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第十一章 ケンイチ 神々篇 《第三部》
第167話「『何度でも救う』」
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これは君が偶然の末、始まった物語だ。
(俺の……?)
そう、君が全ての元凶であり、諸悪の根源なのさ。
(俺が諸悪の根源だって? んなまさか――)
そうなるだろうね。でも本当のことさ。私はその事実を今から君に話す。だから覚悟して聞くんだね。
(……さっき龍の背にのって覚悟したばっかなんだが)
あははは! 言っとくけど……そんなのとは比べ物にならないよ、君がしたことは。
でも、私は君だけを攻めるつもりはない。だって君自身も被害者なのだから。
(分かった、教えてくれ)
---
……始まりはある隕石から始まった。その隕石は不思議な力を持っていた。
(隕石?)
そう、隕石。別に不思議じゃない。隕石が落ちるくらいどこにでもある。みんな知らないだけでね……でも、その隕石は不思議な力を持っていた。
(不思議な……力)
触れたものに未来、過去を見せる力さ。
(……へー)
あははは! あまりピンと来てないようだね。無理もないか。ここだけ聞いたら不思議な力を持ったただの石ころだ。
……でも、知識ある者が手を加えると話は変わってくる。ほら、料理とおなじさ! 素材のままでも食べられるけど、調理したほうが美味しい、でしょ?
(なんかその例え最近聞いたような気がする)
多分サリナが見せた記憶だね。私もこの例え方は結構お気に入りなのさ!
(いいから続けてくれ)
……そうだったね。時間も限られてるからね。その不思議な力を持った隕石に、ある研究者が目をつけた。
その者の名は、”日名川 刃”、今のエルブレイドにあたる人物だね。
(……さっきのじいさんのことか)
そう、彼。ここではエルブレイドでは無く、”ジン”と呼ばせてもらうよ。
ジンはこの隕石を使い、ある望遠鏡のようなものを作った。
(望遠鏡……? なんで望遠鏡なんだよ)
その隕石の力を使用するには、直接触れる必要があった。
(過去とか未来が見れるってやつか)
うん、段々理解してきたようだね。その望遠鏡にジンは『イリアススコープ』と命名した。
(イリアス……)
聞き馴染みがあるよね。そう、イリアスとは私のことだ。
(そのスコープを作ってジンとかいう男は何がしたかったんだ?)
世界平和。
(何だそれ)
ほんと笑っちゃうよね。……でもね、彼にはそうしなければいけない目的があった。
隕石に触れた日、彼は未来の日本を見た。
(お前が見せたのか)
まぁそうともいうのかな。でも、その頃の私はまだ人格を持ってないからね。ま、それは後はまた何れね。
(何を見たんだ?)
地球の滅亡。
(は?)
別に起きないとは限らない。ただ確率が低いだけでね。
ほら、よく君たち人間の間で「明日地球が終わるとしたら最後に何を食べるのか」って話あるでしょ?
(ほんと例えんの好きな、お前)
分かりやすく説明してあげているんだよ! でね、彼は……ジンはそんな事態を防ぐべく研究していたってわけさ。
(なるほどな)
ほんとに分かってるの~?
(ああ、分かってる分かってる)
ならいいけどね。ジンには守る者が居た。家庭があったのさ。妻の”エルザ ヒナカワ”と、娘の”エルシア ヒナカワ”。
ジンにとって世界を守るなんてことは二の次だった。家庭を守る、それが彼の初めの目的だった。だって地球が終わったら元も子もないからね。
(でもこの話をするってことは、失敗したんだろ?)
……そう。失敗……いや、モノ自体は成功した。ただ悪用されたんだ。
(悪用? 誰がなんの為にだよ)
名は江四留。ジンと同じく研究者をしていた男だ。彼はあらゆる手を使い、娘のエルシアと『イリアススコープ』を手に入れた。
(なんで娘も……?)
エシルの計画の為さ。ただ、エシルにとってエルシアはただの偶然の実験体に過ぎない。それも失敗作だった。
(最悪なやつだなそいつ)
ああ、最悪だね。もうちょー最悪。
(お、おう。なんかやけに感情籠もってるな……)
そりゃ籠もるさ。だって私が傑作だからね。
(……それじゃお前も実験の被害者――)
そ! そりゃ感情も籠もるよね。あははは!
(笑えねぇよ……)
……せめて笑って欲しいものだね。そしてエシルは、長い年月と実験の被害者たる子ども達のお陰でついに完成させた。
『イリアスのコア』を。
(イリアスのコア……)
エシルの目的は守るジンとは違い、奪う事を目的としていた。それは、全てだ。
(全て……)
何もかも自分の思い通りになる世界、そんな世界を作ろうとしていた。
(でもよ、地球が滅亡するんならそんな事したって意味ないだろ)
その通り。だからエシルは地球を救った。
(……は? すまん、言ってる意味が分からん)
救ったんだよ、文字通りね。エシルは自分の目的の障害となるものは全て排除した。その中にたまたま、地球を救う必要があっただけ。
(そんな簡単に地球救ってんじゃねーよ……)
簡単なものか。彼は地球を救うために何万回と世界をやり直した。『イリアスのコア』を使ってね。
エシルの凄いところはその執念深ささ。自分の目的の為なら、何が何でもやり遂げる。俺は何度でも救うと、そう決めてね。
(その能力、別の方向に使えばよかったのにな)
……ほんとそうだね。でも、彼も人間だ。何万回も世界をやり直して正気で居られる訳が無い。
エシルは狂った。狂気に落ちたのさ。
(まぁそうなるだろうな。何万回って、一体何年生きてんだよって話だし……)
そうしてエシルは何度も世界を改変した。そして、その過程である世界に辿り着いた。
(ある世界?)
うん。魔法なんかが飛び交う世界さ。まさにファンタジー! ってね。
君たちにとっては魔法は当たり前だろうけど、それはこの世界だからさ。地球には魔法に近しいものは存在しても、死んだ人間を生き返らせるなんて真似は出来ない。他にもある。これはあくまで一例だけどね。
(魔法……魔法か…………)
エシルはね、狂気に落ちてしまったけど、そのファンタジーの世界に魅入られたんだよ。
魔法で何でも出来る、これぞまさにエシルの求めていた世界。……そのはずだった。
(そのはずだった……?)
彼も人間だ。人を愛する事だってある。狂気に落ちた彼は人を愛した。その子のお陰でエシルは狂気から何とか離れることが出来た。……しかし、魔法でやりたい放題やっていたエシルを恨む者が出てきた。
(まぁそうなるよな)
けど、誰もエシルに叶わなかった。創造者である彼に敵なんて居ない。皆返り討ちさ。
そこでエシルに叶わないと考えた者達は、ある方法を思いつく。
(……なんだ?)
エシルを殺せないのなら、ヤツの大事なモノを奪えば良い、とね。
今まで奪う側だった彼には当然の報いだね。
(エシルは何を奪われた?)
妻、だよ。言ったろ? 愛する者が出来たと。彼女は人間だった。魔法も使えない人間。
エシルは妻を奪われ再び狂気に落ちた。泣いて、叫んで……。
でも、蘇生魔法なんてものはエシルには使えなかった。そうして愛する妻を失くしたエシルが取った行動は――
(再び世界の改変をする……)
正解。どうして分かったの?
(……俺ならそうする……と思う。大事なモノを失くしても、手に入れる方法があるのなら、それがどれだけ確率が低かろうと試す……と思う)
……うん。……そう、君の言う通りエシルはまさにそれを実行した。
再び世界を改変した。しかし、何度改変しようとその世界に辿り着けなかった。
彼の肉体は変わらない。しかし、改変を始めた時点で既に老体だった。精神的にも疲弊し、もうコレが最後の改変になる、そう考えた。
(老体で何万回も……すげぇじいさんだな)
そうだね。人間とは思えない精神力だね。
……エシルは、『イリアスのコア』の適正者となる者を探した。
(適正者?)
エシルはもう自分の力では改変できなくなったんだよ。老体だからってのもあるけど、世界の改変には精神に負荷が掛かる。
だから彼は適正者を探し、そのものに改変をさせる事にした。
妻を失くした魔法の世界で、エシルは人探しの魔法を習得していた。……ちなみに私も使える。
(そ、そうか)
そしてようやく適正者が見つかった。場所はとある学校。適正者は女子生徒だった。
(女子生徒、か)
名を 白狐 瀬里奈。今の君がよく知るサリナの姉だ。
(あの露出の激しい狐のお姉さんか)
エシルは堂々と真っ昼間から校舎に侵入した。私は『観測者』。ここから世界が一変する。
(俺の……?)
そう、君が全ての元凶であり、諸悪の根源なのさ。
(俺が諸悪の根源だって? んなまさか――)
そうなるだろうね。でも本当のことさ。私はその事実を今から君に話す。だから覚悟して聞くんだね。
(……さっき龍の背にのって覚悟したばっかなんだが)
あははは! 言っとくけど……そんなのとは比べ物にならないよ、君がしたことは。
でも、私は君だけを攻めるつもりはない。だって君自身も被害者なのだから。
(分かった、教えてくれ)
---
……始まりはある隕石から始まった。その隕石は不思議な力を持っていた。
(隕石?)
そう、隕石。別に不思議じゃない。隕石が落ちるくらいどこにでもある。みんな知らないだけでね……でも、その隕石は不思議な力を持っていた。
(不思議な……力)
触れたものに未来、過去を見せる力さ。
(……へー)
あははは! あまりピンと来てないようだね。無理もないか。ここだけ聞いたら不思議な力を持ったただの石ころだ。
……でも、知識ある者が手を加えると話は変わってくる。ほら、料理とおなじさ! 素材のままでも食べられるけど、調理したほうが美味しい、でしょ?
(なんかその例え最近聞いたような気がする)
多分サリナが見せた記憶だね。私もこの例え方は結構お気に入りなのさ!
(いいから続けてくれ)
……そうだったね。時間も限られてるからね。その不思議な力を持った隕石に、ある研究者が目をつけた。
その者の名は、”日名川 刃”、今のエルブレイドにあたる人物だね。
(……さっきのじいさんのことか)
そう、彼。ここではエルブレイドでは無く、”ジン”と呼ばせてもらうよ。
ジンはこの隕石を使い、ある望遠鏡のようなものを作った。
(望遠鏡……? なんで望遠鏡なんだよ)
その隕石の力を使用するには、直接触れる必要があった。
(過去とか未来が見れるってやつか)
うん、段々理解してきたようだね。その望遠鏡にジンは『イリアススコープ』と命名した。
(イリアス……)
聞き馴染みがあるよね。そう、イリアスとは私のことだ。
(そのスコープを作ってジンとかいう男は何がしたかったんだ?)
世界平和。
(何だそれ)
ほんと笑っちゃうよね。……でもね、彼にはそうしなければいけない目的があった。
隕石に触れた日、彼は未来の日本を見た。
(お前が見せたのか)
まぁそうともいうのかな。でも、その頃の私はまだ人格を持ってないからね。ま、それは後はまた何れね。
(何を見たんだ?)
地球の滅亡。
(は?)
別に起きないとは限らない。ただ確率が低いだけでね。
ほら、よく君たち人間の間で「明日地球が終わるとしたら最後に何を食べるのか」って話あるでしょ?
(ほんと例えんの好きな、お前)
分かりやすく説明してあげているんだよ! でね、彼は……ジンはそんな事態を防ぐべく研究していたってわけさ。
(なるほどな)
ほんとに分かってるの~?
(ああ、分かってる分かってる)
ならいいけどね。ジンには守る者が居た。家庭があったのさ。妻の”エルザ ヒナカワ”と、娘の”エルシア ヒナカワ”。
ジンにとって世界を守るなんてことは二の次だった。家庭を守る、それが彼の初めの目的だった。だって地球が終わったら元も子もないからね。
(でもこの話をするってことは、失敗したんだろ?)
……そう。失敗……いや、モノ自体は成功した。ただ悪用されたんだ。
(悪用? 誰がなんの為にだよ)
名は江四留。ジンと同じく研究者をしていた男だ。彼はあらゆる手を使い、娘のエルシアと『イリアススコープ』を手に入れた。
(なんで娘も……?)
エシルの計画の為さ。ただ、エシルにとってエルシアはただの偶然の実験体に過ぎない。それも失敗作だった。
(最悪なやつだなそいつ)
ああ、最悪だね。もうちょー最悪。
(お、おう。なんかやけに感情籠もってるな……)
そりゃ籠もるさ。だって私が傑作だからね。
(……それじゃお前も実験の被害者――)
そ! そりゃ感情も籠もるよね。あははは!
(笑えねぇよ……)
……せめて笑って欲しいものだね。そしてエシルは、長い年月と実験の被害者たる子ども達のお陰でついに完成させた。
『イリアスのコア』を。
(イリアスのコア……)
エシルの目的は守るジンとは違い、奪う事を目的としていた。それは、全てだ。
(全て……)
何もかも自分の思い通りになる世界、そんな世界を作ろうとしていた。
(でもよ、地球が滅亡するんならそんな事したって意味ないだろ)
その通り。だからエシルは地球を救った。
(……は? すまん、言ってる意味が分からん)
救ったんだよ、文字通りね。エシルは自分の目的の障害となるものは全て排除した。その中にたまたま、地球を救う必要があっただけ。
(そんな簡単に地球救ってんじゃねーよ……)
簡単なものか。彼は地球を救うために何万回と世界をやり直した。『イリアスのコア』を使ってね。
エシルの凄いところはその執念深ささ。自分の目的の為なら、何が何でもやり遂げる。俺は何度でも救うと、そう決めてね。
(その能力、別の方向に使えばよかったのにな)
……ほんとそうだね。でも、彼も人間だ。何万回も世界をやり直して正気で居られる訳が無い。
エシルは狂った。狂気に落ちたのさ。
(まぁそうなるだろうな。何万回って、一体何年生きてんだよって話だし……)
そうしてエシルは何度も世界を改変した。そして、その過程である世界に辿り着いた。
(ある世界?)
うん。魔法なんかが飛び交う世界さ。まさにファンタジー! ってね。
君たちにとっては魔法は当たり前だろうけど、それはこの世界だからさ。地球には魔法に近しいものは存在しても、死んだ人間を生き返らせるなんて真似は出来ない。他にもある。これはあくまで一例だけどね。
(魔法……魔法か…………)
エシルはね、狂気に落ちてしまったけど、そのファンタジーの世界に魅入られたんだよ。
魔法で何でも出来る、これぞまさにエシルの求めていた世界。……そのはずだった。
(そのはずだった……?)
彼も人間だ。人を愛する事だってある。狂気に落ちた彼は人を愛した。その子のお陰でエシルは狂気から何とか離れることが出来た。……しかし、魔法でやりたい放題やっていたエシルを恨む者が出てきた。
(まぁそうなるよな)
けど、誰もエシルに叶わなかった。創造者である彼に敵なんて居ない。皆返り討ちさ。
そこでエシルに叶わないと考えた者達は、ある方法を思いつく。
(……なんだ?)
エシルを殺せないのなら、ヤツの大事なモノを奪えば良い、とね。
今まで奪う側だった彼には当然の報いだね。
(エシルは何を奪われた?)
妻、だよ。言ったろ? 愛する者が出来たと。彼女は人間だった。魔法も使えない人間。
エシルは妻を奪われ再び狂気に落ちた。泣いて、叫んで……。
でも、蘇生魔法なんてものはエシルには使えなかった。そうして愛する妻を失くしたエシルが取った行動は――
(再び世界の改変をする……)
正解。どうして分かったの?
(……俺ならそうする……と思う。大事なモノを失くしても、手に入れる方法があるのなら、それがどれだけ確率が低かろうと試す……と思う)
……うん。……そう、君の言う通りエシルはまさにそれを実行した。
再び世界を改変した。しかし、何度改変しようとその世界に辿り着けなかった。
彼の肉体は変わらない。しかし、改変を始めた時点で既に老体だった。精神的にも疲弊し、もうコレが最後の改変になる、そう考えた。
(老体で何万回も……すげぇじいさんだな)
そうだね。人間とは思えない精神力だね。
……エシルは、『イリアスのコア』の適正者となる者を探した。
(適正者?)
エシルはもう自分の力では改変できなくなったんだよ。老体だからってのもあるけど、世界の改変には精神に負荷が掛かる。
だから彼は適正者を探し、そのものに改変をさせる事にした。
妻を失くした魔法の世界で、エシルは人探しの魔法を習得していた。……ちなみに私も使える。
(そ、そうか)
そしてようやく適正者が見つかった。場所はとある学校。適正者は女子生徒だった。
(女子生徒、か)
名を 白狐 瀬里奈。今の君がよく知るサリナの姉だ。
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