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第十九話 お膳立て 前編
しおりを挟む「二人とも、今なんでこうしているかはわかるわよね?」
母はものすごい剣幕である。
俺とサクヤはと言うと、床に正座させられているのであった。
リビングに俺たち二人と双方の親がいる状態だった。
玄関での行為を目撃されてしまい、急いで片づけをした。
そして両親が家に戻ってくるまでの間に同じく急いで風呂に入り、下着こそつけていないもののサクヤは来たときに着ていた服を着たのだった。
俺たちは二人して青い顔をしていた。
それそのものはバレていても、目撃、ましてや玄関先という非常識な場所での行為は流石に怒られるに決まっている。
しかも見られたのは完全な結合部、避妊をしていないことまでがバレている。
これはある意味では父のせいではあるが、謎のセーラー服まで着ていたのだ。
そして何より、相当恥ずかしい。
「ユウ、どうせあんたがあそこでおっぱじめたんでしょ!? 外にまで声聞こえてたわよ! それにあんたたち窓閉めてなかったでしょ!? 防犯もそうだけど、絶対聞こえてるわよ、外に! あんたたち声おっきいんだから!」
「すいません……」
正確にはサクヤからではあったものの、それについて言及するつもりはない。俺のせいならそれでいい。
外に聞こえていたというのは想定外だった。普通に考えればそうかもしれない。でも、そんな余裕がなかった。
「それとあんた! あれあんたが寝室に隠してた服じゃないの!? なんでユウが知ってるの! だから捨てとけって言ったのよ!」
父は突然の飛び火に驚いた顔をする。
やはり母にはばれていたらしい。それどころか捨てろと言われていたようだった。
多分、それもあってくれたんだろう。捨てるよりはという貧乏根性だったのだ。
「い、いや、あれはだな……その、捨てるのはもったいないだろ?」
父は何とも見苦しい返答をしていた。どうやら父も母に頭が上がらないらしい。
「はぁー、親子揃ってああいうのが好きなのね……」
母はあきれたように言う。そこに関しては諦めているように見える。
「父としては複雑な気持ちだったけれど、サクヤのセーラー服というのはとても新鮮だったよ。見たのは初めてだけれど、してるのは知っていたから意外とショックはなかったし。ユウ君、サクヤを大事にしてあげてね」
サクヤの父はのほほん、とした言い方で言う。
俺は本当ならば殴られたって文句は言えないはずだ。
この人は笑顔で殺しにきそうで少し怖い。
「アンタ、そういうところ好きよ。普通なら怒り狂うところなのに」
サクヤの母は自分の夫をうっとりとした顔で見る。
サクヤとはそれほど似ていないと思っていたが、ああ、サクヤの母親だと納得する。
「いやー、だってあれは明らかにサクヤが襲ってたじゃないか。良いんだよ、娘がそれを望んでるならそれで」
確かに騎乗位ではあった。
サクヤの父は拍子抜けするほどあっさりと言う。笑顔すら見せていた。
サクヤの家はどちらかと言うと放任主義に思える。
何もしないわけではないが、それでもサクヤの意志を優先するというか、そんな家庭だ。
サクヤの意志が比較的強めなのはこういう両親の育て方の影響だろう。
俺の母の反応のほうが自然に思える。実際、いくら何でも玄関はやり過ぎだ。
サクヤは下を向いたままうつむいている。横を見てみると、真顔だった。なんというか、反省はしていないんだろうなと確信する。きっと失敗したくらいの認識ではないかと思う。おそらくは反省でも、どうして失敗したのかなどの方向性だ。
なんというずぶとさ。見習いたいものだった。
「……まぁいいわ。どうせ言ってもやめられるわけがないとは思ってたし。だからこそ色々用意したのよ。止めたって隠れて盛り上がっちゃうものだからね。外でされるよりはマシとは思ってたけど、まさか玄関とはね。末恐ろしいわ」
そうだろうと思う。隠れてするようになるだけだ。それは多分外だったり学校だったりだろう。
ある意味ではこの状態というのは隔離されている状態なのだ。開け放たれた檻なのである。閉じ込められているようでも、居心地がいいから勝手に戻ってくる檻だ。
親たちからすれば都合がいいのだろう。中での状態を管理するだけで間違いのリスクは減るのだから。
それに今回はイレギュラーが発生した。それだけのことだ。
「ほんと、すいません……」
母に言い訳は無用だ。かえって激高するタイプなのである。
「ご近所さんに聞こえないようにしなさいよ、せめて。隣のおばさんはあんたたちを小さい頃から知ってるんだからね」
気のいいおばあさんという印象だ。俺たちを孫のようにかわいがってくれている。
確かにそんな関係だと知られるのは少し嫌かもしれない。
「とりあえず、今日はもうだめよ。明日も学校だし、ご飯食べてもう明日に備えなさい。別にするのがダメと言っているわけではないの。あんたたちの年なら仕方ないことなのはわかってるから。ただ、場所を考えなさい。部屋の中なら好きにすればいいわ」
最終的に母は折れる。多分、言っても無駄だと判断したのだろう。
そしてそれは正しい。非常に申し訳ないとは思うけど。
「ユウ、ごめんなさい。私があんなところで誘ったから……」
「いや、別にいいよ。そんな怒ってなかったしな」
ひそひそと二人でしゃべる。
普段なら怒りそうな父ではあったが、衣装の一件もあり黙っていた。
多分、四人ともが俺たちを止められるとは思っていないのだろうと思う。
だからそこについては怒らないのだ。
「あんたたち、本当に反省してんの?」
「してます。かなり」
食卓には二人の母と俺たちがいる。父たちはリビングのソファに追いやられての食事だ。
父の背中には哀愁を感じる。俺たちとは違うタイプの悲しみ。
サクヤの父はそんな様子を見て笑っている。この二人は本当に仲がいいのだろうか。
そもそもが二人は結構タイプが違う。
俺の父は良くも悪くも直情的であるのに対し、サクヤの父は表情が読めないタイプだ。
いつも笑顔を浮かべている。ただ目つきというか、そう言ったもので感情が見えるときがある。
そしてさっきも今も不機嫌そうな様子は見えない。
「仕方ないかもしれないけどね。サクヤはあんなに好きだったユウくんにしてもらえて嬉しいのよ。気持ちはわかるわ。私の娘だもの」
「あー、あんたはそんな感じだったっけ」
母たちは昔話のように言う。
どうやらサクヤの母はサクヤと似たようなタイプらしい。
「これは血ね。勘弁してあげて」
「でも、玄関よ? 玄関はダメでしょ、玄関は」
母たちは俺たちをそっちのけで話に花を咲かせる。
俺たちは黙って食事を続けるほかないのだった。
そして次の日の朝。憂鬱な月曜日が始まった。
丸二日サクヤと一緒だったため、朝のベッドは少し肌寒い。
サクヤの言っていたことがわかる。今日は寝間着を着て寝ていたのだが、違和感があったのだ。
カーテンを開けるとサクヤが窓越しにこちらを見ていた。
「おはよう。自重しなさいと言われてしまったから、今日は布団には潜り込んでいないわ」
窓を開けてみるとサクヤは不満げな声でそう言った。
「おはよう。昨日の今日は流石にな。勉強とかもしてないし」
「私は昨日の夜したわ。することがなかったから」
「俺は普通に寝ちゃったよ……すごい体力してんな、サクヤ」
「勉強はそれほど疲れないもの。ユウに突かれるほうが疲れるわ。最高の疲れだけれど」
「朝から元気だな……」
いつものようにサクヤと学校に行き、教室に着く。
「い、市場、少し話良いかな……?」
少しだけ深刻そうに話しかけてきたのは遠藤明彦。学校一のイケメンと呼び声高い。男から見たってかっこいい奴である。
性格に難があるのも事実だが、それを含めても悪い奴ではない。
「ああ、いいけど。でもそろそろ授業始まるぜ?」
「ほ、放課後でいいんだ。それでちょっと長くなるかもしれないんだけど……」
そう言ってサクヤのほうを見る。
きっと伝えておいて欲しいということだろう。俺たちは帰りも一緒のことが多いからだ。
付き合うようになってからはほとんど毎日である。
「サクヤに伝えとくよ。言わないと怒るから」
「や、やっぱり市場は頼りになるなぁ……」
事情はよく分からないが、嬉しそうに遠藤は言う。
「それで、話って?」
遠藤明彦の後ろを歩き、そのまま美術室のほうへ向かう。
前にサクヤとしたことのある思い出の場所だった。
きっと遠藤の場合は告白などでここに呼び出されることが多かったんだろう。人が来ないことを知っているようだった。
少しだけ、少しだけ怖かった。
黒田サユリ。サクヤを好きだという、サクヤの同性。
もしかして、遠藤も? そういう不安が頭をよぎる。
それならばモテないのも納得である。
「は、話って言うのはさ、黒田さんのことなんだ……」
もじもじと、恥ずかしそうに言う。いくらイケメンでも男がするとうっとうしいものだった。
「その、多分黒田さんは市場が好きなんだと思うんだけど、市場はどうなのかなって」
黒田サユリが好きなのはサクヤだ。俺にはむしろ敵意すらある。
でもそれを知っているのは俺とサクヤ、そして本人くらいなものだ。一応俺の両親も知っているが。
言っていいものか。あまりいいことではないと思う。普通の恋愛ならまだしも、これは結構根の深そうな問題だからだ。同性愛への偏見はないつもりだったが、それでも見てしまうと少し考えが変わる。
もっとも、俺の場合は独占欲からきているものだと思うが。
「俺はサクヤ以外興味ないよ。昔からずっとだ。それに黒田は俺が嫌いで見てるんだよ。本人に聞いたから」
「そ、そうなの!? じゃあ俺にもチャンスあるかな?」
「うーん、それはどうだろう。黒田別に好きな人いるって言ってたからな……」
サクヤだということだけは言わない。これくらいなら友人へのアドバイスとしてはそれほど逸脱していないだろう。
「も、もしかして!?」
「ごめん、遠藤じゃない」
あからさまにがっかりとする。
ネガティブなのか、ポジティブなのか。
「まぁそんなうまい話はないと思ってたよ……付き合ったりしてるわけじゃないんだよね? 黒田さんは」
「ああ、多分今後もないと思う。少なくともそいつとは」
「俺、頑張ってアプローチしてみようと思うんだ。それで悪いんだけど、サポートとかってお願いできたりしないかな。ほら、四条さんは黒田さんと仲いいだろ?」
「お前なら普通に行ってもうまくいくと思うんだけどな……」
実際わからない。黒田サユリは筋金入りなのか、サクヤだけが例外なのか。
サクヤが例外な気もする。理由は特にない。
それでもこんなイケメンにアタックされて落ちない人などいるのだろうか。男だって一部なら堕とされてしまいそうなほどだ。
「行かないよ、絶対うまくいかない」
「前から思ってたんだけど、もっと自信もっていいんじゃないか?」
この男はとにかく自信がない。どうしたらここまでなってしまうんだと思うほど。俺も自分に自信がある方ではないものの、それでもこの男よりはあるつもりだ。
客観的に見ればこの男、遠藤明彦は優秀だ。
身長百八十センチのイケメンであり、成績まで優秀である。所作には育ちの良さが出ているし、人を馬鹿にしたり悪口も言わない。それに関しては、自分自身が言われることのつらさをよく知っているからだと思う。
「姉ちゃんにも同じこと言われたよ……そんなに自信ないように見える?」
「見える。お前はかっこいいし、いいやつなんだから大丈夫だって。できることくらいならするしな」
なるべく最大限の笑顔で慰める。
何かトラウマでもあるんだと思う。普通、この容姿なら傲慢な性格になっていてもおかしくはないのだから。それに遠藤は俺を信頼してくれているのだ。絵を描いていることも俺にだけ教えてくれた。だからその信頼には応えてあげたい。
「市場、ほんとにかっこよくなった……市場にも惚れそう」
「なっ! やめろ! 今その手の話題はシャレにならない!」
「? 誰かいるのか、市場に告白したやつとか。俺のはさすがに冗談だよ」
「いや、違うんだけどさ……よかったよ。本気なら急いで逃げなきゃいけないからな」
「同性はね、ちょっと俺には理解できないなぁ」
遠藤は苦笑いで言う。自分の好きな人間にそういう気があるとして、何の偏見もなく受け入れられるのだろうか。傷ついて、傷つけてしまうのではないだろうか。俺は本当に手助けしていいのだろうか。
「……あんまり人前でそういうこと言うなよ。意外といるんだぜ、そういうやつ」
「あ、ごめん。確かにちょっと考えなしだった……」
「それで、サポートって何すればいいんだ?」
内容による。ちょっとした仕掛けくらいなら構わない。
「た、大したことじゃないんだけど、話す機会を作って欲しいんだ。君たちも一緒で。そっちの方がきっと話しやすいと思うから」
気まずい状態になってしまう。遠藤にはわからないだろうが、この三人の組み合わせは気まずい。
だがその理由は説明できない。
「サクヤに聞いてみるよ。どのみち協力してくれなきゃ俺にはできないし」
「ぜひお願いするよ! 今度何かお礼もさせてくれ!」
「気が早いよ」
「それで、遠藤君の用事って何だったの?」
教室にカバンを取りに戻るとサクヤが待っていた。
自分の席に座ったまま本を読んでいたようだ。
「なんだ、待ってたんだ。先帰っててもよかったのに」
「間違いがあるといけないから、一応待機していたの」
「間違いって……そんなことありえないよ」
「そうでもないわ。事実価値観が変わるようなこともあったでしょう?」
黒田サユリのことを言っているのだろう。サクヤは真顔だった。
今日一日の様子は普通で、この前のことは夢だったのかと思うほど、彼女は自然だった。
「遠藤の相談ってのは黒田のことだよ。何やらお近づきになりたいらしくてね。話したりする機会を作って欲しいらしい」
「あまり気乗りはしないわね……他人の色恋に時間を割くくらいならユウと二人でいたいもの。それに具体的にどうすればいいのかしら。学校だと他の人も一緒になっちゃうわけで、それはきっと望んでいない展開よね?」
「外に連れ出すとか、か。ただちょっと残酷じゃないか? サクヤにフラれたばっかりで誘われるのってさ」
「そうよね……場合によっては傷つけてしまうかもしれない。ただ上手い事すれば、サユリは私に興味がなくなるかもしれない。今日は無理してふるまっているように見えたの。あの状態が続くのは、心苦しいわ」
「少し家で考えてみるか」
「そうね。きっと何か方法があるはず。それより、遠藤くんのほうが問題よ。彼はサユリと仲良くできるタイプなのかしら」
「正直正反対だと思うな。趣味に関しては。流石にあの趣味と仲良くできる子っていうと、あまりいないと思う。ただ、見た目はいいだろ? あいつ。それに優しい奴なんだ。だからその辺は何とかなると思う」
二人の会話を一人の男が聞いていた。
ドアの後ろ、廊下で偶然聞いてしまったのだ。
彼はカバンではなく机の中の忘れ物を取りに来たのだった。
カバンを持っていることを確認した市場ユウは、教室に戻ってはこないだろうと油断していたのだ。
「黒田さんが、四条さんを……!?」
遠藤明彦は口を押えながら、耳を疑った。
その感情は純粋な驚き。そして市場ユウがそれを知っているからこそ自分をたしなめたのだと気づいた。
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