継母ができました。弟もできました。弟は父の子ではなくクズ国王の子らしいですが気にしないでください( ´_ゝ`)

第８章 継母と継子

第240話 諸事情

「ではではさらばじゃベンジャミン( ´_ゝ`)キリ」




結局情緒不安定に拍車がかかっているアンジュをこのまま連れて帰るのは無理だろうという結論に至り、

とりあえずしばらくアンジュはテオドアール家で非公式に静養するということになった。






「……エレン、くれぐれもアンジュをよろしく頼む。」







一応は納得したベンジャミンは未練がましくエレンに頭を下げた。






「うんうん。

アンジュのことは任せてよ( ´_ゝ`)

なんていうんだっけこういうの( ´_ゝ`)

ショック療法？？( ´_ゝ`)？？

じゃなくて転地療法だっけ？？

まぁとにかく任せておいてよ( ´_ゝ`)

責任は一切負わないけど( ´_ゝ`)」






今日もエレンの言葉は安定して、不安感しかなく、安心感がまったくない。








「…………。」







「まぁ。まぁ。

そんな不安そうな顔しないで( ´_ゝ`)

笑顔笑顔( ´_ゝ`)」






エレンはいい笑顔でベンジャミンに爽やかに言った。







「はぁ。

もう決めたことなんだしな。

はぁ、しかしバルバラやルールーになんて説明するか。

今から頭がいたいな。」







「その点は大丈夫！( ´_ゝ`)！

さっき鷹のビートにお願いしてルールー宛に手紙出しといたから！！( ´_ゝ`)！！」








「…………え？」








「うんうん( ´_ゝ`)

お礼なんて一切いらないよ( ´_ゝ`)

ルールーには『詳しいことは諸事情で書けないけどとりあえずベンジャミンのせいでアンジュはしばらくグランデルに帰らない』って書いておいたよ！！( ´_ゝ`)！！」









「………………え？」










ちなみにエレンの言う『諸事情』とは『長々説明するのは面倒くさい』という事情であった。