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104: ゴーレム
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「つまり、あの村出身の自警団員のリサさんが、元デリム出身者達に声をかけたら皆、今すぐにでも戻りたがってるらしいって事ね」
1度は滅んだ村に戻りたがるというのが、私にとっては意外だった。初めは冒険者達が拠点に使うようになり、その噂を聞いた元村民や移住希望者が徐々にやってきて、難民街の人々にエルフや獣人族達には解放する力がある事を示す計画だった。
「……概ねは報告した通りです。ですが実際のところ、難民街の人の流入の増加で状況はかなり厳しいみたいですね……都市ミザレも問題を放置する方針のようですし、老人達の中にはどうせ死ぬのなら故郷の村でとまで言い出す者もいるような状況です」
セナには自警団の団長に冒険者ギルドとの協力取り付けた旨の報告を頼んでいたのだ。
彼女にはメッセンジャーのような役割を押し付けてしまっていたが、港湾都市ガイエスブルグの準騎士爵の娘である立場は、この一連の解放計画の明確な当事者で、彼女自身も積極的にこの面倒な役割を担ってくれている。
「かなり厳しいようね……精霊樹の村から多少なら援助出来るだろうけど……その程度だと焼け石に水か」
直ぐにでもどうにかしたいところだったが、精霊樹の村の食料事情は、入り江の海や精霊樹の森の恵みにより余裕が出てきている。それでも、難民街の全ての住人を支えるのは無理だった。
村では芋や豆類の栽培も始めているが、其ほど広くない畑では精霊樹の村の住民を支える程度の収穫しか見込めなかった。
「いっちょ狩りでもしてみるか、居るだろ森んなかに奴等なら大量に……肉は固いが、この際、贅沢は言えねえだろう」
ガルフがそう言うとニヤリと笑った。
「確かに昼間に街道を移動する時も、フォレストウルフの群れをよく見かけたけど、此方が格上だと解るのか、襲ってこず直ぐに離れて行くんだよね」
集団で襲って来て、素早い動きのフォレストウルフは、比較的低ランクの魔物だったが、油断して良い相手ではなかった。魔物のランクはあくまでも目安に過ぎないのだ。
「森の中は狼のテリトリーだよ? 危険じゃない?」
このあとも港湾都市ガイエスブルグでの戦いが恐らく控えている。ここは無理をする時ではないのだ。
「なあに、デリム村の連中が来るまで復興は暇になるんだろ? まあ奴等の住む村だ、意見を聞くのは当然だからな」
復興作業はデリム村の住民が戻ってからの再開となったのだ。村の中央に宿泊施設を勝手に作ってしまって今更な気もしたが、戻ってくるというのであれば、話し合いは必要だった。
「それによ、森の中がテリトリーなのは、なにも奴等だけじゃねえぜ」
どちらにしても街道の安全確保は必要だったし、住民の移動も安全になるだろう。自信満々のガルフにこの件は、任せる事になったのだった。
◻ ◼ ◻
「人を運べるような馬車があれば良いんだけど……ギルドに相談すれば融通出来るかな? この前の荷車の収入でなんとかならないかな?」
元デリム村の住民達は徒歩で戻ってくるらしい。老人や子供もいるようなので大変な移動になるだろう。
「どうでしょうか……今は色々あって馬はとても貴重ですから……金銭だけで解決出来る問題ではないかもしれません」
私の発言に、メイドのロゼが皆にお茶を用意しながらそう答えた。クランルームに移動した私達は、セナ達やエリスと休息がてら少し話をする事にした。
最近は、色々と別行動も多かったので、眠る時や移動の時以外は、クランルームで過ごす時間もなかった。
あれからガルフ達は直ぐに行動に移った。ミーナも参加したがったが、森の中での移動狩りに、まだまだ不安を感じたので今回は遠慮させたのだ。
「あのう、私に考えがあるんですけど……ゴーレム馬車なんかどうです?」
アスカは、何か考えがある時には、手を挙げて発言するのが癖らしいだが慎重に手を挙げる様子は、思い付いた事は即座に実行しようとする以前の様子からは変化が見られた。
「アスカお姉ちゃん、ゴーレムって何?」
アスカが調理スキルで作ったというクッキーを、マナは嬉しそうに頬張りながら尋ねた。
以前は姉のセナにべったりだった彼女も、ガルフの娘のナタリーや、孤児院のちび猫双子娘のミンとナン達と、精霊樹の村を子供らしく駆け回り、すっかり此処での暮らしに馴染んでいる。
それでも久し振りにクランメンバーとして、この部屋に皆と集まれてご機嫌な様子だった。
「えっ! う~んゴーレムだよね……えっと、ロボット……は知らないだろうし……自分で動く人形みたいな物かな?」
知らない者にゴーレム等と言っても説明は難しいしだろう。アスカは若干しどろもどろになりながら、この世界の人間にも理解できそうな説明を試みている。
「えっ! 動くお人形! マナそれが欲しい!」
マナの凄い食い付きぶりに、困ったように私を見た。
「それは、気になりますね……確認しておく必要がありそうです」
セナは澄ました表情でお茶を飲んでいる。だが声には期待のこもった雰囲気がありありと感じられた。大人びていてもまだまだ子供なのだ。
ミーナはあまり感心無さそうに、クッキーを食べ終わり、催促するようにアスカにお皿を差し出している。
「まあ、セナ様、お人形はどんな大きさでしょうか……ドレスを作る必要があるかもしれません……」
ロゼが楽しそうに布が手に入ればとか、セナと盛り上がっている。
「あ~、残念だけど馬車だけに馬だから、馬! そうだよねアスカ」
なんだか妙に盛り上がっていて、何故かエリスもちょっと期待した表情でアスカを見ているので、私は助け船を出すようにそう言った。
「う、うん。そうそう馬だよ馬、全然可愛くない奴だよ。……そうだ! 庭に出してみよう! うん、それがいいよ!」
慌てたアスカは、クッキーではなくショートケーキのような物をミーナに渡してしまい、それを食べたミーナのシッポが驚くほど太くピンと立っていた。
「やっちゃったよ……」
ゴーレムの与える影響よりも、ミーナに与えたショートケーキの影響の方が、私には余程気になる問題だった。
1度は滅んだ村に戻りたがるというのが、私にとっては意外だった。初めは冒険者達が拠点に使うようになり、その噂を聞いた元村民や移住希望者が徐々にやってきて、難民街の人々にエルフや獣人族達には解放する力がある事を示す計画だった。
「……概ねは報告した通りです。ですが実際のところ、難民街の人の流入の増加で状況はかなり厳しいみたいですね……都市ミザレも問題を放置する方針のようですし、老人達の中にはどうせ死ぬのなら故郷の村でとまで言い出す者もいるような状況です」
セナには自警団の団長に冒険者ギルドとの協力取り付けた旨の報告を頼んでいたのだ。
彼女にはメッセンジャーのような役割を押し付けてしまっていたが、港湾都市ガイエスブルグの準騎士爵の娘である立場は、この一連の解放計画の明確な当事者で、彼女自身も積極的にこの面倒な役割を担ってくれている。
「かなり厳しいようね……精霊樹の村から多少なら援助出来るだろうけど……その程度だと焼け石に水か」
直ぐにでもどうにかしたいところだったが、精霊樹の村の食料事情は、入り江の海や精霊樹の森の恵みにより余裕が出てきている。それでも、難民街の全ての住人を支えるのは無理だった。
村では芋や豆類の栽培も始めているが、其ほど広くない畑では精霊樹の村の住民を支える程度の収穫しか見込めなかった。
「いっちょ狩りでもしてみるか、居るだろ森んなかに奴等なら大量に……肉は固いが、この際、贅沢は言えねえだろう」
ガルフがそう言うとニヤリと笑った。
「確かに昼間に街道を移動する時も、フォレストウルフの群れをよく見かけたけど、此方が格上だと解るのか、襲ってこず直ぐに離れて行くんだよね」
集団で襲って来て、素早い動きのフォレストウルフは、比較的低ランクの魔物だったが、油断して良い相手ではなかった。魔物のランクはあくまでも目安に過ぎないのだ。
「森の中は狼のテリトリーだよ? 危険じゃない?」
このあとも港湾都市ガイエスブルグでの戦いが恐らく控えている。ここは無理をする時ではないのだ。
「なあに、デリム村の連中が来るまで復興は暇になるんだろ? まあ奴等の住む村だ、意見を聞くのは当然だからな」
復興作業はデリム村の住民が戻ってからの再開となったのだ。村の中央に宿泊施設を勝手に作ってしまって今更な気もしたが、戻ってくるというのであれば、話し合いは必要だった。
「それによ、森の中がテリトリーなのは、なにも奴等だけじゃねえぜ」
どちらにしても街道の安全確保は必要だったし、住民の移動も安全になるだろう。自信満々のガルフにこの件は、任せる事になったのだった。
◻ ◼ ◻
「人を運べるような馬車があれば良いんだけど……ギルドに相談すれば融通出来るかな? この前の荷車の収入でなんとかならないかな?」
元デリム村の住民達は徒歩で戻ってくるらしい。老人や子供もいるようなので大変な移動になるだろう。
「どうでしょうか……今は色々あって馬はとても貴重ですから……金銭だけで解決出来る問題ではないかもしれません」
私の発言に、メイドのロゼが皆にお茶を用意しながらそう答えた。クランルームに移動した私達は、セナ達やエリスと休息がてら少し話をする事にした。
最近は、色々と別行動も多かったので、眠る時や移動の時以外は、クランルームで過ごす時間もなかった。
あれからガルフ達は直ぐに行動に移った。ミーナも参加したがったが、森の中での移動狩りに、まだまだ不安を感じたので今回は遠慮させたのだ。
「あのう、私に考えがあるんですけど……ゴーレム馬車なんかどうです?」
アスカは、何か考えがある時には、手を挙げて発言するのが癖らしいだが慎重に手を挙げる様子は、思い付いた事は即座に実行しようとする以前の様子からは変化が見られた。
「アスカお姉ちゃん、ゴーレムって何?」
アスカが調理スキルで作ったというクッキーを、マナは嬉しそうに頬張りながら尋ねた。
以前は姉のセナにべったりだった彼女も、ガルフの娘のナタリーや、孤児院のちび猫双子娘のミンとナン達と、精霊樹の村を子供らしく駆け回り、すっかり此処での暮らしに馴染んでいる。
それでも久し振りにクランメンバーとして、この部屋に皆と集まれてご機嫌な様子だった。
「えっ! う~んゴーレムだよね……えっと、ロボット……は知らないだろうし……自分で動く人形みたいな物かな?」
知らない者にゴーレム等と言っても説明は難しいしだろう。アスカは若干しどろもどろになりながら、この世界の人間にも理解できそうな説明を試みている。
「えっ! 動くお人形! マナそれが欲しい!」
マナの凄い食い付きぶりに、困ったように私を見た。
「それは、気になりますね……確認しておく必要がありそうです」
セナは澄ました表情でお茶を飲んでいる。だが声には期待のこもった雰囲気がありありと感じられた。大人びていてもまだまだ子供なのだ。
ミーナはあまり感心無さそうに、クッキーを食べ終わり、催促するようにアスカにお皿を差し出している。
「まあ、セナ様、お人形はどんな大きさでしょうか……ドレスを作る必要があるかもしれません……」
ロゼが楽しそうに布が手に入ればとか、セナと盛り上がっている。
「あ~、残念だけど馬車だけに馬だから、馬! そうだよねアスカ」
なんだか妙に盛り上がっていて、何故かエリスもちょっと期待した表情でアスカを見ているので、私は助け船を出すようにそう言った。
「う、うん。そうそう馬だよ馬、全然可愛くない奴だよ。……そうだ! 庭に出してみよう! うん、それがいいよ!」
慌てたアスカは、クッキーではなくショートケーキのような物をミーナに渡してしまい、それを食べたミーナのシッポが驚くほど太くピンと立っていた。
「やっちゃったよ……」
ゴーレムの与える影響よりも、ミーナに与えたショートケーキの影響の方が、私には余程気になる問題だった。
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