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狂気の紅騎士推参・赤蛇の豚
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さてみなさま。わたくしの名はメーテヒルデ。
昔の名前で出て…というか、少し前までは別の名前でした。
さて、我が国は小国です。国というより公爵領ですね。
父のデーヴィッヒ・ランデルハルトが治めるランデルハルト公国って感じです。
偽札を作っていた国は長靴半島の付け根辺りの国とかがモデルらしいですが、わたくしの国はある小説で、あるみにうむとやらで出来た銀色の車体のろーるすろいすという馬の不要な馬車に乗って午前0時までに着かないといけない国に近い感じらしいです。ようわかりませんが。
で。
西方帝国内の公爵領という事で自治権を持ち属国扱いとされる祖国に戻って花嫁修行とかしておりました。
うちには後継ぎとして兄がいましたので、嫁に出されるのは確定です。もちろん政略結婚の臭いがぷんぷんと漂う縁談ばかり。
ふざけんなよ。
でぶいのばかりやんけ。
失礼しました。
皆様にちょっと申し上げておきますが、食品保存貯蔵技術が未発達なんですよ。この世界。
聖院なら氷蔵冷凍冷蔵技術を持っていますが、一般には普及していません。
つまり、長期間の保存が出来ないということは、栄養は偏りますし、毎食毎食お腹一杯になるまで食べたり、お残しは許しまへんでというのは、わたくしたちのような貴族でも割と難しかったりします。
しかし、見栄とハッタリに生きる者が多いのもこの時代。
肥満はお家やお国が富んでいる証拠。国力を誇示する手っ取り早い方法という事で、貴人は肥満している人が多かったのですよ、西方帝国。
ああ、毒を盛られてもいいから長靴諸国の国盗りで大暴れと噂の毒盛り公のところに嫁ぐ話とか出ませんかね。あの方ものっすごい美男子らしいので。ええ。
軍師のべりべりまっちか何か知りませんが、あの国で国家安康論を説いて遥か東方の狸将軍から喧嘩を売られている兵法の研究者がいるらしいんですけどね、その人がもう毒盛り公の大ファンらしいんです。追っかけしてるらしいですが。ほもですかね。
ええ、あたくしがやさぐれているのもですね。
とあるところでの夢のような日々が忘れられないからなんですよ。
で、正直に言います。やんちゃしてました。
毎日白い馬に乗っては町や村を巡ってやくざ者や不良代官や領地の隣の不良貴族の息子やらをしばき倒すような暴れん棒な生活してましたので、一時期、尼寺みたいなところでじょしりょくとやらを高めてこいと山国の尼寺に放り込まれたことがありました。
東の方にもあたくしと似たような事をして暴れ倒していた狼公女とかいう二つ名の方がいたと聞きますが、そちらは尼寺に入れられなかったそうです。
更に弟君とむっちゃいけない関係だったらしいそうですが、あたくしにはそんな可憐な弟どころかデブい兄。
仕方がないので好みの稚児を馬の後ろに乗せて剣を与えて供をさせていたのですが、螺子を探すような行為はやめろとか色々言われまして。更に我が国は冬場に結構寒くなりますので、北方帝国の特産という黒い毛皮の帽子に黒の外套を羽織って馬に乗ってたり馬車に乗ってる事が多かったんですよ。
で、天の声が降ってきましたが、これ以上書くとですね、どくろの頭巾をしたお金にうるさいおじさんがコロスとか言い出すからやめろと。
もっともこのおじさん、そういう事を言う前にお酒を持って話をしに行くと、延々と二刻から三刻の間じゅう、男とはなんぞやという話をして最後は許してくれるらしいのですが。ようわかりませんね。
ええ、その尼寺で聞いたおかじょうきという乗り物が出来たら、終点まで稚児を連れて旅に出たくなりそうです。
話がそれました。
とにかく尼寺です。
うちの小煩い母親プロメテュームがね。放り込みくさりやがった尼寺で、剣の腕前を見られたところ、いきなりものすごく暑いところに連れて行かれまして、あんたは近場だと家に逃げ帰りそうだとお母様に念を押されたので申し訳ないがうちの本院で修行してもらうと。
泣きそうでした。
しかも普通の尼寺ではないじゃないですかここ。
禁欲どころか毎日ちんぽ相手にする聖娼神殿ですやん。
戻ったら絶対しばくと思ってたんですが、こないだ晴れて還俗していそいそと殴る支度をして帰宅したら早逝してました。ええ。むかつくから墓石削っておきました。何でも東方では伝説のばくち打ちの墓石を削ってお守りにして験を担ぐ風習があるらしいので、ついでにこの墓石を削り肌身につけると金運が増すとか立て看板立てて差し上げました。
そういえばその尼寺の陛下とか猊下とか聖下とお呼びするべき頂点の方も、先代様の葬儀の際に思いっきり親不孝をしたそうですが、何かウマの合うお方でしたね。
ええ、普通なら雲上人でしたが、なぜかわたくしがお仕えしておりました騎士様と、それはもういろいろお仲がよろしい方でしたので。
で、思い出すだにその騎士様。
あのお方が本当の男でしたら。
ええ。体の相性ばっちりでした。
何としてでも戻って来させてくれ縁談を破談にされると皇帝陛下からしばき倒されるからと、わたくしではなく尼寺の上層部にお話をして無理やり還俗するように仕込み入れてきやがりました。
その時に尼寺の標準支給品の双頭張型をわたしが持っていなかった事を人生最大の幸運とお考え下さい、お父様。
持ってたら絶対女にしてましたよ。ええ。あたくしの怒りが伝わっておりましたよね。
ああくそむかつく。
で、仕方ないので供の稚児でも漁りに行くかと思って馬を出したらですね。
いきなり拉致されました。
空中に攫われました。
後ろから抱き抱えられて空中で犯されました。
抵抗する間もありません。
密かに、久々のちんぽを堪能したのは内緒です。
で、わたくしを空中で嬲った相手、何やら姿形に覚えがあります。見たこともない服装ですがね、ちんぽあるのに女性なんですよ。
「よもや聖院の方では」と聞きましたが首を横に振られます。
そして、犯されたままでもあれだからと下穿きを履かせようとします。
ちょいまち。何かこれに覚えはありますよ。
ふむ。あたくしの時にこんなもんなかったですけど、何かこう、懐かしい感触が。
尻を剥き出しにするふんどしのような下穿き。
こんなもん作ってるようなところはものすごく思い当たります。
「クレーゼ様という名前に思い当たりは?」否定。
「アルトリーネ様ではどうでしょう」あれ、ちょっと動揺してますね。
久々の聖院第二公用語に切り替えて。
「もしもアルトリーネ様のご縁の方なら無礼は許します。その代わりにクレーニャが会いたいと申しておりましたとお伝えを」と、その狼藉者の女性に言い放ちます。正直、人の身に戻ってますので、その狼藉者が当時のわたくし同等としても今の身ではちょっと勝てませんし。
それに、その狼藉者の剣。柄がちんぽでした。
そうです、この世界でそんな頭のおかしい剣を佩刀させる組織、一つしかあたくしに思い当たりませんから。
そして狼藉者は頷くと、今日よりこの下穿きを基本的に履いて欲しいと。
履き替えもここに用意した。もしも貴公が言いつけを守るならば、必ず話はそのアルト某様に届くだろうと。
で、狼藉者は背中から羽根を出して何処かへ飛び去って行きました。
っていうかあたくしの馬、探して欲しいんですけど!
それからは極力、その下穿きを履きました。
これ何か凄いんですよ。花摘みとは別の意味でもよおしますとね。ちんぽの形になって押し入ってくるんです。
うねうねずこずこ。
気持ちいいのもありますけど、何かこう懐かしいんです。
はい、確信しました。あれ、聖院関係者ですね。
連絡を取りたいんだけどなぁ。
その数日後。
昔の知り合いが、あたくしの寝所に忍んで来ました。
どっちかというと喧嘩したい部類です。
めっちゃ強くなってるのが一目で解ったのでいきなり剣を向けるのはやめておきましたが。
「何しに来たんですかダリアさん」と、単刀直入に申します。ふん、この黒豚めっ。
「…あー、変わってないというか何というか。で、あたし今マリア陛下の下で間者やってまして」
「はぁ、クレーゼ様どうしたんですか」
「引退。ジーナ様のご実家の方と再婚。今は連邦世界…ジーナ様の方に行かれてます」
「では聖院は?」
「娘のマリア様が跡を継がれましたが、痴女の帝国をお築きになったんですよ」
「ふむふむ。それであの狼藉者はピンと来なかったのですね」
「あー…あれ痴女皇国になってからの採用。聖院の事をよく知らん部類なんです」
「何か色々あったんですねぇ。アルトリーネ様は?」
「それが…マリア様に娶られまして。マリアリーゼ様のご夫君にして痴女将軍やってます」
「何か頭痛するんですけど」
「そりゃクライファーネさんに話をしたら十秒くらい固まってましたからねぇ」
「え、クラ子さんいらっしゃいますの?」
「ええ。聖院から転籍。実は生写しのような別人の二代目さんがいたんですが、初代復帰に伴い俗名に戻しまして、アルテローゼさんだったかな。もう本当にほら、この通り」黒豚が腕輪から画像を浮かび上がらせます。二人とも赤い服ですか。何すかこのど変態な助平衣装。
「今ねぇ、痴女皇国の服、全てマリア様が考えて支給してるんですよ。あたしのもほら」黒豚が股を開くと、一瞬で股布の部分がくぱぁと開いてちんぽ突っ込まれOK状態になりました。更に…。
「えええええこれダリアさん本物ちんぽ?」
「そーです。痴女化すると生えます。仕舞うこともできますけどね」
「ってことはアルト様も」頷くダリアさん。
で、あたくしは今の境遇をお話しします。
全てを語り終えると。
「今は聖院とはかなり異なってますけど、うちに来ません?アルト様いてますし」
「行きたいですけどねぇ。あそこ遠いし」
「お許し頂ければこのまま拉致りますが」
「まぁ、聖院と同じなら、身ひとつでOKでしょうけど」
「それと条件。いきなり向こうに行くと死にます。痴女体質にしとかないと危険なんですよ。初期処理というんですが、あたしとおめこしてもらえます?」げげ、黒豚とか…。むー。
「まぁ当時は色々あったからなー」うんうん頷くダリアさん。
「ちょいお待ちを。えーと、クレーニャさん、やっぱ当時の事覚えてましたー。アルトさんかもーん」
で、目の前に。
「くれーにゃあああああ」ええ、ちょっと衣装ゴージャスですけど紛れもないアルト様。はぁ、いきなり入れたらダリアが言う通り真剣に危ないから、とりあえずあたくしのものを口でしてくれと。
へいへい。久々だし生ちんぽだしなー、お気に入りの舌使いどうだったかなー。
軽くアルト様のを口で頂きますと。
何やら力がみなぎってまいります。
「あちゃー、ちょっと量多めだったかなー、大丈夫?」と聞かれます。
そして体の変化らしきがひと段落した後で。
「え、なんかちょっとふとましくなってません?」
「いや、これね…ちょっと待って下さいね。少し調整します」と言って無理やり突っ込んでくる黒豚。やっぱり強くなってるな…。
「うん、これならOkかな」と姿見を見てあたくし。
「クラ子さんに似てますね」
「ちょっと顔丸めだけど」
で、下手に書き置きとか残すとまずいらしいので、一緒について行きます。ダリア様が下手くそな顔の絵と何とか三世とか書いたカードを寝台の上に残して行きましたが。
とりあえず、多分マリア様と連絡を取ってるらしきアルト様のそばにいると、いきなり周囲の景色が変わります。
うん、ここ聖院ですね。しかも前にクレーゼ様が使ってた部屋。
様相はかなり変わってますが間取りに覚えがあります。窓の外に張り出しあるし。
そして、現在のこの部屋のあるじという方のご紹介に預かります。
「やぁ、メーテヒ…クレーニャでいっとくか?出家名」もんのすげぇ気さくです。姿格好は全然気さくそうじゃないですが、まーまー座れやと言われましたので長椅子に腰掛けます。
で、聖院の現状の事とかこちらのあれこれを情報交換。
「ってな訳でよぉ。とりあえずこのクラ子…じゃなくてアルテローゼだからアル子か。アル子団長麾下の赤蛇騎士団の定数を満たしたいのさ。んで君どーかなーとダリアに話聞きに行かせたのよ」もんのすごいばいんばいんの赤いえろ衣装さんを紹介されました。これが噂に聞く狼公女ですか。強そうです。主にちちが。
「まぁ主旨は理解いたしました。しかし、あたくしで務まるのでしょうか。マリア様ご存知でしょ?現役時代はあまり強い方じゃありませんでしたし…」
「ま、強い弱いなんざどうにでもなるさ。顔見知りの方がより有難いんだよ。なんせなー、今のうちの話は聞いてるかい?」
「ちょっとだけですが。なにやら痴女という存在になってるから、おせっせ三昧の日々を送らないと聖院よりもっとまずい事になると」
「まぁ大体そんな所なんだわ。それとなぁ、アルトにつけてやりたいんだが、そのアルトがこうだろ」と、後ろに立つアルトリーネ様…今はアルトリーゼ様でしたかを見やります。
「まぁなるべく希望が叶うようにはしていく。いけそうか」
「とりあえず出家名ですがメーテヒルデで行こうかと。あたくし同様に故郷で暴れていた方もいらっしゃるようですし」と、狼公女を見やります。
「…メーテヒルデ…聞いたことあるわね。…猪公女!」
「え?」ちょちょちょ待って待って!何なんですかそのムカつく二つ名!誰よそんなのつけたの!
(いや、あなた有名よ?ランデルハルトの突撃猪女って言えば恐怖の対象とかむっちゃ言われてたわよ?あたくしの狼公女も大概だと思ったけど…お互い苦労するわねぇ)
「まぁ、悪名についてはともかくだ。どうだい、クレーニャ改めメーテヒルデ」
「一つ希望がございます。そこの狼女と同じような体型でお願いしとうございます。と言っても狼女に喧嘩を売りたい訳ではございません。…そのー。あのー」何か言いたげなアル子さんを制します。
「なるほど、当時のあるじの関係であのほぇほぇさんとは仲が悪かったと。で、クライファーネ様の姿とタイマンを張りたい訳ですわね?」
「左様ですわ。もう思い出すだに以下略でして。ねぇアルト様!」
ぎろ、と痴女将軍様を睨みます。
ええ。
二人しておもっきし泣かされたでしょ。
あの方がシフト作成当番やった時に散々やらかして翌週が大変だったとか、重要事項引き継ぎをど忘れして皆でマイレーネ様に説教食らったとか。
ええ、将軍様が冷や汗どばどばされてます。きっと思い出して頂けたのでしょう。
「そんなに色々…」アル子さんが同情するような目でアルト様を見ています。きっと、往時のあれこれを見せて貰っているのでしょう。
「ほんじゃとりあえずやってみっか。ほぃっと」何か、焼き菓子を焼くより気楽にマリア様がおっしゃいますが、体いじくるってクレーゼ様でももう少し気合いを入れていた記憶が。
「とりあえずこんな感じでいいか。あとちょっとちんぽ出してみてくれ」え?ちんぽ?おお。結構でかいですね。「これが君のもう一つの刀になる。それと重要な仕事道具だ。収納と展開を練習しといてくれ。それとな、服だが…」あたくしの周りがぴか、と光ります。
「ほい見てみ。アル子やクラ子とはちょっと変えてみた」一枚もの…わんぴーすというのですか。めっちゃはいれぐですね。あみあみなアル子さんと違って全く透けていません。光沢のある素材です。胸は穴が空いていて、下支えがついてますが基本丸見えです。股間は…。
「あるこー。ちょっとメーテヒルデの股間チェック頼む」む?アル子さんがあたくしのまたぐらに手を。あああああなるほど、これ淫蟲仕様ですね。
「そそ、性行為可能な相手、特に上司を認識して穴を開くんだ。とりあえずアル子が教育役だから、あとは同行して赤蛇騎士団と顔合わせしてくれ」と、マリア様の下を辞してアル子さんに連れられてさんばしとやらに向かいます。
「じゃ紹介するわね。えーっと、旧出家名クレーニャさん。今日から赤蛇騎士メーテヒルデとして皆さんの同僚同胞となります。初代クラ子さんとは顔見知りでしたね?ではとりあえず騎士団の同胞としての契りの儀式を致します」騎士団は団長が狼公女だと教えられましたが、副団長役がこの雅美様だとか。何かものすごく淫靡で怖そうな感じです。
で、クライファーネ様。うん、変わってません。ほけーほよーん。アルテローゼさんがあみあみすけすけにしてる部分を不透明にしたような感じの衣装です。
そしてベル子さん、ベルテファーネ様。なにかアル子さんの弟様だそうですが、痴女化されてます。尊いという言葉が浮かびます。
(ちょっと今から林間学校なんだけど大丈夫?もしあれなら私が初陣切るけど…)と、こっそり雅美様が耳打ちめいた心話をされます。クラ子さんに初陣切られるよりマシか。頷きます。
失敗でした。何ですのこの絡みついてくる蛇みたいなねちこいおめこのやり方。
「あん、いいわぁヒル子さん、あたくしの牝豚に堕としたいわ、あああああいいわいいわお願い豚になってええええ」ええ、あたくしが豚、という単語に特別に弱いと知られたのでしょう。聞けば吸い取り蛇女として、痴女宮の中でも恐れられまくってるとか。
そして雅美さんが体の自由を抑えている間に、団長のアル子さんと言わず弟様と言わず次々突っ込んできます。アル子さんはパワーピストン型。クラ子さん…この人、剣を握る時と伽の時は目が変わるんですよね。めっちゃ突きまくられます。ぶっちゃけアル子さんと芸風そっくり。普段は別物ですが。で、ベル子さんもまぁまぁですね。アル子さんの弟様らしいです。そして雅美さん。もうね、一々ねっちょりねっちりなんです。
そして、ひとわたり犯された後は、今度は返礼というか、団長をはじめ全員がお尻を向けて立たれます。なるほど、ここに次々突っ込んで行けと。
狼女のお尻は動きが激しいです。ちっとばかりゆるめですが。
クラ子さんの場合は積年の何とかでおもいっきり。アル子さんとお尻の動きは大体同じ。
ベル子さんは狭いです。ええ、間違ってアナルに入れたりしてませんよ。
そして雅美さん。中でうねってます。みみず何とかというんですか。とにかくえろえろです。
この人のお尻で出しました。おめこから垂れる精液を手ですくって舐める姿がもう蛇そのものです。
(もしよろしければ、今晩、地下へ)と、こっそり送ってこられます。
ええ、何か蛇に睨まれた何とかです。乗ると死ぬとか言われる地下行きエレベータですが、とりあえず乗ります。
墓所はだいぶ作り替えたそうで、正面に聖像とやらが飾られています。え?これジーナ様ですよね?何でまた。
ふむふむ。聖母様として祀られる立場になったと。痴女皇国中興の祖として神話を語り継がれる存在だと。
で、何故にここに。
はぁ、あたくしをよろしく頼むとアルト様から頼まれたと。うん、確かに依頼されていますね。
アルテローゼ様はどうも団のシンボルみたいな感じで、その横をクライファーネ様が固めていると。
だが全員がどっちかというとどストレートパワータイプであり、折衝調整を自分がやっている。ついては他の似たタイプとぶつかり合わないようにお願いしたい。それと…。
そうです、この人、痴女宮の中で恐れられているのには理由がありました。
全力を出して伽をすると、離れられなくなるそうです。狼女の場合はあれの身体に惚れるのが多いが、わたしの場合、色々するからと…。
で、雅美さんの姿。赤です。紐です。ひもしかないんですかそれ。紐だけですやん。
そして手袋と長靴。
雅美さんがパン、と手を叩くと、紫色の衣装に身を包んだ方が現れました。
「この方は博子さん。この痴女宮で興した信仰、聖母神道の巫女様をされています」で、話を聞くと、ジーナ様は痴女皇国瓦解の危機にあって降臨、実の娘を助けて聖母への道を示した国母として祀られているそうです。そして、痴女皇国の広報のお仕事と兼務で巫女役を勤めているのだとか。
雅美さんとおくに、同じですよね。大体同じような顔立ちですし。
で、この方には性癖があって、人の行為を覗く方がお好きなのだとか。
そして、痴女皇国の歳入を助ける重要業務の担当者でもあるそうです。
つまり、今からの出来事は記録される模様。
うわぁ。
いいんですかあたしで。
とりあえずここの聖なる行事としてOKと。
「それに…昼間の事ですごく期待されていたでしょ?」と、あたくしの後ろに回ってちんぽぐりぐり押し付けながらあたくしのものをいじくり回されます。
立ちバックというやつですか、ずるっと入ってきます。
「おお素直だわ、このむちむちしたお乳にお尻最高。ねえメーテヒルデさん、あなたあたくしの豚になりませんこと?アルト様から聞きましたわよ?ええ。豚扱いを好むと」うわちゃーばれてーら。
「ほほほ、ねぇこうしてこうして…博子様?この方はかなり力で突くのがお得意みたいなのですよ。新人を味わうのもよろしくてよ?」と、一旦抜いてあたくしの前に博子様を呼び寄せます。
「さぁ豚、博子様を後ろから突きなさい」で、ご自身は博子様に自分のものを咥えさせています。
「実はね、博子さんも私の豚になってるの。でもね、何でそうするかというとね、マリア様…マリアちゃんのためなのよ?マリアちゃんのために色々頑張って欲しいの。だからあたしへの忠誠はマリアちゃんへの忠誠と考えてね?あの子も色々大変だからね?」ああ、そうです。この方が蛇になったのはマリア様、そしてどうもジーナ様とも昔からのお知り合いだったからなんですね。
色々あったんですねぇ。
そして博子様。本来は自分の紫騎士団の団長を務めるところ、配下の方が男性不信にもほどがある悲惨な過去をお持ちのために、敢えて竿を振るわずに名前だけ団長になって地下を中心にお仕事されているとか。で、副団長様の心が癒えるのを一心にお待ちとか。何か泣ける話ですね。
そして、博子様の旺盛な性欲を満たすためにも自分が献身する一方で、博子様に向いた方を探している最中だとか。
「本当はジーナちゃんがここに常駐してくれるのが一番なんだけどねぇ…ああいいわ、もっと突いてあげて!」
そうです。この方はこの方で色々とあったご様子で。だから、歪んだ形ではありますが家族姉妹にも等しい同胞の絆を結ぶ役目のために邁進しておられるのですね。いわば裏番。裏姉。
ええ、この方のものを受け入れるためにあたくしは生まれたとさえ言える魔羅技。
もうめろめろです。
「お願い、あたしも騎士団の影調整でストレス溜まりまくりなの。あなたみたいな豚が便器になってくれたら助かるの」とか蛇のようにうねる穴であたくしを翻弄されながら顔いじくり回すわ舌ねじ込まれるわ舐めまわされたら堕ちます。ええ。堕ちました。
どうも、この方にこそ真の忠誠を誓う必要がありそうです。単にいかされるだけでなく、新たな快感と称して膣内と尻穴に放尿までされましたから。金衣相当なら衛生的に大丈夫とは教えられましたが、それ以前に禁断の快楽すぎます。
雅美さ…雅美様の精液とともにあたくしから流れ出る尿をきっちり博子さんにアップで撮られましたし。
あとこの方基本的にどSです。それはもう、現役当時のアルト様以上に。
きっちり巫女様まで汚し抜いていかれました。
とっても恥ずかしい姿まで晒されて撮られました。
博子様にだけ許されたせんずりのネタになるほか、色々と使い道があるそうです。
でも、逃げられそうにありません。
ええ、逝けない豚はただの豚。イケてる牝豚を目指せと。
はい。今日からは紅い豚を名乗ろうと。猪公女より屈辱ですが。
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ヒル子「何かあたくしものっすごく色々言いたい気がします。ちなみにびーえむあいじゅうきゅうという言霊が降ってきました」
まさみ「まぁまぁ、ふとましいよりはマシじゃない」
ダリア「だいたいこの話モデル体型マシマシらしいですし」
黒マリ「何を隠そうあたしが霞むくらいなのだ。これでもそこらのコスドルくらい足元にも及ばんらしいのだが」
ひろこ「これでじーなさまがいてくれたら」
黒マリ「やめてくれあれが常駐となると泣く奴続出なんだよ…クラ子改めてアル子が既に泣いてるよ!」
クラ子「あたくしがほえほえとかえらいしつれいな事書かれてますし!」
アルト「ちなみにジーナ様のご神像は好評なので聖院でも採用するらしいですよ」
黒マリ「あんなん祀ってどないすんねん…」
ジーナ「やかましわ。それよりあたしが黒マリ帝国常駐エンドって話があるらしいが」
黒マリ「あれは、まあ、博子さん対策だ…ちなみにかーさん。嫌な話だ。こっちでは生やしてもらう」
ジーナ「あたしに歩く懲罰下士官をやれと?またクラ子とかアル子が泣くのでは?」
黒マリ「たまには泣かせよう。あとクリス父様番はダリアにさせるらしい」
ダリア「やったー」
ジーナ「ダリア君。手放しで喜べる話ではないと理解しているかね。彼はアウトドア派だ。あと、君の代わりの騎士団長が来る可能性を考えていないのかね」
まさみ「最低一人は赤か黒になります。あと、一人…話の内容によっては黒入りするかもですって」
黒マリ「最初はこの話、ちゃっちゃと終わらせる可能性が高かったらしいが、こうなってくると一番続きそうな気がするそうだ」
アル子「やめてくださいおねがいしますまたさらしものはいやです」
他全員「さだめぢゃ」
昔の名前で出て…というか、少し前までは別の名前でした。
さて、我が国は小国です。国というより公爵領ですね。
父のデーヴィッヒ・ランデルハルトが治めるランデルハルト公国って感じです。
偽札を作っていた国は長靴半島の付け根辺りの国とかがモデルらしいですが、わたくしの国はある小説で、あるみにうむとやらで出来た銀色の車体のろーるすろいすという馬の不要な馬車に乗って午前0時までに着かないといけない国に近い感じらしいです。ようわかりませんが。
で。
西方帝国内の公爵領という事で自治権を持ち属国扱いとされる祖国に戻って花嫁修行とかしておりました。
うちには後継ぎとして兄がいましたので、嫁に出されるのは確定です。もちろん政略結婚の臭いがぷんぷんと漂う縁談ばかり。
ふざけんなよ。
でぶいのばかりやんけ。
失礼しました。
皆様にちょっと申し上げておきますが、食品保存貯蔵技術が未発達なんですよ。この世界。
聖院なら氷蔵冷凍冷蔵技術を持っていますが、一般には普及していません。
つまり、長期間の保存が出来ないということは、栄養は偏りますし、毎食毎食お腹一杯になるまで食べたり、お残しは許しまへんでというのは、わたくしたちのような貴族でも割と難しかったりします。
しかし、見栄とハッタリに生きる者が多いのもこの時代。
肥満はお家やお国が富んでいる証拠。国力を誇示する手っ取り早い方法という事で、貴人は肥満している人が多かったのですよ、西方帝国。
ああ、毒を盛られてもいいから長靴諸国の国盗りで大暴れと噂の毒盛り公のところに嫁ぐ話とか出ませんかね。あの方ものっすごい美男子らしいので。ええ。
軍師のべりべりまっちか何か知りませんが、あの国で国家安康論を説いて遥か東方の狸将軍から喧嘩を売られている兵法の研究者がいるらしいんですけどね、その人がもう毒盛り公の大ファンらしいんです。追っかけしてるらしいですが。ほもですかね。
ええ、あたくしがやさぐれているのもですね。
とあるところでの夢のような日々が忘れられないからなんですよ。
で、正直に言います。やんちゃしてました。
毎日白い馬に乗っては町や村を巡ってやくざ者や不良代官や領地の隣の不良貴族の息子やらをしばき倒すような暴れん棒な生活してましたので、一時期、尼寺みたいなところでじょしりょくとやらを高めてこいと山国の尼寺に放り込まれたことがありました。
東の方にもあたくしと似たような事をして暴れ倒していた狼公女とかいう二つ名の方がいたと聞きますが、そちらは尼寺に入れられなかったそうです。
更に弟君とむっちゃいけない関係だったらしいそうですが、あたくしにはそんな可憐な弟どころかデブい兄。
仕方がないので好みの稚児を馬の後ろに乗せて剣を与えて供をさせていたのですが、螺子を探すような行為はやめろとか色々言われまして。更に我が国は冬場に結構寒くなりますので、北方帝国の特産という黒い毛皮の帽子に黒の外套を羽織って馬に乗ってたり馬車に乗ってる事が多かったんですよ。
で、天の声が降ってきましたが、これ以上書くとですね、どくろの頭巾をしたお金にうるさいおじさんがコロスとか言い出すからやめろと。
もっともこのおじさん、そういう事を言う前にお酒を持って話をしに行くと、延々と二刻から三刻の間じゅう、男とはなんぞやという話をして最後は許してくれるらしいのですが。ようわかりませんね。
ええ、その尼寺で聞いたおかじょうきという乗り物が出来たら、終点まで稚児を連れて旅に出たくなりそうです。
話がそれました。
とにかく尼寺です。
うちの小煩い母親プロメテュームがね。放り込みくさりやがった尼寺で、剣の腕前を見られたところ、いきなりものすごく暑いところに連れて行かれまして、あんたは近場だと家に逃げ帰りそうだとお母様に念を押されたので申し訳ないがうちの本院で修行してもらうと。
泣きそうでした。
しかも普通の尼寺ではないじゃないですかここ。
禁欲どころか毎日ちんぽ相手にする聖娼神殿ですやん。
戻ったら絶対しばくと思ってたんですが、こないだ晴れて還俗していそいそと殴る支度をして帰宅したら早逝してました。ええ。むかつくから墓石削っておきました。何でも東方では伝説のばくち打ちの墓石を削ってお守りにして験を担ぐ風習があるらしいので、ついでにこの墓石を削り肌身につけると金運が増すとか立て看板立てて差し上げました。
そういえばその尼寺の陛下とか猊下とか聖下とお呼びするべき頂点の方も、先代様の葬儀の際に思いっきり親不孝をしたそうですが、何かウマの合うお方でしたね。
ええ、普通なら雲上人でしたが、なぜかわたくしがお仕えしておりました騎士様と、それはもういろいろお仲がよろしい方でしたので。
で、思い出すだにその騎士様。
あのお方が本当の男でしたら。
ええ。体の相性ばっちりでした。
何としてでも戻って来させてくれ縁談を破談にされると皇帝陛下からしばき倒されるからと、わたくしではなく尼寺の上層部にお話をして無理やり還俗するように仕込み入れてきやがりました。
その時に尼寺の標準支給品の双頭張型をわたしが持っていなかった事を人生最大の幸運とお考え下さい、お父様。
持ってたら絶対女にしてましたよ。ええ。あたくしの怒りが伝わっておりましたよね。
ああくそむかつく。
で、仕方ないので供の稚児でも漁りに行くかと思って馬を出したらですね。
いきなり拉致されました。
空中に攫われました。
後ろから抱き抱えられて空中で犯されました。
抵抗する間もありません。
密かに、久々のちんぽを堪能したのは内緒です。
で、わたくしを空中で嬲った相手、何やら姿形に覚えがあります。見たこともない服装ですがね、ちんぽあるのに女性なんですよ。
「よもや聖院の方では」と聞きましたが首を横に振られます。
そして、犯されたままでもあれだからと下穿きを履かせようとします。
ちょいまち。何かこれに覚えはありますよ。
ふむ。あたくしの時にこんなもんなかったですけど、何かこう、懐かしい感触が。
尻を剥き出しにするふんどしのような下穿き。
こんなもん作ってるようなところはものすごく思い当たります。
「クレーゼ様という名前に思い当たりは?」否定。
「アルトリーネ様ではどうでしょう」あれ、ちょっと動揺してますね。
久々の聖院第二公用語に切り替えて。
「もしもアルトリーネ様のご縁の方なら無礼は許します。その代わりにクレーニャが会いたいと申しておりましたとお伝えを」と、その狼藉者の女性に言い放ちます。正直、人の身に戻ってますので、その狼藉者が当時のわたくし同等としても今の身ではちょっと勝てませんし。
それに、その狼藉者の剣。柄がちんぽでした。
そうです、この世界でそんな頭のおかしい剣を佩刀させる組織、一つしかあたくしに思い当たりませんから。
そして狼藉者は頷くと、今日よりこの下穿きを基本的に履いて欲しいと。
履き替えもここに用意した。もしも貴公が言いつけを守るならば、必ず話はそのアルト某様に届くだろうと。
で、狼藉者は背中から羽根を出して何処かへ飛び去って行きました。
っていうかあたくしの馬、探して欲しいんですけど!
それからは極力、その下穿きを履きました。
これ何か凄いんですよ。花摘みとは別の意味でもよおしますとね。ちんぽの形になって押し入ってくるんです。
うねうねずこずこ。
気持ちいいのもありますけど、何かこう懐かしいんです。
はい、確信しました。あれ、聖院関係者ですね。
連絡を取りたいんだけどなぁ。
その数日後。
昔の知り合いが、あたくしの寝所に忍んで来ました。
どっちかというと喧嘩したい部類です。
めっちゃ強くなってるのが一目で解ったのでいきなり剣を向けるのはやめておきましたが。
「何しに来たんですかダリアさん」と、単刀直入に申します。ふん、この黒豚めっ。
「…あー、変わってないというか何というか。で、あたし今マリア陛下の下で間者やってまして」
「はぁ、クレーゼ様どうしたんですか」
「引退。ジーナ様のご実家の方と再婚。今は連邦世界…ジーナ様の方に行かれてます」
「では聖院は?」
「娘のマリア様が跡を継がれましたが、痴女の帝国をお築きになったんですよ」
「ふむふむ。それであの狼藉者はピンと来なかったのですね」
「あー…あれ痴女皇国になってからの採用。聖院の事をよく知らん部類なんです」
「何か色々あったんですねぇ。アルトリーネ様は?」
「それが…マリア様に娶られまして。マリアリーゼ様のご夫君にして痴女将軍やってます」
「何か頭痛するんですけど」
「そりゃクライファーネさんに話をしたら十秒くらい固まってましたからねぇ」
「え、クラ子さんいらっしゃいますの?」
「ええ。聖院から転籍。実は生写しのような別人の二代目さんがいたんですが、初代復帰に伴い俗名に戻しまして、アルテローゼさんだったかな。もう本当にほら、この通り」黒豚が腕輪から画像を浮かび上がらせます。二人とも赤い服ですか。何すかこのど変態な助平衣装。
「今ねぇ、痴女皇国の服、全てマリア様が考えて支給してるんですよ。あたしのもほら」黒豚が股を開くと、一瞬で股布の部分がくぱぁと開いてちんぽ突っ込まれOK状態になりました。更に…。
「えええええこれダリアさん本物ちんぽ?」
「そーです。痴女化すると生えます。仕舞うこともできますけどね」
「ってことはアルト様も」頷くダリアさん。
で、あたくしは今の境遇をお話しします。
全てを語り終えると。
「今は聖院とはかなり異なってますけど、うちに来ません?アルト様いてますし」
「行きたいですけどねぇ。あそこ遠いし」
「お許し頂ければこのまま拉致りますが」
「まぁ、聖院と同じなら、身ひとつでOKでしょうけど」
「それと条件。いきなり向こうに行くと死にます。痴女体質にしとかないと危険なんですよ。初期処理というんですが、あたしとおめこしてもらえます?」げげ、黒豚とか…。むー。
「まぁ当時は色々あったからなー」うんうん頷くダリアさん。
「ちょいお待ちを。えーと、クレーニャさん、やっぱ当時の事覚えてましたー。アルトさんかもーん」
で、目の前に。
「くれーにゃあああああ」ええ、ちょっと衣装ゴージャスですけど紛れもないアルト様。はぁ、いきなり入れたらダリアが言う通り真剣に危ないから、とりあえずあたくしのものを口でしてくれと。
へいへい。久々だし生ちんぽだしなー、お気に入りの舌使いどうだったかなー。
軽くアルト様のを口で頂きますと。
何やら力がみなぎってまいります。
「あちゃー、ちょっと量多めだったかなー、大丈夫?」と聞かれます。
そして体の変化らしきがひと段落した後で。
「え、なんかちょっとふとましくなってません?」
「いや、これね…ちょっと待って下さいね。少し調整します」と言って無理やり突っ込んでくる黒豚。やっぱり強くなってるな…。
「うん、これならOkかな」と姿見を見てあたくし。
「クラ子さんに似てますね」
「ちょっと顔丸めだけど」
で、下手に書き置きとか残すとまずいらしいので、一緒について行きます。ダリア様が下手くそな顔の絵と何とか三世とか書いたカードを寝台の上に残して行きましたが。
とりあえず、多分マリア様と連絡を取ってるらしきアルト様のそばにいると、いきなり周囲の景色が変わります。
うん、ここ聖院ですね。しかも前にクレーゼ様が使ってた部屋。
様相はかなり変わってますが間取りに覚えがあります。窓の外に張り出しあるし。
そして、現在のこの部屋のあるじという方のご紹介に預かります。
「やぁ、メーテヒ…クレーニャでいっとくか?出家名」もんのすげぇ気さくです。姿格好は全然気さくそうじゃないですが、まーまー座れやと言われましたので長椅子に腰掛けます。
で、聖院の現状の事とかこちらのあれこれを情報交換。
「ってな訳でよぉ。とりあえずこのクラ子…じゃなくてアルテローゼだからアル子か。アル子団長麾下の赤蛇騎士団の定数を満たしたいのさ。んで君どーかなーとダリアに話聞きに行かせたのよ」もんのすごいばいんばいんの赤いえろ衣装さんを紹介されました。これが噂に聞く狼公女ですか。強そうです。主にちちが。
「まぁ主旨は理解いたしました。しかし、あたくしで務まるのでしょうか。マリア様ご存知でしょ?現役時代はあまり強い方じゃありませんでしたし…」
「ま、強い弱いなんざどうにでもなるさ。顔見知りの方がより有難いんだよ。なんせなー、今のうちの話は聞いてるかい?」
「ちょっとだけですが。なにやら痴女という存在になってるから、おせっせ三昧の日々を送らないと聖院よりもっとまずい事になると」
「まぁ大体そんな所なんだわ。それとなぁ、アルトにつけてやりたいんだが、そのアルトがこうだろ」と、後ろに立つアルトリーネ様…今はアルトリーゼ様でしたかを見やります。
「まぁなるべく希望が叶うようにはしていく。いけそうか」
「とりあえず出家名ですがメーテヒルデで行こうかと。あたくし同様に故郷で暴れていた方もいらっしゃるようですし」と、狼公女を見やります。
「…メーテヒルデ…聞いたことあるわね。…猪公女!」
「え?」ちょちょちょ待って待って!何なんですかそのムカつく二つ名!誰よそんなのつけたの!
(いや、あなた有名よ?ランデルハルトの突撃猪女って言えば恐怖の対象とかむっちゃ言われてたわよ?あたくしの狼公女も大概だと思ったけど…お互い苦労するわねぇ)
「まぁ、悪名についてはともかくだ。どうだい、クレーニャ改めメーテヒルデ」
「一つ希望がございます。そこの狼女と同じような体型でお願いしとうございます。と言っても狼女に喧嘩を売りたい訳ではございません。…そのー。あのー」何か言いたげなアル子さんを制します。
「なるほど、当時のあるじの関係であのほぇほぇさんとは仲が悪かったと。で、クライファーネ様の姿とタイマンを張りたい訳ですわね?」
「左様ですわ。もう思い出すだに以下略でして。ねぇアルト様!」
ぎろ、と痴女将軍様を睨みます。
ええ。
二人しておもっきし泣かされたでしょ。
あの方がシフト作成当番やった時に散々やらかして翌週が大変だったとか、重要事項引き継ぎをど忘れして皆でマイレーネ様に説教食らったとか。
ええ、将軍様が冷や汗どばどばされてます。きっと思い出して頂けたのでしょう。
「そんなに色々…」アル子さんが同情するような目でアルト様を見ています。きっと、往時のあれこれを見せて貰っているのでしょう。
「ほんじゃとりあえずやってみっか。ほぃっと」何か、焼き菓子を焼くより気楽にマリア様がおっしゃいますが、体いじくるってクレーゼ様でももう少し気合いを入れていた記憶が。
「とりあえずこんな感じでいいか。あとちょっとちんぽ出してみてくれ」え?ちんぽ?おお。結構でかいですね。「これが君のもう一つの刀になる。それと重要な仕事道具だ。収納と展開を練習しといてくれ。それとな、服だが…」あたくしの周りがぴか、と光ります。
「ほい見てみ。アル子やクラ子とはちょっと変えてみた」一枚もの…わんぴーすというのですか。めっちゃはいれぐですね。あみあみなアル子さんと違って全く透けていません。光沢のある素材です。胸は穴が空いていて、下支えがついてますが基本丸見えです。股間は…。
「あるこー。ちょっとメーテヒルデの股間チェック頼む」む?アル子さんがあたくしのまたぐらに手を。あああああなるほど、これ淫蟲仕様ですね。
「そそ、性行為可能な相手、特に上司を認識して穴を開くんだ。とりあえずアル子が教育役だから、あとは同行して赤蛇騎士団と顔合わせしてくれ」と、マリア様の下を辞してアル子さんに連れられてさんばしとやらに向かいます。
「じゃ紹介するわね。えーっと、旧出家名クレーニャさん。今日から赤蛇騎士メーテヒルデとして皆さんの同僚同胞となります。初代クラ子さんとは顔見知りでしたね?ではとりあえず騎士団の同胞としての契りの儀式を致します」騎士団は団長が狼公女だと教えられましたが、副団長役がこの雅美様だとか。何かものすごく淫靡で怖そうな感じです。
で、クライファーネ様。うん、変わってません。ほけーほよーん。アルテローゼさんがあみあみすけすけにしてる部分を不透明にしたような感じの衣装です。
そしてベル子さん、ベルテファーネ様。なにかアル子さんの弟様だそうですが、痴女化されてます。尊いという言葉が浮かびます。
(ちょっと今から林間学校なんだけど大丈夫?もしあれなら私が初陣切るけど…)と、こっそり雅美様が耳打ちめいた心話をされます。クラ子さんに初陣切られるよりマシか。頷きます。
失敗でした。何ですのこの絡みついてくる蛇みたいなねちこいおめこのやり方。
「あん、いいわぁヒル子さん、あたくしの牝豚に堕としたいわ、あああああいいわいいわお願い豚になってええええ」ええ、あたくしが豚、という単語に特別に弱いと知られたのでしょう。聞けば吸い取り蛇女として、痴女宮の中でも恐れられまくってるとか。
そして雅美さんが体の自由を抑えている間に、団長のアル子さんと言わず弟様と言わず次々突っ込んできます。アル子さんはパワーピストン型。クラ子さん…この人、剣を握る時と伽の時は目が変わるんですよね。めっちゃ突きまくられます。ぶっちゃけアル子さんと芸風そっくり。普段は別物ですが。で、ベル子さんもまぁまぁですね。アル子さんの弟様らしいです。そして雅美さん。もうね、一々ねっちょりねっちりなんです。
そして、ひとわたり犯された後は、今度は返礼というか、団長をはじめ全員がお尻を向けて立たれます。なるほど、ここに次々突っ込んで行けと。
狼女のお尻は動きが激しいです。ちっとばかりゆるめですが。
クラ子さんの場合は積年の何とかでおもいっきり。アル子さんとお尻の動きは大体同じ。
ベル子さんは狭いです。ええ、間違ってアナルに入れたりしてませんよ。
そして雅美さん。中でうねってます。みみず何とかというんですか。とにかくえろえろです。
この人のお尻で出しました。おめこから垂れる精液を手ですくって舐める姿がもう蛇そのものです。
(もしよろしければ、今晩、地下へ)と、こっそり送ってこられます。
ええ、何か蛇に睨まれた何とかです。乗ると死ぬとか言われる地下行きエレベータですが、とりあえず乗ります。
墓所はだいぶ作り替えたそうで、正面に聖像とやらが飾られています。え?これジーナ様ですよね?何でまた。
ふむふむ。聖母様として祀られる立場になったと。痴女皇国中興の祖として神話を語り継がれる存在だと。
で、何故にここに。
はぁ、あたくしをよろしく頼むとアルト様から頼まれたと。うん、確かに依頼されていますね。
アルテローゼ様はどうも団のシンボルみたいな感じで、その横をクライファーネ様が固めていると。
だが全員がどっちかというとどストレートパワータイプであり、折衝調整を自分がやっている。ついては他の似たタイプとぶつかり合わないようにお願いしたい。それと…。
そうです、この人、痴女宮の中で恐れられているのには理由がありました。
全力を出して伽をすると、離れられなくなるそうです。狼女の場合はあれの身体に惚れるのが多いが、わたしの場合、色々するからと…。
で、雅美さんの姿。赤です。紐です。ひもしかないんですかそれ。紐だけですやん。
そして手袋と長靴。
雅美さんがパン、と手を叩くと、紫色の衣装に身を包んだ方が現れました。
「この方は博子さん。この痴女宮で興した信仰、聖母神道の巫女様をされています」で、話を聞くと、ジーナ様は痴女皇国瓦解の危機にあって降臨、実の娘を助けて聖母への道を示した国母として祀られているそうです。そして、痴女皇国の広報のお仕事と兼務で巫女役を勤めているのだとか。
雅美さんとおくに、同じですよね。大体同じような顔立ちですし。
で、この方には性癖があって、人の行為を覗く方がお好きなのだとか。
そして、痴女皇国の歳入を助ける重要業務の担当者でもあるそうです。
つまり、今からの出来事は記録される模様。
うわぁ。
いいんですかあたしで。
とりあえずここの聖なる行事としてOKと。
「それに…昼間の事ですごく期待されていたでしょ?」と、あたくしの後ろに回ってちんぽぐりぐり押し付けながらあたくしのものをいじくり回されます。
立ちバックというやつですか、ずるっと入ってきます。
「おお素直だわ、このむちむちしたお乳にお尻最高。ねえメーテヒルデさん、あなたあたくしの豚になりませんこと?アルト様から聞きましたわよ?ええ。豚扱いを好むと」うわちゃーばれてーら。
「ほほほ、ねぇこうしてこうして…博子様?この方はかなり力で突くのがお得意みたいなのですよ。新人を味わうのもよろしくてよ?」と、一旦抜いてあたくしの前に博子様を呼び寄せます。
「さぁ豚、博子様を後ろから突きなさい」で、ご自身は博子様に自分のものを咥えさせています。
「実はね、博子さんも私の豚になってるの。でもね、何でそうするかというとね、マリア様…マリアちゃんのためなのよ?マリアちゃんのために色々頑張って欲しいの。だからあたしへの忠誠はマリアちゃんへの忠誠と考えてね?あの子も色々大変だからね?」ああ、そうです。この方が蛇になったのはマリア様、そしてどうもジーナ様とも昔からのお知り合いだったからなんですね。
色々あったんですねぇ。
そして博子様。本来は自分の紫騎士団の団長を務めるところ、配下の方が男性不信にもほどがある悲惨な過去をお持ちのために、敢えて竿を振るわずに名前だけ団長になって地下を中心にお仕事されているとか。で、副団長様の心が癒えるのを一心にお待ちとか。何か泣ける話ですね。
そして、博子様の旺盛な性欲を満たすためにも自分が献身する一方で、博子様に向いた方を探している最中だとか。
「本当はジーナちゃんがここに常駐してくれるのが一番なんだけどねぇ…ああいいわ、もっと突いてあげて!」
そうです。この方はこの方で色々とあったご様子で。だから、歪んだ形ではありますが家族姉妹にも等しい同胞の絆を結ぶ役目のために邁進しておられるのですね。いわば裏番。裏姉。
ええ、この方のものを受け入れるためにあたくしは生まれたとさえ言える魔羅技。
もうめろめろです。
「お願い、あたしも騎士団の影調整でストレス溜まりまくりなの。あなたみたいな豚が便器になってくれたら助かるの」とか蛇のようにうねる穴であたくしを翻弄されながら顔いじくり回すわ舌ねじ込まれるわ舐めまわされたら堕ちます。ええ。堕ちました。
どうも、この方にこそ真の忠誠を誓う必要がありそうです。単にいかされるだけでなく、新たな快感と称して膣内と尻穴に放尿までされましたから。金衣相当なら衛生的に大丈夫とは教えられましたが、それ以前に禁断の快楽すぎます。
雅美さ…雅美様の精液とともにあたくしから流れ出る尿をきっちり博子さんにアップで撮られましたし。
あとこの方基本的にどSです。それはもう、現役当時のアルト様以上に。
きっちり巫女様まで汚し抜いていかれました。
とっても恥ずかしい姿まで晒されて撮られました。
博子様にだけ許されたせんずりのネタになるほか、色々と使い道があるそうです。
でも、逃げられそうにありません。
ええ、逝けない豚はただの豚。イケてる牝豚を目指せと。
はい。今日からは紅い豚を名乗ろうと。猪公女より屈辱ですが。
----------------------------------------------------------------------
ヒル子「何かあたくしものっすごく色々言いたい気がします。ちなみにびーえむあいじゅうきゅうという言霊が降ってきました」
まさみ「まぁまぁ、ふとましいよりはマシじゃない」
ダリア「だいたいこの話モデル体型マシマシらしいですし」
黒マリ「何を隠そうあたしが霞むくらいなのだ。これでもそこらのコスドルくらい足元にも及ばんらしいのだが」
ひろこ「これでじーなさまがいてくれたら」
黒マリ「やめてくれあれが常駐となると泣く奴続出なんだよ…クラ子改めてアル子が既に泣いてるよ!」
クラ子「あたくしがほえほえとかえらいしつれいな事書かれてますし!」
アルト「ちなみにジーナ様のご神像は好評なので聖院でも採用するらしいですよ」
黒マリ「あんなん祀ってどないすんねん…」
ジーナ「やかましわ。それよりあたしが黒マリ帝国常駐エンドって話があるらしいが」
黒マリ「あれは、まあ、博子さん対策だ…ちなみにかーさん。嫌な話だ。こっちでは生やしてもらう」
ジーナ「あたしに歩く懲罰下士官をやれと?またクラ子とかアル子が泣くのでは?」
黒マリ「たまには泣かせよう。あとクリス父様番はダリアにさせるらしい」
ダリア「やったー」
ジーナ「ダリア君。手放しで喜べる話ではないと理解しているかね。彼はアウトドア派だ。あと、君の代わりの騎士団長が来る可能性を考えていないのかね」
まさみ「最低一人は赤か黒になります。あと、一人…話の内容によっては黒入りするかもですって」
黒マリ「最初はこの話、ちゃっちゃと終わらせる可能性が高かったらしいが、こうなってくると一番続きそうな気がするそうだ」
アル子「やめてくださいおねがいしますまたさらしものはいやです」
他全員「さだめぢゃ」
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