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2.王太子と王太子妃
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「手紙をありがとう、マリッサ」
ハロルドが訪ねてきたのはいつもと違って昼間だった。
白いシャツの上にすっきりとした緑色のコートを羽織ったハロルドは、水色のドレスを纏ったマリッサの正面に座り、間の机に視線を落としてそう切り出す。
彼の頬はいつもより影が濃く見えた。王宮から離れている間、少し痩せたのかもしれない。
「王宮から半日ほど行ったところにある小さな離宮で、謹慎を命じられていたんだ」
「国王陛下からのご命令だったのよね? でも、どうして」
「兄に王家秘蔵の薬を渡したことに対する罰だよ」
ハロルドが王宮を発ったのは夜明け前だと聞いた。彼がマリッサの寝室を出たのは夜も更けた頃だ。ならば、国王の元へはそのあとあまり時間をおかず向かったことになる。
確かハロルドはあの時、ネイヴィス公ロジャーの命を奪うために薬をすり替える話をしていた。しかしそんな面倒なことをしなくとも、薬が届かなくなればロジャーの容体は急激に悪化する。ロジャーに薬の使用を許可しなかった国王が、改めて「渡すな」と言えばそれで終わってしまう。
だが、相対しているハロルドの態度には後ろめたさを微塵も感じない。彼はロジャーを殺すため国王の部屋へ向かったわけではないはずだ。
「僕は君の寝室を出てすぐに薬品庫へ行ったんだよ。例の薬を30日分用意させて、使用人を兄の屋敷へ向かわせて、その後で父上の寝室を訪問したんだ」
マリッサは「やはり」と思いながら微笑む。
「そうだったのね。でもどうして、夜のうちに?」
尋ねると、下を向いたままハロルドは照れたように笑う。
「朝まで待ちたくなかったんだよ。僕は高潔な人間ではないからね。せっかく決意したというのに、もしも時間をおいたらまた悪い方へ進んでしまいそうな気がして」
「決意?」
「決意だよ」
それだけ言って、ハロルドは話を続ける。
「眠っていたところを叩き起こされた挙句、僕から薬の報告を受けた父王陛下のお怒りはすごかったよ。だけどさすがに兄から薬を取り戻そうとはなさらなかったようで、それだけは助かったな」
もしかすると国王も少しはロジャーのことを気にかけていたのかもしれない。しかしそれ以上に、王家としての対面や規律が重要だったということなのだろう。
「ところで、ネイヴィス公のご容体はいかが?」
「もう大丈夫だよ。僕が離宮へ行って7日後だったかな、『快方に向かい始めた』って連絡が来たんだ」
「良かったわ」
ほっと胸をなでおろしたマリッサは、こくりと唾を飲んでからなるべく軽い調子で口に出す。
「でも、あなたはクレアに会えなくなってしまったけれど……」
「あぁ」
机の上に視線を落とすハロルドの頬がほんのりと朱に染まった。
「……まあ、最初は……そうだったけど……ええと、いや……」
歯切れ悪くぼそぼそと言った後、ハロルドは深く息を吐いて表情を引き締めた。
「実は今日、王宮へ戻る前に、ネイヴィス公の屋敷へ寄ったんだ」
言葉を失うマリッサの前で、ハロルドは机の上で両手を組む。
「……マリッサ。僕はね、子どもの頃からクレアが好きだった。母の下で侍女をしている時からずっとクレアを見てきたから、彼女のことは全部知ってるつもりになってたんだ。……でも今日、それは誤りだったと分かったよ」
ロジャーの体力はまだ戻っていないが、椅子に座ってハロルドを迎えることはできた。兄弟が話をする間、ロジャーの横に寄り添うクレアはずっと黙ったままだったが、ときおり夫と顔を見合わせて微笑んだ。その姿からは信頼と、何より溢れんばかりの愛情が感じられたのだとハロルドは語った。
「クレアのあんな表情は初めて見たよ。悲しかったし、悔しかったけど……兄とクレアがこうして並んでいる姿を見られて良かった、と思う気持ちの方が強かったんだ。自分でも意外だったけどね」
告げるハロルドの顔にある笑みはどことなく寂しそうだ。しかし今までと違って暗い影はなく、意思の強さも見えている。
――彼はもう、大丈夫だ。
マリッサが安堵の息を吐くと同時に、ハロルドが明るい調子で「そうだ」と言った。
「そんな話よりも……さっきも言ったけど、手紙をありがとう。読みながら『結婚前に戻ったようだな』なんて思っていたよ」
「本当? 嬉しいわ。実は私も、結婚前に戻ったみたいって思いながら手紙を書いていたの」
互いの心が通じ合った気がして、マリッサの胸の奥がふんわりとあたたかくなる。ハロルドの顔からも今しがたの寂しさが消えて、晴れやかな笑みだけが覗いた。
「あの頃の僕たちは時々、手紙や絵のやり取りをしていたよね。それを思い出して僕も、離宮でマリッサに手紙を書いたんだ」
「本当に?」
「もちろん。僕の側から外へ接触するのは禁止されてたけど、帰ってから渡そうと思って書き溜めててね。で……実は今、ここにあるんだけど」
「見たいわ! 見せて!」
前のめりになったマリッサが思わず声をあげると、くすりと笑ったハロルドはコートの内側に手を入れ、束ねられた手紙を取り出す。
「すごい……」
両手で受け取った手紙は何通もあって、想像以上に厚く、ずしりと重い。これらはすべて、ハロルドがマリッサを思いながら書いてくれたものなのだ。そう考えると1通ずつに口付けをしたいほど心が弾む。緩んだ頬も元に戻る気配を見せない。
「ありがとう、とっても嬉しいわ。後で大事に読――」
言いながら手紙から顔を上げた途端、続く言葉が消えた。
しんとした部屋の中、動きを止めたマリッサの手の中から手紙が机に落ちる。その音を合図としたかのように、まっすぐにマリッサを見つめるハロルドが泣き笑いの形へくしゃりと顔を歪め、呟いた。
「……ああ……本当の君はそんな風に笑うんだね。……とても、可愛いな……」
ハロルドが訪ねてきたのはいつもと違って昼間だった。
白いシャツの上にすっきりとした緑色のコートを羽織ったハロルドは、水色のドレスを纏ったマリッサの正面に座り、間の机に視線を落としてそう切り出す。
彼の頬はいつもより影が濃く見えた。王宮から離れている間、少し痩せたのかもしれない。
「王宮から半日ほど行ったところにある小さな離宮で、謹慎を命じられていたんだ」
「国王陛下からのご命令だったのよね? でも、どうして」
「兄に王家秘蔵の薬を渡したことに対する罰だよ」
ハロルドが王宮を発ったのは夜明け前だと聞いた。彼がマリッサの寝室を出たのは夜も更けた頃だ。ならば、国王の元へはそのあとあまり時間をおかず向かったことになる。
確かハロルドはあの時、ネイヴィス公ロジャーの命を奪うために薬をすり替える話をしていた。しかしそんな面倒なことをしなくとも、薬が届かなくなればロジャーの容体は急激に悪化する。ロジャーに薬の使用を許可しなかった国王が、改めて「渡すな」と言えばそれで終わってしまう。
だが、相対しているハロルドの態度には後ろめたさを微塵も感じない。彼はロジャーを殺すため国王の部屋へ向かったわけではないはずだ。
「僕は君の寝室を出てすぐに薬品庫へ行ったんだよ。例の薬を30日分用意させて、使用人を兄の屋敷へ向かわせて、その後で父上の寝室を訪問したんだ」
マリッサは「やはり」と思いながら微笑む。
「そうだったのね。でもどうして、夜のうちに?」
尋ねると、下を向いたままハロルドは照れたように笑う。
「朝まで待ちたくなかったんだよ。僕は高潔な人間ではないからね。せっかく決意したというのに、もしも時間をおいたらまた悪い方へ進んでしまいそうな気がして」
「決意?」
「決意だよ」
それだけ言って、ハロルドは話を続ける。
「眠っていたところを叩き起こされた挙句、僕から薬の報告を受けた父王陛下のお怒りはすごかったよ。だけどさすがに兄から薬を取り戻そうとはなさらなかったようで、それだけは助かったな」
もしかすると国王も少しはロジャーのことを気にかけていたのかもしれない。しかしそれ以上に、王家としての対面や規律が重要だったということなのだろう。
「ところで、ネイヴィス公のご容体はいかが?」
「もう大丈夫だよ。僕が離宮へ行って7日後だったかな、『快方に向かい始めた』って連絡が来たんだ」
「良かったわ」
ほっと胸をなでおろしたマリッサは、こくりと唾を飲んでからなるべく軽い調子で口に出す。
「でも、あなたはクレアに会えなくなってしまったけれど……」
「あぁ」
机の上に視線を落とすハロルドの頬がほんのりと朱に染まった。
「……まあ、最初は……そうだったけど……ええと、いや……」
歯切れ悪くぼそぼそと言った後、ハロルドは深く息を吐いて表情を引き締めた。
「実は今日、王宮へ戻る前に、ネイヴィス公の屋敷へ寄ったんだ」
言葉を失うマリッサの前で、ハロルドは机の上で両手を組む。
「……マリッサ。僕はね、子どもの頃からクレアが好きだった。母の下で侍女をしている時からずっとクレアを見てきたから、彼女のことは全部知ってるつもりになってたんだ。……でも今日、それは誤りだったと分かったよ」
ロジャーの体力はまだ戻っていないが、椅子に座ってハロルドを迎えることはできた。兄弟が話をする間、ロジャーの横に寄り添うクレアはずっと黙ったままだったが、ときおり夫と顔を見合わせて微笑んだ。その姿からは信頼と、何より溢れんばかりの愛情が感じられたのだとハロルドは語った。
「クレアのあんな表情は初めて見たよ。悲しかったし、悔しかったけど……兄とクレアがこうして並んでいる姿を見られて良かった、と思う気持ちの方が強かったんだ。自分でも意外だったけどね」
告げるハロルドの顔にある笑みはどことなく寂しそうだ。しかし今までと違って暗い影はなく、意思の強さも見えている。
――彼はもう、大丈夫だ。
マリッサが安堵の息を吐くと同時に、ハロルドが明るい調子で「そうだ」と言った。
「そんな話よりも……さっきも言ったけど、手紙をありがとう。読みながら『結婚前に戻ったようだな』なんて思っていたよ」
「本当? 嬉しいわ。実は私も、結婚前に戻ったみたいって思いながら手紙を書いていたの」
互いの心が通じ合った気がして、マリッサの胸の奥がふんわりとあたたかくなる。ハロルドの顔からも今しがたの寂しさが消えて、晴れやかな笑みだけが覗いた。
「あの頃の僕たちは時々、手紙や絵のやり取りをしていたよね。それを思い出して僕も、離宮でマリッサに手紙を書いたんだ」
「本当に?」
「もちろん。僕の側から外へ接触するのは禁止されてたけど、帰ってから渡そうと思って書き溜めててね。で……実は今、ここにあるんだけど」
「見たいわ! 見せて!」
前のめりになったマリッサが思わず声をあげると、くすりと笑ったハロルドはコートの内側に手を入れ、束ねられた手紙を取り出す。
「すごい……」
両手で受け取った手紙は何通もあって、想像以上に厚く、ずしりと重い。これらはすべて、ハロルドがマリッサを思いながら書いてくれたものなのだ。そう考えると1通ずつに口付けをしたいほど心が弾む。緩んだ頬も元に戻る気配を見せない。
「ありがとう、とっても嬉しいわ。後で大事に読――」
言いながら手紙から顔を上げた途端、続く言葉が消えた。
しんとした部屋の中、動きを止めたマリッサの手の中から手紙が机に落ちる。その音を合図としたかのように、まっすぐにマリッサを見つめるハロルドが泣き笑いの形へくしゃりと顔を歪め、呟いた。
「……ああ……本当の君はそんな風に笑うんだね。……とても、可愛いな……」
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