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【勘違いストーカー×彼氏持ち大学生】
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コクコクと必死に頷く。
「口で言わないと分からないなぁ」
この痒さから逃れるのであれば、何でも良い。とにかくこの状態が俺にとってとても辛い。
「なる、なるからっ!助けてっ」
俺の返事を聞くと綾人は微笑んだ。
「...だってさ、じゃあ俺が貰うね拓海クン?」
誰に話しかけてるのかわからない、だけど早く、早く欲しい。
優は綾人の首に手を回せば綾人は目を見開き驚いたような表情を見せる。
「そんな事されると我慢できなくなる」
余裕のなさそうな顔で綾人はそういうが、その声は優には届いてないようで、早く挿れてほしそうに腰を媚びるように擦り付ける。
「ちょっと薬使いすぎたかな、でも可愛い」
綾人は優しい手つきで俺の腰を掴み、ゆっくりとモノを沈めていく。
「あっ...、あぁ...ん」
「優の中、熱くて溶けそうッ」
挿れられただけなのに、それだけで甘いイキを何度もしてしまう。チカチカと火花が散っているような感覚で、今まで自分がなぜこの行為を頑なに嫌がっていたのかが分からなくなる。
「きもちっ…、もっと…もっ、と…」
トントンっと奥を何度も優しく突かれ、その度に何度もイく。
「優っ、優...っ」
俺に快楽を与えているこの男は誰だっけ?
そんな事どうでもいいか、だって気持ちいいもん。
意識がふわふわとした不思議な感覚に陥る。そして、プツリと目の前が真っ暗になった。
【BAD END】
気絶してしまった優を優しく抱き上げる。俺の腕の中に愛しい優がいる、それだけでとても幸せだ。
立ち上がって部屋を出ようとした時、縛って放置していた男が足にあたる。
「…邪魔」
力任せに蹴ればそいつは蹲りながら俺を睨みあげる。
やはりコイツだけは気に入らない。
優の元カレというのもあるが、それだけじゃない。
「優の言葉聞いただろ?もう優は俺のものなんだ、諦めな」
俺は勝ち誇ったようにそいつに言い聞かせる。
そしてガムテープを思いっきり剥がせば耳障りな声を発した。
「お前はっ、優を薬で言う事を聞かせただけだろっ!」
殴りかかって来そうな勢いだが、縛っているためそんなことは出来ない。
とはいえ…こいつだけは生かせて置いてはいけない。
俺は優を抱き上げたまま部屋を出てすぐの風呂場に入る。服を脱ぎ浴槽にゆっくりと優を入れた。
「んっ…」
恐らく体内にまだ媚薬が残っているのだろう。意識がなくとも反応する優がとても愛おしい。
「…絶対に手放さない」
やっと俺の手に落ちたのだ。
時間はかかったが、今思えばなんてことは無い。
あの男へのイライラは募っているが、もう二度と会うこともない。そして優の身体に俺のモノだと刻んでやる。目に見える場所に、そして目に見えない優の中にも、一生消えないように。
「口で言わないと分からないなぁ」
この痒さから逃れるのであれば、何でも良い。とにかくこの状態が俺にとってとても辛い。
「なる、なるからっ!助けてっ」
俺の返事を聞くと綾人は微笑んだ。
「...だってさ、じゃあ俺が貰うね拓海クン?」
誰に話しかけてるのかわからない、だけど早く、早く欲しい。
優は綾人の首に手を回せば綾人は目を見開き驚いたような表情を見せる。
「そんな事されると我慢できなくなる」
余裕のなさそうな顔で綾人はそういうが、その声は優には届いてないようで、早く挿れてほしそうに腰を媚びるように擦り付ける。
「ちょっと薬使いすぎたかな、でも可愛い」
綾人は優しい手つきで俺の腰を掴み、ゆっくりとモノを沈めていく。
「あっ...、あぁ...ん」
「優の中、熱くて溶けそうッ」
挿れられただけなのに、それだけで甘いイキを何度もしてしまう。チカチカと火花が散っているような感覚で、今まで自分がなぜこの行為を頑なに嫌がっていたのかが分からなくなる。
「きもちっ…、もっと…もっ、と…」
トントンっと奥を何度も優しく突かれ、その度に何度もイく。
「優っ、優...っ」
俺に快楽を与えているこの男は誰だっけ?
そんな事どうでもいいか、だって気持ちいいもん。
意識がふわふわとした不思議な感覚に陥る。そして、プツリと目の前が真っ暗になった。
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気絶してしまった優を優しく抱き上げる。俺の腕の中に愛しい優がいる、それだけでとても幸せだ。
立ち上がって部屋を出ようとした時、縛って放置していた男が足にあたる。
「…邪魔」
力任せに蹴ればそいつは蹲りながら俺を睨みあげる。
やはりコイツだけは気に入らない。
優の元カレというのもあるが、それだけじゃない。
「優の言葉聞いただろ?もう優は俺のものなんだ、諦めな」
俺は勝ち誇ったようにそいつに言い聞かせる。
そしてガムテープを思いっきり剥がせば耳障りな声を発した。
「お前はっ、優を薬で言う事を聞かせただけだろっ!」
殴りかかって来そうな勢いだが、縛っているためそんなことは出来ない。
とはいえ…こいつだけは生かせて置いてはいけない。
俺は優を抱き上げたまま部屋を出てすぐの風呂場に入る。服を脱ぎ浴槽にゆっくりと優を入れた。
「んっ…」
恐らく体内にまだ媚薬が残っているのだろう。意識がなくとも反応する優がとても愛おしい。
「…絶対に手放さない」
やっと俺の手に落ちたのだ。
時間はかかったが、今思えばなんてことは無い。
あの男へのイライラは募っているが、もう二度と会うこともない。そして優の身体に俺のモノだと刻んでやる。目に見える場所に、そして目に見えない優の中にも、一生消えないように。
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