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29:カイエルとイシュタル~前編~
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ユージィンは手慣れた手付きで、皆にお茶を振舞った。
「ご、ごめんなさい、叔父様。一番年下の女の私がやらなくちゃいけなかったのに・・・」
「ふふ、僕はあまりそういうの気にしないし、家の主たる僕が入れた方が早いからね。気にしなくていいよ。それにお茶を入れるのには少々自信はあるんだ。まずは飲んでみて?」
そう促されて、セレスティアはユージィンの入れてくれた紅茶を飲んでみた。それはユージィンが自信があるといっただけの代物であった。
「ほんとう・・・叔父様凄く美味しいわ。」
実際お世辞ではなく、お茶の適度な温度や香り、味も渋みはなく砂糖を入れずとも甘みを感じる洗練された紅茶だった。それに、ユージィンの家は何度か来たことはあったが、ユージィンの入れてくれた紅茶を飲んだのは初めてだということに気が付いた。思えば訪問した時は、日中であったからメイドが在宅していた時間であったなと、セレスティアは紅茶を啜りながら思い返してた。
「だろ?まぁお茶でも飲んで一息入れてから、話をしようか。」
ひと時のお茶の時間を終え、セレスティアも少し冷静になっていた。(お茶をしたことで、落ち着いたかも。叔父様はそこまで考えてくれていたのかも知れない。)
「では、まずはセレスが一番心配してることを解決しておこうか。」
「え、それって・・・」
「カイエルだけど人化については、大丈夫。また飛竜にちゃんと戻れるからね。」
「本当?叔父様?!」
「うふふ、セレスティア、私という見本がいるでしょう?」
「そっか!そうよね。イシュタルさんはイールなんだもの。良かったわ。私竜騎士になったばかりになのに、職を失うことになるんじゃないかって・・・」
セレスティアは心底安堵した。竜騎士として訓練も開始したばかりだし、仲間もできて学生時代よりも上手く立ち回れそうだと思っていたし、何もかもこれからだという矢先の出来事だっただけに、せっかくの竜騎士という居場所を失いたくなかったからだ。
「そういうことよ。形態は状況によって変えてるだけだからね。私はいつでも人化することは可能だけど、カイエルは封印が解けたばかりだから、すぐにできるかどうかは本人次第なのだけどね・・・・」
そう言うと、イシュタルはチラッとカイエルを覗き見たが、
「なんだと?!てめぇができて俺にできねぇ訳がないだろう?!」
カイエルは、先ほどは「わからねぇ」と言っておきながら。負けん気なのか、飛竜に戻る努力はしてくれるようだった。
「まぁ、そこは後で試してみたらいいよ。イシュタルという先生もいるからね。」
「この女の手なんか借りなくても、俺は一人でできる!」
「そうだね、勿論できるに越したことはないけれどね。だけど、それはやってみてからね?」
カイエルの悪態にも、ユージィンは諭した。それを見ていたセレスティアは流石伊達に団長をしていないなと、尊敬の眼差しでユージィンを見ていた。
「あと先に断りをいれておくと、カイエルについては全部は話せないんだ。」
「え?叔父様、どういうこと?」
「制約がね、あるのよ。いろいろと。」
イシュタルの言葉に、セレスティア先ほどの言葉にピンときた。
「第一の封印って言ってましたよね?ということはカイエルは、他にも何かしらの封印が施されていると解釈していいですか?」
「え?俺まだ何かあるのかよ!」
「貴方は黙って聞きなさい!」
セレスティアとしては先を聞きたいので、話しの腰を折られたくなかった。
「はい・・・」
「く、ふふふふ、カイエルったらわかり易いわね。」
イシュタルは、セレスティアに一喝されたカイエルを見て、瞬時に関係性を見抜いたようだ。
「うるせぇ!で、あるのかよ、他にも何か?」
「あるわよ。だって貴方、まだ私の事もわかっていないでしょ?それどころか・・・」
イシュタルは一拍開けて、
「名前以外覚えていないんじゃない?飛竜の時の記憶しかないでしょ?」
「な・・・」
(飛竜の時の記憶?どういうこと?いえ・・・そっか。人化できるってことは、前にも何かしらあったんだ!)
「カイエルそうなの?飛竜以外の記憶があるの?」
「・・・・・」
カイエルは考えていた。だけど何も言えなかった。無言が、何より肯定しているようなものであった。
「・・・カイエル覚えてないのね。」
「くっ」
カイエルは悔しそうに顔を歪めていた。
「それが第二の封印。記憶がないことよ。」
「それじゃ・・・カイエルは誰かに記憶を消されたってことですか?」
「そういうことよ。」
そこでセレスティアは先ほどのカイエルとイシュタルのやり取りを思い返していた。
「あれ?でも確か張本人って・・・」
セレスティアは認めなくはなかったが、先ほどの話で言うならば、
「そうよ、私達がやったもの。」
イシュタルは妖艶な微笑みを浮かべた。だがそれを聞いたカイエルは
「てめぇが!」
カイエルは激高するも、ユージィンが間に入った。
「はい、そこまでだね。まずは話を全部聞こうか。」
「てめぇも邪魔するなら、殺すぞ!!」
カイエルはユージィンに向かって吠えたが、そのセリフで誰よりも激怒したのはイシュタルだった。
「カイエル。身内といえど、私の番を傷つけるようなら容赦はしないわよ。」
そう言うと、瞬時にイシュタルの姿は変わった。人の姿のまま背中には飛竜の時にもあった大きな赤い翼が生えており、頭には角も生えていた。そして、つい先ほどまでの華奢な腕は成りを潜み、.前腕からは赤い鱗が生え、手先は飛竜の時と同じく鋭い爪となっていた。
「あぁ!なんだと?!」
イシュタルはカイエルを睨みつけ、変化した鋭い爪を見せつけるように、
「あの時は、あの程度で済ませてあげたけど、私の唯一に傷を付けるのなら、今度は容赦はしない。」
先ほどまでのやんわりとした話し方ではなくなり、淡々とした冷淡な口調に変わっていた。姿も人と竜のハーフのような出で立ちに、セレスティアは、イシュタルのことを改めて、竜であると認識したのだ。
「ご、ごめんなさい、叔父様。一番年下の女の私がやらなくちゃいけなかったのに・・・」
「ふふ、僕はあまりそういうの気にしないし、家の主たる僕が入れた方が早いからね。気にしなくていいよ。それにお茶を入れるのには少々自信はあるんだ。まずは飲んでみて?」
そう促されて、セレスティアはユージィンの入れてくれた紅茶を飲んでみた。それはユージィンが自信があるといっただけの代物であった。
「ほんとう・・・叔父様凄く美味しいわ。」
実際お世辞ではなく、お茶の適度な温度や香り、味も渋みはなく砂糖を入れずとも甘みを感じる洗練された紅茶だった。それに、ユージィンの家は何度か来たことはあったが、ユージィンの入れてくれた紅茶を飲んだのは初めてだということに気が付いた。思えば訪問した時は、日中であったからメイドが在宅していた時間であったなと、セレスティアは紅茶を啜りながら思い返してた。
「だろ?まぁお茶でも飲んで一息入れてから、話をしようか。」
ひと時のお茶の時間を終え、セレスティアも少し冷静になっていた。(お茶をしたことで、落ち着いたかも。叔父様はそこまで考えてくれていたのかも知れない。)
「では、まずはセレスが一番心配してることを解決しておこうか。」
「え、それって・・・」
「カイエルだけど人化については、大丈夫。また飛竜にちゃんと戻れるからね。」
「本当?叔父様?!」
「うふふ、セレスティア、私という見本がいるでしょう?」
「そっか!そうよね。イシュタルさんはイールなんだもの。良かったわ。私竜騎士になったばかりになのに、職を失うことになるんじゃないかって・・・」
セレスティアは心底安堵した。竜騎士として訓練も開始したばかりだし、仲間もできて学生時代よりも上手く立ち回れそうだと思っていたし、何もかもこれからだという矢先の出来事だっただけに、せっかくの竜騎士という居場所を失いたくなかったからだ。
「そういうことよ。形態は状況によって変えてるだけだからね。私はいつでも人化することは可能だけど、カイエルは封印が解けたばかりだから、すぐにできるかどうかは本人次第なのだけどね・・・・」
そう言うと、イシュタルはチラッとカイエルを覗き見たが、
「なんだと?!てめぇができて俺にできねぇ訳がないだろう?!」
カイエルは、先ほどは「わからねぇ」と言っておきながら。負けん気なのか、飛竜に戻る努力はしてくれるようだった。
「まぁ、そこは後で試してみたらいいよ。イシュタルという先生もいるからね。」
「この女の手なんか借りなくても、俺は一人でできる!」
「そうだね、勿論できるに越したことはないけれどね。だけど、それはやってみてからね?」
カイエルの悪態にも、ユージィンは諭した。それを見ていたセレスティアは流石伊達に団長をしていないなと、尊敬の眼差しでユージィンを見ていた。
「あと先に断りをいれておくと、カイエルについては全部は話せないんだ。」
「え?叔父様、どういうこと?」
「制約がね、あるのよ。いろいろと。」
イシュタルの言葉に、セレスティア先ほどの言葉にピンときた。
「第一の封印って言ってましたよね?ということはカイエルは、他にも何かしらの封印が施されていると解釈していいですか?」
「え?俺まだ何かあるのかよ!」
「貴方は黙って聞きなさい!」
セレスティアとしては先を聞きたいので、話しの腰を折られたくなかった。
「はい・・・」
「く、ふふふふ、カイエルったらわかり易いわね。」
イシュタルは、セレスティアに一喝されたカイエルを見て、瞬時に関係性を見抜いたようだ。
「うるせぇ!で、あるのかよ、他にも何か?」
「あるわよ。だって貴方、まだ私の事もわかっていないでしょ?それどころか・・・」
イシュタルは一拍開けて、
「名前以外覚えていないんじゃない?飛竜の時の記憶しかないでしょ?」
「な・・・」
(飛竜の時の記憶?どういうこと?いえ・・・そっか。人化できるってことは、前にも何かしらあったんだ!)
「カイエルそうなの?飛竜以外の記憶があるの?」
「・・・・・」
カイエルは考えていた。だけど何も言えなかった。無言が、何より肯定しているようなものであった。
「・・・カイエル覚えてないのね。」
「くっ」
カイエルは悔しそうに顔を歪めていた。
「それが第二の封印。記憶がないことよ。」
「それじゃ・・・カイエルは誰かに記憶を消されたってことですか?」
「そういうことよ。」
そこでセレスティアは先ほどのカイエルとイシュタルのやり取りを思い返していた。
「あれ?でも確か張本人って・・・」
セレスティアは認めなくはなかったが、先ほどの話で言うならば、
「そうよ、私達がやったもの。」
イシュタルは妖艶な微笑みを浮かべた。だがそれを聞いたカイエルは
「てめぇが!」
カイエルは激高するも、ユージィンが間に入った。
「はい、そこまでだね。まずは話を全部聞こうか。」
「てめぇも邪魔するなら、殺すぞ!!」
カイエルはユージィンに向かって吠えたが、そのセリフで誰よりも激怒したのはイシュタルだった。
「カイエル。身内といえど、私の番を傷つけるようなら容赦はしないわよ。」
そう言うと、瞬時にイシュタルの姿は変わった。人の姿のまま背中には飛竜の時にもあった大きな赤い翼が生えており、頭には角も生えていた。そして、つい先ほどまでの華奢な腕は成りを潜み、.前腕からは赤い鱗が生え、手先は飛竜の時と同じく鋭い爪となっていた。
「あぁ!なんだと?!」
イシュタルはカイエルを睨みつけ、変化した鋭い爪を見せつけるように、
「あの時は、あの程度で済ませてあげたけど、私の唯一に傷を付けるのなら、今度は容赦はしない。」
先ほどまでのやんわりとした話し方ではなくなり、淡々とした冷淡な口調に変わっていた。姿も人と竜のハーフのような出で立ちに、セレスティアは、イシュタルのことを改めて、竜であると認識したのだ。
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