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ふたご座
ディオスクーロイの華火③[完]
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二人がアトリエに戻ったのは、翌日の陽が登って二時間後のであった。
大きく膨らんだ袋を二つ抱えてアトリエに戻ると、既に華火の打ち上げ準備も終わって、カストール達が王の帰還を首を長くして待っていた。
「王よ! 明星の打ち上げ時間を過ぎております! あれほどお早いお戻りをと申し上げましたのに!」
「まぁまぁ、過ぎたと言っても少しだけじゃないか。それよりもこんな大量に上質な流星痕跡を採って来たぞ?」
青年王は満面の笑みを浮かべ、あたふたと慌てるカストール達に大きく膨らむ布袋を見せてやった。
すると満杯になった袋から虹色の星粒がいくつか零れるのを見て、華火師達から感嘆の声が上がった。
「虹色の痕跡がこんなに……」
「これだけあれば、さぞ美しい七色の華火が造れましょうぞ」
「だろ? カストール達よ、この痕跡で全天空を飾りたい。間に合うか?」
王の言葉に六人の華火師達は互いの顔を見やり、しばらくして全員が強い眼差しで小さくうなづいた。
「打ち上げは二人居ればなんとかなります。他の四人が急いで華球を造りましょう」
「そうか! 俺も出来ることがあれば手伝うから、なんでも言ってくれ」
「いえ、我が王は王宮に戻り、華火の様子を見守らなければなりませぬ」
「っぐ……そうだったな……」
「そ、それならボクが! ボクがお手伝いします!」
ジシュイの威勢の良い声に、周りの皆が一斉に少年の顔を伺った。その中には、またドジを仕出かすのでは? と怪訝な表情の者もいる。
しかし次の一声はそんな不安を払拭させる、芯の通った力強い言葉が投げかけられた。
「よくぞ言ってくれたジシュイ! これは俺とジシュイが採ってきた大事な痕跡だ。ここはお前に任せて、俺は自分の役目を全うするぞ」
「はい!」
「ジシュイ、手伝いが終わったら王宮へ来い。そして俺達で集めた痕跡の華火を一緒に観ようじゃないか」
「へ? よ、宜しいのですか!?」
「勿論だ。今年は今まで以上に素晴らしい祭りになる。一緒にこの喜びを分かち合おう!」
「はい……はい! 喜んで!!」
その後ポリュデウケース王は王宮へ戻り、宮殿のバルコニーから甲高い角笛の咆哮が空へ目掛けて鳴らされた。
これが華火打ち上げの合図だ。予定より二刻ほど遅れてしまったが、始まればいつものように華火師達が煙筒に華球を入れて火をつける。
ジシュイはアトリエの中で袋から星壺へ移し替える手伝いを懸命にこなしていた。
華火がすぐ側の外で打ち上げられる度、核を打ち鳴らす程の衝撃波と爆発音が全身を直撃する。
「ひぇ……!! ううん、怖いなんて言ってられない……王さまの為にも、ボク達の華火を楽しみに待っている何処かの国の誰かの為にも……ボクはがんばる!!」
最初はあまりにも大きい破裂音に驚いて何度も体を硬直させた。しかし次第に自分の使命に力が漲り、集中力も増して周りの音も気にならなくなっていった。
ジシュイは慣れない手つきで重いスコップを持ち上げ、時折貴重な星粒をこぼしてしまっていた。
いつもなら、それだけで勿体無いと心が窄み、自信を無くして嘆いていたかもしれない。
しかし失敗を恐れない少年の本気の眼差しを目の当たりにして、カストール達もその姿から目を離せなくなっていた。それだけでは無い。次第に華火師の誇りがフツフツと燃え始め、少年の想いに応えたい気持ちまで芽生え始めた。
「皆の者、我ら華火師の腕の見せ所だぞ。ジシュイや王の心を汲む為にも、最高の華火を打ち上げようぞ!」
「はい! カストール様!!」
あの小さな少年がここまで真剣に手伝ってくれている。ジシュイが今どんな想いで汗を流しているのか、手に取るように理解できる。
カストール達もジシュイの懸命な姿に、いつの間にか胸を打たれていた。そして素晴らしい演出を迎えようと、華火師達の華球を造る手も早まっていった。
*
祭りも半日が過ぎ、華火の打ち上げは佳境を迎えようとしていた。
馬車で迎えられたジシュイが王宮に到着し、王が見守るバルコニーへと足を運んだのは、翌日の陽が落ちて間も無くの事であった。
「ポリュデウケースさま!」
「おう! ようやく来てくれたか!」
汗だくのジシュイを見て、王は少年が懸命に動いてくれたのだと嬉しくなった。そして所々黒いススで汚れている体も厭わず、優しく抱きしめて低い頭を撫でてあげる。
ジシュイもそれが嬉しくて、満面の笑みで王に微笑み返した。
「お前が来てくれたということは、虹色の華球も順調に造られているという事だな。無事、間に合えばいいのだが……」
王は祭り開始当初から華火が滞りなく打ち上がっているか見守っていた。だが空に打ち上げられる華火は未だ白や黄色といった一色だけで、二人が採ってきた痕跡の球は未だ使われていないようだった。
「ご心配は要りません。カストールさま達も一生懸命華球を造って下さってましたので、最後の幕締めとして盛大に打ち上げたいと話しておりました」
「そうか! それは楽しみだな!」
しばらく二人で空を眺めているうちに、ジシュイの言葉と王の想いは現実のものとなった。
華火の打ち上げも終盤に入り、最大のフィナーレとして華球が次々に打ち上がる。間髪入れず無数に打ち上げられた華球は、王とジシュイの頭上で見事に弾け飛び、虹色の光を盛大に散りばめさせて夜空を彩った。
「おぉ! いよいよ来たか!! なんと素晴らしい……さすがは希少な虹色の痕跡だ!」
「はい! 空一面に色んな色の光が散りばめられて、物凄く綺麗です!!」
普段の華火とは違い、二人が採ってきた虹色の痕跡は華火となっても七色の光を纏って、夜空に色とりどりの華を咲かせる。
そして虹色の光は空全体を埋め尽くし、光の一つ一つが全天オデュッセイア全ての国に向けて飛び立っていく。
正にフィナーレに相応しい豪奢な華火だった。空に弾ける可憐で美しい光達を誰もが息を呑んで見つめ、その華々しさに心を奪われた。
ジシュイも皆と同じく、空いっぱいに広がる光達をじっと見つめ続けていた。
王と二人で採ってきた特別な痕跡で華が咲き、その美しさに目を奪われて心も空を飛んでいる様だ。
最初は全てを無駄にしてしまい諦めかけたが、我が国ポリュデウケース王のおかげで素晴らしい天体ショーを披露することが出来た。
王だけではない。大量の痕跡を運んでくれた白馬ジーク、急いで球を造ってくれた華火師のカストール達、色んな人々の協力があってこの素敵な夜空がある。
ジシュイは王の熱く話してくれた言葉を思い出し、今一度強く噛み締めた。
「王さまの言葉は本当ですね……皆が協力してその成果を喜び合う。こんなに感動することはありません……」
「そうだろ? おい……ジシュイ、お前、泣いているのか?」
「あ、あはは。ボク、感動しすぎて涙出てました」
「ジシュイ……」
「ポリュデウケースさま、あの時ボクに声を掛けてくれなかったら、ボクはこの感動を絶対に得られませんでした。本当に本当に感謝しています! ありがとうございます!」
深々と頭を下げる少年に、王は一瞬目頭が熱く込み上げた。それを気づかれまいとジシュイの頭を強く撫で、空を見上げてぎこちなく視線を逸らす。
「……何よりもジシュイがあの場所を見つけてくれなかったら、こんな素晴らしい華火は打ち上げられなかったんだ。俺こそ感謝しているぞ……」
王はわざとジシュイを見ないようにして鼻を啜っている。ジシュイはなぜ王が異様に照れ隠ししているのか分かった気がして、撫でる掌を両手で包み込み、とても嬉しそうに微笑んでいた。
「……ジシュイ、落ち込んでいたお前が笑ってくれて俺は嬉しい」
「それはポリュデウケースさまのおかげです。ボクも今、とても幸せです! ボクはずっと、ポリュデウケースさまをお慕い申し上げます」
「そうか、そうか……なら、俺の傍にいる時は、いつも笑っていてくれ……」
「はい……はい! 喜んで!」
*
今年の双子国が打ち上げた華火は、全ての国の王が感嘆するほどの歴史的な天体ショーとなった。
元は豊穣を願う為に華火を打ち上げたのが祭りの起源であるが、天空の華火が大きく美しいほど、全天オデュッセイアに降り注ぐ吉日も素晴らしいものになると言い伝えられていた。
今回の華火を見た各国の老師達は、その光景を『神からもたらされた恩恵の光』だと口を揃えて唱えていた。
そしてその素晴らしさを讃え、今回の打ち上げられた華火達を双子国の創国神話から『ゼウスの息子達の華火』と名付けられ、後世に永く言い伝えられたのであった。
[完]
大きく膨らんだ袋を二つ抱えてアトリエに戻ると、既に華火の打ち上げ準備も終わって、カストール達が王の帰還を首を長くして待っていた。
「王よ! 明星の打ち上げ時間を過ぎております! あれほどお早いお戻りをと申し上げましたのに!」
「まぁまぁ、過ぎたと言っても少しだけじゃないか。それよりもこんな大量に上質な流星痕跡を採って来たぞ?」
青年王は満面の笑みを浮かべ、あたふたと慌てるカストール達に大きく膨らむ布袋を見せてやった。
すると満杯になった袋から虹色の星粒がいくつか零れるのを見て、華火師達から感嘆の声が上がった。
「虹色の痕跡がこんなに……」
「これだけあれば、さぞ美しい七色の華火が造れましょうぞ」
「だろ? カストール達よ、この痕跡で全天空を飾りたい。間に合うか?」
王の言葉に六人の華火師達は互いの顔を見やり、しばらくして全員が強い眼差しで小さくうなづいた。
「打ち上げは二人居ればなんとかなります。他の四人が急いで華球を造りましょう」
「そうか! 俺も出来ることがあれば手伝うから、なんでも言ってくれ」
「いえ、我が王は王宮に戻り、華火の様子を見守らなければなりませぬ」
「っぐ……そうだったな……」
「そ、それならボクが! ボクがお手伝いします!」
ジシュイの威勢の良い声に、周りの皆が一斉に少年の顔を伺った。その中には、またドジを仕出かすのでは? と怪訝な表情の者もいる。
しかし次の一声はそんな不安を払拭させる、芯の通った力強い言葉が投げかけられた。
「よくぞ言ってくれたジシュイ! これは俺とジシュイが採ってきた大事な痕跡だ。ここはお前に任せて、俺は自分の役目を全うするぞ」
「はい!」
「ジシュイ、手伝いが終わったら王宮へ来い。そして俺達で集めた痕跡の華火を一緒に観ようじゃないか」
「へ? よ、宜しいのですか!?」
「勿論だ。今年は今まで以上に素晴らしい祭りになる。一緒にこの喜びを分かち合おう!」
「はい……はい! 喜んで!!」
その後ポリュデウケース王は王宮へ戻り、宮殿のバルコニーから甲高い角笛の咆哮が空へ目掛けて鳴らされた。
これが華火打ち上げの合図だ。予定より二刻ほど遅れてしまったが、始まればいつものように華火師達が煙筒に華球を入れて火をつける。
ジシュイはアトリエの中で袋から星壺へ移し替える手伝いを懸命にこなしていた。
華火がすぐ側の外で打ち上げられる度、核を打ち鳴らす程の衝撃波と爆発音が全身を直撃する。
「ひぇ……!! ううん、怖いなんて言ってられない……王さまの為にも、ボク達の華火を楽しみに待っている何処かの国の誰かの為にも……ボクはがんばる!!」
最初はあまりにも大きい破裂音に驚いて何度も体を硬直させた。しかし次第に自分の使命に力が漲り、集中力も増して周りの音も気にならなくなっていった。
ジシュイは慣れない手つきで重いスコップを持ち上げ、時折貴重な星粒をこぼしてしまっていた。
いつもなら、それだけで勿体無いと心が窄み、自信を無くして嘆いていたかもしれない。
しかし失敗を恐れない少年の本気の眼差しを目の当たりにして、カストール達もその姿から目を離せなくなっていた。それだけでは無い。次第に華火師の誇りがフツフツと燃え始め、少年の想いに応えたい気持ちまで芽生え始めた。
「皆の者、我ら華火師の腕の見せ所だぞ。ジシュイや王の心を汲む為にも、最高の華火を打ち上げようぞ!」
「はい! カストール様!!」
あの小さな少年がここまで真剣に手伝ってくれている。ジシュイが今どんな想いで汗を流しているのか、手に取るように理解できる。
カストール達もジシュイの懸命な姿に、いつの間にか胸を打たれていた。そして素晴らしい演出を迎えようと、華火師達の華球を造る手も早まっていった。
*
祭りも半日が過ぎ、華火の打ち上げは佳境を迎えようとしていた。
馬車で迎えられたジシュイが王宮に到着し、王が見守るバルコニーへと足を運んだのは、翌日の陽が落ちて間も無くの事であった。
「ポリュデウケースさま!」
「おう! ようやく来てくれたか!」
汗だくのジシュイを見て、王は少年が懸命に動いてくれたのだと嬉しくなった。そして所々黒いススで汚れている体も厭わず、優しく抱きしめて低い頭を撫でてあげる。
ジシュイもそれが嬉しくて、満面の笑みで王に微笑み返した。
「お前が来てくれたということは、虹色の華球も順調に造られているという事だな。無事、間に合えばいいのだが……」
王は祭り開始当初から華火が滞りなく打ち上がっているか見守っていた。だが空に打ち上げられる華火は未だ白や黄色といった一色だけで、二人が採ってきた痕跡の球は未だ使われていないようだった。
「ご心配は要りません。カストールさま達も一生懸命華球を造って下さってましたので、最後の幕締めとして盛大に打ち上げたいと話しておりました」
「そうか! それは楽しみだな!」
しばらく二人で空を眺めているうちに、ジシュイの言葉と王の想いは現実のものとなった。
華火の打ち上げも終盤に入り、最大のフィナーレとして華球が次々に打ち上がる。間髪入れず無数に打ち上げられた華球は、王とジシュイの頭上で見事に弾け飛び、虹色の光を盛大に散りばめさせて夜空を彩った。
「おぉ! いよいよ来たか!! なんと素晴らしい……さすがは希少な虹色の痕跡だ!」
「はい! 空一面に色んな色の光が散りばめられて、物凄く綺麗です!!」
普段の華火とは違い、二人が採ってきた虹色の痕跡は華火となっても七色の光を纏って、夜空に色とりどりの華を咲かせる。
そして虹色の光は空全体を埋め尽くし、光の一つ一つが全天オデュッセイア全ての国に向けて飛び立っていく。
正にフィナーレに相応しい豪奢な華火だった。空に弾ける可憐で美しい光達を誰もが息を呑んで見つめ、その華々しさに心を奪われた。
ジシュイも皆と同じく、空いっぱいに広がる光達をじっと見つめ続けていた。
王と二人で採ってきた特別な痕跡で華が咲き、その美しさに目を奪われて心も空を飛んでいる様だ。
最初は全てを無駄にしてしまい諦めかけたが、我が国ポリュデウケース王のおかげで素晴らしい天体ショーを披露することが出来た。
王だけではない。大量の痕跡を運んでくれた白馬ジーク、急いで球を造ってくれた華火師のカストール達、色んな人々の協力があってこの素敵な夜空がある。
ジシュイは王の熱く話してくれた言葉を思い出し、今一度強く噛み締めた。
「王さまの言葉は本当ですね……皆が協力してその成果を喜び合う。こんなに感動することはありません……」
「そうだろ? おい……ジシュイ、お前、泣いているのか?」
「あ、あはは。ボク、感動しすぎて涙出てました」
「ジシュイ……」
「ポリュデウケースさま、あの時ボクに声を掛けてくれなかったら、ボクはこの感動を絶対に得られませんでした。本当に本当に感謝しています! ありがとうございます!」
深々と頭を下げる少年に、王は一瞬目頭が熱く込み上げた。それを気づかれまいとジシュイの頭を強く撫で、空を見上げてぎこちなく視線を逸らす。
「……何よりもジシュイがあの場所を見つけてくれなかったら、こんな素晴らしい華火は打ち上げられなかったんだ。俺こそ感謝しているぞ……」
王はわざとジシュイを見ないようにして鼻を啜っている。ジシュイはなぜ王が異様に照れ隠ししているのか分かった気がして、撫でる掌を両手で包み込み、とても嬉しそうに微笑んでいた。
「……ジシュイ、落ち込んでいたお前が笑ってくれて俺は嬉しい」
「それはポリュデウケースさまのおかげです。ボクも今、とても幸せです! ボクはずっと、ポリュデウケースさまをお慕い申し上げます」
「そうか、そうか……なら、俺の傍にいる時は、いつも笑っていてくれ……」
「はい……はい! 喜んで!」
*
今年の双子国が打ち上げた華火は、全ての国の王が感嘆するほどの歴史的な天体ショーとなった。
元は豊穣を願う為に華火を打ち上げたのが祭りの起源であるが、天空の華火が大きく美しいほど、全天オデュッセイアに降り注ぐ吉日も素晴らしいものになると言い伝えられていた。
今回の華火を見た各国の老師達は、その光景を『神からもたらされた恩恵の光』だと口を揃えて唱えていた。
そしてその素晴らしさを讃え、今回の打ち上げられた華火達を双子国の創国神話から『ゼウスの息子達の華火』と名付けられ、後世に永く言い伝えられたのであった。
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