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新たな世界
第十三話 二人きり
しおりを挟む海に入って魚を取ろうとは思わない。あまりに非効率だからだ。
魔術を使い、海ごと持ち上げてその中から魚を獲っていく。
当然賢者の石の力を使う。自分の力だけではこの質量はとてもじゃないが無理だ。
突如として大質量の海水が浮き出たため、レームたち三人の居るところからその分の穴埋めがされる。
波のような衝撃に三人は大喜びだった。
「こういう遊び方もあるんだな……」
魔術を使えば色々できるのはわかる。
氷の浮島なんかを作ってやれば大喜びしそうだ。
その後大きな魚から小さなものまで、食べられそうなものだけを選定して確保する。
俺は殺生が好きじゃない。
食べない生き物を殺そうとは思わない。
魚の調理方法を俺はあまり知らない。
というか、一種類しか知らない。
そう、丸焼きだ。あらかじめ下処理をして、塩を振るだけ。
そして木製の、人体には無害な串を作り、突き刺す。
あとは焼くだけだ。
他にも方法はあるのだろうが、興味がなかったため知らない。
賢者の石で調べることはできる。でも、そこまでではない。
魚を食べたことのない三人に対しては、一番癖のない方法で調理した方がいいと思ったからだ。
「三人とも、そろそろ食事にしないか?」
俺がそう言うと、三人は海から出てくる。
見慣れないものに興味津々のようだった。
そして、ニムは尋ねる。
「それ、何ですか?」
「魚だよ」
「あ、これが魚なんだ。知ってます、一応、知識だけ。さっき泳いでたやつの仲間ですかね? ちょっと違いますけど」
「仲間だよ。色々いるんだ。食べられない奴もいるし」
「美味しいんですか? ちょっと気持ち悪いですけど……」
「人による、かな。俺は正直そんなに好きじゃない。昔食べたことあるけど、その時はそう思った」
それ以来一度も口にしていない。
かれこれ数十年前の出来事だ。俺がまだ若かったのを覚えている。
「ご主人様、とりあえずたべてみませんか? 私も気になります」
レームはおっとりとした様子で言う。
全員が全裸の状態での食事。少し違和感がある。
「あれ? 思ったより旨いな……味覚が変わったのか?」
「私はあんまり……」
イチカは苦々しい表情だった。
単純に子供受けが悪い味なのか? だから俺は嫌いだったのかもしれない。
俺はと言うと意外な味に驚いてしまった。
一言で言うと美味い。
淡白な白身魚ではあるが、それがまたいい。野菜や肉中心の食事ばかりだから余計にそう思えるのだろう。
「え? 美味しくないですか? 癖はありますけど、私すごい好きなんですけど」
「そうですね、私も好きです。他の調理方法もたくさんありそうですし」
「ニムとレームは好き、と。イチカだけはダメだったみたいだな。──酒といい、ニムは少し年寄り側の味覚な気もするな」
「え!? 年寄りって……まだ生まれて一年も経ってないんですけど……」
「味覚の話だな。少なくとも俺の知る限り年寄りっぽいものが好きだと思うぞ、ニムは」
「……複雑です」
ニムは魚にがっついている。
年寄りだと言われ吹っ切れでもしたんだろう。
イチカにはいまいちだったようだから、城では酒盛りの時くらいしか食べることはない。
成長しない以上、嫌いなものを食べる必要はないのだ。
それに、俺は魚を食ってはいなかったが、賢者の石を生成できた。つまり、別段必要ない。
レームは気に入ったようで、頭の中で何かを考えているようだ。
おそらく、何かしらの料理を考えているのだと思う。
料理はほとんどレームの仕事だが、そもそも結構凝り性だ。
同じ食材でも毎日代わる代わるメニューが変わるのである。
料理は化学に似ている。
組み合わせで味が変わり、栄養価も変化する。
そういう意味ではレームが得意なのは当たり前かもしれない。俺に関したってそうだ。だが、俺はイマイチ料理ができない。
まさに理想の妻。
家事だけでなく子育て? もうまくやっている。
姉妹ではあるが、姉であり母というようなポジションだ。
特に一番小さいイチカは俺の目で見ても甘えているように見える。
当初こそ嫉妬に狂う場面も見られたが、今はほとんどない。
きっとニムの存在が大きいのだ。
完璧に近いレームと比べれば、ニムは隙が多い。
自分よりも見た目の上では年上のニムがそうだから、安心できているのだ。
確かに俺とレームだけの時は比較対象が少ない分、嫉妬や劣等感に襲われることも多かっただろう。
「そろそろ冷えてきましたね」
「そうだな。薄暗くなってきたし、みんな体が濡れているからな。そろそろ帰ろう。来たければいつでも連れてくる」
確かに寒くなってきた。
海の側で、風が強いのもある。
一番体の小さいイチカは唇を青くしてしまっているし、表情にこそ出さないが、口に出した以上きっとレームも寒いのだ。
ニムだけが平気そうな顔をしている。
色々な方向性を考えても、一番体が強いのはニムのようだ。
城に戻り、片付けをする。といっても大したことはしない。ほとんど持ち出したものはなく、持ってくるものもないからだ。
作った小屋や物品はすべて放置。次回があれば使用するくらいの気持ちだ。
誰かに見つかったところで問題はないだろう。
痕跡は俺たちにはつながらない。
その後は三人がまとめて風呂に入り、俺は最後に入った。
今日は外での食事だったため、城の中での皿洗いの必要はなく、レームは心なしか嬉しそうだった。
「ひぃぃっ!? すごい痛いっ! なにこれ、病気!?」
「多分、日焼けでしょう。ご主人様に似て私たちは色素が薄いみたいですから」
「痛い、痛い! ひりひりする、ひりひりしますっ!」
「レーム姉なんでそんなに冷静!?」
「さぁ、なんででしょうね?」
そんな会話が風呂場から聞こえてくる。
全裸で海にいれば仕方のない現象だ。
日光によるやけどのようなもの。
そして俺は知っている。風呂に入る前にエリクサーを飲んでいたレームの姿を。
知識の有無とそれを活用できるかは別の問題、ニムだって知っていたはずなのだ。
騒いでいるイチカとニムもエリクサーで回復するだろう。風呂場の水だってそれなのだから。
イチカとニムはすぐに寝た。
珍しい、と言うか、ニムが生まれてからはほとんどない日だ。
ニムは以前羞恥を晒してから積極的に求めてきた。だが、今日は初めて寝室にやってこない。
体には疲れが残っていないはずなのに、疲れているようだった。
エリクサーは精神にまで影響しない。
精神的に疲れた、と判断し、体がそれに応じたのだろう。
「レーム、久しぶりだな、こうやって二人でいるのは」
「ええ。最近はご主人様もお疲れでしたし、ちょうどいいのでは?」
「疲れは残っていないはずだが……やっぱり精神的なものなのか?」
「おそらくはそうでしょう。ニムにとっては初めての外ですし、とてもはしゃいでいましたから」
「じゃあこれからも遊ばせていればおとなしくなるのかな」
「どうでしょう……? 正直、私から見てもニムは性欲がとても強いようですから」
「できる限りは応えてやりたいが……俺はレーム、お前としたいんだ。──本来、そう言ったことに関してはお前とだけするつもりだったわけで、他の者とするつもりはなかったんだ」
「ええ、存じております。ただこうなってしまっては仕方ないといいますか、ご主人様に頑張っていただくしかありませんね」
寝室の入口に立ったままだったレームをベッドのほうまで誘導する。
妙に貞淑と言うか、俺が言うまで自分から下に立とうとしているところがある。
俺は別にそこまで望んじゃいない。
正直、一緒にいてくれるだけでいいのだ。
隣に座ったレームからは暖かい空気が伝わってくる。
レームは疲れていないのだろうか。
確かに、イチカやニムと比べれば控えめに遊んでいた印象はある。
「私は疲れておりませんよ? ──ご主人様のほうこそ、お疲れでは? 普段と違う、慣れないことばかりだったでしょう?」
「疲れるって程でもない。初めての経験はたくさんあったがな」
「今日はありがとうございました。私たちも初めてのことばかりで楽しかったです。ところで、あの魚はこの城の周りでも獲れるんでしょうか?」
「どうだろうな……転移していると近くに感じるが、あそこは相当遠い場所だ。生態系も違うと思う。この近辺で獲れるのはもっと大型の、食べられない魚ばかりだと思うぞ。調査したわけではないから詳しくはわからないが」
「味付けを変えるなりすればイチカも食べられると思うのですが……難しいかもしれませんね」
やはり何かしらを考えていたようだ。
料理の種類が増えるのは好ましいことである。
「そろそろ寝るか。俺もなんやかんやで疲れているのかもな。少し眠い」
「ええ。二人きりですと、少々広く感じますね」
いつもはここに二人追加されるわけで、そう考えれば倍くらいに感じる。
少し前までは二人だけだったというのに、にぎやかになったものだ。
二人でベッドに寝そべり、布団をかぶる。
隣に寝そべるレームは枕に顔を沈めながらこちらを向いていた。
「今日は如何します? ──二人きりですよ?」
「そう言われると……したくなるな」
布団の中でレームが俺の手を握っているのがわかる。
体温を感じると、少しだけ恥ずかしい。
「今日はゆっくり、ご主人様のペースでいいんですよ。ご主人様の好きなように抱いてください♡」
「最近は求められるがまま、って感じだったからな……」
「あれではご主人様も疲れるでしょうから……」
「なんというか……若いよな、ニムは」
「ご主人様もお若いですよ。──毎晩あんなに」
若い、若い……
年のわりにというならそうだろう。
ただ、俺の体は若いままだが。
ただ喋っていると、少し気まずい。
俺もレームの方に向き直る。
目を合わせて、顔を見る。
白い肌で、白にも近いピンク色の髪。
口元は笑っていた。
三人を同時に相手にする必要はないので、ゆっくり、じっくりとすることにする。
レームを押し倒して馬乗りになる。抵抗の色はない。
これからされることに期待しているのかもしれない。
最近こういうのは少ない。
前戯の類はほとんどないのだ。
ニムから始まってニムから終わるような、そう言うことが増えていた。
レームは特に回数が少ない。
乱れる二人を見守っているような、そんな立ち位置でいることが多いのだ。
「本当に久しぶりだな」
「ええ」
「……寂しかったりするか?」
「……ほんの少しだけ。──でもそれでいいのです」
「良くない。レームが寂しいならニムにも少し控えてもらう」
「それは、──ダメです」
「なんでだ?」
「私はともかく、他の二人は我慢できないでしょう。イチカは甘えん坊ですし、ニムもそうです。ご主人様に嫌われたと思えばどうなるか」
「だが、お前は……」
「たまに、たまにでいいので私だけを可愛がってくれれば、それで……」
にっこりと笑う表情も、こんな話をした後では寂しげに見える。
俺はひどく不誠実だ。
こんな風に抱えていても、レームは不満を表に出さないだけ。
嘘を吐かないことと、不満を吐かないことは一緒じゃない。
聞かれれば答えるだろうが、逆に言えば聞かなければ言わないのだ。
理想の妻?
俺はレームにとって理想の夫じゃない。
「あまり悩まないでください。何から何まで慣れていないでしょうに、よくやってくれていますよ」
レームは俺の顔に触れ、優しく言う。
この優しさに甘えてしまいそうになる。
レームは、レームだけは甘やかしてくれる、褒めてくれる。
イチカとニムにはとても甘えられない。
「レーム……」
「来てください……♡」
優しく体重をかけると、レームは両手で俺の頭を撫でる。
「あっ……♡」
胸を触ると、レームは小さく喘いだ。
レームの胸は大きい。
イチカとニムを合わせたとしても、到底及びはしない。
俺の手では半分も掴めない。
服を着たまま、ごわついた感触の上からでもわかる柔らかさ。
水のたまった袋を揉んでいるような気分だ。だが、それより暖かく、何より柔らかさのレベルが違う。
心地いい。
もっともっと触りたい。
足元まで続く長い服をずり上げ、全体を露出させる。
そして両手で揉みあげ、顔をうずめた。
体から甘い匂いがして、心臓の音が聞こえる。
「これは私にしかできませんものね♡」
「う、その、好きなんだこれ……」
母性の象徴とでも言えばいいのか、どうにも好きだ。
母親を知らない分レームに求めてしまっているのかもしれない。
温かく、それでいて柔らかい。
──安心感がある。
「いいんですよ、いっぱい、いっぱい甘えてください♡」
「ああ……」
「本当に久しぶりですね……♡」
頭を撫でられていると本当に童心に帰ったような気持ちになる。
何もかも手に入れられるようになって、結局一番欲しいものはこういうもの。
安心。心の平穏。そういうものが欲しい。
「ご主人様、こちらも甘えたいと言っておりますよ?♡」
甘えているうちに膨らんでしまっていたらしいチンポを、レームは撫でるように上下に擦る。
ズボンの中ですっかり大きくなってしまっていた。
形を浮き上がらせるような、全体を包むような手の動きに声が漏れる。
「ご主人様もお脱ぎに……♡」
レームの服はワンピースのようになっていて、最初にずり上げたときにほとんど裸同然だ。
腰を浮かせていると、レームは自分の上で四つん這いになった俺のズボンをゆっくり脱がしていく。
腰のあたりまで下げられ、チンポはむき出しになってしまう。
いまだ布団をかぶったままなので中身は見えないが、レームは感触から俺のチンポを見つけて手でさする。
四つん這いの体勢を維持していると少し汗が出てきた。
布団の中は熱気で包まれていく。
どうにもじれったくなり、布団をはがし起き上がる。
足に引っ掛かったズボンが邪魔くさい。
ついでに上も脱ぎ捨ててベッドの方を見ると、レームは胸の辺りで止まっていた服を完全に脱ぎ捨てて、ベッドの端のほうへ置いていた。
寝そべったままこちらを見る目は俺を誘っているように見える。
片腕で両胸を隠し、足は閉じて揃えたままだ。
下着は履いておらず、閉じていても割れ目が目に入る。
俺が見ているのに気づき、恥ずかしそうに片手で隠した。
「どうして下着を履いていないんだ?」
「その……今日は抱いていただけるかと期待しておりました……♡」
隠されているからか、恥ずかしそうにしているからか、いつも以上に可愛く見える。
どくん、と自分の心臓が高鳴ったのを感じた。
俺はすでに限界だった。
隠されていると思うとなお興奮してしまう。
レームの待つベッドの上に乗り、足元に投げた布団を体に掛ける。
火照った体に寒気を覚えたからだ。
「レーム、今日はお前だけを一晩中抱きたい」
「ええ、私もそうして欲しいです♡」
抱きしめられると胸の感触と体全体の柔らかさが伝わる。
再び胸を揉み始めるとレームの表情は色っぽく変化していく。
両手で両方の胸を鷲掴みにし、乳首に吸い付く。
硬く膨らんだ乳首の周辺を舌でなぞる。
ふとレームの顔を見ると、レームもこちらを見ていた。
少し開いた口元は三日月のような形をしている。
「ご主人様……♡ 申し訳ございません、私、もうご主人様が欲しくて……♡」
胸に置いていた手をなぞるように股間に向けると、そこはぐっしょりと濡れていた。
閉じた足の間に満たされているのは生暖かい液体だ。
おまんこは熱くなっており、俺の指を物欲しそうに挟み込んだ。
「あっ、ご主人様っ!♡」
俺の体の下で跳ね、その後に俺のチンポを手で握りこむ。
お互いの手で性交しているような状態に興奮がこみ上げてくる。
「入れるぞ……」
「はい……♡」
体勢を変えながらレームの足を開く。
布団の中で見えなくとも、どこに何があるのかはわかる。
何度も繰り返したことだから。
上を向いて言うことを聞かないチンポをレームの股間に押し付け、ゆっくりと腰を落としていく。
ぬるぬるしていて、抵抗なく滑り込んでいく。
「くっ……」
「ああっ、大きいです、ご主人様!♡」
ほんの少し入れただけでも抜群の快感が腰から脳に響いていく。
相性の良さが異常だ。
単純な締まりの強さだけならイチカ、そしてニム、レームと続く。
体の大きさというのもあるだろう。イチカは物理的に小さい。
それでも俺からするとレームのおまんこが一番気持ちいい。
挿入しただけで射精してしまうほどだ。
レームだけは特別製、今の俺の体に合わせた作りになっている。
膣内構造は俺に合わせた形状をしていて、まさに俺のためだけの場所だ。
俺が剣なら、レームは鞘。そういう風にできている。
気恥ずかしくてレームに手を出せなかった頃、その内部を想像しながらオナニーをしていた。
自分の手よりもはるかに気持ちいいことがわかっていたからだ。
ゆっくりと、ゆっくりと腰を動かし、奥まで挿入していく。
乱暴に突き立てるようなことをすればすぐに射精してしまうのだ。
俺がそうであるように、レームにとっても俺が一番相性がいい。
レームの気持ちいいところは俺が気持ちいいところでもある。
お互いにすぐに終わってしまわないよう我慢する。
「ご主人様ぁ♡ もうイッてしまいそうです……♡ まだすべて入れてもらっていないのに……♡」
「俺も奥まで入れただけで出てしまいそうだ……」
イチカやニムに挿入していると狭い肉の筒に入れているような感覚があるが、レームは正反対で柔らかい。
ぐにぐにと形の変わる肉だ。
俺のチンポに絡みついてきて、どんな動きをしても密着しているような感覚がある。
空洞を感じない。
それでいて当たる場所によっては刺激の種類まで変わる。
共通しているのはすべてが俺を射精させるためのものということだ。
おっぱいに顔をうずめ、両手で自分の顔を挟むようにする。
上から見ればひどく惨めな姿だろうが、レームとするとき、二人きりの時はこうしていることが多い。
レームの中で溶けていく感覚が気持ちいい。
挿入したままだと体勢がきついが、それでもこの状態が好きだ。
「ふ、うう、出る……」
根元まで挿入を終え、限界がやってくる。
自分のチンポが痙攣しているのがわかる。
玉が持ち上がり、射精しようとしているのだ。
「ああんっ♡ ご主人様、私も果ててしまいそうです!♡」
びゅるるる、と精液が飛び出していく。
一本の太い糸のようにつながっている感覚だ。
射精中だというのに、レームの中はもっともっとと欲しがるように動いて射精が収まらない。
頭を撫でられているのも影響した。
長い射精を終えて、胸の谷間から顔を上げると、真っ赤な顔でレームはこちらを見ている。
もっと、と声を抱いていなくてもわかる。
俺だってもっとしたい。一晩中、ずっと。
「ご主人様、もっとかわいがってくださいまし……♡」
「ああ、今日はお前だけを」
視線を感じた気がして扉の方を見ようとする。
するとレームは両手で俺の顔を掴み、自分の方へ向けた。
「今日は私だけを見ていてください……♡」
疑問はあったが、すべてどうでもよくなった。
もっともっとレームとしたい。
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