姿勢を惜しまないようにと言う念押し駄目押しが入りました。女官の皆にも聞こえる心話で。
つまり、理恵さんの推進する業務改善に逆らうとどうなるか、皆まで申し上げるまでもありませんよね。それこそ痴女皇国に対する国賊行為・朝敵認定行為です。
そして理恵さんが支持されてきた理由の一つに、旦那役がダリアさんだったのも大きいでしょう。
なんせマリア様が義理の娘扱いしている上に、痴女皇国の汚れ仕事や隠密業務の数々をこなし秘密作戦部隊たる黒薔薇騎士団の指揮官としての評価も高い人です。
ダリアさんに言わせれば「アルトさんがあまりに強いからやり過ぎる傾向があるので、あたしが行かないとほどほどの所で納めて来れないんですよ。つまりあたしゃ、アルトさんに負けますし実際に下の立場ですから」と謙遜なさいます。そして、理恵さんとくっついてからは女官への接し方とかいろいろ学ぶこともあったようなのですよ。具体的に言うと無理やりでなく、ダリアさんのちんぽとおめこを知らない女官はいなくなりました。
そうです、暴力と恐怖だけではなく、痴女皇国のエリート部隊を率いるエースたる騎士団長としてダリアさんを売り込んで行ったのですよ。そして元来は紳士淑女の振る舞いが本当の顔だったダリアさん…なんせジーナ様公認のクリス様愛人役ですし…が女官の間で評判を上げるのに時間はかかりませんでした。
そして元々は女官にして騎士職経験者のベテランたるアルトさんもダリアさんを推していたことで、現在の警務部所属の警務騎士の雰囲気も一気に変わって行き、女官からの悩みや問題も早期に上がって来て重大事件に発展するのを未然に防ぐことあまた。
ここ数年ではむしろ上下関係が非常に厳しかった聖院時代よりある意味では気楽で和気あいあいとした痴女宮、ひいては痴女皇国の方が暮らしやすいと言う女官からの意見吸い上げ…アンケートと言うそうですね…の方が圧倒的になったほどです。
これ、マイレーネ様がおられた聖院時代に叩き上げられた私からすると少し不満なのですけど、結果的に参詣客を増やし門前町の人口も増やし、痴女皇国の活動にも貢献しているとあっては従うしかありません。
むしろ私の方もそれに合わせて指導態度を変えていくことでやりやすくなった一面がありますから。
…ただ、メル子とのSMプレイについては継続させて頂きたいですけどねっ。
そして女官の制服も変わりました。
マリア様が「いらん機能」を色々実装して下さるのが悩みの種ですが、普通の衣類ではない素材ですので洗濯とかお手入れがめちゃくちゃ楽です。以前は被服や寝具の管理業務がものすごく業務比重を占めていて重労働でもあったのですけど、この新型素材で作られた制服や寝具など生活衣料品の普及が女官業務を一変させました。
具体的には洗濯が自室の手洗いか、定期的な更新処理の際に各階の当番女官室に新しい被服類を取りに行き、当日または翌日出勤時に女官室へ古いものを返却。これは聖院女官時代と基本的に変りません。
しかしここから先の洗濯工程が非常に改善された部分でして、罪人と担当女官の手によって種類別に分別回収された衣類、なんとえぬびーに勃つ、いや建つマリア様経営の衣料品開発製造企業の工場に送られて分解再構成され、新品となって返ってくるのです。
そして時折、我々が一瞬で戦闘服に着替えたり着せ替えをさせられる際の更衣服の貯蔵管理もその工場で行っているそうなのですが…下着に至ってもそうした還元再製造工程が存在していまして、従来よりもはるかに安価で見た目にも凝ったものを提供できるようになったそうです。
そして服は元より下着自体にもある程度の自己浄化機能が備わっておりまして、水洗いの後で干しておけば新品またはそれに極めて近い衛生的な状態に戻っています。
ええ、これも女官時代に自分の管理する洗濯物はもちろん、そこかしこから上がってくる寝床の敷物や手ぬぐいに身体拭きとか罪人のふんどしとか、色々なものを罪人の働く洗濯工場に送り込みの乾いたものを再分類して在庫だの再配布だのやっていた時代からは格段の進歩です。
これによって女官管理室のお仕事がかなり変わりまして、本来の聖娼のお仕事ですとか、警務や刑務は元より他の諸事雑務に回せる時間が相当に生まれました。これは聖院から変わった事としてもお伝えすべきでしたね。
…ただ、この「いらん機能」は評判が分かれますねぇ…。
操作権限さえあれば、十万卒や百万卒でさえ豚制度の豚に変えるほど強力な性感強制機能がありますので、確かに女官に一種の懲罰を与える際には活用することしきりなのです。まぁ、女官もこの機能を全力で使うほどの大ごとをしでかすこと、滅多に起こさなくなりましたけど。
「しかし、私が厚生労働局長ですか…せめて女官長でしたらまだなんとか務まるのですけど、罪人の管理が入りますと、何分にも私も正直辛い一面があるのですよねぇ…」
「ふむふむ。女官管理室から先がちょっと難しいと。んでメル子さんはメル子さんで、オリューレさんの下を離れて独立するのはこれまたしんどい。むむむむむ。ジーナさーん」
「はいはい。また何や…あー、オリューレさんはやはり厚生労働局のトップがしんどい言わはるんか。ふんふん…とりあえず事務が出来る子が刑務に配属されたら、ある程度組織として回るんやな?」と、そこへ呼ばれたのが初代聖母にして皇帝室長のジーナ様。現在は暫定内務局長・広報部長を兼任しておられますよ。私オリューレとも古くからの顔馴染み、性格や性質はよく存じておりますし、ここだけの話ですがジーナ様の24cmの方と…33cmの方、両方を私の膣は知っております…。
「理恵ちゃん。警務の方でダリアが出してくれた候補者リスト、そっちに行ってるよな。あれ見してくれるか」
「へいへいっと。これですねぇ。うーん、黒薔薇が多いんですよねぇ、候補者」
「確かに黒薔薇は能力はともかく、他に回しづらいからなぁ…ちょい待ち」
「はい?」
「ディードリアーネさんおるやん。あの一時期淋番ばっかりやって泣いてた人」
「あああああ!ええ、一時期淋の森絡みの騒動でジーナ様も収監してたあの人!」
「ブリュントレーネさんにいらんことを覚えられている…」
Deedlieune ディードリアーネ Hundred thousand Suction 十万卒 Slut Visual 痴女外観 White Rossy Kinght, Imperial of Temptress. 白薔薇騎士団 Security department, Palace of Temptress. 警務部痴女宮担当
「ふーむ、確かベラ子のクラスメートが痴女宮に来た当時に淋番ばっかりや言うて泣いてたんよな」
https://novel18.syosetu.com/n0112gz/47/
「その要望が寄せられたせいか痴女宮中心で回るようになったと。ふむふむ。経歴的にどうです? 十万卒行ってるんだから結構な古株さんですよね。門前町や市場街って外部接触多い警備拠点ですし」と、理恵さんとジーナ様が見ている経歴画面、私達も拝見します。確かにこの方、私やメル子に及びませんが聖院時代からの方のはず…。
そして十万卒超えなので女官業務より騎士業務の方が多く、白薔薇で警備騎士シフト管理や勤怠評価・考課も担当していると…。
「罪人寮の警備管理も経験者やな。よし、この人矯正部長か刑務部長か刑務騎士室長に推薦しよ。理恵ちゃん、ダリアに打診頼めるか」
「あいあいさー。…ダリアが本人連れて国土局に来てくれるそうですよ。この場で面談しちゃいましょー」
え。
いくら話が早いのが痴女皇国と言っても、これは早すぎではないでしょうか…。
あのぉ…理恵さん、天の声とか申される方いらっしゃいますよね。私達の話を記述しておられる方。
殴っていいですか。
そりゃ確かに私は聖院でも古株の部類ですよ。
正直なところ女官種時代は特例寿命延長措置、受けさせられていた部類でしたし。
ですがこれはあんまりにもあんまりではないでしょうか。
「ええ、あたしも似た思いがあります。ジーナさんほどではないにせよ、日本発のセクシー女優でハイレグキャンギャル系の体型補正を入れて頂いたのはよしとしてもですね、あわや昔のギャルとか書かれかけたひには泣きそうになりましたよ」上司の室見理恵さんも憤慨しています。
この人は上司であったりなかったり色々あるのですが、女官長時代の孤軍奮闘に等しい涙ぐましい努力を知っておりますので、私の上に就く点に関しまして異論はありません。
で。
「しかし何かこう、私の姿で昔のお嬢様呼ばわりはものすごく屈辱なのですが。まだメル子をおばはん呼ばわりするならまだしもですねぇっ」
「ひどいわオリューレさん…」メルトリューレが泣いていますが、メル子、あんたは前科1犯や2犯では効かない身でしょ?
「昔のお嬢様呼ばわりは私、ブリュントレーネもですわよっ。ええ加減にせぇっ」と、なぜか国土局内で怒り狂う女官管理職3名+室見さん。
で、何で元来は厚労局扱いの3名がここにいるのか。
実は田中雅美さんが抜けるの美男公が抜けるのした厚労局、海賊女王が仕切ることになりました。
しかしながら統治能力こそそれなりですが、事務能力に欠ける話が出まして、海賊女王の人事については、国土局海事部の所轄に戻す話が出ております。
そして、そうなりますと厚労局長を誰にするのよという話が浮上します。
まずは適格者は前任者のマリーから役務を引き継いで、それなりの間、女官長を勤めていた室見さんに注目が行きます。しかし彼女は目下、急ピッチで進む痴女皇国世界の地球全体の開発を監督する国土局の局長ポジション。実際にも今、ここから抜くわけには行かないのが私にもよくわかります。
ではメル子を罪人寮に行かせるか。
これまた、メル子をよく知る人…特に、ダメル子だというのを知る人には他を巻き込む自殺行為にしか思えないでしょう。…これでも、大概の騎士業務や女官業務経験者なんですよ?
「そんな訳で厚労部長をオリューレさんにしたいと思いますっ」
えええええ。あたしは副官ポジション中間管理職ポジションがいいと言ってるのにっ。
「だーめ。この人事はまりり…マリアリーゼ上皇陛下でしょ、ベラちゃんにもジーナさんにも諮りまして承諾稟議を得ております。はいっ」と室見さんがご自身の聖環から書類を見せて来られます。
で、ここでわたくしオリューレとメル子の現在のステータスを閲覧頂きましょう。ついでに理恵さんとブリュントレーネさんのも。
Aurieune(Aurieule) オリューネ Million Suction(Limited Ten million)百万卒(限定一千万卒) Slut Visual.痴女外観 Blue Rosy knights, Imperial of Temptress. 青薔薇騎士団 Ministry of Labor, Priestess Management office leader. 痴女皇国厚労局女官管理室長
Meltrieune (Melco) メルトリューネ Million Suction(Limited Ten million)百万卒(限定一千万卒) Slut Visual.痴女外観 Blue Rosy knights, Imperial of Temptress. 青薔薇騎士団 Ministry of Labor, Priestess Management office sub-leader. 痴女皇国厚労局女官管理室副長
Rie Muromi. 室見理恵 Million Suction(Limited Ten million)百万卒(限定一千万卒) Slut Visual.痴女外観 Priestess, Pink Rosy knights, Imperial of Temptress. 桃薔薇騎士団 Land Development Bureau Manager. 国土局長(High Priestess. 女官長兼任)
Brüntliene (Brunhilda Austrasia)ブリュントレーネ Hundred thousand Suction 十万卒 Slut Visual 痴女外観 White Rossy Kinght, Imperial of Temptress. 白薔薇騎士団
つまり、ブリュントレーネさんを除いた三人全員、数値の上では大体同じランク扱いなのです。
ブリュントレーネさんは一般女官扱いで白薔薇所属…豚制度の豚から黒豚を経て昇格された方ですね。
名目上は一般女官扱いなので元来の所属しか出ていません。我が職場の出す配置循環交代人事によって、定期的にお仕事が変わっていく立場の方です。
…ただ、十万卒なのでそうとは明確に書かれてませんけど皇室階優先配置推奨者、女官の中ではかなり上の立場ですよ。
更に申しますと痴女皇国と聖院では女官長を意味する英語の言葉が変わってまして、聖院でHigh Priestessとなりますとあちらのマリア様…金衣女聖に該当するのですよ。
こちらは皇帝が頂点に来る皇国という事で、女官長の職務ですね、元来は聖娼神殿たる聖院の神事を執り行う女官を束ねる立場を示していますが、聖院の女官長は単に女官達の長を示すPriestess leaderとなります。
そして、内務局が初代様の再引退…一時的か永久的かはわかりません。マリア様はじめ意外にも復帰を望まれる方が結構いらっしゃいますので…をされたせいもあって一旦は実質閉鎖、皇帝室長のジーナ様が内務局長を暫定兼務する形で回しておられます。
そして私やメル子が所属する女官管理室、ここも色々と組織改編や変遷の波に晒されてきた部署ですが、現在は増加した女官の数を鑑みて厚生労働局扱いの部署になっています。…ええ、痴女皇国、正直なところマリア様がやるって決めたらですね、早い時は数分で制度や所属や組織が変わりますので、今後も我々はさまよえる部署であるかも知れません。迷惑な話ですが。
ですが、どこに所属しようが仕事は基本的に変わりません。
ここ数十年の大規模な組織変化といえば、お金の出し入れをする監督部署たる出納処、あそこや納税処といった現金絡みの組織が財務部や財務局扱いとして分離してしまったくらいです。
それと、豚制度を敷いていた際に名目的な牝豚の管理がこっちに来てたのと、あとはマイレーネ様が欧州に行かれたくらいですかねぇ。
「しかし、誰かがやらなくてはなりません。あたしも国土局長としての業務あるからそっちを抜けらんないし…という訳でオリューレさん。今日の精気授受ですっ」あがぁっ。
言うなり理恵さんにレイプされます。
いえ、マリー辺りよりは遥かに淑女的ですが逆らえません。
なぜならば、先ほどの理恵さんのステータスに出ていた女官長業務兼務表示。
これを持った女官の聖環管理機能が起動して、理恵さんに逆らうと後で大変な目に遭わされますので。
まぁ、重ねて言いますが理恵さんはマリーとかマリーとかマリー辺りに比べたらまだマシもマシ、このレイプ業務、つまりおめこについても優しくはしてくれますから。
それにこの強姦、手を拘束されるのと私たちの制服の上司認識機能を最大活用していますから、少なくとも痛いだの苦しいだのはありません。更には弱毒化インポタケ成分と効果淫なる性欲増進麻薬成分の分泌によって快感促進効果を与えるように改良されています。
「これも正直、たのきちとあたしの思いつきから出てるからあまり誇りたくないんだけど…」と理恵さんは申されます。
「ま、まぁ…確かに快感度合いで精気授受効率や受け渡し量が変化するのは経験則で知っている女官が多かったんで納得はしております…それに例の精気移動量表示機能ですか…あれで具体的な数値として見せられては納得するしかないでしょう…ねぇメル子!」
「あああん!いやあああああ!」ええ、痴女皇国時代でもミスが多かったメル子、溜まりかねて女官室や女官管理室付けのみんなで集団強姦していたの、覚えておられますか。
でまぁ、これ自体は当時の精気供給事情を改善するための作業の一環として黙認されてまして、実際にこのプレイで興奮した女官の精気流動が体感でも上がってるのをみんな知ってました。ですのでこの時代を知る女官連中、豚出身のブリュントレーネさんもそうですが…SM行為や変態行為にも慣れてる人が多いのですよねぇ…。
で、犯られ辱められているメル子もこれで精気が得られる量が増えるのを理解してまして、ここだけの話ですがメル子の絡む精気授受、天の声に言わせるとぷらいべーとびざーるとかまぐまとかいう単語で検索すると出てくる、そちらの世界で言うドイツ系の変態ビデオのまだ軽い方くらいの事が日常的になっています。
あと、マゾに目覚めたメル子ですが、私の見ていないところでは責め役もやっているようですので請願処に直訴されない程度にはしておきなさいと、時に口で時に身体に言い聞かせてはいます。
何せ変態プレイの類、興奮するととんでもない事までしてしまうの、私が堤防の儀式だの墓所の神事だのに参加して身を以て知ってますからねぇ…。
で、精気授受能力では同格のはずのメル子が何故私の言うことを聞くのか。そして何故私が理恵さんに対してなすがままどころかちんぽを受け入れて性交に励んでいるのか。
これ、立場や役職だけではないのですよ。
以前ベラ子陛下がちんぽで決着をつけると言った話を思い出してください。
実は、いけにえ作戦の際のバイキング系ノルマン民族の悪しき風習…恥辱汚辱凌辱的行為への報復は権利であり義務だという事で復讐が合法化されているのが判明しまして。
そしてそちら方面からの捕虜という訳ではありませんが、人員を引き受けて女官や罪人化して痴女宮に住んでもらうのにあたりまして、この風習が問題になりました。復讐の連鎖が悪影響を生み出して、末代まで恨み呪い報復を誓うと。
そんな風習を痴女皇国に来てまで実践して貰うと、罪人はもちろん女官業務にも支障を来たします。
ですので思想改造を図る…前に、昨今の痴女皇国は無許可での思想統一思想改造洗脳は元より、自己啓発に名を借りた会合や、果ては我々女官管理室でやっていたメル子への集団リンチまがいのレイプも今では禁則事項または要指導事項です。
これは日本など連邦世界からお越しになる方々の社会的常識を倫理思想基準としているそうですけど、そのせいでマゾ役があまり回ってこなくなったメル子が悶々としたりしているのはともかくですね、人間が人間に言う事を聞かせ指導管理するための三手段…恐怖と快楽と営利だそうですけど、恐怖だけに訴えずに快楽に訴えるようにして指導を楽にしようという方法が編み出されました。
そして実際に定期的な洗濯や被服更新お着替えの際に密かに服装に追加装備されたのがこのインポタケ成分分泌機能です。更には駄洒落菌という人に寒い冗談を言いたくなる症状を発症させる細菌の苗床として改良されたインポタケ個体が開発されまして…。
どういう風に痴女種に作用しますかと申しますと、肉体的にちんぽに負けます。
天の声いわく、これで読者の皆様には分かってもらえるから多くを語るな、と。
あのねぇ。
これだけではあまりに説明不足と思いますので、もう少し語っておきましょう。
はい理恵さん。
「性感向上効果があります。インポタケ自体の効能は他の人も語ってますし、いけにえ村作戦で使った駄洒落菌弾丸の試作弾であたしも大変な目に遭いましたからよおーく知っています。一言で言いますとジーナさんのちんぽに負けるのです」
「なるほど…それで私も理恵さんの改良型ちんぽに負けてしまうのですね…あひぃっいいっいいっもっとちんぽぉおおおお」
「で、今オリューレさんが淫語を口走りましたが、この改良型駄洒落菌に感染すると、駄洒落の代わりに淫語を叫びたくなるのです。そして格上の相手との性交が特に印象に刻まれます。まぁ…オリューレさんの方が聖院勤続年数含めてあたしより更に長年いらっしゃるので、何も細菌や真菌成分に頼らなくても上役のちんぽやおめこが印象に残るとは思うんですけど…あんっいいっもっと締めてこの淫乱女中!」
「ひぎいいいどすけべ牝豚女中いきますいきます気をやりますぅううう!」
とまぁ、お分かりでしょうか。一種の服従装置として我々の制服が機能するようにされました。
そしてその服従装置を制御する機能、いつの間にか聖環に装備されたと…。
「はぁはぁ、それ回覧に回ってましたよ。ちゃんと読んどいてくださいよ…あ、お掃除はもっと優しく」と、私の中にぶち撒けた理恵さんが引き抜いたちんぽを口に突っ込んで来ます。これも正直苦手と言えば苦手なのですが、実はこの際にも精気移動が起きます。具体的には男性役の側から精製精気…つまり、私たちの食事となるものが流れ込んで来るのです。
そして淫語を発する、あるいは聞いた側の琴線に触れても精気授受が起きると。
そしてですねぇ、さっきまでブリュントレーネさんがメル子の口を使っていましたし、私も今されているのですが、ごぼごぼ。
聖院時代から存在する石造りの特殊水洗トイレ、覚えておいででしょうか。一種の浴槽やシャワーとしても機能するあれです。
これ、実は改築された痴女宮でも要所要所に設置されています。
実はこの水洗トイレ、古めかしい構造な上に、女官種から痴女種となった我々女官にはお尻が少し冷たくなるので連邦社会のウォッシュレットの方がありがたいのですが、ある行為の場として使うには欠かせないのですよ。
ええ。人間便器です。
これも聖環による精気授受移動分析で判明しました。
生理的嫌悪感をもたらす行為なので無理強いはされていませんが、騎士や福祉女官・文教女官はもとより財務…クレーゼ様がおられますからね…にまで密かに効能が広まっています。
まぁ、我々痴女種は純粋な人間ほど排泄物臭気だの有害汚染物質を排出しませんから、出てくる場所があれなだけで水のようなものなのですけど、それにしても人によっては嫌悪感を抱かれるでしょう。
で、ここで活躍するのが我々の着用する制服や下着です。
この文字通りの人間便器行為をすると、排泄している側の聖環指令によって便器側…つまり今は私の側の青薔薇騎士団制服、青色基調で女給風味の装飾類が入っていますがお尻むき出し、食い込みや乳部の露出はとんでもない代物なんですけど、それの要所要所に仕込まれたいんちゅうくんという素材で出来た特殊機能部分が反応します。
具体的には乳首や陰核、膣内に黄門、果ては尿道に半生体素材とかいうイソギンチャクの触手めいたものが侵入してインポタケ成分を微量ですが分泌していきます。更に膣や後門に入ってくるものはちんぽの形をとる事すらあります。
そう、便器役を強制的に愛撫してくるのですよ…。
「確かに基本的なアイデア…案はたのきちとあたしが出しました。しかし、これを実際の機能として設計して制服に実装したのが誰かは言うまでもないでしょう。オリューレさん。文句がある場合あたしに直接言ってください。請願処にまとめて出します。と言うか内部改善要望請願としてあたしがきっちり処理しますからお願いします。あたしもこの機能、過剰動作すぎるだろって悩んでるんですから!」
「そうですよねぇ…確かにこの機能、凄いといえば凄いんですけど、凄すぎて疲れ知らずのはずのあたしたちでもちょっと厳しいかも知れません」と、身支度を整えて普通のシャワー室から出てきた白薔薇姿のブリュントレーネさんと、青薔薇冥土服のメル子さんが申します。
「特にこの機能、マゾモードと言う説明が回ってましたけど、女性本来の側で行為をする時に強烈に効いてくるんですよ…女官によっては病みつきになるので、女官としてのお布施代償業務の際に参拝客を相手する行為がおざなりにならないか、それが一番気になりますね」
「まりりの説明だと、参詣客の再度再々度の参詣を促すために女官の性技向上も図りたいからこの仕様にしたって言ってるけど、実際に女官同士の精気授受ばかりに気を回しそうよね。うん、この点についても指摘事項として関係部署に報告レポートを上げておきましょう」と、先ほどまでとは打って変わってきりきりお仕事する顔になった理恵さん。
学生時代に聖院にお越しになり、その後は痴女宮に来てダリアさんの伴侶…更には女官長に就任されてからの歩みを私もよく存じていますが、本人は今でこそ色々仕事も増えたがまぁ楽と言えば楽でしたよ就任当時と謙遜されます。
しかし、マリーの後を継いだ事から、就任当初に行った女官掌握作業、並大抵の女官には出来なかったでしょう。
就任から2ヶ月かからずに在籍女官全員の穴を知り、全ての千人卒以上のちんぽを受け入れたのです。
精気授受の作業の必要性を自ら知るためでもあり、部下として自分に与えられた人を知っておく必要があるからと敢行されたこの行為の過程でそれまでの待遇やら不満やら将来への不安やらを逐一把握した彼女は、いくら痴女種…それも千人卒以上なら睡眠や休息を極端に減らせると言っても、働くにも程がある動きで様々な改善を行いまして。
今の女官寮や参詣客との行為に使う女官個室の清掃管理や食事提供ですとか業務報奨金の支給制度に至るまで、実のところ彼女の手が入らなかったところはないでしょう。それも学友だったマリア様の後押しで。
これに逆らえるものは痴女宮、いや痴女皇国にも限られた上に、そもそもの改善内容が我々女官にとって最終的には改良改善になるとあっては受け入れない方がむしろ悪者、何かやましい事をしていると思われても不思議ではありませんでした。
理恵さんの言葉を借りると連邦世界の日本流の労務管理や職場制度を痴女皇国向けにアレンジして組み込んで行っただけだと申されますが、それにしてもこの世界では新鮮にして斬新なものも多かったです。
今、我々が左腕または右腕に装着している聖環、これも旧型から新型に変わりましたが、この中に組み込まれた機能について更新や追加をされている点についても理恵さんの意見が相当を占めているそうです。
そして当時のこの私オリューレやメル子に対しても、マリア様はもとよりマイレーネ様からも理恵さんへの業務協力姿勢を惜しまないようにと言う念押し駄目押しが入りました。女官の皆にも聞こえる心話で。
つまり、理恵さんの推進する業務改善に逆らうとどうなるか、皆まで申し上げるまでもありませんよね。それこそ痴女皇国に対する国賊行為・朝敵認定行為です。
そして理恵さんが支持されてきた理由の一つに、旦那役がダリアさんだったのも大きいでしょう。
なんせマリア様が義理の娘扱いしている上に、痴女皇国の汚れ仕事や隠密業務の数々をこなし秘密作戦部隊たる黒薔薇騎士団の指揮官としての評価も高い人です。
ダリアさんに言わせれば「アルトさんがあまりに強いからやり過ぎる傾向があるので、あたしが行かないとほどほどの所で納めて来れないんですよ。つまりあたしゃ、アルトさんに負けますし実際に下の立場ですから」と謙遜なさいます。そして、理恵さんとくっついてからは女官への接し方とかいろいろ学ぶこともあったようなのですよ。具体的に言うと無理やりでなく、ダリアさんのちんぽとおめこを知らない女官はいなくなりました。
そうです、暴力と恐怖だけではなく、痴女皇国のエリート部隊を率いるエースたる騎士団長としてダリアさんを売り込んで行ったのですよ。そして元来は紳士淑女の振る舞いが本当の顔だったダリアさん…なんせジーナ様公認のクリス様愛人役ですし…が女官の間で評判を上げるのに時間はかかりませんでした。
そして元々は女官にして騎士職経験者のベテランたるアルトさんもダリアさんを推していたことで、現在の警務部所属の警務騎士の雰囲気も一気に変わって行き、女官からの悩みや問題も早期に上がって来て重大事件に発展するのを未然に防ぐことあまた。
ここ数年ではむしろ上下関係が非常に厳しかった聖院時代よりある意味では気楽で和気あいあいとした痴女宮、ひいては痴女皇国の方が暮らしやすいと言う女官からの意見吸い上げ…アンケートと言うそうですね…の方が圧倒的になったほどです。
これ、マイレーネ様がおられた聖院時代に叩き上げられた私からすると少し不満なのですけど、結果的に参詣客を増やし門前町の人口も増やし、痴女皇国の活動にも貢献しているとあっては従うしかありません。
むしろ私の方もそれに合わせて指導態度を変えていくことでやりやすくなった一面がありますから。
…ただ、メル子とのSMプレイについては継続させて頂きたいですけどねっ。
そして女官の制服も変わりました。
マリア様が「いらん機能」を色々実装して下さるのが悩みの種ですが、普通の衣類ではない素材ですので洗濯とかお手入れがめちゃくちゃ楽です。以前は被服や寝具の管理業務がものすごく業務比重を占めていて重労働でもあったのですけど、この新型素材で作られた制服や寝具など生活衣料品の普及が女官業務を一変させました。
具体的には洗濯が自室の手洗いか、定期的な更新処理の際に各階の当番女官室に新しい被服類を取りに行き、当日または翌日出勤時に女官室へ古いものを返却。これは聖院女官時代と基本的に変りません。
しかしここから先の洗濯工程が非常に改善された部分でして、罪人と担当女官の手によって種類別に分別回収された衣類、なんとえぬびーに勃つ、いや建つマリア様経営の衣料品開発製造企業の工場に送られて分解再構成され、新品となって返ってくるのです。
そして時折、我々が一瞬で戦闘服に着替えたり着せ替えをさせられる際の更衣服の貯蔵管理もその工場で行っているそうなのですが…下着に至ってもそうした還元再製造工程が存在していまして、従来よりもはるかに安価で見た目にも凝ったものを提供できるようになったそうです。
そして服は元より下着自体にもある程度の自己浄化機能が備わっておりまして、水洗いの後で干しておけば新品またはそれに極めて近い衛生的な状態に戻っています。
ええ、これも女官時代に自分の管理する洗濯物はもちろん、そこかしこから上がってくる寝床の敷物や手ぬぐいに身体拭きとか罪人のふんどしとか、色々なものを罪人の働く洗濯工場に送り込みの乾いたものを再分類して在庫だの再配布だのやっていた時代からは格段の進歩です。
これによって女官管理室のお仕事がかなり変わりまして、本来の聖娼のお仕事ですとか、警務や刑務は元より他の諸事雑務に回せる時間が相当に生まれました。これは聖院から変わった事としてもお伝えすべきでしたね。
…ただ、この「いらん機能」は評判が分かれますねぇ…。
操作権限さえあれば、十万卒や百万卒でさえ豚制度の豚に変えるほど強力な性感強制機能がありますので、確かに女官に一種の懲罰を与える際には活用することしきりなのです。まぁ、女官もこの機能を全力で使うほどの大ごとをしでかすこと、滅多に起こさなくなりましたけど。
「しかし、私が厚生労働局長ですか…せめて女官長でしたらまだなんとか務まるのですけど、罪人の管理が入りますと、何分にも私も正直辛い一面があるのですよねぇ…」
「ふむふむ。女官管理室から先がちょっと難しいと。んでメル子さんはメル子さんで、オリューレさんの下を離れて独立するのはこれまたしんどい。むむむむむ。ジーナさーん」
「はいはい。また何や…あー、オリューレさんはやはり厚生労働局のトップがしんどい言わはるんか。ふんふん…とりあえず事務が出来る子が刑務に配属されたら、ある程度組織として回るんやな?」と、そこへ呼ばれたのが初代聖母にして皇帝室長のジーナ様。現在は暫定内務局長・広報部長を兼任しておられますよ。私オリューレとも古くからの顔馴染み、性格や性質はよく存じておりますし、ここだけの話ですがジーナ様の24cmの方と…33cmの方、両方を私の膣は知っております…。
「理恵ちゃん。警務の方でダリアが出してくれた候補者リスト、そっちに行ってるよな。あれ見してくれるか」
「へいへいっと。これですねぇ。うーん、黒薔薇が多いんですよねぇ、候補者」
「確かに黒薔薇は能力はともかく、他に回しづらいからなぁ…ちょい待ち」
「はい?」
「ディードリアーネさんおるやん。あの一時期淋番ばっかりやって泣いてた人」
「あああああ!ええ、一時期淋の森絡みの騒動でジーナ様も収監してたあの人!」
「ブリュントレーネさんにいらんことを覚えられている…」
Deedlieune ディードリアーネ Hundred thousand Suction 十万卒 Slut Visual 痴女外観 White Rossy Kinght, Imperial of Temptress. 白薔薇騎士団 Security department, Palace of Temptress. 警務部痴女宮担当
「ふーむ、確かベラ子のクラスメートが痴女宮に来た当時に淋番ばっかりや言うて泣いてたんよな」
https://novel18.syosetu.com/n0112gz/47/
「その要望が寄せられたせいか痴女宮中心で回るようになったと。ふむふむ。経歴的にどうです? 十万卒行ってるんだから結構な古株さんですよね。門前町や市場街って外部接触多い警備拠点ですし」と、理恵さんとジーナ様が見ている経歴画面、私達も拝見します。確かにこの方、私やメル子に及びませんが聖院時代からの方のはず…。
そして十万卒超えなので女官業務より騎士業務の方が多く、白薔薇で警備騎士シフト管理や勤怠評価・考課も担当していると…。
「罪人寮の警備管理も経験者やな。よし、この人矯正部長か刑務部長か刑務騎士室長に推薦しよ。理恵ちゃん、ダリアに打診頼めるか」
「あいあいさー。…ダリアが本人連れて国土局に来てくれるそうですよ。この場で面談しちゃいましょー」
え。
いくら話が早いのが痴女皇国と言っても、これは早すぎではないでしょうか…。
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