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第十章 アスフィ 感情迷走篇《第三部》
第156話「才能」
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わらわは猫の案内のもと、その緑髪の人物に会いに行くことにした。
わらわに力はあっても体力は無い。その例の人物に会いに行くと軽々しく言ったはいいものの、正直何度もバテたし何度も後悔した。
ありえないほど長い坂道に、暑すぎて溶けそうな砂漠地帯、地面が岩や石でゴツゴツし一歩踏み出す事に休憩したくなるそんな未知な道。
わらわの猫はこんな所まで偵察していたのか。これは帰ってから褒美をやる必要があるかもしれない。
とはいえ、わらわには何もない。
「……猫、何が欲しい?」
「急になにを?」
「……いや、何でもない。案内を続けてくれ」
***
そうして様々な未知を体験してようやく、見つけた。例の少女だ。
『誰?』
「わらわはバス――」
「危ない!!」
猫がわらわを突き飛ばした。
「猫! お前! 何……を……」
わらわを突き飛ばした猫の右手が無かった。
「……何だ? 何がおきた」
一瞬の出来事で全く理解できなかった。名乗ろうとしたら、猫に突き飛ばされ、気づけばその猫の右手が無い。
それよりも、おかしい。わらわの力はわらわを目視した瞬間『魅了』され、虜になる。何でも言うことを聞く傀儡と。
この緑髪の少女は、今もわらわの事をじっと見つめている。それなのに……
「『魅了』が効かない、だと」
『ふーん、君才能持ちなんだね』
才能……? 違う! わらわは……私は才能が無いから姉を、家族を憎んだんだ!
「私に才能なんて無い!!」
『あるよ、才能。』
何なのだこいつは……! 猫め! 言っていた事と違うではないか! 私の方が上じゃないのか!!
「私には力がある! 他者を魅了する力だ! それがなぜお前は効かないんだ」
『……それは才能に過ぎない』
「違う! 私に才能なんて無い! だから私は……」
『……なら、祝福だ。君には祝福がある』
何だそれは……。祝福? まさか私のこの力が、他者を魅了するこの力がこいつの言う『祝福』というものなのか……?
「ぐっ……バステト様、お逃げください」
猫は右手から大量の血を流していた。もちろん言われなくともそうする気だった。こんな化け物私なんかが勝てるわけない……!
……でも、逃げられなかった。
『どうしたの? 逃げないの?』
「……そうしたい……けど、どうやら私にも情というものがあったみたい」
『ふーん』
私はこの緑髪の少女を見た瞬間、初めて恐怖を感じた。
この世界は平和だった。よくある漫画やアニメのような化け物も居ない。居るのは私の思い通りになる人々だけ。
そんな世界でまさかこれほどの恐怖を感じるとは思わなかった。今すぐにでも逃げ出したい。でも、この世界に来て初めての従者である猫……この子を置いてなんか行けなかった。
「走るよ! 猫!」
私は彼の左上腕を掴もうとした。
「……あ、あれ?」
でも、スカした。掴もうとした腕がそこには無かった。
『逃さないよ』
「……何で……私達が何をしたというの!?」
今の私はもう”バステト”なんかでは無かった。ただの白狐 沙理奈であった。
『私を見た』
「それだけ!?」
それだけで……そんなことだけで私の従者を……! 許さない!
『……殺気。私とやる気?』
「そ、そうよ」
私の声は上ずっていた。見えない攻撃の恐怖。こうして立っているだけでもやっとだ。
「私の力はあなたには通じない! でも! それでも彼を置いてはいけない!」
「バステト……様……」
『そうなんだ。じゃどうするの?』
そんなの分からない。もしかしたら身体的接触でもすれば私の力でも通じるかもしれない。でも、それも不確か。違えば私に待っているのは『死』だ。そもそもこの少女に近づく方法さえ思いつかない。……どうすればいいの!?
「……バステト様、僕にいい案があります」
「何!?」
何でもいい。この窮地を抜け出せるのなら何でも……!
「僕に触れてください」
「……え?」
「これはあなたには言いたくなかった。……僕はあなたの力、『魅了』によって従者を名乗った訳ではありません。ただ惚れたのです。あなたの容姿に惹かれた。だから嘘をついていました」
こんな時に一体何を言っているの。
「僕は嘘つきなんですよ」
猫は笑っていた。
じゃあなんで私の魅了が効かなかったの。
「あなたが思っているであろう疑問にお答えします。バステト様、あなたに『魅了なんて力はありません』
………………え?
『彼の言う通り、君に魅了なんて力はない。あるのは祝福』
意味がわからない。だったら今まで付いてきた従者達は!? 私に食べ物を多く恵んでくれた人々は!?
皆、私に魅了されていたからじゃないの!?
祝福って何……。
「……何で私を王と……バステトにさせたの……」
「言ったでしょう。僕は嘘つきなんです。あなたを僕の物にできるのなら僕はどんな嘘もつく。他の従者については、単にあなたのカリスマ性に惚れたのです。かくいう僕もそのうちの一人なワケですが」
「ここに連れてきたのはなぜ?」
「コレに関しては誤算でした」
『……ねぇ、まさかコレって私のこと?』
少女は顔をしかめた。
「僕はあなたが隠れて泣いているのを知っていました。……いつか僕に聞かせてくれましたよね。あなたのお姉さんについて」
「そんな事あった……かな」
「ありました。僕は記憶がいいんです。そして執念深くもある」
「それが何……?」
「あなたはこの世界の住人じゃない。だから不安になっていた。……そこで僕は考えた。あなたを悲しませない方法を」
それがこれ……? こんなとこに連れてくるのがあなたのしたかった事なの?
「この緑髪の少女は『神』と呼ばれている人物です。彼女の名は『死の神・オーディン』」
「死、死の神!?」
なぜ私をそんな危ないやつの所へ!?
「でも勘違いしないでください!! 僕だって惚れた女性を死なせたくはありません。このオーディンにはもう一つ名があるんです。またの名を『全知全能の神』」
「全知全能……?」
神とか何だか良くわからない! 普通なら信じられないけど、この状況をみれば信じられる。この少女は人間じゃない。
だから猫の言うことも少しだけ分かる。
「『全知全能の神』であればあなたを元の世界に帰す事ができるかもしれないと思ったのです。……あわよくば僕もあなたと一緒にあなたの世界へ――」
『長い』
緑髪の少女が一言。何をしたのか分からなかった。私には退屈そう呟いただけに見えた。
その瞬間、彼の首が私の足元へと転がってきた。
「……あ……ああああああああああああああああああ」
『結構待ってあげたつもりだけどね。流石に長過ぎる』
「オーーーーーーディーーーーーーーーーーンッッッッッッッ!!!!」
現実でも、この世界でも孤独だった私に常に寄り添ってくれた。私のお願いを嫌な顔せず聞いてくれていた。
あの時、私がここへ案内するよう命じた時、渋っていたのはこうなる事を危惧していたからだったのね。
『さ、あとは君だけだ』
結局、いい案とは何だったのだろう。私に触れて何がしたかったのだろう。最期にもう一度だけ触れたかったとかだろうか。
……なら私の方から触れてあげる。
私は足元に転がっていた猫の頭を拾い上げ、胸に抱え頭を撫でた。
「…………せめて最期に名前くらい聞きたかったな」
『さようなら』
私は猫の頭を抱え、死を受け入れた。『死の神』だ。死の象徴だ。これは勝てる勝てないの問題じゃない。
出会ってしまった。それだけのこと。
「……セリナお姉ちゃん」
私は何故かはわからないが、あれほど憎んでいた姉の名前を呼んでいた。
………………。
…………まだ? 私はいつ死ぬの? やるなら早くして欲しい。この胸の中にある彼と一緒に死にたい……。
死にたい……死にたい? ……死んだらまたあそこに戻るのかな。あんなに死にたかった。でも死ねなかったあの世界へ……?
「……嫌だ。そんなの嫌だ……死にたくない……私死にたくないよお姉ちゃん!!!」
私は顔を上げ叫んだ。
「――よく言った。死にたいなんて簡単に言うもんじゃない。それは死にたくなかった者達に失礼だ」
私の前に一人の男が立っていた。体格は大柄でまだ若い。右手には大きな剣。
「……誰?」
「名乗る程の者ではない」
そんなセリフ本当に言う人居るんだと私は思った。
わらわに力はあっても体力は無い。その例の人物に会いに行くと軽々しく言ったはいいものの、正直何度もバテたし何度も後悔した。
ありえないほど長い坂道に、暑すぎて溶けそうな砂漠地帯、地面が岩や石でゴツゴツし一歩踏み出す事に休憩したくなるそんな未知な道。
わらわの猫はこんな所まで偵察していたのか。これは帰ってから褒美をやる必要があるかもしれない。
とはいえ、わらわには何もない。
「……猫、何が欲しい?」
「急になにを?」
「……いや、何でもない。案内を続けてくれ」
***
そうして様々な未知を体験してようやく、見つけた。例の少女だ。
『誰?』
「わらわはバス――」
「危ない!!」
猫がわらわを突き飛ばした。
「猫! お前! 何……を……」
わらわを突き飛ばした猫の右手が無かった。
「……何だ? 何がおきた」
一瞬の出来事で全く理解できなかった。名乗ろうとしたら、猫に突き飛ばされ、気づけばその猫の右手が無い。
それよりも、おかしい。わらわの力はわらわを目視した瞬間『魅了』され、虜になる。何でも言うことを聞く傀儡と。
この緑髪の少女は、今もわらわの事をじっと見つめている。それなのに……
「『魅了』が効かない、だと」
『ふーん、君才能持ちなんだね』
才能……? 違う! わらわは……私は才能が無いから姉を、家族を憎んだんだ!
「私に才能なんて無い!!」
『あるよ、才能。』
何なのだこいつは……! 猫め! 言っていた事と違うではないか! 私の方が上じゃないのか!!
「私には力がある! 他者を魅了する力だ! それがなぜお前は効かないんだ」
『……それは才能に過ぎない』
「違う! 私に才能なんて無い! だから私は……」
『……なら、祝福だ。君には祝福がある』
何だそれは……。祝福? まさか私のこの力が、他者を魅了するこの力がこいつの言う『祝福』というものなのか……?
「ぐっ……バステト様、お逃げください」
猫は右手から大量の血を流していた。もちろん言われなくともそうする気だった。こんな化け物私なんかが勝てるわけない……!
……でも、逃げられなかった。
『どうしたの? 逃げないの?』
「……そうしたい……けど、どうやら私にも情というものがあったみたい」
『ふーん』
私はこの緑髪の少女を見た瞬間、初めて恐怖を感じた。
この世界は平和だった。よくある漫画やアニメのような化け物も居ない。居るのは私の思い通りになる人々だけ。
そんな世界でまさかこれほどの恐怖を感じるとは思わなかった。今すぐにでも逃げ出したい。でも、この世界に来て初めての従者である猫……この子を置いてなんか行けなかった。
「走るよ! 猫!」
私は彼の左上腕を掴もうとした。
「……あ、あれ?」
でも、スカした。掴もうとした腕がそこには無かった。
『逃さないよ』
「……何で……私達が何をしたというの!?」
今の私はもう”バステト”なんかでは無かった。ただの白狐 沙理奈であった。
『私を見た』
「それだけ!?」
それだけで……そんなことだけで私の従者を……! 許さない!
『……殺気。私とやる気?』
「そ、そうよ」
私の声は上ずっていた。見えない攻撃の恐怖。こうして立っているだけでもやっとだ。
「私の力はあなたには通じない! でも! それでも彼を置いてはいけない!」
「バステト……様……」
『そうなんだ。じゃどうするの?』
そんなの分からない。もしかしたら身体的接触でもすれば私の力でも通じるかもしれない。でも、それも不確か。違えば私に待っているのは『死』だ。そもそもこの少女に近づく方法さえ思いつかない。……どうすればいいの!?
「……バステト様、僕にいい案があります」
「何!?」
何でもいい。この窮地を抜け出せるのなら何でも……!
「僕に触れてください」
「……え?」
「これはあなたには言いたくなかった。……僕はあなたの力、『魅了』によって従者を名乗った訳ではありません。ただ惚れたのです。あなたの容姿に惹かれた。だから嘘をついていました」
こんな時に一体何を言っているの。
「僕は嘘つきなんですよ」
猫は笑っていた。
じゃあなんで私の魅了が効かなかったの。
「あなたが思っているであろう疑問にお答えします。バステト様、あなたに『魅了なんて力はありません』
………………え?
『彼の言う通り、君に魅了なんて力はない。あるのは祝福』
意味がわからない。だったら今まで付いてきた従者達は!? 私に食べ物を多く恵んでくれた人々は!?
皆、私に魅了されていたからじゃないの!?
祝福って何……。
「……何で私を王と……バステトにさせたの……」
「言ったでしょう。僕は嘘つきなんです。あなたを僕の物にできるのなら僕はどんな嘘もつく。他の従者については、単にあなたのカリスマ性に惚れたのです。かくいう僕もそのうちの一人なワケですが」
「ここに連れてきたのはなぜ?」
「コレに関しては誤算でした」
『……ねぇ、まさかコレって私のこと?』
少女は顔をしかめた。
「僕はあなたが隠れて泣いているのを知っていました。……いつか僕に聞かせてくれましたよね。あなたのお姉さんについて」
「そんな事あった……かな」
「ありました。僕は記憶がいいんです。そして執念深くもある」
「それが何……?」
「あなたはこの世界の住人じゃない。だから不安になっていた。……そこで僕は考えた。あなたを悲しませない方法を」
それがこれ……? こんなとこに連れてくるのがあなたのしたかった事なの?
「この緑髪の少女は『神』と呼ばれている人物です。彼女の名は『死の神・オーディン』」
「死、死の神!?」
なぜ私をそんな危ないやつの所へ!?
「でも勘違いしないでください!! 僕だって惚れた女性を死なせたくはありません。このオーディンにはもう一つ名があるんです。またの名を『全知全能の神』」
「全知全能……?」
神とか何だか良くわからない! 普通なら信じられないけど、この状況をみれば信じられる。この少女は人間じゃない。
だから猫の言うことも少しだけ分かる。
「『全知全能の神』であればあなたを元の世界に帰す事ができるかもしれないと思ったのです。……あわよくば僕もあなたと一緒にあなたの世界へ――」
『長い』
緑髪の少女が一言。何をしたのか分からなかった。私には退屈そう呟いただけに見えた。
その瞬間、彼の首が私の足元へと転がってきた。
「……あ……ああああああああああああああああああ」
『結構待ってあげたつもりだけどね。流石に長過ぎる』
「オーーーーーーディーーーーーーーーーーンッッッッッッッ!!!!」
現実でも、この世界でも孤独だった私に常に寄り添ってくれた。私のお願いを嫌な顔せず聞いてくれていた。
あの時、私がここへ案内するよう命じた時、渋っていたのはこうなる事を危惧していたからだったのね。
『さ、あとは君だけだ』
結局、いい案とは何だったのだろう。私に触れて何がしたかったのだろう。最期にもう一度だけ触れたかったとかだろうか。
……なら私の方から触れてあげる。
私は足元に転がっていた猫の頭を拾い上げ、胸に抱え頭を撫でた。
「…………せめて最期に名前くらい聞きたかったな」
『さようなら』
私は猫の頭を抱え、死を受け入れた。『死の神』だ。死の象徴だ。これは勝てる勝てないの問題じゃない。
出会ってしまった。それだけのこと。
「……セリナお姉ちゃん」
私は何故かはわからないが、あれほど憎んでいた姉の名前を呼んでいた。
………………。
…………まだ? 私はいつ死ぬの? やるなら早くして欲しい。この胸の中にある彼と一緒に死にたい……。
死にたい……死にたい? ……死んだらまたあそこに戻るのかな。あんなに死にたかった。でも死ねなかったあの世界へ……?
「……嫌だ。そんなの嫌だ……死にたくない……私死にたくないよお姉ちゃん!!!」
私は顔を上げ叫んだ。
「――よく言った。死にたいなんて簡単に言うもんじゃない。それは死にたくなかった者達に失礼だ」
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