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第8章 継母と継子

第209話 お花畑

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「リアナ様(°▽°)

体調はいかがですか?(°▽°)?」







翌朝の朝食時、エレンはリアナにニコニコしながら聞いた。







「エレン様!

昨日は楽しい夕食をありがとうございました。

体調は今日も大丈夫ですよ。」










「そうですか!(°▽°)!

もしリアナ様の体調とご都合がよろしければ、あとでリアナ様をご案内したいところがあるのです(°▽°)

我が家の敷地の中に花畑がありましてね(°▽°)

でもまぁ、別に今日でなくてもよいので、無理はしないでください(°▽°)」









「まぁ、ありがとうございます。

ぜひ連れていってください。」









「よかった!(°▽°)!

ではピクニックはいかがですか?(°▽°)?

よければ今日の昼食はドードーにいってお弁当にしてもらって(°▽°)

お花畑で一緒に食べるのはいかがでしょう?(°▽°)?」








リアナは素敵ですねと言って嬉しそうに笑ったので、エレンはサーヤとドードーに声をかけてピクニックの準備を頼んだ。







~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「ここが我が家の自慢のお花畑です( ´_ゝ`)

ここは少し小山になっているので我が家の名物『庭迷宮』も見渡せます(°▽°)」





「……れ、レオンからも聞いていましたが、こ、これはすごいですね。」







「庭迷宮はリアナ様には危険ですからね(°▽°)

まぁそのうち落ち着いたら私が付き添ってご案内しましょう( ´_ゝ`)

さてリアナ様、実はリアナ様に紹介したい人がいるんです(°▽°)」






「ありがとうございます。

まだご紹介いただいていないかたがいらっしゃるんですね。」







「やれ着いた着いた(°▽°)

リアナ様、こちらがリアナ様に紹介したいひとです(°▽°)

かーさま、こちらがリアナ様です(°▽°)

リアナ様、こちらがかーさまです(°▽°)

私を産んでくれたティナかーさまです(°▽°)」








エレンはニコニコしながらお花畑の中にある石でできた小さな墓をなでて、墓の前に持ってきたお菓子をお供えして言った。













「…………………はじめましてティナ様。

リアナと申します。

この度はエレン様やウィル様に色々ご迷惑をおかけしてしまって。

………これからどうぞよろしくお願いします。」







リアナはそう言うと、ティナの小さな墓に向かって手を合わせた。


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