上 下
8 / 383

狂気の元王女・姉弟愛憎劇編

しおりを挟む
「さて」あたしは引き据えられたクライファーネ、クラ子を見る。
あの後リモートドレインで一気に大人しくさせて、ダリアに引っ張って来させたんだ。
「何でそう国が欲しい。その理由を教えてくれ。いや、もっと深い部分だ。お前は本当は何が欲しいんだ。そこまでして何かを制覇しようとする姿勢について、あたしは大変な興味を持っているんだ」そうだな。こんな話、素面でできるもんじゃない。
「ま、かけな」居間の長椅子だ。なぜかテレビ…いや、そう言っといた方がわかりやすいだろ。テレビと聞いて想像するもんが違うとは思うんだが、とにかくテレビだ。テレビがある。
そして、テーブルの上にはいつの間にか酒瓶。天王寺の母様の酒棚からガメた。変な形の瓶だ。これ一本でサラリーマンの1年の年収に匹敵するらしい。そして、そういう酒を出さないとダメな客が来るとボヤいてたっけ。
安心しろ、かーさん。代わりにその金額振り込んどいたから。
あんたのNBの銀行の口座だけど。
…これ、今の段階では限りなく死に金なんだよなぁ。せめて通貨くらい両替させろや。
いや、滅ぼすべきはこの世界の諸国じゃなくて連邦という気もしてるんだが。
ま、とりあえずチェイサーも氷入れもチーズも用意した。
これ、実はゴルディーニさんの国の酒で高級品。つまりウィスキーじゃなくてコニャック。
自分で氷入れて半分注いで、とりあえず水割り1杯。
「どしたい。座らないのかい?」クラ子立ったまま。ただし服は今までと違う。

とりあえず、まぁ仕方ないって事で黒蛇に嬲らせた。
で、着てるもの全部切り裂かせた。
その代わりにとお湯作ってぶっかけて洗って乾かして。
んで強制的に着させた。本人ものすごく不満そう。
可愛いじゃん。
いいじゃん。
純白のレオタード。もちウチのデフォルトでケツ丸出しTバック。
生理の時や長時間飛行機に乗る時以外、ケツを覆う下着を持たない履かないうちの母譲りの伝統だ。
で、ストッキングも白。バックシーム付きのガーターレス。レースグローブ。そしてメイドカチューシャ。
所々に金糸をあしらいました。クラ子が着たらどこの高級エロメイドよって状態。
拗ねんなよ。金衣の力取られたのが一番堪えてんだろうけどさ。
これだけは黒蛇に任せられん話なので、あたしがやった。
しゃーない、取っときたかったんだけど初挿入したわ。

つまり、きっちり犯させて頂きました。
ああ、きっちり敗者の姿を晒させて頂いた。
その時のクラ子の姿は今は語らないでおこう。

…あ、近親相姦とか言うなよ?お前うち来た時点で既に弟と前科一犯だろうが。しかもあたしと違って、血が繋がってるじゃねぇか。

それに何だ、こっちが札隠してたのが不公平だってのかよ。
んなもん公平な戦いなんぞ、あの英国面気質バキバキなワーズワースのお祖父様ですら実際にはないって分かってんだからよ。相手が手札どんだけ握ってるかちっとは考えて攻めろや。
こっちは明日の査察で頭痛ぇんだよ。
てめぇより母親の方が遥かに怖いんだよ。わかれよ。
ってな感じで相手の脳内に愚痴を無理やり聞かせていく。
「オリュ子。メル子。済まんが、各所の清掃を進めさせた理由はわかるよな」うん、こいつらも顔面蒼白だ。あれが一人なら気楽に遊びに来たとも取れる。実際来たことあるし。
だが、伴ってきた人間が最悪だ。堅物を絵に描いて額装して地下に飾りたくなる武人の見本たるアレーゼおばさま。そして、かつてのオリュ子やメル子の上司にして、アレーゼ様やクレーゼ様すら素手で足止めしかねないマイレーネさん。我が母にすら「あんなババアが本当に実在したとは。しかも最強レベルの闘気纏っとるやんけ。あんな世紀末ババアおるんか、こっち」とまで言わしめた怪人だ。
ああ、控え所の着替えだけで新人が泡吹いて倒れて死にかけたとか、書類読み上げただけでアルトが失神したとか「脱ぎ殺し」だの「読み殺し」の伝説がある人だぜ。
ま、アルトの場合は自業自得ってもんだが…。
「クレーゼ母様の責任八割だけどな」そう、この人たちは金衣暴走阻止任務者だ。1人だけでもこの痴女宮を制圧可能だ。あたし以外は。
そして、この二人に「も」あたしは逆らえない立場だ。瞬殺は可能だが逆らえない。とてもじゃないけどクラ子のように気軽に反逆できない。できるかよ。
(アレーゼ様だけならまだ良かったんですが、マイレーネ様は…)ああ、無理だろ。マイレーネ様がここにいた時は、こいつらの上司にして恐怖の大女王だったからな。あのクレーゼ母様にすら飯抜きだの部屋で寝させない刑を執行できるんだ。歩き戦う聖院の秩序として、今のここに一言言わない訳がないとこいつらは思ってるだろう。
(あたしもう死にそうです。陛下、いや、マリア様。せめてアレーゼ様だけにならないのですか)真剣にメル子が泣いてる。
「いや、あたしも正直呼びたくはねぇよ。そりゃあ力で撃退は出来るぜ、あたしならよ。だが撃退する理屈が見つからん。暴力で蹂躙しようにも気が乗らん。つか、あのマイレーネがよ、前通りかかったのが気にくわねぇって感じで因縁つけて襲える奴、この世にいるのかよ。だろ?」二人が高速で首をぶんぶん振っている気配がわかる。
ちなみに、誰ですそれが多数だった。女官も黒豚も豚も。
だが、マイレーネ通常形態と、多分これで来るだろう金鎧形態。
この画像をオリュ子が見せた。

全員の顔に死相が浮かんだそうだ。

黒蛇にはダリアと、マイレーネの犠牲者の一人たるアルトが過去を見せた。
ダリアはあたしが模したマイレーネのテレホンパンチ相当を見せたそうだ。
軽く拳を振るだけで、こうだ、と。
こういう人が来る、と。
で、アルトが言う。「今のあたくしでも、マイレーネ様とは相討ち上等勝負です」と。
うん。黒蛇も死んだ顔してたって。
いや、君たち。こういう人が雁首並べてたから聖院は保たれて来たんだぜ?
正直、クレーゼ母様が霞むくらいの無茶やらかしたのもご先祖様の中に数名いたんだぜ?
何らかの形でストッパーが必要だろうがよ。
そして問題が、もういっこある。

アレーゼおばさまも、マイレーネも、ご先祖様全員に認められた女の指揮には従うんだ。
ああ、母様の精鋭兵だ。
母様自身が普通の人間にちょっとばかし毛が生えてるくらいでも、指揮される物が人外ならどうなる。
クラ子、わかるか。
これは痴女宮最大の危機だ。危機なんだ。
だが、その危機を招いたのはお前だ。もし母様が来てお前に説教する事があるなら、そん時に言う科白は大体想像がつく。
だから、先にあたしから聞いとけ。これがお前に対する思いやりに満ちたあたしの依頼だ。聞きたくなきゃ聞くな。だが「いや、あたしもクラ子に説教は試みたのよ。ただ、いくら心ごりごり押し開いて無理やり言い聞かせても本人が聞く耳持つ気ないんならどうしようもないじゃん。ほら、あたし対話を試みたよ?」で終わる。お前は終わる。どう終わるのか知らんがお前は終わる。

そして、終わると言えば裕美。
返す。向こうに。特殊能力を外して、普通の日本人として戻す。
ちょっとだけ美人にして、ちょっとだけ頭の出来も改良してるけどな。
で、裕美の後釜がいねぇ。普通にオリューレ昇格しかねーか。
「要するに、あたくしは生贄ですか」ぶっすー。いやだからそうじゃねぇよ。
「アホ。ボケ。カス。たわけ。どたわけ。うつけ。それで済むならあたしがお前の首をあの人に見せるよ。謀反人はとりあえずこうしましたと」
「その…聖院第二公用語にはない言葉、多分罵倒だと思うのですが、間違ってます?」
「用法や用途については細かくは説明しねぇ。ただ、これだけは覚えておいてくれ。今後、お前を引き続き家族として扱う場合だが、恐らく一生のうちに最低でも一度はこれを聞く。特に前三つ。母様のくにでは日常的にこの罵倒が用いられるからな。アルトは食らってないが、第三者にこの言葉の暴力が振るわれるのを知っている。ダリアも同じだ。あたしが言う時期尚早だったろってのはこれだ。少なくとも、お前はジーナ母様を知ってから事を始めるべきだったんだ。むしろその方が、平和的にあたしから禅譲されることすらあり得た。なぜ闘争を求めるんだ。お前はちょび髭の独裁者か。それともその部下とされた戦争大好きな眼鏡のデブの少佐なのか」
「…いや、何となく今ならいけるんじゃないかな、と」
「あーのーなー。確かに勢いは大事だ。だが母様なら言うぞ。迂闊に突出するアホがおるか。開豁地かいかつちに出ていくアホがおるか。編隊から突出するアホがおるか。そんなのやって生きてるのは、あたしの知り合いの撃墜王のバカヤローだけだ。あ、あの人は間違っても真似すんなよ。あれ、あの人のかつての遥か上の上官でモナコのカジノ出禁にされたおっさん並みの博才ないと無理だからな」まぁ、あの人は本当に無茶苦茶やって生きてたからなぁ。
戦争が終わってから、本当に菅野直は死んだのか、生きてはいないのかと米軍が生死を確認しに自宅へ来たくらいだ。それも、裁くためじゃなくて話を聞きたいからだってんだからよ。20倍の国力のある国の連中が、憎い下等民族のうるせぇ小蝿一匹撃ち落としたくらいで生きてるなら是非あれこれ聞きたいとか、普通来るかよ。更にその国の将軍様の言い分よ。
「私は一度でいい、日本兵を率いて戦ってみたかった」とまで言いやがるんだぜ。痛快じゃねぇか。俺に率いられてくれたらお前達を勝たせてやれたかも知れないとまで言い切ってくれてんだぜ。
「いいか、情報収集は大事だ。それと」クラ子の前にグラスを滑らせてやる。薄かったら自分で濃くしろと。主人に酒注がせんなよメイド服着せてんのによ。
「なぜ、お前につかない。何で、なんで誰もここに助命嘆願に来ないんだ。アレーゼおばさまの時は山のように書状が来たぜ」ああ、心ある奴はクライファーネの嘆願に来い。咎めない。むしろあれを上司として、君主として一見のある奴と思う慧眼の士として遇してやる。証人はアルトだ。むしろ来てやってくれ。頼む。
プラウファーネを通じて、あたしはそこまで語りかけた。一人残らず。
…これだ、これなんだよ。
「お前はなぜ人心を掴まなかったんだ。なぜ人の心を掴まなかった。人を魅惑しなかった。金衣の力抜きで人心をたぶらかす。それが政治家だろ、君主だろ、指導者だろ」そうだ、あのチョビ髭だって、演出家がバックにいたとしても、本人の才能がなきゃああも国民が熱狂するかよ。民心を鼓舞する才能ってもんがよ。

で、酔った勢いで聞いた。てめぇ、惚れた男はいねぇのか?と。
「いません。性欲の対象として以外に見えません」なるほど。
「じゃ何か。弟って、性欲の対象に見えたのかよ」ほれほれアテも食え食え。今のお前は金衣じゃないんだから、酒だけじゃ胃を壊すぞ。
「いえ、口止め可能。そして従順。つまり、リスクが少ないという判断です」
「合理的だねぇ」
「ですから、男を蹂躙出来る痴女皇国、本当にあたくし向きなんです。ちんぽ生やして頂けて、それがよくわかりました。多分戦場に出たら、男の尻穴を掘ってましたね」
「ちょっとIF話…仮の話として聞くぜ。仮に今ちんぽ戻したら、弟を掘るかい?」
「ところてんというのですか、マリア様の知識にあったと思いますが、あれはしてみたいですね。弟が痴女の体ならベストです」ふーん。
「アルトはどうだい。アルトなら掘れるぜ」
「アルトリーゼ様はちょっと…確かにお上手ですし、ものもあたくし好みなんですよ。ただ、性格が…」
「生真面目だろ?ちょっとどころでなく抜けてるだろ?アホだろ?ああ、初代クライファーネのことをあまりボロクソに言えないんだよ、あいつも。ちなみにアルトは母様のお気に入りだ。よく引っ張り回してた。しかも、盆や彼岸の時に母様の体の安定措置や延命措置を行うのはアルトの役目だ。つまり、アルトのちんぽつっこまれてる。まぁ、母様は医者にかかってると思っててな。ちょっと前のお前みたいにぶっすーとむくれながらこの部屋で突っ込まれてるけどな。あたしらと喋りながら」
「ちょっと光景が想像できませんが、そういう仲だというのは理解しました」
「ちなみにクリス父様の担当はダリアだ。こっちは普通にやる事やってる」
「どういうご家庭なのですか」呆れ顔であたしを見るな。諸事情でこうなんだよ。ちなみにあたしは母様のケツを狙ってんだが「近親じゃボケ」で済まされる。一度あのおばはんに一矢報いたいのだが、何か手はないかね。
「あったらあたくし、今頃騎士服でマリア様を犯してるか首を頂いておりましたわ。とりあえず戦果を見せないと納得してくれないと思うからそうしただろうだけです」
「おめーの好みのタイプは確実にショタだな」
「それはどういうものなのですか」
「口で言わせるな。色々弊害がありすぎる。覗かせてやるから頭ん中見ろ。特に母様と父様だ。母様はショタ趣味じゃねぇが、外から見たらそのものだからな」
「…」
「図星かよ。いいじゃねぇか。よし。あたしの腹は決まった。てめぇの性癖暴露した褒美だ。ダリア、居間にいる。連れて来てくれ」

そしてダリアが入って来た。男の子の手を引いて。
クリス父様の髪の毛をもう少し茶色方向に振った感じかな。
ちんこ大体15cmくらい。なぜわかるか。

姉と同じ服着せてんだよ。


おい、ぶすっとすんなよ。おそろだぞ、お揃い。
ダリア、感想。
「いや、いいんじゃないですか?うん、殿方だけど線は細いし、顔も小さめだし。ここをこうすると、ほら、クリス様だし」ダリアよお前もか。
「で、王子様。ここにおわすは君の姉だな?」
「はい、女皇陛下。確かに我が姉__」
「ちょい待ち。君には説明していなかったな。クライファーネ。あたしから話していいか?」つまり、名を捨てた経緯を説明しろや。でないとあたしがイロ付けて色々言うぞ、と。
「いえ、とりあえずわたくしが申します。補完訂正の要あれば都度」
で、弟に向き合う。
「我が弟よ。この痴女宮に自ら住む事を決めた場合、俗名を捨てる必要があります。先ほどわたくしがクライファーネと名乗った理由が分かりますか?」
「いえ、心当たりはありますが、正しくない場合もあるかと」
「お、その前に。君も座れ。ここ」姉の正面を示してやる。ダリアはあたしの護衛ポジションについてそのまま。
「よし、クラ子、続きだ」
「…クラ子?」
「愛称だ、気にすんな」手でクラ子に続きを促す。
「そうです。わたくしは、望んでここにいるのです。マリア様。もしよろしければ、この弟もここで引き取って頂ければと考えます。が、単なる慈善では女皇陛下は心動かされぬでしょう。弟よ、女皇陛下がお聞き届けになるかは別として、お前はこの姉とここで暮らすことを希望する事ができます」
「…姉様とですか」
「もちろん。あたくしには、お前に与えられたその服から、女皇陛下が何を期待しておられるか察しております。あなたがあと十、数える間に答えに迷うようならば、わたくしがあなたの本心をまろび出させますよ?」そう言って股を開き、食い込みを見せるクラ子。
わかってやってやがるな。さて弟君。姉の質問誘導に気づくかね?ここは答えないが正解だ。
ま、折角だから弟君を支援してやろう。
「君は、今すぐお姉さんの問いに答える必要はない。むしろ、今から何がどうなるかを見届けてから聞いても遅くねぇんじゃねぇの?クラ子よ」
「…そうですわねぇ。で、女皇陛下。恐らくお察しとは存じますが、このわたくしに、今のこの場の興を高める為にお貸し与え頂きたいものがございます。宜しければ」そのままあたしの足元に土下座。
ちっ、しょうがねぇな。この腐れ悪女が。
「いいぜ。ほれ」あたしは着ていた制服のスカートを外した。
当然、母様譲りのエロ下着から飛び出る凶悪仕様。
「…!」そりゃこんなもん、女の股間から生えてたらびっくりするわな。
ちなみに制服はまりあが学校に着て行ってるものと同じだ。部屋着代わりだね。
で、姉は当たり前のように咥える。
「クライファーネ。お前に貸し与える力は生やす、サイズ変更、読心。そして対象は弟限定だ。弟に対してのみ、お前は金衣となる。わかるな」
「ぐぼぼ、御意、じゅぽぽぽぽ」
「で、茫然としている弟君に説明しておこう。この痴女宮に住むものは一部を除いて女だが、特殊な能力を持っている。ぶっちゃけ、これだ。わかるな」頷く。そりゃ頷くしかないよな。現実にこうなんだもん。
「で、我々はいわば第三の性というか新しい生物と言っていい。痴女という名の。この痴女宮に食堂が、下級の人間のためにしかない理由はわかるかな?」
「そうだ、食事に代るものを摂取するからだ。ま、全く食べないわけじゃないが、それはいい。食事の代わりが何か見ておけ。痴女皇マリアリーゼ直々に説明してやろう。こいつの口から語らせるが。おら」
「は、はい。弟よ御覧なさい、わたくし達の栄養は人間または痴女の性欲を滋養化したものなのです。つまり…おおおおおおおおお女皇様光栄でございますううううううううううう」
「とまぁ、こうだ。ちなみに喜べば喜ぶほど、受けられる力の量や質が上がる。わかるか弟君。お前の姉の下の口は、上の口と同じなんだよ。そしてな。あたしを頂点とする痴女は、上の位の者と交われば交わるほど、様々な能力をえたり若返ったり寿命が伸びるんだ。わかるよな?」こくこくと頷く弟。ちんぽの先濡れてるし。
「で、少し前に、お前の憧れの姉は、事もあろうにこの国を乗っ取ろうとした。その罰の一つが今やってるこれだと思ってくれ」言って、あたしは弟の正面に座った。そしてクラ子を見る。何すればいいかわかってるなと。
「で、賢明な姉は、これ以上罰が厳しくなることを恐れているって寸法だ。この野蛮な暴君のあたしの機嫌をどうやって取るべきか。痴女皇国が捕虜の女をどう扱うか、今から実際に見てくれや」うん、ダリア、ちゃんと記録してる。よしよし。
で、クラ子はちゃんとあたしの上に跨った。しかも弟を向いて。
「ご覧なさい。これが痴女皇国に歯向かった者の姿です。さぁ見るのです、女皇様の凶悪なちんぽがこの姉の穴を犯すところを。お前もこのようにこの姉を犯したくはありませんか?」
で、こっちに向き直る。
(よろしいですか)
(うむ。盛れ)で、あたしの唇を舐めまわして舌突っ込んできやがるし。
「はぁ、はああああっご覧なさい。お前も痴女皇国に忠誠を誓えばこの姉をこうできるのですよ?あたくしがケツの穴を広げて女皇様のちんぽを頂いているように出来るのですよ?ほほほほほああああああああ凄いです女皇様のチンポで犯されて幸福でございますううううううう」いや、ケツを振る振る。
「この服は女官専用の牝豚服なのです!そしてお仕えするあるじを認識して自然に穴が開くようになっております!つまりあるじに犯されるための服なのです!お前もこの服の通りにすれば姉を味わえますよ!おおおおおダリア様もおおおおおおお」
「ダリア。カメラそのままでいい。クラ子の期待に応えてやれ」
「御意」で、アナル。
「どうです弟よ!この姉の姿を見てまだ心が動きませぬか!おおおおおおああああああああおめこいいいいいいいい女皇様のちんぽとだりあさまにけつあな犯されていぎまずうううううううぶたいく牝豚イギまずうううううううううう」うん、クラ子、本気マジイキだけど盛ってる。逆に(これしたいけどお姉さまの狂いぶりが怖い)という少年にありがちな妙な理性だ。それが邪魔してくるの狙ってる。これ知ってるって、ショタ慣れしてるなお前…。
(あがああああああああああがきちんぽ大好物でございますほんとうはああああああああいやしい淫欲豚ですううううううううじょこうさまのおみぬきのとおりですうううううじょこうさまのせいえきをおめぐみぐだざああああああああああい)うっせーな、わかってるよ。これが前座だってのはよ。
で、お望みどおり中出し。アントレに時間かけてられるか。

そしてちんぽ掃除させながら宣言。今回は弟いるから尿なしな。
「さ、王女殿下、いやさクライファーネ。お前の真の望みを果たせ。首尾よくあたしを楽しませてくれたら、弟とお前に居場所をやろう。お前たちの愛が本物なら、この部屋の専属女官としてやる。励めよ」

----------------------------------------------------------------

マリア「ったくショタ趣味なら最初から言えやボケ。手間かけさすな」

クラ子「…申し訳ございません…」

マリア「大体、あたしらが聖院時代からああいう生活してんのに今更姉弟くらいでガタガタ言うわけねぇだろ。むしろご褒美だ。ダリアなんか撮影中に目が血走ってたぞ」

ダリア「…」

マリア「なお、クリス父様に近○○○の話は禁句だ。絶対に言うな。母様に殴り殺される前にあたしが殴る蹴るするが、それは慈悲だ。わかったな」

クラ子「…大体は想像がつきますが…なぜトラウマに…」

マリア「むーん、あれだ。弟君。仮に、だよ。ちょいと小マシな豆タンクみてーのがエロ下着姿で押し倒してたとしてだぜ、今回のクラ子みたいに庇ってたかい?」

クラ弟(無言で首横にぶんぶんぶん)

マリア「ま、人間、行使できるかは別だが、選ぶ権利もあるってこった。あと、お前のお姉さんが美人であったことを感謝しろ。深く感謝するんだ。わかったな」

ダリア「天の声の関係者で、縁故結婚でそういう感じのを押し付けられて離婚とかなった悲劇があったそうなんですよ…ええ、近親じゃなくても悲劇ですよね…」

クラ子「…体型維持、頑張ります…」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

変身シートマスク

廣瀬純一
ファンタジー
変身するシートマスクで女性に変身する男の話

未来への転送

廣瀬純一
SF
未来に転送された男女の体が入れ替わる話

落ち込んでいたら綺麗なお姉さんにナンパされてお持ち帰りされた話

水無瀬雨音
恋愛
実家の花屋で働く璃子。落ち込んでいたら綺麗なお姉さんに花束をプレゼントされ……? 恋の始まりの話。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

身体交換

廣瀬純一
SF
男と女の身体を交換する話

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

処理中です...