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第8章 継母と継子
第238話 捕獲
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「あ、アンジュ………」
泣き始めてしまったアンジュを茫然と見つめながらベンジャミンが言った。
「ヘックシュッ!!
あ~あ。
本当にカオスだな。
ベンジャミン、アンジュ殿がこの状態じゃ今日帰るのは諦めた方がいいんじゃない?
無理矢理連れて帰っても余計拗れると思うよ。」
ウィルが鼻をかみながら言ったが、ベンジャミンは聞こえているんだか聞こえていないんだか茫然と立ち尽くしたままだった。
「やれやれ( ´_ゝ`)
とりあえずアンジュを別の部屋で落ち着かせて来るよ( ´_ゝ`)
とーさま、バークレー、その間にベンジャミン何とかしておいてね( ´_ゝ`)」
エレンは泣きすぎて最早吐きそうになっているアンジュの背面から両脇に手を入れて引きずりながら言った。
通常王女様が涙をこぼす場合、美しい光景な場合が多いが、アンジュは鼻水も出ているし、ただでさえ吐きそうなのにエレンが両脇から手を入れて引きずるので吐き気に拍車がかかって最悪だったがこれが現実というものだ。
「え~~~~~!!
無理難題~~~~!!
てかさすがにアンジュ様を引きずるのやめてくださいよ~~~~!!」
「ちっ!!
注文が多い客だな( ´_ゝ`)
ヨハーン、ヨハーン!!
手伝ってーー!!( ´_ゝ`)!!
なんか自称闇属性の生き物捕獲したけど意外に重いよーー!!( ´_ゝ`)!!」
エレンは涙をこぼす王女様をナチュラルに追いつめるのだった。
泣き始めてしまったアンジュを茫然と見つめながらベンジャミンが言った。
「ヘックシュッ!!
あ~あ。
本当にカオスだな。
ベンジャミン、アンジュ殿がこの状態じゃ今日帰るのは諦めた方がいいんじゃない?
無理矢理連れて帰っても余計拗れると思うよ。」
ウィルが鼻をかみながら言ったが、ベンジャミンは聞こえているんだか聞こえていないんだか茫然と立ち尽くしたままだった。
「やれやれ( ´_ゝ`)
とりあえずアンジュを別の部屋で落ち着かせて来るよ( ´_ゝ`)
とーさま、バークレー、その間にベンジャミン何とかしておいてね( ´_ゝ`)」
エレンは泣きすぎて最早吐きそうになっているアンジュの背面から両脇に手を入れて引きずりながら言った。
通常王女様が涙をこぼす場合、美しい光景な場合が多いが、アンジュは鼻水も出ているし、ただでさえ吐きそうなのにエレンが両脇から手を入れて引きずるので吐き気に拍車がかかって最悪だったがこれが現実というものだ。
「え~~~~~!!
無理難題~~~~!!
てかさすがにアンジュ様を引きずるのやめてくださいよ~~~~!!」
「ちっ!!
注文が多い客だな( ´_ゝ`)
ヨハーン、ヨハーン!!
手伝ってーー!!( ´_ゝ`)!!
なんか自称闇属性の生き物捕獲したけど意外に重いよーー!!( ´_ゝ`)!!」
エレンは涙をこぼす王女様をナチュラルに追いつめるのだった。
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