継母ができました。弟もできました。弟は父の子ではなくクズ国王の子らしいですが気にしないでください( ´_ゝ`)

第４章 テオドアール領

第114話 会議

ゼノはエレンに

「やっぱキモいわ( ´_ゝ`)」

と言われ再びショックを受けてうなだれているのを

他の使用人に回収されていった。

「まぁ、ゼノはあんな感じですけど、

頭はいいんで、

明日には書類ができてると思うので、

よければ受け取ってやってください( ´_ゝ`)」

エレンは真剣な顔で、

書類には罪がないしと言った。

「いえ、ちょっとびっくりしましたけど、

本当に書類をいただけるのはありがたいので。」

実際は『ちょっと』ではなく『かなり』であり、

『びっくり』ではなく『ドン引き』が正しいが、

レオンはきちんと言葉を選べる人間であった。

エレンは次はリアナ様に使ってもらおうと思っている部屋に行くと言った。

リアナとウィルが最終的に結婚するかは、

今日の話し合いの結果によるのだが、

エレンはリアナにテオドアール家に来てほしかったので、

『リアナ様が来る』を規定路線として、

地味に押しきろうとしていた。

「リアナ様ととーさまは形式的な結婚になるので、

もちろん部屋は別に用意します。

リアナ様には階段を登り降りしなくていいように、

一階の日当たりのいい部屋使っていただこうと、

第一回リアナ様を歓迎する会議できまりました( ´_ゝ`)ｷﾘ」

リアナ様を歓迎する会議とは、

エレンが主催し、

使用人達とウィルが参加する会議で、

名前のとおり、

リアナをテオドアール家に迎えるに辺り、

使用人達が様々なことを検討する会議だった。

なお、

リアナ様を歓迎する会議はすでに第五回まで開催されている。