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第9章 継母と継子と愉快な仲間たち
第268話 お茶会
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結局エレンが薬局のおばばにかけあって、アンジュは数日後にお休みをもらい、テオドアール家で皆でお茶会を開催することになった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「いやはやご苦労、皆のもの!!(°▽°)!!
あとは招待客が来るのを待つのみだね!!(°▽°)!!」
テオドアール家の庭には使用人たちの手でお茶会の用意がされていた。
庭に置かれたテーブルにはテオドアール家の料理人ドードー力作のスイーツや軽食がならび、庭師のジョーイが用意した鮮やかな花が賑やかに飾られていた。
エレンが『あまり堅苦しいのは嫌だし、途中で庭迷宮をアンジュやリアナ様に本格的に案内したい』というので、お茶会は立食形式になり、庭のそこかしこに日除けのパラソルや、ベンチや椅子を置いて、各々自由に過ごせるようにしてあった。
「おやおや、随分華やかで楽しそうじゃないか!
女性ばかりの華やかなお茶会に僕が混じって申し訳ないね~。」
すっかり風邪が治ったウィルが様子を見に来た。
「まぁ、そんなに遠慮しなくていいよ(°▽°)
でも気になるなら女装してくれてもいいよ(°▽°)」
「うん、さすがにまだリアナ様に軽蔑されたくないから嫌。
さっきちらっと母屋の様子を見てきたけど、リアナ様とアンジュ様ももう準備できたみたいだったよ。
もうすぐくるんじゃないかな?
あとは魔女様か。」
「おばばは『時間ピッタリ派』だから時間にならないと来ないよ(°▽°)」
「ふ~ん。
いやはやエレンが主催のお茶会にしては至って平穏でとーさまは安心だよ。
ようやくエレンも落ち着いてきてくれたのかもしれないね~。」
「いや~(°▽°)
そんな風に言われたら照れちゃうな(°▽°)
エレンは常にとーさまの期待を越えようと努力しているからね(°▽°)
さて、そろそろ表にお客様を迎えに行こうかな( ´_ゝ`)
とーさま、一緒に来てくれる?( ´_ゝ`)?」
「うん、いーよー。
あれ?
でも魔女様は時間にならないと来ないんじゃない?
まだお茶会までまだ少し時間があるよ?」
「まぁ、まぁ、いいからいいから( ´_ゝ`)
とーさまは腐ってもうちの当主だからね( ´_ゝ`)
お客様のお迎えにはとーさまが必要だよね( ´_ゝ`)」
「うーん?
………何かきな臭くなってきたなー。。
………嫌な予感がするんだけど。。」
エレンはいいからいいからといってウィルと一緒に表に向かった。
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「いやはやご苦労、皆のもの!!(°▽°)!!
あとは招待客が来るのを待つのみだね!!(°▽°)!!」
テオドアール家の庭には使用人たちの手でお茶会の用意がされていた。
庭に置かれたテーブルにはテオドアール家の料理人ドードー力作のスイーツや軽食がならび、庭師のジョーイが用意した鮮やかな花が賑やかに飾られていた。
エレンが『あまり堅苦しいのは嫌だし、途中で庭迷宮をアンジュやリアナ様に本格的に案内したい』というので、お茶会は立食形式になり、庭のそこかしこに日除けのパラソルや、ベンチや椅子を置いて、各々自由に過ごせるようにしてあった。
「おやおや、随分華やかで楽しそうじゃないか!
女性ばかりの華やかなお茶会に僕が混じって申し訳ないね~。」
すっかり風邪が治ったウィルが様子を見に来た。
「まぁ、そんなに遠慮しなくていいよ(°▽°)
でも気になるなら女装してくれてもいいよ(°▽°)」
「うん、さすがにまだリアナ様に軽蔑されたくないから嫌。
さっきちらっと母屋の様子を見てきたけど、リアナ様とアンジュ様ももう準備できたみたいだったよ。
もうすぐくるんじゃないかな?
あとは魔女様か。」
「おばばは『時間ピッタリ派』だから時間にならないと来ないよ(°▽°)」
「ふ~ん。
いやはやエレンが主催のお茶会にしては至って平穏でとーさまは安心だよ。
ようやくエレンも落ち着いてきてくれたのかもしれないね~。」
「いや~(°▽°)
そんな風に言われたら照れちゃうな(°▽°)
エレンは常にとーさまの期待を越えようと努力しているからね(°▽°)
さて、そろそろ表にお客様を迎えに行こうかな( ´_ゝ`)
とーさま、一緒に来てくれる?( ´_ゝ`)?」
「うん、いーよー。
あれ?
でも魔女様は時間にならないと来ないんじゃない?
まだお茶会までまだ少し時間があるよ?」
「まぁ、まぁ、いいからいいから( ´_ゝ`)
とーさまは腐ってもうちの当主だからね( ´_ゝ`)
お客様のお迎えにはとーさまが必要だよね( ´_ゝ`)」
「うーん?
………何かきな臭くなってきたなー。。
………嫌な予感がするんだけど。。」
エレンはいいからいいからといってウィルと一緒に表に向かった。
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