1 / 35
孤独な錬金術師
第一話 山奥の錬金術師
しおりを挟む
「これからお前の姉妹を創造するからな、しっかり協力してくれよ」
俺がそういうと、わかっていますと言わんばかりに、俺のズボンを下す。
俺のチンポは既に怒張しており、亀頭がパンツにひっかかり、変な感覚を覚える。
「大きいです♡ ご主人様、こんなに興奮なさってくださるのですね♡」
目の前の彼女、レームは嬉しそうに顔の側に近づける。
薄いピンク色の長い髪で真っ白な肌をした美女だ。
ちょっとした衝撃で揺れる大きな胸は煽情的で、いつも俺の思考を邪魔する。
おっとりとした性格で、非常に従順である。
じゅぷ……♡ じゅるる♡ にゅるっにゅるっ♡
レームの熱いほどの口内で、俺のチンポは少しずつ制御を失い始める。
長い舌が絡みつき、絞り出すようにチンポを刺激する。
真っ白な肌は髪の色と同じような赤みを帯びてきていた。
発情してきているのだということは手に取るようにわかる。
なにせそのように創ったのだから。
「ん♡ んぐ♡」
今レームにフェラチオをさせているのは、何も性欲だけが目的ではない。
半分そのような意図があるのは事実だが、これから俺の精液が必要になるからだ。
人造人間────
錬金術が生む奇跡の一つ。
材料には様々なものが必要だが、重要なのは精液と血液、俺の遺伝子情報だ。
それらを使用することで、しっかりとした人間の形状を整える。
人造人間の製造は元々はそれほど興味がなかった技術の一つだ。
俺の目的は『賢者の石』だった。
錬金術の最終目標であり、奇跡の結晶。
様々な名前、形態を持つそれは、ありとあらゆる錬金術師が挑み、敗北してきた歴史を持つ。
だが俺はその精製に成功した。
俺の作った賢者の石は、液体とも石ともいえない、何とも不思議な感触のものである。
手のひらに収まるほど小さく、その感触は硬くて柔らかいというよくわからないものだ。
石は俺に知識を与えた。望む知識、技術。それはまさしく『万能の石』だった。
今の俺にできないことは殆どない。物理的に難しいものは勿論できないが。
石を手にした俺が一番最初に叶えたことは、不老不死だった。
元々は不老不死になって知識の探求に明け暮れようと思っていたのだが、単純な話、賢者の石を持っている俺には関係のない事だった。
そして次は若返りだ。山奥でずっと研究をしていた俺は年を取りすぎていた。
老人といってもいい。もし賢者の石を完成させることができていなかったら、人知れずこの山奥で一生を終えていただろう。
最初のうちは石から与えられる知識に酔い、ひたすらにその再現をしていた。
金など山のように作ったし、水に賢者の石を漬けておくだけで、その水は万能薬エリクサーとなる。
だが、飽きてしまった。
元々『賢者の石』という万能の存在にあこがれていて、それがあればできないことはないと思っていた。
だが逆を言えば、賢者の石でできないことは確実にできないのだ。
研究しても無駄だし、逆に石の中に知識が存在するものはできるに決まっているのだ。
今になって少し後悔していた。
永劫の命を持つこの体は、病とも疲れとも無縁だ。
ただただ長い暇をつぶし続けるしかない。
そして俺は人造人間を創った。
永劫の命を持つ俺とともにいてくれる、そんな存在を。
俺がそういうと、わかっていますと言わんばかりに、俺のズボンを下す。
俺のチンポは既に怒張しており、亀頭がパンツにひっかかり、変な感覚を覚える。
「大きいです♡ ご主人様、こんなに興奮なさってくださるのですね♡」
目の前の彼女、レームは嬉しそうに顔の側に近づける。
薄いピンク色の長い髪で真っ白な肌をした美女だ。
ちょっとした衝撃で揺れる大きな胸は煽情的で、いつも俺の思考を邪魔する。
おっとりとした性格で、非常に従順である。
じゅぷ……♡ じゅるる♡ にゅるっにゅるっ♡
レームの熱いほどの口内で、俺のチンポは少しずつ制御を失い始める。
長い舌が絡みつき、絞り出すようにチンポを刺激する。
真っ白な肌は髪の色と同じような赤みを帯びてきていた。
発情してきているのだということは手に取るようにわかる。
なにせそのように創ったのだから。
「ん♡ んぐ♡」
今レームにフェラチオをさせているのは、何も性欲だけが目的ではない。
半分そのような意図があるのは事実だが、これから俺の精液が必要になるからだ。
人造人間────
錬金術が生む奇跡の一つ。
材料には様々なものが必要だが、重要なのは精液と血液、俺の遺伝子情報だ。
それらを使用することで、しっかりとした人間の形状を整える。
人造人間の製造は元々はそれほど興味がなかった技術の一つだ。
俺の目的は『賢者の石』だった。
錬金術の最終目標であり、奇跡の結晶。
様々な名前、形態を持つそれは、ありとあらゆる錬金術師が挑み、敗北してきた歴史を持つ。
だが俺はその精製に成功した。
俺の作った賢者の石は、液体とも石ともいえない、何とも不思議な感触のものである。
手のひらに収まるほど小さく、その感触は硬くて柔らかいというよくわからないものだ。
石は俺に知識を与えた。望む知識、技術。それはまさしく『万能の石』だった。
今の俺にできないことは殆どない。物理的に難しいものは勿論できないが。
石を手にした俺が一番最初に叶えたことは、不老不死だった。
元々は不老不死になって知識の探求に明け暮れようと思っていたのだが、単純な話、賢者の石を持っている俺には関係のない事だった。
そして次は若返りだ。山奥でずっと研究をしていた俺は年を取りすぎていた。
老人といってもいい。もし賢者の石を完成させることができていなかったら、人知れずこの山奥で一生を終えていただろう。
最初のうちは石から与えられる知識に酔い、ひたすらにその再現をしていた。
金など山のように作ったし、水に賢者の石を漬けておくだけで、その水は万能薬エリクサーとなる。
だが、飽きてしまった。
元々『賢者の石』という万能の存在にあこがれていて、それがあればできないことはないと思っていた。
だが逆を言えば、賢者の石でできないことは確実にできないのだ。
研究しても無駄だし、逆に石の中に知識が存在するものはできるに決まっているのだ。
今になって少し後悔していた。
永劫の命を持つこの体は、病とも疲れとも無縁だ。
ただただ長い暇をつぶし続けるしかない。
そして俺は人造人間を創った。
永劫の命を持つ俺とともにいてくれる、そんな存在を。
0
お気に入りに追加
1,378
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?
みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。
なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。
身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。
一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。
……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ?
※他サイトでも掲載しています。
※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる