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第5章 これから
第134話 不機嫌なエレン
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ユーリからの手紙が急にぱたりと来なくなって、
エレンは最初はユーリが体調でも崩したのかと思ってすぐにウィルに聞いてみた。
「あ~~~。
まぁ体調が悪いとも言えなくもないかな~~~。
まぁちょっとそっとしておいてあげなよ。」
歯切れの悪いウィルにしつこく聞いてものらりくらりとかわされるだけだった。
しばらくは待ってみるつもりのエレンだったがいつまでたってもユーリからの手紙は来なかった。
「別に来なくてもいいんですけどね……( ´_ゝ`)」
そういいながらもエレンはブスッとしたままだった。
事情を聞いたレオンは苦笑しながから言った。
「エレン様は、その、王都にいる御友人と仲がいいんですね。」
「別に普通です( ´_ゝ`)
そんなに長く遊んだ訳じゃないし( ´_ゝ`)
かくれんぼもできなかったし( ´_ゝ`)
めんどくさいし( ´_ゝ`)
すぐ泣くし( ´_ゝ`)
手紙長いし( ´_ゝ`)」
エレンはぐずぐずしながらユーリの悪口を言いはじめた。
「ふふっ。
エレン様はその御友人から手紙が来なくて寂しいんですよ?」
気づいていないんですかとレオンは優しくエレンに言った。
「………寂しい???( ´_ゝ`)???」
「ええ。寂しいんですよ。
私も姉が城へ勤めに出て、忙しくて中々帰ってこれなかった時期にエレン様と同じようになってましたから。」
レオンはクスクス笑いながらいった。
エレンはレオンに笑われて、
居心地が悪くなって更にブスくれた。
エレンとレオンがそんな会話をした翌日、ユーリからエレンに手紙がきた。
エレンは最初はユーリが体調でも崩したのかと思ってすぐにウィルに聞いてみた。
「あ~~~。
まぁ体調が悪いとも言えなくもないかな~~~。
まぁちょっとそっとしておいてあげなよ。」
歯切れの悪いウィルにしつこく聞いてものらりくらりとかわされるだけだった。
しばらくは待ってみるつもりのエレンだったがいつまでたってもユーリからの手紙は来なかった。
「別に来なくてもいいんですけどね……( ´_ゝ`)」
そういいながらもエレンはブスッとしたままだった。
事情を聞いたレオンは苦笑しながから言った。
「エレン様は、その、王都にいる御友人と仲がいいんですね。」
「別に普通です( ´_ゝ`)
そんなに長く遊んだ訳じゃないし( ´_ゝ`)
かくれんぼもできなかったし( ´_ゝ`)
めんどくさいし( ´_ゝ`)
すぐ泣くし( ´_ゝ`)
手紙長いし( ´_ゝ`)」
エレンはぐずぐずしながらユーリの悪口を言いはじめた。
「ふふっ。
エレン様はその御友人から手紙が来なくて寂しいんですよ?」
気づいていないんですかとレオンは優しくエレンに言った。
「………寂しい???( ´_ゝ`)???」
「ええ。寂しいんですよ。
私も姉が城へ勤めに出て、忙しくて中々帰ってこれなかった時期にエレン様と同じようになってましたから。」
レオンはクスクス笑いながらいった。
エレンはレオンに笑われて、
居心地が悪くなって更にブスくれた。
エレンとレオンがそんな会話をした翌日、ユーリからエレンに手紙がきた。
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