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第4章 テオドアール領
第120話 鍵は開けるためにある
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エレンは高台の教会につくとあっちが正式な入口だとレオンに教えた。
今日は平日なこともあり、
教会に人気はなかった。
建物は古そうだったが、
よく手入れが行き届いており、
とても綺麗で静謐な雰囲気のある教会だった。
今日はこっちの入口から入ろうと思うと言って、
教会の裏側に回ると、
鉄の鎖が頑丈そうに沢山巻き付けられている鉄の扉の前に立った。
「ふっ( ´_ゝ`)」
エレンは不敵に笑うと、
リュックの中をゴソゴソあさり、
ジャラジャラ鍵が沢山つけられた、
鍵束を取り出して、
そのうちのひとつを鎖につけられていた錠に鍵を差しこみ、
鍵を解錠し、
鎖を音もたてずに器用にさっさと取り外した。
エレンは鉄の扉の鍵も開けると、
「レオン様もどうぞどうぞ(°▽°)」
エレンはそう言って、
ひとりでさっさと教会の中に入っていってしまった。
レオンはちょっと不審に思ったが、
エレンが鍵を持っているのだから入ってもいいのだろうと思い、
エレンの後について、
教会の中に入っていった。
入ってすぐに階段があり、
エレンはこの階段を登って一番上まで行くと言った。
教会は天井が高い一階建てで、
一番上には鐘楼がついており、
そこからの景色が一番綺麗なのだとエレンは言った。
今日は平日なこともあり、
教会に人気はなかった。
建物は古そうだったが、
よく手入れが行き届いており、
とても綺麗で静謐な雰囲気のある教会だった。
今日はこっちの入口から入ろうと思うと言って、
教会の裏側に回ると、
鉄の鎖が頑丈そうに沢山巻き付けられている鉄の扉の前に立った。
「ふっ( ´_ゝ`)」
エレンは不敵に笑うと、
リュックの中をゴソゴソあさり、
ジャラジャラ鍵が沢山つけられた、
鍵束を取り出して、
そのうちのひとつを鎖につけられていた錠に鍵を差しこみ、
鍵を解錠し、
鎖を音もたてずに器用にさっさと取り外した。
エレンは鉄の扉の鍵も開けると、
「レオン様もどうぞどうぞ(°▽°)」
エレンはそう言って、
ひとりでさっさと教会の中に入っていってしまった。
レオンはちょっと不審に思ったが、
エレンが鍵を持っているのだから入ってもいいのだろうと思い、
エレンの後について、
教会の中に入っていった。
入ってすぐに階段があり、
エレンはこの階段を登って一番上まで行くと言った。
教会は天井が高い一階建てで、
一番上には鐘楼がついており、
そこからの景色が一番綺麗なのだとエレンは言った。
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