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第六章 ヒ̶ー̶ラ̶ー̶ 絶望篇《第一部》
第75話「口付け」
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無い。アスフィの母親であるアリアの遺体が。
眠っていたのなら龍神の攻撃を喰らったはずだ。
家の惨状を見るに無事で済まないのは間違いない。
しかし、何度探しても遺体が無い。
そんなはずがあるわけが無い。
誰かが移動させた……? いつだ? まさかエーシル? ……いやエーシルが向かったのは、龍神がこの村を破壊した後だ。
では、アスフィ達がここに来る時には既に居なかった……?
『誰かが運んだのかもしれないな』
「……誰がなんの為に?」
俺はルクスとエルザと思われる遺体を見た。……やはりこの遺体を見る限り、アリアだけ塵になるなんてことあるはずがない。
誰かが運んだか……もしくは目覚めたか。
「いや、それはないと思うよ」
俺の考えていたことに反対するオーディン。
相変わらず相手のことを見透かしてくるやつだ。
「『呪い』から目覚めることはない。絶対だ」
『オーディンの言う通り……忌々しいこの『呪い』は一度侵されればもう元に戻ることは無い』
「………だよな」
では誰かが遺体となったアリアを持ち運んだ……?
考えたところでわかるわけが無いか。
俺達はルクスとエルザの遺体を埋めることにした。
「せめて……埋葬はしてやろう」
『………………待て、フィー』
ん? なんだ急に。マキナは俺を止めた。
『…………みろ』
俺はマキナの言われた方を見た。
「…………嘘だろ」
真っ黒になったエルザと思われる者が動いていた。
それはもうエルザとは呼べないナニカだ。しかしそれは微かに動いた。
「……どういうことだ」
『我が聞きたい』
「……皆見て、なにか喋ろうとしてるよ!」
「………………………………まだだ」
まだ……?
「…………………………私はまだ負けちゃいない」
エルザと思われるナニカはよろめきながら立ち上がる。
嘘だろ……? そんな身体になってまだ生きてるのか!?
「………………………………敵か?」
エルザは俺達の方を向き言い放つ。
コイツ……目が見えていない。
「……俺達は敵じゃない。えっと……ほらアスフィだよく見ろ」
「…………その声は……アスフィか……無事………………だったのだな……良かっ…………た」
エルザはぽつりぽつりと喋り始める。
エルザの嬢ちゃん凄い生命力だな……。これは確かに剣王の娘ということだけはあるな。
『しかしこれは辛いだろう……痛々しくて見てられない。フィー、治してやれないか?』
「……あ、そうだったな! 『ハイヒール』」
エルザは傷が回復し真っ黒だった全身はみるみる内に元に戻っていく。
「…………助かった。アスフィ……では無い者」
なんだ気付いてんのかよ。
エルザは地面に座り込んだ。そして隣の黒いナニカを見てエルザは言う。
「……ルクスはどうだ」
「…………ルクスはダメだ。完全に死んでる」
「……………………そうか。私は生き残ってしまったのか」
『剣王の娘エルザ、不服そうだな』
マキナは立ったままエルザに問いかける。
それにエルザはあぐらをかき答えた。
「……当たり前だ。ルクスは友達だ。……今頃レイラと共に天国で楽しく話しているのだろう…………私も混ざりたかった」
エルザは空を見る。
「……エルザの嬢ちゃん、アスフィはどうする」
「…………アスフィには悪い事をした。また絶望を見せてしまった。レイラだけじゃなく私達の死を目の前で見せてしまった……本当にすまないことをした」
エルザは下を向きそう呟く。
マキナとオーディン、ゼウスは何も言わない。
「……俺はな、エルザの嬢ちゃん。お前には感謝してる。アスフィをいつも勇気づけてくれただろ? それが嬉しいんだよ」
「…………結局お前は何者なのだアスフィの中にいる者よ」
「……過去の異物さ」
「……そうか」
エルザはそれ以上何も聞かなかった。
答えを得ることが出来ないと察したからだろう。
『剣王の娘エルザ、我達は全ての元凶であるエーシルを討伐する仲間が欲しい。お前も来い』
マキナがエルザに言う。それに合わせエルザもまた言う。
「……なら私もその前に一つ聞きたいことがある。ゼウス、オーディン、マキナ」
エルザは三人を名前で呼んだ。
「…………アスフィの父親はどうした」
『殺した』
エルザはマキナに飛びかかった。それをオーディンが阻止する。
「なぜ殺したっ!!? 私たちは……アスフィは頼むと言ったのだ!! なぜ貴様ら神が殺したのだ! 神は人類に干渉しないのではなかったのかっ!!!」
エルザはオーディンに抑えられながらも、マキナに怒鳴りつけた。
「やめなってエルザ! マキナに触れると君も呪いに犯される!」
「離せオーディン! 私はお前にも言っているのだぞ!」
オーディンはマキナに触れさせまいと必死にエルザを押さえつける。あの怪力のエルザを。
『……そうだ。だがもうあれは人ではない』
「…………あんまりだ……それはあんまりだろう神マキナよ……」
エルザは膝から崩れ落ちる。
「……私の父は私にその命を託し死んでいった。祖父もまた病で倒れたという……私は身内の死がどれだけ辛いか知っているのだ……」
エルザは泣きながらそう言った。
『……エルブレイドは死んでいない』
「……なんだと? ……私をこれ以上舐めるのもいい加減にしろ神マキナ」
エルザは怒りと涙で顔がぐしゃぐしゃになっていた。
『……嘘では無い。今頃やつは『炎城ピレゴリウス』にて身を潜めていることだろう』
「……『炎城ピレゴリウス』だと? ……伝説の……剣」
『伝説の剣か……面白いな。どの神が言った? ……まぁどうせ変神であるポセイドン辺りだろうが』
マキナの話を聞き冷静さを取り戻したエルザ。その様子を見てオーディンはエルザから手を離した。ゼウスはさっきからずっと黙り込んでいた。
『伝説の剣……エルブレイドが握ればどの剣もそれは伝説になる』
「そんなことはどうでもいいっ! 祖父は……おじいちゃんは生きているのか!?」
『ああ』
しかしマキナは続ける――
『だが、戦神アレスとの戦いで重傷を負い身を潜めている……やつが今何をしているかまでは我にも分からん』
「……戦神アレスか」
『お前は人類でありながら神の中でも、剣術において最強である戦神アレスと互角に戦った者の血を引いている』
マキナ、もしかしてこいつ……エルザを慰めようとしてるのか? らしくねぇな……だが不器用だよお前は。
「……生きているならいいのだ。教えてくれた事感謝する、神マキナ。……そしてすまない」
『礼はいい。我は盟約の事以外なら答える』
「相変わらず不器用だなマキナ」
「だね!」
俺とオーディンは顔を合わせマキナに言う。当の本人はやめろと言うが少し嬉しそうだ。表情は変わらないが俺にはわかる。
《さぁ……お前の時間だ。目覚める時だぞ》
(………………)
《エルザは生きていた。かける言葉があるだろ? 》
(………………)
《はぁ……全く……仕方ねぇなぁ……。引きこもるやつに一番効くのは強制的に部屋から追い出すことだっ! ……これ、俺の実体験な? 》
……
………
………………
「…………アスフィ、か?」
「…………………エルザ」
「…………アスフィッ!!!!」
エルザはアスフィの胸に勢いよく飛び込んだ。その表情は相変わらず絶望した無表情のままだ。しかし、アスフィは変わらぬ表情でありながらも、涙を流していた。
「…………エルザ」
「……私はお前の味方だ! だから生きろっ!!」
エルザはアスフィに熱い口付けをした。
眠っていたのなら龍神の攻撃を喰らったはずだ。
家の惨状を見るに無事で済まないのは間違いない。
しかし、何度探しても遺体が無い。
そんなはずがあるわけが無い。
誰かが移動させた……? いつだ? まさかエーシル? ……いやエーシルが向かったのは、龍神がこの村を破壊した後だ。
では、アスフィ達がここに来る時には既に居なかった……?
『誰かが運んだのかもしれないな』
「……誰がなんの為に?」
俺はルクスとエルザと思われる遺体を見た。……やはりこの遺体を見る限り、アリアだけ塵になるなんてことあるはずがない。
誰かが運んだか……もしくは目覚めたか。
「いや、それはないと思うよ」
俺の考えていたことに反対するオーディン。
相変わらず相手のことを見透かしてくるやつだ。
「『呪い』から目覚めることはない。絶対だ」
『オーディンの言う通り……忌々しいこの『呪い』は一度侵されればもう元に戻ることは無い』
「………だよな」
では誰かが遺体となったアリアを持ち運んだ……?
考えたところでわかるわけが無いか。
俺達はルクスとエルザの遺体を埋めることにした。
「せめて……埋葬はしてやろう」
『………………待て、フィー』
ん? なんだ急に。マキナは俺を止めた。
『…………みろ』
俺はマキナの言われた方を見た。
「…………嘘だろ」
真っ黒になったエルザと思われる者が動いていた。
それはもうエルザとは呼べないナニカだ。しかしそれは微かに動いた。
「……どういうことだ」
『我が聞きたい』
「……皆見て、なにか喋ろうとしてるよ!」
「………………………………まだだ」
まだ……?
「…………………………私はまだ負けちゃいない」
エルザと思われるナニカはよろめきながら立ち上がる。
嘘だろ……? そんな身体になってまだ生きてるのか!?
「………………………………敵か?」
エルザは俺達の方を向き言い放つ。
コイツ……目が見えていない。
「……俺達は敵じゃない。えっと……ほらアスフィだよく見ろ」
「…………その声は……アスフィか……無事………………だったのだな……良かっ…………た」
エルザはぽつりぽつりと喋り始める。
エルザの嬢ちゃん凄い生命力だな……。これは確かに剣王の娘ということだけはあるな。
『しかしこれは辛いだろう……痛々しくて見てられない。フィー、治してやれないか?』
「……あ、そうだったな! 『ハイヒール』」
エルザは傷が回復し真っ黒だった全身はみるみる内に元に戻っていく。
「…………助かった。アスフィ……では無い者」
なんだ気付いてんのかよ。
エルザは地面に座り込んだ。そして隣の黒いナニカを見てエルザは言う。
「……ルクスはどうだ」
「…………ルクスはダメだ。完全に死んでる」
「……………………そうか。私は生き残ってしまったのか」
『剣王の娘エルザ、不服そうだな』
マキナは立ったままエルザに問いかける。
それにエルザはあぐらをかき答えた。
「……当たり前だ。ルクスは友達だ。……今頃レイラと共に天国で楽しく話しているのだろう…………私も混ざりたかった」
エルザは空を見る。
「……エルザの嬢ちゃん、アスフィはどうする」
「…………アスフィには悪い事をした。また絶望を見せてしまった。レイラだけじゃなく私達の死を目の前で見せてしまった……本当にすまないことをした」
エルザは下を向きそう呟く。
マキナとオーディン、ゼウスは何も言わない。
「……俺はな、エルザの嬢ちゃん。お前には感謝してる。アスフィをいつも勇気づけてくれただろ? それが嬉しいんだよ」
「…………結局お前は何者なのだアスフィの中にいる者よ」
「……過去の異物さ」
「……そうか」
エルザはそれ以上何も聞かなかった。
答えを得ることが出来ないと察したからだろう。
『剣王の娘エルザ、我達は全ての元凶であるエーシルを討伐する仲間が欲しい。お前も来い』
マキナがエルザに言う。それに合わせエルザもまた言う。
「……なら私もその前に一つ聞きたいことがある。ゼウス、オーディン、マキナ」
エルザは三人を名前で呼んだ。
「…………アスフィの父親はどうした」
『殺した』
エルザはマキナに飛びかかった。それをオーディンが阻止する。
「なぜ殺したっ!!? 私たちは……アスフィは頼むと言ったのだ!! なぜ貴様ら神が殺したのだ! 神は人類に干渉しないのではなかったのかっ!!!」
エルザはオーディンに抑えられながらも、マキナに怒鳴りつけた。
「やめなってエルザ! マキナに触れると君も呪いに犯される!」
「離せオーディン! 私はお前にも言っているのだぞ!」
オーディンはマキナに触れさせまいと必死にエルザを押さえつける。あの怪力のエルザを。
『……そうだ。だがもうあれは人ではない』
「…………あんまりだ……それはあんまりだろう神マキナよ……」
エルザは膝から崩れ落ちる。
「……私の父は私にその命を託し死んでいった。祖父もまた病で倒れたという……私は身内の死がどれだけ辛いか知っているのだ……」
エルザは泣きながらそう言った。
『……エルブレイドは死んでいない』
「……なんだと? ……私をこれ以上舐めるのもいい加減にしろ神マキナ」
エルザは怒りと涙で顔がぐしゃぐしゃになっていた。
『……嘘では無い。今頃やつは『炎城ピレゴリウス』にて身を潜めていることだろう』
「……『炎城ピレゴリウス』だと? ……伝説の……剣」
『伝説の剣か……面白いな。どの神が言った? ……まぁどうせ変神であるポセイドン辺りだろうが』
マキナの話を聞き冷静さを取り戻したエルザ。その様子を見てオーディンはエルザから手を離した。ゼウスはさっきからずっと黙り込んでいた。
『伝説の剣……エルブレイドが握ればどの剣もそれは伝説になる』
「そんなことはどうでもいいっ! 祖父は……おじいちゃんは生きているのか!?」
『ああ』
しかしマキナは続ける――
『だが、戦神アレスとの戦いで重傷を負い身を潜めている……やつが今何をしているかまでは我にも分からん』
「……戦神アレスか」
『お前は人類でありながら神の中でも、剣術において最強である戦神アレスと互角に戦った者の血を引いている』
マキナ、もしかしてこいつ……エルザを慰めようとしてるのか? らしくねぇな……だが不器用だよお前は。
「……生きているならいいのだ。教えてくれた事感謝する、神マキナ。……そしてすまない」
『礼はいい。我は盟約の事以外なら答える』
「相変わらず不器用だなマキナ」
「だね!」
俺とオーディンは顔を合わせマキナに言う。当の本人はやめろと言うが少し嬉しそうだ。表情は変わらないが俺にはわかる。
《さぁ……お前の時間だ。目覚める時だぞ》
(………………)
《エルザは生きていた。かける言葉があるだろ? 》
(………………)
《はぁ……全く……仕方ねぇなぁ……。引きこもるやつに一番効くのは強制的に部屋から追い出すことだっ! ……これ、俺の実体験な? 》
……
………
………………
「…………アスフィ、か?」
「…………………エルザ」
「…………アスフィッ!!!!」
エルザはアスフィの胸に勢いよく飛び込んだ。その表情は相変わらず絶望した無表情のままだ。しかし、アスフィは変わらぬ表情でありながらも、涙を流していた。
「…………エルザ」
「……私はお前の味方だ! だから生きろっ!!」
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