継母ができました。弟もできました。弟は父の子ではなくクズ国王の子らしいですが気にしないでください( ´_ゝ`)

てん

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第9章 継母と継子と愉快な仲間たち

第270話 とかとは

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「確かにおばば『とか』って言ってたけど『とか』にこんな大物含むのは反則だろ!!?

それに『知り合い』じゃなくて実の妹ーーー!!!」




馬車は猛烈な勢いで近づいて来ていたが、諦めきれないウィルが絶叫した。





「まぁ実の妹もお互い知り合ってるなら『知り合い』じゃない?(°▽°)?

いやはやとーさまにしてはつめが甘かったね(°▽°)

まぁ病み上がりだったから仕方ないよ(°▽°)

どんまい( *・ω・)ノ」





エレンはいい感じの笑顔でウィルを慰めた。





「どんまいじゃ済まないよ!!!

ああ!!

もう!!

どうすればいいんだよ!!?」







「まぁ、まぁ(°▽°)

とりあえずもうここまで来ちゃったんだから、このまま帰す訳にもいかないでしょ?(°▽°)?

ここは落ち着いて、テオドアール家の当主らしく、正々堂々お客様方をお迎えしようじゃないか(°▽°)」







「うがーーー!!!!」





のんきなエレンを横にして、ウィルは自分の頭をかきむしった。






「あはは(°▽°)

とーさまもまだまだだね(°▽°)

さっき『つめが甘い』って言ったばかりなのに(°▽°)」







「はぁ!?

『ルールー様襲来』の他にもまだ何かあるの!!?」







「あはは(°▽°)

さてさてなんでしょう?(°▽°)?

ほら、もう来ちゃったよ(°▽°)

笑顔、笑顔(°▽°)」





エレンがケラケラ悪魔の如く笑っているとグランデル王国の馬車がテオドアール家の前で急停車した。

急停車した馬車のドアが勢いよくバーンっと音をたてて開くと、金髪の迫力のある華やかな美人が従者の手を借りてテオドアール家に降り立った。

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