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第9章 継母と継子と愉快な仲間たち
第278話 茶会
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「それでバルバラ姉さま!ベンジャミンも持っていないアンジュ姉さまの行動記録はどこに!!?」
ルールーの目は血走っているし、瞳は闇が深すぎた。
「まぁ、まぁ、ルールーちょっとは落ち着いて!
とりあえずお茶会の席についてからにしようじゃないか!」
バルバラはアハハハと笑いながら言うと、いきなりルールーから開放されてちょっと放心状態のアンジュに近寄ると大丈夫かと声をかけた。
「まだ魔女のおばばが来ていないんだ( ´_ゝ`)
バルバラのあねさんのとこに遣いにやったゼノが説明したと思うけど、アンジュはいま魔女のおばばが営む薬局の手伝いをしているんだ( ´_ゝ`)
いわばアンジュの雇用主、ふたりともアンジュが大事だったら魔女のおばばにもちゃんとしてよね( ´_ゝ`)
あとリアナ様はもう席についているけど、頼むからお茶会の間は一見普通の王族でいてね!
でないと行動記録だかなんだか知らないけどこのテオドアールの地から叩き出すよ( ´_ゝ`)」
エレンが真面目な顔で言うと三姉妹はこくこくとうなずいた。
エレンはウィルと一緒に三姉妹をリアナが待つお茶会の席に誘導した。
「はじめましてリアナ様!
私はアンジュの姉でバルバラ、こちらはアンジュの妹のルールー、アンジュがとてもお世話になっているみたいですね!
姉として心からお礼を申し上げます。」
バルバラが爽やかな笑顔とともにリアナに挨拶し、ルールーも一見普通の王族のように無難に挨拶すると、リアナもニコニコしながら挨拶を返し、先ほど玄関先で人語を忘れた何かと交信していたりしたのが嘘のような和やかな空気がただよった。
三姉妹とリアナの挨拶が普通に終わり、お茶会の時間ぴったりに魔女のおばばがサーヤに連れられてやってきた。
ルールーの目は血走っているし、瞳は闇が深すぎた。
「まぁ、まぁ、ルールーちょっとは落ち着いて!
とりあえずお茶会の席についてからにしようじゃないか!」
バルバラはアハハハと笑いながら言うと、いきなりルールーから開放されてちょっと放心状態のアンジュに近寄ると大丈夫かと声をかけた。
「まだ魔女のおばばが来ていないんだ( ´_ゝ`)
バルバラのあねさんのとこに遣いにやったゼノが説明したと思うけど、アンジュはいま魔女のおばばが営む薬局の手伝いをしているんだ( ´_ゝ`)
いわばアンジュの雇用主、ふたりともアンジュが大事だったら魔女のおばばにもちゃんとしてよね( ´_ゝ`)
あとリアナ様はもう席についているけど、頼むからお茶会の間は一見普通の王族でいてね!
でないと行動記録だかなんだか知らないけどこのテオドアールの地から叩き出すよ( ´_ゝ`)」
エレンが真面目な顔で言うと三姉妹はこくこくとうなずいた。
エレンはウィルと一緒に三姉妹をリアナが待つお茶会の席に誘導した。
「はじめましてリアナ様!
私はアンジュの姉でバルバラ、こちらはアンジュの妹のルールー、アンジュがとてもお世話になっているみたいですね!
姉として心からお礼を申し上げます。」
バルバラが爽やかな笑顔とともにリアナに挨拶し、ルールーも一見普通の王族のように無難に挨拶すると、リアナもニコニコしながら挨拶を返し、先ほど玄関先で人語を忘れた何かと交信していたりしたのが嘘のような和やかな空気がただよった。
三姉妹とリアナの挨拶が普通に終わり、お茶会の時間ぴったりに魔女のおばばがサーヤに連れられてやってきた。
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