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第5日目 そら、現る
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ジャンル/ヒューマンドラマ、日常系
あらすじ/そらは今日もお店も開店させ、いつものようにレジ前の椅子に座りお客さんを待っていた。今日も平和な一日なのだが、外から大きな物音がする。すると、急にお店の扉が開いた。入って来たのは見た目は幼い女の子だった。その女の子の正体とは?
登場人物 南 天 (南天ポン菓子屋現七代目店主)
小雀 空木 (天のおさ馴染み)
紅葉 葵 (宝くじ売り場店主)
中垣 爽楽 (中垣お菓子グループの令嬢)
計4名 女性4人
第5日目 そら、現る
そらはいつものようにポン菓子を並べ、扉の閉店を開店に変え、南天屋を9時に開店させた。
いつものように、レジ前の椅子に座ってお客さんを待って、今日も平和だと思っていた時だった、外から大きな物音が聴こえた。
〈天〉うわっ! びっくりした! 工事でもしてるのか? この商店街で? あんまり工事ないけど、今日はそういう日なのか?
すると、急に扉がガシャーンと開いた。来たのは幼そうな女の子だった。
〈爽楽〉誰か居ますの!?
〈天〉え!? びっくりした! お前誰だよ!
〈爽楽〉あら、いましたの?
〈天〉おい! そんなに強く開けたら扉が外れるだろ! 壊れたら弁償しろよ!
〈爽楽〉大丈夫よ、そんなすぐに壊れないわ、それにこんなことで壊れるなんてよっぽどボロいのね
と、爽楽は扉に持たれかかって話した。その途端扉がガタンッと音がして外れてしまった。
〈爽楽〉あら? ほんとに外れたわ
〈天〉おい! なにしてんだよ!
そらは扉を直そうと近ずいた。
〈爽楽〉だ、大丈夫よ! 私が直すから!
そう言うと、直そうとはめようとするが合わず、直らなかった。
〈爽楽〉え? うそ
〈天〉おい、どけ直すから
すると、そらは扉を簡単に直した。
〈天〉これでよしっと
〈爽楽〉ご、ごめんそんなつもりは……
〈天〉別にいいから、中入れよ
そらは爽楽を奥の居間に通した。
〈天〉で? お前だれだよ
〈爽楽〉私は中垣爽楽よ! 中垣お菓子グループの令嬢で1人娘で今19歳!お菓子店の修行中よ!
〈天〉そら……? ふーん、それで?
〈爽楽〉あんまり興味無さそうね、まあいいわ、実は貴方のお店の前に私の経営するお菓子店をオープンすることにしたの!
〈天〉は?
と、そこに空木と葵がドタバタとやって来る。なにか慌てているようだ。
〈空木・葵〉たいへんだ~!!そら!
〈空木〉このお店の向かいにお菓子屋が新しく出来るって!
〈空木〉……へ?
空木と葵は居間にいる女の子をみて、ポカンとしていた。
〈天〉お前らか、ちょうどその話してた
〈爽楽〉ん? ちょっとまって今そらって言った? まさか、この人もそらとおっしゃるのですか?
〈空木〉え、そうだけど、だれ?この子供
〈爽楽〉なっ! 子供じゃありません!
〈空木〉いや、どうみても子供だろ
それもそのはず年齢とは裏腹に見た目が幼い子供のような身体の細さに髪はカールがかかった1つ縛りに服装は豪華な赤色の派手なスカート着きのフリフリないかにもご令嬢のような服装。まつ毛長し。誰がみても子供と間違われる。まるでお人形さんのようだ。だが、年齢は19歳で今年20歳になる。もう大人だ。天たちとは1つ下の年齢ということになる。
〈爽楽〉私はこう見えて19歳なのよ!
〈空木〉え? 19!? 見えな
〈爽楽〉ふんっ!
爽楽はそっぽを向いた。
〈空木〉で? この子供はだれ?
〈爽楽〉だから、子供じゃない!
〈天〉あ、こいつは中垣お菓子グループのボンボンだって
〈葵〉中垣お菓子グループ!?
〈空木〉葵知ってるの? その中垣お菓子グループ
〈葵〉お菓子店、製造において今もっとも支持率の多いグループよ、たしか1人娘がいるっていうのは聴いたことはある
〈天〉へえー
〈葵〉……!? まてよ、もしかして向かいに出来るお菓子屋って中垣グループのお店!?
〈爽楽〉そうよ、そのお店は私が持つことになったわ
〈葵〉アンビシャス!
〈天〉アンビシャス? どんな表現だよ
〈葵〉そら! 悪いこと言わない! やめとけ! 絶対負けるから! 店畳むことも考えないと!
〈天〉は? なんの話だ?
〈葵〉中垣お菓子グループとのタイマンでしょ?
〈天〉タイマン? なんの話だよ、そんな話はしてないぞ?
〈天〉それに、もしそんなことになっても畳まないし負けることはないから
〈空木〉私もそう思う
〈葵〉そうなの?
〈天〉ああ、そうだ心配するな
〈爽楽〉ちょっと待て、今のは聞き捨てならないわ! え、私たち中垣お菓子グループが負ける前提なんですの?
〈天〉別に勝ち負けどうでもいいだろ、まあもしそうなったら君たちに勝ち目はないよって話で
〈爽楽〉だからなんで中垣お菓子グループが負けるのよ! 天下の中垣お菓子グループよ!
〈天〉はいはい、そうですね
〈爽楽〉いいわ! 勝負しましょ!
〈空木〉え?
〈葵〉え、?
〈天〉は? いやだから……
〈爽楽〉決定ね!
〈天〉なに1つ決定してないよ!?
〈空木〉まあ、受けてみれば?
〈葵〉そうね、おもしろそう
〈天〉おいおい、お前らに直接関係ないからって、やるのは私だぞ?
〈空木〉大丈夫だって
〈爽楽〉なに? 負けるのが怖いの? さっきまでの勢いはどうしたの?
この言葉にそらは少しカチンと来て、爽楽の挑発に乗ってしまった。
〈天〉なんだと? いいぜ、やってやるよ痛い目見せてやるから
〈爽楽〉あら、それは楽しみね!
〈天〉フフフフ……
〈爽楽〉オホホホホ!
と、龍の咆哮のように2人は笑っていた。
〈葵〉なにやら、面白くなってきたわね
こうして、爽楽のお菓子店とそらのポン菓子専門店でのバトルが始まることになった。
空木と葵は面白がっていた。
そらはどう勝利するのか。
そして、中垣お菓子グループの実力もとい爽楽の実力はいかに。
ー 5日目 そら、現る ー つづく
あらすじ/そらは今日もお店も開店させ、いつものようにレジ前の椅子に座りお客さんを待っていた。今日も平和な一日なのだが、外から大きな物音がする。すると、急にお店の扉が開いた。入って来たのは見た目は幼い女の子だった。その女の子の正体とは?
登場人物 南 天 (南天ポン菓子屋現七代目店主)
小雀 空木 (天のおさ馴染み)
紅葉 葵 (宝くじ売り場店主)
中垣 爽楽 (中垣お菓子グループの令嬢)
計4名 女性4人
第5日目 そら、現る
そらはいつものようにポン菓子を並べ、扉の閉店を開店に変え、南天屋を9時に開店させた。
いつものように、レジ前の椅子に座ってお客さんを待って、今日も平和だと思っていた時だった、外から大きな物音が聴こえた。
〈天〉うわっ! びっくりした! 工事でもしてるのか? この商店街で? あんまり工事ないけど、今日はそういう日なのか?
すると、急に扉がガシャーンと開いた。来たのは幼そうな女の子だった。
〈爽楽〉誰か居ますの!?
〈天〉え!? びっくりした! お前誰だよ!
〈爽楽〉あら、いましたの?
〈天〉おい! そんなに強く開けたら扉が外れるだろ! 壊れたら弁償しろよ!
〈爽楽〉大丈夫よ、そんなすぐに壊れないわ、それにこんなことで壊れるなんてよっぽどボロいのね
と、爽楽は扉に持たれかかって話した。その途端扉がガタンッと音がして外れてしまった。
〈爽楽〉あら? ほんとに外れたわ
〈天〉おい! なにしてんだよ!
そらは扉を直そうと近ずいた。
〈爽楽〉だ、大丈夫よ! 私が直すから!
そう言うと、直そうとはめようとするが合わず、直らなかった。
〈爽楽〉え? うそ
〈天〉おい、どけ直すから
すると、そらは扉を簡単に直した。
〈天〉これでよしっと
〈爽楽〉ご、ごめんそんなつもりは……
〈天〉別にいいから、中入れよ
そらは爽楽を奥の居間に通した。
〈天〉で? お前だれだよ
〈爽楽〉私は中垣爽楽よ! 中垣お菓子グループの令嬢で1人娘で今19歳!お菓子店の修行中よ!
〈天〉そら……? ふーん、それで?
〈爽楽〉あんまり興味無さそうね、まあいいわ、実は貴方のお店の前に私の経営するお菓子店をオープンすることにしたの!
〈天〉は?
と、そこに空木と葵がドタバタとやって来る。なにか慌てているようだ。
〈空木・葵〉たいへんだ~!!そら!
〈空木〉このお店の向かいにお菓子屋が新しく出来るって!
〈空木〉……へ?
空木と葵は居間にいる女の子をみて、ポカンとしていた。
〈天〉お前らか、ちょうどその話してた
〈爽楽〉ん? ちょっとまって今そらって言った? まさか、この人もそらとおっしゃるのですか?
〈空木〉え、そうだけど、だれ?この子供
〈爽楽〉なっ! 子供じゃありません!
〈空木〉いや、どうみても子供だろ
それもそのはず年齢とは裏腹に見た目が幼い子供のような身体の細さに髪はカールがかかった1つ縛りに服装は豪華な赤色の派手なスカート着きのフリフリないかにもご令嬢のような服装。まつ毛長し。誰がみても子供と間違われる。まるでお人形さんのようだ。だが、年齢は19歳で今年20歳になる。もう大人だ。天たちとは1つ下の年齢ということになる。
〈爽楽〉私はこう見えて19歳なのよ!
〈空木〉え? 19!? 見えな
〈爽楽〉ふんっ!
爽楽はそっぽを向いた。
〈空木〉で? この子供はだれ?
〈爽楽〉だから、子供じゃない!
〈天〉あ、こいつは中垣お菓子グループのボンボンだって
〈葵〉中垣お菓子グループ!?
〈空木〉葵知ってるの? その中垣お菓子グループ
〈葵〉お菓子店、製造において今もっとも支持率の多いグループよ、たしか1人娘がいるっていうのは聴いたことはある
〈天〉へえー
〈葵〉……!? まてよ、もしかして向かいに出来るお菓子屋って中垣グループのお店!?
〈爽楽〉そうよ、そのお店は私が持つことになったわ
〈葵〉アンビシャス!
〈天〉アンビシャス? どんな表現だよ
〈葵〉そら! 悪いこと言わない! やめとけ! 絶対負けるから! 店畳むことも考えないと!
〈天〉は? なんの話だ?
〈葵〉中垣お菓子グループとのタイマンでしょ?
〈天〉タイマン? なんの話だよ、そんな話はしてないぞ?
〈天〉それに、もしそんなことになっても畳まないし負けることはないから
〈空木〉私もそう思う
〈葵〉そうなの?
〈天〉ああ、そうだ心配するな
〈爽楽〉ちょっと待て、今のは聞き捨てならないわ! え、私たち中垣お菓子グループが負ける前提なんですの?
〈天〉別に勝ち負けどうでもいいだろ、まあもしそうなったら君たちに勝ち目はないよって話で
〈爽楽〉だからなんで中垣お菓子グループが負けるのよ! 天下の中垣お菓子グループよ!
〈天〉はいはい、そうですね
〈爽楽〉いいわ! 勝負しましょ!
〈空木〉え?
〈葵〉え、?
〈天〉は? いやだから……
〈爽楽〉決定ね!
〈天〉なに1つ決定してないよ!?
〈空木〉まあ、受けてみれば?
〈葵〉そうね、おもしろそう
〈天〉おいおい、お前らに直接関係ないからって、やるのは私だぞ?
〈空木〉大丈夫だって
〈爽楽〉なに? 負けるのが怖いの? さっきまでの勢いはどうしたの?
この言葉にそらは少しカチンと来て、爽楽の挑発に乗ってしまった。
〈天〉なんだと? いいぜ、やってやるよ痛い目見せてやるから
〈爽楽〉あら、それは楽しみね!
〈天〉フフフフ……
〈爽楽〉オホホホホ!
と、龍の咆哮のように2人は笑っていた。
〈葵〉なにやら、面白くなってきたわね
こうして、爽楽のお菓子店とそらのポン菓子専門店でのバトルが始まることになった。
空木と葵は面白がっていた。
そらはどう勝利するのか。
そして、中垣お菓子グループの実力もとい爽楽の実力はいかに。
ー 5日目 そら、現る ー つづく
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