168 / 280
第7章 ふたたびの王都
第168話 会員証
しおりを挟む
「おや、恋文の話を誰から聞いたの?
恋文は紹介がないと売らないのよ。
変な風に使われちゃ困るからね。」
ルナルナはちょっと困ったような顔をしてエレンに聞いた。
「おばばに聞いた(°▽°)
ちょっと待ってて(°▽°)
今、会員証出すから(°▽°)」
エレンはそう言ってポケットからまた金色のカードを出して、
ルナルナに見せた。
「おばば?まぁなんであなたが会員証を?
まぁ!?この会員証は!!!」
カードを見たルナルナはカードに書かれた名前に驚愕した。
「おばばが自分はもう使わないからって貸してくれた(°▽°)
持ってればなんかの役に立つからって(°▽°)」
「あ、あなたまさか、あの伝説の幻惑の魔女、
リリカル☆ストロベリーハートの幻術を簡単に打ち破ったっていう『神の頭痛』!?」
「『カミノズツウ』?
私の名前はエレン・テオドアールだよ(°▽°)
でもおばばが前に『お前には負けた』って苦々しげに言ってたよ(°▽°)」
おばばは通り名のとおり、
幻術を得意とする魔女だった。
おばばは深淵の森で静かに過ごしたかったので、
自分の家にだれもたどり着けないように何重にも幻術をかけた。
しかし深淵の森に魔女が住み着いたらしいと噂を聞いたエレンは、
いとも簡単におばばの家に辿り着いたのだった。
恋文は紹介がないと売らないのよ。
変な風に使われちゃ困るからね。」
ルナルナはちょっと困ったような顔をしてエレンに聞いた。
「おばばに聞いた(°▽°)
ちょっと待ってて(°▽°)
今、会員証出すから(°▽°)」
エレンはそう言ってポケットからまた金色のカードを出して、
ルナルナに見せた。
「おばば?まぁなんであなたが会員証を?
まぁ!?この会員証は!!!」
カードを見たルナルナはカードに書かれた名前に驚愕した。
「おばばが自分はもう使わないからって貸してくれた(°▽°)
持ってればなんかの役に立つからって(°▽°)」
「あ、あなたまさか、あの伝説の幻惑の魔女、
リリカル☆ストロベリーハートの幻術を簡単に打ち破ったっていう『神の頭痛』!?」
「『カミノズツウ』?
私の名前はエレン・テオドアールだよ(°▽°)
でもおばばが前に『お前には負けた』って苦々しげに言ってたよ(°▽°)」
おばばは通り名のとおり、
幻術を得意とする魔女だった。
おばばは深淵の森で静かに過ごしたかったので、
自分の家にだれもたどり着けないように何重にも幻術をかけた。
しかし深淵の森に魔女が住み着いたらしいと噂を聞いたエレンは、
いとも簡単におばばの家に辿り着いたのだった。
応援ありがとうございます!
18
お気に入りに追加
7,290
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる