犬が連れてきた恋は素敵な恋でした。

ひまわり

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犬が家にきた

今日からお前は家族だ。

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小学生5年生の頃(10才)
朝の9時にかかってきた、一本の電話が僕の運命の出会いのきっかけになる話です。

最初はお母さんのお兄さんから掛かってきた電話だった。

「もしもし、秋桜です。」と言うと
『もしもし、飼っている犬が赤ちゃん産んだよ!』と返事がきた。

お母さんの兄さんは僕からすると兄見たいな感じだ。

『もし…よかったら犬1匹、あげようか?どうする?』と聞いてきた。

僕の返事はもちろん、こう答えた。

「ぜひ、1匹ください。」

『わかった。じゃ、会わせてあげるよ!家に来る?』と聞かれ僕は、素直な気持ちで「今すぐ会いに行きます」と答えた。

『最寄りの東京に来たら、電話してくれるかな?じゃあ、また!』と言われ、

僕は、「はい、よろしくお願いします。」と答えた。

お兄さんの家は東京にある。僕の家(埼玉県)から余し、遠くはないから電車に揺られ東京に向かった。

電車は心地よく〔ガタン、ゴトン〕という音が僕の気持ちをより一層引き上げていく。

「早く会いたいなぁ~、早く見たいなぁ~、何の犬かな?大型犬、中型犬それとも小型犬かな~、あぁ~」と秋桜が考えながらお兄さんの最寄りの駅に着いた。

「着いたのが12時くらい…」

「お兄さんに電話かけないと。〔ピッピッピッピッー、プルプルプル、プルプルプル〕もしもし駅に着きました。」と言うと、お兄さんは、『わかった、駅にいて車で迎に行くよ!あと五分待っていて!』
「分かりました。五分ぐらい待てます。」と答えた。

五分が過ぎ、お兄さんが駅にきた。
『待った?大丈夫?』と問いかけてきたから、僕は「大丈夫です。早く犬に会いたいです。」といい、車に乗り込んだ。

お兄さんの家に着いて、「お邪魔します。」と言い、家の中に入った。

そこにいたのは、小型犬のミニチュアダックスフントがいた。
色は白、黒、茶色の子犬が合わせて8匹いた。

『好きなの選んで良いよ!どれが良い?』とお兄さんに聞かれ、僕は、

「どれにしようかな?」と答え、お兄さんに「どの犬がいいかなぁ」考えていたら、茶色のミニチュアダックスフントが近づいてきた。

僕はこの犬(メス)に運命の出会いを感じた。直感だけど僕のところにきたからには、「幸せにしたい‼︎」と思いました。

「この近づいてきた、茶色にします。」とお兄さんに言うとお兄さんは、『良いよ!大事にしてあげてね。』と言った。

『そうだね~ 飼うからには、名前つけないとだね。』

「君の名前は何がいいかなぁ~、そうだ、メルなんていいんじゃないの?メル」

メルと呼んだらその犬が返事をした《ワン》と可愛い声だった。

「今日からよろしくね。メルちゃん」

僕とメルちゃんの生活が始まった。

続く…
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