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第8章 継母と継子
第210話 誓い
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「ティナかーさまは花が好きだったし、ここからは屋敷全体が見渡せるからここにつくったそうです(°▽°)
まぁ、正直ティナかーさまは私を産んですぐに亡くなってしまったので、私は覚えていないのですが(°▽°)
とーさまが言うにはティナかーさまは、こんなところにとどまっているような人じゃないから、今頃世界中を飛び回っているだろうって(°▽°)
だからここにはいないのかもしれないけど(°▽°)
リアナ様はこれからエレンのかーさまになるわけですから(°▽°)
きちんと会っていただいた方がいいかなって(°▽°)」
「エレン様、ありがとうございます。
私もティナ様にきちんと御挨拶したかったので、嬉しいです。」
「そう言っていただけると私も嬉しいです(°▽°)
さて、ではドードーが作ってくれたお弁当でも食べましょうか(°▽°)
ティナかーさまは賑やかなのが好きだったそうだから、時々ここで皆でピクニックするんですよ(°▽°)」
エレンは後ろから付いてきていたサーヤ達に声をかけて、お墓の周りに敷物をひいてもらうことにした。
『ティナ様、この度はエレン様やウィル様やテオドアール家の皆さんにご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありません。
私にはテオドアール家の皆さんによくしてもらうような資格はないのかもしれませんが、少しでもエレン様やウィル様にご恩をお返しできるように頑張ります。
どうか見守っていてください。』
ワイワイ楽しそうにお弁当の準備をするエレンの横で、リアナはティナのお墓に向かって誓いをたてた。
その後、賑やかにお弁当を食べたエレンたちは屋敷に戻ることにした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「おや?(°▽°)?
見慣れない馬車がいるな?(°▽°)?
サーヤ、今日は誰かお客さんがくる予定だったっけ?(°▽°)?」
屋敷に戻ることにしたエレンは遠目に屋敷の前に馬車が止まっているのをめざとく見つけてサーヤに聞いた。
「いえ。
…………………エレン様、あの馬車の紋様はもしや……」
サーヤがそこまで言ったとき、馬車からひとりの男が出てきてエレンたちの方を向いた。
「げ!!(°▽°)!!
あれは、もしやベンジャミン!?!(°▽°)?!!」
テオドアール家に珍客がやってきた。
まぁ、正直ティナかーさまは私を産んですぐに亡くなってしまったので、私は覚えていないのですが(°▽°)
とーさまが言うにはティナかーさまは、こんなところにとどまっているような人じゃないから、今頃世界中を飛び回っているだろうって(°▽°)
だからここにはいないのかもしれないけど(°▽°)
リアナ様はこれからエレンのかーさまになるわけですから(°▽°)
きちんと会っていただいた方がいいかなって(°▽°)」
「エレン様、ありがとうございます。
私もティナ様にきちんと御挨拶したかったので、嬉しいです。」
「そう言っていただけると私も嬉しいです(°▽°)
さて、ではドードーが作ってくれたお弁当でも食べましょうか(°▽°)
ティナかーさまは賑やかなのが好きだったそうだから、時々ここで皆でピクニックするんですよ(°▽°)」
エレンは後ろから付いてきていたサーヤ達に声をかけて、お墓の周りに敷物をひいてもらうことにした。
『ティナ様、この度はエレン様やウィル様やテオドアール家の皆さんにご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありません。
私にはテオドアール家の皆さんによくしてもらうような資格はないのかもしれませんが、少しでもエレン様やウィル様にご恩をお返しできるように頑張ります。
どうか見守っていてください。』
ワイワイ楽しそうにお弁当の準備をするエレンの横で、リアナはティナのお墓に向かって誓いをたてた。
その後、賑やかにお弁当を食べたエレンたちは屋敷に戻ることにした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「おや?(°▽°)?
見慣れない馬車がいるな?(°▽°)?
サーヤ、今日は誰かお客さんがくる予定だったっけ?(°▽°)?」
屋敷に戻ることにしたエレンは遠目に屋敷の前に馬車が止まっているのをめざとく見つけてサーヤに聞いた。
「いえ。
…………………エレン様、あの馬車の紋様はもしや……」
サーヤがそこまで言ったとき、馬車からひとりの男が出てきてエレンたちの方を向いた。
「げ!!(°▽°)!!
あれは、もしやベンジャミン!?!(°▽°)?!!」
テオドアール家に珍客がやってきた。
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