継母ができました。弟もできました。弟は父の子ではなくクズ国王の子らしいですが気にしないでください( ´_ゝ`)

第４章 テオドアール領

第106話 迷宮

「エ、エレン様、これは一体？」

レオンは動揺しながらもエレンに聞いた。

「テオドアール家自慢の庭迷宮です！(°▽°)！

定期的に庭師のジョーイが道を変えているので、

素人が入ると抜け出せませんから、

絶対に一人では庭に行かないでください！( ´_ゝ`)！ｷﾘ」

たまに近所の子供が面白半分に迷いこむので、

侍女たちが定期的に三階から迷子がいないか確認し、

庭師のジョーイは生垣の手入れをしながら迷子がいないか確認している。

テオドアール家の庭は以前は迷宮ではなかった。

庭師のジョーイは以前は他の仕事をしていたが、

40才を過ぎてから庭師になった。

才能があったようで腕がよく、

テオドアール家の庭は普通に綺麗な庭だった。

しかしエレンが物心ついてから、

エレンがジョーイに言った。

「もっとおもしろいにわがいい(°▽°)」

ジョーイには子供がいなかったので、

エレンを孫のように可愛がっていた。

そんなジョーイは、

エレンの言葉にショックを受けた。

ジョーイはすぐに色とりどりの花で動物を描いたり、

生垣で熊をかたどったりしたが、

エレンの反応はいまいちだった。

ジョーイは悩み、苦しんだ。

苦しみ、三日徹夜した結果、











「そうだ！生垣で迷路を作ろう！」








ジョーイは悩みすぎておかしくなった。

しかし庭の迷路化をエレンは喜んだ。

最初は迷路は小規模だったが、

エレンが喜ぶので、

迷路化はどんどん加速し、

悪化の一途をたどり、

現在迷宮レベルに至っている。