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孤独な錬金術師
第十七話 思い出の焼却
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「げぇぇ! げぇぇ!」
俺は城の側で胃の中身をすべて吐き出す。
先ほどは冷静を装っていたが、目の前で人が死んでいるのは初めて見た。
それでもそのままではなく細切れにしたのは、少しでも実感から離れたかったからだ。
初めて人を殺した。
それが可能なのは知っていたが、それでも自分の意志で初めて。
もっと簡単だと思っていた。歯向かう敵を排除するだけなのだと。
掃除のようなものだと思っていた。
だが現実はそう甘くはなかった。
あの血と排泄物、内臓の入り混じった不快な悪臭。
もうそこにはいないも関わらず、鼻の裏にこびりついているような、そんな強い匂い。
城から500メートル前後離れた地には今もまだあれが残っている。
エリクサーを飲み、荒くなった息をなんとか正常に近いくらいに無理やり戻す。
レームたちはまだ研究室にいる。他に誰もいないことは分かっていても、それでも誰かが侵入しているのではないかと不安になる。
城の中は静かだった。
誰も侵入していないということに、胸を撫で下ろす。
それでも一応警戒しながら城中を回る。まだ安心はしきれなかった。
結果全ての封印はそのままで、隠れているものもいないようだった。
封印をこじ開け、レームたちの安全を確認する。
「大丈夫だったか? 誰も来なかったか? けがはないか?」
俺の様子を見て逆に心配したのであろうレームは笑顔を見せる。
「大丈夫でしたよ。ご主人様は大丈夫なのですか?」
この大丈夫にどういう意味が込められているのか、俺はなんとなく理解している。
俺は不老不死の怪物だ。だからレームが心配しているのは必然的に精神のことだろう。
「……ああ、大丈夫だ。敵は全員片付けた」
それについては回答しない。余計な心配はかけたくなかった。
「もうここは安全じゃない。また同じようなことが起きるかもしれない」
言いはしない。だが近くにあれが残されているというのが非常に嫌だった。
片づけてしまうことは可能だ。だがその事実は消えない。
それに怖いのだ。また同じようなことが起きて、今度は二人がいなくなったらと思うと、全身に震えが起きる。長らく引きこもっていた俺がこのような決断に至るほどの恐怖だ。
「それは……この城から出る、ということでしょうか……?」
レームは今までに見せたことのない悲しい表情でそう言った。
無理もない話かもしれない。レームとイチカにとってここは故郷なのだ。
「……そういうことになる。他の土地で、もっと平和な場所で暮らそう」
俺だって何の感慨もないわけじゃない。俺の人生はその殆どをここで過ごしていたのだから。
だが俺の今までの人生なんかよりも、この二人の方が大事なのだ。
目標としていたことをどこか諦めながら過ごしていた人生など、天秤にかけるまでもない。
「私は、私はここが……ご主人様と過ごしたここから出たくないです……」
レームが初めて俺の言葉を否定した。
俺は驚いたが、それと同時に嬉しくも思った。
ここの、俺との思い出を大事に思ってくれているということに喜びを感じる。
「今回みたいに対処すれば移動しなくてもいいのでは!?」
レームは食い下がる様に続ける。確かに俺もそれは考えた。
だが極力であればそれも避けたかった。
「あの城に行ったものは帰ってこない」などと噂されることは確実だ。
最初のうちは先ほどの野盗団のようなレベルだろうが、そのうち策略を持ち、力を持った集団が来る可能性もある。いくら俺でも最初から魔術を城に当てられ続けて対処できるかはわからない。
俺だけならいくらでも対処可能だろうが、レームやイチカの無事が保証できないのだ。俺だけが生き延びることには何の意味もない。今はそう断言できる。
「それもだめだ。さっきのはたまたま、たまたま被害がなかったんだ。今後どうなるかはわからん」
「でも、それでも!」
レームはついに涙を浮かべ始める。
いつものそれとは違う、本当の涙だ。初めて見せる表情、声。本当に城から出たくないのだと伝えるには十分な説得力だった。
イチカは状況がわかっていないのか、おろおろと咽び泣くレームを慰める。
だが泣き止まないレームに中てられ、ついには自分も泣きだしてしまう。
二人は声を上げ、レームなどは過呼吸気味なほど泣きわめく。
俺すら泣きそうなほどだった。だがこのままここにいれば、きっとまた同じようなことが起きる。
どうすればいいんだ、何か解決法はないのか。そう考えていると賢者の石が語り掛けてきた。
『回答────転移魔法。古代禁呪に解が存在します』
「は?」
俺は思わず声を出してしまった。
賢者の石は質問されたことに答えたのだろう。だが質問したつもりはないし、このような不確定的な質問に賢者の石が答えたことはない。
もっと具体的に質問しなければ何の回答もしないはずなのだ。だが今回は違った。
ああ、そうだった。これは賢者の石────
────奇跡の結晶だった。
「悪い、どうやら何とかなりそうだ。場所は変わるが城はそのままで何とかなるかもしれん」
少しばつが悪く、座り込んで号泣しているレームとイチカにそう言った。
二人は顔をこちらに向け、どういうことだ、という視線を向ける。
「少し焦っていてな、俺がどうかしていたんだが……どうやら城ごと転移させることができるかもしれん」
「本当ですか!? このまま!?」
レームは相当嬉しかったのだろう、俺の手を強く握り、詰め寄ってくる。
ああ、そうだ。と笑顔で答える。まだ場所も決まっていないが、どうやら転移自体は可能らしい。
意志のない賢者の石に心の中で礼を言う。反応はないが、助けられたようだった。
賢者の石は、例えるなら大きな図書館だ。
司書がいて、それに質問すれば適切な本を持ってきてくれる。
だが司書に聞かずに探そうとすればそれは膨大な量で、とても把握しきれるようなものじゃない。
元々一人の人間がそれだけの知識を無理に詰め込もうとしても無理なのだ。世界の築いてきた知識の集合体、それが賢者の石なのだから。
だから俺は賢者の石にある知識をすべて持っているわけじゃない。いつでも手にすることができる、というだけだ。
きっと今回は司書が気を利かせて持ってきてくれた、ということなのだろう。
城の転移の前に、俺は決めていたことがあった。
それは研究道具、資料の処分だ。
俺の人生全てといってもいい。少なくとも、賢者の石を創る前の八十年近い人生、それの軌跡だ。
第二の賢者の石が生まれないようにするためだ。
ある程度実力のある錬金術師なら、これをきっかけに精製できてしまうかもしれない。
前々から処分しようとは思っていた。だができなかった。
俺の人生をささげた研究であり、俺の人生だ。惜しい気持ちも、寂しい気持ちも勿論ある。
だが今回のことで理解した。俺のこれまでの人生などよりも、レームやイチカとのこれからの方が大事なのだと。
「いいのですか……?」
外に運び出した大量の実験器具、そして資料を見て、レームは尋ねてくる。
残すものはレームとイチカを産んだ巨大フラスコだけだ。それだけは処分しないことに決めた。
レームがなんとなく悲しそうな顔をしていたからだ。やはり多少思い入れはあるのだろう。
「いいんだ。これまでの人生よりも、お前たちと過ごすこれからの方が俺には大事なんだ」
「それにこれはもう、必要ない」
埃をかぶっていた、かつての愛用品。
俺に奇跡を与えてくれた相棒たち。
何の感傷もないわけじゃない。それでも。
人を嫌い、人に嫌われてきた孤独な錬金術師との決別。
新たな人生を始めるために必要な儀式だ。
めらめらと、小さく火が回り始める。
魔術で吹き飛ばすことも可能だが、それは俺にはできなかった。
ゆっくりと、ゆっくりと炎に包まれ、その形を失っていく。
俺はその様子を黙って見ていた。
研究に成功した時、失敗した時。そのどれもを知っている彼らを、しっかりと看取ってやりたかったからだ。
「──────今まで、ありがとうな」
揺らめく炎に一言だけ言葉をかける。
科学的でないことは分かっていても、そうせざるを得ないほど心が揺れている。
「ご主人様……」
レームが後ろから声をかけてくるが、俺はそれに答えられなかった。
その時の俺は、きっとひどい顔をしていただろうから。
第一章 「孤独な錬金術師」 完
俺は城の側で胃の中身をすべて吐き出す。
先ほどは冷静を装っていたが、目の前で人が死んでいるのは初めて見た。
それでもそのままではなく細切れにしたのは、少しでも実感から離れたかったからだ。
初めて人を殺した。
それが可能なのは知っていたが、それでも自分の意志で初めて。
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だが現実はそう甘くはなかった。
あの血と排泄物、内臓の入り混じった不快な悪臭。
もうそこにはいないも関わらず、鼻の裏にこびりついているような、そんな強い匂い。
城から500メートル前後離れた地には今もまだあれが残っている。
エリクサーを飲み、荒くなった息をなんとか正常に近いくらいに無理やり戻す。
レームたちはまだ研究室にいる。他に誰もいないことは分かっていても、それでも誰かが侵入しているのではないかと不安になる。
城の中は静かだった。
誰も侵入していないということに、胸を撫で下ろす。
それでも一応警戒しながら城中を回る。まだ安心はしきれなかった。
結果全ての封印はそのままで、隠れているものもいないようだった。
封印をこじ開け、レームたちの安全を確認する。
「大丈夫だったか? 誰も来なかったか? けがはないか?」
俺の様子を見て逆に心配したのであろうレームは笑顔を見せる。
「大丈夫でしたよ。ご主人様は大丈夫なのですか?」
この大丈夫にどういう意味が込められているのか、俺はなんとなく理解している。
俺は不老不死の怪物だ。だからレームが心配しているのは必然的に精神のことだろう。
「……ああ、大丈夫だ。敵は全員片付けた」
それについては回答しない。余計な心配はかけたくなかった。
「もうここは安全じゃない。また同じようなことが起きるかもしれない」
言いはしない。だが近くにあれが残されているというのが非常に嫌だった。
片づけてしまうことは可能だ。だがその事実は消えない。
それに怖いのだ。また同じようなことが起きて、今度は二人がいなくなったらと思うと、全身に震えが起きる。長らく引きこもっていた俺がこのような決断に至るほどの恐怖だ。
「それは……この城から出る、ということでしょうか……?」
レームは今までに見せたことのない悲しい表情でそう言った。
無理もない話かもしれない。レームとイチカにとってここは故郷なのだ。
「……そういうことになる。他の土地で、もっと平和な場所で暮らそう」
俺だって何の感慨もないわけじゃない。俺の人生はその殆どをここで過ごしていたのだから。
だが俺の今までの人生なんかよりも、この二人の方が大事なのだ。
目標としていたことをどこか諦めながら過ごしていた人生など、天秤にかけるまでもない。
「私は、私はここが……ご主人様と過ごしたここから出たくないです……」
レームが初めて俺の言葉を否定した。
俺は驚いたが、それと同時に嬉しくも思った。
ここの、俺との思い出を大事に思ってくれているということに喜びを感じる。
「今回みたいに対処すれば移動しなくてもいいのでは!?」
レームは食い下がる様に続ける。確かに俺もそれは考えた。
だが極力であればそれも避けたかった。
「あの城に行ったものは帰ってこない」などと噂されることは確実だ。
最初のうちは先ほどの野盗団のようなレベルだろうが、そのうち策略を持ち、力を持った集団が来る可能性もある。いくら俺でも最初から魔術を城に当てられ続けて対処できるかはわからない。
俺だけならいくらでも対処可能だろうが、レームやイチカの無事が保証できないのだ。俺だけが生き延びることには何の意味もない。今はそう断言できる。
「それもだめだ。さっきのはたまたま、たまたま被害がなかったんだ。今後どうなるかはわからん」
「でも、それでも!」
レームはついに涙を浮かべ始める。
いつものそれとは違う、本当の涙だ。初めて見せる表情、声。本当に城から出たくないのだと伝えるには十分な説得力だった。
イチカは状況がわかっていないのか、おろおろと咽び泣くレームを慰める。
だが泣き止まないレームに中てられ、ついには自分も泣きだしてしまう。
二人は声を上げ、レームなどは過呼吸気味なほど泣きわめく。
俺すら泣きそうなほどだった。だがこのままここにいれば、きっとまた同じようなことが起きる。
どうすればいいんだ、何か解決法はないのか。そう考えていると賢者の石が語り掛けてきた。
『回答────転移魔法。古代禁呪に解が存在します』
「は?」
俺は思わず声を出してしまった。
賢者の石は質問されたことに答えたのだろう。だが質問したつもりはないし、このような不確定的な質問に賢者の石が答えたことはない。
もっと具体的に質問しなければ何の回答もしないはずなのだ。だが今回は違った。
ああ、そうだった。これは賢者の石────
────奇跡の結晶だった。
「悪い、どうやら何とかなりそうだ。場所は変わるが城はそのままで何とかなるかもしれん」
少しばつが悪く、座り込んで号泣しているレームとイチカにそう言った。
二人は顔をこちらに向け、どういうことだ、という視線を向ける。
「少し焦っていてな、俺がどうかしていたんだが……どうやら城ごと転移させることができるかもしれん」
「本当ですか!? このまま!?」
レームは相当嬉しかったのだろう、俺の手を強く握り、詰め寄ってくる。
ああ、そうだ。と笑顔で答える。まだ場所も決まっていないが、どうやら転移自体は可能らしい。
意志のない賢者の石に心の中で礼を言う。反応はないが、助けられたようだった。
賢者の石は、例えるなら大きな図書館だ。
司書がいて、それに質問すれば適切な本を持ってきてくれる。
だが司書に聞かずに探そうとすればそれは膨大な量で、とても把握しきれるようなものじゃない。
元々一人の人間がそれだけの知識を無理に詰め込もうとしても無理なのだ。世界の築いてきた知識の集合体、それが賢者の石なのだから。
だから俺は賢者の石にある知識をすべて持っているわけじゃない。いつでも手にすることができる、というだけだ。
きっと今回は司書が気を利かせて持ってきてくれた、ということなのだろう。
城の転移の前に、俺は決めていたことがあった。
それは研究道具、資料の処分だ。
俺の人生全てといってもいい。少なくとも、賢者の石を創る前の八十年近い人生、それの軌跡だ。
第二の賢者の石が生まれないようにするためだ。
ある程度実力のある錬金術師なら、これをきっかけに精製できてしまうかもしれない。
前々から処分しようとは思っていた。だができなかった。
俺の人生をささげた研究であり、俺の人生だ。惜しい気持ちも、寂しい気持ちも勿論ある。
だが今回のことで理解した。俺のこれまでの人生などよりも、レームやイチカとのこれからの方が大事なのだと。
「いいのですか……?」
外に運び出した大量の実験器具、そして資料を見て、レームは尋ねてくる。
残すものはレームとイチカを産んだ巨大フラスコだけだ。それだけは処分しないことに決めた。
レームがなんとなく悲しそうな顔をしていたからだ。やはり多少思い入れはあるのだろう。
「いいんだ。これまでの人生よりも、お前たちと過ごすこれからの方が俺には大事なんだ」
「それにこれはもう、必要ない」
埃をかぶっていた、かつての愛用品。
俺に奇跡を与えてくれた相棒たち。
何の感傷もないわけじゃない。それでも。
人を嫌い、人に嫌われてきた孤独な錬金術師との決別。
新たな人生を始めるために必要な儀式だ。
めらめらと、小さく火が回り始める。
魔術で吹き飛ばすことも可能だが、それは俺にはできなかった。
ゆっくりと、ゆっくりと炎に包まれ、その形を失っていく。
俺はその様子を黙って見ていた。
研究に成功した時、失敗した時。そのどれもを知っている彼らを、しっかりと看取ってやりたかったからだ。
「──────今まで、ありがとうな」
揺らめく炎に一言だけ言葉をかける。
科学的でないことは分かっていても、そうせざるを得ないほど心が揺れている。
「ご主人様……」
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