95 / 128
昨日まで
ぶつかる勇気
しおりを挟む
こんなタイトルの本流行ったよなーと思いつつ。
アドラー心理学における『トラウマは存在しない』理論は臨床ではどう扱われてるんだろ。
「ムシャクシャして人を叩いた」のではなく、「人を叩きたいからムシャクシャした気分を自分で作っている」のが目的論の考え方という捉え方で良いのかな。
『過去に何があったかは関係ない、人間は変わることができる』ってメッセージが込められているのは理解できるけど、『過去は今の己と無関係だ』って理論は正直なところ受け入れがたい。……少なくとも、ヒヤリハット報告とかを日常的にしてるから『因果関係』に縛られやすい節が自分にもあるし。
この辺は、アドラー心理学が『現代語訳』されてないのも原因かも。普通の心理学が統計的に『こういう過去があるとこういう人間になりやすい』という『全体の傾向』を示すのに対して、アドラー心理学たる個人心理学は『一人の人間への助言』になってる。若干哲学というか、どう生きるかとかどう生きたらいいか、みたいな問答に入りかけると宗教らしさも出てくる。果たしてそんな難解なものを、現代版Remixして紐解いてくれる心理学者なり哲学者は居るのだろうか。
あと、仏教的な『怒りを手放す』手法もなんか読んでてキツかった。つまるところ、自分はまだ何か正体の分からない集合体に対して怯えて怒って、あるいは恨んで、空気を読まされ口を塞がれるのが怖いのだ。だからこんな感じで文字を打つまどろっこしいやり方で、何処にも行かないボトルメールをぶん投げるのだ。真意なんて伝わらなくていい、ただ僕が叫んでるのを聞いてほしいと。
アドラー心理学における『トラウマは存在しない』理論は臨床ではどう扱われてるんだろ。
「ムシャクシャして人を叩いた」のではなく、「人を叩きたいからムシャクシャした気分を自分で作っている」のが目的論の考え方という捉え方で良いのかな。
『過去に何があったかは関係ない、人間は変わることができる』ってメッセージが込められているのは理解できるけど、『過去は今の己と無関係だ』って理論は正直なところ受け入れがたい。……少なくとも、ヒヤリハット報告とかを日常的にしてるから『因果関係』に縛られやすい節が自分にもあるし。
この辺は、アドラー心理学が『現代語訳』されてないのも原因かも。普通の心理学が統計的に『こういう過去があるとこういう人間になりやすい』という『全体の傾向』を示すのに対して、アドラー心理学たる個人心理学は『一人の人間への助言』になってる。若干哲学というか、どう生きるかとかどう生きたらいいか、みたいな問答に入りかけると宗教らしさも出てくる。果たしてそんな難解なものを、現代版Remixして紐解いてくれる心理学者なり哲学者は居るのだろうか。
あと、仏教的な『怒りを手放す』手法もなんか読んでてキツかった。つまるところ、自分はまだ何か正体の分からない集合体に対して怯えて怒って、あるいは恨んで、空気を読まされ口を塞がれるのが怖いのだ。だからこんな感じで文字を打つまどろっこしいやり方で、何処にも行かないボトルメールをぶん投げるのだ。真意なんて伝わらなくていい、ただ僕が叫んでるのを聞いてほしいと。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ブラック・ベリィ2人組みの日常
ブラックベリィ
エッセイ・ノンフィクション
その名の通り、ほぼノンフェクションの日常を徒然(つれづれ)なるままに、書いていきたいと思います。
過去の思い出の日常編で、夏コミや冬コミに参加していた頃、同人サークルとして活動してい時のお話し。
また、ボルゾイ9頭を飼っていて、振り回された日々。現在進行形のミニヤギに振り回される日常のお話し。
また、現在飼育中の鶏のお話しなどなど。なお、現在書いている作品についてのコトも書くと思います。今日はどんな話だ?的に、現在過去取り混ぜて、思いつくままに書いて行こうと思っています。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
カルバート
角田智史
エッセイ・ノンフィクション
連想させるのは地下を走る水。
あまり得るものはないかもしれません。
こんな人間がいる、こんな経験がある、それを知る事でまたあなた自身を振り返る、これからのあなたを考える、そのお手伝いが少しでもできればいいかなと思っています。
また時折出てくる対人間関係のアドラー、フロム、ニーチェに感化された僕の考え方が今後の皆様の生活の参考になる事があれば、幸いです。
もし最後まで、僕にお付き合いされる方がいらっしゃれば、心より感謝致します。
「カクヨム」「エブリスタ」「小説家になろう」「アルファポリス」「ハーメルン」の比較と考察(サイト比較エッセイシリーズ③連載)
源公子
エッセイ・ノンフィクション
カクヨム・エブリスタ・小説家になろう・アルファポリス・ハーメルン。五つのサイトに全ての(一部載せられなかった作品あり)作品を掲載して比較した。各サイトは、私のホームズさんをどう評価したのか?そして各サイトの光と闇。これから新しいサイトを開拓したい方向け。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる